JP2695136B2 - 鋸歯形締結手段を備えるベルト - Google Patents
鋸歯形締結手段を備えるベルトInfo
- Publication number
- JP2695136B2 JP2695136B2 JP13209695A JP13209695A JP2695136B2 JP 2695136 B2 JP2695136 B2 JP 2695136B2 JP 13209695 A JP13209695 A JP 13209695A JP 13209695 A JP13209695 A JP 13209695A JP 2695136 B2 JP2695136 B2 JP 2695136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- rod
- locking piece
- actuating rod
- elastic member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋸歯形締結手段を備える
ベルトに関するもので、特にベルトの一方側に複数の鋸
歯を形成して、他方側に形成された締め金の係止片が締
結されるようにし、前記係止片を簡単な構成により回転
させて締結状態を介助させるようにした鋸歯形締結手段
を備えるベルトに関するものである。
ベルトに関するもので、特にベルトの一方側に複数の鋸
歯を形成して、他方側に形成された締め金の係止片が締
結されるようにし、前記係止片を簡単な構成により回転
させて締結状態を介助させるようにした鋸歯形締結手段
を備えるベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベルトは一般に革又は合成樹脂材等の素
材を使用した装飾物で、一方側に複数の孔を形成し、他
方側には前記孔に挿入支持される係止ピンを形成してな
ったもので、ズボンやスカート等の下衣が下がることを
防止し、衣服の着用状態を良好にするとともに美的な効
果を得るために使用される装飾物である。
材を使用した装飾物で、一方側に複数の孔を形成し、他
方側には前記孔に挿入支持される係止ピンを形成してな
ったもので、ズボンやスカート等の下衣が下がることを
防止し、衣服の着用状態を良好にするとともに美的な効
果を得るために使用される装飾物である。
【0003】従来の鋸歯形締結手段を備えるベルトは、
一方側に所定長さの鋸歯部を形成し、他方側の締め金に
はベルトの鋸歯部に係止するか解除させるように係止片
を形成して、前記係止片に一体的に形成されたレバーを
回転させて使用するようになっている。又、図4及び図
5に示すように、大韓民国実用新案(公告番号第92−
5785号)では、締結用鋸歯21が付着された帯革2
0を内装する締め金22の後面には上下補強片22a、
22bと連結片22cを一体に形成し、前記連結片22
cに支持スプリング23により弾支された支持幹24の
端部を折曲形成して前記鋸歯21に係止されるように
し、中央の環状凹部の下面が斜めに形成された調節管2
5は緩衝スプリング26により下向に付勢されるように
調節軸26aに嵌着し、上下端に押圧端27、27aを
形成したバックルが記載されている。
一方側に所定長さの鋸歯部を形成し、他方側の締め金に
はベルトの鋸歯部に係止するか解除させるように係止片
を形成して、前記係止片に一体的に形成されたレバーを
回転させて使用するようになっている。又、図4及び図
5に示すように、大韓民国実用新案(公告番号第92−
5785号)では、締結用鋸歯21が付着された帯革2
0を内装する締め金22の後面には上下補強片22a、
22bと連結片22cを一体に形成し、前記連結片22
cに支持スプリング23により弾支された支持幹24の
端部を折曲形成して前記鋸歯21に係止されるように
し、中央の環状凹部の下面が斜めに形成された調節管2
5は緩衝スプリング26により下向に付勢されるように
調節軸26aに嵌着し、上下端に押圧端27、27aを
形成したバックルが記載されている。
【0004】このようなバックル構造によると、押圧端
27aで調節軸26aに嵌着された調節管25を上昇さ
せると、支持幹24の中央を押し上げ、押圧端27aの
押圧を解除させると、二つのスプリング23、26の復
元力により元の状態に復帰される動作をする。
27aで調節軸26aに嵌着された調節管25を上昇さ
せると、支持幹24の中央を押し上げ、押圧端27aの
押圧を解除させると、二つのスプリング23、26の復
元力により元の状態に復帰される動作をする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た鋸歯形締結手段を備えるベルトのうちの前者の従来の
バックル構造は、係止片にレバーを一体に形成したの
で、その大きさが大きくなり、ベルトの全体重量が増加
するので、使用が不便であるばかりでなく、使用者がベ
ルトを解くたびに係止片のレバーを回転させなくてはな
らず面倒であるという欠点があった。
た鋸歯形締結手段を備えるベルトのうちの前者の従来の
バックル構造は、係止片にレバーを一体に形成したの
で、その大きさが大きくなり、ベルトの全体重量が増加
するので、使用が不便であるばかりでなく、使用者がベ
ルトを解くたびに係止片のレバーを回転させなくてはな
らず面倒であるという欠点があった。
【0006】又、後者のバックル構造は、調節軸26a
と支持幹24の作動範囲をバックルが受容しなくてはな
らないのでバックルの厚さが厚くなってあつぼったい形
状を有するばかりでなく、調節軸26aを上昇させて支
持幹24を押し上げるのに力が要るので動作が円滑に行
われない欠点があった。従って、本発明は、簡単な構造
でなり、小さい力により簡便に動作し得るようにした鋸
歯形締結手段を備えるベルトを提供することをその目的
とする。
と支持幹24の作動範囲をバックルが受容しなくてはな
らないのでバックルの厚さが厚くなってあつぼったい形
状を有するばかりでなく、調節軸26aを上昇させて支
持幹24を押し上げるのに力が要るので動作が円滑に行
われない欠点があった。従って、本発明は、簡単な構造
でなり、小さい力により簡便に動作し得るようにした鋸
歯形締結手段を備えるベルトを提供することをその目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ベルトの一端に連結され、その上部と下部
にねじ穴と四角穴が形成されたバックルと、前記ベルト
の他端内面に形成された鋸歯部と、前記ねじ穴と前記四
角穴との間に縦向きに配設されると共に、その上端が前
記ねじ穴に回動自在に支持された円筒形の作動棒と、前
記作動棒に該作動棒と平行な回動軸を有して支持され、
前記ベルトの鋸歯部に係止される係止片と、前記係止片
を前記ベルトの鋸歯部に押圧する方向に付勢する支持弾
性部材と、前記支持弾性部材の付勢力により前記係止片
が所定以上回転しないように停止させる停止部材と、前
記作動棒内に上下移動可能に挿入され、その下端部が前
記四角穴から突出されると共に、前記四角穴に係合する
ことにより回転しないようにした押圧棒と、前記作動棒
内に設けられ、前記押圧棒を下向きに付勢する弾性部材
と、前記押圧棒を前記弾性部材の付勢力に抗して上向き
に移動させた時に、前記係止片が鋸歯部から離れる方向
に前記作動棒を回転させる作動棒回転手段と、から成る
ことを特徴とする。
するために、ベルトの一端に連結され、その上部と下部
にねじ穴と四角穴が形成されたバックルと、前記ベルト
の他端内面に形成された鋸歯部と、前記ねじ穴と前記四
角穴との間に縦向きに配設されると共に、その上端が前
記ねじ穴に回動自在に支持された円筒形の作動棒と、前
記作動棒に該作動棒と平行な回動軸を有して支持され、
前記ベルトの鋸歯部に係止される係止片と、前記係止片
を前記ベルトの鋸歯部に押圧する方向に付勢する支持弾
性部材と、前記支持弾性部材の付勢力により前記係止片
が所定以上回転しないように停止させる停止部材と、前
記作動棒内に上下移動可能に挿入され、その下端部が前
記四角穴から突出されると共に、前記四角穴に係合する
ことにより回転しないようにした押圧棒と、前記作動棒
内に設けられ、前記押圧棒を下向きに付勢する弾性部材
と、前記押圧棒を前記弾性部材の付勢力に抗して上向き
に移動させた時に、前記係止片が鋸歯部から離れる方向
に前記作動棒を回転させる作動棒回転手段と、から成る
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、ベルトに狭い間隔の鋸歯を複
数形成した鋸歯部を形成し、前記鋸歯部に末端が係止さ
れる係止片を円筒形作動棒の外周面に形成し、円筒形作
動棒には傾斜切取溝を形成し、前記作動棒の上側にはス
プリングを内装し、作動棒を本体の上端ネジ孔を通じて
ボルトで回転自在に固定し、前記作動棒の傾斜切取溝に
挿入される突起を外周面に備え本体の下端の四角孔を通
じてノブが下側外部へ突出される押圧棒が上側に結合さ
れた前記スプリングにより前記作動棒の内部で下向弾性
力を受けるように構成する。そして、作動棒に支持スプ
リングの弾性を受けてヒンジ結合された係止片は停止段
が作動棒の突出部に接触してそれ以上回転できないよう
にしたものである。
数形成した鋸歯部を形成し、前記鋸歯部に末端が係止さ
れる係止片を円筒形作動棒の外周面に形成し、円筒形作
動棒には傾斜切取溝を形成し、前記作動棒の上側にはス
プリングを内装し、作動棒を本体の上端ネジ孔を通じて
ボルトで回転自在に固定し、前記作動棒の傾斜切取溝に
挿入される突起を外周面に備え本体の下端の四角孔を通
じてノブが下側外部へ突出される押圧棒が上側に結合さ
れた前記スプリングにより前記作動棒の内部で下向弾性
力を受けるように構成する。そして、作動棒に支持スプ
リングの弾性を受けてヒンジ結合された係止片は停止段
が作動棒の突出部に接触してそれ以上回転できないよう
にしたものである。
【0009】このような構造によると、平常時には係止
片の末端が支持スプリングの弾性を受けてベルトの鋸歯
部に係止される状態となり、押圧棒を押すとスプリング
を圧縮させながら上向移動する押圧棒により係止片が回
転して、鋸歯部との係止状態を解除してベルトを解くよ
うにしたものである。
片の末端が支持スプリングの弾性を受けてベルトの鋸歯
部に係止される状態となり、押圧棒を押すとスプリング
を圧縮させながら上向移動する押圧棒により係止片が回
転して、鋸歯部との係止状態を解除してベルトを解くよ
うにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を添付した図面に基づいて詳細
に説明する。本発明の実施例による構成を示すもので、
一方側がバックル1の連結部に固定された長いベルト1
の他方側の内面には狭い間隔で複数の鋸歯4aが備えら
れた鋸歯部4を形成し、前記ベルト3の他方側が連結部
2の空間(図面に図示せず)を通じて挿入される前記バ
ックル1の上下部にはネジ孔1aと四角孔1bをそれぞ
れ形成する。前記鋸歯部4の鋸歯4aに末端が係止され
て支持される係止片6を外周面にヒンジ結合し傾斜切取
溝5aを形成した作動棒5は前記バックル1の四角孔1
b及びネジ孔1aに一直線に装着し、スプリング7が内
装される上面にはボルト8でネジ孔1aを通じて固定し
て、前記作動棒5を固定位置で回転自在にし、前記作動
棒5の傾斜切取溝5aに突起9aが挿入され上端部9b
に前記スプリング7により支持して下向の弾性力を受け
る押圧棒9は前記四角溝1bを通じて下端が突出される
ようにし、ノブ10を結合して使用者が押し易いように
する。
に説明する。本発明の実施例による構成を示すもので、
一方側がバックル1の連結部に固定された長いベルト1
の他方側の内面には狭い間隔で複数の鋸歯4aが備えら
れた鋸歯部4を形成し、前記ベルト3の他方側が連結部
2の空間(図面に図示せず)を通じて挿入される前記バ
ックル1の上下部にはネジ孔1aと四角孔1bをそれぞ
れ形成する。前記鋸歯部4の鋸歯4aに末端が係止され
て支持される係止片6を外周面にヒンジ結合し傾斜切取
溝5aを形成した作動棒5は前記バックル1の四角孔1
b及びネジ孔1aに一直線に装着し、スプリング7が内
装される上面にはボルト8でネジ孔1aを通じて固定し
て、前記作動棒5を固定位置で回転自在にし、前記作動
棒5の傾斜切取溝5aに突起9aが挿入され上端部9b
に前記スプリング7により支持して下向の弾性力を受け
る押圧棒9は前記四角溝1bを通じて下端が突出される
ようにし、ノブ10を結合して使用者が押し易いように
する。
【0011】そして、前記作動棒5の棒孔5bに支持ス
プリング11の弾性を受けながら軸12によりヒンジ結
合される係止片6の軸受け部6aには停止段6bを一体
に形成することにより、前記作動棒5の二つの軸孔5b
間に突出形成された突出部5cに掛かってそれ以上回転
できないようにする。また、傾斜切取溝5aは、作動棒
5の軸方向に対して斜めに形成される。具体的には、押
圧棒9を上向きに移動させた時に、傾斜切取溝5aに係
合する押圧棒9の突出部9aが作動棒5を図1の矢印方
向、即ち、係止片6をバックル1の裏面から離す方向に
回転するように傾斜切取溝5aが切られている。この押
圧棒9の上向きの移動において、押圧棒9は四角孔1b
に係止しているので、回転しない。このように構成した
本発明の鋸歯形締結手段を備えるベルトは、図面に示さ
なかったが、使用者がベルト3を下衣に着用した後、ベ
ルト3の他方側が連結部2の空間を通過するように引っ
張ると、作動棒5の係止片6が鋸歯部4の鋸歯4aに係
止された状態を維持することになる。
プリング11の弾性を受けながら軸12によりヒンジ結
合される係止片6の軸受け部6aには停止段6bを一体
に形成することにより、前記作動棒5の二つの軸孔5b
間に突出形成された突出部5cに掛かってそれ以上回転
できないようにする。また、傾斜切取溝5aは、作動棒
5の軸方向に対して斜めに形成される。具体的には、押
圧棒9を上向きに移動させた時に、傾斜切取溝5aに係
合する押圧棒9の突出部9aが作動棒5を図1の矢印方
向、即ち、係止片6をバックル1の裏面から離す方向に
回転するように傾斜切取溝5aが切られている。この押
圧棒9の上向きの移動において、押圧棒9は四角孔1b
に係止しているので、回転しない。このように構成した
本発明の鋸歯形締結手段を備えるベルトは、図面に示さ
なかったが、使用者がベルト3を下衣に着用した後、ベ
ルト3の他方側が連結部2の空間を通過するように引っ
張ると、作動棒5の係止片6が鋸歯部4の鋸歯4aに係
止された状態を維持することになる。
【0012】そして、使用者がベルト3を解こうとする
場合には、ノブ10を押して押圧棒9を上向きに移動さ
せると、押圧棒9は四角孔1bに係止されて回転しない
ので、押圧棒9の突起9aに係合する傾斜切取溝5a
は、作動棒5を回転させるように作用する。そして、傾
斜切取溝5aは突起9aの係合との関係において、係止
片6がバックル1の裏面から離れる方向に回転するよう
に形成されているので、係止片6がベルトの鋸歯部4か
ら離れる。この時、支持スプリング11の付勢力は鋸歯
部4の方向に係止片6を回転させるように働くが、作動
棒5の突出部5cに係止片6の停止段6bが当たって係
止片6の回転が停止されるので、係止片6は鋸歯部4か
ら離れることができる。この際、押圧棒9の上端部9b
がスプリング7を圧縮させながら上向きに移動すること
になる。従って、ノブ10を離すと、作動棒5はベルト
3を解く時とは逆回転するので、係止片6は鋸歯部4に
係合する方向に回転することになる。
場合には、ノブ10を押して押圧棒9を上向きに移動さ
せると、押圧棒9は四角孔1bに係止されて回転しない
ので、押圧棒9の突起9aに係合する傾斜切取溝5a
は、作動棒5を回転させるように作用する。そして、傾
斜切取溝5aは突起9aの係合との関係において、係止
片6がバックル1の裏面から離れる方向に回転するよう
に形成されているので、係止片6がベルトの鋸歯部4か
ら離れる。この時、支持スプリング11の付勢力は鋸歯
部4の方向に係止片6を回転させるように働くが、作動
棒5の突出部5cに係止片6の停止段6bが当たって係
止片6の回転が停止されるので、係止片6は鋸歯部4か
ら離れることができる。この際、押圧棒9の上端部9b
がスプリング7を圧縮させながら上向きに移動すること
になる。従って、ノブ10を離すと、作動棒5はベルト
3を解く時とは逆回転するので、係止片6は鋸歯部4に
係合する方向に回転することになる。
【0013】従って、使用者がノブ10を通じて押圧棒
9を上向きに移動させると、係止片6が鋸歯4aに係止
された状態を解除してベルトを解くことができベルトを
解いた後、ノブ10の押圧状態を解除すると、スプリン
グ7により元の状態に復帰される。そして、ベルトを着
用している状態で、力が加わっても係止片6の停止段6
bが作動棒5の突出部5cに掛かって支持された状態を
維持するので、鋸歯4aに係止された係止片6が回転せ
ずに安定な締結状態を維持し得ることになる。
9を上向きに移動させると、係止片6が鋸歯4aに係止
された状態を解除してベルトを解くことができベルトを
解いた後、ノブ10の押圧状態を解除すると、スプリン
グ7により元の状態に復帰される。そして、ベルトを着
用している状態で、力が加わっても係止片6の停止段6
bが作動棒5の突出部5cに掛かって支持された状態を
維持するので、鋸歯4aに係止された係止片6が回転せ
ずに安定な締結状態を維持し得ることになる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鋸歯形締
結手段を備えるベルトは、係止片がヒンジ結合された作
動棒に傾斜切取溝を形成し、突起を有する押圧棒がスプ
リングの弾性を受けながら前記作動棒を回転させる構造
で、小さい力により円滑な動作が行われるようになる。
結手段を備えるベルトは、係止片がヒンジ結合された作
動棒に傾斜切取溝を形成し、突起を有する押圧棒がスプ
リングの弾性を受けながら前記作動棒を回転させる構造
で、小さい力により円滑な動作が行われるようになる。
【0015】又、構造が簡単であるので、ベルトバック
ルの大きさが減少するばかりでなく、使用者が簡便に使
用できる利点がある。
ルの大きさが減少するばかりでなく、使用者が簡便に使
用できる利点がある。
【図1】本発明の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の要部断面図である。
【図3】本発明の要部の分解斜視図である。
【図4】従来のバックル構造を示す斜視図である。
【図5】従来のバックル構造を示す要部断面図である。
1…バックル 3…ベルト 4…鋸歯部 5…作動棒 5a…傾斜切取溝 5c…突出部 6…係止片 6b…停止段 7…スプリング 9…押圧棒 10…ノブ 11…支持スプリング
Claims (3)
- 【請求項1】ベルト(3)の一端に連結され、その上部
と下部にネジ孔(1a)と四角孔(1b)が形成された
バックル(1)と、 前記ベルト(3)の他端内面に形成された鋸歯部(4)
と、 前記ネジ孔(1a)と前記四角孔(1b)との間に縦向
きに配設されると共に、その上端が前記ネジ孔(1a)
に回動自在に支持された筒状の作動棒(5)と、 前記作動棒(5)に該作動棒(5)と平行な回動軸を有
して支持され、前記ベルト(3)の鋸歯部(4)に係止
される係止片(6)と、 前記係止片(6)を前記ベルト(3)の鋸歯部(4)に
向けて付勢する支持弾性部材(11)と、 前記支持弾性部材(11)の付勢力に抗して前記係止片
(6)が所定以上回転しないように停止させる停止部材
(6b)と、 前記作動棒(5)内に上下移動可能に挿入され、その下
端部が前記四角孔(1b)から突出されると共に、前記
四角孔(1b)に係合することにより回転しないように
した押圧棒(9)と、 前記作動棒(5)内に設けられ、前記押圧棒(9)を下
向きに付勢する弾性部材(7)と、 前記押圧棒(9)を前記弾性部材(7)の付勢力に抗し
て上向きに移動させた時に、前記係止片(6)が鋸歯部
(4)から離れる方向に前記作動棒(5)を回転させる
作動棒回転手段(5a、9a)と、 から成ることを特徴とする鋸歯形締結手段を備えたベル
ト。 - 【請求項2】前記作動棒回転手段(5a、9a)は、 前記押圧棒(9)の外面に形成された突起(9a)と、 前記突起(9a)に移動自在に係合すると共に、前記作
動棒(5)に斜めに形成し、前記押圧棒(9)を上向き
に移動させた時に前記係止片(6)が鋸歯部(4)から
離れる方向に前記作動棒(5)を回転させる傾斜切取溝
(5a)と、 から成ることを特徴とする請求項1記載の鋸歯形締結手
段を備えたベルト。 - 【請求項3】前記作動棒(5)に設けられ、回動軸(1
2)が挿通する2つの軸孔(5b)間に突出部(5c)
を形成し、該軸孔(5b)に前記係止片(6)の軸受け
部(6a)が前記支持弾性部材(11)の弾性を受けな
がらヒンジ結合されるようにしたと共に、係止片(6)
に一体形成した停止段(6b)が前記突出部(5c)に
掛かることにより、前記係止片(6)が前記支持弾性部
材(11)に抗して所定以上回転しないようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の鋸歯形締結手段を備えたベ
ルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13209695A JP2695136B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 鋸歯形締結手段を備えるベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13209695A JP2695136B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 鋸歯形締結手段を備えるベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08325818A JPH08325818A (ja) | 1996-12-10 |
JP2695136B2 true JP2695136B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=15073390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13209695A Expired - Lifetime JP2695136B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 鋸歯形締結手段を備えるベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695136B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101633423B1 (ko) * | 2015-02-27 | 2016-06-27 | 이석문 | 시계줄의 길이가 미세하게 조절되고 조절끈의 단부가 노출되지 않는 손목 시계줄 체결구조 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13209695A patent/JP2695136B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08325818A (ja) | 1996-12-10 |
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