JP2699664B2 - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

Info

Publication number
JP2699664B2
JP2699664B2 JP3007444A JP744491A JP2699664B2 JP 2699664 B2 JP2699664 B2 JP 2699664B2 JP 3007444 A JP3007444 A JP 3007444A JP 744491 A JP744491 A JP 744491A JP 2699664 B2 JP2699664 B2 JP 2699664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
control unit
failure
device control
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3007444A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04241037A (ja
Inventor
聡 疋田
直樹 泉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3007444A priority Critical patent/JP2699664B2/ja
Publication of JPH04241037A publication Critical patent/JPH04241037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2699664B2 publication Critical patent/JP2699664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種装置が、共通部、
例えば、アダプタを介して複数の装置制御部に接続され
ており、24時間停止することが許されないようなコン
ピユータシステムにおいて、該アダプタで障害が発生し
た場合にも、軽度の障害であった場合には、アプリケー
ション(システム)を止めることなく障害を自動的に回
復し、また、重度の障害発生時も障害発生部分のみ停止
させ、障害発生ハードウェアを交換することを可能とす
る自動エラー回復方式、及び装置 (デバイス) 管理方式
に関する。
【0002】近年のコンピュータシステムにおいては、
その大規模化/複雑化に伴い、障害発生時においても、
障害回復のためにシステム全体が停止することなく障害
を修復させること、また、停止を必要とする重大なハー
ド障害の発生時にも全体が停止することなく障害を修復
させることが要求されている。
【0003】このため、近年のコンピュータシステムで
は、上記アダプタが動作不可能状態に状態に陥った場合
にも、可能なかぎり自動的に回復させる対処を行い、回
復不可能な場合には、必要最小限の部分のみを一時停止
させて交換するなどの対処を行うことができる必要があ
る。
【0004】
【従来の技術】図4は、従来のコンピユータシステムで
の問題点を説明する図である。本図に示したような、各
種装置 3がアダプタ 2を介して複数の装置制御部 1に接
続されているコンピュータシステムにおいて、装置A制
御部 1a と、装置B制御部 1b とは、互いに独立に装置
A 3a,装置B 3b を制御しており、例えば、装置A制御
部 1a からの装置A 3a に対する制御動作中に、該アダ
プタ 2が動作不能状態を検出した場合、従来方式におい
ては、該コンピユータシステムを一時停止させて、コン
ピュータシステムを管理する管理者(オペレータ)を呼
び、対処を行っていた。
【0005】ところが、アダプタ 2の障害としては、比
較的軽いアダプタファームウェア(アダプタ内部のRAM
に格納されるハード制御プログラム) やマイクロプログ
ラム(アダプタ内部のROM に格納されるハード制御プロ
グラム) のエラーと、アダプタ自体の重大なハードウェ
ア障害の2つの種類に分類されるが、このようなオペレ
ータが介在する回復方法では、障害の軽重にかかわらず
システム全体を停止させることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、回復可能であ
る軽い障害であっても、該コンピユータシステム全体を
停止させて回復作業を行わねばならず、また、回復まで
に長時間を要するといった問題点を生じていた。
【0007】そこで必要となるのが、アダプタに障害が
起こった場合にも、可能なかぎり自動的に回復させる対
処、例えば、障害状況に対応した各種の回復処理を行
い、回復不可能な場合には、必要最小限の部分のみを一
時停止させて交換するなどの対処が行えるという機構で
ある。
【0008】しかし、このような機構を装置制御部に持
たせようとした場合、次のような問題が起こる。上記図
4のように、一つのアダプタ 2に複数の種類の装置A 3
a,装置B 3b が接続されており、その装置A 3a,装置B
3b に対する装置制御部 1も複数、例えば、図示されて
いる如くに、装置A制御部 1a,装置B制御部 1b があっ
た場合に、装置A制御部 1a でアダプタ 2に関する障害
を検出した場合、装置A制御部 1a はアダプタ 2をリセ
ットし、アダプタ 2の初期設定、装置A 3a の初期設定
を行うことにより、自動的にアダプタ 2の障害を回復す
ることができる。
【0009】ところが、アダプタ 2のリセットを行った
後には、アダプタの初期設定だけでなく、接続されてい
る装置A,B 3a,3bを全て初期設定しなおす必要がある
のであるが、前述のように、装置A制御部 1aとその他
の装置制御部、本例では、装置B制御部 1b は独立して
動作しているため、該他の装置B制御部 1b はこのよう
な回復処理が行われたことを認識する手段がなく、装置
B 3b の初期設定をすることができず、該装置B 3b を
制御できないという問題が発生する。
【0010】本発明は上記従来の欠点に鑑み、アダプタ
の障害を可能なかぎり自動的に回復させ、回復不可能な
場合には、必要最小限の部分のみを一時停止させて交換
するなどの対処を可能とする機構を提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図である。上記の問題点は下記の如くに構成した自動
エラー回復方式によって解決される。
【0012】各種装置 3が複数のアダプタ 2の1つを
介して複数の装置制御部 1に接続されているコンピュー
タシステムであって、各種装置 3を制御する前記装置制
御部 1と前記複数のアダプタ 2との間に、アダプタ制御
部 4と、個々のアダプタ 2の状態を管理するアダプタ管
理部 5とを設け、 前記アダプタ制御部 4には、前記装置
制御部 1が、前記アダプタ 2を介して、対応する装置 3
を制御しているときに、前記アダプタ 2で障害が発生し
たことを検出したとき、前記アダプタ管理部 5にアダプ
タの種別情報、障害情報を前記アダプタ管理部 5に通知
する第1の手段と、 前記アダプタ管理部 5には、該通知
されたアダプタの種別情報、障害情報を基に、障害の影
響範囲を最小限とする対処手順を判断し、その判断した
対処手順を前記アダプタ制御部 4に指示する指示手段
と、 前記アダプタ制御部 4には、前記アダプタ管理部 5
からの前記指示手段からの指示に基づいて、前記対処手
順を実行する第2の手段と、該対処手順の実行開始前に
は、前記アダプタ 2がリセットされたこと、及び、前記
対処手順の実行完了後は、該対処手順が完了したこと
を、前記アダプタ 2に接続されている全ての装置制御部
1に通知する第3の手段と、 前記装置制御部には、前記
対処手順の完了通知を受けたときに、各装置 3に必要な
回復処理を行う回復処理手段とを設けるように構成す
る。
【0013】
【作用】本発明においては、各種装置 3が複数のアダプ
タ 2の1つを介して複数の装置制御部 1に接続されてい
るコンピュータシステムにおいて、各種装置 3を制御す
る上記装置制御部 1と上記複数のアダプタ 2の間に、ア
ダプタ制御部 4と, 同時に、個々のアダプタ 2の状態を
統一的に管理するアダプタ管理部 5を設ける。
【0014】該アダプタ 2は複合アダプタであり、一つ
のアダプタ2には、複数の種類の装置 3a,3bが接続され
ており、その装置 3に対する装置制御部 1a,1bも複数存
在する。
【0015】本発明を実施した場合、該装置制御部 1は
アダプタ 2の制御を直接は行わず、全てアダプタ制御部
4の経由で行う。即ち、該アダプタ制御部 4は、装置制
御部 1とアダプタ 2との間に位置し、アダプタ 2に対す
る制御は全てここで行う。又、アダプタ2に接続されて
いる全ての装置 3a,3bの装置制御部 1a,1bとの間にイン
タフェースを持つ。又、アダプタ管理部 5ともインタフ
ェースを持つ。
【0016】該アダプタ管理部 5は、アダプタ制御部 4
に対して、アダプタ 2に関する制御情報の通知と、アダ
プタ 2に対する制御をアダプタ制御部 4に指示する。ま
た、アダプタ管理情報 6のデータを参照する。
【0017】該アダプタ管理情報 6は、アダプタ制御部
4から通知されていたアダプタ 2の種類と、該アダプタ
2での障害情報により、アダプタ管理部 5がどのような
処置をすべきかの判断を行うための情報である。
【0018】通常時は、各装置制御部 1a,1bはアダプタ
制御部4を経由してアダプタ 2を使用している。アタプ
タ 2に障害が発生した場合は、アダプタ制御部 4で検出
されるが、該アダプタ制御部 4は障害の発生をアダプタ
管理部 5に通知する。該アダプタ 2の障害発生を通知さ
れたアダプタ管理部 5は、アダプタ制御部 4から通知さ
れた上記アダプタの種別、障害情報に基づいて、上記ア
ダプタ管理情報6を参照して必要な回復処理をアダプタ
制御部 4に指示する。
【0019】全ての回復処理が終了し、アダプタ 2が再
び使用可能になったら、アダプタ制御部 4から、そのア
ダプタ 2に接続されている装置 3a,3bの装置制御部 1a,
1bの全てに、アダプタ 2の回復処理が行われたことを通
知する。
【0020】この通知により、各装置制御部 1a,1bは、
自分のオペレーション以外で発生した障害の自動回復処
理が行われたことが認識でき、必要な初期設定を各装置
3a,3bに対して行うことができる。
【0021】このようにして、一つのアダプタ 2には複
数の種類の装置3a,3bが接続されており、その装置 3a,3
bに対する装置制御部 1a,1bが複数存在する場合にも、
自動回復処理を行うことが可能となる効果が得られる。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は本発明の原理説明図であり、図2,図
3は本発明の一実施例を示した図であり、図2は正常時
の動作を示し、図3は障害検出時の動作を示している。
【0023】本発明においては、各種装置 3a,3bが複数
のアダプタ2の1つを介して複数の装置制御部 1a,1bに
接続されているコンピュータシステムにおいて、各種装
置 3a,3bを制御する上記装置制御部 1と上記複数のアダ
プタ 2の間に、アダプタ制御部 4と, 同時に、個々のア
ダプタ 2の状態を統一的に管理するアダプタ管理部 5を
設けて、該アタプタ 2に障害が発生した場合は、アダプ
タ制御部 4で検出して、該アダプタ制御部 4は障害の発
生をアダプタ管理部 5に通知し、該アダプタ 2の障害発
生を通知されたアダプタ管理部 5は、アダプタ制御部 4
から通知された上記アダプタの種別、障害情報に基づい
て、上記アダプタ管理情報 6を参照して必要な回復処理
をアダプタ制御部 4に指示する。そして、全ての回復処
理が終了し、アダプタ 2が再び使用可能になったら、ア
ダプタ制御部 4から、そのアダプタ 2に接続されている
装置 3a,3bの装置制御部 1a,1bの全てに、アダプタ 2の
回復処理が行われたことを通知する手段が本発明を実施
するのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号
は同じ対象物を示している。
【0024】以下、図1を参照しながら、図2,図3を
用いて、本発明の自動エラー回復方式を説明する。先
ず、アダプタ制御部 4, 及び、アダプタ管理部 5の機能
について説明する。
【0025】アダプタ制御部 4は、共通アダプタドライバ
(プログラム) として実現されている。共通アダプタド
ライバは、共通アダプタ仕様に則ったアダプタを制御す
るためのドライバであり、上位の各装置制御部 1a,1bか
らの全てのアダプタ 2への各種要求は、例えば、関数呼
出形式でアダプタ制御部 4経由で行われ、該アダプタ制
御部 4はその要求を解釈し、共通アダプタ仕様の形式に
変換してアダプタ 2に発行する。又、各装置制御部 1a,
1bはアダプタ制御部 4用に、情報通知用エントリを持
つ。アダプタ管理部 5との間のインタフェースは、例え
ば、キャラクタインタフェースとして実現されている。
【0026】該アダプタ制御部 4は具体的な機能とし
て、以下のような機能を持っている。 ・アダプタの初期設定機能: アダプタ 2に対してリセットを行う。リセット完了後、
システムの、例えば、オペレイティングシステム(OS)か
ら獲得した割り込みレベルをアダプタ 2に設定する。 ・制御対象装置 (デバイス) 登録機能: 装置制御部 1が制御対象とする装置 3を、アダプタ制御
部 4に対して登録する。 ・アダプタへのコマンド発行機能: 装置制御部 1からの装置制御要求に対して、共通アダプ
タ仕様のコマンド形式に変換し、コマンド発行の際に
は、出力先のアダプタ 2の状態を監視し、出力可能状態
時、アダプタオペレーションを発行する。 ・アダプタ障害検出機能: アダプタ制御部 4は、アダプタ障害検出機能として、例
えば、アダプタ2のエラービットが立った場合とか, ア
ダプタのビジービットが一定時間以上落ちなかった場合
とか, アダプタ 2へのアクセスバスにエラーが起きた場
合を検出する機能を持っている。 ・アダプタ管理部とのインタフェース機能: アダプタ 2の各種情報、例えば、状態情報, 障害情報等
を管理するアダプタ管理部 5とキャラクタインタフェー
スを持ち、該アダプタ管理部 5からのファームウェアロ
ーディング指示, ダンプ吸い上げ指示, ステータス要求
などに従い、処理を行い、処理結果の通知を行う。 ・アダプタ・装置 (デバイス) のアタッチ・デタッチ機
能: アダプタ管理部 5のアダプタ管理プログラム及びアダプ
タ管理コマンドからの要求により、指定されたアダプタ
2をデタッチ(装置制御部の使用不許可)状態にした
り、デタッチされているアダプタをアタッチ(装置制御
部の使用許可状態)にしたりする機能を提供する。又、
アダプタ管理プログラム, 及び、アダプタ管理コマンド
からの装置制御部 1への各装置 3へのデタッチ、アタッ
チ要求を通知する機能を提供する。
【0027】アダプタ管理部 5と、アダプタ制御部 4と
の間のインタフェースは、上記のように、例えば、キャ
ラクタインタフェースにより実現されている。アダプタ
管理情報 6は、一つのファイルとして実現され、ユーザ
空間に置かれている。これにより、該アダプタ管理情報
6をユーザが容易に変更することができるようになって
