JP2686176B2 - カウント値監視回路 - Google Patents

カウント値監視回路

Info

Publication number
JP2686176B2
JP2686176B2 JP2330483A JP33048390A JP2686176B2 JP 2686176 B2 JP2686176 B2 JP 2686176B2 JP 2330483 A JP2330483 A JP 2330483A JP 33048390 A JP33048390 A JP 33048390A JP 2686176 B2 JP2686176 B2 JP 2686176B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
flip
flop
comparator
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2330483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04207418A (ja
Inventor
千恵子 秋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2330483A priority Critical patent/JP2686176B2/ja
Publication of JPH04207418A publication Critical patent/JPH04207418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2686176B2 publication Critical patent/JP2686176B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、タイマー回路等によく用いられて、同期
式カウンタのカウント値がレジスタに設定した値に達し
たときにフリップフロップやラッチにトリガを与える、
カウント値監視回路に関するものである。
[従来の技術] 第5図は従来の一般的なカウント値監視回路のブロッ
ク図である。図において、(1)はnビットの同期式カ
ウンタ、(2)は同期式カウンタ(1)のクロック信号
CLKが入力されるクロック入力端子、(3)は同期式カ
ウンタ(1)の値と比較すべき値が格納されているnビ
ットのレジスタ、(4)はレジスタ(3)の値と同期式
カウンタ(1)のカウント値とを比較するコンパレータ
である。コンパレータ(4)のPEQ端子はフリップフロ
ップ(5)のT端子に接続されている。
コンパレータ(4)の内部は、例えば第6図のように
なっている。図において、(60)〜(6n-1)は同期式カ
ウンタ(1)のnビットの出力信号とレジスタ(3)の
nビットの出力信号を受ける排他的論理ORゲートであ
り、1つの排他的論理ORゲート(6i)には両出力信号の
各第iビットの信号線が接続されている。(7)はn個
の排他的論理ORゲート(60)〜(6n-1)の出力を受ける
ORゲート、(8)はORゲート(7)の出力を反転するイ
ンバータである。
次に、第5図及び第6図を参照しながら、従来のカウ
ント値監視回路の動作について説明する。なお、以下で
は信号が1であることとHレベルであることとは同じこ
とを意味し、0であることとLレベルであることとは同
じことを意味する。
第5図において、同期式カウンタ(1)は、クロック
入力端子(2)にクロック信号CLKとしてパルスが入力
されると、このパルスの数のカウントを行う。カウント
値は出力信号となってコンパレータ(4)に入力され
る。レジスタ(3)には、nビットの任意のデータr
が、図示しない設定手段によって設定されており、デー
タrを出力信号としている。
第6図において、排他的論理ORゲート(6i)は、カウ
ント値とデータrの第iビットが一致したときに、Lレ
ベルの信号をORゲート(7)に出力する。ORゲート
(7)は、カウント値とデータrのすべてのビットが一
致したときだけ、すなわちカウント値とデータrとが一
致したときだけ、Lレベルの信号を出力する。このと
き、このLレベルの信号はインバータ(8)によって反
転され、Hレベルの信号が一致信号としてPEQ端子から
出力される。この一致信号を受けたフリップフロップに
は、このときトリガが与えられる。
しかしながら、カウント値の桁あがり時に瞬間的にカ
ウント値とデータrとが一致する可能性があり、スパイ
クやハザードが発生するおそれがある。これをもう少し
詳しく説明すると次のようになる。簡単のため、n=2
とし、レジスタ(3)の設定値rを11とする。同期式カ
ウンタ(1)のカウント値が、例えば01から10に変化し
たときには、排他的論理ORゲート(60)の出力はLレベ
ルからHレベルになり、排他的論理ORゲート(61)の出
力はHレベルからLレベルになる。このとき排他的論理
ORゲート(60)の動作の方が、微小時間Δtだけ遅かっ
たとすると、ORゲート(7)の入力がΔtの間だけ2つ
ともLレベルになり、長さΔtの矩形波状のパルス(ス
パイク)がPEQ端子から出力されることになる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のカウント値監視回路は以上のように、コンパレ
ータ(4)の出力する一致信号がフリップフロップのT
端子の直接入力されていたので、同期式カウンタ(1)
の動作中にコンパレータ(4)のPEQ端子からスパイク
やハザードが発生し、フリップフロップ(5)が誤動作
するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、フリップフロップ(5)が、コンパレータ
(4)の出力するスパイク等のノイズによって、誤動作
することがないようなカウント値監視回路を得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るカウント値監視回路は、カウントデー
タとレジスタに設定したデータとが一致する時刻より
も、クロック信号の1クロック分だけ早くコンパレータ
が一致信号を出力するように、同期式カウンタ内部のD
フリップフロップのD端子をコンパレータの入力端子に
接続するとともに、一致信号が出力された時刻よりもク
ロック信号の1クロック分だけ遅れてフリップフロップ
にトリガが与えられるように、コンパレータの出力信号
とクロック信号とが入力される別のDフリップフロップ
を備えたものである。
[作用] この発明においては、同期式カウンタ内部のDフリッ
プフロップのD端子を同期式カウンタから引き出して、
コンパレータの入力端子に接続しているため、カウント
データとレジスタに設定したデータとが一致する瞬間よ
りも、クロック信号の1クロック分だけ早く、コンパレ
ータが一致信号を出力する。
また、コンパレータの出力信号とクロック信号とが入
力される別のDフリップフロップを備えているため、一
致信号が出力された瞬間よりもクロック信号の1クロッ
ク分だけ遅れて、スパイクやハザードを生じずに、フリ
ップフロップにトリガが与えられる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
(1)〜(5)は前述と同様のものである。(12)はコ
ンパレータ(4)が出力する一致信号を、クロック信号
の1クロック分だけシフトさせるためのDフリップフロ
ップであり、Dフリップフロップ(12)の出力信号はフ
リップフロップ(5)に入力されている。
第2図は同期式カウンタ(1)の内部構造を示すブロ
ック図であり、ここでは簡単のために同期式カウンタ
(1)は2ビットであるものとした。この図で、
(90)、(91)はDフリップフロップであり、入力信号
Di及びTに対応した出力信号Qi及びQCiを生成する。(1
0)はDフリップフロップ(91)の入力信号D1を生成す
る排他的論理NORゲート、(11)は排他的論理NORゲート
(10)の一方の入力端子に接続されたインバータであ
る。Dフリップフロップ(90)、(91)のそれぞれにお
いては、信号TがLレベルからHレベルになったとき
に、信号Diと同じレベルの信号が信号Qiとして出力され
る。また、信号QCiは信号Qiと反転したレベルになる。
次に、第1図に示したこの発明の一実施例の動作を、
第2図及び第3図を参照しながら説明する。第2図にお
いて、先ず図示しない初期設定手段によってQ0=Q1=0
にする。このときQC0=1となるからD0=1になる。ま
た、排他的論理NORゲート(10)には、QC0=1がインバ
ータ(11)によって反転された0と、QC1=1とが入力
される。従って、D1=0になる。この状態でクロック信
号CLKが入力されると、信号TがLレベルからHレベル
になったときにQ0=1になる。このとき、Q1は変化しな
い。
以後、同様にして信号の変化を追っていくと第3図の
ようになる。この図から入力信号D1、D0をこの順に左か
ら並べた2進数は、Q1、Q0をこの順に左から並べた2進
数よりも常に1だけ大きく、また、入力されたクロック
信号CLKの数はQ1、Q0をこの順に左から並べた2進数と
等しいことがわかる。この関係は、一般に同期式カウン
タ(1)をnビットとしても同じである。
第4図は、第1図のカウント値監視回路における各信
号の変化を示すタイミングチャート図で、(a)はクロ
ック信号CLKを、(b)は同期式カウンタ(1)の内部
のDフリップフロップの出力信号Q0〜Qn-1を、(c)は
同じく同期式カウンタ(1)内部のDフリップフロップ
のD端子に入力される信号D0〜Dn-1を、(d)はコンパ
レータ(4)の出力信号PEQを、(e)はDフリップフ
ロップ(12)の出力信号f1をそれぞれ示す。入力信号D
n-1〜D0をこの順に左から並べた2進数は、上述したよ
うに信号Qn-1〜Q0をこの順に左から並べた2進数よりも
常に1だけ大きいことから、第4図(b)、(c)に示
したような関係となる。
コンパレータ(4)は、レジスタ(2)にあらかじめ
設定されていたデータ値rと入力信号Dn-1〜D0をこの順
に左から並べた2進数とを比較し、両者が一致したとき
にPEQ端子からHレベルの信号を出力する。このとき、
第4図からわかるように、信号Qn-1〜Q0をこの順に左か
ら並べた2進数、すなわちカウント値はr−1に等し
い。
PEQ端子から出力されたHレベルの信号を受けて、D
フリップフロップ(12)の入力DはHレベルになる。こ
の状態で次のクロック信号CLK、すなわちr番目のクロ
ック信号CLKが入ると、そのときDフリップフロップ(1
2)の出力信号Q、すなわちf1はHレベルに変化し、フ
リップフロップ(5)にトリガが与えられる。
この際、第6図に示すコンパレータ(4)内部のn個
の排他的論理ORゲート(60)〜(6n-1)のいずれかの間
に、動作時間の差Δtがあったとして、Δtの長さのス
パイクが発生しても、Δtはクロック信号の1クロック
分の時間よりも十分短いので、フリップフロップ(5)
には影響を与えない。
また、コンパレータからクロック信号の1クロック分
早く一致信号を得る他の方法に、加算器を用いて、レジ
スタの設定値から1を引くか、あるいはカウンタのカウ
ント値に1を加えて、コンパレータに入力するという方
法あるが、nビットの加算器の分のゲート数が増えてし
まう。しかしこの発明によれば、同期式カウンタ内部の
DフリップフロップのD端子に接続されている信号を、
同期式カウンタから引き出してコンパレータに入力して
いるので、ゲート数は、コンパレータの一致信号をクロ
ック信号の1クロック分遅らせて次段に与えるための、
Dフリップフロップ1つ分のみ増えるだけですむ。
尚、上記実施例ではDフリップフロップ(12)の出力
信号f1が、フリップフロップ(5)のT端子に入力され
ている場合について示したが、フリップフロップ(5)
の図示しないセット端子やリセット端子、ラッチのイネ
ーブル端子等、スパイクやハザードにより誤動作が起こ
るものに入力されるとしてもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、同期式カウンタ内部
のDフリップフロップのD端子をコンパレータの入力端
子に接続するとともに、コンパレータの出力信号とクロ
ック信号CLKとが入力される別のDフリップフロップを
設け、その出力を次段のフリップフロップのT端子に入
力するようにしたので、フリップフロップにスパイクや
ハザード等のノイズを与えないカウント値監視回路が得
られる効果がある。
また、同期式カウンタ内部のDフリップフロップのD
端子に接続されている信号を、同期式カウンタから引き
出してコンパレータに入力しているので、ゲート数は、
コンパレータの一致信号をクロック信号の1クロック分
遅らせて次段に与えるための、Dフリップフロップ1つ
分増えるだけであるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は同期式カウンタ内部を示すブロック図、第3図は同期
式カウンタ内部の信号変化を示す説明図、第4図は第1
図の回路内部の信号変化を示すタイミングチャート図、
第5図は従来のカウント値監視回路を示すブロック図、
第6図は第5図内のコンパレータ内部を示すブロック図
である。 (1)……同期式カウンタ、(3)……レジスタ (4)……コンパレータ (5)……フリップフロップ (90)、(91)……Dフリップフロップ (12)……別のDフリップフロップ 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期式カウンタによるクロック信号のカウ
    ントデータとレジスタに設定したデータとをコンパレー
    タによって比較し、前記カウントデータと前記データが
    一致したときに、前記コンパレータが出力する一致信号
    によってフリップフロップにトリガを与えるカウント値
    監視回路において、 前記カウントデータ及び前記データが一致する時刻より
    も前記クロック信号の1クロック分だけ早く前記一致信
    号が出力されるように、前記同期式カウンタ内部のDフ
    リップフロップのD端子を前記コンパレータの入力端子
    に接続するとともに、 前記一致信号が出力された時刻よりも前記クロック信号
    の1クロック分だけ遅れて前記フリップフロップにトリ
    ガが与えられるように、前記コンパレータの出力信号と
    前記クロック信号とが入力される別のDフリップフロッ
    プを備えたことを特徴とするカウント値監視回路。
JP2330483A 1990-11-30 1990-11-30 カウント値監視回路 Expired - Fee Related JP2686176B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2330483A JP2686176B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 カウント値監視回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2330483A JP2686176B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 カウント値監視回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04207418A JPH04207418A (ja) 1992-07-29
JP2686176B2 true JP2686176B2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=18233131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2330483A Expired - Fee Related JP2686176B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 カウント値監視回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2686176B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04207418A (ja) 1992-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6477186B1 (en) Fast operating multiplexer
US5526391A (en) N+1 frequency divider counter and method therefor
US4499589A (en) Counter circuit for counting high frequency pulses using the combination of a synchronous and an asynchronous counter
US4160154A (en) High speed multiple event timer
JP2686176B2 (ja) カウント値監視回路
JP2663397B2 (ja) 電圧制御発振回路及びこれを用いた信号検出器
US3550017A (en) Phase locked pulse train extractor system
US4203030A (en) Method and structure for detecting recycling of polynomial counters
US6205192B1 (en) Clock input control circuit
US5574896A (en) Framing circuit that increases the pulse width of the byte clock signal after the byte clock signal is reset
US3996523A (en) Data word start detector
US4689575A (en) Clock synchronization circuit for a computer timer
EP0839424B1 (en) Extended chip select reset apparatus and method
JP3431754B2 (ja) 同期式カウンタ
US5561674A (en) Synchronous counter and method for propagation carry of the same
US20190097634A1 (en) Synchronizing a self-timed processor with an external event
ITMI991386A1 (it) Circuito per realizzaione di un tempo minimo di wake - up nei circuiti logici di wake - up
US3088095A (en) Ring checking circuit
JPS6258725A (ja) カウンタ回路
JP2984429B2 (ja) 半導体集積回路
US5990813A (en) Method and apparatus for synchronizing external data to an internal timing signal
JPH0683066B2 (ja) カウンタ回路
JPH08102658A (ja) ロード機能付きカウンタ回路
JPH031608A (ja) マスター・スレーブ型フリップフロップ回路
JP3513399B2 (ja) シリアルデータによるタイミング可変装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees