JP2705839B2 - ネットワークを制御する方法 - Google Patents

ネットワークを制御する方法

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JP2705839B2
JP2705839B2 JP2138655A JP13865590A JP2705839B2 JP 2705839 B2 JP2705839 B2 JP 2705839B2 JP 2138655 A JP2138655 A JP 2138655A JP 13865590 A JP13865590 A JP 13865590A JP 2705839 B2 JP2705839 B2 JP 2705839B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/64Distributing or queueing
    • H04Q3/66Traffic distributors

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は私的顧客ネットワークに対して通信サービス
を提供する装置に関する。
問題 例えば、予約データを追跡するために予約端末のよう
な多数の端末を中央のホストコンピュータに接続するよ
うな大規模なデータネットワークの要求が急速に高まっ
て来ている。さらに、支店の間および支店と本店の間の
音声トラヒックの量を取扱うための地理的に分散した会
社における音声の私的ネットワークも増加している。私
的な音声ネットワークは公衆網利用より経済的に有利な
ものとして存在している。一般的なホストコンピュータ
の応用では端末が連続的に接続されていることを仮定し
ているためにデータネットワークは私的ネットワークと
して実装される。このような特性のために、多数の短い
通信を扱うように構成された現在の公衆電話ネットワー
クはこのような応用にとっては高価で不適切なものとな
っている。
AT&Tのソフトウエア定義ネットワーク(SDN)のよ
うな仮想ネットワークでは発呼者からの公衆交換ネット
ワークを通してのダイヤルされた要求に従って1時にひ
とつずつ呼接続を設定し、特別のネットワーク内ダイヤ
ルのような顧客サービスを提供する。このようなネット
ワークはその発呼者は一般の大衆とサービスを争い、業
務の秩序正しい実行に必要なコンピュータ間のデータ転
送のような専用の私的ネットワークのような高い利用度
を実現することはできない。
AT&T社のアキュネットT1.5サービスのような顧客専
用のディジタル設備は主要な顧客位置の間の私的ネット
ワークのバックボーンとしてますます利用されるように
なってきている。ディジタル設備は顧客室内とATT社の
取扱い局を接続するアクセスリンクとATT社の局の間を
接続するディジタル搬送設備によって実現される局間リ
ンクから成る。主要な顧客位置に設定されたマルチプレ
クサはディジタル設備から音声およびデータ用の回線の
両方をとり出すものである。このような装置は第1図に
図示されている。取扱い局ではATTテクノロジー社の作
るディジタルアクセスリンクコネクトシステムのような
静的クロスコネクトを通して、コモンキャリヤのディジ
タル設備が使われる。アキュネットT1.5のような広範囲
設備ではこのようなクロスコネクトはディジタル搬送シ
ステムの搬送端局装置の間で手作業でパッチされる。こ
のようにして共通の設備が応用の間で共用される。この
ようなネットワークはより多くの顧客が地理的に分散
し、ポイントツーポイントの設備の利用の経済性が低く
なり、交換サービスを持ってネットワークの利用によっ
て置換されてゆくに従ってますます複雑化して来てい
る。代表的には私的ネットワークの位置はディジタル設
備によっては完全には相互接続されていない。この場合
には2つの場所は私的ディジタル設備を有効に利用する
ように、構内交換機(PBX)と特殊なフレキシブルマル
チプレクサシステムによって実現されたひとつあるいは
それ以上のタンデム設備を通して相互接続できる。この
ときには顧客宅内でクロスコネクトジャンクションおよ
び交換が行なわれる。このような装置を有効に利用する
には、個々の回線が少くとも多数のタンデム点を通過す
るようになっていることが必要である。このようなネッ
トワークが混雑してくるに従って、このようなルーティ
ングがいつも可能になるとは限らず、時間が経過するに
従って能率の悪いルーティングが行なわれ、このために
周期的に経理上の再配置が必要になる。
顧客が日常の業務を実行するためにこのような通信設
備に依存する度合はますます大きくなり、従ってこのよ
うなネットワーク設備の信頼性は益々重要になる。この
高信頼性を実現するためのネットワークの設計とネット
ワークの管理は複雑であり高価である。さらに、ネット
ワークの故障のあとで、故障に対応したバックアップ設
備の利用とネットワークを正常なトラヒック取扱いパタ
ーンに戻すことは複雑で時間を要する仕事である。従っ
て、従来技術の大規模な顧客ネットワークの問題はネッ
トワークの故障と顧客による需要トラヒックパターンの
頻繁な変動が存在する状況の中で高信頼サービスを実現
しようとするときにネットワークの設計、運用、管理が
高価につくということである。
解決 本発明に従えば、複数の変換機と複数の私的ネットワ
ークによって専用に使われる変換機間の通信チャネルの
プールから成る変換機間伝送設備によって、上述の問題
が解決され、技術の進歩がもたらされる。各々の私的ネ
ットワークはアクセス設備によって複数の市外変換機の
ひとつに接続される。これらのアクセス設備は変換機間
回線の利用を規定し、制約する。私的ネットワークの顧
客はそのアクセス設備からの相互接続の集合に対する需
要を設定できる。相互接続はネットワークの回線のプー
ルによって実行される。私的ネットワークのひとつの顧
客管理者からの要求データメッセージを受信すると、現
在利用できる変換機間回線がメッセージで指定されたア
クセス設備を接続するのに割当てられる。データベース
が私的顧客のアクセス設備の利用状況を記録して、私的
ネットワークの顧客がそれに割当てられた容量を越えな
いことを確認する。各交換機はその変換機に接続された
トランクと、プール中のすべてのチャネル(トランク)
の空/害状態の記録を持っており、要求に従って接続さ
れたアクセス設備を接続する最適経路を選択する。プー
ルは私的ネットワークの顧客のすべてのアクセス設備の
どのような組合せの相互接続に対しても充分な伝送設備
を提供し、プール中の設備がひとつあるいはそれ以上こ
われた場合に使用する適切な数の予備の設備があるよう
に設計されている。これによって顧客管理者の各々はプ
ールの中味がなくなったり、ネットワーク管理者の許可
を得ることなく設備をプールから引き出すことができ
る。
本発明のひとつの特徴に従えば、公衆通信サービスに
も利用される共用公衆ネットワークが、このような動的
共用設備ネットワーク(DSFN)の設備を構成するために
利用される。有利なことに、公衆交換ネットワークの大
規模な通信設備の通信回路がDSFNに割当てられて、これ
によって規模の経済性を実現する。有利なことに、この
ような共用によって私的ネットワークの顧客宅内装置の
中にタンデム点は必要なくなる。有利なことに、ネット
ワークの交換点で通信チャネルをスイッチするのにネッ
トワークを使うことができ、顧客はその種々のネットワ
ーク位置の間で容量や行く先の変更ができ、従って、容
量も最も有利に使用することができる。これは顧客の最
も直接のトラヒック需要を取扱うのに使用するように専
用プールから異る回線を選択することによって実現され
る。
DSFNはすべての私的ネットワークの顧客の予め定めら
れたピークの需要を任意の時点で同時に満足できるよう
に設計される。この設計は各々の私的ネットワークの顧
客の各々のアクセス点に対するアクセスを制約し、各々
の私的ネットワークの顧客に対する通信のアクセス点を
制約することによって設計される。この構成は現在の公
衆交換ネットワークとは異っている。公衆変換ネットワ
ークでは需要は制約されておらず、ネットワークは予測
されるピーク需要をまかなうように準備していてオフピ
ークの時間では部分的にしか使われていない。設計され
たプールは物理的に多様な設備によって補充され、通常
の設備の一部が故障したときに正常のサービスを回復で
きるようにするための適切な追加の容量が設けられてい
る。特定の私的ネットワークに割当てられた伝送回線に
故障が生じたときには、故障は顧客の装置で検出され、
次に要求メッセージが自動的にDSFNに送られて、これら
の回線上のトラヒックを他の利用できる設備に割当てな
おす。DSFNが市外変換機のような公衆ネットワークの要
素を使用しているときには、その機能を制御するのに公
衆ネットワークの制御を用いることができる。有利なこ
とに、必要となる信頼性のレベルを保証するために提供
しなければならない追加の通信チャネルは、別々の私的
ネットワークのグループについてよりも、DSFNの方が少
なくてよい。有利なことにこのようなDSFNにおいては、
修理された設備がサービスに復帰したときに、その通信
チャネルは設備のプールの中で、そのチャネルを交換機
のデータ表の中で利用できるようにすることによって自
動的に、私的ネットワークで利用できるようになる。DS
FNのプール設備に対しては全体として融通性のある保守
と管理が行なわれ、これによって新らしいトラヒックを
運ぶために回復された設備をただちに利用できるように
することにより、このことが可能となる。
本発明は共用された公衆ネットワークを管理する全体
のプロセスの一部として私的ネットワークを管理するも
のである。このような管理は共用公衆ネットワークの大
規模な管理システムによって提供される規模の利益を利
用するものである。
公衆交換ネットワークは一例として顧客のアクセス設
備と通信するのにCCITT標準のサービス統合ディジタル
に網(ISDN)をインタフェースを提供する。このような
設備を用いることによって、広範な顧客に対して標準的
な方法でDSFNとインタフェースする方法を実現できる。
これはまたコマンドと制御信号のための帯域外信号を与
え、通信チャネルが組合わさって可変伝送速度のグルー
プが作れるようになり、故障したチャネルの再設定もで
きるようになる。
本発明に従えば、2つあるいはそれ以上のネットワー
クが24チャネルのT形ディジタル設備のような容量の単
位を共用できるようになり、これによって局間設備の利
用率が向上することになる。
本発明の特徴に従えば、私的ネットワークの顧客管理
者は私的ネットワークからの上述の信号によって私的ネ
ットワークのトラヒックパターンの変動に応動して設備
の変更を開始できる。従ってこの要求に応じて、公衆ネ
ットワークの管理者によるサービス指示の処理を要する
ことなく。私的ネットワークをただちに再構成すること
ができる。
本発明の特徴に従えば、顧客のチャネルを伝送する設
備の故障は前述した標準の帯域外信号チャネルを経由し
て顧客のアクセス装置に通知される。顧客のアクセス装
置信号の接続変更の要求応動して、この信号はネットワ
ーク変換機を経由して冗長容量を持つ多様なネットワー
ク設備を通して転送される。
一例として、各々の私的ネットワークの顧客は専用の
アクセス設備を経由して公衆交換ネットワークにアクセ
スする。本発明に従って提供される顧客の私的ネットワ
ーク内の接続はこれらの専用のアクセス設備の間だけで
設定される。従って、これらの専用のアクセス設備は顧
客に割当てられた私的ネットワークの範囲を規定する。
これらの制約によって共用の設備プールの所要のトラヒ
ック容量が規定され、共用のプールを適切に提供できる
ようになる。この結果として、顧客の管理者は、共用プ
ールの過負荷を生ずることなく、これらの制約、すなわ
ち、専用アクセス設備に合致した任意のトラヒックパタ
ーンについて設備を要求することができる。この場合も
し私的ネットワークの管理者がある経路について容量を
増加することを要求したときには、他の経路の容量が減
らされる。
本発明のひとつの特徴に従えば、顧客装置とネットワ
ークの間のインタフェースのために顧客サービスコント
ローラが使用される。コントローラは経路の通信回路の
故障を検出し、代替路を設定するための要求を自動的に
ネットワークに送出する。コントローラはまた顧客ネッ
トワークの構成についての状態レコードを持っている。
有利な一実施例においては、コントローラISDNのネット
ワーク持続の一次群インタフェース(PRI)を通してネ
ットワークに信号を送る。
従って、本発明の原理に従えば、複数の交換機を相互
接続する伝送回線のプールは複数の私的ネットワークで
利用するように専用され、これらの私的ネットワークが
交換システムのひとつに対して要求メッセージを送出す
ることによってそのアクセス設備と変換システムの間の
接続を要求し、交換システムはこのメッセージに応動し
て要求された接続を、専用プールから回線を選択するこ
とによって設定する。
詳細な説明 第1図は従来技術の説明である。顧客マルチプレクサ
90は顧客宅内に設置されて搬送システムを経由して取扱
い局10、8に接続される。これらの取扱い局は一方の搬
送システムからの個々のトラヒックを取扱い局を中間の
タンデム局14に接続する搬送システムに接続するクロス
コネクト102、82を含む。タンデム局もまたタンデム局
に接続されたトランクを相互接続するクロスコネクト14
2を含む。より一般的には、取扱い局は複数のタンデム
局を通り、他の取扱い局に行くか、あるいは直接接続さ
れるが、いずれの場合もクロスコネクト設備を通すこと
になる。
第2図は本発明の一実施例を示す全体のブロック図で
ある。伝送ネットワーク220は7個の取扱い局2、4、
6、8、10、12および14を含み、これらは私的サービス
の顧客を相互接続するのに使用される。この実施例にお
いて、7個の取扱い局はベルシステムテクニカルジャー
ナル誌56巻第7号(1977年9月号)の頁1015−1320に述
べられた4ESSTMのような市外交換局であり、チャネルの
入来グループを取り込み、これを出チャネルのグループ
に接続するような、短期あるいは長期の接続および設備
交換装置のための交換ネットワークを含む。周辺の6個
の取扱い局、局2、4、6、8、10、12は各々ひとつの
他の周辺取扱い局に接続されており、各々中央の取扱い
局14に接続されている。7局の取扱い局2、4、6、
8、10、12、14の各々はまた、これらの局の間で信号の
やりとりをし、ネットワーク制御点(NCP)240と呼ばれ
るデータベースにアクセスするのに使用される共通線信
号網に接続されている。取扱い局の各々はまた他の取扱
い局にゆく追加の回線1を持っており、これらの回線が
一律となってその接続と共に複数の私的サービス顧客に
サービスを提供する専用の回線プールを形成する。ネッ
トワーク制御点240は信号情報をルーティング用のネッ
トワークの物理アドレスに変換するのに使われ、個々の
私的ネットワークがそれに割当てられた容量を越えない
ことを保証するための回線プールへのアクセス制約に関
連して使用される。NCP240に接続されているのは顧客に
特有なネットワーク220に関するNCP24中の専用プールに
対する回線の割当を行なうデータを管理するのに使われ
るサービス管理者端末242である。
本実施例では、共用設備は公衆電話ネットワークに共
通の搬送システムからとり出されるが、DSFNに加入して
いる私的ネットワークのユーザから発生した持続だけを
運ぶ。公衆電話のトラヒックは別のトランキング設備を
通して伝送される。このような割当とアクセス設備によ
る需要の制約によって、通常の公衆電話ネットワークの
需要に影響されない専用設備の利用度レベルと同等のレ
ベルを保証できる。本発明の他の実施例においてはさら
に設備を公衆電話トラヒックと共用するための事前ルー
ティングアルゴリズムを使うことができる。このような
アルゴリズムでは各サービスの共用トランキングのため
にさらに設備を共用できる。このようなアルゴリズムで
は各々のサービスについて共用トランクのチャネルを論
理的に予約し、例えば過負荷条件が生じときにはDSFNに
対して優先権を与える。このようなルーティング方式に
よって、さらに規模の経済性が向上するが、性能上の特
性は異ってくる。
ブロック250はネットワーク220に対する代表的なネッ
トワークユーザ接続を示す。共用伝送ネットワーク220
と私的顧客の間のインタフェースはISDNの1次群ンタフ
ェース(PRI)257のプロトコルの下に動作する設備によ
って取扱い局12に接続されたサービスコントローラ255
である。PRIは23個の各64キロビット/秒(kb/s)の音
声およびデータ通信用のBチャネルと、信号情報用の1
個の64kb/sのDチャネルを有している。サービスコント
ローラ255は例えば、接続すべき端点のネットワークア
ドレスを入力したり、端点に関する状態情報を受信した
りする私的ネットワークの管理の目的で管理端末260に
接続されている。これらの私的ネットワーク上を伝送さ
れるトラヒックの大部分はデータトラヒックであるか
ら、サービスコントローラからコンピュータ264に対す
る接続が図示されている。端末274のようなユーザ端末
がネットワーク220を通してコンピュータ264に接続され
ているが、他の顧客位置では他の取扱い局に接続されて
いる。私的ネットワークの音声および交換データトラヒ
ックはサービスコントローラ55と構内交換機(PBX)270
の間の接続276を通して伝送される。リンク278を経由す
る第2の接続によって、サービスコントローラを構内交
換機に接続し、PBX270からの公衆変換ネットワークのト
ラヒックを取扱かう。この接続は取扱い局4に対するア
クセス設備を共用して、公衆ネットワークに対して呼を
与える。PBXはユーザステーション272とユーザ端末274
に接続されている。
サービスコントローラ255はATT情報システム社のアキ
ュリンクモデルの740のような装置であり、これは次の
ような機能を実行できる。
1)個々のネットワークアクセス伝送チャネル257の終
端と監視。
2)取扱い局4からの接続を設定し制御するのに必要な
信号とインタフェースするためのPRI信号プロトコルの
実装。
3)私的ネットワークの顧客に割当てられた以上の回線
を使用しようとする試みが行なわれないようにするため
に、許される宛先の番号と許される帯域を保持するため
の設備の実装。もしこれに反する試みが行なわれたとき
にはネットワーク220によって阻止される。
4)設定された接続の交換あるいは多重化ができるよう
にするための他の顧客宅内に対するT1.5以下を含む伝送
インタフェースの実現。
5)接続失敗に対するPRI信号プロトコルの監視。PRI呼
設定手続きによる失敗した接続の再設定。この手順はCC
ITT(電信電話国際諮問委員会)のISDN PRI標準によっ
て決められている。
6)サービスコントローラ対サービスコントローラの、
例えばPRIエンド ツー エンド信号接続を経由しての
通信の実現。
7)PRI信号を経由して得られた診断データの分析と報
告。および管理端末60へのこのようなデータの報告。こ
のような機能は第18図に関連して詳細に説明する。
PRIについては、例えば、“AT&T ISDN 1次群インタ
フェース仕様"AT&T文書TR 41449 1986年3月および、
CCITTレッドブック第3巻第35分冊シリーズI、ISDN勧
告、1985年ジュネーブに記載されている。
第3図〜第17図は第2図に関して記述したようなネッ
トワークを使って、経済的に私的サービスを提供する方
法を示している。この構成によって多数の問題が解決さ
れている。問題は次のようなことを含んでいる。
1)従来技術の私的ネットワークでは、顧客に対して搬
送設備を提供するためのクロスコネクトシステムの利用
によって、顧客のアクセス装置を、設備の故障を検出す
る既存の方法と切りはなす。共用された私的ネットワー
ク装置を利用することによって、顧客が帯域外信号回線
を経由して故障メッセージを受信している内に、伝送設
備の一部だけ(例えば、T搬送設備の6チャネル)を使
用できる。
2)多くの私的ネットワークのためには、故障の場合に
も私的ネットワークの顧客の運用が停止しないようにす
るために冗長性を備えておくことが必要である。多くの
場合に、従来技術の下での迂回経路の提供のためには、
共用ネットワークである長距離のマルチリンク接続を通
してデータを伝送することによって、はるかに高い能率
が実現できる。
3)従来技術の私的ネットワークにおいては、顧客に対
して搬送設備の一部を提供することは能率良くできなか
った。これは時に冗長な設備が必要な場合には何個かの
私的ネットワークが特定の設備を共用するように構成す
るのが困難であったためである。共用の私的ネットワー
クの構成を利用する場合には、顧客が伝送設備の一部
(例えば、24チャネルのT形搬送設備の内の6チャネ
ル)だけを使えるようになる。
4)交換可能な共用私的ネットワーク構成では、交換機
を利用して変更の要求に応動して、特的の私的ネットワ
ークの構成を変更でき、これによって、ひとつの顧客の
すべての異る需要をまかなう充分な容量の設備の必要を
なくしたり、搬送ネットワーク内のクロスコネクトを手
で変更することによって容量を変更することもできる。
5)共用の私的ネットワークでは、冗長な設備を共用
し、これによって低い設備費で障害が生じたときの性能
を改善することができる。例えば、もし顧客がひとつの
設備を必要とするのに、冗長性のために2つの設備を買
ったなら、もしその顧客が7つの設備の需要を持つ他の
顧客と設備を共用すれば、もっと良いサービスを受ける
ことができる。
6)ケーブルの切断のような共通の障害によって、サー
ビス中の設備と冗長設備の両方がだめにならないよう
に、地理的に拡がった経路を提供することが望ましい。
共用された私的ネットワーク構成によれば、専用の私的
ネットワークに比べて経済的に、地理的に拡散した冗長
経路を実現することができる。
第3図は顧客Aのトラヒック需要を図示している。単
位はT形搬送設備の端数であり、従って1/4は64キロビ
ット/秒の6回線すなわち384キロビット/秒に対応す
る。顧客Aのネットワークは取扱い局10、12、2、4、
6の終端である。顧客Aのすべての需要は交換機6に接
続された顧客Aの装置と取扱い局10、12、2および4に
接続された装置の間の接続についてである。取扱い局1
0、12、2および4に接続された端末の内のトラヒック
要求はない。トラヒック要求は取扱い局10、12、2、4
と交換機6の間で1/4単位である。
第4図は顧客Bの需要を示している。顧客Bは取扱い
局2、4、8および10に接続されており、典型的な需要
は2と10、2と4、2と8、4と8、4と10の間のトラ
ヒックの1/4単位である。取扱い局2および4に対する
接続について発生される最大の需要は各々3/4単位であ
り、取扱い局8および10に対する接続について発生され
る最大の需要は1/2単位である。
第5図は顧客Bに対する代替需要を図示している。代
替需要では取扱い局2と4は各々3/4までの需要を発生
あるいは着信でき、取扱い局10と8は各々1/2までの需
要を発生でき、この制約の中で任意の相互接続が可能で
ある。
実際の物理ネットワークは第2図のブロック20の中に
示してある。これは取扱い局2、4、6、8、10、12が
中央取扱い局14に接続されたスター形で、さらに取扱い
局12と2;4と8;6と10の間には設備がある。従って、周辺
の取扱い局2、4、6、8、10、12の各々は2本の地理
的、生理的に分散した出力リンクを持ち、取扱い局14に
はこのようなリンクが6本ある。
第6図は冗長度がない顧客Aの専用の私的ネットワー
クを図示している。専用ネットワークでは、各々の取扱
い局は専用ネットワークに必要なコネクションを設定す
るためのクロスコネクト設備がある。ブロック501、50
3、505、507および509は取扱い局のひとつでクロスコネ
クト設備に接続されたサービスコントローラ255のよう
なインタフェース装置を表わしている。ブロック506、5
07はこのインタフェースでタンデム交換が行なわれない
ことを示すために単一の回線によって取扱い局6および
10に接続されていることを表わしている。ブロック50
1、503、505を取扱い局12、2、4に接続する2重線は
これらの3局ではタンデム交換の機能を実行しているこ
とを表わしている。これはこれらの局がそこで発生され
たネットワークに対する需要を接続することはもちろ
ん、入り回線を直接出回線に交換する機能を果すことを
示している。例えば、インタフェース501は、それ自身
の要求をそのインタフェースを宛先とした要求に加える
と共に、インタフェース509からの要求を直接インタフ
ェース503に与える。これに対してタンデム機能は本明
細書の共用ネットワークの取扱かい局の中の交換ネット
ワークで実行される。専用ネットワークでは、設備は異
る私的ネットワークで共用できないから、リンク511、5
12、513、514、515、516、517の各々は、各々のリンク
について括弧内に示された要求が1/4(リンク511、51
2)、1/2(リンク513)、3/4(リンク514、515)、1
(リンク516、517)と変化するのに、1ユニット分のト
ラヒックを扱かえるようにしておかなければならない。
取扱い局10、12のように伝送ネットワーク20で直接に接
続されていない2つの取扱かい局を相互接続するリンク
は、取扱い局14の中で永久接続520によって接続された
2つの別々のリンク511、512として図示されている。同
様に、取扱い局2と4を相互接続するリンク514、515は
永久接続522によって接続され、取扱い局4、6を相互
接続するリンク516、517は取扱い局14の中の永久接続52
4によって接続されている。専用ネットワークによって
顧客Aの需要を満足するには、冗長性のないサービスで
は7本のリンクを必要とすることに注意していただきた
い。
第7図は顧客Bの需要を満足する専用ネットワークを
図示している。各々が取扱い局2、4、8、10のサービ
スコントローラ255を形成するインタフェース装置601、
603、605、607は顧客Bによって、専用ネットワークと
のインタフェースに使用される。取扱い局14でコネクシ
ョン620によって接続されるリンク611および612は取扱
い局2および4で顧客Bの終端を相互接続する。インタ
フェース603はインタフェース601からインタフェース60
5、607およびインタフェース603への需要を交換する。
リンク613は取扱い局4および8を直接接続し、リンク6
14と615は交換機14の中での接続622を経由して、インタ
フェース605と607を相互接続する。インタフェース605
はまたインタフェース607からインタフェース603あるい
は601および終端605への需要を交換するタンデム機能を
提供する。リンクの各々に対しては全設備が利用できる
が、これらのリンクの各々について要求される最大の需
要トラヒックはリンク613については1であり、リンク6
11と612については3/4単位であり、リンク614および615
については1/2単位である。顧客Bを取扱かうのに要す
るリンクの総数は冗長がなければ、専用ネットワークに
ついては5である。
第8図は第6図と第7図を重ね合わせたもので、専用
設備を使う顧客AとBの私的ネットワークの全需要をま
かなうためには12本のリンクを必要とすることを示す。
つまり取扱い局12と2の間には経路701を通る1単位の
トラヒック;取扱い局14と4の間の接続には経路705の
通る3単位のトラヒック;取扱い局428の内の接続には
経路707を通る1単位のトラヒック;取扱い局8と14の
間の接続には経路709を通る1単位のトラヒック;取扱
い局10と14の間の接続には経路711を通る2単位のトラ
ヒック;取扱い局12と14の間の接続には経路713を通る
1単位のトラヒック;取扱い局6と14の間の接続には経
路715を通る1単位のトラヒックである。
第9図−第11図の構成では、交換は各々の取扱い局で
実行され、トラヒックの端数単位はこの交換機能を利用
して1単位のトラヒックに併合される。顧客宅内のイン
タフェースはユニット255を形成し、顧客Aのインタフ
ェースはブロック502、504、506、508、510で、顧客B
のインタフェースはブロック602、604、606、608で示さ
れている。第9図において、顧客Aの需要は、それぞれ
取扱い局14に対する取扱い局12、2、4、19を合わせる
経路801、803、805、807で満足され、その各々は取扱い
局14を取扱い局6に接続し、1単位のトラヒックを伝送
する経路809の1/4のトラヒックを伝送する。このために
は第6図で必要となる7リンクに比べて、5リンクしか
必要としない。
第10図によれば、3/4,3/4,1/2,1/2のトラヒックを伝
送する経路901、903、905、907の4リンクを通して顧客
Bの需要を満足する方法を示している。これは同一のト
ラヒックを伝送する第7図の構成で必要となる5リンク
と比較できる。
最後に、第11図は6リンクで顧客AとBによって要求
される全トラヒックを伝送する例を示す。第9図と第10
図から分かるように、ユニット502で終端する取扱い局1
4から取扱い局12に対するトラヒックを伝送するのに要
するのは単一経路1001であり、インタフェース504と602
に対するそのトラヒックを交換するための取扱い局2に
対する取扱い局14を接続するに要するすべてのトラヒッ
クは1単位であり;インタフェース506および604に対す
るトラヒックを交換するための取扱い局12と取扱い局14
を接続するリンク1005に要求されるトラヒックは1単位
であり;取扱い局6およびインタフェース508を取扱い
局14に接続する経路1007に要求されるのは1単位のトラ
ヒックを運ぶ単一リンクであり、取扱い局14を取扱い局
8に接続してインタフェース606に対する1/2単位のトラ
ヒックを伝送する経路1009に要求されるのは単一のリン
クであり;インタフェース510、608のための取扱い局10
と取扱い局14の間で交換される3/4単位のトラヒックを
伝送する経路1011に要求されるのは単一リンクである。
これは専用設備を用いて顧客AとBの需要を満足する第
8図に示したリンクの半分である。
第12図−第14図は信頼性の高い専用ネットワークを実
現するのに必要な構成である。ここでは信頼性の高いネ
ットワークはどの1本のリンクが失なわれても生き残る
ことができるネットワークと定義される。第12図は顧客
Aのための信頼できるネットワークは9本のリンクで実
現できることを示している。リンクは交換機12,2;2,14;
14,4;6,14;14,8;8,4;6,10;10,14;14,12を接続する。同
じリンクの集合を別に構成して第13図のようにして、顧
客Bに対して信頼性の高い専用ネットワークを提供する
ことができる。リンクは交換機2,12;12,14;14,10;2,14;
14,4;8,14;14,6;6,10を接続している。このいずれの場
合においてでも、2つの取扱い局を接続するのにいくつ
かの二重および三重の経路リンクが必要になることに注
意していただきたい。これは冗長リンクとして同一の経
路を使うことを避けたいためである。第14図は単に第12
図と第13図を重ね合わせたものであり、全部で18本のリ
ンクを必要とすることになる。
第15図〜第17図は共用ネットワークの方法を使うこと
によってこの数を半減できることを示している。第15図
は顧客Aの終端502、504、506、508、510を信頼できる
相互接続するのに必要なリンクは9本であり、第12図に
示すのと同一の9本であることを示す。同様に(第16
図)顧客Bに信頼できる共用ネットワークを提供するに
は9本のリンクが必要である。しかし両方の顧客Aおよ
びBに信頼できる共用ネットワークを提供するには、同
じく9本のリンクでよく(第17図)、従って交換を用い
ない非共用設備を使った信頼できるネットワークの場合
に比べて、リンクの総数を半分にできる。
これらの例において、第6図〜第9図はバックホー
ル、すなわち隣接した取扱い局を相互接続するために多
数の取扱い局を通ってゆくプロセスを除くことによる共
用ネットワークの利点を示している。第9図乃至第11図
は必要となるリンクの総数を減少するための設備上のチ
ャネルの共用を示している。第7図および第10図は需要
の移動に従って交換機を使うことの利点を示している。
最後に第12図−第17図は共用交換ネットワークでコスト
を低下させるために冗長性を利用する方法を図示してい
る。第14図では信頼できる専用ネットワークを実現する
には18本のリンクが必要であるのに対し、第17図ではネ
ットワークを共用すれば9本のリンクしか必要のないこ
とを示している。最後に第17図は冗長性のある分散ネッ
トワークで、ケーブルの切断の生じた設備上のトラヒッ
クを他の設備で伝送する場合を示している。
第18図は接続を設定するためにサービスコントローラ
に必要なネットワークデータと手順およびそれによって
ネットワークの交換素子を使って需要を制御し、要求さ
れた接続の経路を決定する手段を示している。端末260
(第2図)における顧客ネットワーク管理者には、ネッ
トワークに対して加入した各端点ごとにアクセス回線番
号とダイヤルアドレス(電話番号)が与えられる。これ
らのデータは顧客管理者によってサービスコントローラ
に与えられ、ネットワーク管理者によってネットワーク
制御点に与えられる。さらにネットワーク管理者は各端
点のネットワークアドレスと、ダイヤルされたアドレス
をネットワークアドレスに変換するアドレス翻訳の集合
を割当てる。この翻訳は顧客ごとに異り、ネットワーク
制御点に入れられ関連するネットワークアドレスに関与
する。翻訳は呼転送のときだけに行なわれる。取扱い局
の各々は接続を設定するための交換ネットワークを有す
る。
第20図に図示したサービスコントローラ255は取扱い
局4のアクセスチャンネルとインターフェースするため
のインターフェース2003を含む(ここで、「アクセスチ
ャンネル」とは、顧客宅内装置と通信ネットワークの間
のチャンネルをいう)。インタフェースはPRIインタフ
ェースで、その1本の信号チャネル2005は顧客管理者の
端末260およびサービスコントローラを制御するプロセ
ッサ2000と通信するためのものである。プロセッサ2000
は中央処理装置2002、サービスコントローラのアクセス
パターンを記憶した表2010、チャネル利用データを記憶
した表2006およびプログラム2007を含むメモリ2009から
成る。プロセッサ2000は信号チャネル2005を経由して取
扱い局4と通信する。プロセッサ2000は信号チャネル20
05を経由して取扱い局4と通信する。インタフェースの
出力はまたチャネル2004を経由して顧客装置264、270と
接続される。
取扱い局4のダイヤルアドレス、Wと取扱い局8のダ
イヤルアクセスXの間の呼の例が示されている。WとX
は共に顧客Bのダイヤルアドレスである。(ここでダイ
ヤルアドレスは大文字W,X,Y,Zでネットワーク(物理)
アドレスは小文字w,x,y、zで示す。)サービスコント
ローラ255は顧客管理者端末260からのコマンドに従っ
て、表2010をチェックして種々の許容できる出アドレス
X,Y,Zが何本の回線にアクセスできるかを見る。セグメ
ント2010は情報源の電話番号Wを示し、1−18で示すよ
うに1時に18までの回線が全部であることを示す。サー
ビスコントローラ255は1次群インタフェース(PRI)を
通して次の情報要素を含む設定メッセージを送ることに
よって呼を開始する。ダイヤルアドレスXとW(202
1)、チャネル数(6)(2023)、割当てられたチャネ
ル(7−12)(2025)およびそれについて接続が設定さ
れるサービスのタイプ(DSFN)(2027)である。取扱い
局4は許容できるアクセスチャネルの表2010を検査して
サービスのタイプとネットワークのアドレスを解釈す
る。もし要求された回線が正しく、所望の呼に適したも
のであれば、取扱い局4は発信アクセスチャネル、ダイ
ヤルアクセスX(セグメント2042)、サービスタイプ
(セグメント2044)、呼ID(セグメント2046)を含む共
通線信号(CCS)メッセージ(2040)を形成する。この
メッセージはネットワーク制御点(NCP)240に送られ
る。サービスタイプとネットワークアドレスによって正
しいNCPが決定され、そのNCP中の顧客データレコードが
分る。アクセス回線の番号あるいはタイプが正しくなけ
れば、あるいは不適切であれば、信号源コントローラに
対して呼拒否メッセージを送ることにより、交換機は呼
を阻止する。
ネットワーク制御点240は受信された情報を使ってそ
の顧客が所望のサービスに加入していることを確認し、
ネットワークアドレスの翻訳情報、すなわち、ダイヤル
されたアドレスからネットワークアドレスへの翻訳情報
を含む表2050にアクセスして、ネットワークアドレスw
から発した呼に許されるネットワークアドレスを知る。
ネットワークアドレスは終端交換機のアドレスとその交
換機のアクセス回線の終端アドレスをつなぎ合わせたも
のである。もし所望のダイヤルされたアドレスXがWに
対して許されたものであれば、呼ID2064と2つの端点の
ネットワークアドレスw,xを含むルーティングトランス
レーション(2062)を含む返送メッセージ2060が発信取
扱い局に送られる。もし行でなければ、呼拒否メッセー
ジが取扱い局に送られ、これは次に呼を阻止する。呼拒
否は顧客の管理者に返送され、有用なトラブルシューテ
ィングの情報を提供する。
許された呼についは、呼IDと翻訳されたルーティング
番号に関連した取扱い局におけるデータを利用して呼の
接続を行なう。サービスタイプ、ネットワークアドレ
ス、帯域データは、呼をその宛先に伝送する出設備を優
先順に含む取扱い局4の中のルーティング表2070を指す
のに使われる。経路を決定するにはネットワークアドレ
スの着信交換機アドレス部だけが必要である。これらの
設備はサービスに専用であり、既知の需要および設備の
統計的故障を考えて、呼授率を極めて低いレベルにする
ように設計されている。出設備の集合は少なくとも2つ
の物理的に分散した経路にわたっている。回線の空き集
合が見付かるまで、好ましい経路が順番に探索される。
この場合には、2つの経路はその優先順にトランクグル
ープm(2082)、宛先取扱い局4への直接経路、および
トランクグループm(2084)、タンデム取扱い局14を経
由してゆく経路である。トランクグループmが利用でき
るものと仮定しよう。トランクグループmのトランクの
表(図示せず)が探索されて、接続のために利用できる
回線の集合を見付ける。
入来トランクタイプと呼タイプおよび着信ネットワー
クアドレスの形を持つ共通線チャネル信号に従う、ネッ
トワークの次の取扱い局は呼をさらに接続して所望の着
信交換機につなげる。設備の不足で呼をそれ以上接続で
きなくなると、呼は終了する。ダイナミック非階層ルー
ティングのようなルーティング方式によれば、すべての
可能性をためすまで、自動的に発信交換局で再試行する
が、このような方式をとってもよい。
この場合には直接の経路が利用できるので、取扱い局
4はセグメント2091(X、宛先のネットワークアドレ
ス、W、は発信元のダイヤルアドレス)、2093(6、こ
の呼のチャネル数)。2095(13−18、この呼に割当てら
れている1個の24チャネルグループの内トランクグルー
プのチャネル番号)、2097(m、トランクグループの識
別情報)、2099(DSFN、この呼のサービスタイプ)から
成るCCSメッセージ2090を送信する。このメッセージ209
0が取扱い局8で受信されると、表2100でネットワーク
アドレスxのアクセス特権が検査され、そのアクセス設
備のチャネル1−12に対してサービスコントローラ256
が割当てられていることがわかる。取扱い局8はメッセ
ージ2110をサービスコントローラ256に送って要求され
たコネクションを設定する。メッセージ2110はセグメン
ト2111(発信元と宛先のダイヤルされたアドレスアドレ
スX,W)、2113(6、コネクションのチャネル数)、211
5(1−6コネクションに割当てられたチャネル)、211
7(DSFN、サービスタイプ)を含む。肯定応答が返送さ
れると、呼は完成され接続メッセージが発信サービス局
4とサービスコントローラ255に送られる。もしチャネ
ルの数が不適切であったり、存在しなければ、呼は阻止
される。呼の進行中呼の状態に関するメッセージがサー
ビスコントローラ255に送られる。もし呼が阻止された
ときには、非正常な場合であり、サービスコントローラ
255に送られる拒否メッセージに阻止の理由が示されて
いる。この情報はサービスコントローラ255によって顧
客管理者の端末260に示される。
接続は一度設定されると永久に保持される。大きな雑
音あるいはネットワークの故障によって取扱い局4ある
いは8またはサービスコントローラ255あるいは256が切
断されることがある。
このような状況ではサービスコントローラ255あるい
は256が上述したと同様にして自動的に接続を再設定す
る。このときには取扱い局は非常に雑音が多かったり、
故障したトランク、例えばトランクグループmをサービ
スから外す。呼が再設定されたときには、古い経路は利
用できないから、新しい経路、この場合にはトランクグ
ループnが取扱い局によって選択される。ネットワーク
設備の正しい設計によって、再設定された接続を伝送す
るための適切な容量を持つ物理的に分れた整備を確保す
る。
第19図は第18図で示されたように実行される機能のフ
ローチャートである。まず取扱い局はDSFN接続と設定す
る要求を受け付ける(動作ブロック2200)、次に取扱い
局とそれから要求が受信されたサービスコントローラの
間で接続が設定される(動作ブロック2210)。次に、そ
の宛先の電話番号から宛先の物理アドレスを知るために
NCP(この場合にはNCP240)がアクセスされる(動作ブ
ロック2220)。発信取扱いプロセスが次に宛先の取扱い
局の番号に従って経路を選択する(動作ブロック223
0)。最後に、発信取扱い局と宛先取扱い局の間および
宛先取扱い局と宛先の取扱い局コントローラの間で接続
が設定される(動作ブロック2240)。
顧客のネットワークを需要の変動に応じて変更する目
的で、顧客の管理者は存在している接続を切断して、ネ
ットワーク制御点で規定された予め定められた場所に対
して異る帯域の新らしい接続を設定することができる。
このときの唯一の制約は2つの端点の間の全帯域はその
サービスに割当てられたアクセスチャネルの帯域を越え
られないということだけである。もし顧客の管理者が追
加の帯域あるいは新らしい場所を望むときには、ネット
ワーク管理者に対する申し込みが必要である。新らしい
設備を追加することなしに適切なネットワーク容量が存
在すれば、ネットワーク管理者は交換機とネットワーク
制御点の適切な表を更新することによってサービスを受
け入れる。これを実行する機能によって、手作業による
経路変更が必要である顧客専用設備に比べて、はるかに
短い時間でサービスを受け入れられるようになる。
ネットワーク制御点(データベース処理システム)を
使用して、アドレスを翻訳することによって、呼の経路
に関連してずっと複雑な機能を実現できる。閉域発呼グ
ループを形成する能力についてはすでに述べた。追加の
機能としては:時刻によって翻訳の変化、翻訳変化の加
入者起動、接続パターンの中央監視などがある。これら
の機能はサービスコントローラでも実現できるが、その
場合には管理と制御はもっとむずかしくなる。
以上の説明は本発明のひとつの有利な実施例にすぎな
いことが理解されるであろう。本発明の精神と範囲を逸
脱することなく、当業者には種々の他の構成を工夫する
ことができる。従って本発明は添付特許請求の範囲によ
ってのみ規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の私的ネットワーク構成のブロック
図; 第2図は本発明の原理に従う私的ネットワーク構成のブ
ロック図; 第3図−第5図は2つの私的顧客の別々および全ネット
ワーク需要の例; 第6図−第17図は専用ネットワークに対して共用ネット
ワークを使うことの利点を示す図; 第18図は私的ネットワークに対して接続を設定するプロ
セスを示す図; 第19図はこのような接続を設定するためのステップを図
示するフローチャート図; 第20図は顧客サービスコントローラのブロック図であ
る。 〔主要部分の符号の説明〕 取扱い局……2、4、8、10 データ表……2050

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の取扱い局と、各々が少なくとも1つ
    のチャンネルを含み該取扱い局のいくつかを相互接続す
    るための複数の伝送設備とを含む通信ネットワークにお
    ける、該通信ネットワークを接続するアクセスリンクを
    私的ネットワークの顧客に相互接続して私的サービスを
    提供するための方法において、 通信容量の要求を指定する、該私的ネットワークの顧客
    からの要求メッセージであって、接続されるべき第1の
    アクセスリンクと第2のアクセスリンクとを識別するデ
    ータを含む要求メッセージに応動して、該伝送設備のチ
    ャンネルのプールからチャンネルを選択し、該プールは
    複数の私的ネットワークの顧客に対して私的ネットワー
    クサービスを提供するように専用になっており、該プー
    ルのチャンネルの識別情報は該ネットワークのデータ表
    に記憶されており、該顧客の第1と第2のアクセスリン
    クの間に該容量の要求を満足する多数のチャンネルを提
    供し、 該複数の取扱い局を通して交換接続によって該選択され
    たチャンネルを経由して該第1と第2のアクセスリンク
    を接続する 段階を含むことを特徴とする私的サービスを提供するた
    めの方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の方法におい
    て、 該顧客の第1と第2のアクセスリンクを相互接続するの
    に使用される該チャンネルの少なくともひとつに故障を
    検出したのに応動して、 専用チャンネルの該プールから少なくともひとつの代替
    の利用できるチャンネルを選択し; 該複数の取扱い局のひとつを通して交換接続を経由して
    該少なくとも代替の利用できるチャンネルを経由して、
    該第1と第2のアクセスリンクを接続する段階を含むこ
    とを特徴とする 私的サービスを提供するための方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の方法におい
    て、該設備は各々がチャンネルの集合を含む搬送グルー
    プを含み、該選択の段階は 該第1と第2のアクセスリンクの間の該私的ネットワー
    クの顧客の伝送要求を満足するために該搬送グループの
    ひとつのチャンネルの集合の内の適切な部分集合を選択
    する段階を含むことを特徴とする 私的サービスを提供するための方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の方法におい
    て、 該第1と第2のアクセスリンクを少なくともひとつを経
    由して統合通信信号チャンネルを通して通信を行う段階
    を含むことを特徴とする 私的サービスを提供するための方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項に記載の方法におい
    て、該通信ネットワークにさらに、該顧客のアクセスリ
    ンクの数、識別情報およびアクセスチャンネルの利用可
    能性を示す第1のデータを記憶するデータ表を含み、該
    選択段階はさらに 該要求に応動して、該要求と該第1と第2のアクセスリ
    ンクのアクセスチャンネルの数と利用可能性を示す該第
    1のデータを照合する段階を含むことを特徴とする私的
    サービスを提供するための方法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項において、さらに該
    要求を満足するに当たって該第1と第2のアクセスリン
    クの少なくともひとつに不充分なアクセスチャンネルし
    か存在しないときには、私的顧客に対してこれを通知す
    る段階を含むことを特徴とする私的サービスを提供する
    ための方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第5項に記載の方法におい
    て、さらに該接続段階に応動して該第1と第2のアクセ
    スリンクの該要求されたチャンネルの数を利用できない
    ことを示すよう該第1のデータを更新する段階を含むこ
    とを特徴とする私的サービスを提供するための方法。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第5項に記載の方法におい
    て、さらに ネットワーク管理者からの要求に応動して該第1と第2
    のアクセスリンク上のアクセスチャンネルの数と識別情
    報を示す第1のデータを変更する段階を含むことを特徴
    とする私的サービスを提供するための方法。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第1項に記載の方法におい
    て、該通信ネットワークは通信事業者のネットワークで
    あり、さらに ネットワーク管理者からの要求に応動して私的ネットワ
    ークサービスを提供するために専用になった該プールの
    チャンネルの識別情報を記憶するために該データ表を変
    更することによって該プールに対してチャンネルを追加
    したり、プールからチャンネルを外したりし; 通信事業者のネットワークの公衆サービスに使用するた
    めに 該プールに追加されたチャンネルを利用できなく、該プ
    ールから除かれたチャンネルを利用できるようにする段
    階を含むことを特徴とする私的サービスを提供するため
    の方法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、該通信ネットワークは通信事業者のネットワーク
    であり、該接続段階は、 該第1と第2のアクセスリンクを該顧客のために選択さ
    れた該チャンネルを経由して該複数の取扱い局のひとつ
    を通して接続し、該複数の取扱い局は公衆通信のトラヒ
    ックもまた交換する取扱い局となっていることを特徴と
    する私的サービスを提供するための方法。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、 該プールを複数の私的ネットワークの顧客の需要のピー
    クをまかなうように設計し、該ピークの需要は該複数の
    私的ネットワークの顧客の各々に対して提供される複数
    のアクセスリンクと該複数のアクセスリンクの各々で提
    供されるアクセスチャンネルの数とによって制約される
    ようにする段階を含むことを特徴とする私的サービスを
    提供するための方法。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第11項に記載の方法にお
    いて、該設計段階は 該複数の取扱い局を相互接続するいずれかの伝送設備の
    故障が生じた際に私的ネットワークの顧客に対するチャ
    ンネルを回復できるように該プールを該ピークの需要を
    満足する他に適切な追加の容量をもたせておくようにす
    る段階を含むことを特徴とする私的サービスを提供する
    ための方法。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第12項に記載の方法にお
    いて、該設計段階はひとつの物理的経路の全設備が故障
    したときにも代替チャンネルを提供できるように物理的
    に分散した設備中の充分に多くの数のチャンネルを提供
    するようになっていることを特徴とする私的サービスを
    提供するための方法。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第11項に記載の方法にお
    いて、該通信ネットワークは通信事業者のネットワーク
    であり、該設備は各々がチャンネルの集合である搬送グ
    ループから成り、該設計段階は 該プールが該取扱い局の間の搬送グループの適切な回線
    の部分集合を含むような規則に従って該プールを設計す
    ることを特徴とする私的サービスを提供するための方
    法。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、 該取扱い局のひとつに対して顧客管理者端末からの該要
    求を送信することを特徴とする私的サービスを提供する
    ための方法。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第15項に記載の方法にお
    いて、該伝送段階は 該私的ネットワークの顧客を該通信ネットワークに接続
    するアクセスリンクの統合通信信号設備を通して該要求
    を伝送する段階を含むことを特徴とする私的サービスを
    提供するための方法。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、該選択段階は 該要求から該第1と第2のアクセスリンクを識別する該
    データを含むメッセージを該取扱い局のひとつからデー
    タベースに送信し、該第1および第2のアクセスリンク
    の少なくともひとつを識別するデータを含むメッセージ
    を該データベースから該取扱い局に受信する段階を含む
    ことを特徴とする私的サービスを提供するための方法。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲第17項に記載の方法にお
    いて、さらに 該第1と第2のアクセスリンクの内の少なくとも一方を
    識別する該データを翻訳して該取扱い局の該一方から該
    第1および第2のリンクの一方に接続された取扱い局へ
    の経路を見出す段階を含むことを特徴とする私的サービ
    スを提供するための方法。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、さらに 共通線信号方式を経由して該経由の該チャンネルのひと
    つに接続された取扱い局に対してメッセージを送信し、
    該顧客の該第1と第2のアクセスリンクの間の該接続の
    一部を設定する段階を含むことを特徴とする私的サービ
    スを提供するための方法。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲第17項に記載の方法にお
    いて、さらに 該データベースにおいて、該第1と第2のアクセスリン
    クを識別する該データを翻訳して、該第1と第2のアク
    セスリンクの内の少なくとも一方を識別するデータを得
    ることを特徴とする私的サービスを提供するための方
    法。
  21. 【請求項21】特許請求の範囲第20項に記載の方法にお
    いて、該第1と第2のアクセスリンクを識別する該デー
    タは少なくともひとつのダイヤル番号を含み、該第1と
    第2のアクセスリンクの内の少なくとも一方を識別する
    該データは少なくとも一方の取扱い局と該少なくとも一
    方の取扱い局の物理的アクセスチャンネルを識別するデ
    ータを含むことを特徴とする私的サービスを提供するた
    めの方法。
  22. 【請求項22】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、さらに 該データ表に該プールの該チャンネルの各々の利用可能
    性データを記憶し; 該私的ネットワークの顧客からの他の要求に応動して、
    識別されたアクセスリンクの間で切断されるべきチャン
    ネルの数を指定し、 該指定された数のチャンネルを切断し; 該複数の私的ネットワークの顧客の他の者を取り扱うた
    めに、該データ表中の該利用可能性データについて、切
    断されたチャンネルが利用可能であるようにする 段階を含むことを特徴とする私的サービスを提供するた
    めの方法。
  23. 【請求項23】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、該選択段階は 該第1の取扱い局において、該アクセスリンクを識別す
    る該情報は該第2のアクセスリンクのダイヤルアドレス
    を含むような該要求を受信し、 該第2のアクセスリンクの該ダイヤルされたアドレスを
    物理アドレスに翻訳し、該物理アドレスは該第2のアク
    セスリンクに接続された第2の取扱い局の識別情報を含
    むようにし; 該第2の取扱い局に対する接続のために該第1の取扱い
    局においてトランクグループを選択し; 該第1の取扱い局で利用できるチャンネルの該プールの
    中から該トランクグループのチャンネルを選択する 段階を含むことを特徴とする私的サービスを提供するた
    めの方法。
  24. 【請求項24】特許請求の範囲第23項に記載の方法にお
    いて、該接続段階は該第1のアクセスリンクと該選択さ
    れたチャンネルの間で該第1の取扱い局で第1の接続を
    設定し; 該選択されたチャンネルに接続された取扱い局に対して
    該接続を延長するために該選択されたチャンネルに接続
    された取扱い局に対してメッセージを伝送する 段階を含むことを特徴とする私的サービスを提供するた
    めの方法。
  25. 【請求項25】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、該プール中の該チャンネルのひとつは該チャンネ
    ルの該ひとつに接続された取扱い局のデータ表で識別さ
    れることを特徴とする私的サービスを提供するための方
    法。
  26. 【請求項26】特許請求の範囲第1項に記載の方法にお
    いて、該接続する段階は 該プールからのチャンネルを含む望ましいトランクグル
    ープを選択し、 該プールからのチャンネルが該望ましいトランクグルー
    プで利用できるかどうかをテストし、 該望ましいトランクグループで該プールからのチャンネ
    ルが利用できないときには該プールからのチャンネルを
    含む代替トランクグループを選択する 段階を含むことを特徴とする私的サービスを提供するた
    めの方法。
  27. 【請求項27】特許請求の範囲第26項に記載の方法にお
    いて、該代替のトランクグループは該望ましいトランク
    グループの設備以外の異なる設備を使用していることを
    特徴とする私的サービスを提供するための方法。
  28. 【請求項28】複数の取扱い局と、各々が少なくともひ
    とつの通信チャンネルを含み該取扱い局を相互接続する
    ための複数の伝送設備とを含む通信ネットワークにおけ
    る、該ネットワークを私的ネットワークの顧客に接続す
    る第1のアクセスリンクと第2のアクセスリンクの間で
    私的サービスの相互接続を提供する装置であって、該第
    1のアクセスリンクが該取扱い局の内の第1のものに接
    続しているような装置において、 該第1の取扱い局を該取扱い局の内の他に接続するため
    の該設備の通信チャンネルのプールを含み、 該第1の取扱い局はプログラム制御によって、該第1の
    取扱い局で接続を設定し、該第2のアクセスリンクの識
    別情報を含むデータを有する該私的ネットワークの顧客
    からの要求を受信に応動して該通信チャンネルのプール
    のひとつを経由して該第1のアクセスリンクのひとつか
    らの接続を、該第2のアクセスリンクのひとつに延長す
    るようにすることを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】特許請求の範囲第28項に記載の通信ネッ
    トワークにおいて、該装置はさらに、 プログラムの制御の下に動作し、通信チャンネルの該プ
    ールの該ひとつの故障に応動して、専用チャンネルの該
    プールからの代替の利用できるチャンネルを少なくとも
    ひとつ選択して、該第1のアクセスリンクの該ひとつか
    らの接続を該少なくともひとつの代替の利用できるチャ
    ンネルを経由して該第2のアクセスリンクのひとつに延
    長するよう動作する該第1の取扱い局を含むことを特徴
    とする装置。
  30. 【請求項30】特許請求の範囲第28項に記載の通信ネッ
    トワークにおいて、該装置はさらに、 該私的ネットワークの顧客のアクセスリンクの物理的位
    置を識別するためのデータを蓄積する該第1の取扱い局
    からアクセスできるデータベースシステムを含むことを
    特徴とする装置。
  31. 【請求項31】特許請求の範囲第28項に記載の通信ネッ
    トワークにおいて、該装置はさらに、 該取扱い局の内の該他の局において接続を設定するため
    に信号メッセージを伝送する目的で該第1の取扱い局を
    該複数の取扱い局の他のものに接続する共通線信号設備
    を有することを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】複数の取扱い局と、各々の設備が少なく
    ともひとつの搬送グループを含むような複数の伝送設備
    を有し、各搬送グループはチャンネルの集合を有する公
    衆通信ネットワークにおける該ネットワークを私的ネッ
    トワークのサービスを提供するために私的ネットワーク
    の顧客に接続するためにアクセスリンクを相互接続する
    方法において、 該私的ネットワークの顧客の顧客管理端末から受信され
    るチャンネル数を指定する要求であって、該チャンネル
    数によって接続される第1と第2のアクセスリンクを識
    別するデータを含む要求に応動して、チャンネル識別情
    報が該ネットワークのデータ表に記憶された、私的ネッ
    トワークを提供するために専用されるチャンネルのプー
    ルからチャンネルを選択し、該顧客の第1と第2のアク
    セスリンクの間に複数のチャンネルを提供し; 該複数の取扱い局を経由して交換接続によって該顧客の
    ために該選択されたチャンネルを経由して該第1と第2
    のアクセスリンクを接続し; 該第1と第2のアクセスリンクの該要求されたチャンネ
    ル数が利用できなくなったことを示すために第1のデー
    タを更新し; 該第1および第2のアクセスリンクを該顧客に接続する
    のに使用される該チャンネル中の少なくともひとつのも
    のの故障を検出し; 専用チャンネルの該プールから少なくともひとつの代替
    の利用できるチャンネルを選択し; 該複数の取扱い局のひとつを経由して交換接続によって
    該少なくともひとつの代替の利用できるチャンネルを経
    由して該第1と第2のアクセスリンクを接続し; 統合通信・信号チャンネルによって該第1および第2の
    アクセスリンクの少なくともひとつを通して通信し; ネットワーク管理者からの要求に応動して、私的ネット
    ワークサービスを提供するために専用に用いられる該プ
    ールのチャンネルの識別情報を記憶するデータ表を変更
    することによって該プールにチャンネルを入れたり、プ
    ールからチャンネルを取りだしたりし; 該プールに加えられたり該プールから出されたりしたチ
    ャンネルを該公衆通信のネットワークの公衆サービスで
    それぞれ使用できなくしたり、使用できるようにする段
    階を含み; 該通信ネットワークは該顧客のアクセスリンクのアクセ
    スチャンネルの数、識別情報、利用可能性を示す第1の
    データを記憶するデータ表を含み; 該プールからチャンネルを選択する該段階は 該第2のアクセスリンクのダイヤルアドレスを含む該ア
    クセスリンクを識別する該データを第1の取扱い局の要
    求から受け; 該第1および第2のアクセスリンク上のアクセスチャン
    ネルの数と利用可能性を示す該第1のデータと該要求を
    照合し; 該要求を満足するために該第1および第2のアクセスチ
    ャンネルの少なくとも一方で充分な数のアクセスチャン
    ネルが利用できないときに、これを私的ネットワークの
    顧客に通知し; 該ネットワークのデータベースにおいて、該第2のアク
    セスリンクの該ダイヤルアドレスを物理アドレスに翻訳
    し、該物理アドレスは該第2のアクセスリンクに接続さ
    れた第2の取扱い局の識別情報を含み; 該第2の取扱い局に至る経路を該第1の取扱い局におい
    て選択し; 該第1の取扱い局で利用できる該チャンネルのプール中
    の個々のチャンネルから該経路のチャンネルを選択し; 該顧客の該識別された第1と第2のアクセスリンクの間
    の該接続の一部を設定するために該経路の該チャンネル
    のひとつに接続された取扱い局に対して共通線信号方式
    を通してメッセージを送信する 段階を含むことを特徴とするアクセスリンクを相互接続
    する方法。
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