JP2684532B2 - シーリング取付装置 - Google Patents
シーリング取付装置Info
- Publication number
- JP2684532B2 JP2684532B2 JP12822795A JP12822795A JP2684532B2 JP 2684532 B2 JP2684532 B2 JP 2684532B2 JP 12822795 A JP12822795 A JP 12822795A JP 12822795 A JP12822795 A JP 12822795A JP 2684532 B2 JP2684532 B2 JP 2684532B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- ceiling
- plate portion
- mounting
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーリング取付装置、
詳しくは照明器具取付用のシーリングを天井に装備させ
ることに用いられるシーリング取付装置に関する。
詳しくは照明器具取付用のシーリングを天井に装備させ
ることに用いられるシーリング取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シーリングを天井に取り付けると
きには、たとえば図5のように、躯体1から垂設された
取付ボルト2を利用して下端開放のボックス3を取り付
け、このボックス3の下端部に固定された塗代カバー4
に、天井板5の下面に重ねたシーリング6を取付ボルト
7で取り付けることが行われていた。
きには、たとえば図5のように、躯体1から垂設された
取付ボルト2を利用して下端開放のボックス3を取り付
け、このボックス3の下端部に固定された塗代カバー4
に、天井板5の下面に重ねたシーリング6を取付ボルト
7で取り付けることが行われていた。
【0003】ところで、上記ボックス3においては、そ
の側板部3aに開設された電線導入口3bから電線を導
入することができるようになっている。そして、このボ
ックス3に導入した電線をその内部で相互に結線して所
定の電線をシーリング7の接続端子(不図示)に接続し
たり、あるいは、ボックス3に導入した電線をボックス
3の内部では結線せずに直接にシーリング7に導いてそ
の接続端子に接続したりしている。
の側板部3aに開設された電線導入口3bから電線を導
入することができるようになっている。そして、このボ
ックス3に導入した電線をその内部で相互に結線して所
定の電線をシーリング7の接続端子(不図示)に接続し
たり、あるいは、ボックス3に導入した電線をボックス
3の内部では結線せずに直接にシーリング7に導いてそ
の接続端子に接続したりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5で説明した従来の
シーリング取付装置において、ボックス3は、シーリン
グ6を取り付けるための塗代カバー4を所定位置に設置
することに必ず必要であった。そのため、ボックス3に
導入した電線をボックス3の内部で他の電線と結線する
か否かに関係なく、同図のように取付ボルト2を利用し
て躯体1側に固定することが必ず行われていた。
シーリング取付装置において、ボックス3は、シーリン
グ6を取り付けるための塗代カバー4を所定位置に設置
することに必ず必要であった。そのため、ボックス3に
導入した電線をボックス3の内部で他の電線と結線する
か否かに関係なく、同図のように取付ボルト2を利用し
て躯体1側に固定することが必ず行われていた。
【0005】しかしながら、ボックス3の内部で電線同
士を結線するような配線を行う場合には当該ボックス3
が不可欠であるとされている。その反面で、ボックス3
に導入した電線をその内部で他の電線と結線せずに直接
にシーリング6の接続端子に接続するというような配線
を行う場合、ボックス3は配線施工上は必ずしも必要で
はないにもかかわらず、現実にはこの場合にも上記のよ
うに塗代カバー4を設置することの要請からボックス3
を用いることを余儀なくされていた。そのため、たとえ
ば結線箇所を含む配線の点検や修理に際してボックス3
の内部で配線が結線されているか結線されていないかを
ボックス3を取り付けたまま見極めることが不可能であ
り、そのことが、上記の点検や修理が煩雑になることの
原因の1つになっていた。
士を結線するような配線を行う場合には当該ボックス3
が不可欠であるとされている。その反面で、ボックス3
に導入した電線をその内部で他の電線と結線せずに直接
にシーリング6の接続端子に接続するというような配線
を行う場合、ボックス3は配線施工上は必ずしも必要で
はないにもかかわらず、現実にはこの場合にも上記のよ
うに塗代カバー4を設置することの要請からボックス3
を用いることを余儀なくされていた。そのため、たとえ
ば結線箇所を含む配線の点検や修理に際してボックス3
の内部で配線が結線されているか結線されていないかを
ボックス3を取り付けたまま見極めることが不可能であ
り、そのことが、上記の点検や修理が煩雑になることの
原因の1つになっていた。
【0006】本発明は以上の事情のもとでなされたもの
であり、シーリングを取り付けるための上述した塗代カ
バーに相当する部材を、躯体から垂設された取付ボルト
に直接に取り付けることができるようにすると共に、ボ
ックスについては必要がある場合にのみ配備すればよく
なるような工夫を講じることによって、たとえば結線箇
所を含む配線の点検や修理に際して、結線箇所の有無を
容易かつ迅速に見極めることが可能になるようなシーリ
ング取付装置を提供することを目的とする。
であり、シーリングを取り付けるための上述した塗代カ
バーに相当する部材を、躯体から垂設された取付ボルト
に直接に取り付けることができるようにすると共に、ボ
ックスについては必要がある場合にのみ配備すればよく
なるような工夫を講じることによって、たとえば結線箇
所を含む配線の点検や修理に際して、結線箇所の有無を
容易かつ迅速に見極めることが可能になるようなシーリ
ング取付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシーリング取付
装置は、上板部とその上板部の外周縁部から立ち下がっ
た側板部とを有する箱形ボックスの上記上板部に、躯体
から垂設された取付ボルトが挿通される取付孔が設けら
れ、かつ上記側板部に電線導入口が設けられてなる下向
き開口を備えたボックスと、環状の縁枠部における所定
間隔おきの複数箇所からアーム部が上方に延び出され、
それらのアーム部の上端縁部が、上記縁枠部と同心に配
備されて上記取付ボルトに嵌合可能な筒状の取付部に一
体に結合されていると共に、上記縁枠部にシーリング取
付用のねじ孔が具備されてなるシーリング取付台と、を
備え、シーリング取付台の複数のアーム部と縁枠部とが
上記ボックスにその下向き開口を通して嵌脱可能で、か
つ内嵌状態ではシーリング取付台がボックスに対し位置
決めされてその取付部がボックスの取付孔と同心に配備
されるようになっていると共に、複数の上記アーム部に
おける上端縁部近傍箇所に、ボックスの上板部を下から
支える支持部が設けられている、というものである。
装置は、上板部とその上板部の外周縁部から立ち下がっ
た側板部とを有する箱形ボックスの上記上板部に、躯体
から垂設された取付ボルトが挿通される取付孔が設けら
れ、かつ上記側板部に電線導入口が設けられてなる下向
き開口を備えたボックスと、環状の縁枠部における所定
間隔おきの複数箇所からアーム部が上方に延び出され、
それらのアーム部の上端縁部が、上記縁枠部と同心に配
備されて上記取付ボルトに嵌合可能な筒状の取付部に一
体に結合されていると共に、上記縁枠部にシーリング取
付用のねじ孔が具備されてなるシーリング取付台と、を
備え、シーリング取付台の複数のアーム部と縁枠部とが
上記ボックスにその下向き開口を通して嵌脱可能で、か
つ内嵌状態ではシーリング取付台がボックスに対し位置
決めされてその取付部がボックスの取付孔と同心に配備
されるようになっていると共に、複数の上記アーム部に
おける上端縁部近傍箇所に、ボックスの上板部を下から
支える支持部が設けられている、というものである。
【0008】
【作用】この構成を有するシーリング取付装置におい
て、シーリング取付台は、それに備わっている筒状の取
付部と躯体から垂設された取付ボルトとを利用すること
によって躯体側に取り付けられる。そして、このシーリ
ング取付台の縁枠部のねじ孔を利用してこの縁枠部にシ
ーリングが取り付けられる。したがって、シーリング取
付台が図5で説明した塗代カバー4と同じ役割を担う。
て、シーリング取付台は、それに備わっている筒状の取
付部と躯体から垂設された取付ボルトとを利用すること
によって躯体側に取り付けられる。そして、このシーリ
ング取付台の縁枠部のねじ孔を利用してこの縁枠部にシ
ーリングが取り付けられる。したがって、シーリング取
付台が図5で説明した塗代カバー4と同じ役割を担う。
【0009】ボックスは必要がある場合にのみ使用され
る。ボックスを使用するときには、ボックスにシーリン
グ取付台をその下向き開口を通して嵌合した状態で、そ
のシーリング取付台を上記のようにして躯体側に取り付
ける。このようにすると、シーリング取付台のアームに
設けられた支持部がボックスの上板部を下から支える。
る。ボックスを使用するときには、ボックスにシーリン
グ取付台をその下向き開口を通して嵌合した状態で、そ
のシーリング取付台を上記のようにして躯体側に取り付
ける。このようにすると、シーリング取付台のアームに
設けられた支持部がボックスの上板部を下から支える。
【0010】ボックスを使用した場合には電線がボック
スの側板部に設けられた電線導入口からボックスの内部
に導入される。ボックスを使用しない場合には、シーリ
ング取付台における複数のアーム部の相互間の空間を利
用して電線が引き廻される。
スの側板部に設けられた電線導入口からボックスの内部
に導入される。ボックスを使用しない場合には、シーリ
ング取付台における複数のアーム部の相互間の空間を利
用して電線が引き廻される。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例によるシーリング取付
装置の分解斜視図、図2はシーリング取付台20の一部
を破断して示した側面図、図3および図4は上記シーリ
ング取付装置の異なる使用状態を示す部分断面図であ
る。
装置の分解斜視図、図2はシーリング取付台20の一部
を破断して示した側面図、図3および図4は上記シーリ
ング取付装置の異なる使用状態を示す部分断面図であ
る。
【0012】図1において、10はボックス、20はシ
ーリング取付台である。
ーリング取付台である。
【0013】ボックス10は、多角形の上板部11とこ
の上板部11の外周縁部から立ち下げられた多角筒状の
側板部12とを有する箱形に形成されている。そして、
上板部11の中心に丸孔でなる取付孔13が設けられ、
また、側板部12には、押圧力を加えることによって当
該側板部12から分離可能な塞ぎ板14で塞がれた電線
導入口15が設けられている。この実施例においては、
多角筒状の側板部12における複数のフラット部分のす
べてに1つずつの上記電線導入口15が設けられている
けれども、1つのフラット部分に複数の電線導入口を設
けたものであっても、あるいは一部のフラット部分だけ
に単一または複数の電線導入口を設けたものであっても
よい。このようなボックス10としては、硬質塩化ビニ
ル樹脂の一体成形体を好適に採用することができる。図
3において、16はボックス10の下向き開口を示して
いる。
の上板部11の外周縁部から立ち下げられた多角筒状の
側板部12とを有する箱形に形成されている。そして、
上板部11の中心に丸孔でなる取付孔13が設けられ、
また、側板部12には、押圧力を加えることによって当
該側板部12から分離可能な塞ぎ板14で塞がれた電線
導入口15が設けられている。この実施例においては、
多角筒状の側板部12における複数のフラット部分のす
べてに1つずつの上記電線導入口15が設けられている
けれども、1つのフラット部分に複数の電線導入口を設
けたものであっても、あるいは一部のフラット部分だけ
に単一または複数の電線導入口を設けたものであっても
よい。このようなボックス10としては、硬質塩化ビニ
ル樹脂の一体成形体を好適に採用することができる。図
3において、16はボックス10の下向き開口を示して
いる。
【0014】シーリング取付台20は、上記したボック
ス10の多角形状と同じ多角形状に形成された環状の縁
枠部21と、この縁枠部21の90度おきの4箇所から
上方に延び出たアーム部22…,23…と、筒状の取付
部24とを有している。図1で判るように、上記アーム
部22…,23…は、縁枠部21から垂直に立ち上がっ
た基部22a…,23a…から傾斜部22b…,23b
…が斜めに延び出し、その傾斜部22b…,23b…か
ら水平に支持部22c…,23c…が延び出ており、ア
ーム部22…,23…の上端縁部に相当する支持部22
c…,23c…の先端部が、上記縁枠部21の軸心近傍
箇所に集められてその縁枠部21と同心に配備された上
記取付部24に一体に結合されている。そして、4つの
アーム部22…,23…のうち、180度隔てて配備さ
れている一対のアーム部23…,23…においては、図
2のように、その基部23a,23aのそれぞれにねじ
孔25,25が具備されている。このねじ孔23a,2
3aは縁枠部21の下面で開口している。このシーリン
グ取付台20はガラス繊維で強化されたポリエチレンテ
レフタレート樹脂の成形体で作られている。
ス10の多角形状と同じ多角形状に形成された環状の縁
枠部21と、この縁枠部21の90度おきの4箇所から
上方に延び出たアーム部22…,23…と、筒状の取付
部24とを有している。図1で判るように、上記アーム
部22…,23…は、縁枠部21から垂直に立ち上がっ
た基部22a…,23a…から傾斜部22b…,23b
…が斜めに延び出し、その傾斜部22b…,23b…か
ら水平に支持部22c…,23c…が延び出ており、ア
ーム部22…,23…の上端縁部に相当する支持部22
c…,23c…の先端部が、上記縁枠部21の軸心近傍
箇所に集められてその縁枠部21と同心に配備された上
記取付部24に一体に結合されている。そして、4つの
アーム部22…,23…のうち、180度隔てて配備さ
れている一対のアーム部23…,23…においては、図
2のように、その基部23a,23aのそれぞれにねじ
孔25,25が具備されている。このねじ孔23a,2
3aは縁枠部21の下面で開口している。このシーリン
グ取付台20はガラス繊維で強化されたポリエチレンテ
レフタレート樹脂の成形体で作られている。
【0015】上記シーリング取付台20は、そのアーム
部22…,23…と縁枠部21とを上記ボックス10に
その下向き開口16を通して嵌脱可能で、かつ内嵌状態
では、4つのアーム部22…,23…の基部22a…,
23a…がボックス10の側板部12により位置決めさ
れて取付部24がボックス10の上板部11に設けられ
ている取付孔13に同心状に嵌合される大きさになって
いる。
部22…,23…と縁枠部21とを上記ボックス10に
その下向き開口16を通して嵌脱可能で、かつ内嵌状態
では、4つのアーム部22…,23…の基部22a…,
23a…がボックス10の側板部12により位置決めさ
れて取付部24がボックス10の上板部11に設けられ
ている取付孔13に同心状に嵌合される大きさになって
いる。
【0016】以上のように構成されたシーリング取付装
置において、シーリング取付台20は常に使用される
が、ボックス10は使用する場合と使用しない場合とが
ある。
置において、シーリング取付台20は常に使用される
が、ボックス10は使用する場合と使用しない場合とが
ある。
【0017】ボックス10を使用する場合を図3に示し
てある。この場合は、同図のように、ボックス10にそ
の下向き開口16から嵌合されたシーリング取付台20
の取付部24が、躯体1から垂設された取付ボルト2に
嵌め込まれ、その取付ボルト2にねじ込んだナット31
と押えナット32とにより取付部24が挾まれて当該シ
ーリング取付台20が躯体1側に取り付けられる。この
場合、ナット31のねじ込み量を増減することによって
シーリング取付台20の取付高さを調整できる。こうし
てシーリング取付台20を躯体1側に取り付けると、ボ
ルト10は、シーリング取付台20におけるアーム部2
2…,23…の支持部22c…,23c…により下から
支えられる。そして、天井板5の下面に重ねたシーリン
グ6が、上記ねじ孔25,25にねじ込まれた取付ボル
ト7によって当該シーリング取付台20に取り付けられ
る。
てある。この場合は、同図のように、ボックス10にそ
の下向き開口16から嵌合されたシーリング取付台20
の取付部24が、躯体1から垂設された取付ボルト2に
嵌め込まれ、その取付ボルト2にねじ込んだナット31
と押えナット32とにより取付部24が挾まれて当該シ
ーリング取付台20が躯体1側に取り付けられる。この
場合、ナット31のねじ込み量を増減することによって
シーリング取付台20の取付高さを調整できる。こうし
てシーリング取付台20を躯体1側に取り付けると、ボ
ルト10は、シーリング取付台20におけるアーム部2
2…,23…の支持部22c…,23c…により下から
支えられる。そして、天井板5の下面に重ねたシーリン
