JP2681662B2 - 寝具用マット - Google Patents

寝具用マット

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JP2681662B2 JP63192164A JP19216488A JP2681662B2 JP 2681662 B2 JP2681662 B2 JP 2681662B2 JP 63192164 A JP63192164 A JP 63192164A JP 19216488 A JP19216488 A JP 19216488A JP 2681662 B2 JP2681662 B2 JP 2681662B2
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Description

【発明の詳細な説明】 人が横臥するとき、体形の違いや仰臥、側臥など姿勢
の変化で寝具と体の接触する個所やその圧力が変わる
が、特定の個所が、圧迫されて血行を悪くしたり、筋肉
を疲れさせることは避けられない。特に体力の衰えた寝
たきりの患者は、姿勢の変換が容易でないので、血行障
害の外に湿気や不潔さも加わって、臀部などに床ずれ症
状を起し易く、患者の苦痛、看護や治療は容易でない。
又健康人であっても就寝時の姿勢不良により骨格や筋
肉を痛めるなど通常の就寝時間程度でも傷害は多発して
いる。
他方、整骨や、指圧、マッサージ療法などでは姿勢の
矯正や、押圧による刺激などによって血行をよくし疲れ
を直すなどが行われている。
本発明は、横臥時における圧力の局部集中と、圧迫時
間の連続を回避するため、受圧装置とその圧力の変換を
制御することによって病人にあっては床ずれの傷害を予
防し、更に他の効用としては就寝時の姿勢不良から起る
不具合を予防するのみでなく接極的に筋肉や、神経の疲
労回復を計ることのできる寝具を提供するものである。
次に、図面により本発明の実施例を説明する。
ベットの床板13(第5図)上には、4本のパイプ1,
1′,2,2′が床板13とほぼ同形状の4角形をなすよう
に、接手3,3′,4,4′により接続して配置されている
(第3図)。
なおこの場合、パイプ2,2′は、パイプ1,1′と非連通
状に接続され、T字状をなす接手4,4′には、パイプ1,
1′ならびにパイプ5,5′が連通状に接続されている。
パイプ1とパイプ1′との間には途中に多数の膨出部
7′を突設した弾性チューブ7が、多数並設される。そ
してこの多数の並設された弾性チューブ7のうち、第3
図において上方から奇数番目のもの(A−1、A−2、
A−3、…「A系列」という)と偶数番目のもの(B−
1、B−2、B−3、…「B系列」という)とは、それ
ぞれ1つのグループを構成する。すなわち奇数番目のも
のは、パイプ1′と連通するがパイプ1とは非連通であ
り、また偶数番目のものはパイプ1と連通するパイプ
1′とは非連通となっている。具体的には、非連通部に
は盲栓11がパイプ1′に設けた連通部6′内に設けられ
(第5図)るが、連通部には、盲栓11は設けられていな
い。
そして各パイプ5,5′は切換弁25(これの詳細な構造
は後述)を介して高圧空気源Pと低圧空気源Lに連って
いる。
第8図は切換弁25の1例を示すものであって、ボデー
40内にスプール44がバネ45により右方に押圧された状態
で摺動自在に設けられている。前部カバー42を貫通して
設けられた押杆46の左端はスプール44の端面に当接しま
た右端にはカム50が当接する。ボデー40のスプールに対
向する個所に開口する5つの通路のうち、両側の通路40
1と405とは低圧空気源Lに連り、中央の通路403は高圧
空気源Pに連る。また通路402はパイプ1にまた通路404
はパイプ1′に連っている。なお43はスプール背圧防止
孔、41はカバー、47はヒンジレバー、48はピン、49はナ
ットである。
第8図に示したプール44の位置では、スプールの中央
部はバルブボデーの中央の高圧流入用の通路403を完全
に塞いており、通路401と402,404は共に通気の位置にあ
るため、通路402と404と接続している弾性チューブ7の
A系列もB系列もすべてが低圧状態にある。
第9図の状態はスプール44が第8図の状態より左方に
移動し、高圧の通路403とA系列の通路404が通気し、低
圧の通路401とB系列の通路402とが通気している。その
ために弾性チューブ7のA系列が高圧、B系列が低圧と
なる。
同様に第8図のスプール44の位置に対し第9図と反対
側にスプール44が移動すると弾性チューブ7のA系列が
低圧、B系列が高圧となる。
そして、スプリング45で常に右方に付勢されているス
プール44の右端をプッシュロット46を介してr1,r2,r3
半径部を有するカム50を回転させることによって、弾性
チューブのA系列、B系列、に対し「A,B共に低圧」、
「A高、B低」、「A低、B高」の3様の圧縮空気を送
ることが出来る。またその切換の速さはカム50は間欠回
転させるパルスモーターを制御することによって、振動
的な速いものから時間単位の遅いものまで任意のものが
得られる。
また、第7図は空気圧の制御回路の1例を示すもので
あって、20はコンプレッサ等の空圧源を示し、21は閉止
弁、22はフィルタである。また23は高圧用圧力調整弁、
23′は低圧用圧力調整弁、25が前述の切換弁であり、27
はカム50を駆動する制御用パルスモータであり、24,2
4′はそれぞれ圧力計である。
また空気回路には、閉止弁28、絞り弁29、空調器30を
介して寝具内に空気を供給する回路60が付設されてい
る。
次に作動を説明する。
コンプレッサ20を駆動して高圧と低圧の圧力空気を切
換弁のPとLに供給して、切換弁25を操作することによ
り、次の表に示すような、3ステップの作動を得ること
ができる。
ここで重要なことは、1から3に切換える場合も3か
ら1に切換える場合も、何れの場合も2の「低圧」、
「低圧」を経由して行われる点である。
なお、本装置において、スプール44の移動にカム50を
使用した切換後次の切換まで通電を必要としないためで
あり、またカム50を制御するのにパルスモーターを使用
したのは、普及が著るしく、最も信頼性があり高級な制
御が可能なためであり、場合によっては低位のモーター
でもよいし、また必ずしもモーターでなければならぬも
のでもない。
さらに詳述するに、空気源20より供給される圧縮空気
は、閉止弁21が開いているとフィルタ22を通り高圧用圧
力調整弁23、低圧用圧力調整弁23′に分岐されて流入し
ここを通過後それぞれの圧力計24,24′で検出される。
なお高圧、低圧のそれぞれの圧力の設定は弾性チューブ
の伸び、使用者の体形、体重などに合成使用始めに調整
する。フィルター22の後分岐された回路60については後
述するがここでは閉止弁28は閉止されたものとする。
高圧、低圧、に分岐された圧縮空気は、切換弁25を介
して弾性チューブ7に流入するのが圧縮空気の圧力によ
って弾性チューブの膨出部の内部の圧力は異り膨張によ
る直径差も出来る。
即ち低圧時の弾性チューブが第5図でXとすれば、高
圧時は膨張してYとなり底板13からの高さに差を生ず
る。
切換弁25はA系列(第3図の奇数番目のチューブ)、
B系列(同偶数番目のチューブ)の弾性チューブに対し
前述のように「A低圧、B高圧」「A,B共に低圧」「A
高圧、B低圧」の3つの態様がカム50をパルスモーター
27で回転制御することで得られるから、第1図(A)の
様に本装置のA系列、B系列上に人が横臥し、A,B系列
を前記のステップ2、即ち何れも低圧、低圧、とした場
合、すべての弾性チューブは切換弁25で接続された圧縮
空気であるため第10図に示すように人体との接触曲面と
その部分の圧力に応じて色々の変形をした状態で釣合
う。
この状態で次にA又はB何れか一方の系列の弾性チュ
ーブ群を高圧に切り換えると、高圧側は第11図点線で示
す様に膨張し、高圧側の弾性チューブ群で殆んどの体重
を支えることになる。と同時に高圧側の弾性チューブ群
は空圧回路が連続であるため接触圧に応じた変形を行
い、圧力の大きい所ほど扁平となり受る圧力の分散が行
われて釣合う。
実際使用の場合には、本装置の弾性チューブの上面に
は毛布とか敷フトンなどの置き横臥するので更に圧迫は
分散され圧力は軽減される。又、高圧側の弾性チューブ
群で大部分の負荷を支えることになると、低圧側の弾性
チューブ群の負荷が軽減されるので、その分だけ膨張
し、人体や、敷フトンなどの膨張を加味して考えると、
補助的には軽負荷で支える事になる。
上記の様に受圧力の変動の受圧個所の変更が行なわれ
るのであるがそれを整理すると次の様になる。
このような制御はカム50は、パルスモーターなど制御
用モーターを、タイマー,シーケンス,マイコン,など
普辺化されている。制御手法で希望する所定のプログラ
ム通りに間欠回転制御することによって、自動制御する
ことも出来るし、或いは状況のゆるす人は簡略化してカ
ム軸を手動で回転させてもよい。
自動制御の場合は切換頻度は振動的高頻度から長い間
隔まで任意のプログラム制御が出来るから音楽のリズム
に合せたり、一定の時間の繰返し切換えや、切換開始や
自動停止など希望に合せた制御が容易に出来る。
次に第7図において閉止弁28、絞り弁29、空調器30
は、寝たきりの患者などの場合に寝具内が湿気その他で
不潔となるときに使用される。即ち弾性チューブとその
上にかぶせた敷フトンとの間には小さな空間が多数あ
り、更に圧縮空気を常時使用するので必要なときに閉止
弁28を開いて弾性チューブと敷フトンとの間に清掃で乾
燥した空気やこれにオゾンなど治療効果のある気体を添
加して送風し換気するものである。尚この時温度調節を
すれば更に理想的である。
以上述べた本器の特徴と効果を要約すると 1. 横臥時における圧迫個所は体形、寝姿、が変っても
自動的に分散され従って局部の圧迫力は大巾に軽減され
る。
2. 圧個所の位置の変換は押圧効果を生じそのため血行
をよくし筋肉の疲労やこりを回復させる。
なお付加的効果は次のようである。
1. 適当なマイコンなどによる切換制御によってリズム
カルな押圧制御が出来気分転換が行なえる。
2. 管理された送風によって寝具内の換気を行うため患
者は快適であり床ずれなどの予防にも有効である。
3. 看護の労力が大巾に節減出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)は横臥の略図,(C)は床ずれの
略図、第2図は弾性チューブの側断面図、第3図は本発
明に係るマットの平面図、第4図(A)は変形例の側断
面図、第4図(B)は第4図(A)のX矢視図、第5図
は第3図のY−Y線断面図、第6図は弾性チューブの配
置斜視図、第7図は回路図、第8図は切換弁の側断面
図、第9図は切換弁の第8図とは異なった作動位置の側
断面図、第10図は弾性チューブ7が体の曲面と重量によ
って変形し釣合った図(の一部想像図)、第11図はA,B
系列全部低圧からA,Bのどちらか一方の系列のみ高圧に
した場合第10図が変化した想像図である。 1,1′……パイプ、2,2′……パイプ 7……弾性チューブ、20……コンプレッサ 27……パルスモータ、25……切換弁 50……カム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドの床板上に、途中に通気によって膨
    出する多数の膨出部を突設し且つ空気洩出口を一切有し
    ない弾性チューブを多数、配管の間に、一方のみを連通
    させて並設し、この多数の並設された弾性チューブを複
    数の群に分け、同一群に所属する弾性チューブは共通の
    配管に各々連通し、各配管と圧力空気供給源との間に切
    換弁を設け、この切換弁は、圧力空気供給源から供給さ
    れる高圧および低圧の圧力空気のうちから選択された圧
    力空気を前記各配管に切換え供給するものであって、各
    群に所属する弾性チューブ内の空気圧をそれぞれコント
    ロールするようにしてなること、を特徴とする寝具用マ
    ット。
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JPH09183507A (ja) * 1995-06-01 1997-07-15 Toshiba Corp 搬送装置及び移動作業装置の移動駆動機構
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