JP2708591B2 - 迅速離脱継手 - Google Patents

迅速離脱継手

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JP2708591B2 JP1508400A JP50840089A JP2708591B2 JP 2708591 B2 JP2708591 B2 JP 2708591B2 JP 1508400 A JP1508400 A JP 1508400A JP 50840089 A JP50840089 A JP 50840089A JP 2708591 B2 JP2708591 B2 JP 2708591B2
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 産業上の利用分野 この出願は、迅速離脱継手に関し、交換可能な部分を
操作するためのスパイダーブーム(spider booms)を有
するマスターパートトランスファーブーム(aster part
transfer booms)のタイプや、交換可能な工具の組合
せを具備したツーリングネストを有するタイプであっ
て、集合流体通路や電気回線を有している。
関連技術の説明 関連技術の一例として、この発明者の米国特許第4,650,
234号があり、これは、工具(workpieces)のための一
つのマスターパートトランスファーブームの組合せを開
示している。そのマスターパートトランスファーブーム
とこれに連絡しているスパイダーブームとは、中に流体
通路を有する管状部体であり、それらは、比較的重く、
それ自体は接合し難いものである。工具を担持している
スパイダーブームのマスターブームへの接続は、マスタ
ーブーム内の流体通路をスパイダーブーム内のそれに接
続はしないスライディングブラケット装置を通じて行わ
れる。スパイダーブームの内部流体通路を通じて流体を
送ることが必要なときは、接続に引き続き、マスターパ
ートトランスファーブームの内部流体通路を、工具を担
持しているスパイダーブームに接続する。更に、電気信
号をスパイダーブームや関連付属部品に送るために必要
な電気回線の準備は何もなされないのである。接続に引
き続き、電気回線が、工具を担持しているスパイダーブ
ームに対して、要求されたように個別に接続される。か
かる装置は、比較的複雑で、高価であり、そしてその組
立に多大な時間と労力を要するのである。のみならず、
接続部分の剛性が不足し、損傷し易い可撓性のホースは
厳しい環境に晒される可能性がある。
上記欠陥は、この発明の提案によって、解決される。
発明の概要 迅速離脱継手に関するこの発明は、ブーム取付台座の
使用に供される。この形では、この発明は、マスターパ
ートトランスファーブームの内部流体通路を、交換可能
な部分を操作するスパイダーブームに直接接続する内部
流体通路を有する迅速離脱ブームで構成される。これに
より、これらの回路を接続するための外部流体通路を必
要としなくなり、接続部分の剛性を増大する。
更に、この発明の迅速離脱ブーム取付台座は、マスタ
ーパートトランスファーブームの内部電気回路を交換可
能部分の操作をするスパイダーブームの内部電気回路に
迅速且つ直接的に接続するために、相対面する端面に露
呈している接続部を具備する集合電気回路を有するもの
であってもよい。これによって、接続部の外部電気回路
を必要としなくなる。
この迅速離脱継手は、内部流体通迂路を包含する剛性
の中空ブームスリーブを有する新しいタイプのブームに
使用される。工具の接続部においては、その流体通路
は、ブームの内部に配置されて、マニフォルド内に入り
込み、そして、それは、可撓性液路が接続されて、外側
部分の操作装置を提供する部分にある。
この発明の迅速離脱継手は、更に、その内部に偏心カ
ムが配置されて、交換可能部分を操作するスパイダーブ
ームをマスターブームに剛結する回転式固定機構でな
る。結合は、スパイダーブームに取付けられた第1の継
手部材に固定的に接合したガイドロッドを用いて行われ
る。そのガイドロッドは、マスターブームに取付けられ
た第2の継手部材にあるガイドロッド受け空所に滑り結
合する。第1及び第2の継手部材は、第1の継手部材の
ガイドロッドが第2の継手部材中のガイドロッド受け空
所に挿入されたときに相互に面接合して着座する各端面
を有している。結合は、その回転式固定機構部材が干渉
しない位置にあっても行われる。結合の後には、そのカ
ム式の固定部材が好ましくは、180°の回転をして、そ
の偏心カムをスパイダーブームガイドロッドの中にある
溝の中に固定する。交換や修理のためにスパイダーブー
ムをマスターブームから取り外すには、その回転式固定
機構部材を固定位置から、止金がその固定機構を解放位
置に保持している非干渉位置の解放状態に回転させる。
この非干渉位置では、マスターブームから滑って離脱す
るように、回転式固定機構部材中の間隙溝が、これに追
従するガイドロッドとスパイダーブームに対して提供さ
れる。Oリング又はその種のシール手段が、接合中の流
