JP2684383B2 - 油水混合液の解乳化方法 - Google Patents
油水混合液の解乳化方法Info
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- oil
- water
- water mixture
- demulsification
- sulfonic acid
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は油分と水分とがエマルジョン状に或いは分散
状に存在している油水混合液から油分と水分とを有効に
分離するために、特定の解乳化剤を二段階に使用する解
乳化方法に関する。
状に存在している油水混合液から油分と水分とを有効に
分離するために、特定の解乳化剤を二段階に使用する解
乳化方法に関する。
本発明の対象となる油分と水分とがエマルジョン状に
或いは分散状に存在している油水混合液としては、例え
ば油井及び石油精製工場から発生する油水混合液、更に
詳細には電気脱塩装置等の油水分離装置で発生した中間
層エマルジョン、原油タンクを洗浄した時のスラッジ洗
浄原油、その他精製工場で発生する解乳化の難しい含水
廃油(スロップオイル)又はタールと安水のエマルジョ
ン等の液状の油水混合液が挙げられ、これらのエマルジ
ョン状、或いは分散状の油水混合液を解乳化することに
より、回収油の有効利用を可能にする油水混合液の解乳
化剤及び解乳化方法に関する。
或いは分散状に存在している油水混合液としては、例え
ば油井及び石油精製工場から発生する油水混合液、更に
詳細には電気脱塩装置等の油水分離装置で発生した中間
層エマルジョン、原油タンクを洗浄した時のスラッジ洗
浄原油、その他精製工場で発生する解乳化の難しい含水
廃油(スロップオイル)又はタールと安水のエマルジョ
ン等の液状の油水混合液が挙げられ、これらのエマルジ
ョン状、或いは分散状の油水混合液を解乳化することに
より、回収油の有効利用を可能にする油水混合液の解乳
化剤及び解乳化方法に関する。
[従来の技術] 油井及び石油精製工場で発生する油水混合液で解乳化
の難しいエマルジョンは特定のタンクに集められ、6ケ
月〜1年或はそれ以上の期間貯蔵されるが、含水量は10
〜80%である。これらのエマルジョンはこのように長期
間静置して貯蔵されても油水が分離しない極めて安定な
エマルジョンである。
の難しいエマルジョンは特定のタンクに集められ、6ケ
月〜1年或はそれ以上の期間貯蔵されるが、含水量は10
〜80%である。これらのエマルジョンはこのように長期
間静置して貯蔵されても油水が分離しない極めて安定な
エマルジョンである。
油水混合液中には原油エマルジョンの安定化物質であ
るアスファルテン、樹脂状物質、高融点パラフィン、有
機酸、クレゾール、フェノール、金属塩、固体粒子等が
多重に含まれており、解乳化の難しいエマルジョンであ
る。
るアスファルテン、樹脂状物質、高融点パラフィン、有
機酸、クレゾール、フェノール、金属塩、固体粒子等が
多重に含まれており、解乳化の難しいエマルジョンであ
る。
油水混合液の処理で解乳化の難しいエマルジョンの処
理はタンク静置でできるだけ解乳化した後に、更に下記
の二つの方法で行われている。
理はタンク静置でできるだけ解乳化した後に、更に下記
の二つの方法で行われている。
:電気脱塩装置等の油水分離装置で原油の脱水・脱塩
処理を行う際に、通常処理している原油に1〜505の割
合で混合して原油として再利用する。
処理を行う際に、通常処理している原油に1〜505の割
合で混合して原油として再利用する。
:油水混合液を外注業者に委託して処分する。油井及
び精製工場では通常の方法が取られいるが、解乳化の
難しい油水混合液が電気脱塩装置等の油水分離装置に入
った場合、エマルジョン層が拡大して脱塩、脱水原油中
の塩分・水分の上昇、排水中油分の上昇、及び過電流に
よる短絡現象等のトラブルがが発生する。又エマルジョ
ンが解乳化されないで水分の高いまま蒸溜塔に導入され
ると装置腐食の原因となる。
び精製工場では通常の方法が取られいるが、解乳化の
難しい油水混合液が電気脱塩装置等の油水分離装置に入
った場合、エマルジョン層が拡大して脱塩、脱水原油中
の塩分・水分の上昇、排水中油分の上昇、及び過電流に
よる短絡現象等のトラブルがが発生する。又エマルジョ
ンが解乳化されないで水分の高いまま蒸溜塔に導入され
ると装置腐食の原因となる。
の方法では処理が不可能の場合はの方法がとられて
いる。
いる。
従来これらの油水混合液の解乳化処理方法としては、
カプリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミドなどの解乳化剤を添加して一段階で処理する
化学的方法(特開昭61-209294号公報)や、加温による
処理、遠心分離機の使用、又は濾過機の使用などの物理
的な方法が試みられているが、化学的方法では完全に解
乳化が行われず、又物理的な方法では引火爆発の危険
性、不充分な解乳化、再乳化の危険性、処理費用の上昇
などがあり、安全で経済的且つ効果的な処理方法の開発
が望まれていた。
カプリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミドなどの解乳化剤を添加して一段階で処理する
化学的方法(特開昭61-209294号公報)や、加温による
処理、遠心分離機の使用、又は濾過機の使用などの物理
的な方法が試みられているが、化学的方法では完全に解
乳化が行われず、又物理的な方法では引火爆発の危険
性、不充分な解乳化、再乳化の危険性、処理費用の上昇
などがあり、安全で経済的且つ効果的な処理方法の開発
が望まれていた。
また、の委託された外注業者はその処理方法として
主に燃焼処理に頼っているのが実状である。
主に燃焼処理に頼っているのが実状である。
[発明が解決しようとする問題点] 油水混合液を電気脱塩装置等の油水分離装置での脱
水、脱塩処理を可能にして原油として再利用し、又燃料
として使用可能な油を得る為に有効な解乳化剤、及び解
乳化方法。
水、脱塩処理を可能にして原油として再利用し、又燃料
として使用可能な油を得る為に有効な解乳化剤、及び解
乳化方法。
[問題点を解決する為の手段] 本発明者等は上記従来技術の欠点を克服すべく鋭意研究
を行った結果、油水混合液の解乳化処理を2段階で行
い、それぞれの段階で限定された化学構造を持つ物質を
使用することにより著効を示す事を見出し、本発明を完
成したものである。
を行った結果、油水混合液の解乳化処理を2段階で行
い、それぞれの段階で限定された化学構造を持つ物質を
使用することにより著効を示す事を見出し、本発明を完
成したものである。
即ち、本発明は油水混合液に第一段階として一般式A
で示される非イオン界面活性剤を添加し、上層油を抜き
取った後に第二段階で下層の油水混合液にスルホン酸型
陰性界面活性剤を添加する事により、含水量が多く解乳
化の難しい油水混合液を効果的に解乳化・脱水する方法
である。
で示される非イオン界面活性剤を添加し、上層油を抜き
取った後に第二段階で下層の油水混合液にスルホン酸型
陰性界面活性剤を添加する事により、含水量が多く解乳
化の難しい油水混合液を効果的に解乳化・脱水する方法
である。
[但しRは炭素数3〜18のアルキル基、R1はRと同じ
又はH、R2はエチレン又はプロピレン、nは1〜100の
正数、xは0又は1〜10の正数を示す。] 添加量は、対象とする油水混合液にもよるが第一段階
で10〜5,000ppm(好ましくは100〜2,000ppm)、第二段
階で10〜5,000ppm(好ましくは100〜3,000ppm)の範囲
である。処理温度は常温で行うが加温してもよい。又、
各処段階で薬剤添加混合後遠心分離機を使用してもよ
い。
又はH、R2はエチレン又はプロピレン、nは1〜100の
正数、xは0又は1〜10の正数を示す。] 添加量は、対象とする油水混合液にもよるが第一段階
で10〜5,000ppm(好ましくは100〜2,000ppm)、第二段
階で10〜5,000ppm(好ましくは100〜3,000ppm)の範囲
である。処理温度は常温で行うが加温してもよい。又、
各処段階で薬剤添加混合後遠心分離機を使用してもよ
い。
第一段階の静置で上層に出てきた清浄な油は抜取り、次
の第二段階の処理に移る。
の第二段階の処理に移る。
この二段階処理における解乳化剤の作用機構は必ずし
も明らかではないが次のように考えられる。即ち、油水
混合液はW/O型又はO/W型のエマルジョンであり、原油中
のエマルジョンの安定化物質が乳化剤として働いて水滴
と油の界面において安定な弾性膜を形成している。第一
段階で添加する一般式Aの非イオン界面活性剤は、この
弾性膜に作用して破壊しやすい状態にする。
も明らかではないが次のように考えられる。即ち、油水
混合液はW/O型又はO/W型のエマルジョンであり、原油中
のエマルジョンの安定化物質が乳化剤として働いて水滴
と油の界面において安定な弾性膜を形成している。第一
段階で添加する一般式Aの非イオン界面活性剤は、この
弾性膜に作用して破壊しやすい状態にする。
清浄となった上層油を抜きとった後に下層の油水混合
液にスルホン酸型陰イオン界面活性剤を添加することに
より界面膜の破壊を促進し、水滴同志の合一、凝集を容
易にして油水分離に至るものと解釈される。
液にスルホン酸型陰イオン界面活性剤を添加することに
より界面膜の破壊を促進し、水滴同志の合一、凝集を容
易にして油水分離に至るものと解釈される。
本発明で使用される一般式Aで示される非イオン性界
面活性剤はプロピルフェノール、ブチルフェノール、ア
ミルフェノール、ヘキシルフェノール、オクチルフェノ
ール、ノニルフェノール、ラウリルフェノール、オレイ
ルフェノール、ジノニルフェノール、テルペンフェノー
ルなど炭素数3〜18のアルキル基を有するアルキルフェ
ノール1モルにホルマリンを0.3〜1.5モル(望ましくは
0.8〜1.0モル)を公知の方法で反応せしめ2〜12量体の
縮合物を得、その後に単位アルキルフェノール1モル当
りエチレンオキサイド又はエチレンオキサイドとプロピ
レンオキサイドとを1〜100モルを公知の方法で付加す
ることにより得られる。エチレンオキサイドとプロピレ
ンオキサイドの付加はブロック、ランダムのいずれでも
よい。これらの中で経済性及び効果の面からブチルフェ
