JP2680970B2 - 一連の横フレームと縦梁とから成る支持骨組を持った飛行船 - Google Patents

一連の横フレームと縦梁とから成る支持骨組を持った飛行船

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JP2680970B2
JP2680970B2 JP4082153A JP8215392A JP2680970B2 JP 2680970 B2 JP2680970 B2 JP 2680970B2 JP 4082153 A JP4082153 A JP 4082153A JP 8215392 A JP8215392 A JP 8215392A JP 2680970 B2 JP2680970 B2 JP 2680970B2
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クラウス、ハーゲンローハー
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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    • B64B1/00Lighter-than-air aircraft
    • B64B1/06Rigid airships; Semi-rigid airships
    • B64B1/08Framework construction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64BLIGHTER-THAN AIR AIRCRAFT
    • B64B1/00Lighter-than-air aircraft
    • B64B1/58Arrangements or construction of gas-bags; Filling arrangements
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮力を発生する浮揚ガ
ス室および飛行船にとって必要な構造群に対する支持骨
組であって、一連の横フレームとそれらの間に設けられ
た縦梁とから成り外側を外被で覆われている支持骨組を
有し、この支持骨組を長手方向区域に細分している横フ
レームが尖端を上に向けた等辺三角形の形で配置された
3本の横梁から成り、それらの角の点が縦梁を横梁に結
合する節点として形成され、更に長手方向区域の中に形
成され2本の横梁と2本の縦梁とにより境界づけられた
四角形平面が2本の対角線上を延びる引張りリンクを有
し、膨らますことができかつ再び空にできる可撓性の空
気室が制御目的で設けられているような飛行船に関す
る。
【0002】
【従来の技術】飛行機構造の発達にも拘わらず今日にお
いて、まだ、飛行船の出動に関して有利に解決しなけれ
ばならない特別な課題がある。これは例えば、飛行船が
目的地の上をゆっくりと巡行するか、さもなければ、そ
の課題を解決するために長期間にわたってその場に固定
したままにしようとするときに当てはまる。
【0003】冒頭に述べた形式の支持骨組付きの飛行船
は硬式飛行船とも呼ばれている。硬式飛行船は明らかに
技術的な利点を有しているが、今日においてこの硬式飛
行船はしばしば採用されず、その代わりに非常に小形で
安価ないわゆる圧力式飛行船が利用されている。硬式飛
行船としての形成は、一般的に骨組構造として形成され
た横リングおよび縦フレームにより特に作業に経費がか
かり、支持骨組の重量が大きくなる。硬式飛行船の利
点、即ち外被内の圧力が降下した場合でも制御が可能で
ある点および少ない燃料消費量で高い走行速度が得られ
る点は、上述した構造的経費のために、所定の非常に大
きな浮揚ガス容積、例えば約25000m以上の硬式
飛行船でしか得られない。従って、実際には圧力式飛行
船しか利用されない。
【0004】しかし圧力式飛行船にも大きな欠点があ
る。即ち、この圧力式飛行船は外被内に圧力損失が生じ
た時もはや制御ができなくなり、その不格好な形状のた
めに抵抗値が大きく、走行速度が小さく燃料消費量が多
く、かつ、強風あるいは荒天のような気象条件によって
その出動は著しく制限される。支持骨組が存在しないこ
とにより駆動装置は必然的にゴンドラに取り付けられ
る。これによりゴンドラには大きな騒音および振動が生
ずる。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願第401874
9.7号には、硬式飛行船および圧力式飛行船の利点を
それらの欠点が生じないように結合することが提案され
ている。そこには支持骨組に対して新しい形状が提案さ
れている。この支持骨組は構造重量を著しく低減し、こ
の理由から小さな浮揚ガス容積の飛行船にも硬式飛行船
の既成特性を与える。この構造方式を利用することによ
って、従来の一般的な骨組構造に比べて構造物重量は約
半分に低減される。従って、この構造方式は約1200
0mの浮揚ガス容積の小さな飛行船にも採用できる。
これによって小さな飛行船でも上記利点が得られる。小
さな飛行船も支持骨組により流線型を有するので、この
場合も大きな走行速度が得られ、更に万一浮揚ガス室に
圧力損失が生じても十分に安全性が保たれる。
【0006】公知の硬式飛行船の場合に外被の外側形状
がリング状あるいは多角形状の横フレームによって固定
して与えられているので、外被は個々の環状ベルトの形
に円周に設けられ張られねばならない。続いて互いに隣
接する環状ベルトは相互に結合される。完成した外被の
内部に一連の浮揚ガス室が配置される。しかし、この提
案された硬式飛行船と圧力式飛行船との組み合わせの場
合、環状ベルトを持ったかかる構造は、外被によって形
成された浮揚ガス室しか存在しておらず、不利である。
支持骨組の三角形構造物への環状外被部分の組立は、外
被部分が断面円形に膨らまされる浮揚ガス包被を形成す
るように行われ、これは実行し難い。更にその場合、例
えば点検目的のために飛行船の内部に入り込むことが困
難である。
【0007】圧力式飛行船において制御する目的で必要
な場合に膨らまされ、再び空にできる空気室いわゆる空
気房が一般に使用されている。このことは浮揚ガス包被
の内部にこの空気室を配置することを条件づける。その
場合この空気室は一般に浮揚ガス包被の飛行船ゴンドラ
側の部分に取り付けられる。この制御空気室の組み込み
は先に提案されている支持骨組を利用する際にはその外
側形状のために不可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記ドイツ連
邦共和国特許出願第4018749.7号の改良に関
し、その目的は、飛行船外被の製造および組立を容易に
し、飛行船外被の内部における制御空気室の有効な個所
への組み込みを可能にし、かつ、点検修理のために飛行
船外被の中に入り込めるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明によれ
ばこの目的は、冒頭に述べた形式の飛行船において、船
首から船尾まで延び外被全周を形成する少なくとも3つ
の外被セグメントが設けられ、それらの互いに隣接する
2つの外被セグメントの側縁が飛行船の全長にわたって
相互にかつ縦梁の外側面に固定され、外被セグメントが
飛行船の浮揚ガス室を外側に対して境界づけ、浮揚ガス
が充填された状態において飛行船の形状を決定する外被
を共に形成し、飛行船の前部および後部にそれぞれ、三
角形底辺に付属され対角線引張りリンクが張られた四角
形平面の上に載せられ膨らまされた状態において支持骨
組の断面三角形を充填する制御空気室が配置されている
ことによって達成される。
【0010】本発明によれば、浮揚ガス室を外側に対し
て境界づけ浮揚ガスが充填された状態において飛行船の
形状を決定する外被は、船首から船尾まで延びる少なく
とも3つの外被セグメントから予め製造されている。外
被セグメントは一緒に外被円周を完全な円形にしてい
る。その場合、個々の外被セグメントはそれらの側縁が
飛行船の全長にわたって相互にかつ縦梁の外側面に長手
方向に張って取り付けられ、外被セグメントの側縁間の
結合個所は縦梁への固定個所と一致している。円周方向
において外被セグメントは弛んだままである。飛行船が
浮揚ガスで充填されてはじめて、外被セグメントは張っ
た状態となり、飛行船の横断面を円形にする。
【0011】制御する目的で飛行船の前部および後部に
それぞれ、飛行船外被の内部および横フレームと縦梁に
より形成された三角形複合体の内部に、1つの可撓性の
制御空気室が次のように配置されている。即ち、これが
完全に膨らまされた状態において支持骨組の断面三角形
を充填し、その全面が完全に浮揚ガスで取り囲まれてい
るように配置されている。従って、制御空気室はその内
部に形成された圧力をその周りを包囲する浮揚ガスに伝
達し、その場合、充填された状態において制御空気室の
側面がそれぞれ、横フレームと縦梁との間に形成された
四角形平面にあるいはその対角線引張りリンクに十分に
接触する。この制御空気室の配置は、支持骨組の三角形
底辺に付属された基礎面の上に簡単に固定することを可
能にし、制御空気室の残りの部分は膨らませる際および
空にする際にその内圧に応じて自由に横フレームと縦梁
とから形成された支持骨組の内部を動くことができ、即
ち、その可撓性により広げられたり折り畳まれる。支持
骨組の内部における制御空気室の配置は、制御空気室の
容積を支持骨組の内部においてその長さを種々に選択す
ることによっていろいろな要件に適合することを可能に
する。特に制御空気室の全容積は飛行船全容積の約4分
の1から3分の1の範囲にある。飛行船外被を個々の外
被セグメントに分割することによって、長手縫合部、従
って縦梁における結合部を釈放することによって、飛行
船内部に、従って制御空気室にも簡単に接近することが
できる。同様に例えば搬送目的で飛行船外被および支持
骨組を完全に分解することもできる。
【0012】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0013】図1にはその外被が一部除去されている飛
行船が示されている。飛行船の内部に支持骨組の一部が
見えている。飛行船の長手方向に船首から船尾まで互い
に間隔Aを隔てて複数の横フレームが設けられている。
これらの横フレームは横梁Q1,Q2,Q3から成り、
これらの横梁は正三角形をしており、その尖端を上に向
けて配置されている。各横フレームの相対する角点は縦
梁L1,L2,L3によって互いに結合されている。こ
れにより支持骨組の三角構造物が生じ、その長手方向に
連続する縦梁は飛行船の胴体面の外側輪郭を形成する。
それぞれ2本の縦梁と2本の横梁とにより一区画にわた
り形成される四角形平面は対角線上に引張りリンクDが
張られ、これによって支持骨組に良好な強度が与えられ
ている。支持骨組の長手区域Aは飛行船の長手方向にお
いて種々の長さにできる。かかる支持骨組は上述のドイ
ツ連邦共和国特許出願第4018479.7号に詳しく
記載されており、これは本発明の基礎となっているもの
と仮定する。
【0014】図1にはゴンドラGおよび飛行船尾翼Wも
示されている。更に船首の近くにおいて支持骨組の内部
に第1の種類の可撓性空気室K1が見えている。この空
気室K1は膨らまされた状態において支持骨組の三角形
に接触し、横側境界部となっている四角形平面にはその
対角線の引張りリンクDが内側から接触している。飛行
船外被は3つのセグメントS1,S2,S3から成り、
これらのセグメントはそれぞれ複数の細長い帯板で構成
されている。これらのセグメントを同形に予め製造する
際、必要な立体的な湾曲は帯板の裁断および接合によっ
て決定される。膨らまされた状態においてセグメントS
1,S2,S3は飛行船のあらゆる横断面個所で断面円
形となる。予め製造された各セグメントはその側縁が接
合され、例えばセグメントS1とS3が飛行船外被の縦
縫合部N1を形成する。この長手縫合部は図1において
太線で示されている。同じようにセグメントS1とS2
が長手縫合部N2を、セグメントS2とS3が縫合部N
3をそれぞれ形成する。縫合部N3は図1では隠れてい
て見えない。
【0015】図2には3つの外被セグメントS1,S
2,S3が展開図で示されている。各セグメントは横線
で示されているように一連の細長い帯板あるいはバンド
で構成されている。その際に形成されるセグメントの立
体的な湾曲は展開図では分からない。セグメントS1な
いしS3の互いに並んで位置する側縁S13とS31は
製造した場合に縫合部N1の形に接合される。同じよう
に縫合部N2はセグメントS1ないしS2の側縁S12
とS21の接合によって、縫合部N3はセグメントS3
ないしS2の側縁S32とS23の接合によって生ず
る。外被を予め製造した場合に1つの縫合部(好適には
縫合部N2)は開いたままである。そのように予め製造
された飛行船は支持骨組の上に全部被せられ、その場合
縫合部は対応した縦梁の長手方向に延びる。
【0016】この実施例において、横フレームに対して
それぞれ正三角形の横梁Q1,Q2,Q3が設けられて
おり、従って、支持骨組の三角形構造物は横断面が正三
角形をしている。このために図2に示されている3つの
セグメントはすべて同じ寸法をしている。勿論、正三角
形の代わりに二等辺三角形を利用することもできる。そ
の場合には2本の横梁は同じ長さであるが、残りの1本
の横梁は異なった長さを有している。そのためには同じ
ように異なった幅の外被セグメントが必要である。これ
により外被セグメントの予製造ないし接合済み外被セグ
メントの設置が害されることはない。重要なことは、常
に縫合部が船首から船尾まで縦梁の上を延びていること
だけである。勿論、製造する際に必要な場合にセグメン
トを細分することもできる。
【0017】図3(a)および図3(b)を参照して飛
行船外被の組立について説明する。支持骨組の三角形構
造物に対してここでは正三角形の形状が選択されてい
る。従って、3つの外被セグメントS1,S2,S3は
すべて同じ形状をしており、飛行船外被のあらゆる横断
面個所において図2のY−Y線に沿う断面図のように円
形となる。図3(a)は横梁Q1,Q2,Q3から成る
横フレームを示している。横フレームの角には縦梁L
1,L2,L3が接続されている。図3(a)から分か
るように、組立の最初の工程において予製造された外被
の縫合部N1が長手方向においてその縦梁L1の上に緊
張して張られ固定される。同じようにして縫合部N3が
縦梁L3の上に張られる。しかし、この組立工程におい
て外被セグメントはその横方向において弛緩したままで
あり、上述の四角形平面の縦梁間を弛んで延びている。
縦梁L2に沿った縫合部N2はまだ開いたままである。
支持骨組上に張られた外被セグメントの緩い形状は図3
(a)においてセグメントS1,S2,S3の波うった
経過によって示されている。それぞれの外被セグメント
を構成する個々の帯板も図3(a)に示されており、詳
しくは各セグメントに点をつけて示されている。上述し
たように、各外被セグメントは異なった幅にすることも
できる複数の帯板から成っている。
【0018】まだ開いている縫合部N2を通して支持骨
組の内部に入り込むことができ、そこで組み込みなどを
行うことができる。すべての内部作業が終了した後、縫
合部N2が最後の縫合部として閉じられる。これは、両
外被セグメントS1,S2の両側縁S12,S21が結
合され、縦梁L2に固定されることによって行われる。
【0019】図3(b)には図3(a)における支持骨
組の横断面がもう一度示されており、外被セグメントS
1,S2,S3も示されている。この場合、外被、即ち
浮揚ガス袋が完全に膨らまされ張られて、これによって
飛行船の横断面が円形をするものと仮定する。外被を膨
らますことによって飛行船全体に対して良好な補強が生
ずる。接合されたセグメントS1,S2,S3は、大気
圧よりも僅かしか大きくない内圧がかかっている唯一の
浮揚ガス室しか形成していない。このことによって支持
骨組の複合体全体は補強され、更に支持骨組は、導入さ
れる多くの力が外被によって受けられるので、負荷軽減
される。飛行船外被を縦梁に沿って支持骨組に結合する
ことによって、外被に作用する全空力は支持骨組に伝達
される。外被自体は大気圧および内圧によってしか荷重
されない。自重、推進力、案内尾翼力などによるすべて
の荷重は支持骨組によって直接受けられる。支持骨組は
内圧を支える飛行船外被によって支援される。きゃしゃ
な横梁および縦梁は外被における引張り応力ないし膜応
力によって同様に主に引張り荷重を受け、即ち、横梁お
よび縦梁において生ずる圧縮応力は外被における引張り
応力と重畳され、これによって相殺されるか減少され
る。従って、運転中に支持骨組は僅かしか荷重されず、
極めて軽量に設計できる。
【0020】図4における飛行船の垂直断面図には再び
長手区域Aが示されている。この長手区域Aがどんな場
合でも同じ長さである必要がないことを重ねて述べてお
く。縦梁の外側フランジは湾曲した経過を有しているの
で、有害な角をもたない良好な流線型が得られる。各区
域に付属され2本の縦梁と2本の横梁との間に位置する
四角形平面は対角線引張りリンクDを備えている。飛行
船の船首近くと船尾において三角形の支持構造物の内部
に第1の種類の可撓性空気室(制御空気室)K1が組み
込まれている。これらの空気室K1は横線のハッチング
で示されている。各制御空気室は膨らますための装置、
例えば送風機Vを有している。更に各制御空気室の内圧
を大気圧に対して所定の圧力に調整し一定に維持する働
きをする調節器Rが示されている。なお、制御空気室K
1の長手寸法は必ずしも飛行船の各長手区域Aの長さと
一致させる必要はなく、制御空気室K1の必要な容積に
応じて短くあるいは長くできる。好適には制御空気室K
1の容積は飛行船の全容積の約4分の1から3分の1で
ある。その制御空気室は支持骨組の内部において底面四
角形の対角線引張りリンクの上に載っている。事情によ
っては必要な場合に、この底面四角形に制御空気室K1
に対する支持用敷板として網Zが設けられる。制御空気
室K1は、これが完全に膨らまされた状態において三角
形の支持骨組の自由な横断面を充填するように構成され
ている。空の状態において制御空気室K1は自動的に折
り畳まれ、細長いパックとして対角線引張りリンクDの
上にあるいはそこに設けられた網Zの上に置かれる。更
に、支持骨組内において空気室が不本意に長手方向に移
動することを阻止するそれ自体公知の固定要素が、空気
室の底に設けられる。更にまた図6において符号Bで示
した固定要素によって固定され、制御空気室K1が底面
から持ち上がることが避けられる。
【0021】図5(a)には膨らまされた状態の制御空
気室K1が断面図で示されている。図5(b)ないし図
5(c)には部分的に空にされた制御空気室K1′が示
されている。この制御空気室の作用は公知であり、以下
に簡単に説明する。
【0022】図6は図4に類似して飛行船の水平断面を
上から見て示している。ここでも制御空気室K1は横線
のハッチングで示されている。更に制御空気室に対する
下側敷板としての上述した網Zが示されている。制御空
気室自体は飛行船の浮揚ガスの中に完全に埋め込まれ、
これによって取り囲まれている。
【0023】制御空気室K1の他に第2の空気室K2が
設けられている。この空気室K2は第1の空気室K1に
類似して支持骨組の残りの内部範囲に配置されている。
第2の空気室K2の空にされ折り畳まれた状態は図4に
二重の破線で示されている。第1の空気室K1は飛行船
を制御するために必要とされているが、第2の空気室K
2は専ら浮揚ガス袋の充填過程あるいは放出過程を実施
するために設けられている。この理由から第2の空気室
K2は、空にされた状態において容易に折り畳めかつほ
んの僅かな重量しかない軽い袋から成っている。この場
合、例えば軽いフィルム・織物・薄層物が対象とされ、
これによって軽量化が図れる。
【0024】飛行運転に対して、飛行船は意図する所定
の例えば2300mの飛行高度に対して飛行船がその全
容積の80%まで浮揚ガスで充填されるものと仮定す
る。各制御空気室K1は圧力調整用送風機Vおよび圧力
調整弁を介して大気圧に比べて約5バールほど高い圧力
にされ、調節器Rによってこの圧力レベルに一定に維持
される。制御空気室K1は、例えばその容積の2/3が
充填されている。制御空気室K1の内圧はその袋を介し
て浮揚ガスに与えられる。従って、制御空気室K1によ
って、例えば飛行船の船首が荷重された際前部の制御空
気室K1における圧力が減少されることによって、飛行
船の前後の重量のバランスが図られる。これによって前
部の制御空気室K1が縮小され、後部の制御空気室K1
はその容積分だけ増大される。もし必要ならば、それ自
体自動的に進行するこのバランス過程は、実際には安全
上から送風機Vを利用することによって内圧を一定に維
持することに関連して保護される。これによって両制御
空気室K1の容積の大きさが異なり、飛行船全長にわた
って制御空気室K1のそばを浮揚ガスが自由に移動する
ことによって、浮揚ガスが押し退けられ、飛行船の他の
部分に移動される。従って、浮力の中心は制御空気室K
1の制御によって細かに変化させられる。
【0025】飛行運転の際に大気圧に対して4〜5バー
ルほど高い上述した内圧は一定に維持される。飛行高度
を増加する場合、外被内の浮揚ガスが膨張され、その場
合制御空気室K1から空気が押し退けられる。所定の飛
行高度において制御空気室K1が完全に空にされたと
き、即ち押しつぶされたとき、許容高度あるいは許容飛
行高度が得られる。図5(a)には制御空気室K1が完
全に充填された状態が概略的に示されている。図5
(b)は所定の飛行高度における状態を示しており、こ
こでは浮揚ガスの膨張によって制御空気室K1は既に部
分空気室K1′に折り畳まれている。このようにして所
望の飛行高度に到達した際に制御空気室K1が完全に空
になることが分かる。
【0026】飛行船を浮揚ガス例えばヘリウムで充填す
る過程は特別な方法で行われる。ヘリウムと空気との混
合は避けねばならない。この目的のために図4および図
6に関連して上述した第2の空気室K2が必要である。
まず全部の空気室K1,K2が空の状態で支持骨組の自
由空間内部に配置され、上述したように長手方向の動き
およびその設置面からの浮き上がりに対して固定され
る。続いてこれらの空気室K1,K2は空気で完全に充
填され、支持骨組の横断面三角形の内部室が完全に充填
される。それから支持骨組を取り囲む飛行船外被からそ
の中に存在する空気が吸い出され、その場合、外被は縦
梁と横梁との間に形成された上述の四角形境界面に従っ
て、空気室K1,K2に外側から接触する。そこで浮揚
ガスが飛行船外被の中に注入され、その場合第2の制御
空気室K2から空気が外に漏出する。従って完全に充填
された状態において、飛行船外被の中には浮揚ガスだけ
が存在し、空気により汚染されることはない。第2の空
気室K2は完全に空にされ、上述の四角形設置面の上に
折り畳まれ、飛行船はその最終的な形状となる。そして
制御空気室K1によって前後のバランスおよび飛行準備
が実施される。
【0027】図5(c)には図5(b)と異なった制御
空気室K1の有利な実施例が示されている。図5(b)
は上述したように、大気圧が小さい場合に制御空気室K
1の容積がその際に増大する浮揚ガスの容積により小さ
な容積(K1′)になることを示している。その場合、
支持骨組における空気室K1の包被は下向きに三角形底
辺に降下し、不規則に折り畳まれる。これを避けて規則
的な貯蔵を実現するために、図5(c)に基づいて制御
空気室K1はその三角形底辺と反対側が弾性保持リンク
Hによって支持骨組に吊り下げられている。この保持リ
ンクHは例えばゴムロープで作られ、縦梁L1に取り付
けられる。大気圧が小さい理由から制御空気室が空にな
る上述の過程において、図5(c)に明らかに示されて
いるように、制御空気室の包被はその両側部分が曲線経
過に沿って規則的に折り畳まれる。勿論、支持骨組への
制御空気室の吊下げは図示した実施例に限定されるもの
ではなく、例えばその上側範囲における横フレームや対
角線引張りリンクのような種々の構造部品および懸架装
置も利用できる。制御空気室への保持リンクの固定も類
似した種々の方法で行われる。
【0028】次に図7から図9を参照して外被セグメン
トの縦梁への固定方式、外被セグメント相互の結合およ
び縫合部の形成について詳細に説明する。
【0029】図7は縦梁L1に対する実施例を示してい
る。縦梁L1の外側フランジは平らな板1の形をしてい
る。外被セグメント(ここではS1,S3)の固定は粘
着テープ2および2本の結合シートバー3を介して行わ
れる。これらの結合シートバー3間に外被セグメントS
1,S3の側縁が挟み込まれ、縫合部N1を形成する。
外被セグメントを縦梁L1の外側フランジ1に結合する
ために粘着テープ2に代わって、別の結合手段例えば面
ファスナも採用できる。後者の結合方式は、縫合部N1
を再び簡単に外せるという利点を有する。いずれの場合
も縫合部N1はその長手方向にぴんと張られ、外被の円
周方向に続いている外被セグメントの区域は弛んでお
り、浮揚ガスで外被を膨らますことによりはじめて外被
に張りが与えられる。両外被セグメントS1,S3の結
合は、縫合部N1をその全長にわたって気密にする図示
した結合シートバー3によって行われる。
【0030】図8は図7の構造に類似し平らな外側フラ
ンジ1を持った縦梁L1を断面図で示している。セグメ
ントS1,S3の側縁は結合シートバー3間に挟み込ま
れ、密封縫合部N1を形成する。図7の実施例と異なっ
て、両外被セグメントにそれぞれ長手方向に通して延び
る織布4が取り付けられている。これらの織布4は、括
り着けひも5によって縦梁L1に沿って括り着けを行え
るようにするために、目孔を有している。場合によって
は内側の結合シートバー3と織布4との結合(図示せ
ず)も行える。この結合部も必要な場合に再び分解でき
る。
【0031】図9も互いに隣接する外被セグメントS
1,S3および縦梁L1の分解可能な結合部を示してい
る。この場合、各外被セグメントS1ないしS3の側縁
はコード6によって補強された縁部範囲を有している。
縦梁L1の外側範囲は平らな外側フランジの代わりに厚
肉部11を備えており、これは両外被セグメントS1,
S3に対してそれぞれコード6を収容するための溝7を
有している。コード6をこの溝7に嵌め込んだ後、溝7
に対応した溝が設けられコード6を覆う締付け板8が、
縦梁L1の厚肉部11の上に被せられ、ここに分解可能
な結合9例えばボルト結合により固定される。
【0032】この最後に述べた固定方式は、特に、例え
ば図3の実施例において組立の際に最後に閉じられる縫
合部N2を形成するためと、点検修理のために容易に分
解できることにより飛行船の内部室の中に特に簡単に入
り込めるようにするために有利である。
【0033】場合によっては縫合部をより一層密封する
ために、補助的なシール部分10が利用される。上述し
た3つの固定方式を組み合わせることも勿論考えられ
る。
【0034】
【発明の効果】飛行船の外被を十分に予め製造し断面三
角形の支持骨組の上に設置する上述の方式(長手方向に
おける張りおよび固定だけが必要であり、外被は組立中
において円周方向には弛んで延びている)は、飛行船全
体の組立を単純化し、飛行船の強度特性を向上する。地
上における充填過程並びに飛行中における制御と前後の
バランスは極めて簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく飛行船の外被が一部除去された
状態の斜視図。
【図2】飛行船外被の展開図。
【図3】図2のY−Y線に沿った支持骨組と外被の断面
図。
【図4】本発明に基づく飛行船の垂直断面図。
【図5】それぞれ図4のX−X線に沿った飛行船の制御
空気室の異なった充填状態の断面図。
【図6】本発明に基づく飛行船の水平断面図。
【図7】飛行船の縦梁への外被セグメントの固定構造の
断面図。
【図8】飛行船の縦梁への外被セグメントの異なった固
定構造の断面図。
【図9】飛行船の縦梁への外被セグメントの更に異なっ
た固定構造の断面図。
【符号の説明】
S1,S2,S3 外被セグメント L1,L2,L3 縦梁 Q1,Q2,Q3 横梁 K1,K2 制御空気室 D 対角線引張りリンク B 保持リンク V 送風機 R 調整器 Z 網 1 縦梁のフランジ 4 織布 5 括り着けひも 6 コード 7 溝 8 締付け板 11 厚肉部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮力を発生する浮揚ガス室および飛行船の
    支持骨組であって、一連の横フレームとそれらの間に設
    けられた縦梁とからなり外側を外被で覆われている支持
    骨組を有し、この支持骨組を飛行船の長手方向区域に細
    分している横フレームが、尖端を上に向けた等辺三角形
    の形で配置された3本の横梁からなり、それらの角の点
    が縦梁を横梁に結合する節点として形成され、さらに長
    手方向区域の中に形成され2本の横梁と2本の縦梁とに
    より区画された四角形平面が2本の対角線上を延びる引
    張りリンクを有し、膨らますことができ、かつ再び空に
    できる可撓性の空気室が制御目的で設けられているよう
    な飛行船において、 船首から船尾まで延び外被全周を形成する少なくとも3
    つの外被セグメント(S1,S2,S3)が設けられ、
    それらの互いに隣接する2つの外被セグメント(S1,
    S3;S3,S2;S2,S1)の側縁(S12,S1
    3;S31,S32;S23,S21)が飛行船の全長
    にわたって相互にかつ縦梁(L1,L2,L3)の外側
    面に固定され、外被セグメント(S1,S2,S3)が
    飛行船の浮揚ガス室を外側に対して区画し、浮揚ガスが
    充填された状態において飛行船の形状を決定する外被を
    ともに形成し、飛行船の前部および後部にそれぞれ三角
    形底辺に付属され対角線引張りリンク(D)が張られた
    四角形平面の上に載せられ膨らまされた状態において支
    持骨組の断面三角形を充填する制御空気室(K1)が配
    置されていることを特徴とする一連の横フレームと縦梁
    とからなる支持骨組を持った飛行船。
  2. 【請求項2】制御空気室(K1)に無関係に膨らますこ
    とができかつ再び空にできる第2の空気室(K2)が前
    記第1の制御空気室(K1)の設定位置以外の部分に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の飛行船。
  3. 【請求項3】飛行船外被が船首から船尾まで延びる唯一
    の浮揚ガス室を形成していることを特徴とする請求項1
    又は2記載の飛行船。
  4. 【請求項4】全面的に浮揚ガスで取り囲まれた制御空気
    室(K1)が全て膨らまされた状態において飛行船全容
    積の約4分の1から3分の1の容積を占めていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の飛
    行船。
  5. 【請求項5】第1の制御空気室(K1)および第2の空
    気室(K2)が三角形底辺に付属された四角形平面にお
    いて固定要素(Z;B)によって固定されていることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の飛
    行船。
  6. 【請求項6】制御空気室(K1)には内圧を調整する圧
    力調整用送風機(V)および調整器(R)が設けられて
    いることを特徴とする請求項5記載の飛行船。
  7. 【請求項7】外被セグメントの少なくとも1つの長手固
    定部が分解可能であることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれか1項に記載の飛行船。
  8. 【請求項8】外被セグメント(S1,S3)の側縁に縦
    梁(L1)に括り着けるための装置(4,5)が設けら
    れていることを特徴とする請求項7記載の飛行船。
  9. 【請求項9】外被セグメント(S1,S3)の側縁がコ
    ード(6)を有し、縦梁(L1)の厚肉部(11)とし
    て形成された外側フランジが外被セグメント(S1,S
    3)のコード(6)で補強された縁部範囲を収容する溝
    (7)を有し、外被セグメント(S1,S3)の相対す
    る縁部範囲を覆い対応した溝を持った締付け板(8)が
    設けられ、縦梁(L1)の外側フランジに分解可能に結
    合されることを特徴とする請求項7記載の飛行船。
  10. 【請求項10】制御空気室(K1)がその三角形底辺と
    反対側において弾性保持リンク(H)によって支持骨組
    に吊り下げられていることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1項に記載の飛行船。
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