JP2688468B2 - 粒子分離装置 - Google Patents
粒子分離装置Info
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- JP2688468B2 JP2688468B2 JP5047785A JP4778593A JP2688468B2 JP 2688468 B2 JP2688468 B2 JP 2688468B2 JP 5047785 A JP5047785 A JP 5047785A JP 4778593 A JP4778593 A JP 4778593A JP 2688468 B2 JP2688468 B2 JP 2688468B2
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- particle
- reaction tank
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒子分離部の清掃、修
理などのメンテナンス作業を容易に行うことができる粒
子分離装置に関するものである。
理などのメンテナンス作業を容易に行うことができる粒
子分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、活性汚泥の硝化脱窒プロセスに
おいては微生物を固定化した担体粒子を反応液から分離
する必要があり、スクリーンを利用した粒子分離装置が
広く用いられている。
おいては微生物を固定化した担体粒子を反応液から分離
する必要があり、スクリーンを利用した粒子分離装置が
広く用いられている。
【0003】ところが、従来のこの種粒子分離装置にお
いては、前記スクリーンは反応槽内に固定されるか、反
応槽外に設置されて反応液と共に排出されてきた粒子を
分離後、該粒子のみを反応槽に返送するタイプのものが
普通であり、前者の場合にはスクリーンの清掃や修理な
どのメンテナンス作業が極めて困難であるという問題点
があった。そして、特に反応槽が大きくなった場合には
その欠点はより顕著化する傾向があり、装置の大きさに
制約が課せられるという問題点もあった。一方、後者の
場合には装置全体が大型化かつ複雑化して設備費が高く
なるとともに、システムの操作や管理作業などが煩雑に
なるという問題点があった。
いては、前記スクリーンは反応槽内に固定されるか、反
応槽外に設置されて反応液と共に排出されてきた粒子を
分離後、該粒子のみを反応槽に返送するタイプのものが
普通であり、前者の場合にはスクリーンの清掃や修理な
どのメンテナンス作業が極めて困難であるという問題点
があった。そして、特に反応槽が大きくなった場合には
その欠点はより顕著化する傾向があり、装置の大きさに
制約が課せられるという問題点もあった。一方、後者の
場合には装置全体が大型化かつ複雑化して設備費が高く
なるとともに、システムの操作や管理作業などが煩雑に
なるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、装置全体をコンパクトにする
ことができるとともに、粒子分離部が閉塞した場合の清
掃作業や損傷した場合の修理・交換作業などのメンテナ
ンス作業も容易に行うことができる粒子分離装置を提供
することを目的として完成されたものである。
従来の問題点を解決して、装置全体をコンパクトにする
ことができるとともに、粒子分離部が閉塞した場合の清
掃作業や損傷した場合の修理・交換作業などのメンテナ
ンス作業も容易に行うことができる粒子分離装置を提供
することを目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の粒子分離装置は、活性汚泥の硝化
脱窒プロセスにおいて、反応液中から微生物を固定化し
た担体粒子を分離し、かつ分離した担体粒子を反応槽中
に残留せしめる粒子分離部と、その粒子分離部を一端に
取り付け、他端を支点として回動することにより前記粒
子分離部を反応槽外と反応槽内との間を移動自在とする
回動ステーを具備するとともに、その回動ステーが分離
した反応液を反応槽外へ排出する流路を兼ねていること
を特徴とするものである。
めになされた本発明の粒子分離装置は、活性汚泥の硝化
脱窒プロセスにおいて、反応液中から微生物を固定化し
た担体粒子を分離し、かつ分離した担体粒子を反応槽中
に残留せしめる粒子分離部と、その粒子分離部を一端に
取り付け、他端を支点として回動することにより前記粒
子分離部を反応槽外と反応槽内との間を移動自在とする
回動ステーを具備するとともに、その回動ステーが分離
した反応液を反応槽外へ排出する流路を兼ねていること
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】このように構成されたものにおいては、活性汚
泥の硝化脱窒プロセスにおいて、粒子分離部で反応液中
から担体粒子を分離し反応槽中に残留せしめ、流路を通
じて反応液のみを反応槽外へ排出するのであるが、粒子
分離器本体は前記粒子分離部を回動ステーの回動操作に
より、反応槽外へ移動自在に配設されているので清掃、
修理などのメンテナンス作業も必要に応じて容易に行え
る他、その回動ステーが分離した反応液を反応槽外へ排
出する流路を兼ねているので装置全体がごくシンプルで
コンパクトに構成できる。
泥の硝化脱窒プロセスにおいて、粒子分離部で反応液中
から担体粒子を分離し反応槽中に残留せしめ、流路を通
じて反応液のみを反応槽外へ排出するのであるが、粒子
分離器本体は前記粒子分離部を回動ステーの回動操作に
より、反応槽外へ移動自在に配設されているので清掃、
修理などのメンテナンス作業も必要に応じて容易に行え
る他、その回動ステーが分離した反応液を反応槽外へ排
出する流路を兼ねているので装置全体がごくシンプルで
コンパクトに構成できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例について詳細に
説明する。図1は本発明に係る装置の基本的な構成を説
明するための概略図であって、図中1は反応槽、2は反
応液中から粒子を分離する粒子分離部3と分離した反応
液を反応槽外へ排出する流路4とを備えたた粒子分離器
本体、5は前記分離した反応液を流路4を通じて反応槽
外へ排出するための送液部、6は粒子分離器本体2を反
応槽1の内部と外部との間を自在に移動するための搬送
器である。
説明する。図1は本発明に係る装置の基本的な構成を説
明するための概略図であって、図中1は反応槽、2は反
応液中から粒子を分離する粒子分離部3と分離した反応
液を反応槽外へ排出する流路4とを備えたた粒子分離器
本体、5は前記分離した反応液を流路4を通じて反応槽
外へ排出するための送液部、6は粒子分離器本体2を反
応槽1の内部と外部との間を自在に移動するための搬送
器である。
【0008】粒子分離部3は例えば円筒状、角柱状等の
筒体外周面に濾過用のスクリーンを設け内部を中空にし
たものであり、該スクリーンとしては目開部が多数の棒
材によりスリット状に形成されたものや線材により網目
状に形成されたもの、あるいはパンチングメタルのよう
な多数の孔を有するもの等種々のものが適用できるが、
この粒子分離部3で反応液中から担体粒子を分離し反応
槽中に残留せしめ、濾過された反応液は中空内部を経て
流路4を通じて反応槽外へ排出するものであり、耐閉塞
性および清掃の容易性から棒材をスリット状にしたもの
が好ましい。
筒体外周面に濾過用のスクリーンを設け内部を中空にし
たものであり、該スクリーンとしては目開部が多数の棒
材によりスリット状に形成されたものや線材により網目
状に形成されたもの、あるいはパンチングメタルのよう
な多数の孔を有するもの等種々のものが適用できるが、
この粒子分離部3で反応液中から担体粒子を分離し反応
槽中に残留せしめ、濾過された反応液は中空内部を経て
流路4を通じて反応槽外へ排出するものであり、耐閉塞
性および清掃の容易性から棒材をスリット状にしたもの
が好ましい。
【0009】流路4は該粒子分離部3の内部に連通して
反応液中から粒子を分離した反応液のみを反応槽1の外
へ排出するものである。なお、該流路4を通じて反応液
を反応槽外へ排出するための送液部5としては、水中ポ
ンプやガスリフト等を適用することができる。この場
合、水中ポンプを用いる時はポンプの吸込側に直接スク
リーンを接続したものとして構成することができ、また
ガスリフトを用いる時は流路4を垂直管としたうえ反応
液の水深のおよそ半分以下の箇所にガスを吸込み、ガス
の揚力を利用して反応液を反応槽外へ排出するようにす
ればよい。
反応液中から粒子を分離した反応液のみを反応槽1の外
へ排出するものである。なお、該流路4を通じて反応液
を反応槽外へ排出するための送液部5としては、水中ポ
ンプやガスリフト等を適用することができる。この場
合、水中ポンプを用いる時はポンプの吸込側に直接スク
リーンを接続したものとして構成することができ、また
ガスリフトを用いる時は流路4を垂直管としたうえ反応
液の水深のおよそ半分以下の箇所にガスを吸込み、ガス
の揚力を利用して反応液を反応槽外へ排出するようにす
ればよい。
【0010】搬送器6は、前記粒子分離器本体2を清掃
などの必要に応じて反応槽1の内部から外部へ自在に移
動するためのものであり、ウインチ等により垂直な案内
棒に沿って吊り上げ自在としたものがあるが、本発明で
は、回動式ステーにより保持して回動上昇させる構造と
したもので、また、該回動式ステー自体に反応液を反応
槽の外へ排出する流路を兼用させたものとしている。
などの必要に応じて反応槽1の内部から外部へ自在に移
動するためのものであり、ウインチ等により垂直な案内
棒に沿って吊り上げ自在としたものがあるが、本発明で
は、回動式ステーにより保持して回動上昇させる構造と
したもので、また、該回動式ステー自体に反応液を反応
槽の外へ排出する流路を兼用させたものとしている。
【0011】以下、図面を参照しつつ説明する。図2に
示したものは、外周面をスリット状スクリーンとした粒
子分離部3と流路を兼ねた回動ステー11からなる粒子
分離器本体2である。この装置においては、送液部とし
てガスリフトを用いることもでき、この場合には圧縮機
7からの給気を反応槽1の底部にある分散器8から行え
ば反応槽内の攪拌が行えることとなる。また、使用する
ガスとしては空気が一般的であるが、反応液に応じて窒
素ガス等の無酸素ガスも適宜選択可能である。
示したものは、外周面をスリット状スクリーンとした粒
子分離部3と流路を兼ねた回動ステー11からなる粒子
分離器本体2である。この装置においては、送液部とし
てガスリフトを用いることもでき、この場合には圧縮機
7からの給気を反応槽1の底部にある分散器8から行え
ば反応槽内の攪拌が行えることとなる。また、使用する
ガスとしては空気が一般的であるが、反応液に応じて窒
素ガス等の無酸素ガスも適宜選択可能である。
【0012】また、本発明では、特に図2に示されるよ
うに、その粒子分離部3を一方の端部に取り付け、他端
を支点として回動することにより前記粒子分離部3を反
応槽1外と反応槽1内との間を移動自在とする回動ステ
ー11を配置したうえ、このリンク機構を構成するステ
ー11自体に反応液排出用の流路4を兼ねさせたので、
この場合には装置全体をよりシンプルなものとすること
が可能である。なお、図示されるように反応液の排出口
を反応槽1の液面より水面下としておけば反応液の排出
を水圧を利用して行わせることもできる。
うに、その粒子分離部3を一方の端部に取り付け、他端
を支点として回動することにより前記粒子分離部3を反
応槽1外と反応槽1内との間を移動自在とする回動ステ
ー11を配置したうえ、このリンク機構を構成するステ
ー11自体に反応液排出用の流路4を兼ねさせたので、
この場合には装置全体をよりシンプルなものとすること
が可能である。なお、図示されるように反応液の排出口
を反応槽1の液面より水面下としておけば反応液の排出
を水圧を利用して行わせることもできる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は装置全体をコンパクトにすることができるととも
に、粒子分離部が閉塞した場合の清掃作業や損傷した場
合の修理・交換作業などのメンテナンス作業も容易に行
うことができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した粒子分離装置として、産業の発展に寄与す
るところは極めて大である。
明は装置全体をコンパクトにすることができるととも
に、粒子分離部が閉塞した場合の清掃作業や損傷した場
合の修理・交換作業などのメンテナンス作業も容易に行
うことができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した粒子分離装置として、産業の発展に寄与す
るところは極めて大である。
【図1】本発明に係る装置の基本的な構成を示す概略図
である。
である。
【図2】本発明の実施例を示す側面図である。
1 反応槽11 回動ステー 2 粒子分離器本体 3 粒子分離部 4 流路
Claims (1)
- 【請求項1】 活性汚泥の硝化脱窒プロセスにおいて、
反応液中から微生物を固定化した担体粒子を分離し、か
つ分離した担体粒子を反応槽中に残留せしめる粒子分離
部と、その粒子分離部を一端に取り付け、他端を支点と
して回動することにより前記粒子分離部を反応槽外と反
応槽内との間を移動自在とする回動ステーを具備すると
ともに、その回動ステーが分離した反応液を反応槽外へ
排出する流路を兼ねていることを特徴とする粒子分離装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047785A JP2688468B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 粒子分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047785A JP2688468B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 粒子分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06254313A JPH06254313A (ja) | 1994-09-13 |
JP2688468B2 true JP2688468B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=12785036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5047785A Expired - Fee Related JP2688468B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 粒子分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2688468B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5192011B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2013-05-08 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 処理槽の上蓋部に設けられる排水機構の構造、処理槽の上蓋部の構造、及び、処理槽 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6154421U (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-12 |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP5047785A patent/JP2688468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06254313A (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970812 |
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