JP2690961B2 - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、デイーゼル機関の排気弁を駆動するエアス
プリング装置等における圧縮圧力発生装置の圧力供給装
置に適用される圧力調整弁に関するものである。
(従来の技術) 前記圧縮圧力発生装置の従来例を第3図によって説明
すると、圧力変動を繰り返す圧縮室(圧力室)(B)を
有し、該圧縮室(B)は一定の圧力を供給する圧力供給
管(A)をオリフイスを介して連設され、圧力供給管
(A)から一定の圧力がオリフイス(C)を介して圧縮
室(B)に供給される圧力供給装置を備えている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の前記圧力供給装置は、圧力供給管と圧力室(圧
縮室)間にオリフイスを介し連設しているため、圧力室
側の圧力変動が圧力供給管へ伝わって脈動が発生した
り、圧力供給管の温度が上昇し、また、圧力室内に外部
より油等の液体が入り込むと、圧力室内の圧縮圧力が過
度に上昇し、圧縮ピストンの作動モードが変化したり圧
縮最圧力が上昇する原因となり、圧力室の強度に係わる
などの問題点がある。
本発明は、前記のような課題に対処するために開発さ
れたものであって、その目的とする処は、圧力供給管側
の一定圧力の圧力室への自動供給、圧力室側の過圧の自
動排出ならびに圧力供給管側への圧力変動の伝播を防止
して、圧力室側の圧力確保、安定とともに圧力供給管側
の圧力も安定せしめて圧力供給性能、作動信頼性を向上
した圧力供給弁を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、一定の圧力を供給する圧力供給管と圧力変
動を繰り返す圧力室との間に介装して連設される圧力調
整弁であって、圧力供給管側の接続口と圧力室側の接続
口および排出系側の排出口を有するハウジングと、該ハ
ウジング内に配置され圧力室側の圧力が設定圧以上の過
圧になるとバネ付勢に抗して摺動し圧力室側の接続口と
排出口間の過圧排出路を開路する過圧排出用バルブと、
該過圧排出用バルブ内に配置され圧力室側の圧力が圧力
供給管側の圧力よりも低くなると逆方向のバネ付勢に抗
して摺動し前記両接続口間の圧力供給路を開路する圧力
供給用バルブを具備した構成に特徴を有し、圧力供給用
バルブは圧力室側の圧力低下によって作動し圧力供給路
を開路し一定圧力を圧力室へ供給して所望最低圧を確保
し、過圧排出用バルブは圧力室側の過圧によって作動し
過圧排出路を開路して該過圧を排出系へ排出し、圧力室
内の圧力を所望範囲内に自動制御するとともに、両バル
ブによって圧力供給管側への圧力室側の圧力変動の伝播
を防止する。
(作用) 圧力室側の圧力が圧力供給管の一定の圧力よりも低く
なると、圧力供給用バルブがバネ付勢に抗し作動されて
圧力供給路が開路され、圧力供給管側の一定の圧力が圧
力供給路を経て圧力室側へ供給され同圧力室内の圧力の
所望最低圧が確保され、圧力室内が設定圧以上の過圧に
なると、過圧排出用バルブがバネ付勢に抗し作動されて
過圧排出路が開路され、同過圧が排出口を経て排出系へ
排出され圧力室内の圧力が所望範囲内に自動制御される
とともに、前記両バルブにより圧力室内の圧力変動が圧
力供給管側へ伝わらず、圧力室内の圧力が補正され、安
定され、圧力供給管内の圧力も安定される。
(実施例) 第1図および第2図に本発明の一実施例を示し、図中
(1a,b)はハウジング部材(1a)と(1b)の螺合、連結
によって形成されたハウジング、(2a)はハウジング部
材(1a)側に突設された圧力供給管(A)側の接続口、
(2b)はハウジング部材(1b)側に突接された圧力室
(B)側の接続口、(2d)はハウジング部材(1b)の側
部に突設された排出系(D)側の排出口、(3)はハウ
ジング部材(1a)(1b)内に摺動可能に配設された過圧
排出用バルブ、(4)は過圧排出用バルブ(3)を閉側
にバネ付勢(4a)したバネ(4)、(5)は過圧排出用
バルブ(3)内に摺動可能に配置された圧力供給用バル
ブ、(6)は圧力供給用バルブ(5)を閉側にバネ付勢
(6b)した逆側のバネであり、一定の圧力を供給する圧
力供給管(A)と圧力変動を繰り返す圧力室(B)との
間に介装して連設される圧力調整弁(10)であって、圧
力供給管(A)側の接続口(2a)と圧力室(B)側の接
続口(2b)および排出系(D)側の排出口(2d)を有す
るハウジング(1a,b)と、ハウジング(1a,b)内に配置
され圧力室(B)側の圧力が設定圧以上の過圧になると
バネ付勢(4a)に抗して摺動し圧力室(B)側の接続口
(2b)と排出口(2d)間の過圧排出路(7)を開路する
過圧排出用バルブ(3)と、過圧排出用バルブ(3)内
に配置され圧力室(B)側の圧力が圧力供給管(A)側
の圧力よりも低くなると、逆方向のバネ付勢(6b)に抗
して摺動し両接続口(2a)(2b)間の圧力供給路(8a,
b,c)を開路する圧力供給用バルブ(5)を具備した圧
力調整弁(10)になっている。
前記過圧排出用バルブ(3)は、図示のようにハウジ
ング部材(1a)の腔内に摺動可能に配置されてシール部
材により接続口(2a)の内側腔内がシールされ、ハウジ
ング部材(1b)の内壁との間に、接続口(2b)と排出口
(2d)間で開閉される過圧排出路(7)を形成し、前記
圧力供給用バルブ(5)は、過圧排出用バルブ(3)の
腔内に摺動可能に配置されてシール部材により同腔内を
シールし、過圧排出用バルブ(3)の中央部に貫設され
た中央孔(8a)に対設されて、過圧排出用バルブ(3)
の腔内壁との間に開閉路(8b)を設けて通路(8c)を介
し接続口(2b)に連通可能な圧力供給路(8a,b,c)を形
成しており、前記バネ(4)は、ハウジング部材(1a)
と過圧排出用バルブ(3)間に介装され同バルブ(3)
を矢示方向にバネ付勢(4a)して過圧排出路(7)を閉
路し、前記バネ(6)は、ハウジング部材(1b)と圧力
供給用バルブ(5)間に介装され、同バルブ(5)を逆
方向の矢示方向にバネ付勢(6b)して圧力供給路(8a,
b,c)を閉路し、バネ(4)のバネ付勢(4a)に対しバ
ネ(6)の逆方向のバネ付勢(6b)を程よく小さく調整
している。
従って、圧力供給管(A)の一定の圧力(Pa)に対
し、圧力室(B)側の変動する圧力(Pb)が低くなる
と、圧力供給用バルブ(5)がバネ付勢(6b)に抗して
図示左動され開閉路(8b)が開路されて、圧力供給管
(A)側の圧力(Pa)が接続口(2a)から圧力供給路
(8a,b,c)、接続口(2b)を経て圧力室(B)へ供給さ
れ、過圧排出用バルブ(3)は過圧排出路(7)を閉路
しており、圧力(Pa)の所望最低圧が確保される。
圧力供給管(A)の一定の圧力(Pa)に対し、圧力
室(B)側の圧力(Pb)が高くなりさらに設定圧以上
になって過圧になると、過圧の圧力(Pb)により圧力
供給用バルブ(5)が圧力供給路(8a,b,c)の閉路を保
ち図示右動され過圧排出用バルブ(3)をバネ付勢(3
a)に抗し図示右動して過圧排出路(7)を開路し、圧
力室(B)の過圧が接続口(2b)から過圧排出路
(7)、排出口(2d)を経て排出系(D)へ排出され、
圧力室(B)内の過圧が自動的に解消される。
圧力室(B)内の圧力(Pb)が設定値よりも低下す
ると、バネ付勢(4a)(4b)のバランスにより過圧排出
用バルブ(3)が、圧力供給用バルブ(5)が第1図に
示すように復帰し、過圧排出路(7)、圧力供給路(8
a,b,c)が自動的に閉路され、圧力室(B)内の圧力
(Pb)が所望範囲内に自動制御される。
前記圧力供給用バルブ(5)と過圧排出用バルブ
(3)の関連作動により、圧力供給管(A)の一定の圧
力が圧力室(B)へ自動供給されて圧力室(B)内の所
望最低圧が確保され、圧力室(B)内の設定圧以上の過
圧は排出系へ自動排出され圧力室(B)の所望最低圧が
設定されて、圧力室内の圧力(Pb)が所定範囲内に自
動制御されるとともに、圧力室内の圧力変動が圧力供給
室内へ伝わらない。圧力室内の最大圧力制御範囲は、バ
ネ(4),(6)のバネ付勢力によって調整される。
(発明の効果) 本発明は、前述のような構成になっており、圧力室側
の圧力が低下すると、圧力供給バルブが作動されて圧力
供給路が開路され、圧力供給管側の一定の圧力が圧力室
内へ自動供給されて所望最低圧が確保されるとともに、
圧力室側の圧力が設定圧以上の過圧になると、過圧排出
用バルブが作動されて過圧排出路が開路され、圧力室側
の過圧が排出口から排出系へ排出されて、圧力室内の圧
力が所望範囲内に自動制御され、前記両バルブによって
圧力室内の前記所望最低圧以上の圧力が圧力供給管側へ
伝わらず、圧力供給管側の脈動、温度上昇が防止される
とともに、圧力室側の過圧も防止されて、圧力室側の圧
力が補正、安定され圧力供給管側の圧力も安定されて圧
力供給性能、作動信頼性が著しく向上されている。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明
はこのような実施例にだけ局限されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施
しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は本
発明の配置図、第3図は従来例の機構図である。 A:圧力供給管、B:圧力室 1a,b:ハウジング、2a,2b:接続口 2d:排出口、3:過圧供給用バルブ 5:圧力供給用バルブ、4a,6b:バネ付勢 7:過圧排出路、8a,b,c:圧力供給路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の圧力を供給する圧力供給管と圧力変
    動を繰り返す圧力室との間に介装して連設される圧力調
    整弁であって、圧力供給管側の接続口と圧力室側の接続
    口および排出系側の排出口を有するハウジングと、該ハ
    ウジング内に配置され圧力室側の圧力が設定圧以上の過
    圧になるとバネ付勢に抗して摺動し圧力室側の接続口と
    排出口間の過圧排出路を開路する過圧排出用バルブと、
    該過圧排出用バルブ内に配置され圧力室側の圧力が圧力
    供給管側の圧力よりも低くなると逆方向のバネ付勢に抗
    して摺動し前記両接続口間の圧力供給路を開路する圧力
    供給用バルブを具備したことを特徴とする圧力調整弁。
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