いる。
【0028】本システムの動作は以下のシーケンスにて
行われる。 (1) 初期時の処理 アダプタの初期設定 アダプタ制御部 4によりアダプタ 2の初期設定処理とし
て、アダプタ 2のリセット、ファムウェアロード、割込
みレベルの設定等が行われる。
【0029】 制御対象装置の登録 各装置制御部 1a,1bが制御対象とする装置 3a,3bをアダ
プタ制御部 (より具体的には、上記共通アダプタドライ
バ、以下略) 4内に登録する。このとき、該アダプタ制
御部 4からの情報通知用エントリも併せて登録する。
【0030】 制御対象装置の初期設定 各装置制御部 1a,1bが制御対象とする装置 3a,3bの初期
設定を行う。 (2) 通常状態での処理(図2参照) a:アプリケーションプログラム(アプリケーション)
から各種要求をシステムに対して発行する。
【0031】b:該要求が装置A 3a への入出力を必要
とする場合、装置A制御部 1a は装置制御要求を該アダ
プタ制御部 4に出す。 c:アダプタ制御部 4は、装置A制御部 1a からの要求
をアダプタコマンドに変換し、アダプタC 2c が動作可
能状態であることを確認した後、その装置A 3a が接続
しているアダプタC 2c にコマンドを発行する。この
時、アダプタC 2c が動作不能状態であればこれを検出
し、アダプタ障害を検出した場合の処理に入る。コマン
ドが正常に発行できた場合、正常終了として装置A制御
部 1a に復帰する。
【0032】d:該コマンドの動作が正常終了すると、
上記のように、装置A制御部 1a に復帰してくる。 e:装置A制御部 1a は、 アプリケーションプログラ
ムに対して、要求が正常に終了したことを通知する。
【0033】f:通常の処理中では、上記a〜eの処理
を繰り返す。 (3) アダプタ障害を検出した場合の処理(図3参照) a:アプリケーションプログラムから各種要求をシステ
ムに対して発行する。
【0034】b:該要求が装置A 3a への入出力を必要
とする場合、装置A制御部 1a は装置制御要求をアダプ
タ制御部 4に出す。 c:アダプタ制御部 4は、装置A制御部 1a からの要求
をアダプタコマンドに変換し、アダプタC 2c が動作可
能状態であることを確認した後、その装置A 3a が接続
しているアダプタC 2c にコマンドを発行する。この
時、アダプタC 2c が動作不能状態であればこれを検出
し、アダプタ障害を検出した場合の処理に入る。
【0035】アダプタ制御部 4はアダプタの障害とし
て、アダプタのエラービットが立った状態、アダプタの
ビジービットが一定時間以上落ちなかった状態、アダプ
タへのアクセスバスにエラーが起きた状態等を検出す
る。
【0036】g:アダプタ制御部 4は、アダプタ管理部
5に対して、アダプタC 2c が動作不能状態であること
を通知する。 h:アダプタ管理部 5は、上記通知された障害情報に基
づいて、アダプタ管理情報 6のデータを参照し、アダ
プタC 2c に対する処置を決定する。
【0037】i:アダプタ管理部 5は、アダプタ制御部
4に対して、IOコントロールコマンドによりアダプタ
C 2c のハードウェアリセットなどの処置を指示しす
る。 j:アダプタ制御部 4は指示された処理、即ち、アダプ
タC 2cのハードウェアリセットなどの処理を行う。
【0038】k:アダプタ制御部 4は、アダプタC 2c
を使用しているすべての装置 3a,3bごとに、その装置制
御部 1a,1bに対して、アダプタC 2c のリセットが行わ
れたことを、上記登録された情報通信用エントリを使っ
て通知する。通知を受けた装置制御部 1a,1bは、その装
置 3a,3bに対する装置制御要求を保留する。
【0039】l:アダプタ制御部 4は、該指示された処
理が完了したことをアダプタ管理部5に通知する。 m:アダプタ管理部 5はアダプタ制御部 4に対して、1
OコントロールコマンドによりアダプタC 2c の初期設
定の処置を指示する。
【0040】n:アダプタ制御部 4は指示された処理を
行う。 o:アダプタ制御部 4は指示された処理が正常に終了
し、アダプタC 2c が再度動作状態となったことをアダ
プタC 2c を使用しているすべての装置 3a,3bごとに、
その装置制御部 1a,1bに登録されたエントリを使って通
知する。
【0041】p:装置制御部 1a,1bでは、各装置 3a,3b
に対して必要な回復処理を行う。 q:cで検出したアダプタ障害に対し、g〜pまでの回
復処理が行われた後、再度装置制御要求をアダプタ制御
部 4に行い、通常の処理の流れに戻る。
【0042】上記のような回復処理を行うことにより、
回復不可能な場合には、必要最小限の部分のみを一時停
止させて交換する等の対処が可能となる。このように、
本発明においては、各種装置 3a,3bが複数のアダプタ 2
の1つを介して複数の装置制御部 1a,1bに接続されてい
るコンピュータシステムにおいて、各種装置 3a,3bを制
御する上記装置制御部 1a,1bと上記複数のアダプタ 2の
間に、アダプタ制御部 4と, 同時に、個々のアダプタ 2
の状態を統一的に管理するアダプタ管理部 5を設けて、
該アタプタ 2に障害が発生した場合は、アダプタ制御部
4で検出して、該アダプタ制御部 4は障害の発生をアダ
プタ管理部 5に通知し、該アダプタ障害発生を通知され
たアダプタ管理部 5は、アダプタ制御部 4から通知され
た上記アダプタの種別、障害情報に基づいて、上記アダ
プタ管理情報6を参照して必要な回復処理をアダプタ制
御部 4に指示する。そして、全ての回復処理が終了し、
アダプタ 2が再び使用可能になったら、アダプタ制御部
4から、そのアダプタ 2に接続されている装置 3の装置
制御部 1の全てに、アダプタ 2の回復処理が行われたこ
とを通知するようにして、各装置制御部 1a,1bがアダプ
タ 2の障害を認識して、対応する装置 3a,3bに対して必
要な回復処理を行い、再度装置制御要求をアダプタ制御
部4を介して、アダプタ 2に送出できるようにしたとこ
ろに特徴がある。
【0043】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、各
種装置が複数のアダプタの1つを介して複数の装置制御
部に接続されているコンピュータシステムにおいて、各
種装置を制御する装置制御部と該アダプタの間にアダプ
タ制御部と, 個々のアダプタの状態を統一的に管理する
アダプタ管理部を置いて、該アダプタ制御部でアダプタ
の障害状態等の情報を保持し、その障害情報をアダプタ
管理部に通知する手段と, アダプタ管理部からの指示に
より、該障害状態に対応してアダプタをリセットし、ア
ダプタの初期設定をしなおす手段と, アダプタの障害回
復通知を当該アダプタに接続されている装置を制御する
全ての装置制御部に通知する手段とを設けて、該アタプ
タに障害が発生した場合は、アダプタ制御部で検出し
て、該アダプタ制御部は障害の発生をアダプタ管理部に
通知し、該アダプタの障害発生を通知されたアダプタ管
理部は、アダプタ制御部から通知された上記アダプタの
種別、障害情報に基づいて、上記アダプタ管理情報を参
照して必要な回復処理をアダプタ制御部に指示する。そ
して、全ての回復処理が終了し、アダプタが再び使用可
能になったら、アダプタ制御部から、そのアダプタに接
続されている装置の装置制御部の全てに、アダプタの回
復処理が行われたことを通知するようにして、各装置制
御部がアダプタの障害を認識して、対応する装置に対し
て必要な回復処理を行い、再度装置制御要求をアダプタ
制御部を介して、アダプタに送出できるようにしたもの
であるので、互いに独立して動作している装置制御部が
存在し、その共通部で障害が発生した場合にも、自動的
に回復処理を行うことが可能となり、アダプタに障害が
発生した場合にも、軽度のものに関しては、オペレータ
が介在する必要がなく、また、アプリケーション(シス
テム)を停止させることなく、自動的に回復処理を行う
ことが出来るため、システムに障害が起こったときの停
止時間を短縮し、システムの障害による停止回数を減少
させるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】従来のコンピユータシステムでの問題点を説明
する図
【符号の説明】
1 装置制御部 1a 装置A制御
部 1b 装置B制御部 2 アダプタ 2c アダプタC 3 装置 3a 装置A 3b 装置B 4 アダプタ制御部 5 アダプタ管
理部 6 アダプタ管理情報 a 〜p 各動作

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種装置が複数のアダプタの1つを介し
    て複数の装置制御部に接続されているコンピュータシス
    テムであって、 各種装置を制御する前記装置制御部と前記複数のアダプ
    タとの間に、アダプタ制御部と、個々のアダプタの状態
    を管理するアダプタ管理部とを設け、 前記アダプタ制御部には、前記装置制御部が、前記アダ
    プタを介して、対応する装置を制御しているときに、前
    記アダプタで障害が発生したことを検出したとき、前記
    アダプタ管理部にアダプタの種別情報、障害情報を前記
    アダプタ管理部に通知する第1の手段と、 前記アダプタ管理部には、該通知されたアダプタの種別
    情報、障害情報を基に、障害の影響範囲を最小限とする
    対処手順を判断し、その判断した対処手順を前記アダプ
    タ制御部に指示する指示手段と、 前記アダプタ制御部には、前記アダプタ管理部からの前
    記指示手段による指示に基づいて、前記対処手順を実行
    する第2の手段と、該対処手順の実行開始前には、前記
    アダプタがリセットされたこと、及び、前記対処手順の
    実行完了後は、該対処手順が完了したことを、前記アダ
    プタに接続されている全ての装置制御部に通知する第3
    の手段と、 前記装置制御部には、前記対処手順の完了通知を受けた
    ときに、各装置に必要な回復処理を行う回復処理手段と
    を設けたことを特徴とするコンピュータシステム。
JP3007444A 1991-01-25 1991-01-25 コンピュータシステム Expired - Fee Related JP2699664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3007444A JP2699664B2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3007444A JP2699664B2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 コンピュータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04241037A JPH04241037A (ja) 1992-08-28
JP2699664B2 true JP2699664B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=11666018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3007444A Expired - Fee Related JP2699664B2 (ja) 1991-01-25 1991-01-25 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2699664B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62271025A (ja) * 1986-05-19 1987-11-25 Fujitsu Ltd デ−タ処理装置
JPH02103619A (ja) * 1988-10-12 1990-04-16 Mitsubishi Electric Corp アダプタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04241037A (ja) 1992-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4039794B2 (ja) マルチパス計算機システム
EP1588260B1 (en) Hot plug interfaces and failure handling
JPH05181823A (ja) 区画区分式プロセス環境における区画間制御のための方法及び装置
KR20040047209A (ko) 네트워크 상의 컴퓨터 시스템의 자동 복구 방법 및 이를구현하기 위한 컴퓨터 시스템의 자동 복구 시스템
WO2018095107A1 (zh) 一种bios程序的异常处理方法及装置
CN110377456A (zh) 一种虚拟化平台容灾的管理方法及装置
US5983359A (en) Processor fault recovering method for information processing system
US5712967A (en) Method and system for graceful recovery from a fault in peripheral devices using a variety of bus structures
JP2699664B2 (ja) コンピュータシステム
JP7435035B2 (ja) PCIeデバイス、障害復旧方法、プログラム
JP6654662B2 (ja) サーバ装置およびサーバシステム
JP2022185768A (ja) 情報処理装置及び復旧方法
JPH07321799A (ja) 入出力機器管理方法
JPH01120652A (ja) 入出力装置監視時間設定方式
JP2001175545A (ja) サーバシステムおよび障害診断方法ならびに記録媒体
JPH10187473A (ja) 2重化情報処理装置
JP2815730B2 (ja) アダプタ及びコンピュータシステム
JP2513122B2 (ja) ホットスタンバイ切り替えシステム
US20090313509A1 (en) Control method for information storage apparatus, information storage apparatus, program and computer readable information recording medium
JPH05158905A (ja) 分散処理機能を持つマイクロプロセッサ応用装置
KR101907418B1 (ko) 동적 모듈, 이를 구비한 동적 업그레이드 장치 및 방법
KR20070107884A (ko) 하드디스크 퀵 리커버리
CN115129516A (zh) 一种PCIe设备I2C挂死问题处理方法及相关组件
JP3647700B2 (ja) 装置の切り離しを通知する通知装置および方法
JPH01261742A (ja) システム管理装置のエラー処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970826

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees