JP2683992B2 - 成形用型およびその型を用いた成形方法 - Google Patents

成形用型およびその型を用いた成形方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は成形用型およびその型
を用いた形成方法に関し、特に、成形用型のコスト低減
を図り、さらに、汎用性を有する成形用型およびその型
を用いた成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の形状からなる成形品を
作るためには、まず元となる型を製作した後に、その元
となる型をベースとして、樹脂などを供給して成形品を
得るのが一般的である。また近年、この成形品において
は、テーマパークや種々の展覧会において用いられる人
形などのように大型化の傾向にある一方、航空宇宙機
器、自動車および電気製品等精密性を要求される箇所に
用いられるなど多種多様の分野において広く用いられる
ようになってきている。
【0003】近年脚光を浴びてきている繊維強化プラス
チック(以下FRPと称す。)を、所定の形状に成形す
る場合について、以下図を参照して説明する。
【0004】図17は、最終的に成形されるFRPの外
形形状を示し、飛行船などの船首に取付けられるノーズ
コーン100を表わしている。
【0005】このノーズコーン100を形成する場合
は、図18を参照して、元の型となる木型200をベニ
ヤやバルサなどを用いて所定の曲面加工等を施して形成
する。その後、この木型200の表面に、FRP100
aを塗布し、所定時間乾燥させて安定化を図った後、図
19に示すように、FRP100aを木型200から分
離することによりノーズコーン100が完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、以下に述べるような問題点があった。
【0007】まず第1に、成形用の型を成形するために
は、成形型の表面に特殊加工(曲面加工など)が必要と
なるために、コストが高くなることである。これは、特
に、成形品が一品または少量の場合高価なものになり、
現在の多品種少量生産時代においては、コストダウンの
ためのマイナス要因とっている。
【0008】第2に、1つの成形用型からは1つの形状
しか得られないことである。たとえば、非常に類似して
いる形状の場合であっても、新たな成形用型が必要とな
り、非常に不経済である。
【0009】第3に、複雑な形状、たとえばダルマのよ
うな形状を成形する場合、成形品を一体物で成形しよう
とすると、中の成形用型が抜け出せなくなるために、成
形品を分割して成形するなどの方法が必要となり、複雑
な形状を成形する場合には、その成形方法に制約が課さ
れてしまう。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、成形用型の成形を容易にする
ことおよび成形用型の形状が変形することができるよう
にすることにより汎用性を持たせ、成形用品にかかるコ
ストの低下を図ることを可能とした成形用型およびその
型を用いた成形方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた請求
項1に記載の成形用型においては、所定形状を有する成
形品の原型となるために、上記所定形状に対応した外面
形状を有する雄型の成形用型において、気体入口を有
し、少なくともその外面が柔軟材料で作られた複数の区
画室からなり、上記各区画室に導入される気体の圧力を
調整し、上記柔軟材料の張力と上記気体の圧力との釣合
いから、上記複数の区画室によって形成される全体の外
面形状を上記所定形状に一致させることを特徴としてい
る。
【0012】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の成形用型においては、請求項1に記載の発明であっ
て、上記複数の区画室ごとに気体入口を有している。
【0013】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の成形用型を用いた成形方法においては、以下の工程を
備えている。
【0014】まず、気体入口から所定の気体を導入し
て、複数の区画室の外面からなる可動膜を所定の形状に
変形させる。
【0015】その後、上記所定の形状に変形した可動膜
の表面に成形材が貼付けられる。
【0016】次に、上記可動膜が、上記所定形状に成形
された成形材から分離される。
【0017】
【作用】この発明に基づいた請求項1に記載の成形用型
によれば、気体入口を有し、少なくともその内面が柔軟
材料で作られた複数の区画室からなり、この各区画室に
導入される気体の圧力を調整することによって、柔軟材
料の張力と気体の圧力との釣合いから、複数の区画室に
よって形成される全体の外面形状が成形品の所定形状に
対応した外面形状に一致するように、各区画室に導入さ
れる気体の圧力を調整している。
【0018】これにより、ある1つの形状に対し、その
形状に類似する形状であれば、各区画室内の気体の圧力
を変化させることで、柔軟材料の張力と区画室内の気体
の圧力との釣合いから、その外面形状を所定の形状に維
持することができ、1つの雄型の成形用型で形の異なる
成形品を成形することが可能となる。
【0019】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の成形用型によれば、請求項1に記載の成形用型におい
て、上記複数の区画室ごとに気体入口を有している。
【0020】これにより、各区画室ごとに気体の圧力を
調整することが可能となり、外面形状を任意の所定形状
に一致させることが可能となる。
【0021】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の成形用型を用いた成形方法によれば、気体入口から気
体を導入して、この気体の圧力を用いて、複数の区画室
の外面からなる可動膜を所定の形状に固定し、この可動
膜の外面形状を用いて成形品を成形し、その後、この成
形用型から成形材を分離している。
【0022】この方法によれば、成形用型の製造におい
て、任意形状の成形用型を容易に形成することが可能と
なる。
【0023】
【実施例】以下、この発明に基づいた第1の実施例につ
いて説明する。
【0024】まず、図1は、最終的に成形されるたとえ
ばFRP製のノーズコーン1の外形形状を示している。
【0025】この第1の実施例におけるノーズコーン1
を成形するための成形用型は、図2の断面図に示すよう
に、気体入口2hとこの気体入口2hが取付けられた底
膜2aおよびノーズコーン1の形状に対応した形状から
なる可動膜2を備えている。この可動膜2は、たとえば
塩化ビニールフィルム、ウレタンフィルムおよび複合フ
ィルムなどの柔軟材料が用いられている。
【0026】可動膜2の内部には、気体入口2hから空
気、窒素、炭酸ガスなどの気体3が導入されることによ
り、可動膜2を所定の外形形状となるように保ってい
る。
【0027】気体3を導入する場合、気体3の圧力を保
持する方法は、可動膜2内に所定量の気体3を導入した
後、気体入口3を封止する方法、または常に一定量の
3を導入し続ける方法のどちらであっても構わない。
【0028】このように、気体3を導入して成形用型の
外形形状を規定した後、その外面にFRPの成形材10
を塗布する。次に、成形材10が安定した後、可動膜2
を成形材10から分離することにより、図1に示すノー
ズコーン1が完成する。
【0029】なお、可動膜2を成形材10から分離する
場合、図3に示すように、気体入口2hを気体出口とし
て、内部の気体3を排出して、可動膜2を縮めることに
より、容易に可動膜2を成形材10から分離することが
できる。
【0030】以上、この実施例によれば、従来の木製の
成形用型に代わり、気体入口と可動膜からなる成形用型
を用いることで、この成形用型を低コストでかつ容易に
形成することを可能としている。
【0031】次に、この発明に基づいた第2の実施例に
ついて説明する。まず、図4は、この第2の実施例にお
いて最終的に成形されるたとえばFRP製のダルマ形状
の成形品5の外形形状を示している。このダルマ形状の
成形品5を成形するための成形用型は、図5の断面図に
示すように、気体入口6hと、この気体入口6hが取付
けられた底膜6aおよびダルマ形状に対応した形状から
なる可動膜6を備えている。
【0032】この可動膜6は、第1の実施例の場合と同
様に、たとえば塩化ビニールフィルム、ウレタンフィル
ムおよび複合フィルムなどの柔軟材料が用いられてい
る。
【0033】可動膜6の内部には、気体入口6hから空
気、窒素、炭酸ガスなどの気体3が導入されることによ
り、可動膜6を所定の外形形状となるように保ってい
る。気体3を導入する場合、気体3の圧力を保持する方
法は、第1の実施例と同様に、可動膜6内に所定量の
3を導入した後、気体入口6hを封止する方法、また
は常に一定量の気体3を導入し続ける方法のどちらであ
っても構わない。
【0034】このようにして、気体3を導入して成形用
型の外形形状を規定した後は、その外面にFRPの成形
材50を塗布する。その後、成形材50が安定した後、
図6に示すように、可動膜6内の気体3を気体入口6h
気体出口として内部の気体3を排出して、可動膜2を
縮めるようにすることにより、可動膜2を成形材50か
ら分離する。以上により、ダルマ形状の成形品を一体物
として形成することが可能となる。
【0035】以上、この実施例によれば、従来の技術に
おいては、図4に示すようなダルマ形状の形成品の場合
は、一体物として成形することが困難であったが、気体
入口と可動膜からなる成形用型を用い、成形材が安定し
た後に、成形用型を縮めることにより、容易に上記形状
の成形品を形成することが可能となる。
【0036】次に、この発明に基づいた第3の実施例に
ついて説明する。図7は、この第3の実施例にいおて最
終的に成形されるたとえばFRP製の3つの小山を有す
るドーム形状の成形品10の外形形状を示している。
【0037】このドーム形状の成形品20を成形するた
めの成形用型は、図8の断面図に示すように、3つの区
画室12,13,14を有している。
【0038】各々の区画室12,13,14は、それぞ
気体入口12h,13h,14hを有し、これらの
入口12h,13h,14hは、共通の底膜12aに
取付けられている。
【0039】各々の区画室12,13,14は、ドーム
形状に対応した形状からなる可動膜12b,13b,1
4bを備え、各区画室は、区画膜12c,13cによっ
て区画されている。可動膜12b,13b,14bおよ
び区画膜12c,13cは、たとえば塩化ビニールフィ
ルム、ウレタンフィルムおよび複合フィルムなどの柔軟
材料が用いられている。
【0040】区画室12,13,14の内部には、各
入口12h,13h,14hから空気、窒素、炭酸ガ
スなどの気体3が導入されることにより、各可動膜12
b,13b,14bおよび区画膜12c,13cが所定
の外形形状になるように維持されている。本実施例によ
れば、各区画室12,13,14内の気体3の圧力はす
べて等しくなるように設定されている。
【0041】次に、このドーム形状の成形用型の外面に
FRPなどの成形材21を張付ける。次に、成形材21
が安定した後、可動膜12b,13b,14bを成形材
21から分離する。このとき、図9に示すように各区画
室12,13,14の内の気体3を、各気体入口12
h,13h,14hを気体出口として排出することによ
り、容易に可動膜12b,13b,14bを成形材21
から分離することが可能となる。
【0042】次に、上記図7に示すドーム形状の成形品
10に類似する形状を成形する場合は、図10の断面図
に示すように、各区画室12,13,14内の気体3の
圧力を可動膜12b,13b,14bが所定の外形形状
となるように調整することにより、類似する任意の形状
の成形用型を形成することができる。
【0043】その後、この成形用型の外面に、FRPな
どの成形材15を張付け、成形材15が安定した後、図
11に示すように各区画室の気体を排出することによ
り、図7に示すドーム形状の成形品10に類似する形状
の成形品を形成することができる。
【0044】以上、この実施例によれば、各区画室内の
気体の圧力を変化させることで、その外面形状を所定の
形状にすることができ、1つの成形用型で型の類似する
成形品を成形することが可能となる。
【0045】次に、この発明に基づいた第4の実施例に
ついて説明する。図12は、この第4の実施例において
最終的に成形されるたとえばFRP製の複数の凹面と凸
面からなる曲面プレートの成形品30の外形形状を示し
ている。
【0046】この曲面プレートの成形品30を成形する
ための成形用型は、図13の斜視図に示すように複数の
区画室50a〜50iが3行3列に配置されている。
【0047】各区画室の構造は、たとえば図13中X−
X線矢視断面に見た場合、図14に示すように、各区画
室は下方に固定部500と上方に可動部510を有して
いる。固定部500は、樹脂などの材料からなり、可動
部510は塩化ビニールフィルム、ウレタンフィルムお
よび複合フィルムなどの柔軟性材料が用いられている。
可動部510は、各区画室を連結するための可動膜56
および可動膜56と各区画室50a〜50iによって形
成される補助室55とを備えている。
【0048】各区画室50a〜50iには、各々気体
口51a〜51iが取付けられ、この気体入口51a〜
51iにより、空気、窒素、炭酸ガスなどの気体3が導
入されることにより、可動部510が所定の外形形状に
規定される。
【0049】この可動部510の外形形状の規定の仕方
としては、各区画室の気体圧力をマイクロコンピュータ
などにより制御し、モニタ画面等を見ながら容易に制御
することができる。
【0050】次に、たとえば、図12に示すような曲面
プレート30を形成する場合であれば、図15および図
16の断面図に示すように、各区画室50a〜50iの
気体3の圧力を交互に変化させることにより、所定の外
面形状を形成することができる。なお、図15は図13
中X−X線矢視断面およびZ−Z線矢視断面を示し、図
16は、図13中Y−Y線矢視断面を示している。
【0051】その後、この外面にFRPなどの成形材3
1を張付ける。次に、この成形材が安定した後に、可動
部から成形材31を分離することにより、図12に示す
ような曲面プレート30を成形することが可能となる。
【0052】なお、上記第4の実施例において、成形用
型として、区画室が3行3列に配置された場合について
示しているが、これに限られず、m行n列のマトリクス
状に配置することにより、任意の形状を形成するように
規定することができ、たとえば、自動車に用いられるボ
ンネットやフェンダー、電気製品の外装などの成形用型
も容易に形成することが可能となり、各区画室の気体
を調節することにより、複数の類似する成形品を容易に
成形することが可能となる。
【0053】以上この実施例によれば、各区画室内の
の圧力を変化させることで、その外面形状を所定の形
状とすることができ、1つの成形用型で形の異なる成形
品を形成することが可能となる。
【0054】なお、上記各実施例において、成形材とし
てFPRについて説明しているが、これに限られず他の
プラスチック材料や、和紙等の材料を用いても同様の効
果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】この発明に基づいた請求項1に記載の成
形用型によれば、気体入口を有し、少なくともその内面
が柔軟材料で作られた複数の区画室からなり、各区画室
に導入される気体の圧力を調整している。
【0056】これにより柔軟材料の張力と気体の圧力と
の釣合いから、複数の区画室によって形成される全体の
外面形状を所定形状に形成することができる。その結
果、1つの成形用型から、形の異なる成形品を成形する
ことが可能となり、成形用型に汎用性をもたせて、コス
トの低減を図ることが可能となる。
【0057】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の成形用型によれば、請求項1に記載の成形用型におい
て、複数の区画室ごとに気体入口を有している。これに
より、各区画室ごとによって気体の圧力を調整すること
ができることから、全体の外面形状を所定の任意形状に
一致せることが可能となり、任意の形状の成形用型を容
易に形成することができ、成形用型のコストダウンをさ
らに図ることが可能となる。
【0058】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の成形用型を用いた成形方法によれば、気体入口から所
定の気体を導入して、複数の区画室の外面からなる可動
膜を所定の形状に変形させ、この所定の形状に変形した
可動膜の表面に成形材を貼付け、その後、可動膜から成
形材を分離させている。
【0059】これにより、気体圧力を用いて可動膜を曲
面形状を有する所定の形状に規定することができ、任意
形状の成形用型を容易に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づいた第1の実施例におけるノー
ズコーンの外形形状を示す図である。
【図2】この発明に基づいた第1の実施例における成形
用型の構造を示す断面図である。
【図3】この発明に基づいた第1の実施例における成形
用型と成形品の分離の状態を示す断面図である。
【図4】この発明に基づいた第2の実施例におけるダル
マ形状の成形品の外形形状を示す斜視図である。
【図5】この発明に基づいた第2の実施例における成形
用型の構造を示す断面図である。
【図6】この発明に基づいた第2の実施例における成形
用型と成形品の分離の状態を示す断面図である。
【図7】この発明に基づいた第3の実施例において成形
されるドーム形状の成形品の外形形状を示す斜視図であ
る。
【図8】この発明に基づいた第3の実施例における成形
用型の構造を示す断面図である。
【図9】この発明に基づいた第3の実施例における成形
用型と成形品の分離の状態を示す断面図である。
【図10】この発明に基づいた第3の実施例における類
似形状の成形品を形成するための成形用型の状態を示す
断面図である。
【図11】図10に示す成形用型と成形品の分離の状態
を示す断面図である。
【図12】この発明に基づいた第4の実施例において成
形される曲面プレートの外形形状を示す斜視図である。
【図13】この発明に基づいた第4の実施例における成
形用型の構造を示す斜視図である。
【図14】図13に示す成形用型の構造を示す断面図で
ある。
【図15】図12に示す曲面プレートを形成する場合の
成形用型の構造を示す断面図である。
【図16】図12に示す曲面プレートを形成する場合の
成形用型の構造を示す第2の断面図である。
【図17】FRP製のノーズコーンの外形形状を示す斜
視図である。
【図18】従来技術における成形用型と形成品の関係を
示す図である。
【図19】従来技術における成形品と成形用型の分離の
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,5,20,30 成形品 2,6,12b,13b,14b 可動膜 2h,6h,12h,13h,14h,51a,51
b,51c,51d,51e,51f,51g,51
h,51i 気体入口(気体出口) 12,13,14,50a,50b,50c,50d,
50e,50f,50g,50h,50i 区画室 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状を有する成形品の原型となるた
    めに、前記所定形状に対応した外面形状を有する雄型の
    成形用型において、 気体入口を有し、少なくともその外面が柔軟材料で作ら
    れた複数の区画室からなり、前記各区画室に導入される
    気体の圧力を調整し、前記柔軟材料の張力と前記気体の
    圧力との釣合いから、前記複数の区画室によって形成さ
    れる全体の外面形状を前記所定形状に一致させることを
    特徴とする、 成形用型。
  2. 【請求項2】 前記複数の区画室ごとに気体入口を有す
    る、 請求項1に記載の成形用型。
  3. 【請求項3】 気体入口から所定の気体を導入して、複
    数の区画室の外面からなる可動膜を所定の形状に変形さ
    せる工程と、 前記所定の形状に変形した可動膜の表面に成形材を貼付
    ける工程と、 前記可動膜を前記所定形状に成形した成形材から分離す
    る工程と、 を備えた、成形用型を用いた成形方法。
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