体通路のシールを容易にするために、この迅速離脱ブー
ム取付台座に配置される。
この発明の迅速離脱ブーム取付台座の滑り結合では、
揺れや他のブーム離脱に特有の傾きが除去される。
更に、この発明の迅速離脱式継手は、高い許容度を有
するので、電気回りをその迅速離脱継手の中に集積させ
ることができる。電気的な接続は、ブームの管内に案内
されている配線ハーネスで、部分近接スイッチ類がスパ
イダーブームを介して固定的に結線されるようにする。
かかる設計は、配線を危険な環境から保護する。接続手
段は、継手部材の対面する端面内に配置され、そして、
その継手部材の長手方向に延在する空所を通してある電
気回線に取付けられる。第1及び第2の継手部材が相対
面するように配置されると、その接続部材は、その継手
部材の中に配置され、接合され、而して、マスターパー
トトランスファーブームとその部分操作用スパイダーブ
ーム(part handling spider boom)の中に各配置され
ている配線ハーネスを、電気的に接続する。これに代え
て、電気プラグでも、塊状継手部材の迅速離脱面に接続
を形成することができる。この発明の迅速離脱継手は、
また、工具取付台座にも適用することができる。この形
では、この発明は、マスターユニットの流体通路と電気
回線とを離脱可能なツーリングネスト装置のそれらに直
接接続する集合流体通路と電気回線とを有する迅速離脱
工具台座で構成される。これによれば、外部流体通路と
外部電気接続部とが必要でなくなり、また、ツーリング
ネストの交換に要する時間を大幅に減少させる。
この発明の迅速離脱工具取付台座は、それぞれ、相互
に相対面して着座するようにしてある端面を有している
上部及び下部の継手部材で構成される。流体通路が延在
するガイドロッドが、その部材の一の端面から平行に、
外方突出している。ガイドロッドに対応する数のガイド
ロッド受け空所は、ガイドロッドの軸芯と同心に延在し
ている平行軸芯に沿って対応継手部材の中に延びてい
る。これらの空所は、ガイドロッドを対応するようにそ
の中に受容し、而して、継手部材を接合した状態に又は
離脱した状態に案内する。流体通路は、上部及び下部継
手部材を通じて、ガイドロッドが挿入されてガイドロッ
ドの中に形成された流体通路と継手部材中に形成された
流体通路とを連絡した状態で、延在する。ガイドロッド
受け空所が形成されている継手部材中では、その流体通
路はその空所の端部に連結し、而して、その継手部材が
相対面した結合状態に着座すると、その第1の継手と、
ガイドロッドと、第2の継手とにある流体通路は、それ
ぞれ液連絡の状態となる。
ツーリングネストが使用に供されるときに上部と下部
の継手部材が分離するのを防止するために、第2の継手
部材中に配置された固定手段が操作されて、ガイドロッ
ドがその空所内に結合した状態に保持されるようになっ
ている。この固定手段は、ガイドロッド受け空所に対し
て垂直でしかもそこからずれている一つの軸線に沿って
第2の継手部材を通じて延在している固定部材取付空所
で構成されている。この固定部材取付空所は、ガイドロ
ッド受け空所を横切り、而して、その継手部材が、固定
部材取付台座の中に取付けられ、且つその上に配置され
たカム固定手段を有する回転式固定部材が、それら部材
が結合状態に保持されるときには、ガイドロッドと結合
することができる。
更にまた、上部及び下部の継手部材を通じて、電気配
線を案内するための路線が形成される。その継手部材の
端面の対応する位置で、上部継手部材の電気配線を下部
継手部材中の対応する配線と接続するために、それらの
端面が相対面して接合状態に置かれるとき、電気信号
が、工具取付台座を通じてこれに取付けられているツー
リングネストに送られるように継電手段が配置される。
操作中、上部取付けユニットに下部ツーリングネスト
を固定することは、そのガイドロッドを対応する継手内
の対応するガイドロッド受け空所と結合することで達成
できる。最初の結合は、回転式固定部材が非干渉状態に
ある間に行われる。結合の後に、カム式固定機構が回転
して、その偏心カムをガイドロッド中の溝に固定する。
交換や修理のためにツーリングネストをマスターユニ
ットから外すには、固定位置から非干渉位置に固定部材
を回転する。これは、ガイドロッドをそのガイドロッド
受け空所から滑らせて除去できるようにする。
この発明の他の目的は、次の説明と図面によって明ら
かになる。
図面の簡単な説明 第1図は、この発明における、仮想線で表した内部空
気路を有するマスターブームとスパイダーブームとの組
合せの部分側面図、第2図は、この発明における、内部
を仮想線で表した迅速離脱継手の平面図、第3図は、ス
パイダーブームフックアップ部の端面図、第4図は、仮
想線で表したカム固定ピンを有するマスターブームフッ
クアップ部の端面図、第5図は、この発明における、解
放状態にしたカム固定機構の断面図、第6図は、カム固
定ピンの固定位置における断面図、第7図は、この発明
の回転固定部材の部分斜視図、第8図は、この発明の偏
心カムの変移の概説図、第9図は、この発明において使
用される典型的なマスターブームとスパイダーブームと
の組合せを示す部分側面図、第10図は、この発明の迅速
離脱継手の部分切断平面図、第11図は、マスターブーム
の端面とこれに関連する継手部材の端面図、第12図は、
スパイダーブームの端面とこれに関連する継手部材の端
面図、第13図は、仮想線で多くの内部の細部を示す一つ
の継手部材の側面図、第14図は、仮想線で多くの内部の
細部を示す第2継手部材の側面図、第15図は、この発明
の回転式固定部材の部分斜視図、第16図は、この発明の
偏心カムの変移を示す概略図、第17図は、この発明にお
ける、仮想線で表したガイドロッドと固定手段と共に工
具取付台座のための迅速離脱継手の側面図、第18図は、
回転式固定部材の側面図、第19図は、第1の継手部材を
部分的に切り出した側面図、第19A図は、接続部を示し
ている第19図の継手部材の部分平面図、第20図は、仮想
線で表したガイドロッド受け空所と固定部材とを伴った
第2の継手部材の側面図、第20A図は、第20図の継手部
材の対抗する表面の接続部を示す部分平面図、21図は、
回転式固定部材の偏心カム部を示している第18図5−5
線に沿った断面図、第22図は、回転式固定部材の外周の
周りに形成された回転制止溝を示している第18図6−6
線に沿った断面図、第23図は、第19図の7−7線に沿っ
た断面図、第24図は、ガイドロッド受け空所と固定部材
取付け空所の交点を示している第20図8−8線に沿った
断面図、第25図は、ガイドロッドの側面図、第26図は、
第25図に示されたガイドロッドの平面図である。
好適な実施例の概要説明 第1図には、トランスファーブーム装置が、この発明
の迅速離脱継手と組合せて全体を10で示されている。こ
のトランスファーブーム装置は、工具操作用のスパイダ
ーブーム12とマスターブーム24とでなり、それには部分
操作装置がバー14を支えるために取付けられるようにな
っている。これらのブーム12,24は、第3図と第4図と
に示すような中空な剛性管体15でなる。この剛性管体15
は、その内部に、好ましくは鋼製で、各ブームの軸に対
して間隔を保ちしかも平行な関係となるようにその長手
方向に延在する空気類の通路に用い得る流体導管部を有
している。図示はしていないが、電気配線がこのブーム
の管体15の中に配置されて、多くの工具に付加した電気
装置に対して又はそこから電気信号が送れるようにして
もよい。制作現場の中でこのトランスファーブーム装置
を適用するのを容易にするためには、全体を22で示した
ような迅速離脱継手又は取付台座を用いて、スパイダー
ブームをマスターブームから迅速に離脱交換することが
できるようにすることが望ましい。その取付台座は、第
1及び第2の塊状継手部材26,38で構成される(それぞ
れ第2図から第4図を参照。)。継手部材26と38は、そ
れぞれ、第1端面30と42とを有しており、それらは、そ
の継手部材26と38とが接合位置にあるときに相対面接合
するのに用いられる。第1の継手部材26は、内部にその
長手方向に延在して、しかも共にマスターブーム24とス
パイダーブーム12の中にある通路たる導管16a,16bと一
線に並ぶような態様で繋ぐ内部流体導管32を有するマニ
ホルドとして形成されている。第1の継手部材26の第2
の端部28は、第2図C1で示したようにスパイダーブーム
12を滑り接合させるように形成されている。そのスパイ
ダーブーム12と第1の継手部材26とが接合したときに
は、第1の継手部材26の内部流体導管32は、そのスパイ
ダーブーム12の中の流体導管32と、O−リングのような
シール手段を用いて気密接合する。固定手段34は、第1
の継手部材26の第2端部28をスパイダーブーム12と結合
するように接合させる。固定手段34は機械スクリュー又
は他の適当な手段で構成してもよい。
前記第1の継手部材26の取付け空所には、少なくも2
本のガイドロッド60が固定的に取付けられている。その
ガイドロッド60は、圧接又はそのロッド60をその空所36
の中に固定するのに適当な他の手段で、固定的に取付け
られる。そのロッド60は、前記第1の継手部材26の軸に
対して間隔を置き且つ平行な関係で、前記第1の継手部
材26の第1の端面30から突出している。少なくとも2本
のガイドロッド受け空所44が、間隔を置いて、平行な関
係でしかも長手方向に、しかも前記第1の継手部材26か
ら突出しているガイドロッド60と一直線となるように、
第2の継手部材38の第1の端面42の中で延びている。そ
のロッド受け空所44は、前記第1及び第2の継手部材2
6,38を接合位置に又は離脱位置に案内するために、前記
ガイドロッド60を滑り受容する。
第3の空処46が、ガイドロッド受け空処44の前記軸に
対して直角な第3軸に沿って、しかもずらした位置で、
第2の継手部材38を通って延在している。この第3の空
所46は、部分的にガイドロッド受け空所44の一つと交差
して、第4図から第6図にかけてIで示すような干渉部
を形成している。第2の継手部材38のこの第2端部40
は、マスターブーム24の端部と滑り接合するように形成
されている。O−リングのようなシール手段で、マスタ
ーブーム24の中の流体導管からなる通路16aを、以下に
説明するように、第2の継手部材38の中の流体導管48と
気密接合させる。機械スクリュー又は他の適当な固定手
段50が、第2の継手部材38の第2の端部40をマスターブ
ーム24に結合した状態で固定的に取付けるために用いら
れる。
第2の継手部材38において第3の空所46には固定部材
52が回転自在に取付けられている。第7図を見れば分か
るように、回転式の固定部材52は、これが交差する第3
の空所とガイドロッド受け空所44との交点にある干渉部
Iの位置でその上に形成された偏心カム部66を有してい
る。その回転式固定部材52の偏心カム66とは反対側に
は、間隙凹部56が形成されている。間隙凹部56はガイド
ロッド受け空所44との干渉を避けるように配置されても
よく、而して、ガイドロッド60の挿入又は抜去の便宜が
図られる。止金58が、回転式固定部材を所望の位置に固
定するために、第2の継手部材38の中に配置される。
カム受け凹部64が、ガイドロッドの中に形成され、そ
のガイドロッドは、第3の空所46が部分的に交差してい
るガイドロッド受け空所44の中に受容できるものであ
る。このカム受け凹部64は、第3の空所46とガイドロッ
ド受け空所44との交点にある干渉部Iに位置する。
流体通路としての導管32,48,62が、第1及び第2の継
手部材26,38そしてガイドロッド60のそれぞれを通って
その長手方向に延在しており、前記継手部材26と38とが
面接合したときには、同軸的な流体連絡状態となる。こ
の流体通路用の導管32,48,62は、前記継手部材26と38と
が接続位置にあるときに、作動流体をマスターブームの
流体導管16aからスパイダーブームの流体導管16bに送る
のに有用である。O−リングのようなシール手段が流体
通路用の導管32,48,62の接続部に配置され、以下に説明
するような接続状態にあるときに、前記空所が気密接続
するようにしてある。
作動において、第1の継手部材26とガイドロッド60と
が固定的に付加されるスパイダーブーム12は、第2の継
手部材38が固定的に付加されているマスターブーム24と
滑り接合する。この接合の際に、ガイドロッド60と電気
的コネクタ類は、図示していないが、第2の継手部材38
のガイドロッド受け空所44や対応する接続部と滑り接合
する。一旦着座すると、回転式固定部材52は、好ましく
は180°回転し、偏心カム部を第6図に示すようにガイ
ドロッド60のカム受け凹部64と係合するように動かす。
カム部66の移動は、第8図によって示されているよう
に、ガイドロッド60をシール手段68に対して完全に着座
させる。シール手段68は、O−リング又は他の適当なシ
ール部材であってもよい。偏心カム部66のカム受け凹部
64への係合は、第1及び第2の継手部材26,38を固定的
に面接合させ、スパイダーブーム12がマスターブーム24
から離脱するのを防止すると共に、組合さったトランス
ファーブーム装置10の内部に結合した内部流体通路と電
気配線を有しながら、しっかりした接続が得られる。
交換や修理のためにスパイダーブームを除去するに
は、回転式固定部材52が、その中の間隙凹部56がガイド
ロッド60とガイドロッド受け空所44と対面している非干
渉位置に180°回転され、かくして、スパイダーブーム1
2がマスターブーム24から滑り離脱できるようになる。
第9図では、別なタイプのトランスファーブーム装置
が全体を110で示して表してあり、この発明の迅速離脱
継手を用いてある。このトランスファーブーム装置は、
工具操作用のスパイダーブーム112とマスターブーム124
とからなる。トランスファーブームから外方に延出して
いる支持棒114が用いられ、これに取付けられる部品操
作用の機器(図示せず。)が支持される。そのブーム11
2,124は、第13図と第14図に示したように、中空で剛性
のある管体115でなる。その管体115は、好ましくは鋼製
で、その中に、各対応ブーム軸の長手方向に沿ってしか
も間隔を置いて平行な関係で延在するように配置され空
気類の通路として有用な流体導管(図示しない。)を有
している。電気信号を多くの工具に取付けられた電気装
置に又はそこから送受信するの電気配線105は、そのブ
ーム管体115内に配置されている。
このトランスファーブーム装置を作業現場においての
使用を容易にするために、スパイダーブーム112を、全
体を112で示す迅速離脱継手又は台座を用いて、マスタ
ーブーム124から迅速に取り外したり置き換えたりする
ことができるようにすることが望ましい。この取付台座
は、第1及び第2の継手126,138でなる。継手部材126と
138は、第1端面130,142を有し、その端面は、継手部材
126と138が結合位置にあるときには相対面接合するよう
になっている。この第1の継手部材126は、長手方向に
その中を通ってしかもその一端部でマスターブーム124
内の通路と、その他端部でスパイダーブーム112内の通
路と一線上に配列されるような方法で繋ぐ内部流体導管
132を有するマニホルドとして形成してある。第1の継
手部材126の第2の端部128は、第14図に示すように、ス
パイダーブーム112の端部に滑り結合するように形成さ
れている。そのスパイダーブーム112と第1の継手部材1
26が接合するときに、第1継手部材126の内部流体導管1
32が、O−リングのようなシールー手段を用いて、スパ
イダーブーム112内の流体導管に気密接合する。スクリ
ュー(図示しない。)のような固定手段が、第1の継手
部材126の第2の端面128をスパイダーブーム112と結合
するように固定的に付加される。
少なくとも2本のガイドロッド160が、第1の継手部
材126の取付け用空所136の中に固定的に取付けられる。
そのガイドロッド160は、圧接かその他の固定に適当な
手段で空所137中に取付けられる。そのロッド160は、間
隔を置いて、第1の継手部材126の軸に平行な関係で、
継手部材126の第1の端面130から突出する。少なくとも
2本のガイドロッド受け空所144が、第2の継手部材138
の第1の端面142の中に向かって、間隔を置き、平行で
長手方向に沿った状態で、前記第2の継手部材126から
突出しているガイドロッド160と一直線上に並ぶように
延出する。そのガイドロッド受け空所144は、第1及び
第2の継手部材126,138を結合位置に又は離脱位置に案
内するために、そのガイドロッド160を滑り受容するよ
うになっている。
電気管渠(以下電気導管という。)101,102とが、第
1及び第2の継手部材126,138を通って延在している。
その電気導管101,102は、継手部材又は固定部材を通っ
て延在する内部流体通路との干渉を避けるように配置さ
れて継手部材の中に形成されている長手方向に延びた空
所で構成され、それは、以下に説明するように、第1及
び第2の継手部材126,138の結合状態の保持のために利
用される。これらの電気導管101,102は、第1及び第2
の継手部材126,138に形成されて、その継手部材が結合
状態となるときに相互に同軸線上に延在する。電気導管
101,102の中には、第13図と第14図のように、電気的接
続手段103,104そして関連する電気配線105が配置され
る。その接続手段は雄雌プラグ形式の部材で構成されて
もよく、第2の継手部材が第2の継手部材138の端面142
と対面接合したときに、相互に滑り係合できるようにな
っている。第1及び第2の継手部材126,138の電気導管1
01,102の中に配置された電気的接続手段103,104の係合
は、トランスファーブーム装置の接合に引き続いて行わ
れる外部電気配線を必要とすることなく、スパイダーブ
ーム112の中に配置された電気配線ハーネスをマスター
ブーム124の中に配置された対応する電気配線ハーネス
と結線させる。
第3の空所146が、ガイドロッド受け空所144の軸に対
して直角でしかもそこからずらした第3の軸に沿って、
第2の継手部材138を通して延在する。その第3の空所1
46は、部分的にガイドロッド受け空所144の一つと交差
して、第10図に示したように干渉部を形成している。第
2の継手部材138の第2の端部140は、マスターブーム12
4を滑り係合させるように形成されている。以下に説明
するように、O−リングのようなシール手段が、マスタ
ーブーム124の流体導管を、第2の継手部材138の流体導
管148に気密接続せしめるために、接続面に配置され
る。機械スクリューのような又は他の適当な固定手段
が、第2の継手部材138の第2の端部140をマスターブー
ム124と係合させるため固定的に付加させて使用され
る。
第2の継手手段138の第3の空所146の中には、回転式
固定部材152が回転自在に取付けられている。第15図に
示すように回転式固定手段152は、その上の、第3の空
所146とガイドロッド受け空所144との交点において形成
された偏心カム部166を有している。間隙凹部156が、そ
の回転式固定部材152の偏心カム部166の直径方向反対側
に形成されている。間隙凹部156は、固定手段152を回転
させて、ガイドロッド受け空所144との干渉を避けるこ
とができ、而して、ガイドロッド160の挿入抜去に合わ
せることができる。止金手段158が、回転式固定部材を
所望の位置に保持するために第2の継手部材138の中に
配置されている。
カム受け凹部164が、第3の空所が部分的に交差する
ガイドロッド60に形成される。そのカム受け凹部146
は、第3の空所146とガイドロッド受け空所44との交点
の所に位置する。
流体導管132,148,162が、第1及び第2の継手部材12
6,138そしてガイドロッド160のそれぞれを通って長手方
向に延在し、そして、継手部材126,138が対面接合で着
座したときには、相互に同軸的な流体連通が形成され
る。それらの流体導管132,148,162は、継手部材126,138
が接合位置にあるときに、作動流体をマスターブームの
流体導管からスパイダーブームの流体導管に送る。O−
リングのようなシール手段が流体導管138,148,162の接
合位置に配置されており、接合位置にあるとき空所の気
密接合が得られる。
操作においては、第1の継手部材126,ガイドロッド16
0,接続手段103が固定的に付加されているスパイダーブ
ーム112が、第2の継手部材138と対応電気的コネクタ10
4とが固定的に付加されているマスターブーム124と滑り
接合する。接合に際して、ガイドロッド160と電気的コ
ネクタ103とはガイドロッド受け空所144と第2の継手部
材138の対応する電気的コネクタ104と接続する。一旦着
座すると、回転式固定部材152は、好ましくは180°回転
させられて、第10図に示すように、偏心カム部166はカ
ム受け凹部164と係合する位置に移動する。第16図にT
で示したカム部の移動は、ガイドロッド160をシール手
段168に対して完全に着座させ、また電気的コネクタ103
及び電気的コネクタ104を完全着座させる。シール手段1
68は、O−リングか他の適当な手段で構成してもよい。
更に、偏心カム部166がカム受け凹部164に係合すると、
第1及び第2の継手部材126,138をして対面固定せし
め、スパイダーブーム124がマスターブーム124から離脱
するのを防止し、また連結されたトランスファーブーム
装置110の中で内部流体導管と電気配線とを繋ぐしっか
りした接合状態が提供される。
スパイダーブーム112を交換や修理のために除去する
には、回転式固定部材152を、回転式固定部材152の間隙
凹部156がガイドロッド160とガイドロッド受け空所144
とに対面している非干渉位置に180°回転させて、スパ
イダーブーム112をマスターブーム110から滑り離脱する
のを容易にする。
第17図において、仮想線で全体を210で示したあるト
ランスファーブーム装置が開示してあり、これには、こ
の発明を実施した、工具取付台座に用いる迅速離脱継手
212が取付けられている。この迅速離脱継手と工具取付
台座は、上部の又は第1の継手部材214と下部の又は第
2の継手部材216とで構成されている。この継手部材21
4,216は、対面接合で定着させるためのそれぞれの端面2
18,220を有している。
第1の継手部材214は、ボルト224のような適当な締結
体を用いて継手部材214に締結したヨーク222で以て、ト
ランスファーブーム210に固定付加される。ヨーク222
は、取付け位置226(第19図参照)で継手部材214に結合
する。ボルト224は、継手部材214に形成されたボルト孔
228と、ヨーク222の基部との中に挿通され、これによ
り、継手部材214を、トランスファーブームに対して非
常にしっかりと取付けることができる。第1の継手部材
214は、一般的には、損傷を受けたり、トランスファー
ブーム210を含むワークステーションが変更されたりし
ない限り、トランスファーブーム210から取り外される
ことはない。第19図に示した一連のガイドロッド230
が、端面218の中まで延在しているガイドロッド受け空
所232の中に固定的に取付けられている。それらのガイ
ドロッド230は、相互に間隔を置いて平行な関係を保っ
て端面218から外方に突出している。これらのガイドロ
ッドは、第19図に示すように、少しテーパになって栽頭
円錐形をなした端部を有している。そのガイドロッド端
部のテーパは、以下に説明するように、シリンダ状のガ
イドロッドの場合によくある拘束したり詰まりを生じた
りすることなく、ガイドロッドを、ロッド受け空所に滑
り結合できるようにする。
更に、ガイドロッド230には、その長手方向に沿って
延在する流体通路234を通してある。その流体通路234は
第1の継手部材214中に形成されている対応流体通路236
と連通するように構成してある。第19図に見るように、
流体通路236は、トランスファーブーム210の中に案内さ
れている流体管路(図示しない。)を取付けるために、
ガイドロッドと継手部材の外部との連通路を形成してい
る。
工具取付け台座に用いる迅速離脱手段212を通ってト
ランスファーブーム210から電気配線を案内するため
に、継手部材214に通されている流体通路234,236の案内
と似た方法で(第19図と第23図を見よ。)、電気配線通
路238が提供されている。電気配線は、電気配線通路238
を通過してコネクタ240で終止するようにしてもよい
(第19A図を見よ。)。一枚のアクセスパネル242が、ト
ランスファーブーム210からコネクタ240に案内されてい
る電気配線の設置又は修理ができるように提供されてい
る。第20図に示したように、ガイドロッド受け空所244
が、端面220から第2の下部継手部材216に延びている。
ガイドロッド受け空所244は、ガイドロッド230の数に対
応しており、また、近似的な間隔を置いてガイドロッド
230に対して同軸的な軸を有して平行な関係になってい
て、第1及び第2の継手部材214,216が面接合で着座す
るときに、ガイドロッドを滑り受容する。スリーブ材24
6が、ガイドロッド230のテーパ形状に倣従させるために
ガイドロッド受け空所244の中に配置され、それによっ
て、ガイドロッドの面がスリーブ材246に隣接着座して
堅密な合致が得られる。
第1の継手部材214の場合のように、流体通路248(第
24図参照)が、第2の継手部材216を通ってガイドロッ
ド受け空所244の基部又は閉端部からその継手部材の外
部に位置する接続点250まで延在している。第1の継手
部材214の電気的コネクタ240に対応する一つの電気的コ
ネクタ254(第20A図参照)が、下部継手部材216の端面
に位置し、それらの継手部材が対面接合したときに電気
的コネクタ240に接続する。電気的コネクタ240と電気的
コネクタ254との接続は、迅速離脱継手212を介してのト
ランスファーブーム210と下部継手部材216に取付けられ
たツーリングネストとの間の電気回路の形成をする。そ
の結果、危険な環境での損傷を受ける可能性に晒される
外部電気配線ハーネスを必要とすることなく、制御信号
が、トランスファーブームと工具取付け台座装置に好適
に案内される。
上記継手部材214の端面218が、第2の継手部材216の
端面220と対面接合すると、ガイドロッド230は、ガイド
ロッド受け空所244に滑り係合する。一旦係合が行われ
ると、ガイドロッド230と上部継手部材214との中にある
流体通路234,236は、下部継手部材216内に配置されてい
る流体通路248と流体連通される。かくして、トランス
ファーブームと第2の継手部材216に取付けられた下部
ツーリングネストとの間の電気接続と近似した態様で、
流体接続が、トランスファーブーム210の流体管路と下
部継手部材216の接続点250との間に形成され、それによ
って、第2の、下部継手部材216に付加された下部ツー
リングネストに形成されるべき流体接続を可能にする。
分離することを容易に保ちながら、第1の上部継手部
材214を下部継手部材216と流体気密接合を保持するため
には、下部継手部材216とそれに関連しているツーリン
グネストを取り外すことが望ましいならば、固定部材取
付け空所256が提供され、それは、第24図に示したよう
に、ガイドロッド受け空所244の軸に直角で且つずらし
た軸に沿って、第2の継手部材216を通っている。固定
部材取付け空所256が、ガイドロッド受け空所244と部分
的に交差し、干渉部を形成している。固定部材取付け空
所内には、第18図に示すような回転式固定部材258が回
転自在に取付けられている。回転式固定部材248には、
固定部材受け空所256とガイドロッド受け空所244の交点
に位置するように、偏心カム部260(第21図)が形成さ
れている。
偏心カム部260に対して直径方向に反対な部分に、間
隙凹部262が形成される。更に、第22図に示したよう
に、一つの溝264が、回転式固定部材258の一端部の周辺
部の周りに形成されている。溝264は、回転式固定部材2
58の周辺部の周りに一定長さのアーチを描いていて、回
転式固定部材258が下部継手部材216の中に位置すると
き、一つのピン止め体が、回転式固定部材258が回転す
るのをその溝264の一定のアーチ内に制限するように、
その溝264に係合する。
操作においては、工具の組合せ又はツーリングネスト
は、下部継手部材216に形成されたボルト孔266に通して
あるボルトを用いて、下部継手部材216に取付けられ
る。他の固定手段も、適用対象によりあるいは作業上の
必要によって用いることができる。引き続いて、ハンド
ル268を用いて、ガイドロッドのガイドロッド受け空所2
44への挿入を調整するために、継手部材216に設けられ
た回転式固定部材258を、間隙凹部262がガイドロッド受
け空所244に対面する位置に回転させる。下部継手部材2
16とこれに関連するツーリングネストは、そこで、ガイ
ドロッド230がガイドロッド受け空所に滑り係合するこ
とができる位置になり、それによって、継手部材214,21
6を、流体連絡と電気的結線とが上部及び下部の継手部
材214,216の間に形成されるような対面接合に案内する
という協働作用が生じる。O−リング270のようなシー
ル手段がガイドロッド230とガイドロッド受け空所244の
間に構成されて、継手部材214,216の間には流体気密部
が形成される。その結果、回転式固定部材248は、偏心
カム部260がガイドロッド230の中に形成されたカム受け
凹部272と係合している固定位置に回転し、(第25図,
第26図参照)継手部材214,216を接合位置に保持する。
下部ツーリング部材216とこれに関連するツーリングネ
ストの取り外しは、取付けとは単純に逆になる。
上記は、トランスファーブーム装置のための迅速離脱
ブーム取付け台座に関するこの発明の一つの実施例を詳
細に説明したものでるが、ここに包含された実施例が変
形されてもよいことは、当業者には明らかである。した
がって、これまでの説明は、限定的なものではなく例示
であると考えるべきであり、この発明の真の範囲は以下
の特許請求の範囲に規定されている。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ、対面接合で着座する端面を有す
    る第1及び第2の継手部材と、 それに沿って流体通路を通していて、前記第1の継手部
    材に固定的に取付けられており且つ前記第1の継手部材
    の前記端面から外方に延出する関係で突出しているガイ
    ドロッドと、 前記第2の継手部材の中では前記第1の継手部材のガイ
    ドロッドを滑り受容するために、その中にシール手段を
    有し、且つ前記第2の継手部材の端面から当該第2の継
    手部材の中に延出しているガイドロッド受け空所を画成
    していて、前記ガイドロッドと前記ガイドロッド受け空
    所と前記シール手段とが前記両継手部材の接続,シー
    ル,離脱を案内するのに協働するようにした手段と、 前記ガイドロッドの中の流体通路と連通している第1の
    端部及び前記第1の継手部材の外部に連通している第2
    の端部を有して第1の継手内を通って延在する流体通路
    と、 前記ガイドロッド受け空所と連通している第1の端部及
    び前記第2の継手部材の外部に連通している第2の端部
    とを有して第2の継手部材を通って延在して、しかも前
    記第2の継手部材が接合状態にあるときに前記第1の継
    手部材の流体通路とガイドロッドの流体通路とを同軸的
    に連通する流体通路と、 前記ガイドロッド受け空所と交差し、ガイドロッド受け
    空所に対して直角でずれた位置の軸に沿って前記第2の
    継手部材を通って延在する固定部材取付け空所を画成す
    る手段と、 前記ガイドロッドが前記ガイドロッド受け空所の中に滑
    り受容されたときに前記固定部材取付け空所の前記交差
    点に対応するそのガイドロッドの外面に形成されたカム
    受け凹部と、 前記固定部材取付け空所とガイドロッド受け空所との交
    差点に対応する部分に偏心カム部及びこの偏心カムとは
    直径方向に反対側に形成された間隙凹部とを有し、前記
    固定部材取付け空所内で、前記間隙凹部が前記ガイドロ
    ッドをガイドロッド受け空所に対して挿入又は抜去でき
    る解放位置と前記両継手部材を接合位置に保持するため
    に前記カム部が前記カム受け空所と係合する固定位置と
    の間で回転するように、前記カム受け空所内に取付けた
    回転式固定部材と、 前記第1及び第2の継手部材を通って延在する電気配線
    手段と、 前記両継手部材が接合位置にあるときに前記各継手部材
    の中にある前記電気配線手段を接続するために前記各継
    手部材の各端面に露呈配置して前記電気配線手段に接続
    しているコネクタ手段と、 でなる、迅速離脱継手。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の迅速離脱継手において、 前記回転式固定部材は、さらに、前記回転式固定部材の
    周面に所定長さのアーチ状に形成された溝と、前記第2
    の継手部材に配置され、しかも前記溝と滑り係合して前
    記固定部材取付け空所内で前記回転式固定部材の回転を
    前記所定のアーチの範囲に制限するために、前記固定部
    材取付け空所内に突出しているピン止め体とを有する、
    迅速離脱継手。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の迅速離脱継手において、 さらに、前記第1の継手部材の前記端面から互いに平行
    な関係で突出している少なくとも2本のガイドロッド
    と、前記ガイドロッドの数に対応していて、前記第2の
    継手部材の中で間隔をおいた平行軸に沿って延在するガ
    イドロッド受け空所を画成する手段とでなる、迅速離脱
    継手。
JP1508400A 1988-07-06 1989-06-29 迅速離脱継手 Expired - Fee Related JP2708591B2 (ja)

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US07/215,743 US4898287A (en) 1988-07-06 1988-07-06 Quick disconnect boom mount
US215,743 1988-07-06
US07/290,635 US4905850A (en) 1988-07-06 1988-12-27 Quick disconnect boom mount
US290,635 1988-12-27
US353,395 1989-05-17
US07/353,395 US4993564A (en) 1989-05-17 1989-05-17 Quick disconnect tooling mount

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