JP2681309B2 - 目標に向かって移動するミサイルを感知するためのシステム - Google Patents

目標に向かって移動するミサイルを感知するためのシステム

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JP2681309B2
JP2681309B2 JP2506356A JP50635690A JP2681309B2 JP 2681309 B2 JP2681309 B2 JP 2681309B2 JP 2506356 A JP2506356 A JP 2506356A JP 50635690 A JP50635690 A JP 50635690A JP 2681309 B2 JP2681309 B2 JP 2681309B2
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ケンブリッジ・コンサルタンツ・リミテッド
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    • F41J5/00Target indicating systems; Target-hit or score detecting systems
    • F41J5/12Target indicating systems; Target-hit or score detecting systems for indicating the distance by which a bullet misses the target
    • GPHYSICS
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    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、目標に向かって移動するミサイルの接近
を感知するためのシステムに関するものであり、より特
定的には(しかし、排他的ではなく)、システムの検査
のために目標に接近するミサイルの軌道およびはずれ距
離を決定するためのシステムを関するものである。この
ようなシステムは一般的に「スコアリングシステム(sc
oring system)」と呼ばれる。ミサイルは、空対空ミサ
イル、地対空ミサイル、および海対空ミサイルのような
いかなる高速発射体でもあり得る。目標は、静止してい
る、空中の、または水上のものであり得るが、好ましく
は航空機、戦車または他の移動する運搬具である。
発明の背景 無線送信に依存するいくつかのスコアリングシステム
が今までに開発されている。これらは、ミサイルが受動
的反射器すなわち散乱器として働く場合、ミサイルおよ
び目標の両方の上に装置を必要とするシステム(協働シ
ステムと呼ばれる)と、全く目標上だけに適合されるシ
ステム(非協働システムと呼ばれる)とに分割され得
る。この発明は非協働システムに関するものである。
米国特許第4057708号は、航空機の形式の目標に対す
るミサイル軌道の最小はずれ距離および三次元座標を測
定する既知の非協働システムを開示する。このシステム
は40ナノ秒の持続期間を有するパルスを使用する。各送
信パルスは連続的な継続発振信号をゲートゲーティング
することによって抽出され、したがってこの送信パルス
はいくつかの発振からなる。ミサイルによって反射され
るパルスは航空機の受信器によって受信されるが、ミサ
イルの存在の正確な探知は不可能である。これは、第1
に航空機の外皮からの反射によるマルチパス効果のため
であり、第2に機首の垂直安定板または尾翼のようなミ
サイル上の多数の散乱部と受信信号とを正確に識別する
ことが困難だからである。送信パルスの性質からはこれ
らの異なる特徴部の解像は可能でない。
発明の開示 この発明に従って提案される、目標に向かって移動す
るミサイルの接近を感知するためのシステムが提案さ
れ、このシステムは、連続する送信パルスを送信するた
めの目標上の送信手段と、ミサイルによって反射される
パルスを受信するための目標上の受信手段と、連続する
時間ウィンドの間受信手段で受信される反射パルスをサ
ンプリングするための目標上のゲート手段とを含む。時
間ウィンドウの各々は、対応する送信パルスの送信時刻
に関して、当該パルスが送信手段からミサイルまでの予
め定められた距離を進みかつそこから受信手段に戻るの
に対応する予め定められた時間遅延だけ、遅延される。
それによて受信手段からのサンプリングされた信号が、
予め定められた時間遅延に対応するレンジで目標を取囲
む概念エンベロープ内へのミサイルの侵入または概念エ
ンベロープからのミサイルの離脱を示す。このシステム
はさらに、サンプリングされた信号に応答し、ミサイル
の接近を計算する処理手段を含む。送信手段は、パルス
