JP2707302B2 - タップ形電気コネクタ組立体 - Google Patents
タップ形電気コネクタ組立体Info
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タップ形(傍受)電気コネクタ組立体の分
野に関し、さらに詳説すると、同軸ケーブル・ネットワ
ークのためのタップ形電気コネクタ組立体に関する。 タップ形電気コネクタの1つの用途は、構内配線の分
野において拡大している。一般に、構内配線は、音声、
電子データ、および/または電力を、通信ケーブル・ネ
ットワーク内の1つもしくはそれ以上の電気導体を経て
搬送する。種々な場所に設置されているワークステーシ
ョンが、タップ形コネクタにより前記ケーブル・ネット
ワークへ連結される。 前記通信ケーブルは、種々な形態を取ることができ
る。例えば、前記ケーブルは、一対の捻じられたケーブ
ルからなっていてもよく、当然捻じられたケーブルは、
ペアをなす状態で互いに螺旋状に捻じられた絶縁付きワ
イヤを収容している。それの代わりに、前記ケーブル
は、同軸ケーブルからなっていてもよく、この同軸ケー
ブルは、円筒状の導電性シースにより包囲された1本、
もしくはそれ以上の絶縁付き導体を収容している。 同軸ケーブル・ネットワークのためのタップ形コネク
タは、設置するのがしばしば比較的困難であり、適切な
設置のためには、特別な工具と熟練が必要であった。さ
らに、多数の同軸タップ形コネクタは、当該コネクタが
使用されていないとき、または外部装置が、前記ネット
ワーク内へ介装されているとき、もしくは当該ネットワ
ークから分離されているときに、当該ネットワークの全
体の完全性を維持するのが困難であった。 本発明は、タップ形コネクタ組立体に関し、このタッ
プ形コネクタ組立体は、コネクタ・ハウジングと、当該
ハウジングにより担持され、かつ前記第1および第2ケ
ーブルの信号搬送用導体のそれぞれへ電気的に接続され
るように構成された第1および第2信号搬送用接点と、
前記ハウジングにより担持され、かつ前記第1および第
2ケーブルの導電性シークへ接続されるように構成され
た第3接地用接点とを具備し、前記ハウジングは、嵌合
用コネクタを受容するための構造を有し、それゆえ、前
記第1、第2、および第3接点は、前記嵌合用コネクタ
が受容されるときに、前記嵌合用コネクタにより係合さ
れ、それにより、前記嵌合用コネクタに対する前記第1
および第2信号搬送用接点と、前記第3設置用接点の電
気的接続が行なわれる。 以下、本発明の他の特徴および利点が、下記の説明に
関連する実施例により明らかになるであろう。 第1図は、傍受(タップ形)コネクタ組立体の拡大斜
視図である。 第2図は、第1図の傍受コネクタ組立体の一部を分解
した斜視図である。 第3図は、第1図および第2図のレセプタクル形傍受
コネクタの一部を分解した断面図である。 第4図および第5図は、第1図〜第3図の傍受コネク
タ組立体が、それぞれ嵌合状態および非嵌合状態にある
ときの断面図である。 第6図および第7図は、第4図および第5図のそれぞ
れにおける矢印6−6および7−7の方向に見た第4図
および第5図の非嵌合状態および嵌合状態にあるコネク
タ組立体の断面図である。 第8図および第9図は、第4図および第5図のそれぞ
れにおける矢印8−8および9−9の方向に見た第4図
および第5図の非嵌合状態および嵌合状態にあるコネク
タ組立体の断面図である。 第10図は、第1図および第2図のプラグ形コネクタの
背面斜視図である。 第1,2,4および5図は、タップ(傍受)形電気コネク
タ組立体を示している。当該コネクタ組立体は、全体を
参照数字10で指示され、かつ電気ケーブル・ネットワー
ク内へ併合されるように構成されたレセプタクル形傍受
コネクタ6と、外部装置を前記ケーブル・ネットワーク
へ接続するために、このレセプタクル形傍受コネクタ6
に嵌合し得るプラグ形コネクタ8とを備えている。当該
コネクタ組立体は、特に構内の配線システムへのアクセ
ス(接触)を用意するために構成されているが、本発明
を任意の特定の用途に限定する意図がないことは、言う
までもない。 レセプタクル形傍受コネクタ6は、2本のケーブル12
aおよび12bを前記ケーブル・ネットワーク内に接続する
ように構成されている。第2および3図に示されている
ように、ケーブル12aおよび12bは、ポリマー状絶縁材料
からなる外側ジャケット21を含み、この外側ジャケット
21は、導電性接地用シース(鞘)22を同軸的かつ同心的
に包囲している。次に、導電性シース22は、絶縁性シー
ス23を包囲し、この絶縁性シース23は、前記ケーブルの
1本もしくはそれ以上の伝達ラインを収容している。当
該伝達ラインは、1本もしくはそれ以上の導電体および
/または1本もしくはそれ以上の光ファイバ導体を含む
ことができる。ここに説明される実施例においては、前
記ケーブルが同軸ケーブルからなり、この同軸ケーブル
は、前記導電性の外側シース22内で同軸となっている単
一の信号搬送用中央電気導体24を担持している。 レセプタクル形傍受コネクタ6は、第2〜5図に詳細
に図示されているとともに、特別な工具や技術がなくと
も、ケーブル・ネットワーク内へ容易に組付けられかつ
設置されるように構成されている。一般に、レセプタク
ル形傍受コネクタ6は、ハウジング組立体14と、一対の
取付け具組立体16および17と、信号搬送用接点組立体18
とを備えている。ハウジング組立体14は、後でより詳細
に説明されるが、一般に細長い成形されたプラスチック
製ハウジング30からなり、このハウジング30は中央空洞
部分31を有し、この中央空洞部分31は、信号搬送用接点
組立体18と、接地用接点19とを受容して支持するための
ものであり、またハウジング30は一対の端部32および33
を有し、当該端部32および33は、前記コネクタが組立て
られるときに、取付け具組立体16および17のそれぞれを
受容しかつ支持するためのものである。 取付け具組立体16および17は同一のものであり、そし
てそれらの構造を説明するために、ここでは同一の参照
数字が使用されている。各取付け具組立体は、成形され
たプラスチック製のボルト形取付け具41を備え、この取
付け具41は、当該取付け具41へ取り付けられる導電性部
材42を有する。取付け具41は、自らを軸方向に貫通する
中央通路43を有し、当該通路の内部肩44が、当該通路を
第1通路部分43aと、第2の直径を減少された通路部分4
3bとに分割している。導電性部材42は、比較的薄い金属
部材からなり、この金属部材は、スリーブ部分46とフラ
ンジ部分47とを構成するように形作られている。当該ス
リーブ部分およびフランジ部分は、自らを貫通する中央
開口49を有し、この中央開口49は、前記2つの構成要素
(金属部材および取付け具)が組立てられるときに、取
付け具41内の通路43に整列されるように構成されてい
る。さらに詳説すると、第3〜5図に最も良く示されて
いるように、導電性部材42は、フランジ部分47が取付け
具41の端面51に接触するまで、スリーブ部分46を通路43
内へ突出させることにより、取付け具41へ取り付けられ
る。通路部分43a内へ突出しているスリーブ部分46の端
部は、挿入に続いて、第3〜5図における符号43aで指
示されているように、適切な工具により朝顔形に外側へ
広げられ、それにより、導電性部材42を前記取付け具へ
固定すると同時に、当該導電性部材が前記取付け具に対
して自由に回転することを可能にしている。 そのように構成された取付け具組立体16および17は、
締付け部材を備え、かつケーブル12aおよび12bの端部の
それぞれを受容するように構成されている。当該ケーブ
ルを前記取付け具内へ挿入する前に、当該ケーブルは、
それらの外側絶縁性ジャケット21の或る長さを切断して
剥ぎ取り、それにより当該ケーブル中の編組された導電
性シース22を露出させることによって、用意される。当
該導電性シースのより小さい部分も、内側の絶縁性シー
ス23を露出させるために除去される。次に、そのような
用意された当該ケーブルは、取付け具41の端部52から取
付け具41の通路43内へ挿通されるとともに、導電性部材
42中の開口49へ通される。当該ケーブルの挿入は、それ
らの外側ジャケット21がスリーブ46の朝顔形部分46aに
衝突することによって制限されるが、導電性シース22、
絶縁性シース23、および中央導体24は、開口49を完全に
通過する。露出された導電性の外側シース22は、前記取
付け具組立体を通過した後、導電性部材42のうちの半径
方向へ突出したフランジ部分47の外表面53上で、符号22
aで示すように、外側へファン状に広げられ、それによ
り、前記取付け具組立体への前記ケーブルの組付けを完
了する。後で説明するように、表面53は、前記導電性シ
ースをレセプタクル形コネクタ6へ締付けるための、第
1のシース係合表面もしくは締付け表面として作用す
る。 前記取付け具41の各々は、ハウジング組立体14に係合
するための外側のネジ山付き表面部分56と、溝き部分57
とを含み、溝付き部分57は、作業員が前記取付け具組立
体を前記ハウジング組立体の中へ挿入する際の補助を行
なうために、強化された把持表面を形成するためのもの
である。 取付け具組立体16および17は、ハウジング30の端部32
および33のそれぞれの中へ挿入されて固定されるように
構成されている。端部32および33は、凹部71および72の
それぞれを設定し、凹部71および72は、取付け具組立体
16および17のそれぞれのネジ山付き部分56への取付けの
ために、内側にネジ山を形成されている。凹部71および
72は、背壁74および75のそれぞれを有し、背壁74および
75は、それぞれ自らの中に小さい中央開口76および77の
それぞれを有し(第3図)、中央開口76および77は、第
4および5図に示されているように、前記ケーブルの中
央導体24と、それらの絶縁性コーティング23とを受容す
るためのものである。前記ハウジングは、絶縁性プラス
チックから成形され、そして、空洞71および72の中へ延
在する狭い細孔81および82のそれぞれが、当該ハウジン
グの背壁74および75の近くに設けられている。これらの
細孔は、接地用接点19のうちのディスク状部分91および
92を受容するように構成されている。ディスク状部分91
および92の外表面93および94のそれぞれは、第2のシー
ス係合表面を形成し、当該第2のシース係合表面は、取
付け具組立体16および17がハウジング組立体14へ取り付
けられるときに、導電性部材42のフランジ部分47上の第
1シース係合表面53に対して締付けられて、当該第1シ
ース係合表面53との間に、外側導電性シース22のうちの
ファン状に広げられた部分22aを締付けるためのもので
ある。ディスク状部分91および92は、前記ケーブルハウ
ジング組立体14内へ挿入されるときに、中央導体24およ
びそれらの絶縁性シース23を受容するための、中央開口
90および95を備えている。 第3図に最も良く示されているように、接地用接点19
のディスク状部分91および92は、ドーム状の弾力的なバ
ネの形態を有し、それゆえ、取付け具組立体16および17
がハウジング19の端部32および33の中へ螺合されるとき
に、バネ・エネルギを貯蔵することにより、プラスチッ
ク製構成要素の全てのクリープ特性を補償する。また、
前記接地用接点は、前記ディスク状端部91および92を接
続する中央の帯状部98と、この帯状部の一側に沿って直
角に位置された中央接地バー99とを備えている。当該接
地用接点は、前記中央の帯状部上の4個のボス96(第2
図)により、前記ハウジング内に固定され、これらのボ
ス96は、成形されたハウジング30の各側部の内面の中へ
圧入される。また、バネ指97が中央接地バー99上に設け
られ、これらのバネ指97は、前記接地用接点が前記ハウ
ジング30内へ挿入された後に、当該接地用接点を前記ハ
ウジングに対してさらに抑止するために、ハウジング30
上の方面に係合するためのものである。 接地用接点19がハウジング30内へ挿入されるとき、デ
ィスク状部分91および92が細孔81および82のそれぞれの
中へ突入し、その結果、ディスク状部分91および92は、
ハウジング30の背壁74および75の近くで、空洞71および
72の中に位置される。中央接地バー99は、ハウジング30
の側部に形成された細溝100を貫通する。 レセプタクル形コネクタ6を組立てるために、接地用
接点19が最初にハウジング30の中へ挿入される。次に、
ケーブル12aおよび12bの端部のそれぞれを取り付けられ
た取付け具組立体16および17が、ハウジング30の端部32
および33の中へ螺合される。外側シース22のうちのファ
ン状に外側へ広げられた編組部分22aが、接点部材47上
のシース係合表面53と、ディスク状部分91および92上の
シース係合表面93および94との間に挟持される。前記各
組付け具組立体は前記ハウジング上へ螺合されるので、
ドーム形ディスク状部分91および92は、ベルビル(bell
ville)ワッシャと同様の要領でつぶれるとともに、螺
合されるプラスチック製構成要素の可塑クリープに基づ
く移動を補償するのに必要な範囲まで、バネの作用で復
元することができる。したがって、前記ケーブルの導電
性シースは、前記コネクタへ固く締付けられるととも
に、その中の接地用接点19へ電気的に接続される。 ディスク状部分91および92上の第2締付け表面93およ
び94は、自らに対して、ファン状に広げられた導電性シ
ース22aをさらに固く締付けるために、粗面とされるの
が好ましい。そのような粗面は、例えば、当該表面上の
複数の上昇された隆起、または陥没からなることができ
る。図示の便宜のため、第3図は、締付け表面93上の複
数の円形隆起151と、締付け表面94上の複数の放射状隆
起152とを(断面で)示している。 取付け具組立体16および17がハウジング30の中へ螺合
する間に、ケーブル12aおよび12bのうちの絶縁性の被覆
されているがシールドを施されていない信号搬送用中央
導体24が、前記接地用接点のディスク状部分91および92
中の孔90および95を貫通通過して、ハウジング30の中央
空洞部分31内へ入る。それゆえ、前記ケーブルは、前記
レセプタクル形コネクタが完全に組立てられるときに、
接地用接点19をハウジング30内に保持する作用もする。
前記被覆された中央導体は、中央部分31内に形成された
U字形リブ構造101および102上を通過し、リブ構造101
および102は、前記被覆された中央導体を支持するとと
もに、下記において説明するように、前記中央導体を信
号搬送用接点部材へ接続するための鉄床として機能す
る。中央に配置さた壁106が、中央空洞部分31を横切っ
て延在し、かつストッパおよび絶縁性障壁として作用
し、それにより、前記ハウジングの中央部分へ反対側の
各端部から入る前記複数の中央導体が、互いに不適切に
接触しないように保証する。ハウジング組立体14は、現
時点で、信号搬送用接点組立体18を受容する準備が完了
している。 信号搬送用接点組立体18は、成形プラスチックからな
る接点用ハウジング121と、このハウジング内で支持さ
れた一対の信号搬送用接点122および123とを備えてい
る。 信号搬送用接点122および123の各々は、下垂したU字
形部分を含み、当該U字形部分は細孔手段131を設定
し、細孔手段131は、前記ケーブル12aおよび12bのうち
の露出された絶縁層23を受容するために、前記U字形部
分の2つの側部に形成された第1および第2の細孔131a
および131bから構成されている。各細孔の底部上のテー
パー付き領域133が、当該細孔内へ入る絶縁孔23を案内
するとともに、当該細孔のエッジ132が切断エッジから
なり、当該切断エッジは、接点組立体18がハウジング30
内へ挿入されるときに、絶縁層23を切断し、それによ
り、ケーブル12aおよび12bの中央導体24と、接点122お
よび123とのそれぞれの間に、直接の電気的接触を行な
わせるためのものである。接点組立体18がハウジング30
内へ完全に挿入されるとき、中央導体24は、細孔131aお
よび131bのうちの狭い細孔部分134aおよび134bを貫通
し、それにより導体24を固く締付けるとともに、前記接
点と当該中央導体との間の電気的接触を信頼性を以て創
設する(第8および9図参照)。ここで利用されるタイ
プの絶縁材排除接点は、当該技術分野で既知であるとと
もに、例えば米国特許第3,617,983号に開示されてい
る。 細孔手段131に対向し、かつ前記接点の一側に沿って
直角に突出している信号搬送用接点122および123の上端
部には、スイッチ腕141および142で構成され通常は閉じ
られているスイッチ手段140がある。スイッチ腕141は接
点122へ固定され、一方、より長い方のスイッチ腕142
は、接点123に対して移動可能となっている。スイッチ
手段140は、信号搬送用接点122および123との間、およ
び、それゆえケーブル12aおよび12bの複数の信号搬送用
導体24間に、第1信号経路を設けるように構成されてい
る。 スイッチ腕141および142は、それらの外側尖端の近く
に、細長い凹凸構造161および162を備えている。凹凸構
造161および162は、前記複数のスイッチ腕が互いに接触
するときに、交差状態に接触する形となるよう、互いに
対して直角になるように方向付けされている。可動のス
イッチ腕142は、予め付勢された状態に形成されるのが
好ましく、その結果、それが前記接点用ハウジング内へ
設置されるとき、可動腕42は、幾分撓められた状態にな
り、それにより当該スイッチ腕の、固くて、信頼性のあ
る電気的接続を確保する。 また、信号搬送用接点122および123は、前記U字形部
分の連続部として形成された平坦部分163および164も備
えている。平坦部分163および164は、下記において説明
されるように、嵌合用プラグ形コネクタ8内に収容され
た接点端子のための接続領域を形成している。第4およ
び5図に最も良く示されているように、接点用ハウジン
グ121上の成形部分171および172は、前記信号搬送用接
点のための支持体を構成し、また前記接点の平坦部分お
よびU字形部分間の湾曲された接点部分173および174
は、前記接点用ハウジングの成形部分に当接し、それに
より、絶縁材を排除しながらの前記ケーブルとの接続の
間に支持を行なう。 絶縁材を排除しながらの接続は、信号搬送用接点のハ
ウジング組立体18が、前記コネクタ・ハウジング30の中
央空洞内へ挿入されるときに生じる。接点組立体18の挿
入の間に、前記ケーブルの中央導体は、前記接点の細孔
手段131のテーパー付き領域133内に受容される。挿入が
続けられている間に、切断エッジ132が、前記ケーブル
の保護シース23を切断するとともに、そのように露出さ
れた前記ケーブルの中央導体が、前記細孔の狭い部分13
4aおよび134b内へ入って、前記中央導体を前記接点へ電
気的に接続するのを可能にする。コネクタ・ハウジング
30内の鉄床101および102と、信号搬送用接点ハウジング
121内の成形部分171および172とは、前記ケーブルの絶
縁層の切断の間に、後援サポートを構成する。狭い細孔
部分134aおよび134bの寸法は、それらの中に中央導体ワ
イヤ24を固くかつ信頼性を以て保持するような寸法であ
り、そして、各U字形接点の2つの側部に細孔を設ける
ことにより、さらに大幅に高い信頼性が得られる。前記
信号搬送用接点ハウジングが前記コネクタ・ハウジング
内へ挿入されるとき、接地用接点19の中央接地バー99
が、第6および7図で最も良く見られるように、前記信
号搬送用接点ハウジング中のテーパー付き細孔105内に
受容される。 信号搬送接点用ハウジング121は、その最下端の4つ
のコーナー部に受動引っ掛け部分126を備え、各引っ掛
け部分126は、コネクタ・ハウジング30上の各突起に係
合するように位置され、また信号搬送接点用ハウジング
121は各側に能動的引っ掛け部分127を備え、各引っ掛け
部分127は、ハウジング30上の引っ掛け部分128と協働し
て、接点組立体18をコネクタ・ハウジング30内に固定す
る。 信号搬送用接点組立体18がハウジング組立体14内へ挿
入されるとき、レセプタクル形傍受コネクタ6の組付け
と、ケーブル12aおよび12bに対するそれの接続とが完了
される。前記レセプタクル形傍受コネクタが、前記ケー
ブル・ネットワーク内へのタップとして使用されないと
き、スイッチ腕141および142が接触状態にあり、かつス
イッチ手段140が、第8図に示されているように閉鎖状
態にあって、信号搬送用接点122および123間と、それゆ
え、ケーブル12aおよび12bの複数の中央導体24間におい
て、前記レセプタクル形傍受コネクタ内に第1信号経路
を設ける。同様に、ケーブル12aおよび12bの外側導電性
シースは、接地用接点19へ接続される。 前記ケーブル・ネットワーク内へのタップ(介入手
段)を設けるため、プラグ形コネクタ8が、レセプタク
ル形傍受コネクタ6の信号受信用接点ハウジング121内
で、凹部もしくは空洞175内へ挿入される。プラグ形コ
ネクタ8は電気ケーブル176へ接続され、この電気ケー
ブル176は、導電性シース177と、絶縁材で被覆された一
対の信号搬送導体183および184と、絶縁材で被覆された
第3導体182とを有している。当該導体182,183,184は、
対応する導電性端子186,184,188へ接続される対応する
導電性部分182′,183′,184′を備え、前記端子186,18
7,188の各々は、米国特許第2,791,755号に開示されてい
るタイプの羽根形状を有している。当該端子186,187,18
8は、プラグ8の絶縁性ハウジング181の外表面上に取り
付けられ、かつハウジング181上で、信号搬送用接点12
2,123と、接地用接点19の接地バー99のそれぞれへ面す
るように方向付けされている。少なくともプラグ8の一
部と、端子186,187,188は、接点用ハウジング121のプラ
グ受容開口もしくは凹部175内へ取外し可能に挿入され
るように構成されている。当該挿入の際に、プラグ8の
ハウジング181は、端子186を付勢して、端子186が圧縮
状態および摺動状態で接地バー99に衝突するようにし、
それにより、ケーブル12aおよび12bの導電性シース22に
対するプラグ8の導電性シース177の電気的接続を行な
わせる(第6および7図参照)。また、前記挿入の際に
は、プラグ8のハウジング181が端子187および188を付
勢して、端子187および188が、信号搬送用接点122およ
び123の平坦面163および164のそれぞれに圧縮状態でか
つ摺動状態で衝突するようにし、それにより、プラグ8
を介して前記第1および第2信号搬送用接点間に第2信
号経路を創設させる(第4および5図参照)。ケーブル
182,183,および184は、既知の詰込み箱191,192,および1
93により、プラグ形コネクタ・ハウジング181内に保持
される。 プラグ形コネクタ8は引っ掛け部材201を備え、この
引っ掛け部材201は、前記プラグ形コネクタが前記レセ
プタクル形コネクタ内へ挿入されたときに、接点用ハウ
ジング18内の引っ掛け表面202に係合して、前記両コネ
クタを嵌合状態に保持するように構成された部分297を
有している(第6,7,および10図参照)。引っ掛け体201
は、前記プラグ形コネクタを前記レセプタクル形コネク
タから所望時に容易に分離させることを可能にするた
め、延長指部203を備えている。接点用ハウジング121内
に形成された延長リブ211および212が、当該接点用ハウ
ジングのプラグ受容空洞175内への前記プラグ形コネク
タの嵌合時の案内を補助する。 プラグ形コネクタ・ハウジング181は、その下部の外
側コーナー部にカム表面205(第9および10図参照)を
設定するように形作られている。カム表面205は前記複
数のコネクタの相互嵌合時に可動スイッチ腕142に係合
するとともに、信号搬送用接点122および123間の前記第
1信号経路を遮断するために、スイッチ腕141からそれ
(スイッチ腕142)を外すように位置されている。さら
に詳記すると、前記複数のコネクタの嵌合時には、接地
用接点中央バー99と、前記プラグ形コネクタ上の接地用
接点端子186との間で接地用接続が最初に行なわれ、そ
れにより、前記ケーブル12aおよび12b内の導電性シース
を接地用ケーブル182へ接続する。前記プラグ形コネク
タを空洞175内へさらに挿入すると、当該プラグ形コネ
クタ上の信号搬送用接点187および188を、接点122およ
び123上の平坦部分163および164に係合させることにな
り、その際、前記通常は閉じられているスイッチ手段14
0と、当該プラグ形コネクタの両方を通る二重信号経路
を瞬間的に創設する。しかし、前記プラグ形コネクタを
さらに挿入して底まで付けると、カム表面205は、可動
スイッチ腕142をスイッチ腕141から遠ざけるようにな
り、その結果、スイッチ手段140を開いて、前記ケーブ
ル12aおよび12bから前記プラグ形コネクタを通り、当該
プラグ形コネクタへ接続されているワークステーション
の装置(図示せず)内へ到達している直列の接続のみを
残すことになる。もちろん、前記プラグ形コネクタが前
記レセプタクル形コネクタから分離されるならば、およ
び分離されるときは、可動スイッチ腕142が、カム205に
より解放されて、スイッチ腕141に接触する状態に自動
的に復帰し、それにより、スイッチ手段140を閉じて、
前記信号搬送用接点122および123間に前記第1信号経路
を再度創設する。 したがって、本発明によると、ネットワークの完全性
を常時維持する傍受コネクタ組立体が提供される。当該
組立体は、同軸ケーブル・ネットワークへの取付けが可
能なレセプタクル形傍受コネクタを含み、このレセプタ
クル形傍受コネクタは、そのタップ(介入手段)が使用
されないときに、2本のケーブル間に第1電気信号経路
を設ける。また、前記組立体は、前記レセプタクル形傍
受コネクタとの嵌合が可能なプラグ形コネクタも含み、
このプラグ形コネクタは、嵌合されたときに、当該プラ
グ形コネクタと、既に接続されている外部装置とを通し
て、前記2本のケーブル間に第2信号経路を創設した
後、前記第1信号経路を遮断し、それにより、前記ネッ
トワーク内へ入る前記外部装置の直列接続を創設する。 前記コネクタ組立体は、主として、機械加工により精
密に作られる部品ではなく、打ち抜いて形成される金属
ストリップ(帯状材料)と、成形プラスチックとから製
造され、それゆえ、低価格で大量生産を可能にするコネ
クタとなっている。 本発明は、他の多くの形態を取り得ることは言うまで
もない。したがって、本発明は、以下の請求の範囲によ
り必要とされる程度においてのみ限定されるべきである
ことを、理解されたい。
野に関し、さらに詳説すると、同軸ケーブル・ネットワ
ークのためのタップ形電気コネクタ組立体に関する。 タップ形電気コネクタの1つの用途は、構内配線の分
野において拡大している。一般に、構内配線は、音声、
電子データ、および/または電力を、通信ケーブル・ネ
ットワーク内の1つもしくはそれ以上の電気導体を経て
搬送する。種々な場所に設置されているワークステーシ
ョンが、タップ形コネクタにより前記ケーブル・ネット
ワークへ連結される。 前記通信ケーブルは、種々な形態を取ることができ
る。例えば、前記ケーブルは、一対の捻じられたケーブ
ルからなっていてもよく、当然捻じられたケーブルは、
ペアをなす状態で互いに螺旋状に捻じられた絶縁付きワ
イヤを収容している。それの代わりに、前記ケーブル
は、同軸ケーブルからなっていてもよく、この同軸ケー
ブルは、円筒状の導電性シースにより包囲された1本、
もしくはそれ以上の絶縁付き導体を収容している。 同軸ケーブル・ネットワークのためのタップ形コネク
タは、設置するのがしばしば比較的困難であり、適切な
設置のためには、特別な工具と熟練が必要であった。さ
らに、多数の同軸タップ形コネクタは、当該コネクタが
使用されていないとき、または外部装置が、前記ネット
ワーク内へ介装されているとき、もしくは当該ネットワ
ークから分離されているときに、当該ネットワークの全
体の完全性を維持するのが困難であった。 本発明は、タップ形コネクタ組立体に関し、このタッ
プ形コネクタ組立体は、コネクタ・ハウジングと、当該
ハウジングにより担持され、かつ前記第1および第2ケ
ーブルの信号搬送用導体のそれぞれへ電気的に接続され
るように構成された第1および第2信号搬送用接点と、
前記ハウジングにより担持され、かつ前記第1および第
2ケーブルの導電性シークへ接続されるように構成され
た第3接地用接点とを具備し、前記ハウジングは、嵌合
用コネクタを受容するための構造を有し、それゆえ、前
記第1、第2、および第3接点は、前記嵌合用コネクタ
が受容されるときに、前記嵌合用コネクタにより係合さ
れ、それにより、前記嵌合用コネクタに対する前記第1
および第2信号搬送用接点と、前記第3設置用接点の電
気的接続が行なわれる。 以下、本発明の他の特徴および利点が、下記の説明に
関連する実施例により明らかになるであろう。 第1図は、傍受(タップ形)コネクタ組立体の拡大斜
視図である。 第2図は、第1図の傍受コネクタ組立体の一部を分解
した斜視図である。 第3図は、第1図および第2図のレセプタクル形傍受
コネクタの一部を分解した断面図である。 第4図および第5図は、第1図〜第3図の傍受コネク
タ組立体が、それぞれ嵌合状態および非嵌合状態にある
ときの断面図である。 第6図および第7図は、第4図および第5図のそれぞ
れにおける矢印6−6および7−7の方向に見た第4図
および第5図の非嵌合状態および嵌合状態にあるコネク
タ組立体の断面図である。 第8図および第9図は、第4図および第5図のそれぞ
れにおける矢印8−8および9−9の方向に見た第4図
および第5図の非嵌合状態および嵌合状態にあるコネク
タ組立体の断面図である。 第10図は、第1図および第2図のプラグ形コネクタの
背面斜視図である。 第1,2,4および5図は、タップ(傍受)形電気コネク
タ組立体を示している。当該コネクタ組立体は、全体を
参照数字10で指示され、かつ電気ケーブル・ネットワー
ク内へ併合されるように構成されたレセプタクル形傍受
コネクタ6と、外部装置を前記ケーブル・ネットワーク
へ接続するために、このレセプタクル形傍受コネクタ6
に嵌合し得るプラグ形コネクタ8とを備えている。当該
コネクタ組立体は、特に構内の配線システムへのアクセ
ス(接触)を用意するために構成されているが、本発明
を任意の特定の用途に限定する意図がないことは、言う
までもない。 レセプタクル形傍受コネクタ6は、2本のケーブル12
aおよび12bを前記ケーブル・ネットワーク内に接続する
ように構成されている。第2および3図に示されている
ように、ケーブル12aおよび12bは、ポリマー状絶縁材料
からなる外側ジャケット21を含み、この外側ジャケット
21は、導電性接地用シース(鞘)22を同軸的かつ同心的
に包囲している。次に、導電性シース22は、絶縁性シー
ス23を包囲し、この絶縁性シース23は、前記ケーブルの
1本もしくはそれ以上の伝達ラインを収容している。当
該伝達ラインは、1本もしくはそれ以上の導電体および
/または1本もしくはそれ以上の光ファイバ導体を含む
ことができる。ここに説明される実施例においては、前
記ケーブルが同軸ケーブルからなり、この同軸ケーブル
は、前記導電性の外側シース22内で同軸となっている単
一の信号搬送用中央電気導体24を担持している。 レセプタクル形傍受コネクタ6は、第2〜5図に詳細
に図示されているとともに、特別な工具や技術がなくと
も、ケーブル・ネットワーク内へ容易に組付けられかつ
設置されるように構成されている。一般に、レセプタク
ル形傍受コネクタ6は、ハウジング組立体14と、一対の
取付け具組立体16および17と、信号搬送用接点組立体18
とを備えている。ハウジング組立体14は、後でより詳細
に説明されるが、一般に細長い成形されたプラスチック
製ハウジング30からなり、このハウジング30は中央空洞
部分31を有し、この中央空洞部分31は、信号搬送用接点
組立体18と、接地用接点19とを受容して支持するための
ものであり、またハウジング30は一対の端部32および33
を有し、当該端部32および33は、前記コネクタが組立て
られるときに、取付け具組立体16および17のそれぞれを
受容しかつ支持するためのものである。 取付け具組立体16および17は同一のものであり、そし
てそれらの構造を説明するために、ここでは同一の参照
数字が使用されている。各取付け具組立体は、成形され
たプラスチック製のボルト形取付け具41を備え、この取
付け具41は、当該取付け具41へ取り付けられる導電性部
材42を有する。取付け具41は、自らを軸方向に貫通する
中央通路43を有し、当該通路の内部肩44が、当該通路を
第1通路部分43aと、第2の直径を減少された通路部分4
3bとに分割している。導電性部材42は、比較的薄い金属
部材からなり、この金属部材は、スリーブ部分46とフラ
ンジ部分47とを構成するように形作られている。当該ス
リーブ部分およびフランジ部分は、自らを貫通する中央
開口49を有し、この中央開口49は、前記2つの構成要素
(金属部材および取付け具)が組立てられるときに、取
付け具41内の通路43に整列されるように構成されてい
る。さらに詳説すると、第3〜5図に最も良く示されて
いるように、導電性部材42は、フランジ部分47が取付け
具41の端面51に接触するまで、スリーブ部分46を通路43
内へ突出させることにより、取付け具41へ取り付けられ
る。通路部分43a内へ突出しているスリーブ部分46の端
部は、挿入に続いて、第3〜5図における符号43aで指
示されているように、適切な工具により朝顔形に外側へ
広げられ、それにより、導電性部材42を前記取付け具へ
固定すると同時に、当該導電性部材が前記取付け具に対
して自由に回転することを可能にしている。 そのように構成された取付け具組立体16および17は、
締付け部材を備え、かつケーブル12aおよび12bの端部の
それぞれを受容するように構成されている。当該ケーブ
ルを前記取付け具内へ挿入する前に、当該ケーブルは、
それらの外側絶縁性ジャケット21の或る長さを切断して
剥ぎ取り、それにより当該ケーブル中の編組された導電
性シース22を露出させることによって、用意される。当
該導電性シースのより小さい部分も、内側の絶縁性シー
ス23を露出させるために除去される。次に、そのような
用意された当該ケーブルは、取付け具41の端部52から取
付け具41の通路43内へ挿通されるとともに、導電性部材
42中の開口49へ通される。当該ケーブルの挿入は、それ
らの外側ジャケット21がスリーブ46の朝顔形部分46aに
衝突することによって制限されるが、導電性シース22、
絶縁性シース23、および中央導体24は、開口49を完全に
通過する。露出された導電性の外側シース22は、前記取
付け具組立体を通過した後、導電性部材42のうちの半径
方向へ突出したフランジ部分47の外表面53上で、符号22
aで示すように、外側へファン状に広げられ、それによ
り、前記取付け具組立体への前記ケーブルの組付けを完
了する。後で説明するように、表面53は、前記導電性シ
ースをレセプタクル形コネクタ6へ締付けるための、第
1のシース係合表面もしくは締付け表面として作用す
る。 前記取付け具41の各々は、ハウジング組立体14に係合
するための外側のネジ山付き表面部分56と、溝き部分57
とを含み、溝付き部分57は、作業員が前記取付け具組立
体を前記ハウジング組立体の中へ挿入する際の補助を行
なうために、強化された把持表面を形成するためのもの
である。 取付け具組立体16および17は、ハウジング30の端部32
および33のそれぞれの中へ挿入されて固定されるように
構成されている。端部32および33は、凹部71および72の
それぞれを設定し、凹部71および72は、取付け具組立体
16および17のそれぞれのネジ山付き部分56への取付けの
ために、内側にネジ山を形成されている。凹部71および
72は、背壁74および75のそれぞれを有し、背壁74および
75は、それぞれ自らの中に小さい中央開口76および77の
それぞれを有し(第3図)、中央開口76および77は、第
4および5図に示されているように、前記ケーブルの中
央導体24と、それらの絶縁性コーティング23とを受容す
るためのものである。前記ハウジングは、絶縁性プラス
チックから成形され、そして、空洞71および72の中へ延
在する狭い細孔81および82のそれぞれが、当該ハウジン
グの背壁74および75の近くに設けられている。これらの
細孔は、接地用接点19のうちのディスク状部分91および
92を受容するように構成されている。ディスク状部分91
および92の外表面93および94のそれぞれは、第2のシー
ス係合表面を形成し、当該第2のシース係合表面は、取
付け具組立体16および17がハウジング組立体14へ取り付
けられるときに、導電性部材42のフランジ部分47上の第
1シース係合表面53に対して締付けられて、当該第1シ
ース係合表面53との間に、外側導電性シース22のうちの
ファン状に広げられた部分22aを締付けるためのもので
ある。ディスク状部分91および92は、前記ケーブルハウ
ジング組立体14内へ挿入されるときに、中央導体24およ
びそれらの絶縁性シース23を受容するための、中央開口
90および95を備えている。 第3図に最も良く示されているように、接地用接点19
のディスク状部分91および92は、ドーム状の弾力的なバ
ネの形態を有し、それゆえ、取付け具組立体16および17
がハウジング19の端部32および33の中へ螺合されるとき
に、バネ・エネルギを貯蔵することにより、プラスチッ
ク製構成要素の全てのクリープ特性を補償する。また、
前記接地用接点は、前記ディスク状端部91および92を接
続する中央の帯状部98と、この帯状部の一側に沿って直
角に位置された中央接地バー99とを備えている。当該接
地用接点は、前記中央の帯状部上の4個のボス96(第2
図)により、前記ハウジング内に固定され、これらのボ
ス96は、成形されたハウジング30の各側部の内面の中へ
圧入される。また、バネ指97が中央接地バー99上に設け
られ、これらのバネ指97は、前記接地用接点が前記ハウ
ジング30内へ挿入された後に、当該接地用接点を前記ハ
ウジングに対してさらに抑止するために、ハウジング30
上の方面に係合するためのものである。 接地用接点19がハウジング30内へ挿入されるとき、デ
ィスク状部分91および92が細孔81および82のそれぞれの
中へ突入し、その結果、ディスク状部分91および92は、
ハウジング30の背壁74および75の近くで、空洞71および
72の中に位置される。中央接地バー99は、ハウジング30
の側部に形成された細溝100を貫通する。 レセプタクル形コネクタ6を組立てるために、接地用
接点19が最初にハウジング30の中へ挿入される。次に、
ケーブル12aおよび12bの端部のそれぞれを取り付けられ
た取付け具組立体16および17が、ハウジング30の端部32
および33の中へ螺合される。外側シース22のうちのファ
ン状に外側へ広げられた編組部分22aが、接点部材47上
のシース係合表面53と、ディスク状部分91および92上の
シース係合表面93および94との間に挟持される。前記各
組付け具組立体は前記ハウジング上へ螺合されるので、
ドーム形ディスク状部分91および92は、ベルビル(bell
ville)ワッシャと同様の要領でつぶれるとともに、螺
合されるプラスチック製構成要素の可塑クリープに基づ
く移動を補償するのに必要な範囲まで、バネの作用で復
元することができる。したがって、前記ケーブルの導電
性シースは、前記コネクタへ固く締付けられるととも
に、その中の接地用接点19へ電気的に接続される。 ディスク状部分91および92上の第2締付け表面93およ
び94は、自らに対して、ファン状に広げられた導電性シ
ース22aをさらに固く締付けるために、粗面とされるの
が好ましい。そのような粗面は、例えば、当該表面上の
複数の上昇された隆起、または陥没からなることができ
る。図示の便宜のため、第3図は、締付け表面93上の複
数の円形隆起151と、締付け表面94上の複数の放射状隆
起152とを(断面で)示している。 取付け具組立体16および17がハウジング30の中へ螺合
する間に、ケーブル12aおよび12bのうちの絶縁性の被覆
されているがシールドを施されていない信号搬送用中央
導体24が、前記接地用接点のディスク状部分91および92
中の孔90および95を貫通通過して、ハウジング30の中央
空洞部分31内へ入る。それゆえ、前記ケーブルは、前記
レセプタクル形コネクタが完全に組立てられるときに、
接地用接点19をハウジング30内に保持する作用もする。
前記被覆された中央導体は、中央部分31内に形成された
U字形リブ構造101および102上を通過し、リブ構造101
および102は、前記被覆された中央導体を支持するとと
もに、下記において説明するように、前記中央導体を信
号搬送用接点部材へ接続するための鉄床として機能す
る。中央に配置さた壁106が、中央空洞部分31を横切っ
て延在し、かつストッパおよび絶縁性障壁として作用
し、それにより、前記ハウジングの中央部分へ反対側の
各端部から入る前記複数の中央導体が、互いに不適切に
接触しないように保証する。ハウジング組立体14は、現
時点で、信号搬送用接点組立体18を受容する準備が完了
している。 信号搬送用接点組立体18は、成形プラスチックからな
る接点用ハウジング121と、このハウジング内で支持さ
れた一対の信号搬送用接点122および123とを備えてい
る。 信号搬送用接点122および123の各々は、下垂したU字
形部分を含み、当該U字形部分は細孔手段131を設定
し、細孔手段131は、前記ケーブル12aおよび12bのうち
の露出された絶縁層23を受容するために、前記U字形部
分の2つの側部に形成された第1および第2の細孔131a
および131bから構成されている。各細孔の底部上のテー
パー付き領域133が、当該細孔内へ入る絶縁孔23を案内
するとともに、当該細孔のエッジ132が切断エッジから
なり、当該切断エッジは、接点組立体18がハウジング30
内へ挿入されるときに、絶縁層23を切断し、それによ
り、ケーブル12aおよび12bの中央導体24と、接点122お
よび123とのそれぞれの間に、直接の電気的接触を行な
わせるためのものである。接点組立体18がハウジング30
内へ完全に挿入されるとき、中央導体24は、細孔131aお
よび131bのうちの狭い細孔部分134aおよび134bを貫通
し、それにより導体24を固く締付けるとともに、前記接
点と当該中央導体との間の電気的接触を信頼性を以て創
設する(第8および9図参照)。ここで利用されるタイ
プの絶縁材排除接点は、当該技術分野で既知であるとと
もに、例えば米国特許第3,617,983号に開示されてい
る。 細孔手段131に対向し、かつ前記接点の一側に沿って
直角に突出している信号搬送用接点122および123の上端
部には、スイッチ腕141および142で構成され通常は閉じ
られているスイッチ手段140がある。スイッチ腕141は接
点122へ固定され、一方、より長い方のスイッチ腕142
は、接点123に対して移動可能となっている。スイッチ
手段140は、信号搬送用接点122および123との間、およ
び、それゆえケーブル12aおよび12bの複数の信号搬送用
導体24間に、第1信号経路を設けるように構成されてい
る。 スイッチ腕141および142は、それらの外側尖端の近く
に、細長い凹凸構造161および162を備えている。凹凸構
造161および162は、前記複数のスイッチ腕が互いに接触
するときに、交差状態に接触する形となるよう、互いに
対して直角になるように方向付けされている。可動のス
イッチ腕142は、予め付勢された状態に形成されるのが
好ましく、その結果、それが前記接点用ハウジング内へ
設置されるとき、可動腕42は、幾分撓められた状態にな
り、それにより当該スイッチ腕の、固くて、信頼性のあ
る電気的接続を確保する。 また、信号搬送用接点122および123は、前記U字形部
分の連続部として形成された平坦部分163および164も備
えている。平坦部分163および164は、下記において説明
されるように、嵌合用プラグ形コネクタ8内に収容され
た接点端子のための接続領域を形成している。第4およ
び5図に最も良く示されているように、接点用ハウジン
グ121上の成形部分171および172は、前記信号搬送用接
点のための支持体を構成し、また前記接点の平坦部分お
よびU字形部分間の湾曲された接点部分173および174
は、前記接点用ハウジングの成形部分に当接し、それに
より、絶縁材を排除しながらの前記ケーブルとの接続の
間に支持を行なう。 絶縁材を排除しながらの接続は、信号搬送用接点のハ
ウジング組立体18が、前記コネクタ・ハウジング30の中
央空洞内へ挿入されるときに生じる。接点組立体18の挿
入の間に、前記ケーブルの中央導体は、前記接点の細孔
手段131のテーパー付き領域133内に受容される。挿入が
続けられている間に、切断エッジ132が、前記ケーブル
の保護シース23を切断するとともに、そのように露出さ
れた前記ケーブルの中央導体が、前記細孔の狭い部分13
4aおよび134b内へ入って、前記中央導体を前記接点へ電
気的に接続するのを可能にする。コネクタ・ハウジング
30内の鉄床101および102と、信号搬送用接点ハウジング
121内の成形部分171および172とは、前記ケーブルの絶
縁層の切断の間に、後援サポートを構成する。狭い細孔
部分134aおよび134bの寸法は、それらの中に中央導体ワ
イヤ24を固くかつ信頼性を以て保持するような寸法であ
り、そして、各U字形接点の2つの側部に細孔を設ける
ことにより、さらに大幅に高い信頼性が得られる。前記
信号搬送用接点ハウジングが前記コネクタ・ハウジング
内へ挿入されるとき、接地用接点19の中央接地バー99
が、第6および7図で最も良く見られるように、前記信
号搬送用接点ハウジング中のテーパー付き細孔105内に
受容される。 信号搬送接点用ハウジング121は、その最下端の4つ
のコーナー部に受動引っ掛け部分126を備え、各引っ掛
け部分126は、コネクタ・ハウジング30上の各突起に係
合するように位置され、また信号搬送接点用ハウジング
121は各側に能動的引っ掛け部分127を備え、各引っ掛け
部分127は、ハウジング30上の引っ掛け部分128と協働し
て、接点組立体18をコネクタ・ハウジング30内に固定す
る。 信号搬送用接点組立体18がハウジング組立体14内へ挿
入されるとき、レセプタクル形傍受コネクタ6の組付け
と、ケーブル12aおよび12bに対するそれの接続とが完了
される。前記レセプタクル形傍受コネクタが、前記ケー
ブル・ネットワーク内へのタップとして使用されないと
き、スイッチ腕141および142が接触状態にあり、かつス
イッチ手段140が、第8図に示されているように閉鎖状
態にあって、信号搬送用接点122および123間と、それゆ
え、ケーブル12aおよび12bの複数の中央導体24間におい
て、前記レセプタクル形傍受コネクタ内に第1信号経路
を設ける。同様に、ケーブル12aおよび12bの外側導電性
シースは、接地用接点19へ接続される。 前記ケーブル・ネットワーク内へのタップ(介入手
段)を設けるため、プラグ形コネクタ8が、レセプタク
ル形傍受コネクタ6の信号受信用接点ハウジング121内
で、凹部もしくは空洞175内へ挿入される。プラグ形コ
ネクタ8は電気ケーブル176へ接続され、この電気ケー
ブル176は、導電性シース177と、絶縁材で被覆された一
対の信号搬送導体183および184と、絶縁材で被覆された
第3導体182とを有している。当該導体182,183,184は、
対応する導電性端子186,184,188へ接続される対応する
導電性部分182′,183′,184′を備え、前記端子186,18
7,188の各々は、米国特許第2,791,755号に開示されてい
るタイプの羽根形状を有している。当該端子186,187,18
8は、プラグ8の絶縁性ハウジング181の外表面上に取り
付けられ、かつハウジング181上で、信号搬送用接点12
2,123と、接地用接点19の接地バー99のそれぞれへ面す
るように方向付けされている。少なくともプラグ8の一
部と、端子186,187,188は、接点用ハウジング121のプラ
グ受容開口もしくは凹部175内へ取外し可能に挿入され
るように構成されている。当該挿入の際に、プラグ8の
ハウジング181は、端子186を付勢して、端子186が圧縮
状態および摺動状態で接地バー99に衝突するようにし、
それにより、ケーブル12aおよび12bの導電性シース22に
対するプラグ8の導電性シース177の電気的接続を行な
わせる(第6および7図参照)。また、前記挿入の際に
は、プラグ8のハウジング181が端子187および188を付
勢して、端子187および188が、信号搬送用接点122およ
び123の平坦面163および164のそれぞれに圧縮状態でか
つ摺動状態で衝突するようにし、それにより、プラグ8
を介して前記第1および第2信号搬送用接点間に第2信
号経路を創設させる(第4および5図参照)。ケーブル
182,183,および184は、既知の詰込み箱191,192,および1
93により、プラグ形コネクタ・ハウジング181内に保持
される。 プラグ形コネクタ8は引っ掛け部材201を備え、この
引っ掛け部材201は、前記プラグ形コネクタが前記レセ
プタクル形コネクタ内へ挿入されたときに、接点用ハウ
ジング18内の引っ掛け表面202に係合して、前記両コネ
クタを嵌合状態に保持するように構成された部分297を
有している(第6,7,および10図参照)。引っ掛け体201
は、前記プラグ形コネクタを前記レセプタクル形コネク
タから所望時に容易に分離させることを可能にするた
め、延長指部203を備えている。接点用ハウジング121内
に形成された延長リブ211および212が、当該接点用ハウ
ジングのプラグ受容空洞175内への前記プラグ形コネク
タの嵌合時の案内を補助する。 プラグ形コネクタ・ハウジング181は、その下部の外
側コーナー部にカム表面205(第9および10図参照)を
設定するように形作られている。カム表面205は前記複
数のコネクタの相互嵌合時に可動スイッチ腕142に係合
するとともに、信号搬送用接点122および123間の前記第
1信号経路を遮断するために、スイッチ腕141からそれ
(スイッチ腕142)を外すように位置されている。さら
に詳記すると、前記複数のコネクタの嵌合時には、接地
用接点中央バー99と、前記プラグ形コネクタ上の接地用
接点端子186との間で接地用接続が最初に行なわれ、そ
れにより、前記ケーブル12aおよび12b内の導電性シース
を接地用ケーブル182へ接続する。前記プラグ形コネク
タを空洞175内へさらに挿入すると、当該プラグ形コネ
クタ上の信号搬送用接点187および188を、接点122およ
び123上の平坦部分163および164に係合させることにな
り、その際、前記通常は閉じられているスイッチ手段14
0と、当該プラグ形コネクタの両方を通る二重信号経路
を瞬間的に創設する。しかし、前記プラグ形コネクタを
さらに挿入して底まで付けると、カム表面205は、可動
スイッチ腕142をスイッチ腕141から遠ざけるようにな
り、その結果、スイッチ手段140を開いて、前記ケーブ
ル12aおよび12bから前記プラグ形コネクタを通り、当該
プラグ形コネクタへ接続されているワークステーション
の装置(図示せず)内へ到達している直列の接続のみを
残すことになる。もちろん、前記プラグ形コネクタが前
記レセプタクル形コネクタから分離されるならば、およ
び分離されるときは、可動スイッチ腕142が、カム205に
より解放されて、スイッチ腕141に接触する状態に自動
的に復帰し、それにより、スイッチ手段140を閉じて、
前記信号搬送用接点122および123間に前記第1信号経路
を再度創設する。 したがって、本発明によると、ネットワークの完全性
を常時維持する傍受コネクタ組立体が提供される。当該
組立体は、同軸ケーブル・ネットワークへの取付けが可
能なレセプタクル形傍受コネクタを含み、このレセプタ
クル形傍受コネクタは、そのタップ(介入手段)が使用
されないときに、2本のケーブル間に第1電気信号経路
を設ける。また、前記組立体は、前記レセプタクル形傍
受コネクタとの嵌合が可能なプラグ形コネクタも含み、
このプラグ形コネクタは、嵌合されたときに、当該プラ
グ形コネクタと、既に接続されている外部装置とを通し
て、前記2本のケーブル間に第2信号経路を創設した
後、前記第1信号経路を遮断し、それにより、前記ネッ
トワーク内へ入る前記外部装置の直列接続を創設する。 前記コネクタ組立体は、主として、機械加工により精
密に作られる部品ではなく、打ち抜いて形成される金属
ストリップ(帯状材料)と、成形プラスチックとから製
造され、それゆえ、低価格で大量生産を可能にするコネ
クタとなっている。 本発明は、他の多くの形態を取り得ることは言うまで
もない。したがって、本発明は、以下の請求の範囲によ
り必要とされる程度においてのみ限定されるべきである
ことを、理解されたい。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.第1および第2の電気ケーブルを接続すると共に、
第3の電気ケーブルに接続されたコネクタを受容可能な
タップ形電気コネクタ組立体において、 側面に空洞を有するハウジングと、該ハウジングに保持
され前記第1および第2の電気ケーブルの信号導体のそ
れぞれに接続された第1および第2のコンタクトと、前
記ハウジングに保持され前記第1および第2の電気ケー
ブルの導電性シースを相互接続する接地コンタクトとを
具え、 前記空洞から前記コネクタを受容する際に、前記第1コ
ンタクト、第2コンタクトおよび接地コンタクトのそれ
ぞれが前記コネクタの対応するコンタクトと電気的に接
続することを特徴とするタップ形電気コネクタ組立体。 2.第1および第2の電気ケーブルを接続すると共に、
第3の電気ケーブルに接続されたコネクタを受容可能な
タップ形電気コネクタ組立体において、 側面に空洞を有するハウジングと、該ハウジングに保持
され前記第1および第2の電気ケーブルの信号導体のそ
れぞれに接続された第1および第2のコンタクトと、該
第1および第2のコンタクト間に形成された常閉スイッ
チ手段と、前記ハウジングに保持され前記第1および第
2の電気ケーブルの導電性シースを相互接続する接地コ
ンタクトとを具え、 前記空洞から前記コネクタを受容する際に、前記第1コ
ンタクト、第2コンタクトおよび接地コンタクトのそれ
ぞれが前記コネクタの対応するコンタクトと電気的に接
続すると共に、前記コネクタのカム面により前記常閉ス
イッチ手段が開状態になることを特徴とするタップ形電
気コネクタ組立体。
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---|---|---|---|
US07/004,512 US4744774A (en) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | Electrical connector having conductive sheath-clamping means |
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US07/013,748 US4744775A (en) | 1987-02-12 | 1987-02-12 | Electrical tap connector assembly |
US013,748 | 1987-02-12 |
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2707302B2 (ja) |
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