JP2703343B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

飲料ディスペンサ

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JP2703343B2 JP14437689A JP14437689A JP2703343B2 JP 2703343 B2 JP2703343 B2 JP 2703343B2 JP 14437689 A JP14437689 A JP 14437689A JP 14437689 A JP14437689 A JP 14437689A JP 2703343 B2 JP2703343 B2 JP 2703343B2
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紘司 古賀
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、飲料の注出管路に配したボールバルブを回
転させることで飲料を自動注出する飲料ディスペンサに
関する。
(ロ)従来の技術 従来、飲料ディスペンサは種々あるが、例えば飲料と
してビールを対象としたディスペンサは特開昭62−6479
0号公報に開示されている構成がある。すなわち同公報
のものは、樽詰のビールに炭酸ガスボンベからの炭酸ガ
ス圧力を減圧弁を介して加圧し、このガス圧により樽か
らビールを送り出してディスペンサに送給し、このディ
スペンサ内の冷却コイルを通過させて冷却した後、手動
で操作されるビール注出弁から一定量のビールをジョッ
キ等に注ぐように構成してある。
しかしながら手動による注出であると操作者の熟練度
により注ぐ量に差が出たり、或いは泡が多過ぎたり少な
かったりして、販売に不都合を来たす心配がある。そこ
で誰にでも一定のビールが自動的に注がれるように、特
開昭64−42299号公報には、タイマー等によるビール注
出弁を自動的に開くようにしたビールディスペンサにつ
いてが開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 そしてこのような自動注出においてビール注出の制御
を、ビールの注出管路に配したモータ駆動のボールバル
ブで行なうと、停電や故障等でボールバルブが開いたま
まで停止してしまうことがあり、そのためには、緊急時
にボールバルブを手動により閉止するための手動ハンド
ルを設ける必要がある。しかるにこのような手動ハンド
ルはボールバルブと連動している関係上、当然モータの
回転とも連動していることになり、モータが回転したと
きには手動ハンドルも回転するために、誤って手が触れ
ると重大な事故を起こす危険がある。
したがって本発明はクラッチを用いて、モータが駆動
しているときには、手動ハンドルは回転することのない
ようにした飲料ディスペンサを提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明による飲料ディスペ
ンサは、ボールバルブに回転力を付与する回転軸と、該
回転軸に回転力を与えるもので、ボールバルブを正方向
へ回転させるような回転力を受けると該回転軸とともに
回転し、ボールバルブを負方向へ回転させるような回転
力を受けると該回転軸からフリーな状態となるよう設け
られる第1及び第2のクラッチと、該第1のクラッチに
対して前記回転軸を正方向に回転させるような回転力を
与える駆動モータと、前記第2のクラッチに固着された
操作ハンドルと、前記駆動モータの動作時に前記回転軸
に連動して前記第2のクラッチが回転するのを阻止する
係止具とを具備している。
(ホ)作 用 駆動モータの駆動により第1のクラッチが回動する
と、これに連動して回転軸が回動し、ボールバルブが正
方向に回転する。これにより注出管路が開かれて飲料が
注出される。このとき第2のクラッチも回転軸に連動し
て回転しようとするが、第2のクラッチは係止具にて回
転を阻止する力を受けており、このことはボールバルブ
の負方向に回転させるような力を受けているのと同じな
ため回転軸との連動から外れ、したがって操作ハンドル
が駆動モータに連動して回転することがない。
(ヘ)実施例 第1図は本発明の実施例としてのビールディスペンサ
30の概略構成図にして、1はビールを収納したビール
樽、2はこのビールに炭酸ガスを含有させるとともに、
樽1内に炭酸ガス圧を加えてビールを押出すために設け
られる炭酸ガスボンベで、炭酸ガス圧は減圧弁3により
減圧されて、炭酸ガス管路4を介してビール樽1内のビ
ールに印加されている。
5はビール樽1より送り出されるビールの注出管路
で、ビール樽1から注出ノズル6に至るまでの間の管路
を形成している。そして注出管路5は、その途中、すな
わちディスペンサ本体7において冷却器8が介挿されて
おり、冷却器8を経て十分に冷やされたビールは、注出
管路5の下流側に配置されたモータ駆動式のボールバル
ブ9により制御されて一定量ジョッキ10に注出されるよ
うになっている。
ボールバルブ9は第2図に示すように一定方向に回転
駆動されて、その回転角度位置によって内部に形成した
流通路11が注出管路5の上流と下流とを連通(全開)、
遮断(全閉)するようになっている。
第3図はボールバルブ9を駆動する装置の構成を示し
ており、ボールバルブ9に回転力を付与する回転軸12に
はクラッチ13が嵌入されており、クラッチ13のハウジン
グ17は減速モータ14の出力軸に固着されている。そして
クラッチ13としては、回転軸12と嵌合する環状の形状を
有し、ボールバルブ9を第2図示の方向である正方向に
回転させるような回転力を受けると、この回転力を回転
軸12に伝達して共に回転し、またボールバルブ9を負方
向へ回転させるような回転力を受けると、回転軸12から
はフリーとなって自身のみ回転するようなワンウエイク
ラッチが使用される。
また操作ハンドル15はクラッチ18に固着されており、
このクラッチ18が嵌入される回転軸19はギヤ20,21との
噛合いにより回転軸12と連動して回転するようになって
いる。そしてこのクラッチ18もクラッチ13と同様に、ボ
ールバルブ9を正方向に回転させるような回転力を受け
ると、この回転力を回転軸12に伝達して共に回転し、ま
たボールバルブ9を負方向へ回転させるような回転力を
受けると、回転軸12からはフリーとなって自身のみ回転
するような構成となっている。操作ハンドル15はボール
等の係止具23を介してバルブケース28に支持されてお
り、回動に際しては、この係止具23により若干の抵抗を
受けるようになっている。
上記のボールバルブ9は、所定の飲料供給指令にて減
速モータ14が駆動することで正方向に回転する。そして
減速モータ14は、ボールバルブ9が90゜回転して全開状
態となったときに駆動を停止し、一定量のビールを注出
するのに必要なタイマ時間が経過すると減速モータ14は
駆動を開始し、ボールバルブ9が更に90゜回転したとき
に再び駆動を停止してビールの一回の注出を終了する。
このようにしてボールバルブ9が回転すると、ギヤ20,2
1にて回転力が伝達されて回転軸19も回転することにな
るが、このとき操作ハンドル15は係止具23にて摩擦を受
けており、このことはクラッチ18は相対的にボールバル
ブ9を負方向へ回転させるような回転力を受けているこ
とになるために、クラッチ18が回転軸19に連動して回転
することはない。したがって減速モータ14が駆動したと
きに、操作ハンドル15も一緒になって回転することがな
い。
また緊急閉止時あるいは手動によるビール注出時に
は、係止具23の摩擦力に抗して、ボールバルブ9が正方
向に回転するよう操作ハンドル15を回すと、操作ハンド
ル15の回転力はクラッチ18を介して回転軸19に伝達さ
れ、更にギヤ20,21にて回転軸12にも伝達されるために
ボールバルブ9が回転する。このときクラッチ13は減速
モータ14の負荷を受けており、このことは相対的にボー
ルバルブ9を負方向へ回転させるような回転力を受けて
いることになるために、クラッチ13は回転軸12からはフ
リーな状態である。そしてボールバルブ9が負方向に回
転するよう操作ハンドル15を回した場合には、このとき
はクラッチ13は回転軸19に対して回転力を伝達しない。
このようなボールバルブ9を備えたビールディスペン
サ30は、減速モータ14が駆動側となって正転すると、ク
ラッチ13と回転軸12とが連動してボールバルブ9が正方
向に回転する。このときクラッチ18は係止具23の摩擦に
より、回転軸12に連動して回転する回転軸19からはフリ
ーな状態となるために、同時に操作ハンドル15が回転す
ることがない。
そして、操作ハンドル15正転させると、操作ハンドル
15側が駆動側となってクラッチ18と回転軸19とが連動
し、更に回転軸12も連動して回転するためボールバルブ
9が正方向に回転する。このときクラッチ13は回転軸19
からはフリーな状態であるために、操作ハンドルを手で
回す力は係止具23の摩擦に打ち勝つ程度でよい。
第4図はボールバルブ9を駆動する装置の他の実施例
を示しており、この例は、ボールバルブ9の互いに対称
をなす位置に一組の回転軸24,25を設けて、それぞれに
第3図のクラッチ17,18と同等の効果を有するクラッチ2
6,27を嵌入したものである。
(ト)発明の効果 本発明に依れば、飲料の注出管路に配したボールバル
ブを駆動モータまたは操作ハンドルの操作による手動に
て回転させて飲料の注出を行なう飲料ディスペンサにお
いて、駆動モータの駆動にてボールバルブを開閉作動さ
せても、操作ハンドルがこれに連動して回転することが
ないために安全な飲料ディスペンサが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としてのビールディスペンサの
概略構成を示す図、第2図はボールバルブの動作説明
図、第3図及び第4図はそれぞれボールバルブの駆動装
置の構成図を示している。 4……駆動モータ、5……注出管路、9……ボールバル
ブ、12,19……回転軸、17,18……クラッチ、23……係止
具。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料の注出管路に配したボールバルブの回
    転位置にて該注出管路の開閉を制御する飲料ディスペン
    サにおいて、前記ボールバルブに回転力を付与する回転
    軸と、該回転軸に回転力を与えるもので、前記ボールバ
    ルブを正方向へ回転させるような回転力を受けると該回
    転軸とともに回転し、前記ボールバルブを負方向へ回転
    させるような回転力を受けると該回転軸からフリーな状
    態となるよう設けられる第1及び第2のクラッチ、該第
    1のクラッチに対して前記回転軸を正方向に回転させる
    ような回転力を与える駆動モータと、前記第2のクラッ
    チに固着された操作ハンドルと、前記駆動モータの動作
    時に前記回転軸に連動して前記第2のクラッチが回転す
    るのを阻止する係止具とを備えた飲料ディスペンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4524621B2 (ja) * 2005-01-04 2010-08-18 富士電機リテイルシステムズ株式会社 飲料ディスペンサの制御装置
EP2987768A1 (en) * 2014-08-19 2016-02-24 Anheuser-Busch InBev S.A. A tap for dispending a beverage
EP3048345A1 (en) * 2015-01-21 2016-07-27 Anheuser-Busch InBev S.A. Stopcock for beverage dispenser

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