JP2701185B2 - 電子レンジドアの高周波遮蔽装置 - Google Patents
電子レンジドアの高周波遮蔽装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/76—Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
- H05B6/763—Microwave radiation seals for doors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジドアの高周波
遮蔽装置に関するもので、特にドアフレームとシールプ
レートを一体化することによって高周波の漏洩防止効果
を増大させるととともに作業性を向上させるようにした
高周波遮蔽装置に関するものである。
遮蔽装置に関するもので、特にドアフレームとシールプ
レートを一体化することによって高周波の漏洩防止効果
を増大させるととともに作業性を向上させるようにした
高周波遮蔽装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の従来技術としては図1
乃至図4に示すように、ドアフレーム(1)の1側に長
さがλ/12で、1ピッチがλ/4のスリット部(2)
を備えた内向部を折曲形成し、上記ドアフレーム(1)
に固定されるシールプレート(3)に長さがλ/16の
水平ベンディング部(4)と1ピッチがλ/4の周期の
垂直スリット部(5)を折曲形成し、上記ドアフレーム
(1)の上面にチョークカバー(6)を固定してその内
側にチョークシール(7)を形成し、上記シールプレー
ト(3)は内側プレート(8)を備えたオーブンフロン
トプレート(9)に接触面(10)がλ/6で接触する
ように構成されていた。このように構成された従来の電
子レンジドアの高周波遮蔽装置は、Z方向に進行する高
周波をチョークシール(7)によって減殺し、X、Y方
向に進行する高周波を3重に構成されたスリット部
(2)、(5)及びベンディング部(4)によって遮蔽
することになる。一方、高周波はX、Y、Zの一定方向
だけに進行しなく乱反射するので、XとZ、XとYの合
成方向であるXZとXY方向に進行する高周波は長さが
λ/4になるようにシールプレート(3)に形成された
水平ベンディング部(4)、垂直スリット部(4)、
(5)と長さがλ/4になるようにドアフレーム(1)
に形成されたスリット部(2)によって減殺される。
乃至図4に示すように、ドアフレーム(1)の1側に長
さがλ/12で、1ピッチがλ/4のスリット部(2)
を備えた内向部を折曲形成し、上記ドアフレーム(1)
に固定されるシールプレート(3)に長さがλ/16の
水平ベンディング部(4)と1ピッチがλ/4の周期の
垂直スリット部(5)を折曲形成し、上記ドアフレーム
(1)の上面にチョークカバー(6)を固定してその内
側にチョークシール(7)を形成し、上記シールプレー
ト(3)は内側プレート(8)を備えたオーブンフロン
トプレート(9)に接触面(10)がλ/6で接触する
ように構成されていた。このように構成された従来の電
子レンジドアの高周波遮蔽装置は、Z方向に進行する高
周波をチョークシール(7)によって減殺し、X、Y方
向に進行する高周波を3重に構成されたスリット部
(2)、(5)及びベンディング部(4)によって遮蔽
することになる。一方、高周波はX、Y、Zの一定方向
だけに進行しなく乱反射するので、XとZ、XとYの合
成方向であるXZとXY方向に進行する高周波は長さが
λ/4になるようにシールプレート(3)に形成された
水平ベンディング部(4)、垂直スリット部(4)、
(5)と長さがλ/4になるようにドアフレーム(1)
に形成されたスリット部(2)によって減殺される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、次のような問題点を有す
る。 チョークカバー(6)が全外観面をカバーしなくてド
アフレーム(1)の接触面(10)が外観面になるの
で、ドアを開放した場合外観状態が美麗でなかった。 シールプレート(3)とドアフレーム(1)を別々に
分離形成しこれらをスポット溶接によって固定すること
によって、高周波を遮蔽するので、製造工程が複雑であ
ると共に部品数の増加によって製造費が上昇した。 λ/6の長さを有する電子レンジ本体のフロントプレ
ート(9)とシールプレート(3)との接触面で内側プ
レート(8)を図2の一点鎖線のように左方に移動させ
た場合その接触面がλ/32に減って遮蔽能力が低下す
るので漏洩電波が過多に生じ、これによって空間内の開
放率が小さくなる即ち内側プレート(8)とオーブンフ
ロントプレート(9)との区間が大きくなる。本発明は
上記従来の問題に鑑みて成されたもので、シールプレー
ト(3)とドアフレーム(1)を別々に分離形成しなく
これらを一体に形成すると共に遮蔽構造を改善した簡単
な構造によって、X,Y,Z方向の高周波の遮蔽のみな
らず、XZとXY方向に進行する高周波を効率的に遮蔽
できる構造を提供すると共に作業生産性を向上させるこ
とを目的とする。
うな従来の技術においては、次のような問題点を有す
る。 チョークカバー(6)が全外観面をカバーしなくてド
アフレーム(1)の接触面(10)が外観面になるの
で、ドアを開放した場合外観状態が美麗でなかった。 シールプレート(3)とドアフレーム(1)を別々に
分離形成しこれらをスポット溶接によって固定すること
によって、高周波を遮蔽するので、製造工程が複雑であ
ると共に部品数の増加によって製造費が上昇した。 λ/6の長さを有する電子レンジ本体のフロントプレ
ート(9)とシールプレート(3)との接触面で内側プ
レート(8)を図2の一点鎖線のように左方に移動させ
た場合その接触面がλ/32に減って遮蔽能力が低下す
るので漏洩電波が過多に生じ、これによって空間内の開
放率が小さくなる即ち内側プレート(8)とオーブンフ
ロントプレート(9)との区間が大きくなる。本発明は
上記従来の問題に鑑みて成されたもので、シールプレー
ト(3)とドアフレーム(1)を別々に分離形成しなく
これらを一体に形成すると共に遮蔽構造を改善した簡単
な構造によって、X,Y,Z方向の高周波の遮蔽のみな
らず、XZとXY方向に進行する高周波を効率的に遮蔽
できる構造を提供すると共に作業生産性を向上させるこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、電子レンジドアの高周波遮蔽装置において、
電子レンジドアの高周波遮蔽装置において、シールプレ
ートと一体に形成されたドアフレーム(11)と、上記
ドアフレームの一側にオーブンフロントプレートが接触
される接触面(12a)と非接触面(12b)に分けて
形成されたベンディング部(12)と、上記ベンディン
グ部(12)の先端水平面から垂直に立上がった折曲面
(13)と、上記折曲面(13)の先端からY方向にλ
/24〜λ/8水平に戻ったフランジ部(14)と、か
らなり、上記フランジ部(14)は、X方向にλ/8の
第1フランジ(15a)と、X方向にλ/72の第1ス
リット(16a)と、X方向にλ/12の第2フランジ
(15b)と、X方向にλ/36の第2スリット(16
b)と、第1フランジ(15a)の基部側にあるX方向
にλ/72の位置にX方向にλ/36でY方向にλ/4
8の通孔との周期的繰り返しであり、上記垂直の折曲面
(13)は、X方向にλ/72の位置からX方向にλ/
36で頂部からZ方向にλ/12の通孔(18)と、X
方向に5λ/72の位置からX方向にλ/8で頂部から
Z方向にλ/12の矩形孔(21)と、X方向にλ/7
2の位置からX方向にλ/36で頂部からZ方向にλ/
12のスリット孔との周期的繰り返しで、かつ、これら
の孔は折曲面(13)の基部近くまで延びていること、
を特徴とする電子レンジドアの高周波遮蔽装置、と、電
子レンジドアの高周波遮蔽装置において、シールプレー
トと一体に形成されたドアフレーム(11)と、上記ド
アフレームの一側にオーブンフロントプレートが接触さ
れる接触面(12a)と非接触面(12b)に分けて形
成されたベンディング部(12)と、上記ベンディング
部(12)の先端水平面から垂直に立上がった折曲面
(13)と、上記折曲面(13)の先端からY方向にλ
/16水平に戻ったフランジ部(14)と、からなり、
上記フランジ部(14)は、X方向にλ/6のフランジ
(15)と、X方向にλ/12のスリット(16)と、
λ/6のフランジ(15)の基部側中央にあるX方向に
λ/12でY方向にλ/32の通孔との周期的繰り返し
であり、上記垂直の接曲面(13)は、X方向にλ/1
2で頂部からZ方向にλ/8で上記フランジ部(14)
の通孔と連続する通孔と、上方にあってX方向にλ/1
2で頂部からZ方向にλ/12で上記フランジ部(1
4)のスリット(16)に連続する開口部と下方にあっ
てX方向にλ/8でZ方向にλ/12で前記上部の開口
部に中心を一致して連続する矩形孔との周期的繰り返し
で、かつ、これらの孔は折曲面(13)の基部近くまで
延びていること、を特徴とする電子レンジドアの高周波
遮蔽装置、とを提供する。
するため、電子レンジドアの高周波遮蔽装置において、
電子レンジドアの高周波遮蔽装置において、シールプレ
ートと一体に形成されたドアフレーム(11)と、上記
ドアフレームの一側にオーブンフロントプレートが接触
される接触面(12a)と非接触面(12b)に分けて
形成されたベンディング部(12)と、上記ベンディン
グ部(12)の先端水平面から垂直に立上がった折曲面
(13)と、上記折曲面(13)の先端からY方向にλ
/24〜λ/8水平に戻ったフランジ部(14)と、か
らなり、上記フランジ部(14)は、X方向にλ/8の
第1フランジ(15a)と、X方向にλ/72の第1ス
リット(16a)と、X方向にλ/12の第2フランジ
(15b)と、X方向にλ/36の第2スリット(16
b)と、第1フランジ(15a)の基部側にあるX方向
にλ/72の位置にX方向にλ/36でY方向にλ/4
8の通孔との周期的繰り返しであり、上記垂直の折曲面
(13)は、X方向にλ/72の位置からX方向にλ/
36で頂部からZ方向にλ/12の通孔(18)と、X
方向に5λ/72の位置からX方向にλ/8で頂部から
Z方向にλ/12の矩形孔(21)と、X方向にλ/7
2の位置からX方向にλ/36で頂部からZ方向にλ/
12のスリット孔との周期的繰り返しで、かつ、これら
の孔は折曲面(13)の基部近くまで延びていること、
を特徴とする電子レンジドアの高周波遮蔽装置、と、電
子レンジドアの高周波遮蔽装置において、シールプレー
トと一体に形成されたドアフレーム(11)と、上記ド
アフレームの一側にオーブンフロントプレートが接触さ
れる接触面(12a)と非接触面(12b)に分けて形
成されたベンディング部(12)と、上記ベンディング
部(12)の先端水平面から垂直に立上がった折曲面
(13)と、上記折曲面(13)の先端からY方向にλ
/16水平に戻ったフランジ部(14)と、からなり、
上記フランジ部(14)は、X方向にλ/6のフランジ
(15)と、X方向にλ/12のスリット(16)と、
λ/6のフランジ(15)の基部側中央にあるX方向に
λ/12でY方向にλ/32の通孔との周期的繰り返し
であり、上記垂直の接曲面(13)は、X方向にλ/1
2で頂部からZ方向にλ/8で上記フランジ部(14)
の通孔と連続する通孔と、上方にあってX方向にλ/1
2で頂部からZ方向にλ/12で上記フランジ部(1
4)のスリット(16)に連続する開口部と下方にあっ
てX方向にλ/8でZ方向にλ/12で前記上部の開口
部に中心を一致して連続する矩形孔との周期的繰り返し
で、かつ、これらの孔は折曲面(13)の基部近くまで
延びていること、を特徴とする電子レンジドアの高周波
遮蔽装置、とを提供する。
【0005】
【実 施 例】本発明の最初の実施例として示す図5、
図6及び図8について詳しく説明する。図面中図5は本
発明が適用された電子レンジの斜視図で、図6は本発明
の要部であるドアフレームの一具体例を示す斜視図で、
図8は本発明が適用された電子レンジの部分縦断面図で
ある。本発明の構造はチョークシール構造とメタル体メ
タルシール構造との複合形態を有するように構成したも
のである。この構成状態を図6及び図8に基づいて説明
すれば、シールプレートと一体に形成されたドアフレー
ム(11)の一側に接触面(12a)と非接触面(12
b)に分けられたベンディング部(12)を形成して接
触面(12a)とオーブンフロントプレート(19)が
接触することによって空間(20)を閉鎖する。又、ベ
ンディング部(12)の一側には、Z方向に進行する高
周波を減殺させるように垂直方向の折曲面(13)とこ
の折曲面(13)の上端から水平方向に元の方向に延び
るフランジ部(14)によってチョークシール(17)
を形成し、XとY方向に進行する高周波を減殺させるよ
うに、ドアフレーム(11)の折曲面(13)をオーブ
ンして本体とメタル対メタルの対応させる。前述したよ
うに、ドアフレーム(11)を一体に形成してX、Y、
Z方向に反射される高周波を遮断させるようにしたが、
高周波は一定方向(X、Y、Z)だけに進行しなくXY
方向又はXZ方向等に乱反射させるので、このように乱
反射される高周波を減殺させるために折曲面(13)の
上部にλ/24〜λ/8の水平フランジ部(14)を形
成する。この際、フランジ部(14)は図6に示すよう
に1ピッチがλ/4の周期であり、その1ピッチ内には
X方向にそれぞれλ/8とλ/12の第1フランジ(1
5a)と第2フランジ(15b)を形成し、第1フラン
ジ(15a)と第2フランジ(15b)との間にはX方
向の幅がλ/72である第1スリット(16a)と、X
方向の幅がλ/36でZ方向の幅がλ/12である第2
スリット(16b)とを形成してある。第1フランジ
(15a)の中間部から垂直折曲面(13)の下部近く
まで延長される通孔(18)はX方向の幅がλ/36、
Y方向の幅がλ/48、Z方向の幅がλ/12になるよ
うに形成する。更に、垂直折曲面(13)には、この通
孔(18)と第2スリット(16b)の間にはλ/8×
λ/12の矩形孔(21)を形成することによってX
Y、XZ方向及びその他の方向に乱反射される高周波を
減殺するようにしている。
図6及び図8について詳しく説明する。図面中図5は本
発明が適用された電子レンジの斜視図で、図6は本発明
の要部であるドアフレームの一具体例を示す斜視図で、
図8は本発明が適用された電子レンジの部分縦断面図で
ある。本発明の構造はチョークシール構造とメタル体メ
タルシール構造との複合形態を有するように構成したも
のである。この構成状態を図6及び図8に基づいて説明
すれば、シールプレートと一体に形成されたドアフレー
ム(11)の一側に接触面(12a)と非接触面(12
b)に分けられたベンディング部(12)を形成して接
触面(12a)とオーブンフロントプレート(19)が
接触することによって空間(20)を閉鎖する。又、ベ
ンディング部(12)の一側には、Z方向に進行する高
周波を減殺させるように垂直方向の折曲面(13)とこ
の折曲面(13)の上端から水平方向に元の方向に延び
るフランジ部(14)によってチョークシール(17)
を形成し、XとY方向に進行する高周波を減殺させるよ
うに、ドアフレーム(11)の折曲面(13)をオーブ
ンして本体とメタル対メタルの対応させる。前述したよ
うに、ドアフレーム(11)を一体に形成してX、Y、
Z方向に反射される高周波を遮断させるようにしたが、
高周波は一定方向(X、Y、Z)だけに進行しなくXY
方向又はXZ方向等に乱反射させるので、このように乱
反射される高周波を減殺させるために折曲面(13)の
上部にλ/24〜λ/8の水平フランジ部(14)を形
成する。この際、フランジ部(14)は図6に示すよう
に1ピッチがλ/4の周期であり、その1ピッチ内には
X方向にそれぞれλ/8とλ/12の第1フランジ(1
5a)と第2フランジ(15b)を形成し、第1フラン
ジ(15a)と第2フランジ(15b)との間にはX方
向の幅がλ/72である第1スリット(16a)と、X
方向の幅がλ/36でZ方向の幅がλ/12である第2
スリット(16b)とを形成してある。第1フランジ
(15a)の中間部から垂直折曲面(13)の下部近く
まで延長される通孔(18)はX方向の幅がλ/36、
Y方向の幅がλ/48、Z方向の幅がλ/12になるよ
うに形成する。更に、垂直折曲面(13)には、この通
孔(18)と第2スリット(16b)の間にはλ/8×
λ/12の矩形孔(21)を形成することによってX
Y、XZ方向及びその他の方向に乱反射される高周波を
減殺するようにしている。
【0006】図7は本発明の要部であるドアフレームの
他の実施例を示す斜視図であり、シールプレートと一体
に形成されたドアフレーム(11)の一側に接触面(1
2a)と非接触面(12b)とから成ったベンディング
部(12)を形成し、ベンディング部(12)の一側に
はZ方向に進行する高周波を減殺させるように、垂直折
曲面(13)と水平フランジ部(14)によってチョー
クシール(17)を形成したことは本発明の第1実施例
と同じである。しかし、この実施例はXY又はXZ方向
等に乱反射される高周波を減殺させるための構成が本発
明の第1実施例と違うものであり、その構成は次のよう
である。ドアフレーム(11)に形成された垂直折曲面
(13)の上部にY方向にλ/16のフランジ部(1
4)を内向に折曲形成するが、この際、フランジ部(1
4)は図7に示すように1ピッチがλ/4の周期であ
り、その1ピッチ内にはX方向の幅がλ/16であるフ
ランジ(15)とλ/12であるスリット(16)を形
成する。又、このフランジ部(14)の中間部から折曲
面(13)の下部近くまで延長される通孔(18)を形
成するが上記通孔(18)のX方向の幅はλ/12、Y
方向の幅はλ/32そしてZ方向の幅はλ/8になるよ
うに形成する。又、上記フランジ部(14)とフランジ
部(14)との間にはX方向λ/8×Y方向λ/12の
矩形孔(21)を形成し上記矩形孔(21)の上部には
スリット(16)と連通されるようにX方向の幅がλ/
12である開口部(22)を形成する。垂直折曲面(1
3)とベンディング部(12)の垂直部の間にY方向に
λ/4のチョークシール(17)を形成する。従って、
本発明の最初の実施例のように、Z方向に進行する高周
波はドアフレーム(11)の折曲面(13)とベンディ
ング部(12)との間に形成されたチョークシール(1
7)によって減殺され、XとY方向に進行する高周波は
ドアフレーム(11)によって形成された折曲面(1
3)によって減殺される。
他の実施例を示す斜視図であり、シールプレートと一体
に形成されたドアフレーム(11)の一側に接触面(1
2a)と非接触面(12b)とから成ったベンディング
部(12)を形成し、ベンディング部(12)の一側に
はZ方向に進行する高周波を減殺させるように、垂直折
曲面(13)と水平フランジ部(14)によってチョー
クシール(17)を形成したことは本発明の第1実施例
と同じである。しかし、この実施例はXY又はXZ方向
等に乱反射される高周波を減殺させるための構成が本発
明の第1実施例と違うものであり、その構成は次のよう
である。ドアフレーム(11)に形成された垂直折曲面
(13)の上部にY方向にλ/16のフランジ部(1
4)を内向に折曲形成するが、この際、フランジ部(1
4)は図7に示すように1ピッチがλ/4の周期であ
り、その1ピッチ内にはX方向の幅がλ/16であるフ
ランジ(15)とλ/12であるスリット(16)を形
成する。又、このフランジ部(14)の中間部から折曲
面(13)の下部近くまで延長される通孔(18)を形
成するが上記通孔(18)のX方向の幅はλ/12、Y
方向の幅はλ/32そしてZ方向の幅はλ/8になるよ
うに形成する。又、上記フランジ部(14)とフランジ
部(14)との間にはX方向λ/8×Y方向λ/12の
矩形孔(21)を形成し上記矩形孔(21)の上部には
スリット(16)と連通されるようにX方向の幅がλ/
12である開口部(22)を形成する。垂直折曲面(1
3)とベンディング部(12)の垂直部の間にY方向に
λ/4のチョークシール(17)を形成する。従って、
本発明の最初の実施例のように、Z方向に進行する高周
波はドアフレーム(11)の折曲面(13)とベンディ
ング部(12)との間に形成されたチョークシール(1
7)によって減殺され、XとY方向に進行する高周波は
ドアフレーム(11)によって形成された折曲面(1
3)によって減殺される。
【0007】さて、乱反射されてXとZ方向の合成方向
及びXとY方向の合成方向であるXZ、XY方向に進行
する高周波は、X方向にλ/6の巾のフランジ(15)
とX方向にλ/12の巾のスリット(16)とがフラン
ジ(15)の先端とスリット(16)の後端間の間隔で
見てλ/4の周期ピッチで存在し、かつ、フランジ(1
5)のY方向中央部から垂直折曲面(13)の下端近く
まで通孔(18)がX方向にλ/12、Y方向にλ/3
2およびZ方向にλ/8の寸法で設けられ、X方向にλ
/8でZ方向にλ/12の寸法の矩形開口(21)がX
方向にλ/12の開口(22)を介してスリット(1
6)に連結されているので、垂直折曲面(13)の先端
より内向に水平に折曲されたフランジ部(14)によっ
て減殺されることになる。
及びXとY方向の合成方向であるXZ、XY方向に進行
する高周波は、X方向にλ/6の巾のフランジ(15)
とX方向にλ/12の巾のスリット(16)とがフラン
ジ(15)の先端とスリット(16)の後端間の間隔で
見てλ/4の周期ピッチで存在し、かつ、フランジ(1
5)のY方向中央部から垂直折曲面(13)の下端近く
まで通孔(18)がX方向にλ/12、Y方向にλ/3
2およびZ方向にλ/8の寸法で設けられ、X方向にλ
/8でZ方向にλ/12の寸法の矩形開口(21)がX
方向にλ/12の開口(22)を介してスリット(1
6)に連結されているので、垂直折曲面(13)の先端
より内向に水平に折曲されたフランジ部(14)によっ
て減殺されることになる。
【0008】ここで、本発明の第1実施例でのλ/4、
λ/8、λ/12、λ/24、λ/36、λ/72とそ
の他の実施例でのλ/4、λ/6、λ/8、λ/12、
λ/16等はTE mode(Transverse
Electric Wave又はModeとして、Wa
veの進行方向、即ちZ方向に電界が存しないmode
を現す)に基づく、TE(m.n)modeでX、Y方
向の電界分布は次のように現わされる。
λ/8、λ/12、λ/24、λ/36、λ/72とそ
の他の実施例でのλ/4、λ/6、λ/8、λ/12、
λ/16等はTE mode(Transverse
Electric Wave又はModeとして、Wa
veの進行方向、即ちZ方向に電界が存しないmode
を現す)に基づく、TE(m.n)modeでX、Y方
向の電界分布は次のように現わされる。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、mとnはそれぞれXとY方向の電
界常数であり、λは自由空間での波長である(λ=1秒
間の電波速度/周波数=30万Km/sec/2450
MHz=12.2cm)。従って、所定周波数の高周波
がウエーブガイド内に伝送されるためにはλ<λcであ
りλg>λであるべきである。しかし、電子レンジドア
の隙間は非常に小さいから(隙間0)λcは非常に小
さくなる。即ち、λλcになるのでY方向にmode
が形成されなく電界分布が一様になる。即ち、TE
(m.n)modeではだんだんn=0となる。従っ
て、TE(m.0)modeだけ鑑みると上記式(i)
乃至(iv)は次のように現される。
界常数であり、λは自由空間での波長である(λ=1秒
間の電波速度/周波数=30万Km/sec/2450
MHz=12.2cm)。従って、所定周波数の高周波
がウエーブガイド内に伝送されるためにはλ<λcであ
りλg>λであるべきである。しかし、電子レンジドア
の隙間は非常に小さいから(隙間0)λcは非常に小
さくなる。即ち、λλcになるのでY方向にmode
が形成されなく電界分布が一様になる。即ち、TE
(m.n)modeではだんだんn=0となる。従っ
て、TE(m.0)modeだけ鑑みると上記式(i)
乃至(iv)は次のように現される。
【0011】
【数2】
【0012】X方向で電界が最大である地点を求めるた
めに式(vi)をXに対して微分するとEy′=C・C
os(mπ/a・x)であり、この際Cは常数である。
ここで、Ey′=0である地点がEyの最大である地点
として、Ey′=0であると、
めに式(vi)をXに対して微分するとEy′=C・C
os(mπ/a・x)であり、この際Cは常数である。
ここで、Ey′=0である地点がEyの最大である地点
として、Ey′=0であると、
【0013】
【数3】
【0014】従って、X=N・a/2mである地点が電
界の最大地点になるので、この位置に適当なターニング
ポストを設ければウェーブの伝送が最も効果的に抑えら
れる。
界の最大地点になるので、この位置に適当なターニング
ポストを設ければウェーブの伝送が最も効果的に抑えら
れる。
【0015】このように、本発明はZ方向の高周波を減
殺するチョークシール(17)とX、Y方向の高周波を
減殺する折曲面(13)をドアフレーム(11)に形成
して遮蔽し、さらにドアフレーム(11)の一側にはX
Y、XZの合成方向の高周波を減殺させるためにドアフ
レーム(11)の折曲面(13)より内向にフランジ部
(14)を形成することによって全ての方向の高周波を
減殺させる3重の遮断構造を提供したものである。
殺するチョークシール(17)とX、Y方向の高周波を
減殺する折曲面(13)をドアフレーム(11)に形成
して遮蔽し、さらにドアフレーム(11)の一側にはX
Y、XZの合成方向の高周波を減殺させるためにドアフ
レーム(11)の折曲面(13)より内向にフランジ部
(14)を形成することによって全ての方向の高周波を
減殺させる3重の遮断構造を提供したものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドアフレーム(11)とシールプレートを一体に形成す
ると共にフランジ部(14)の形状を改善することによ
って部品数が減少するのでコストが低下される製造作業
が容易になり、さらに従来の構造よりフロント面の開放
サイズが増大されるので空間の収容容量が増大されるも
のでありながら、X,Y,Z方向の高周波はもちろん、
XZ,XY方向の高周波をも効率的に減衰する構造を提
供することができる。
ドアフレーム(11)とシールプレートを一体に形成す
ると共にフランジ部(14)の形状を改善することによ
って部品数が減少するのでコストが低下される製造作業
が容易になり、さらに従来の構造よりフロント面の開放
サイズが増大されるので空間の収容容量が増大されるも
のでありながら、X,Y,Z方向の高周波はもちろん、
XZ,XY方向の高周波をも効率的に減衰する構造を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来電子レンジのドアフレームとシールプレー
トを固定させた状態の部分斜視図である。
トを固定させた状態の部分斜視図である。
【図2】従来電子レンジのドアの部分縦断面図である。
【図3】従来ドアフレームのスリットを示す図1の右側
面図である。
面図である。
【図4】従来シールプレートのスリットを示す図1の左
側面図である。
側面図である。
【図5】本発明が適用された電子レンジの斜視図であ
る。
る。
【図6】本発明の要部であるドアフレームの一具体例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】本発明の要部であるドアフレームの他の具体例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図8】本発明が適用された電子レンジの部分縦断面図
である。
である。
11…ドアフレーム、12…ベンディング部、12a…
接触面、12b…非接触面、13…折曲面、14…フラ
ンジ部、15a…第1フランジ、15b…第2フラン
ジ、16…スリット、16a…第1スリット、16b…
第2スリット、17…チョークシール、18…通孔、2
1…矩形孔、22…開口部。
接触面、12b…非接触面、13…折曲面、14…フラ
ンジ部、15a…第1フランジ、15b…第2フラン
ジ、16…スリット、16a…第1スリット、16b…
第2スリット、17…チョークシール、18…通孔、2
1…矩形孔、22…開口部。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子レンジドアの高周波遮蔽装置におい
て、 シールプレートと一体に形成されたドアフレーム(1
1)と、 上記ドアフレームの一側にオーブンフロントプレートが
接触される接触面(12a)と非接触面(12b)に分
けて形成されたベンディング部(12)と、上記ベンデ
ィング部(12)の先端水平面から垂直に立上がった折
曲面(13)と、 上記折曲面(13)の先端からY方向にλ/24〜λ/
8水平に戻ったフランジ部(14)と、 からなり、 上記フランジ部(14)は、X方向にλ/8の第1フラ
ンジ(15a)と、X方向にλ/72の第1スリット
(16a)と、X方向にλ/12の第2フランジ(15
b)と、X方向にλ/36の第2スリット(16b)
と、第1フランジ(15a)の基部側にあるX方向にλ
/72の位置にX方向にλ/36でY方向にλ/48の
通孔との周期的繰り返しであり、 上記垂直の折曲面(13)は、X方向にλ/72の位置
からX方向にλ/36で頂部からZ方向にλ/12の通
孔(18)と、X方向に5λ/72の位置からX方向に
λ/8で頂部からZ方向にλ/12の矩形孔(21)
と、X方向にλ/72の位置からX方向にλ/36で頂
部からZ方向にλ/12のスリット孔との周期的繰り返
しで、かつ、これらの孔は折曲面(13)の基部近くま
で延びていること、但し、ここで、X方向、Y方向、Z方向とは、電子レン
ジのドアに正面から向って見て、右から左の方向、奥行
き方向、上部から下部の方向、をそれぞれ指すものとす
る、 を特徴とする電子レンジドアの高周波遮蔽装置。 - 【請求項2】 電子レンジドアの高周波遮蔽装置におい
て、 シールプレートと一体に形成されたドアフレーム(1
1)と、上記ドアフレームの一側にオーブンフロントプ
レートが接触される接触面(12a)と非接触面(12
b)に分けて形成されたベンディング部(12)と、 上記ベンディング部(12)の先端水平面から垂直に立
上がった折曲面(13)と、 上記折曲面(13)の先端からY方向にλ/16水平に
戻ったフランジ部(14)と、 からなり、 上記フランジ部(14)は、X方向にλ/6のフランジ
(15)と、X方向にλ/12のスリット(16)と、
λ/6のフランジ(15)と基部側中央にあるX方向に
λ/12でY方向にλ/32の通孔との周期的繰り返し
であり、 上記垂直の折曲面(13)は、X方向にλ/12で頂部
からZ方向にλ/8で上記フランジ部(14)の通孔と
連続する通孔と、上方にあってX方向にλ/12で頂部
からZ方向にλ/12で上記フランジ部(14)のスリ
ット(16)に連続する開口部と下方にあってX方向に
λ/8でZ方向にλ/12で前記上部の開口部に中心を
一致して連続する矩形孔との周期的繰り返しで、かつ、
これらの孔は折曲面(13)の基部近くまで延びている
こと、但し、ここで、X方向、Y方向、Z方向とは、電子レン
ジのドアに正面から向って見て、右から左の方向、奥行
き方向、上部から下部の方向、をそれぞれ指すものとす
る、 を特徴とする電子レンジドアの高周波遮蔽装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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KR1990P19381 | 1990-10-28 | ||
KR1019900019381A KR920010219A (ko) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 전자레인지의 고주파 차폐장치 |
Publications (2)
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---|---|
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ID=26628372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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TR (1) | TR27445A (ja) |
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KR0148906B1 (ko) * | 1995-04-03 | 1998-12-15 | 구자홍 | 전자레인지의 전파누설방지용 도어구조 |
KR0171337B1 (ko) * | 1995-09-18 | 1999-05-01 | 배순훈 | 전자렌지 도어의 전파 차폐구조 |
KR0176801B1 (ko) * | 1995-12-29 | 1999-05-15 | 구자홍 | 전자레인지의 전자파누설 방지장치 |
KR20030065728A (ko) * | 2002-01-30 | 2003-08-09 | 엘지전자 주식회사 | 감쇄필터를 가지는 전자레인지의 도어 |
KR100485576B1 (ko) * | 2002-08-15 | 2005-04-27 | 삼성전자주식회사 | 전자렌지 |
KR100485575B1 (ko) * | 2002-08-15 | 2005-04-28 | 삼성전자주식회사 | 전자렌지 |
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KR20050027355A (ko) | 2003-09-15 | 2005-03-21 | 엘지전자 주식회사 | 도어 필터 |
KR100574857B1 (ko) * | 2003-10-01 | 2006-04-27 | 엘지전자 주식회사 | 오븐 도어의 전자파 차폐 장치 |
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KR102451452B1 (ko) * | 2016-02-29 | 2022-10-06 | 삼성전자주식회사 | 조리 기기 |
KR200485953Y1 (ko) * | 2016-10-07 | 2018-03-16 | 에스케이매직 주식회사 | 전자파 누설 방지 오븐 |
DE102017210730A1 (de) * | 2017-06-26 | 2018-12-27 | BSH Hausgeräte GmbH | Mikrowellen-Gargerät mit Lambda-Viertel-Falle |
KR20210137809A (ko) * | 2020-05-11 | 2021-11-18 | 엘지전자 주식회사 | 다중 쵸크를 구비하는 오븐 |
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JPS4983039A (ja) * | 1972-12-15 | 1974-08-09 | ||
WO1984001083A1 (en) * | 1982-08-25 | 1984-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Radio-wave sealing device |
SE452389B (sv) * | 1983-03-15 | 1987-11-23 | Philips Norden Ab | Tetningsanordning vid mikrovagsugnar |
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KR870002031B1 (ko) * | 1985-04-03 | 1987-11-30 | 주식회사 금성사 | 전자 레인지의 고주파 누설 차단장치 |
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-
1991
- 1991-10-21 GB GB9122306A patent/GB2249245B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-23 CA CA002054047A patent/CA2054047C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-23 JP JP3302797A patent/JP2701185B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-24 US US07/781,911 patent/US5206478A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-24 BR BR919104688A patent/BR9104688A/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-10-24 TR TR00957/91A patent/TR27445A/xx unknown
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---|---|
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GB2249245B (en) | 1994-12-14 |
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GB2249245A (en) | 1992-04-29 |
US5206478A (en) | 1993-04-27 |
BR9104688A (pt) | 1992-06-16 |
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