グ6が、上記ねじ孔25,25にねじ込まれた取付ボル
ト7によって当該シーリング取付台20に取り付けられ
る。
【0018】このようにして取り付けられたボックス1
0にあっては、たとえば所定の塞ぎ板14を押圧して側
板部12から分離することにより開設された電線導入口
15を通して電線(不図示)が導入され、その内部で他
の電線と結線される。そして、所定の電線は、シーリン
グ6まで引き回されてその接続端子に接続される。
0にあっては、たとえば所定の塞ぎ板14を押圧して側
板部12から分離することにより開設された電線導入口
15を通して電線(不図示)が導入され、その内部で他
の電線と結線される。そして、所定の電線は、シーリン
グ6まで引き回されてその接続端子に接続される。
【0019】ボックス10を使用しない場合を図4に示
してある。この場合も、図3で説明したところと同様に
してシーリング取付台20が躯体1側に取り付けられ
る。このようにボックス10を使用せず、シーリング取
付台20だけを躯体1側に取り付けて使用する場合に
は、シーリング取付台20の4つのアーム部22…,2
3…の相互間の空間を利用して引き回された電線がシー
リング6の接続端子に接続される。
してある。この場合も、図3で説明したところと同様に
してシーリング取付台20が躯体1側に取り付けられ
る。このようにボックス10を使用せず、シーリング取
付台20だけを躯体1側に取り付けて使用する場合に
は、シーリング取付台20の4つのアーム部22…,2
3…の相互間の空間を利用して引き回された電線がシー
リング6の接続端子に接続される。
【0020】上記のように、シーリング6の接続端子に
接続される電線に結線箇所があるときにはボックス10
を使用してその結線箇所をボックス10に収容してお
き、結線箇所がないときにはボックス10を使用せずに
シーリング取付台20だけを使用するようにしておく
と、ボックス10が使われている箇所では結線箇所が存
在し、ボックス10が使われていない箇所では結線箇所
が存在しないことが即座に判る。そのため、結線箇所の
点検や修理を行う場合には、ボックス10が使われてい
る箇所だけを対象にして作業を行えばよい。
接続される電線に結線箇所があるときにはボックス10
を使用してその結線箇所をボックス10に収容してお
き、結線箇所がないときにはボックス10を使用せずに
シーリング取付台20だけを使用するようにしておく
と、ボックス10が使われている箇所では結線箇所が存
在し、ボックス10が使われていない箇所では結線箇所
が存在しないことが即座に判る。そのため、結線箇所の
点検や修理を行う場合には、ボックス10が使われてい
る箇所だけを対象にして作業を行えばよい。
【0021】この実施例において、シーリング取付台2
0は4つのアーム部22…,23…を備えているが、ア
ーム部の数は4つに限定されず、2つであっても、3つ
であっても、5つ以上であってもよい。また、ボックス
10やシーリング取付台20の縁枠部21は多角形状で
ある必要は必ずしもなく、円形であってもよい。
0は4つのアーム部22…,23…を備えているが、ア
ーム部の数は4つに限定されず、2つであっても、3つ
であっても、5つ以上であってもよい。また、ボックス
10やシーリング取付台20の縁枠部21は多角形状で
ある必要は必ずしもなく、円形であってもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、シーリングの接続端子
に接続される電線がシーリングの近傍箇所で他の電線と
結線されるような配線施工を行う場合にのみボックスを
使用し、そのような結線を行わずに電線を直接にシーリ
ングまで引き回すような配線施工を行う場合には、ボッ
クスを使わずに済む。そして、そのように配線施工の態
様を採用することによって、ボックスが設置されていれ
ば結線がなされており、ボックスが設置されておらずに
シーリング取付台だけが設置されていれば結線がなされ
ていないということを即座に見極めることができるよう
になるので、結線箇所の点検や修理を従来よりも容易か
つ迅速に行うことができるようになるという効果があ
る。
に接続される電線がシーリングの近傍箇所で他の電線と
結線されるような配線施工を行う場合にのみボックスを
使用し、そのような結線を行わずに電線を直接にシーリ
ングまで引き回すような配線施工を行う場合には、ボッ
クスを使わずに済む。そして、そのように配線施工の態
様を採用することによって、ボックスが設置されていれ
ば結線がなされており、ボックスが設置されておらずに
シーリング取付台だけが設置されていれば結線がなされ
ていないということを即座に見極めることができるよう
になるので、結線箇所の点検や修理を従来よりも容易か
つ迅速に行うことができるようになるという効果があ
る。
【図1】本発明の実施例によるシーリング取付装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】シーリング取付台の一部を破断して示した側面
図である。
図である。
【図3】ボックスを使用したシーリング取付装置の使用
状態を示す部分断面図である。
状態を示す部分断面図である。
【図4】ボックスを使用しないたシーリング取付装置の
使用状態を示す部分断面図である。
使用状態を示す部分断面図である。
【図5】従来のシーリング取付構造を概略的に示した断
面図である。
面図である。
1 躯体 2 取付ボルト 10 ボックス 11 上板部 12 側板部 13 取付孔 15 電線導入口 16 下向き開口 20 シーリング取付台 21 縁枠部 22,23 アーム部 22c,23c 支持部 24 取付部 25 ねじ孔
Claims (1)
- 【請求項1】 上板部とその上板部の外周縁部から立ち
下がった側板部とを有する箱形ボックスの上記上板部
に、躯体から垂設された取付ボルトが挿通される取付孔
が設けられ、かつ上記側板部に電線導入口が設けられて
なる下向き開口を備えたボックスと、 環状の縁枠部における所定間隔おきの複数箇所からアー
ム部が上方に延び出され、それらのアーム部の上端縁部
が、上記縁枠部と同心に配備されて上記取付ボルトに嵌
合可能な筒状の取付部に一体に結合されていると共に、
上記縁枠部にシーリング取付用のねじ孔が具備されてな
るシーリング取付台と、を備え、 シーリング取付台の複数のアーム部と縁枠部とが上記ボ
ックスにその下向き開口を通して嵌脱可能で、かつ内嵌
状態ではシーリング取付台がボックスに対し位置決めさ
れてその取付部がボックスの取付孔と同心に配備される
ようになっていると共に、複数の上記アーム部における
上端縁部近傍箇所に、ボックスの上板部を下から支える
支持部が設けられていることを特徴とするシーリング取
付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12822795A JP2684532B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | シーリング取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12822795A JP2684532B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | シーリング取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321214A JPH08321214A (ja) | 1996-12-03 |
JP2684532B2 true JP2684532B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=14979644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12822795A Expired - Lifetime JP2684532B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | シーリング取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684532B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP12822795A patent/JP2684532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08321214A (ja) | 1996-12-03 |
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