の周波数帯域幅において、各送信パルスが、有効送信出
力がないレベルから出力ピークまで急上昇することによ
り始まり、かつ急降下することにより、時間軸上で実質
的に単一の無線周波数サイクルをなすように送信パルス
を発生し、その結果、サンプリングされた信号によっ
て、ミサイルからの反射パルスが表わされるようにする
ためのパルス発生手段を含む。反射パルスは有効出力レ
ベルでない反射は表わさない。
このエンベロープは焦点として送信手段および受信手
段を有する楕円体であることが理解される。
各送信パルスは、好ましくは4ナノ秒より短い持続期
間を有し、各パルスはパワーピークまで急上昇した後、
急降下し、対向する極性のパワーピークに向かって上昇
を続け、その結果パルス全体は実質的に正弦形をなす。
この発明に従った最も簡単なシステムにおいて、送信
手段は単一の送信器を含み、受信手段は単一の受信器を
含む。このシステムはスカラ結果を与える。すなわちミ
サイルが概念エンベロープに突入したかどうかを感知す
るが、それ以上の空間的突入位置に関する情報は与えな
い。ベクトル結果を与えるシステム、すなわち三次元表
示のレンジを与えるシステムは、目標上の異なる位置に
置かれる少なくとも3つの受信器を必要とする。このよ
うなシステムはミサイルの軌道および最小のはずれ距離
を計算することができる。実際のベクトルシステムはあ
る程度の冗長性を導入するために通常は最低限の値であ
る3つよりも多くの受信器を有する。以下に説明する好
ましい実施例は2つの送信器を含み、その各々は、対応
する4つの受信器のグループと協働する。
ゲート手段は好ましくはゲートパルスを発生し、受信
手段で反射パルスをサンプリングする。ゲートパルスは
極めて短い持続期間(典型的には700ピコ秒のオーダ)
であり、ミサイルの予め定められた範囲に対応する予め
定められた時間遅延後発生されるように正確に時間決め
される。ミサイルからの直接反射は常にマルチパス信号
の前に受信手段に到着する。これにより、サンプリング
された信号が極めて短い持続期間の送信パルスの処理ピ
ークの直接反射から生じる応答に先立って応答を示すこ
とはないという事実と併せて、マルチパスの問題を回避
し、ミサイルの異なる部分からの反射の解像を可能にす
る。
この発明に従ったシステムは添付の図面の図1ないし
19を参照して例示によってこれより説明される。
図1は、2つの送信器および8つの受信器を有する目
標の航空機に適用されるシステムを図式的に示す。
図2は、2つの送信器によって送信されるパルスを示
す。
図3は、図2と比較した標準レーダパルスを示す。
図4は、マルチパス効果がいかにして起こるかを示
す。
図5は、この発明のシステムがいかにマルチパスの問
題を克服するかを示す。
図6は、各送信パルスの周波数に対する相対的出力の
プロットである。
図7は、航空機上のシステムの部分のブロック回路図
である。
図8は、2つの送信器の1つと、8つの受信器の1つ
とを示すブロック回路図である。
図9は、代表的受信器での反射パルスのレンジゲート
を示すタイミング図である。
図10は、受信器からの出力信号がいかに処理されるか
を示す。
図11は、理想的なミサイル「サイン(signatur
e)」、すなわちミサイルから反射された信号を示す。
図12は、2つの受信器の各々の4つのレンジゲートか
らの出力を示す。
図13は、1つの送信器と協働する3つの受信器に関す
る3つの領域ゲートエンベロープを示す。
図14は、地上のシステムの部分を示す。
図15は、1群のレンジゲートエンベロープに交差する
ミサイルトラックを示す。
図16は、図16aないし16dからなるシステムのブロック
図である。
好ましい実施例の詳細な説明 このシステムは、システムを検査するために目標航空
機10(図1)に接近するミサイルの軌道およびはずれ距
離を決定する。このシステムは非協働的であり、航空機
10には2つの送信器12および14と8つの受信器16、18、
20、22、24、26、28、および30とが備えられている。送
信器12は航空機の機体の頂上に取付けられ、4つの受信
器16、18、20および22と協働して航空機10の上の半球を
監視する。送信器14は航空機の機体の底面に取付けら
れ、4つの受信器24、26、28および30と協働して航空機
10の下の半球を監視する。各送信器12または14は連続す
る電磁パルスを送信し、これはミサイルが接近するとミ
サイルによって反射され、その反射パルスは対応する群
の4つの受信器によって検出される。受信器によって検
出された信号はしたがって、ミサイルの軌道を表わし、
この情報は図1の34に示されるように遠隔測定送信器32
によって、地上局40へハードワイヤリング38によって結
合される地上配置された遠隔測定受信器36に送信され
る。
図2は、42で送信器12によって送信されるパルスと、
44で送信器14によって送信されるパルスとを示す。パル
ス42および44は同一であるが、(発信元の送信器に関す
る曖昧さを避けるために)インターリーブされる、すな
わち交互のシーケンスで送信される。各パルス42または
44は2ナノ秒の持続期間を有し、連続パルスの間に250
ナノ秒の時間Tがある。
各送信パルス42または44は本質的には1サイクルの正
弦波であり、本来図6のような出力スペクトルを有する
が、46で示されるような不連続性はない。このスペクト
ルの個々の部分は図6の46で示される遠隔操作制御フィ
ルタリングのような他のシステムの干渉を避けるために
フィルタされる。パルス反復周波数はその適用に従って
1MHzないし10MHzに変化される。
各送信パルス42または44の重要な特性は、パルスの持
続期間がミサイル上の(機首および機尾のような)多数
の散乱器を解像するために十分に短く、かつマルチパス
を解像するために十分に短いということである。波形の
最初のピークはこのピークの前の(パルスの周波数帯に
おける)いかなるエネルギと比較しても極めて大きく、
これによってもこのシステムは典型的なレーダーパルス
(図3)から異なっており、それによっていかなる受信
信号もこの1サイクルのエネルギから発しているとして
明確に規定される。
図3は、図2と対比するための典型的なレーダーパル
スを示す。このパルスは50の主パルスピークの前の領域
48に有効な送信出力を有する。図3の送信パルスが連続
発振を有するため、受信パルスはマルチパス干渉および
ミサイルの異なる部分からの解像されない反射によって
引き起こされる混乱したピークである。
図4におよび5は、この発明がマルチパスの問題をい
かに克服するかを1つの送信器12および1つの受信器22
を有する航空機10の簡略化された例示において示す。送
信パルス52は、各々図2の42で示される形状を有し、ミ
サイル54から反射され、受信器22によって受信される反
射信号56を形成する。破線58はマルチパスの例を示し、
ミサイルからの信号は受信器22に到達する前に航空機10
の水平尾翼60によって反射される。各パルス42または44
が極めて短い持続期間を有すること、およびパルスがほ
ぼ単一サイクルであって、その帯域幅において時間軸上
で有効出力のないレベルからパワーピークへ急上昇する
という事実によって、多重反射による信号を解像するこ
とが可能になり、かつミサイル上の異なる部分(たとえ
ば機首および機尾)からの反射を解像することが可能に
なる。
たとえば図5は、ミサイルの機首からのパルスの反射
によって引き起こされる第1の領域62で、かつミサイル
の機尾からのパルスの反射によって引き起こされる第2
の領域64で、かつミサイルの機首および機尾のそれぞれ
からのマルチパス反射によって引き起こされるさらなる
領域66および68で著しい振幅を有するようなこの発明の
理想的な受信信号を示す。
このシステムの空輪装置、すなわち航空機10上の装置
は図7に図式的に示される。
2つの送信器12および14の各々に関連するのは、4つ
の受信器16、18、20および22、ならびに24、26、28およ
び30のアンテナである。上部トランシーバ70は上部送信
器12によって送信されるパルスを発生し、上部受信器1
6、18、20および22によって受信された4つの波形を処
理する。下部トランシーバ72は下部送信器14ならびに下
部受信器24、26、28および30に関して類似の機能を行な
う。
上部トランシーバ70はタイマシーケンサ82(図8)内
のマスタクロックを含む。マスタクロックは反復方形波
を発生し、その立ち上がり縁は上部トランスミッタ12を
トリガし、パルス42を発生する。反復方形波は下部トラ
ンシーバ72のタイマシーケンサにも与えられ、方形波の
下降縁は下部送信器14をトリガし、パルス44を発生す
る。
2つのトランシーバ70および72からの処理データはデ
ータフォーマッタ74を通過し、そこでデジタル化され、
直列データストリームに組立てられ、互いに協働して図
1の送信器32と均等の機能を実現する遠隔測定アンテナ
78および80によって地上に送信するために遠隔測定パッ
ケージ76に送られる。
図8は各トランシーバ70または72の構成を示す。
個々のトランシーバ70または72は、安定した発振器に
よって送信パルス発生器84を反復的かつ規則的にトリガ
するタイマシーケンサ82によって制御される。送信パル
スは帯域消去フィルタ86によってフィルタされ、航空機
システムの干渉を防止する。フィルタされたパルスは送
信器12(または14)のアンテナによって送信される。各
受信器(たとえば16)が受信する信号は遠隔操作制御信
号を除去するためにフィルタされ(この場合400MHzで20
MHzの広域フィルタ88)、ハイパスまたはローパスフィ
ルタ90および92によって300MHzないし1000MHzへの帯域
限定信号となる。この信号は94で増幅され、それぞれの
レンジゲートまたはサンプラ96、98、100および102にお
いてパルス送信後の正確な遅れでゲート手段によってサ
ンプリングされる。この例ではタイマシーケンサによっ
て規定されるあるサンプリングの瞬間に、レシーバごと
に4つのサンプラが存在する。サンプリングされた波形
は104でローパスフィルタされ、フォーマッタ74へ送ら
れる。
図8に示されるように、破線境界106内の成分は8つ
の受信器の各々ごとに一回、すなわち8回反復される。
トランシーバの動作は、2つの送信器12および14の各
々に対する1つの受信器の連続イベントを示す図9から
理解される。送信後の4つのサンプリングパルスの遅延
は航空機の設備に依存する。この例では、レンジゲート
は各連続サンプリングパルスの間の50ナノ秒の時間間隔
に対応して7.5m、15m、22.5mおよび30m名目レンジであ
る。2つの送信の間の間隔は送信器14からの送信前にレ
ンジ4で送信器12からの信号を受信する必要条件によっ
て決定される。図示されるサンプリング過程は与えられ
る送信器に関連する4つの受信器の各々のために反復さ
れる。それゆえ、送信器12からの各送信パルス42のため
に、4つの受信器16、18、20および22の各々から4つの
信号があり、送信器14からの各送信パルス44のために、
4つの受信器24、26、28および30の各々から4つの信号
があり、合計32信号を作る。
サンプラ96は、送信器12からのパルス42の送信から45
0ナノ秒の予め定められた遅延後、第1のサンプリング
パルス(図9のレンジ1に示される)発生する。この遅
延は送信器12からミサイルへのパルス、さらにミサイル
から対応の受信器への反射パルスの経路である合計15メ
ートルにわたるパルスに対応する。それゆえこのサンプ
リングパルスの時間持続期間の間の受信器での反射パル
スの受信は、楕円体の形状の焦点として送信器および受
信器を含む概念エンベロープまたは外郭をミサイルが突
き抜けたことを意味する。残りのサンプリングパルス
(レンジ2、レンジ3、およびレンジ4)は、より大き
い概念エンベロープまたは外郭に対応する、より長い時
間遅延(100、150および200ナノ秒)でサンプラ98、100
および102によって発生される。各々の場合、サンプリ
ングパルスは正確に時間決めされ、短い持続期間(700
ピコ秒)であり、その結果ミサイルからの反射パルスの
受信はサンプリングパルスの極めて短い時間ウィンドの
間明確に解像され、かつ送信パルス後のサンプリングパ
ルスの時間遅延(50、100、150または200ナノ秒)に対
応する予め定められたエンベロープをミサイルが突き抜
けると確実に検出され得る。4つのゲートパルスの類似
シーケンスが受信器14によるパルス44の送信からの類似
する時間遅延の後発生される。
図10を参照すると、2つのトランシーバ70および72か
らの2x16音声周波数出力(前述の32信号から抽出され
る)がフォーマッタに送られ、信号コンディショナによ
ってフィルタされかつ増幅され、それによって信号は±
5ボルトの間にあり、個々のチャネルはアナログ−デジ
タル変換器に送られ、10ビットデジタルワードに変換さ
れる。これらのワードは直列ビットストリームにフォー
マット化されて図7の遠隔測定パッケージ76に供給され
る。
図11は、機首および機尾のそれぞれからの別々の散乱
波形を有する理想的なミサイルサインを示す。波形の持
続期間および間隔はミサイルの長さに依存し、図示され
る場合はおよそ2メートル長のミサイルのものである。
図12は、2つの受信器の各々に対する4つのレンジゲ
ート(5、10、15、および20メートル)からの出力を示
す。特徴的な双曲線がミサイルの接近および後退を囲ん
でいる。図示される記録は高分解能レーダがミサイルの
散乱から分解する著しいマルチパスエコーを示す。第12
の左縁61はミサイルがスコアリング帯に到着する前の瞬
間に対応する。ミサイルはまずRx3 20mの63で探知さ
れ、続いてより短いレンジ65、67および69において探知
される。機首および機尾からの別々の反射を71および73
に見ることができる。この信号の中間部はマルチパス75
に対応し、その後ミサイルは各レンジゲート77、79、8
1、および83を順に離れる。
図13は、1つの送信器12および3つの受信器16、18お
よび20を有する簡略化されたシステムを示す。各受信器
および送信器は焦点として送信器および受信器を有する
楕円形の概念エンベロープまたは外郭112、114および11
6をそれぞれ規定する。各外郭は対応する受信器の特定
のレンジゲートに対応する。ミサイル54が外郭を突き抜
けるまでレンジゲートで信号はみとめられない。
図示されるレンジゲートに加えて他のレンジおよび他
の受信器のレンジゲートを設けることにより、航空機を
取囲む32個のレンジゲートの外郭が設定され、ミサイル
がその軌道によって決定されるシーケンス(図5を参
照)でこれらを横切る。
図14は、遠隔測定受信器36および地上局40の構成要素
を示す。
遠隔測定データはダウンリンク受信器118およびそれ
とまったく同一の受信器120で受信され、解読される。
(両方の受信器118および120からのデータはすべてその
後の分析のためにHDDRテープ122に記録される。)デー
タの流れはフレームシンクロナイザ124によって分析さ
れ、これはフレーム同期ワードを検出し、データをフレ
ームに分解する。受信チャネルの1つはシステムのため
にgo/no go表示を与える実時間システムヘルス(healt
h)モニタ128によって監視するためにソースセレクタ12
6によって選択される。レンジインタフェース130は時
間、発射イベントおよび音声通信のような記録システム
にレンジデータを多重化する。
分析するためにデータはDMAインタフェース制御装置1
32を介して再生され、データはクイック・ルック(Quic
k Look)プロセッサ134のメモリに書込まれる。クイッ
ク・ルック・プロセッサ134はデータをチャートレコー
ダ136に印刷し(8つの受信器の各々の図12のピクチャ
ーのシーケンス)、試験の迅速な評価を可能にする。
このデータはトラック再構成設備による詳細な分析の
ためにコンピュータ互換可能テープ138に送信される。
図15において、ミサイルトラック140はシステムの種
々のレンジゲートに対応する一群のエンベロープを横切
るように示されている。重要な点は、異なる受信器に関
するレンジゲートの横断が同時には起こらないというこ
とである。ミサイルの軌道はその出発点および速度が、
観測されたレンジゲート交差時間を発生するように選択
された直線として近似される。ミサイルの(機首および
機尾のような)別々の特徴部が検出されると、これらの
異なる特徴部は同じ速度で移動し、これらの点の間の長
さはほぼ物理的長さの値となる。
したがって、このアルゴリズムは次の関数を最小にす
る。
この式において、 xi 検出時の、検出されたミサイルの特徴部の位置 P ミサイルから反射されたパルスを送信した送信器
の位置 R 検出を行なう受信器の位置 d 検出を行なうレンジゲートのレンジ || || ベクトルのユークリッドノルム である。
この合計はミサイルのすべての検出について行なわれ
る。
図16は、ブロック形式でシステムのシーケンスを示
す。図16aを参照すると、パルスの発生142は2MHz周波数
での2ナノ秒パルスの発生(図8の84)に対応する。14
4でのフィルタリングは航空機システムと干渉する周波
数スペクトルの部分を取除き、図8のフィルタ86に対応
する。送信146は対応する送信器12または14からのパル
スのシーケンスの放射であり、反射148はミサイルから
の反射である。受信150は対応する受信器による受信で
あり、フィルタリング152は図8のフィルタ88、90およ
び92に対応する(無人機遠隔コマンドのような)干渉源
を拒絶する。増幅154は図8の増幅器94の処理に対応
し、サンプリング156は図8の96、98、100および102で
行なわれるレンジゲートサンプリングに対応する。
図16bを参照すると、フィルタリング158は帯域外のノ
イズを拒絶し(フィルタ104に対応する)、変換160は信
号をアナログからデジタルフォーマットに変換する(フ
ォーマッタ74におけるアナログからデジタル変換に対応
する)。フォーマッティング162は直列ビットストリー
ム32の受信チャネルからのデータの収集を含み、暗号化
164は地上局へ送信するデータを準備する。これらの信
号は、166で変調され、168で増幅された後図1の機能34
に対応する170で地上送信される。
図16cを参照すると、データは図1の遠隔測定受信器3
6によって地上で受信される(172)。残りの機能は地上
で実行され、図16cおよび16dのブロックの説明に示され
るとおりである。
説明されるシステムはミサイルのピッチおよび偏揺角
も測定し、それは(機首および機尾のような)ミサイル
の2つの独立した散乱部の航跡から抽出される。
説明されたシステムはより多くのレンジゲートをシス
テムに加えたことによって曲線軌道を測定するように拡
大できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニール,クリストファー・スコット イギリス、シー・ビー・5 0・エイ チ・エヌ ケンブリッジシャー、バーウ ェル、アビー・クローズ、ザ・ホール (番地なし) (72)発明者 リチャードソン,アラン・トレーバー イギリス、シー・ビー・1 3・ピー・ エックス ケンブリッジ、マドラス・ロ ード、7 (56)参考文献 特開 昭52−139397(JP,A) 特開 昭57−175267(JP,A) 特開 昭58−111775(JP,A) 特公 昭62−47259(JP,B2)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標に向かって移動するミサイルの接近を
    感知するためのシステムであって、 連続する送信パルスを送信するための目標上の送信手段
    と、 ミサイルによって反射されるパルスを受信するための目
    標上の受信手段と、 対応する送信パルスの送信時刻に関して、当該パルスが
    前記送信手段からミサイルまでの予め定められた距離を
    進みかつそこから前記受信手段に戻るのに対応する予め
    定められた時間遅延だけ、その各々が遅延される連続す
    る時間ウィンドの間に、前記受信手段で受信される反射
    パルスをサンプリングし、それによって前記受信手段か
    らのサンプリングされた信号が、前記予め定められた時
    間遅延に対応するレンジで目標を取囲む概念エンベロー
    プ内へのミサイルの進入または概念エンベロープからの
    ミサイルの離脱を示すようにするための、目標上のゲー
    ト手段と、 サンプリングされた信号に応答して、ミサイルの接近を
    計算する処理手段とを含み、 前記送信手段は、 パルスの周波数帯域幅において、各前記送信パルスが、
    有効送信出力のないレベルから出力ピークまで急上昇す
    ることにより始まり、かつ急降下することにより、時間
    軸上で実質的に単一の無線周波数サイクルをなすように
    前記送信パルスを発生し、その結果、サンプリングされ
    た信号によって、ミサイルからの反射パルスが表わされ
    るようにするためのパルス発生手段を含む、 目標に向かって移動するミサイルの接近を感知するため
    のシステム。
  2. 【請求項2】各パルスは4ナノ秒よりも短い時間持続期
    間を有する、請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】各パルスはパワーピークへの前記急上昇の
    後、急降下し、対向する極性のパワーピークまで上昇を
    続け、その結果パルス全体が実質的に正弦形である、請
    求項1または2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】前記ゲート手段は前記時間ウィンドに対応
    する持続期間を各々有するゲートパルスを発生する、請
    求項1〜3のいずれかに記載のシステム。
  5. 【請求項5】各ゲートパルスは実質的に700ピコ秒の持
    続期間を有する、請求項4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】前記ゲート手段は前記受信手段で反射パル
    スのサンプリング動作を複数の異なる時間遅延で行な
    い、それによって前記受信手段からサンプリングされた
    信号がそれぞれの時間遅延に対応する大きさを有する複
    数の概念エンベロープへのミサイルの進入または当該複
    数の概念エンベロープからのミサイルの離脱を示す、請
    求項4または5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】前記送信手段は単一の送信器を含み、前記
    受信手段は単一の受信器を含む、請求項1〜6のいずれ
    かに記載のシステム。
  8. 【請求項8】前記単一の送信器および前記単一の受信器
    が同じ位置に置かれるか、または互いに近接して置か
    れ、それによってそのエンベロープまたは各々エンベロ
    ープが前記送信器および前記受信器を中心にした球形ま
    たは球形に極めて近い形である、請求項7に記載のシス
    テム。
  9. 【請求項9】受信手段は目標上の異なる位置に置かれる
    複数の受信器を含み、各受信器は同一の送信器と関連
    し、各々は各時間遅延に関して対応する概念エンベロー
    プへの上昇を与える、請求項1〜6のいずれかに記載の
    システム。
  10. 【請求項10】送信手段は目標上の異なる位置に置かれ
    る2つの送信器を含み、2つの送信器からの送信パルス
    はインターリーブされ、それによってパルスが交互のシ
    ーケンスで送信器から発生される、請求項1〜6または
    9のいずれかに記載のシステム。
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