ノール、オクチルフェノール、ノニルフェノールの2〜
6量体の縮合物が好ましく又エチレンオキサイドの付加
モル数は3〜20モル、プロピレンオキサイドの付加モル
数は0〜20モルが好ましい。
面活性剤はプロピルフェノール、ブチルフェノール、ア
ミルフェノール、ヘキシルフェノール、オクチルフェノ
ール、ノニルフェノール、ラウリルフェノール、オレイ
ルフェノール、ジノニルフェノール、テルペンフェノー
ルなど炭素数3〜18のアルキル基を有するアルキルフェ
ノール1モルにホルマリンを0.3〜1.5モル(望ましくは
0.8〜1.0モル)を公知の方法で反応せしめ2〜12量体の
縮合物を得、その後に単位アルキルフェノール1モル当
りエチレンオキサイド又はエチレンオキサイドとプロピ
レンオキサイドとを1〜100モルを公知の方法で付加す
ることにより得られる。エチレンオキサイドとプロピレ
ンオキサイドの付加はブロック、ランダムのいずれでも
よい。これらの中で経済性及び効果の面からブチルフェ
ノール、オクチルフェノール、ノニルフェノールの2〜
6量体の縮合物が好ましく又エチレンオキサイドの付加
モル数は3〜20モル、プロピレンオキサイドの付加モル
数は0〜20モルが好ましい。
次に本発明で使用されるスルホン酸型陰イオン性界面
活性剤はスルホン酸塩を親水基として有する陰イオン性
界面活性剤であり、具体的には炭素数8〜20のアルキル
スルホン酸、アルケンスルホン酸、ヒドロキシアルカン
スルホン酸、炭素数8〜18のアルキル基を有するアルキ
ルベンゼンスルホン酸、炭素数4〜12のアルキル基を有
するアルキルフェノールスルホン酸、炭素数3〜18のア
ルキル基を有するアルキルナフタレンスルホン酸、炭素
数8〜20のアルキル基を有するアルキルスルホコハク酸
エステル、ジアルキルスルホコハク酸エステル、石油溜
分の芳香族部分をスルホン化した石油スルホン酸、リグ
ニンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮
合物、及び一般式 (但しR1は炭素数8〜22のアルキル基、アルキルフェ
ニル基、xは1〜20の正数)で示されるポリオキシエチ
レンアルキル(アルキルフェニル)エーテルスルホコハ
ク酸モノエステル等のNa、K、Ca、NH4、アルカノール
アミンの塩である。これらのうち、経済性、及び効果の
面から石油スルホン酸ナトリウム塩、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム塩、ノニルナフタレンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテルスルホコハク
酸モノエステルのナトリウム塩、ジオクチルスルホコハ
ク酸エステルのナトリウム塩が好ましい。
活性剤はスルホン酸塩を親水基として有する陰イオン性
界面活性剤であり、具体的には炭素数8〜20のアルキル
スルホン酸、アルケンスルホン酸、ヒドロキシアルカン
スルホン酸、炭素数8〜18のアルキル基を有するアルキ
ルベンゼンスルホン酸、炭素数4〜12のアルキル基を有
するアルキルフェノールスルホン酸、炭素数3〜18のア
ルキル基を有するアルキルナフタレンスルホン酸、炭素
数8〜20のアルキル基を有するアルキルスルホコハク酸
エステル、ジアルキルスルホコハク酸エステル、石油溜
分の芳香族部分をスルホン化した石油スルホン酸、リグ
ニンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮
合物、及び一般式 (但しR1は炭素数8〜22のアルキル基、アルキルフェ
ニル基、xは1〜20の正数)で示されるポリオキシエチ
レンアルキル(アルキルフェニル)エーテルスルホコハ
ク酸モノエステル等のNa、K、Ca、NH4、アルカノール
アミンの塩である。これらのうち、経済性、及び効果の
面から石油スルホン酸ナトリウム塩、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム塩、ノニルナフタレンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテルスルホコハク
酸モノエステルのナトリウム塩、ジオクチルスルホコハ
ク酸エステルのナトリウム塩が好ましい。
[実施例] 以下に実施例によって本発明の効果を示すが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
はこれらに限定されるものではない。
(1) 供試油水混合液 石油精製工場で発生した含水廃油(スロップオイル)で
あり、主な油種はヘビーナフサ、マーバン原油、アラビ
アンライト原油等であり、タンク洗浄油等工場内で発生
した原油エマルジョンである。
あり、主な油種はヘビーナフサ、マーバン原油、アラビ
アンライト原油等であり、タンク洗浄油等工場内で発生
した原油エマルジョンである。
含水廃油の性状 水混分 56.0% 水分 52.3 (2) 試験方法 第一段階の処理として含水廃油200mlに所定の非イオ
ン界面活性剤を添加、混合後50℃で12時間静置する。上
層油抜取り後第二段階処理としてアニオン界面活性剤を
添加して同様に静置する。(第二段階処理を行わない場
合は静置を24時間とする。) 評価は分離水量を測定する事によって行った。
ン界面活性剤を添加、混合後50℃で12時間静置する。上
層油抜取り後第二段階処理としてアニオン界面活性剤を
添加して同様に静置する。(第二段階処理を行わない場
合は静置を24時間とする。) 評価は分離水量を測定する事によって行った。
試験結果を表−1に示した。
[発明の効果] 表−1に示したように本発明の方法によれば第一段階
で一般式Aで示される非イオン性界面活性剤を添加し、
静置分離を行って清浄となった上層液を抜きとったの
ち、スルホン酸型の陰イオン性界面活性剤を添加して第
二段階の解乳化を行うことにより80%以上の水分離率を
示す結果が得られている。しかも常温〜50℃の低い温度
で良好な油水分離を行うことができ、得られた回収油は
再使用が可能である。又、廃棄物量も減少でき、処 理コストが低減されて工業的に極めて有用である。
で一般式Aで示される非イオン性界面活性剤を添加し、
静置分離を行って清浄となった上層液を抜きとったの
ち、スルホン酸型の陰イオン性界面活性剤を添加して第
二段階の解乳化を行うことにより80%以上の水分離率を
示す結果が得られている。しかも常温〜50℃の低い温度
で良好な油水分離を行うことができ、得られた回収油は
再使用が可能である。又、廃棄物量も減少でき、処 理コストが低減されて工業的に極めて有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】油水混合液の解乳化処理工程に於て、第一
段階で一般式Aで示される非イオン性界面活性剤を添加
した後静置し、清浄となった上層液を抜取った後に、第
二段階で下層の油水混合液にスルホン酸型陰イオン性界
面活性剤を添加して解乳化を行わしめる事を特徴とする
油水混合液の解乳化方法 一般式A [但しRは炭素数3〜18のアルキル基、R1はRと同じ
又はH、R2はエチレン又はプロピレン、nは1〜100の
整数、xは0又は1〜10の正数を示す。]
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15604188A JP2684383B2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 油水混合液の解乳化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15604188A JP2684383B2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 油水混合液の解乳化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026804A JPH026804A (ja) | 1990-01-11 |
JP2684383B2 true JP2684383B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=15619026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15604188A Expired - Lifetime JP2684383B2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 油水混合液の解乳化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684383B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5222436A (en) * | 1992-07-28 | 1993-06-29 | United States Department Of Energy | Propulsion and stabilization system for magnetically levitated vehicles |
DE4418800A1 (de) * | 1994-05-30 | 1995-12-07 | Basf Ag | Verfahren zur Abtrennung vom Wasser aus Rohöl und hierbei verwendete Erdölemulsionsspalter |
JPH08209207A (ja) * | 1995-02-02 | 1996-08-13 | Masumoto Takeshi | 金属粉末の製造方法 |
-
1988
- 1988-06-25 JP JP15604188A patent/JP2684383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH026804A (ja) | 1990-01-11 |
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Legal Events
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