JP2683178B2 - 排気再燃コンバインドプラントの運転方法及び排気再燃コンバインドプラント - Google Patents

排気再燃コンバインドプラントの運転方法及び排気再燃コンバインドプラント

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JP2683178B2
JP2683178B2 JP4009192A JP919292A JP2683178B2 JP 2683178 B2 JP2683178 B2 JP 2683178B2 JP 4009192 A JP4009192 A JP 4009192A JP 919292 A JP919292 A JP 919292A JP 2683178 B2 JP2683178 B2 JP 2683178B2
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exhaust gas
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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタ−ビンとそのガ
スタ−ビンからの排ガスを燃焼用空気として利用するボ
イラとの組み合わせからなる排気再燃コンバインドプラ
ントに係り、特に取放水温度差(△T)に制限がある場
合でも、蒸気タービン出力を減少させることなく運転す
ることができ、また蒸気タービンのタービン翼の圧力
(蒸気タービン翼段落圧力)を監視し、蒸気タービン段
落圧力の制限値を超えないようにタービンを運転するこ
とができる排気再燃コンバインドプラント及びその運転
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気再燃コンバインドプラントとは、化
石燃料焚のボイラの燃焼用空気としてガスタービンの排
ガスを使用するものであり、ガスタービンの出力増加分
だけ、プラント出力を増加させることができる。従来、
蒸気タービンにおいて、ボイラの排ガスは燃焼空気を昇
温する事によって有効に利用されていた。ところが、上
述の排気再燃コンバインドプラントにおいて、燃焼用空
気は高温のガスタービンの排ガスを使用するので、ボイ
ラの排ガスは蒸気タービンの給復水系統で熱回収され
る。その結果、上述の排気再燃コンバインドプラントに
おける給復水系統の給水加熱器へのタービンからの抽気
が減少する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の排気再燃コンバインドプラント及びその運転方法にお
いては、タービンからの抽気が減少することにより、復
水器の熱負荷が増大し、その結果取放水温度差(△T)
すなわち、復水器出入口循環水温度差が上昇する等の問
題があった。
【0004】また、上述の従来の排気再燃コンバインド
プラント及びその運転方法においては、蒸気タービンか
らの抽気が減少することにより、蒸気タービン段落圧力
差が増大し、蒸気タービン翼の強度に支障を生じる等の
問題があった。
【0005】本発明は、発電機の出力を減少させること
なく、復水器の熱負荷を減少させることのできる排気再
燃コンバインドプラント及びその運転方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】また、本発明は、発電機の出力を減少させ
ることなく、復水器の熱負荷を減少させ、かつ蒸気ター
ビン段落圧力を監視することができる排気再燃コンバイ
ンドプラント及びその運転方法を提供することを目的と
する。
【0007】さらに、本発明は、構造及び運転方法が簡
単である排気再燃コンバインドプラント及びその運転方
法を提供することを目的とする。
【0008】さらにまた、本発明は、ボイラからの排ガ
スの温度、すなわち煙突の入口ガスの温度を下げること
ができる排気再燃コンバインドプラント及びその運転方
法を提供することを目的とする。
【0009】さらにまた、本発明は、発電出力の増加を
図ることができる排気再燃コンバインドプラント及びそ
の運転方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
、本発明の第1の発明方法は、ガスタービンと、その
ガスタービンからの排ガスを燃焼用空気として利用する
ボイラと、そのボイラにより得られた蒸気を動力源とし
て駆動する蒸気タービンと、蒸気タービンで仕事をし終
えた蒸気を復水する復水器と、復水器に対し冷却用とし
て循環水を給排する循環水系統と、前記蒸気タービンか
らの抽気を熱源として前記復水器からの復水を昇温する
給水加熱器と、前記ボイラの排ガス系統の途中位置に設
置され、かつボイラ排ガスを熱源として前記復水器から
の復水を昇温するエコノマイザと、前記復水器からの復
水を分岐すると共に、該分岐したそれぞれの復水を前記
給水加熱器及びエコノマイザに導いて互いに合流させる
配管系統とを有する排気再燃コンバインドプラントにお
いて、復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する
工程と、該測定した温度差の大きさに基づき、給水加熱
器及びエコノマイザに対する復水器からの復水の分配量
を調整し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気
量を増大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量
を減少させる工程とを有することを特徴とする。そし
て、上記方法を実現するため、第1の発明装置では、復
水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する測定手段
と、復水器から給水加熱器に供給する復水流量とエコノ
マイザに供給する復水流量との分配量をそれぞれ調整す
る流量調整装置と、前記測定手段の測定温度差の大きさ
に基づき流量調整装置を制御し、給水加熱器に対する蒸
気タービンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービ
ンの復水器への排気量を減少させる流量調整制御手段と
を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の発明方法は、復水器
循環水の復水器出入口の温度差を測定する工程と、該測
定した温度差の大きさに基づき、ボイラからエコノマイ
ザに供給される排ガス量と、エコノマイザに対しボイラ
から供給される排ガスの一部をバイパスさせるバイパス
量とを調整し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの
抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復水器への排
気量を減少させる工程とを有することを特徴とする。そ
して、第2の発明装置は、復水器循環水の復水器出入口
の温度差を測定する測定手段と、前記配管系統の分岐部
に設けられ、かつ給水加熱器及びエコノマイザに対する
復水を一定比率で供給する手段と、ボイラの排ガス系統
にエコノマイザと並列に接続されたボイラ排ガスバイパ
ス管と、そのボイラ排ガスバイパス管に設けられたガス
流量調整手段と、前記測定手段の測定した結果に基づき
ガス流量調整手段を制御し、給水加熱器に対する蒸気タ
ービンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの
復水器への排気量を減少させる流量調整制御手段とを有
することを特徴とする。
【0012】本発明の第3の発明方法は、復水器循環水
の復水器出入口の温度差を測定する工程と、該測定した
温度差の大きさに基づき、ボイラからエコノマイザに供
給される排ガス量と、エコノマイザに対しボイラから供
給される排ガスの一部をバイパスさせるバイパス量とを
調整し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量
を増大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量を
減少させる工程と、前記バイパスさせる排ガスにより、
ボイラに送風される空気を昇温させる工程とを有するこ
とを特徴とする。そして、第3の発明装置は、復水器の
冷却用である循環水の復水器出入口の温度差を測定する
測定手段と、前記配管系統の分岐部に設けられ、かつ給
水加熱器及びエコノマイザに対する復水を一定比率で供
給する手段と、ボイラの排ガス系統にエコノマイザと並
列に接続されたボイラ排ガスバイパス管と、そのボイラ
排ガスバイパス管に設けられたガス流量調整手段と、ボ
イラに燃焼用の空気を送風する送風手段と、ボイラ排ガ
スバイパス管を通る排ガスを熱源とし、前記送風機から
ボイラへ送風される空気を昇温させる熱交換手段と、前
記測定手段の測定した温度差の大きさに基づき、ボイラ
からエコノマイザに供給される排ガス量と、エコノマイ
ザに対しボイラから供給される排ガスの一部をバイパス
させるバイパス量とを調整し、給水加熱器に対する蒸気
タービンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービン
の復水器への排気量を減少させる流量調整制御手段とを
有することを特徴とする。
【0013】本発明の第4の発明は、復水器循環水の復
水器出入口の温度差を測定する工程と、該測定した温度
差の大きさに基づき、給水加熱器に対する蒸気タービン
の抽気の一部を取り込む蒸気ヘッダと、該蒸気ヘッダに
より得られた抽気蒸気を動力源として駆動する別置の蒸
気タービンとの間の抽気量を調節し、別置の蒸気タービ
ンに対する抽気量を増大すると共に、前記蒸気タービン
の復水器への排気量を減少させる工程とを有することを
特徴とする。そして、第4の発明装置は、復水器循環水
の復水器出入口の温度差を測定する測定手段と、給水加
熱器に対する蒸気タービンの抽気の一部を取り込む蒸気
ヘッダと、該蒸気ヘッダからの抽気蒸気を動力源として
駆動する別置の蒸気タービンと、該別置の蒸気タービン
及び蒸気ヘッダ間に設置され、別置の蒸気タービンに対
する抽気量を調整する流量調整手段と、前記測定手段の
測定温度差の大きさに基づき流量調整手段を制御し、別
置の蒸気タービンに対する抽気量を増大すると共に、前
記蒸気タービンの復水器への排気量を減少させる流量調
整制御手段とを有することを特徴とする。
【0014】本発明の第5の発明方法は、復水器循環水
の復水器出入口の温度差を測定すると共に、蒸気タービ
ンのタービン翼での圧力を測定する工程と、該測定した
圧力が制限値を越えない範囲であってかつ測定した温度
差の大きさに基づき、ボイラからエコノマイザに供給さ
れる排ガス量と、エコノマイザに対しボイラから供給さ
れる排ガスの一部をバイパスさせるバイパス量とを調整
し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量を増
大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量を減少
させる工程とを有することを特徴とする。そして、第5
の発明装置は、復水器循環水の復水器出入口の温度差を
測定する測定手段と、蒸気タービンのタービン翼での圧
力を測定する圧力測定手段と、該圧力測定手段による測
定圧力が制限値を越えない範囲であってかつ前記測定手
段の測定した温度差の大きさに基づき、ボイラからエコ
ノマイザに供給される排ガス量と、エコノマイザに対し
ボイラから供給される排ガスの一部をバイパスさせるバ
イパス量とを調整し、給水加熱器に対する蒸気タービン
からの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復水器
への排気量を減少させる流量調整制御手段とを有する
とを特徴とする。
【0015】
【作用】第1の発明方法は、前述した如く、復水器循環
水の復水器出入口の温度差を測定する工程と、該測定し
た温度差の大きさに基づき、給水加熱器及びエコノマイ
ザに対する復水器からの復水の分配量を調整し、給水加
熱器に対する蒸気タービンからの抽気量を増大すると共
に、蒸気タービンの復水器への排気量を減少させる工程
とを有するので、蒸気タービンの出力を低減させること
なく、復水器出入口での循環水温度差を小さくすること
ができる。そして、第1の発明装置は、復水器循環水の
復水器出入口の温度差を測定する測定手段と、復水器か
ら給水加熱器に供給する復水流量とエコノマイザに供給
する復水流量との分配量をそれぞれ調整する流量調整装
置と、前記測定手段の測定温度差の大きさに基づき流量
調整装置を制御し、給水加熱器に対する蒸気タービンか
らの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復水器へ
の排気量を減少させる流量調整制御手段とを有するの
で、上記方法を的確に実施し得る
【0016】また、第2の発明方法は、復水器循環水の
復水器出入口の温度差を測定する工程と、該測定した温
度差の大きさに基づき、ボイラからエコノマイザに供給
される排ガス量と、エコノマイザに対しボイラから供給
される排ガスの一部をバイパスさせるバイパス量とを調
整し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量を
増大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量を減
少させる工程とを有するので、上記第1の発明と同様、
蒸気タービンの出力を低減させることなく、復水器出入
口での循環水温度差を小さくすることができる。そし
て、第2の発明装置は、復水器循環水の復水器出入口の
温度差を測定する測定手段と、前記配管系統の分岐部に
設けられ、かつ給水加熱器及びエコノマイザに対する復
水を一定比率で供給する手段と、ボイラの排ガス系統に
エコノマイザと並列に接続されたボイラ排ガスバイパス
管と、そのボイラ排ガスバイパス管に設けられたガス流
量調整手段と、前記測定手段の測定した結果に基づきガ
ス流量調整手段を制御し、給水加熱器に対する蒸気ター
ビンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復
水器への排気量を減少させる流量調整制御手段とを有す
るので、上記方法を的確に実施し得る
【0017】本発明の第3の発明方法は、復水器循環水
の復水器出入口の温度差を測定する工程と、該測定した
温度差の大きさに基づき、ボイラからエコノマイザに供
給される排ガス量と、エコノマイザに対しボイラから供
給される排ガスの一部をバイパスさせるバイパス量とを
調整し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量
を増大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量を
減少させる工程と、前記バイパスさせる排ガスにより、
ボイラに送風される空気を昇温させる工程とを有するの
で、蒸気タービンの出力を低減させることなく、復水器
出入口での循環水温度差を小さくすることができる。
かも、ボイラ排ガスバイパス側のガスの熱をボイラ燃焼
用空気を昇温させるために使用するので、ボイラ排ガス
バイパス側のガス温度、すなわち煙突入口ガス温度を下
げることができる。そして、第3の発明装置は、復水器
の冷却用である循環水の復水器出入口の温度差を測定す
る測定手段と、前記配管系統の分岐部に設けられ、かつ
給水加熱器及びエコノマイザに対する復水を一定比率で
供給する手段と、ボイラの排ガス系統にエコノマイザと
並列に接続されたボイラ排ガスバイパス管と、そのボイ
ラ排ガスバイパス管に設けられたガス流量調整手段と、
ボイラに燃焼用の空気を送風する送風手段と、ボイラ排
ガスバイパス管を通る排ガスを熱源とし、前記送風機か
らボイラへ送風される空気を昇温させる熱交換手段と、
前記測定手段の測定した温度差の大きさに基づき、ボイ
ラからエコノマイザに供給される排ガス量と、エコノマ
イザに対しボイラから供給される排ガスの一部をバイパ
スさせるバイパス量とを調整し、給水加熱器に対する蒸
気タービンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービ
ンの復水器への排気量を減少させる流量調整制御手段と
を有するので、第3の発明方法を的確に実施し得る。
【0018】第4の発明方法は、復水器循環水の復水器
出入口の温度差を測定する工程と、該測定した温度差の
大きさに基づき、給水加熱器に対する蒸気タービンの抽
気の一部を取り込む蒸気ヘッダと、該蒸気ヘッダにより
得られた抽気蒸気を動力源として駆動する別置の蒸気タ
ービンとの間の抽気量を調節し、別置の蒸気タービンに
対する抽気量を増大すると共に、前記蒸気タービンの復
水器への排気量を減少させる工程とを有するので、復水
器の熱負荷を下げることができる。そして、第4の発明
装置は、復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定す
る測定手段と、給水加熱器に対する蒸気タービンの抽気
の一部を取り込む蒸気ヘッダと、該蒸気ヘッダからの抽
気蒸気を動力源として駆動する別置の蒸気タービンと、
該別置の蒸気タービン及び蒸気ヘッダ間に設置され、別
置の蒸気タービンに対する抽気量を調整する流量調整手
段と、前記測定手段の測定温度差の大きさに基づき流量
調整手段を制御し、別置の蒸気タービンに対する抽気量
を増大すると共に、前記蒸気タービンの復水器への排気
量を減少させる流量調整制御手段とを有するので、上記
方法を的確に実施し得る
【0019】第5の発明方法は、復水器循環水の復水器
出入口の温度差を測定すると共に、蒸気タービンのター
ビン翼での圧力を測定する工程と、該測定した圧力が制
限値を越えない範囲であってかつ測定した温度差の大き
さに基づき、ボイラからエコノマイザに供給される排ガ
ス量と、エコノマイザに対しボイラから供給される排ガ
スの一部をバイパスさせるバイパス量とを調整し、給水
加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量を増大すると
共に、蒸気タービンの復水器への排気量を減少させる工
程とを有するので、第1〜第4の発明方法と同様、蒸気
タービンの出力を低減させることなく、復水器出入口で
の循環水温度差を小さくすることができる。そして、第
5の発明装置は、復水器循環水の復水器出入口の温度差
を測定する測定手段と、蒸気タービンのタービン翼での
圧力を測定する圧力測定手段と、該圧力測定手段による
測定圧力が制限値を越えない範囲であってかつ前記測定
手段の測定した温度差の大きさに基づき、ボイラからエ
コノマイザに供給される排ガス量と、エコノマイザに対
しボイラから供給される排ガスの一部をバイパスさせる
バイパス量とを調整し、給水加熱器に対する蒸気タービ
ンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復水
器への排気量を減少させる流量調整制御手段とを有する
ので、第5の発明方法を的確に実施し得る
【0020】
【実施例】以下、本発明の排気再燃コンバインドプラン
ト及びその運転方法の実施例のうちの5例を添付図面を
参照して説明する。図1は第1の発明の実施例を示した
システム構成図、図2は第1の発明の実施例の流量調整
装置の制御特性図である。図において、25はガスター
ビン、26は前記ガスタ−ビン25により駆動され電力
を発生させる発電機である。1はボイラであり、このボ
イラ1は前記ガスタービン25から排出される高温のガ
スタービン排気ガス27を燃焼用空気として利用するも
のである。2、3、4は前記ボイラ1で発生した蒸気を
動力源とする高圧蒸気タ−ビン、中圧蒸気タ−ビン、低
圧蒸気タ−ビンである。ボイラ1で発生した高温高圧の
蒸気は高圧蒸気タービン2に送られて仕事をし、その仕
事をし終えた蒸気は再びボイラ1に戻されて再加熱さ
れ、その再加熱された蒸気は中圧蒸気タービン3に送ら
れて仕事をし、そしてその仕事をし終えた蒸気は低圧蒸
気タービンに送られて仕事をする。5は前記高圧蒸気タ
−ビン2、中圧蒸気タ−ビン3、低圧蒸気タ−ビン4に
より駆動され電力を発生させる発電機である。6は復水
器である。この復水器6は、前記高圧蒸気タ−ビン2、
中圧蒸気タ−ビン3、低圧蒸気タ−ビン4と順次仕事を
行い終り蒸気タービン排気21として送られてきた蒸気
を循環水により復水するものである。22及び23は前
記復水器6の入口循環水及び出口循環水である。この復
水器入口循環水22は、蒸気タービン排気21を冷却し
た熱量に相当する温度分、温度が上昇し、復水器出口循
環水23となって復水器6から排出される。8及び9は
高圧給水加熱器及び低圧給水(復水)加熱器である。こ
の低圧給水加熱器9は、前記ボイラ1(後述する脱気器
7)と前記復水器6との間に配置され、前記高圧蒸気タ
−ビン2、中圧蒸気タ−ビン3、低圧蒸気タ−ビン4か
らの抽気を熱源として、前記復水器6からの復水15を
昇温させて、その昇温させた復水15を脱気器7に送る
ものである。一方、前記高圧給水加熱器8は、前記ボイ
ラ1と前記復水器6(脱気器7)との間に配置され、前
記高圧蒸気タ−ビン2、中圧蒸気タ−ビン3、低圧蒸気
タ−ビン4からの抽気を熱源として、脱気器7からの給
水16を昇温させて、その昇温させた給水16を前記ボ
イラ1に給水するものである。7は脱気器である。この
脱気器7は、前記高圧給水加熱器8と低圧給水加熱器9
との間に設け、前記低圧給水加熱器9及び後述する低圧
低温エコノマイザ12により昇温された復水15から脱
気し、その脱気した復水15を給水16として前記高圧
給水加熱器8及び後述する高圧低温エコノマイザ11に
送るものである。11及び12は高圧低温エコノマイザ
及び低圧低温エコノマイザである。この高圧低温エコノ
マイザ11は、高圧低温エコノマイザ入口給水19と高
圧低温エコノマイザ出口給水20により、前記高圧給水
加熱器8と並列に設置されている。一方、前記低圧低温
エコノマイザ12は、低圧低温エコノマイザ入口復水1
7と低圧低温エコノマイザ出口復水18により、前記低
圧給水加熱器9と並列に設置されている。また、前記低
圧低温エコノマイザ12は、ボイラ1からの排ガス28
を熱源として、前記低圧低温エコノマイザ入口復水17
により分岐された復水15を昇温するものである。一
方、前記高圧低温エコノマイザ11は、同じくボイラ1
からの排ガス28を熱源として、前記高圧低温エコノマ
イザ入口給水19により分岐された給水16を昇温する
ものである。さらに、前記低圧低温エコノマイザ12及
び高圧低温エコノマイザ11で温度が下がったボイラ排
ガス28は煙突29によって大気へ放出される。そし
て、前記低圧低温エコノマイザ入口復水17は、前記復
水器6からの復水15を、低圧給水加熱器9と低圧低温
エコノマイザ12とに、後述する復水流量調整弁13に
より所定の比率で分配(分岐)させるものである。前記
低圧低温エコノマイザ出口復水18は、前記低圧給水加
熱器9と低圧低温エコノマイザ12とにより昇温された
復水15を合流させるものである。一方、前記高圧高温
エコノマイザ入口給水19は、前記脱気器7からの給水
16を、高圧給水加熱器8と高圧低温エコノマイザ11
とに、後述する給水流量調整弁14により任意の比率で
分配(分岐)させるものである。前記高圧低温エコノマ
イザ出口給水20は、前記高圧給水加熱器8と高圧低温
エコノマイザ11とにより昇温された給水16を合流さ
せるものである。かかる排気再燃コンバインドプラント
において、ボイラ1により発生した蒸気は高圧蒸気タ−
ビン2、中圧蒸気タ−ビン3、低圧蒸気タ−ビン4と順
次仕事を行い、その仕事をし終えた蒸気は蒸気タービン
排気21として復水器6に送られて、その復水器6で復
水される。その復水15は所定の比率で低圧給水加熱器
9と低圧低温エコノマイザ12とにそれぞれ分配され、
その低圧給水加熱器9と低圧低温エコノマイザ12とで
それぞれ昇温され、その昇温された復水15は脱気器7
で脱気されて給水16となる。その給水16は任意の比
率で高圧給水加熱器8と高圧低温エコノマイザ11とに
それぞれ分配され、その高圧給水加熱器8と高圧低温エ
コノマイザ11とでそれぞれ昇温され、その昇温された
給水16はボイラ1に給水される。このようにして、ラ
ンキンサイクルが行なわれる。
【0021】13は流量調整装置としての復水流量調整
弁である。この復水流量調整弁13は、前記復水器6か
らの復水15の前記低圧給水加熱器9と低圧低温エコノ
マイザ12とへの分岐系統(低圧低温エコノマイザ入口
復水17)にそれぞれ設け、前記低圧給水加熱器9と低
圧低温エコノマイザ12とへの復水15の流量を、後述
する流量調整制御装置35からの制御信号により、所定
の比率で分配調節するものである。14は給水流量調整
弁である。この給水流量調整弁14は、前記脱気器7か
らの給水16の前記高圧給水加熱器8と高圧低温エコノ
マイザ11とへの分岐系統(高圧低温エコノマイザ入口
給水19)にそれぞれ設け、前記高圧給水加熱器8と高
圧低温エコノマイザ11とへの給水16の流量を任意の
比率で分配調節するものである。24は温度測定装置で
ある。この温度測定装置24は、前記復水器6の復水器
入口循環水22と復水器出口循環水23との水温をそれ
ぞれ測定し、その測定結果を信号として流量調整制御装
置35に出力するものである。35は流量調整制御装置
である。この流量調整制御装置35は、前記温度測定装
置24と前記復水流量調整弁13とにそれぞれ接続し、
前記温度測定装置24からの測定結果に基づいて、前記
復水流量調整弁13の開度制御し、前記低圧給水加熱器
9への復水15の流量と低圧低温エコノマイザ12への
復水15の流量との比率を調整するものである。すなわ
ち、この流量調整制御装置35は、図2の制御特性に示
すように、復水器入口循環水22の温度と復水器出口循
環水23の温度差ΔTを演算して、その実測値ΔTがあ
る設定値ΔTに対して大きい場合には、低圧給水加熱器
9への復水15の流量を増加させると言うように、前記
低圧給水加熱器9への復水15の流量と低圧低温エコノ
マイザ12への復水15の流量との比率を調整するもの
である。
【0022】この第1の発明の実施例は、以上の如き構
成からなるものであるから、復水器入口循環水22の温
度と復水器出口循環水23の温度差の実測値ΔTがある
設定値ΔTより大きい場合には、低圧給水加熱器9への
復水15の流量を増加させるように運転を行うものであ
る。この結果、低圧給水加熱器9での熱回収量が増加
し、低圧給水加熱器9の熱源である蒸気タ−ビン抽気1
0が増加する。従って、蒸気タ−ビン排気21の流量が
減少すると共に復水器6の熱負荷が減少し、蒸気タ−ビ
ン2、3、4の出力を低減させることなく、復水器6の
出入口での循環水22、23の温度差ΔTが小さくな
る。
【0023】図3は第2の発明の実施例を示したシステ
ム構成図、図4は第2の発明の実施例の流量調整装置の
制御特性図である。図中、図1及び図2と同符合は同一
のものを示す。図において、32はボイラ排ガスバイパ
スである。このボイラ排ガスバイパス32は、ボイラ1
の排ガス28及び30の系統であって、高圧低温エコノ
マイザ11の出口側において、低圧低温エコノマイザ1
2に対して並列に設ける。31はボイラ排ガスバイパス
のガス流量調整装置としてのボイラ排ガスバイパス流量
調整ダンパである。このボイラ排ガスバイパス流量調整
ダンパ31は、後述する流量調整制御装置37からの制
御信号により、前記ボイラ排ガスバイパス32側へのガ
ス流量と前記低圧低温エコノマイザ12側へのガス流量
とを、所定の比率で分配調整するものである。37は流
量調整制御装置である。この流量調整制御装置37は、
前記温度測定装置24と前記ボイラ排ガスバイパス流量
調整ダンパ31とにそれぞれ接続し、前記温度測定装置
24からの測定結果に基づいて、前記ボイラ排ガスバイ
パス流量調整ダンパ31の開度制御し、前記ボイラ排ガ
スバイパス32側へのガス流量と前記低圧低温エコノマ
イザ12側へのガス流量との比率を調整するものであ
る。すなわち、この流量調整制御装置37は、図4の制
御特性に示すように、復水器入口循環水22の温度と復
水器出口循環水23の温度差ΔTを演算して、その実測
値ΔTがある設定値ΔTに対して大きい場合には、前記
ボイラ排ガスバイパス流量調整ダンパ31の開度を大き
くし、前記ボイラ排ガスバイパス32側へのガス流量を
増加させると言うように、前記ボイラ排ガスバイパス3
2側へのガス流量と前記低圧低温エコノマイザ12側へ
のガス流量との比率を調整するものである。36は低圧
給水加熱器9側と低圧低温エコノマイザ12への復水1
5の配分比を一定値とするオリフィスである。
【0024】この第2の発明の実施例は、以上の如き構
成からなるものであるから、復水器6の出入口での循環
水22、23の温度差ΔTを測定し、その温度差ΔT
基づき流量調整制御装置37を介してボイラ排ガスバイ
パスのガス流量調整ダンパ31を作動させて、ボイラ排
ガスバイパス32側へのガス流量を増加させ、一方低圧
低温エコノマイザ12側へのガス流量を減少させるよう
に運転を行う。この結果、低温低圧エコノマイザ12で
の回収熱量が減少し、その減少した熱量を補う熱量分、
蒸気タービン抽気10の量が増加する。従って、蒸気タ
ービン排気21流量が減少すると共に復水器6の熱負荷
が減少し、蒸気タービン2、3、4の出力を低減させる
ことなく、復水器6の出入口での循環水22、23温度
差ΔTを小さくすることができる。すなわち、上述の第
1の発明の実施例のものと同様の作用効果を達成するこ
とができる。
【0025】図5は第3の発明の実施例を示したシステ
ム構成図である。図中、図1乃至図4と同符合は同一の
ものを示す。図において、34は押込送風機としてのフ
ァンである。このファン34は、大気中から空気を取り
入れて昇圧させて、その空気をボイラ燃焼用空気として
ボイラ1に送り込むものである。33は熱交換器として
のエアヒータである。このエアヒータ33は、前記ファ
ン34の下流側とボイラ排ガスバイパス流量調整ダンパ
31の下流側とにそれぞれ設けたものであり、前記ボイ
ラ排ガスバイパス流量調整ダンパ31からのボイラ排ガ
スバイパス32側の排ガス30を熱源として、前記ファ
ン34により昇圧された空気を昇温させるものである。
【0026】この第3の発明の実施例は、以上の如き構
成からなるものであるから、上述の第2の発明の実施例
のものと同様の作用効果を達成することができる。特
に、この実施例のものは、ボイラ排ガスバイパス32側
のガスの熱をボイラ燃焼用空気を昇温させるために使用
するので、ボイラ排ガスバイパス32側のガス温度、す
なわち煙突29の入口ガス温度を下げることができる。
【0027】図6は第4の発明の実施例を示したシステ
ム構成図である。図中、図1乃至図5と同符合は同一の
ものを示す。図において、38は高圧給水加熱器8への
蒸気タ−ビン抽気10の一部を分岐させた高圧蒸気ヘッ
ダ、39は低圧給水加熱器9の蒸気タ−ビン抽気10の
一部を分岐させた低圧蒸気ヘッダである。40は別置の
蒸気タービンである。この別置の蒸気タービン40は、
前記高圧蒸気ヘッダ38及び低圧蒸気ヘッダ39からの
蒸気、すなわち主蒸気タービン2、3、4からの抽気1
0を動力源とするものである。41は別置の発電機であ
る。この別置の発電機41は、前記別置のタ−ビン40
により駆動され電力を発生させるものである。42は別
置の復水器である。この別置の復水器42は、前記別置
の蒸気タ−ビン40からの排気(蒸気)を冷却して復水
し、その復水を低圧低温エコノマイザ位置口復水17に
送るものである。43はラジエタである。このラジエタ
43は、前記別置の復水器42を冷却する循環水44
を、空気によって冷却するものである。
【0028】この第4の発明の実施例は、以上の如き構
成からなるものであるから、別置の蒸気タ−ビン40
(及び別置の発電機41)の動力源として主蒸気タ−ビ
ン2、3、4からの抽気10の一部を使用するので、そ
の主蒸気タ−ビン2、3、4から復水器6への排気21
の流量を減少させ、その復水器6の熱負荷を下げること
ができる。一方、別置の蒸気タービン40からの排気は
別置の復水器42で冷却され、かつその別置の復水器4
2を冷却する循環水44は別置のラジエタ43で空器に
よって冷却されるので、主復水器6の熱負荷を増加させ
るようなことはない。この結果、主蒸気タ−ビン2、
3、4からの抽気10をより多く取り出すと、主蒸気タ
−ビン2、3、4の排気21の流量が減少すると共に主
復水器6の熱負荷が減少し、主復水器6の出入口での循
環水温度差ΔTが小さくなる。特に、この実施例のもの
は、別置の蒸気タービン40及び別置の発電機41によ
り、発電出力の増加を図ることができる。なお、上述の
実施例においては、主復水器6の出入口での循環水2
2、23の温度差ΔTを測定する温度測定装置24を設
けなかったが、この温度測定装置を設け、かつ高圧蒸気
ヘッダ38及び低圧蒸気ヘッダ39と別置の蒸気タービ
ン40との間に流量調整装置を設け、その流量調整装置
と前記温度測定装置とに流量調整制御装置を接続するこ
とにより、復水器循環水の出入口温度差ΔTを監視しな
がら、蒸気タ−ビンによる発電出力を下げることなく排
気再燃コンバインドサイクル運転が可能である。
【0029】図7は第5の発明の実施例を示したシステ
ム構成図である。図中、図1乃至図6と同符合は同一の
ものを示す。図において、45は圧力測定装置である。
この圧力測定装置45は、蒸気タービン2、3、4に設
け、そのタービン翼での圧力を測定し、その測定結果を
後述する流量調整制御装置46に信号として出力するも
のである。46は流量調整制御装置である。この流量調
整制御装置46は、前記圧力測定装置45と温度測定装
置24とボイラ排ガスバイパス流量調整ダンパ31とに
それぞれ接続し、前記タービン翼の圧力を監視しなが
ら、復水器6の出入口での循環水22、23の温度差Δ
Tに基づいて前記ボイラ排ガスバイパス32側へのガス
流量を調整制御するものである。すなわち、排気再燃コ
ンバインドプラントにおいては、タービン抽気が減少す
ると、タービン翼に加わる圧力が増加する。このことに
よるタービン翼の破損を防止するために、前記流量調整
制御装置46は、圧力測定装置45の測定値に基づい
て、タービン翼にかかる圧力が制限値を越えないよう
に、ボイラ排ガスバイパス流量調整ダンパ31の開度を
制御して、タービン抽気量を制御するものである。な
お、上述のタ−ビン翼への圧力が制限値を超えない制約
の元で、復水器循環水の出入口温度差ΔTを制御するロ
ジックとし、上記制約では、復水器循環水の出入口温度
差ΔTが設定値を超えてしまう場合には、蒸気タ−ビン
発電機の出力を減少させる。
【0030】この第5の発明の実施例は、以上の如き構
成からなるものであるから、上述の第2の発明の実施例
のものと同様の作用効果を達成することができる。特
に、この実施例のものは、圧力測定装置(蒸気タービン
翼段落圧力測定装置)45により、蒸気タービン翼段落
圧力を監視しながら蒸気タービン翼の破損等を防止する
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、復
水器循環水の出入口温度差ΔTを測定して給水加熱器側
の復水の流量とエコノマイザ側の復水の流量とを制御す
る運転をするものであるから、復水器循環水の出入口温
度差ΔTを監視しながら、蒸気タ−ビンによる発電出力
を下げることなく排気再燃コンバインドサイクル運転が
可能である。
【0032】また、第2の発明は、復水器循環水の出入
口温度差ΔTを測定してボイラ排ガスバイパスガス量を
調節し、エコノマイザでの回収熱量を制御する運転をす
るものであるから、復水器循環水の出入口温度差ΔTを
監視しながら、蒸気タービンによる発電出力を下げるこ
となく排気再燃コンバインドサイクル運転が可能であ
る。しかも、流量調整制御手段が測定手段の測定した結
果に基づきガス流量調整手段を制御し、給水加熱器に対
する蒸気タービンからの抽気量を増大すると共に、蒸気
タービンの復水器への排気量を減少させるので、構造及
び運転方法が簡単である。
【0033】さらに、第3の発明は、復水器循環水の出
入口温度差ΔTを測定してボイラ排ガスバイパスガス量
を調節し、エコノマイザでの回収熱量を制御し、かつ、
ボイラ排ガスバイパスに熱交換器を設け、通風機との併
用運転をするものであるから、復水器循環水の出入口温
度差ΔTを監視しながら、蒸気タ−ビンによる発電出力
を下げることなく排気再燃コンバインドサイクル運転が
可能である。しかも、煙突入口ガス温度を下げることが
できる。
【0034】さらにまた、第4の発明は、蒸気タ−ビン
抽気を蒸気源とする復水器ラジエタ冷却方式の別置蒸気
タ−ビンを備えたものであるから、復水器循環水の出入
口温度差ΔTを監視しながら、蒸気タ−ビンによる発電
出力を下げることなく排気再燃コンバインドサイクル運
転が可能である。しかも、別置蒸気タ−ビン発電機によ
る発電出力増加が図れる。
【0035】さらにまた、第5の発明は、復水器循環水
の出入口温度差を測定してボイラ排ガスバイパスガス量
を調節し、エコノマイザでの回収熱量を制御し、かつ、
それと協調して蒸気タ−ビン翼の圧力測定をフィ−ドバ
ックさせた運転をするものであるから、蒸気タ−ビン翼
段落圧力監視と復水器循環水の出入口温度差の監視を協
調させた排気再燃コンバインドサイクル運転が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示したシステム構成図
【図2】図1の第1の発明に使用される流量調節制御装
置の制御特性図
【図3】第2の発明の一実施例を示したシステム構成図
【図4】図3の第2の発明に使用される流量調整制御装
置の制御特性図
【図5】第3の発明の一実施例を示したシステム構成図
【図6】第4の発明の一実施例を示したシステム構成図
【図7】第5の発明の一実施例を示したシステム構成図
【符号の説明】
1…ボイラ、2…高圧蒸気タ−ビン、3…中圧蒸気タ−
ビン、4…低圧蒸気タ−ビン、5…蒸気タービン発電
機、6…復水器、7…脱気器、8…高圧給水加熱器、9
…低圧給水加熱器、10…蒸気タ−ビン抽気、11…高
圧低温エコノマイザ、12…低圧低温エコノマイザ、1
3…復水流量調節弁、14…給水流量調節弁、15…復
水、16…給水、17…低圧低温エコノマイザ入口復
水、18…低圧低温エコノマイザ出口復水、19…高圧
低温エコノマイザ入口給水、20…高圧低温エコノマイ
ザ出口給水、21…蒸気タービン排気、22…復水器入
口循環水、23…復水器出口循環水、24…温度測定装
置、25…ガスタ−ビン、26…ガスタ−ビン発電機、
27…ガスタ−ビン排ガス、28…ボイラ排ガス、29
…煙突、30…高圧低温エコノマイザ出口排ガス、31
…ボイラ排ガスバイパス流量調節ダンパ、32…ボイラ
排ガスバイパス、33…エアヒ−タ、34…押込通風
機、35…調節弁制御装置、36…オリフィス、37…
流量調節制御装置、38…高圧蒸気ヘッダ、39…低圧
蒸気ヘッダ、40…別置の蒸気タ−ビン、41…別置の
蒸気タ−ビン発電機、42…別置の蒸気タ−ビン用復水
器、43…別置のラジエタ、44…ラジエタ循環水、4
5…圧力測定装置、46…流量調整制御装置。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する工程
    と、該測定した温度差の大きさに基づき、給水加熱器及
    びエコノマイザに対する復水器からの復水の分配量を調
    整し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量を
    増大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量を減
    少させる工程とを有すること を特徴とする排気再燃コン
    バインドプラントの運転方法
  2. 【請求項2】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する工程
    と、該測定した温度差の大きさに基づき、ボイラからエ
    コノマイザに供給される排ガス量と、エコノマイザに対
    しボイラから供給される排ガスの一部をバイパスさせる
    バイパス量とを調整し、給水加熱器に対する蒸気タービ
    ンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復水
    器への排気量を減少させる工程とを有すること を特徴と
    する排気再燃コンバインドプラントの運転方法
  3. 【請求項3】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する工程
    と、該測定した温度差の大きさに基づき、ボイラからエ
    コノマイザに供給される排ガス量と、エコノマイザに対
    しボイラから供給される排ガスの一部をバイパスさせる
    バイパス量とを調整し、給水加熱器に対する蒸気タービ
    ンからの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復水
    器への排気量を減少させる工程と、前記バイパスさせる
    排ガスにより、ボイラに送風される空気を昇温させる工
    程とを有すること を特徴とする排気再燃コンバインドプ
    ラントの運転方法
  4. 【請求項4】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する工程
    と、該測定した温度差の大きさに基づき、給水加熱器に
    対する蒸気タービンの抽気の一部を取り込む蒸気ヘッダ
    と、該蒸気ヘッダにより得られた抽気蒸気を動力源とし
    て駆動する別置の 蒸気タービンとの間の抽気量を調節
    し、別置の蒸気タービンに対する抽気量を増大すると共
    に、前記蒸気タービンの復水器への排気量を減少させる
    工程とを有すること を特徴とする排気再燃コンバインド
    プラントの運転方法
  5. 【請求項5】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定すると共
    に、蒸気タービンのタービン翼での圧力を測定する工程
    と、該測定した圧力が制限値を越えない範囲であってか
    つ測定した温度差の大きさに基づき、ボイラからエコノ
    マイザに供給される排ガス量と、エコノマイザに対しボ
    イラから供給される排ガスの一部をバイパスさせるバイ
    パス量とを調整し、給水加熱器に対する蒸気タービンか
    らの抽気量を増大すると共に、蒸気タービンの復水器へ
    の排気量を減少させる工程とを有すること を特徴とする
    排気再燃コンバインドプラントの運転方法
  6. 【請求項6】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する測定手
    段と、復水器から給水 加熱器に供給する復水流量とエコ
    ノマイザに供給する復水流量との分配量をそれぞれ調整
    する流量調整装置と、前記測定手段の測定温度差の大き
    さに基づき流量調整装置を制御し、給水加熱器に対する
    蒸気タービンからの抽気量を増大すると共に、蒸気ター
    ビンの復水器への排気量を減少させる流量調整制御手段
    とを有すること を特徴とする排気再燃コンバインドプラ
    ト。
  7. 【請求項7】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する測定手
    段と、前記配管系統の分岐部に設けられ、かつ給水加熱
    器及びエコノマイザに対する復水を一定比率で供給する
    手段と、ボイラの排ガス系統にエコノマイザと並列に接
    続されたボイラ排ガスバイパス管と、そのボイラ排ガス
    バイパス管に設けられたガス流量調整手段と、前記測定
    手段の測定した結果に基づきガス流量調整手段を制御
    し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量を増
    大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量を減少
    させる流量調整制御手段とを有すること を特徴とする排
    気再燃コンバインドプラント。
  8. 【請求項8】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器の冷却用である循環水の復水器出入口の温度差を
    測定する測定手段と、前記配管系統の分岐部に設けら
    れ、かつ給水加熱器及びエコノマイザに対する復水を一
    定比率で供給する手段と、ボイラの排ガス系統にエコノ
    マイザと並列に接続されたボイラ排ガスバイパス管と、
    そのボイラ排ガスバイパス管に設けられたガス流量調整
    手段と、ボイラに燃焼用の空気を送風する送風手段と、
    ボイラ排ガスバイパス管を通る排ガスを熱源とし、前記
    送風機からボイラへ送風される空気を昇温させる熱交換
    手段と、前記測定手段の測定した温度差の大きさに基づ
    き、ボイラからエコノマイザに供給される排ガス量と、
    エコノマイザに対しボイラから供給される排ガスの一部
    をバイパスさせるバイパス量とを調整し、給水加熱器に
    対する蒸気タービンからの抽気量を増大すると共に、蒸
    気タービンの復水器への排気量を減少させる流量調整制
    御手段とを有すること を特徴とする排気再燃コンバイン
    ドプラント。
  9. 【請求項9】 ガスタービンと、そのガスタービンから
    の排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、そのボ
    イラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気タ
    ービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水す
    る復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排す
    る循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源と
    して前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、前
    記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボイ
    ラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温する
    エコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると共
    に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及びエ
    コノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有す
    る排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する測定手
    段と、給水加熱器に対する蒸気タービンの抽気の一部を
    取り込む蒸気ヘッダと、該蒸気ヘッダからの抽気蒸気を
    動力源として駆動する別置の蒸気タービンと、該別置の
    蒸気タービン及び蒸気ヘッダ間に設置され、別置の蒸気
    タービンに対する抽気量を調整する流量調整手段と、前
    記測定手段の測定温度差の大きさに基づき流量調整手段
    を制御し、別置の蒸気タービンに対する抽気量を増大す
    ると共に、前記蒸気タービンの復 水器への排気量を減少
    させる流量調整制御手段とを有すること を特徴とする排
    気再燃コンバインドプラント。
  10. 【請求項10】 ガスタービンと、そのガスタービンか
    らの排ガスを燃焼用空気として利用するボイラと、その
    ボイラにより得られた蒸気を動力源として駆動する蒸気
    タービンと、蒸気タービンで仕事をし終えた蒸気を復水
    する復水器と、復水器に対し冷却用として循環水を給排
    する循環水系統と、前記蒸気タービンからの抽気を熱源
    として前記復水器からの復水を昇温する給水加熱器と、
    前記ボイラの排ガス系統の途中位置に設置され、かつボ
    イラ排ガスを熱源として前記復水器からの復水を昇温す
    るエコノマイザと、前記復水器からの復水を分岐すると
    共に、該分岐したそれぞれの復水を前記給水加熱器及び
    エコノマイザに導いて互いに合流させる配管系統とを有
    する排気再燃コンバインドプラントにおいて、 復水器循環水の復水器出入口の温度差を測定する測定手
    段と、蒸気タービンのタービン翼での圧力を測定する圧
    力測定手段と、該圧力測定手段による測定圧力が制限値
    を越えない範囲であってかつ前記測定手段の測定した温
    度差の大きさに基づき、ボイラからエコノマイザに供給
    される排ガス量と、エコノマイザに対しボイラから供給
    される排ガスの一部をバイパスさせるバイパス量とを調
    整し、給水加熱器に対する蒸気タービンからの抽気量を
    増大すると共に、蒸気タービンの復水器への排気量を減
    少させる流量調整制御手段とを有すること を特徴とする
    排気再燃コンバインドプラント。
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