JP2691669B2 - ドライアイス製造装置 - Google Patents
ドライアイス製造装置Info
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- JP2691669B2 JP2691669B2 JP4290562A JP29056292A JP2691669B2 JP 2691669 B2 JP2691669 B2 JP 2691669B2 JP 4290562 A JP4290562 A JP 4290562A JP 29056292 A JP29056292 A JP 29056292A JP 2691669 B2 JP2691669 B2 JP 2691669B2
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- JP
- Japan
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- dry ice
- cylinder
- snow
- production equipment
- ice production
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/50—Carbon dioxide
- C01B32/55—Solidifying
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス金型のエッジ部
等に肉盛りした材料の過冷硬化処理（サブゼロ処理）に
主として使用される雪状のドライアイスを製造する装置
に関する。
等に肉盛りした材料の過冷硬化処理（サブゼロ処理）に
主として使用される雪状のドライアイスを製造する装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ドライアイスの製造工場では、低
温室内で高圧の二酸化炭素（ＣＯ2）を大気中に放出し
て断熱膨張させ、低温室内に雪状のドライアイスを降ら
せ、降り積った雪状ドライアイスを固めて、塊状のドラ
イアイスを製造している。
温室内で高圧の二酸化炭素（ＣＯ2）を大気中に放出し
て断熱膨張させ、低温室内に雪状のドライアイスを降ら
せ、降り積った雪状ドライアイスを固めて、塊状のドラ
イアイスを製造している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】サブゼロ処理に際して
は、被処理材になじむように雪状のドライアイスを用い
ることが望まれるが、雪状ドライアイスは気化速度が速
いためドライアイスの製造工場からドライアイスを雪状
のまま出荷することは困難であり、サブゼロ処理の現場
で雪状ドライアイスを製造することが必要となる。この
場合、適当な容積の容器内に高圧ＣＯ2を吐出させて雪
状ドライアイスを生成することも考えられるが、このも
のでは容器内にドライアイスが溜るにつれて内圧が高く
なり、高圧ＣＯ2の断熱膨張が妨げられ、ドライアイス
を効率良く製造できない。本発明は、以上の点に鑑み、
適量の雪状ドライアイスを簡便に効率良く製造し得るよ
うにした装置を提供することをその目的としている。
は、被処理材になじむように雪状のドライアイスを用い
ることが望まれるが、雪状ドライアイスは気化速度が速
いためドライアイスの製造工場からドライアイスを雪状
のまま出荷することは困難であり、サブゼロ処理の現場
で雪状ドライアイスを製造することが必要となる。この
場合、適当な容積の容器内に高圧ＣＯ2を吐出させて雪
状ドライアイスを生成することも考えられるが、このも
のでは容器内にドライアイスが溜るにつれて内圧が高く
なり、高圧ＣＯ2の断熱膨張が妨げられ、ドライアイス
を効率良く製造できない。本発明は、以上の点に鑑み、
適量の雪状ドライアイスを簡便に効率良く製造し得るよ
うにした装置を提供することをその目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、互に摺動自在に嵌合する１対の筒体を備え、
該両筒体の夫々の外端部を閉塞して伸縮自在な筒状容器
を構成し、該両筒体のうち少なくとも一方の筒体を通気
性材料で形成し、他方の筒体の外端部に二酸化炭素の吐
出ノズルを設けたことを特徴とする。
本発明は、互に摺動自在に嵌合する１対の筒体を備え、
該両筒体の夫々の外端部を閉塞して伸縮自在な筒状容器
を構成し、該両筒体のうち少なくとも一方の筒体を通気
性材料で形成し、他方の筒体の外端部に二酸化炭素の吐
出ノズルを設けたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明によれば、一方の筒体内に雪状ドライア
イスが溜ると、内圧により該一方の筒体が他方の筒体か
ら離間する方向に摺動し、この摺動によって他方の筒体
から新たに露出する一方の筒体の部分から余剰ＣＯ2が
外部に逃げ、内圧が一定に保たれて適度な硬さの雪状ド
ライアイスが効率良く生成される。
イスが溜ると、内圧により該一方の筒体が他方の筒体か
ら離間する方向に摺動し、この摺動によって他方の筒体
から新たに露出する一方の筒体の部分から余剰ＣＯ2が
外部に逃げ、内圧が一定に保たれて適度な硬さの雪状ド
ライアイスが効率良く生成される。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の実施例を示しており、このも
のでは、内筒１１ａと外筒１１ｂとから成る内外２重構
造の第１筒体１１と、第１筒体１１の内筒１１ａと外筒
１１ｂとの隙間に摺動自在に嵌合する第２筒体１２とを
設け、該両筒体１１、１２の夫々の外端部を端壁１３、
１４で閉塞して伸縮自在な筒状容器を構成した。そし
て、第１筒体１１の端壁１３に高圧ＣＯ2の吐出ノズル
１５を取付け、一方、第２筒体１２を発泡ニッケル（商
品名セルメット、住友電工（株））等の発泡金属や発泡
樹脂等から成る通気性材料で形成し、更に、第２筒体１
２の端壁１４に把手１６を取付けた。
のでは、内筒１１ａと外筒１１ｂとから成る内外２重構
造の第１筒体１１と、第１筒体１１の内筒１１ａと外筒
１１ｂとの隙間に摺動自在に嵌合する第２筒体１２とを
設け、該両筒体１１、１２の夫々の外端部を端壁１３、
１４で閉塞して伸縮自在な筒状容器を構成した。そし
て、第１筒体１１の端壁１３に高圧ＣＯ2の吐出ノズル
１５を取付け、一方、第２筒体１２を発泡ニッケル（商
品名セルメット、住友電工（株））等の発泡金属や発泡
樹脂等から成る通気性材料で形成し、更に、第２筒体１
２の端壁１４に把手１６を取付けた。
【０００７】この実施例によれば、吐出ノズル１５から
の高圧ＣＯ2の吐出によって生成された雪状ドライアイ
スａが第２筒体１２内に溜ると、内圧によって第２筒体
１２が第１筒体１１から離間する方向に摺動し、この摺
動によって第１筒体１１から新たに露出する第２筒体１
２の部分が通気路となって余剰ＣＯ2等が外部に放出さ
れる。従って、第１筒体１１に対し第２筒体１２が適度
な摺動抵抗を持って摺動されるようにしておけば、内圧
が適当な値に維持されて、第２筒体１２内に適度な硬さ
（サブゼロ処理に適した硬さ）の雪状ドライアイスが効
率良く生成蓄積される。生成された雪状ドライアイス
は、第２筒体１２を第１筒体１１から引抜いて第２筒体
１２から取出す。尚、上記実施例では、第２筒体１２の
みを通気性材料で形成したが、第１と第２の両筒体１
１、１２を通気性材料で形成しても勿論良い。
の高圧ＣＯ2の吐出によって生成された雪状ドライアイ
スａが第２筒体１２内に溜ると、内圧によって第２筒体
１２が第１筒体１１から離間する方向に摺動し、この摺
動によって第１筒体１１から新たに露出する第２筒体１
２の部分が通気路となって余剰ＣＯ2等が外部に放出さ
れる。従って、第１筒体１１に対し第２筒体１２が適度
な摺動抵抗を持って摺動されるようにしておけば、内圧
が適当な値に維持されて、第２筒体１２内に適度な硬さ
（サブゼロ処理に適した硬さ）の雪状ドライアイスが効
率良く生成蓄積される。生成された雪状ドライアイス
は、第２筒体１２を第１筒体１１から引抜いて第２筒体
１２から取出す。尚、上記実施例では、第２筒体１２の
みを通気性材料で形成したが、第１と第２の両筒体１
１、１２を通気性材料で形成しても勿論良い。
【０００８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、適量の雪状ドライアイスをサブゼロ処理等を
行う現場で簡単に効率良く製造できる。
によれば、適量の雪状ドライアイスをサブゼロ処理等を
行う現場で簡単に効率良く製造できる。
【図１】 本発明装置の一例の截断側面図
１１ 第１筒体（他方の筒体） １２ 第２筒体
（一方の筒体）１５ 吐出ノズル
（一方の筒体）１５ 吐出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 並木 照美 埼玉県狭山市新狭山１丁目10番地１ ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−160931（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭61−27931（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭61−38891（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】 互に摺動自在に嵌合する１対の筒体を備
え、該両筒体の夫々の外端部を閉塞して伸縮自在な筒状
容器を構成し、該両筒体のうち少なくとも一方の筒体を
通気性材料で形成し、他方の筒体の外端部に二酸化炭素
の吐出ノズルを設けたことを特徴とするドライアイス製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4290562A JP2691669B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | ドライアイス製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4290562A JP2691669B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | ドライアイス製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135710A JPH06135710A (ja) | 1994-05-17 |
| JP2691669B2 true JP2691669B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=17757636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4290562A Expired - Fee Related JP2691669B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | ドライアイス製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2691669B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6023941A (en) * | 1998-07-22 | 2000-02-15 | Praxair Technology, Inc. | Horizontal carbon dioxide snow horn with adjustment for desired snow |
| CN105697973A (zh) * | 2016-04-16 | 2016-06-22 | 安庆市江城冶金机械有限公司 | 一种干冰机模头保护装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56160931U (ja) * | 1980-04-28 | 1981-11-30 | ||
| JPS6127931U (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-19 | 本田技研工業株式会社 | 汎用エンジン |
| JPS6138891U (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-11 | 株式会社東芝 | 反転式１２相サイリスタ変換器 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP4290562A patent/JP2691669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06135710A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |