JP2712379B2 - 無線機 - Google Patents
無線機Info
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- JP2712379B2 JP2712379B2 JP63244216A JP24421688A JP2712379B2 JP 2712379 B2 JP2712379 B2 JP 2712379B2 JP 63244216 A JP63244216 A JP 63244216A JP 24421688 A JP24421688 A JP 24421688A JP 2712379 B2 JP2712379 B2 JP 2712379B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、無線機に関し、特に送信フィルタ、受信フ
ィルタ、及びアンテナ共用部とアイソレータを必要とす
る無線機に関する。
ィルタ、及びアンテナ共用部とアイソレータを必要とす
る無線機に関する。
［従来の技術］ 従来のこの種の無線機の一例を第４図に示す。第４図
において、１は送信機、２は受信機で、送信機１内の送
信電力増幅器３の出力がアイソレータ５に接続され、ア
イソレータ５の出力が送信フィルタ４を介してアンテナ
共用部８に入力されるようになっている。
において、１は送信機、２は受信機で、送信機１内の送
信電力増幅器３の出力がアイソレータ５に接続され、ア
イソレータ５の出力が送信フィルタ４を介してアンテナ
共用部８に入力されるようになっている。
一方、アンテナ共用部８の受信端子は、受信フィルタ
９を介して受信機２内の高周波増幅器10に接続されてい
る。なお、図中11はアンテナ、13はアンテナ接続端子、
14はアンテナ端子である。
９を介して受信機２内の高周波増幅器10に接続されてい
る。なお、図中11はアンテナ、13はアンテナ接続端子、
14はアンテナ端子である。
ここで送信電力増幅器３の出力信号は、検波器６で検
波され、送信電力制御回路７にて送信電力増幅器３に帰
還し、送信電力の安定化を図っている。またアイソレー
タ５は、送信IM防止を主目的として挿入されている。
波され、送信電力制御回路７にて送信電力増幅器３に帰
還し、送信電力の安定化を図っている。またアイソレー
タ５は、送信IM防止を主目的として挿入されている。
また送信フィルタ４、アンテナ共用部８、受信フィル
タ９とアンテナ接続端子13が一他となり、デュープレク
サ16として用いられる場合もある。
タ９とアンテナ接続端子13が一他となり、デュープレク
サ16として用いられる場合もある。
［解決すべき課題］ 上述した従来の無線機は、送信電力増幅器３と、この
送信電力増幅器３に直結されるアイソレータ５との間で
送信電力を検波器６にて検波し、送信電力制御回路７に
て送信電力増幅器３の送信電力の安定化を図っている。
従って送信フィルタ４単体にて固有に有するリップル等
は補正できず、アンテナ接続端子13における送信電力も
上記リップル等の特性がそのまま表われてくることにな
る。これは送信周波数帯域が広帯域となったとき、帯域
の端での送信電力の低下等を引き起こすという欠点があ
る。
送信電力増幅器３に直結されるアイソレータ５との間で
送信電力を検波器６にて検波し、送信電力制御回路７に
て送信電力増幅器３の送信電力の安定化を図っている。
従って送信フィルタ４単体にて固有に有するリップル等
は補正できず、アンテナ接続端子13における送信電力も
上記リップル等の特性がそのまま表われてくることにな
る。これは送信周波数帯域が広帯域となったとき、帯域
の端での送信電力の低下等を引き起こすという欠点があ
る。
本発明は上述した問題点にかんがみてなされたもの
で、送信フィルタが有するリップル等の補正が可能であ
り、送信電力の変動も防止できる無線機の提供を目的と
する。
で、送信フィルタが有するリップル等の補正が可能であ
り、送信電力の変動も防止できる無線機の提供を目的と
する。
［課題の解決手段］ 上記目的を達成するために本発明の無線機は、送信電
力増幅器と、前記送信電力増幅器の出力段に接続された
送信フィルタと、前記送信フィルタからの送信出力信号
を検波し、前記送信電力増幅器に帰還し、前記送信電力
増幅器の送信電力を制御する制御回路と、前記送信フィ
ルタの出力信号をアンテナに供給するとともに、前記ア
ンテナで受信した信号を受信機に供給する共用器と、を
備え、前記共用器は、前記アンテナに接続されるアンテ
ナ共用部と、前記送信フィルタの出力および前記アンテ
ナ共用部の送信端子に接続されるアイソレータと、前記
アンテナ共用部の受信端子および前記受信機に接続され
る受信フィルタと、から構成される。また、前記アイソ
レータと前記アンテナ共用部と前記受信フィルタとを金
属シールドされた一体型ケースで覆って送受信共用器と
し、前記ケースの入出力端子としてアイソレータ入力端
子、アンテナ接続端子、受信フィルタ出力端子を設け、
該アンテナ接続端子として同軸接栓を用い、無線機のア
ンテナ接続端子と共用した構成としてある。
力増幅器と、前記送信電力増幅器の出力段に接続された
送信フィルタと、前記送信フィルタからの送信出力信号
を検波し、前記送信電力増幅器に帰還し、前記送信電力
増幅器の送信電力を制御する制御回路と、前記送信フィ
ルタの出力信号をアンテナに供給するとともに、前記ア
ンテナで受信した信号を受信機に供給する共用器と、を
備え、前記共用器は、前記アンテナに接続されるアンテ
ナ共用部と、前記送信フィルタの出力および前記アンテ
ナ共用部の送信端子に接続されるアイソレータと、前記
アンテナ共用部の受信端子および前記受信機に接続され
る受信フィルタと、から構成される。また、前記アイソ
レータと前記アンテナ共用部と前記受信フィルタとを金
属シールドされた一体型ケースで覆って送受信共用器と
し、前記ケースの入出力端子としてアイソレータ入力端
子、アンテナ接続端子、受信フィルタ出力端子を設け、
該アンテナ接続端子として同軸接栓を用い、無線機のア
ンテナ接続端子と共用した構成としてある。
さらに、アンテナ共用部としてサーキュレータを用い
た構成としてある。
た構成としてある。
［実施例］ 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。なお、以下では従来と共通する部分には共通する
符号を付して説明する。
する。なお、以下では従来と共通する部分には共通する
符号を付して説明する。
第１図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
図中、１は送信機であり、内部の送信電力増幅器３の
出力に送信フィルタ４が接続され、送信フィルタ４の出
力がアイソレータ５に入力され、アイソレータ５の出力
がアンテナ共用部８の送信端子に接続される。
出力に送信フィルタ４が接続され、送信フィルタ４の出
力がアイソレータ５に入力され、アイソレータ５の出力
がアンテナ共用部８の送信端子に接続される。
ここで、送信フィルタ４とアイソレータ５の接続ライ
ンより送信電力を検波器６にて検波し、検波出力を送信
電力制御回路７を介して送信電力増幅器３に帰還し、送
信フィルタ４のリップル等も補正された送信電力が得ら
れ、送信電力の安定化が図られている。
ンより送信電力を検波器６にて検波し、検波出力を送信
電力制御回路７を介して送信電力増幅器３に帰還し、送
信フィルタ４のリップル等も補正された送信電力が得ら
れ、送信電力の安定化が図られている。
また、アイソレータ５も送信フィルタ４とアンテナ共
用部８との間に挿入されているので送信IMやアンテナの
電圧定在波比の変化による送信電力の変動が防止される
ようになっている。
用部８との間に挿入されているので送信IMやアンテナの
電圧定在波比の変化による送信電力の変動が防止される
ようになっている。
一方、アンテナ共用部８の受信端子には受信フィルタ
９を接続し、受信フィルタ９の出力を受信機２内の高周
波増幅器10に接続している。
９を接続し、受信フィルタ９の出力を受信機２内の高周
波増幅器10に接続している。
なお、11はアンテナであり、アンテナ共用部８のアン
テナ端子に接続されている。
テナ端子に接続されている。
第２図は、第１図におけるアイソレータ５とアンテナ
共用部８と受信フィルタ９とアンテナ接続端子13を金属
シールドされた一体型ケースで覆った送受信共用器12の
構成を示している。そして、この送受信共用器12からの
入出力端子としてアイソレータ入力端子、アンテナ接続
端子13、受信フィルタ出力端子を設け、アンテナ接続端
子13を同軸接栓としたものであり、装置のコンパクト化
及びシールド化を図っている。このアンテナ接続端子13
は無線器のアンテナ接続端子と共用し、アンテナ接続端
子の削減を図っている。なお、14はアンテナ端子で、ア
ンテナ接続端子13に接続される。
共用部８と受信フィルタ９とアンテナ接続端子13を金属
シールドされた一体型ケースで覆った送受信共用器12の
構成を示している。そして、この送受信共用器12からの
入出力端子としてアイソレータ入力端子、アンテナ接続
端子13、受信フィルタ出力端子を設け、アンテナ接続端
子13を同軸接栓としたものであり、装置のコンパクト化
及びシールド化を図っている。このアンテナ接続端子13
は無線器のアンテナ接続端子と共用し、アンテナ接続端
子の削減を図っている。なお、14はアンテナ端子で、ア
ンテナ接続端子13に接続される。
第３図は、第１図または第２図におけるアンテナ共用
部８としてサーキュレータ15を用いたもので、アンテナ
共用部８の整合回路構成を簡単にしている。
部８としてサーキュレータ15を用いたもので、アンテナ
共用部８の整合回路構成を簡単にしている。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、送信電力増幅器の出力
に送信フィルタを接続し、送信フィルタの出力より送信
電力を検波し、送信電力増幅器に帰還をかけるようにし
たため、送信フィルタのリップル等も補正された送信電
力が得られると共に、アイソレータも送信フィルタとア
ンテナ共用部との間に挿入するようにしたので、送信IM
やアンテナの電圧定在波比の変化による送信電力の変動
も防止できる。
に送信フィルタを接続し、送信フィルタの出力より送信
電力を検波し、送信電力増幅器に帰還をかけるようにし
たため、送信フィルタのリップル等も補正された送信電
力が得られると共に、アイソレータも送信フィルタとア
ンテナ共用部との間に挿入するようにしたので、送信IM
やアンテナの電圧定在波比の変化による送信電力の変動
も防止できる。
第１図は本発明の一実施例に係る無線機を示すブロック
図、第２図は第１図のアイソレータ、アンテナ共用部、
受信フィルタを金属シールドで覆いアンテナ接続端子を
設けた例を示すブロック図、第３図はアンテナ共用部と
してサーキュレータを使用した例を示すブロック図、そ
して第４図は従来の無線機の例を示すブロック図であ
る。 1:送信機、2:受信機 3:送信電力増幅器、4:送信フィルタ 5:アイソレータ、6:検波器 7:送信電力制御回路、8:アンテナ共用部 9:受信フィルタ 10:受信高周波増幅器 11:アンテナ 12:金属シールドケース 13、14:同軸接栓 15:サーキュレータ 16:デュープレクサ
図、第２図は第１図のアイソレータ、アンテナ共用部、
受信フィルタを金属シールドで覆いアンテナ接続端子を
設けた例を示すブロック図、第３図はアンテナ共用部と
してサーキュレータを使用した例を示すブロック図、そ
して第４図は従来の無線機の例を示すブロック図であ
る。 1:送信機、2:受信機 3:送信電力増幅器、4:送信フィルタ 5:アイソレータ、6:検波器 7:送信電力制御回路、8:アンテナ共用部 9:受信フィルタ 10:受信高周波増幅器 11:アンテナ 12:金属シールドケース 13、14:同軸接栓 15:サーキュレータ 16:デュープレクサ
Claims (3)
- 【請求項１】送信電力増幅器と、 前記送信電力増幅器の出力段に接続された送信フィルタ
と、 前記送信フィルタからの送信出力信号を検波し、前記送
信電力増幅器に帰還し、前記送信電力増幅器の送信電力
を制御する制御回路と、 前記送信フィルタの出力信号をアンテナに供給するとと
もに、前記アンテナで受信した信号を受信機に供給する
共用器と、を備え、 前記共用器は、前記アンテナに接続されるアンテナ共用
部と、前記送信フィルタの出力および前記アンテナ共用
部の送信端子に接続されるアイソレータと、前記アンテ
ナ共用部の受信端子および前記受信機に接続される受信
フィルタと、から構成されることを特徴とする無線機。 - 【請求項２】前記共用器は、送信フィルタを有さずに金
属シールドされた一体型ケースで覆われていることを特
徴とする請求項１記載の無線機。 - 【請求項３】前記制御回路は、送信周波数帯域の端での
送信電力の低下を防止するよう前記送信電力増幅器を制
御することを特徴とする請求項１記載の無線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63244216A JP2712379B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63244216A JP2712379B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 無線機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0294820A JPH0294820A (ja) | 1990-04-05 |
| JP2712379B2 true JP2712379B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=17115474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63244216A Expired - Fee Related JP2712379B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 無線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2712379B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970000660B1 (ko) * | 1994-09-27 | 1997-01-16 | 양승택 | 저속데이타 전용 위성통신 단말지구국의 주파수상향 고출력증폭기(tbu) |
| KR20030091157A (ko) * | 2002-05-24 | 2003-12-03 | 엘지전자 주식회사 | 아이솔레이터 내장형 듀플렉서 |
| JP2007274465A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nec Corp | 無線装置 |
| US11539392B2 (en) | 2012-07-30 | 2022-12-27 | Photonic Systems, Inc. | Same-aperture any-frequency simultaneous transmit and receive communication system |
| US10374656B2 (en) | 2012-07-30 | 2019-08-06 | Photonic Systems, Inc. | Same-aperture any-frequency simultaneous transmit and receive communication system |
| US9935680B2 (en) * | 2012-07-30 | 2018-04-03 | Photonic Systems, Inc. | Same-aperture any-frequency simultaneous transmit and receive communication system |
| US10623986B2 (en) | 2015-10-22 | 2020-04-14 | Photonic Systems, Inc. | RF signal separation and suppression system and method |
| US10158432B2 (en) | 2015-10-22 | 2018-12-18 | Photonic Systems, Inc. | RF signal separation and suppression system and method |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57206133A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | Transmitter |
| JPS5942766U (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-21 | 株式会社クボタ | 歩行型作業車の高速後進牽制構造 |
| JPH084238B2 (ja) * | 1986-01-24 | 1996-01-17 | 株式会社日立製作所 | 弾性表面波分波器モジュールおよび無線機 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63244216A patent/JP2712379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0294820A (ja) | 1990-04-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |