JP2680563B2 - 掘削歯の取換ポイント - Google Patents
掘削歯の取換ポイントInfo
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- JP2680563B2 JP2680563B2 JP8055039A JP5503996A JP2680563B2 JP 2680563 B2 JP2680563 B2 JP 2680563B2 JP 8055039 A JP8055039 A JP 8055039A JP 5503996 A JP5503996 A JP 5503996A JP 2680563 B2 JP2680563 B2 JP 2680563B2
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- Japan
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- nose
- lock pin
- protrusion
- tooth replacement
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明の掘削歯は、特に米
国特許第4,761,900号の改良および米国特許第
4,353,532号の改良を成す新規なポイントに関
するものである。
国特許第4,761,900号の改良および米国特許第
4,353,532号の改良を成す新規なポイントに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,761,900号におい
ては、米国特許第4,353,532号に見られる様に
全世界に市販されているヘリロック(HELILOK:
商品名)の歯に用いられるU字形の取付具を取換えるよ
う新規なロック装置が設けられている。米国特許第4,
761,900号は、衝撃荷重によって歪まされないよ
うにアダプター長さの横方向、すなわち水平方向に延び
るプラグ部材またはキーパーにより所要位置に維持され
る駆動貫通ピンを用いている。米国特許第4,761,
900号の垂直ロックピンは、アダプターの一対の垂直
方向に隔たった突部と協同するポイント後部の耳突部に
よって所要位置に締着される。ピンを保持するように協
同するこれら突部は後方にほぼ円弧状に、すなわち後方
を向いた凸状側部を成している。
ては、米国特許第4,353,532号に見られる様に
全世界に市販されているヘリロック(HELILOK:
商品名)の歯に用いられるU字形の取付具を取換えるよ
う新規なロック装置が設けられている。米国特許第4,
761,900号は、衝撃荷重によって歪まされないよ
うにアダプター長さの横方向、すなわち水平方向に延び
るプラグ部材またはキーパーにより所要位置に維持され
る駆動貫通ピンを用いている。米国特許第4,761,
900号の垂直ロックピンは、アダプターの一対の垂直
方向に隔たった突部と協同するポイント後部の耳突部に
よって所要位置に締着される。ピンを保持するように協
同するこれら突部は後方にほぼ円弧状に、すなわち後方
を向いた凸状側部を成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、ピンの湾
曲度に拘わらずにポイント耳部に一対の垂直方向に間隔
を置いた突部を用いることによって作動中の十分な改良
が達成できることを見出した。
曲度に拘わらずにポイント耳部に一対の垂直方向に間隔
を置いた突部を用いることによって作動中の十分な改良
が達成できることを見出した。
【0004】ポイント上の間隔を置いた突部を使用する
ことによって、ノーズの改善された作動寿命を設けるポ
イントとノーズとの組体形状が創作された。説明におい
て、掘削歯装置ノーズの作動寿命の終りは以下の2つの
タイプの欠点の一方または他方によって最も一般的に決
められる。
ことによって、ノーズの改善された作動寿命を設けるポ
イントとノーズとの組体形状が創作された。説明におい
て、掘削歯装置ノーズの作動寿命の終りは以下の2つの
タイプの欠点の一方または他方によって最も一般的に決
められる。
【0005】1.ポイントを保持するノーズの欠点は、
ポイントが落ちるか或は壊れる程に緩くなるようノーズ
にポイントを嵌合するよう作動中のノーズの摩耗によっ
て起こされる。
ポイントが落ちるか或は壊れる程に緩くなるようノーズ
にポイントを嵌合するよう作動中のノーズの摩耗によっ
て起こされる。
【0006】2.疲労状態のノーズの構造欠陥。
【0007】この発明のポイントおよびノーズ構造によ
って設けられる改善されたノーズ作動寿命は、両タイプ
の欠陥の原因の減少に起因する。
って設けられる改善されたノーズ作動寿命は、両タイプ
の欠陥の原因の減少に起因する。
【0008】
【課題を解決するための手段】ノーズの摩耗に関して、
この発明の構成は、長い支持面を設けることによってノ
ーズ上のポイントの支持圧力を減少し、これによってノ
ーズの摩耗率とポイント嵌合の結果的な緩みを低減す
る。また、ノーズ上のロックピン支持面の摩耗を減少す
るように、ノーズに対してピンを保持するポイントの
“揺動”型支持を与える。米国特許第4,761,90
0号のピンは、荷重下のポイントにより誘起されるピン
の小さな上下動を介してノーズ耳部に対する摩擦を生じ
るが、この発明のポイントの間隔を置いた耳突部は、ポ
イントが誘引する揺動を吸収できるピン形状を許容す
る。この揺動は、滑動するブロックに対する転動する車
のような単純な類似のように、米国特許第4,761,
900号の構成と比較してノーズのロックピン支持面の
摩耗を緩やかな割合に均等化する。更に、この発明の構
成は、総ての外部摩耗、すなわち研削剤汚れや歯が掘削
する岩からの摩耗よりノーズピン支持面とピン自体とを
ポイントの後方に延びた側壁が完全に保護するように成
す。
この発明の構成は、長い支持面を設けることによってノ
ーズ上のポイントの支持圧力を減少し、これによってノ
ーズの摩耗率とポイント嵌合の結果的な緩みを低減す
る。また、ノーズ上のロックピン支持面の摩耗を減少す
るように、ノーズに対してピンを保持するポイントの
“揺動”型支持を与える。米国特許第4,761,90
0号のピンは、荷重下のポイントにより誘起されるピン
の小さな上下動を介してノーズ耳部に対する摩擦を生じ
るが、この発明のポイントの間隔を置いた耳突部は、ポ
イントが誘引する揺動を吸収できるピン形状を許容す
る。この揺動は、滑動するブロックに対する転動する車
のような単純な類似のように、米国特許第4,761,
900号の構成と比較してノーズのロックピン支持面の
摩耗を緩やかな割合に均等化する。更に、この発明の構
成は、総ての外部摩耗、すなわち研削剤汚れや歯が掘削
する岩からの摩耗よりノーズピン支持面とピン自体とを
ポイントの後方に延びた側壁が完全に保護するように成
す。
【0009】ポイントをアダプター上の所定位置に維持
するように、緊密な嵌合が所要されることは明白である
が、大衝撃荷重下にてアダプターノーズに対するポイン
トの動き(米国特許第2,919,506号、第3,0
79,710号参照)があり、緊密性がこれに比例して
減少することは事実である。米国特許第4,33535
43号の基本的なヘリロック歯装置は、相当な量の緩み
がノーズ摩耗から生じた後に、ノーズ上にポイントを支
持し且つ保持できる。この点において、米国特許第4,
761,900号の歯装置やこの発明の歯装置などの他
の歯装置よりも優れている。しかし、適用の激しさを伴
ない与えられた歯装置がポイントを支持および保持でき
ないように変えるであろう緩みの限界が有る。この発明
の歯がこの限界を超えて示唆する作動寿命が延長され
る。
するように、緊密な嵌合が所要されることは明白である
が、大衝撃荷重下にてアダプターノーズに対するポイン
トの動き(米国特許第2,919,506号、第3,0
79,710号参照)があり、緊密性がこれに比例して
減少することは事実である。米国特許第4,33535
43号の基本的なヘリロック歯装置は、相当な量の緩み
がノーズ摩耗から生じた後に、ノーズ上にポイントを支
持し且つ保持できる。この点において、米国特許第4,
761,900号の歯装置やこの発明の歯装置などの他
の歯装置よりも優れている。しかし、適用の激しさを伴
ない与えられた歯装置がポイントを支持および保持でき
ないように変えるであろう緩みの限界が有る。この発明
の歯がこの限界を超えて示唆する作動寿命が延長され
る。
【0010】ノーズ疲労欠陥に関して、ポイントの後方
に延びた側壁上に間隔を置いて設けられた2つの突部を
使用することにより、ノーズの突出する耳部を除去でき
る。この様なノーズに突出する耳部は応力集中の原因と
成る。従って、この様な除去は、大きなノーズ疲労応力
を設けるとともに、長い支持面(前壁)の配置を許容す
る。これらは新しい側部ロックピンの窪みを設けるよう
にノーズの僅かな材料の損失を補う以上の2つの利点が
有る。
に延びた側壁上に間隔を置いて設けられた2つの突部を
使用することにより、ノーズの突出する耳部を除去でき
る。この様なノーズに突出する耳部は応力集中の原因と
成る。従って、この様な除去は、大きなノーズ疲労応力
を設けるとともに、長い支持面(前壁)の配置を許容す
る。これらは新しい側部ロックピンの窪みを設けるよう
にノーズの僅かな材料の損失を補う以上の2つの利点が
有る。
【0011】主要な利点は、アダプターにおける従来実
現不可能な緊密な嵌合の達成と、アダプターの柄部とノ
ーズの接合部における応力集中の排除と、ノーズ支持長
さに対する大きなポイントの達成と、に有る。
現不可能な緊密な嵌合の達成と、アダプターの柄部とノ
ーズの接合部における応力集中の排除と、ノーズ支持長
さに対する大きなポイントの達成と、に有る。
【0012】垂直方向に隔たった後方に延びる上突部お
よび下突部を備えたポイントは、耳部作用が耳蓋部との
協同の安定を成した米国特許第4,326,348号に
おける様に既に使用されている。
よび下突部を備えたポイントは、耳部作用が耳蓋部との
協同の安定を成した米国特許第4,326,348号に
おける様に既に使用されている。
【0013】従来技術は元のロック位置にロックピンを
制限する間隔を置いて隔たった後方向に延びる突部の好
適な作用については教えていない。
制限する間隔を置いて隔たった後方向に延びる突部の好
適な作用については教えていない。
【0014】
【発明の実施の形態】第1図を参照するに、米国特許第
4,353,532号の歯、ヘリロック「HELILO
K」(商品名)が示されている。この歯はポイントA
と、ノーズ部Bを有したアダプターと、U字形のロック
Cと、から成っている。この歯の構造は、ロックピン開
口が無いために強いノーズ部の形成に特に好適である。
4,353,532号の歯、ヘリロック「HELILO
K」(商品名)が示されている。この歯はポイントA
と、ノーズ部Bを有したアダプターと、U字形のロック
Cと、から成っている。この歯の構造は、ロックピン開
口が無いために強いノーズ部の形成に特に好適である。
【0015】しかしながら、この歯には、第2図に示さ
れる様に米国特許第4,761,900号の駆動貫通ピ
ンC′の使用によって解決されたU字形のロックCの取
外しにおいて起こる困難が有る。米国特許第4,76
1,900号の構成の特に好適な特長は緊張されないキ
ーパーまたは横プラグDの使用であった。第2図の歯ポ
イントは、第1図の歯ポイントと同一であるので符号A
が付けられる。しかし、第2図のアダプターノーズは第
1図のアダプターノーズとは変更され、従って符号B′
が付けられている。上述したように、ロックピンは変更
され、従って第2図の駆動貫通ピンは符号C′が付けら
れている。
れる様に米国特許第4,761,900号の駆動貫通ピ
ンC′の使用によって解決されたU字形のロックCの取
外しにおいて起こる困難が有る。米国特許第4,76
1,900号の構成の特に好適な特長は緊張されないキ
ーパーまたは横プラグDの使用であった。第2図の歯ポ
イントは、第1図の歯ポイントと同一であるので符号A
が付けられる。しかし、第2図のアダプターノーズは第
1図のアダプターノーズとは変更され、従って符号B′
が付けられている。上述したように、ロックピンは変更
され、従って第2図の駆動貫通ピンは符号C′が付けら
れている。
【0016】この発明に従えば、ポイントとアダプター
ノーズとロックピンとの総てが変更され、符号A′、
B″、C″が付けられるが、キーパーは変更されずに、
従って符号Dが付けられている。
ノーズとロックピンとの総てが変更され、符号A′、
B″、C″が付けられるが、キーパーは変更されずに、
従って符号Dが付けられている。
【0017】この発明は、ポイントが衝撃荷重下に在る
時にロックピンがポイントと一緒に動くことを見い出し
たことに基いている。これは第7図に示される概略図か
ら明らかである。第7図では、アダプターノーズは実線
で示され、符号20が付けられている。ロックピンもま
た実線で示され、非衝撃状態で符号21が付けられてい
る。しかし、ポイントは点線で示されて、且つ符号22
が付けられ、非衝撃状態の静止状態に在る。
時にロックピンがポイントと一緒に動くことを見い出し
たことに基いている。これは第7図に示される概略図か
ら明らかである。第7図では、アダプターノーズは実線
で示され、符号20が付けられている。ロックピンもま
た実線で示され、非衝撃状態で符号21が付けられてい
る。しかし、ポイントは点線で示されて、且つ符号22
が付けられ、非衝撃状態の静止状態に在る。
【0018】点線23で概略的に示されるように下方を
向いた衝撃荷重または応力は、点線22′で示される形
状にポイント22がアダプターノーズ20上で枢動する
ように成る。ロックピン21は点線21′で示される位
置に同様に枢動する。これは先に示される揺動または転
動作用を示し、第5図に示される様に、ロックピン21
の中間部分に係合するノーズの溝の前壁24を摩損しな
い利点を設けている。
向いた衝撃荷重または応力は、点線22′で示される形
状にポイント22がアダプターノーズ20上で枢動する
ように成る。ロックピン21は点線21′で示される位
置に同様に枢動する。これは先に示される揺動または転
動作用を示し、第5図に示される様に、ロックピン21
の中間部分に係合するノーズの溝の前壁24を摩損しな
い利点を設けている。
【0019】ピンが構成の元に掘削装置のポイントと一
緒に動く利点を見い出すために、ロック機構の幾つかの
変更が行われ、その重要な1つはポイント上に間隔を置
いて隔たったロックピンの支持面を設けることである。
緒に動く利点を見い出すために、ロック機構の幾つかの
変更が行われ、その重要な1つはポイント上に間隔を置
いて隔たったロックピンの支持面を設けることである。
【0020】[ロックピン上のポイント突部]先ず、第
3図の考察から明らかなように、図示の実施例において
は、ポイントA′の側壁は耳部25、26を設けるよう
にソケット27を越えて後方に延びている。これら耳部
25、26の後端部には耳部25のための一体的な上突
部29および下突部28と、耳部26のための上突部3
1および下突部30と、が設けられている。突部29は
第4図の下右手部分に示されており、また突部31は同
図の上右手部分に示されている。これら突部28、2
9、30、31の全部が第6図に示されている。これら
突部28、29、30、31は内方に突出していて、ソ
ケット27の長手方向とほぼ直角に、すなわち歯の内部
とほぼ直角に延びている。
3図の考察から明らかなように、図示の実施例において
は、ポイントA′の側壁は耳部25、26を設けるよう
にソケット27を越えて後方に延びている。これら耳部
25、26の後端部には耳部25のための一体的な上突
部29および下突部28と、耳部26のための上突部3
1および下突部30と、が設けられている。突部29は
第4図の下右手部分に示されており、また突部31は同
図の上右手部分に示されている。これら突部28、2
9、30、31の全部が第6図に示されている。これら
突部28、29、30、31は内方に突出していて、ソ
ケット27の長手方向とほぼ直角に、すなわち歯の内部
とほぼ直角に延びている。
【0021】第6図から、上方の突部31の頂部33
と、下方の突部30の底部32と、の間の垂直な間隔
が、後端部、すなわち第1図〜3図の“ノーズコーン”
面Eに、円形断面を有したソケット27のほぼ後部直径
の長さであることが理解される。
と、下方の突部30の底部32と、の間の垂直な間隔
が、後端部、すなわち第1図〜3図の“ノーズコーン”
面Eに、円形断面を有したソケット27のほぼ後部直径
の長さであることが理解される。
【0022】この関係は、構成強度および支持面の直立
点からの適宜な長さの一体突部を許していることが利点
である。
点からの適宜な長さの一体突部を許していることが利点
である。
【0023】説明において、第6図に示される様な突部
30、31(突部28、29に対応する)の内面34、
35は第3図のノーズコーン面Eの周りの最小隙間のた
めに設けられた部分的に傾斜した面である。これは第6
図に明確に示されており、面E′は第6図の部分に対し
て後方のノーズコーンの延長部である。ノーズへのポイ
ントの組立および分解において、これら突部30、31
の内方傾斜面は、ノーズコーンおよび延長面E、E′を
明確にしなければならない。第3〜7図の平らな高いポ
イント耳部と円形ソケット/ノーズコーン断面との組合
せによって、適宜な寸法のポイント突部がこの内方境界
の空所外側に設けられている。
30、31(突部28、29に対応する)の内面34、
35は第3図のノーズコーン面Eの周りの最小隙間のた
めに設けられた部分的に傾斜した面である。これは第6
図に明確に示されており、面E′は第6図の部分に対し
て後方のノーズコーンの延長部である。ノーズへのポイ
ントの組立および分解において、これら突部30、31
の内方傾斜面は、ノーズコーンおよび延長面E、E′を
明確にしなければならない。第3〜7図の平らな高いポ
イント耳部と円形ソケット/ノーズコーン断面との組合
せによって、適宜な寸法のポイント突部がこの内方境界
の空所外側に設けられている。
【0024】この発明において、突部の内方傾斜面すな
わち内面34、35は正確に円形であるが、真直な傾斜
部であっても十分な作用が達成できる。
わち内面34、35は正確に円形であるが、真直な傾斜
部であっても十分な作用が達成できる。
【0025】第5図を参照するに、推奨構造において、
一対の前方を向いた突部の壁36、37はロックピン2
1の凹んだ後縁部38の長手方向に隔たった両端部分と
の強固な係合の円弧面の一部分である。一対の突部だけ
が与えられた組体におけるロックピンの2つの端部近く
で係合し、他の組の突部は180°回転した方向のポイ
ントの取付けを許す目的を成している。ポイントが約半
分摩損した時に、ポイントを回転するこの実施例は、非
常に鋭い掘削形状が必要とされる時に時として実施され
る。
一対の前方を向いた突部の壁36、37はロックピン2
1の凹んだ後縁部38の長手方向に隔たった両端部分と
の強固な係合の円弧面の一部分である。一対の突部だけ
が与えられた組体におけるロックピンの2つの端部近く
で係合し、他の組の突部は180°回転した方向のポイ
ントの取付けを許す目的を成している。ポイントが約半
分摩損した時に、ポイントを回転するこの実施例は、非
常に鋭い掘削形状が必要とされる時に時として実施され
る。
【0026】組立の前の、ロックピン21の凹んだ後縁
部38の曲率は突部の壁36、37の円弧面の組または
突部28、29の対応する組の曲率よりも小さい。従っ
て、もしロックピン21がノーズの上に組立てられずに
突部の壁36、37の円弧面と接触して配置されると、
底部32、頂部33におけるように突部面の端部近くに
て部分的に接触をする。ポイントおよびノーズ組体への
ロックピンの組立によって、突部円弧面上のロックピン
のこの接触は、第5、8、10図に示される様にノーズ
の溝40の前壁24との前方凸状縁部39の接触を介し
てピンが撓むように成るために一層広げられる。終り
に、作動中にポイントにて受けられる作動負荷の下に、
ピンが一層撓むことが出来るので、凹状後縁部38の曲
率は全面接触のための突部の壁36、37の円弧面の曲
率と実質的に一致する。
部38の曲率は突部の壁36、37の円弧面の組または
突部28、29の対応する組の曲率よりも小さい。従っ
て、もしロックピン21がノーズの上に組立てられずに
突部の壁36、37の円弧面と接触して配置されると、
底部32、頂部33におけるように突部面の端部近くに
て部分的に接触をする。ポイントおよびノーズ組体への
ロックピンの組立によって、突部円弧面上のロックピン
のこの接触は、第5、8、10図に示される様にノーズ
の溝40の前壁24との前方凸状縁部39の接触を介し
てピンが撓むように成るために一層広げられる。終り
に、作動中にポイントにて受けられる作動負荷の下に、
ピンが一層撓むことが出来るので、凹状後縁部38の曲
率は全面接触のための突部の壁36、37の円弧面の曲
率と実質的に一致する。
【0027】勿論、これは強力な組立力を生じるピンの
可撓性である。
可撓性である。
【0028】ポイント/ノーズ組体へのピンの駆動は第
5図の41における様に前方を向いた突部の壁36の傾
斜遮断部によって容易になる。ロックピン21の進入端
部がこの傾斜部41上を通過する時に、前方を向いた突
部の壁36にて案内するために、ロックピン21は変形
または湾曲するように成る。
5図の41における様に前方を向いた突部の壁36の傾
斜遮断部によって容易になる。ロックピン21の進入端
部がこの傾斜部41上を通過する時に、前方を向いた突
部の壁36にて案内するために、ロックピン21は変形
または湾曲するように成る。
【0029】[ロックピン上のノーズ支持]新しいロッ
クピンC″上に支持するために第2図の耳部42を使用
する代わりに、この発明は第4、5図に示される様にノ
ーズの溝40の前壁の面24を用いている。ノーズ支持
面は、溝140に対して第8図に符号24で示される様
に平面か、或は第9図に符号124で示される様に僅か
に円弧状に成っている。名目的に、ロックピンはノーズ
の縦中間面近くにてノーズの前面24、124に支持す
るが、衝撃応力の際に支持が中間面の上下に移動する。
クピンC″上に支持するために第2図の耳部42を使用
する代わりに、この発明は第4、5図に示される様にノ
ーズの溝40の前壁の面24を用いている。ノーズ支持
面は、溝140に対して第8図に符号24で示される様
に平面か、或は第9図に符号124で示される様に僅か
に円弧状に成っている。名目的に、ロックピンはノーズ
の縦中間面近くにてノーズの前面24、124に支持す
るが、衝撃応力の際に支持が中間面の上下に移動する。
【0030】ノーズの溝40は第3、4図を比較して後
壁に関する限りは一体的な縁部43によって形成されて
いる。この突部43は第3、8図にては符号44、45
で、第9図にては突部143に対して符号144、14
5で示されることから明らかな様に頂部と底部がノーズ
と一緒に成っている。第9図の前壁の面124の円弧
は、第8図のキーパー開口46に対する前壁の面24の
関係と比較して中間点においてキーパー開口146に対
して接線方向に在ることから明らかである。前壁の面2
4は第10図を参照してキーパーの挿入に適合するよう
に窪み47を有している。
壁に関する限りは一体的な縁部43によって形成されて
いる。この突部43は第3、8図にては符号44、45
で、第9図にては突部143に対して符号144、14
5で示されることから明らかな様に頂部と底部がノーズ
と一緒に成っている。第9図の前壁の面124の円弧
は、第8図のキーパー開口46に対する前壁の面24の
関係と比較して中間点においてキーパー開口146に対
して接線方向に在ることから明らかである。前壁の面2
4は第10図を参照してキーパーの挿入に適合するよう
に窪み47を有している。
【0031】また、突部43または143は、ロックピ
ン取付けの際に案内として作用する。これに関連して第
9図のノーズと一緒に第11図の単一耳のポイント構造
を使用するよう選ばれ、この歯は浚渫に主に使用されて
逆に出来ない。突部28、29の構造は第3図のものと
同一であるが、突部30、31を形成する耳部が省略さ
れている。
ン取付けの際に案内として作用する。これに関連して第
9図のノーズと一緒に第11図の単一耳のポイント構造
を使用するよう選ばれ、この歯は浚渫に主に使用されて
逆に出来ない。突部28、29の構造は第3図のものと
同一であるが、突部30、31を形成する耳部が省略さ
れている。
【0032】[ロックピン]先に示されるように、ロッ
クピンC″は、この発明のポイントに使用されるロック
ピンが前方に湾曲、すなわち普通に湾曲していることが
第2、3図と比較してピンC′と異なっている。これは
前壁の面24部分におけるノーズ摩耗を最小にする所要
の揺動作用を容易にする。
クピンC″は、この発明のポイントに使用されるロック
ピンが前方に湾曲、すなわち普通に湾曲していることが
第2、3図と比較してピンC′と異なっている。これは
前壁の面24部分におけるノーズ摩耗を最小にする所要
の揺動作用を容易にする。
【0033】ロックピン221の別の構成が第12図に
示されている。この構成のポイントの耳部はポイントの
ソケット27の後部直径と大体同じ長さであるが、前方
を向いた突部の壁236、237は円弧でなく、これら
突部の壁236、237はサンドイッチ型ロックピンと
一緒に使用するために平らで且つ平行である。このさン
ドイッチ型ロックピンは、工業的に長年使用されている
様に、ゴムコアー249を形成する鋼板248、250
と層に成っている。この構成はノーズの溝の前壁の面2
24と好適な揺動係合を成さないが、軽い作業に適して
いてプラグDを必要としない適用の利点がある。組体の
ロックピンの保持は突部228、229の内方の突部壁
236、237と後方の鋼板248の層の後突部251
との係合によって設けられる。ここで、対応する突部
が、ノーズの対応する窪みにおける様にポイントの両側
に通常設けられるのが明らかであろう。
示されている。この構成のポイントの耳部はポイントの
ソケット27の後部直径と大体同じ長さであるが、前方
を向いた突部の壁236、237は円弧でなく、これら
突部の壁236、237はサンドイッチ型ロックピンと
一緒に使用するために平らで且つ平行である。このさン
ドイッチ型ロックピンは、工業的に長年使用されている
様に、ゴムコアー249を形成する鋼板248、250
と層に成っている。この構成はノーズの溝の前壁の面2
24と好適な揺動係合を成さないが、軽い作業に適して
いてプラグDを必要としない適用の利点がある。組体の
ロックピンの保持は突部228、229の内方の突部壁
236、237と後方の鋼板248の層の後突部251
との係合によって設けられる。ここで、対応する突部
が、ノーズの対応する窪みにおける様にポイントの両側
に通常設けられるのが明らかであろう。
【0034】以上の説明において、この発明の詳細な記
載は説明のためで、この発明の精神と範囲を逸脱するこ
となくここに記載された説明における多くの変更が当業
者によってなし得るものである。
載は説明のためで、この発明の精神と範囲を逸脱するこ
となくここに記載された説明における多くの変更が当業
者によってなし得るものである。
【図1】図1は、米国特許第4,335,532号の歯
部分の分解斜視図。
部分の分解斜視図。
【図2】図2は、米国特許第4,761,900号の歯
部分の分解斜視図。
部分の分解斜視図。
【図3】図3は、この発明の歯部分の分解斜視図。
【図4】図4は、この発明の組立られた部材の平面図。
【図5】図5は、図4の5−5線に沿って見た図4の組
体の一部破断した側面図。
体の一部破断した側面図。
【図6】図6は、図4の6−6線に沿って見た断面図。
【図7】図7は、無衝撃および衝撃状態にて示されるポ
イントを持ったノーズの概略側面図。
イントを持ったノーズの概略側面図。
【図8】図8は、図3乃至図7に示されるこの発明の実
施例のアダプターノーズ部の側面図。
施例のアダプターノーズ部の側面図。
【図9】図9は、ピンに対するノーズ支持面が円弧に成
っているこの発明の別の実施例の図8と同様な側面図。
っているこの発明の別の実施例の図8と同様な側面図。
【図10】図10は、左後方から見た図8のノーズの斜
視図。
視図。
【図11】図11は、一方の側壁にだけに後方に延びる
耳部が設けられたこの発明のポイントの変形例の斜視
図。
耳部が設けられたこの発明のポイントの変形例の斜視
図。
【図12】図12は、この発明の教えを実施した歯組体
の変形例の断面の概略側面図。
の変形例の断面の概略側面図。
20…アダプターノーズ、 21、221…ロックピン、 22…ポイント、 24、124、224…面、 25、26、42…耳部、 27…ソケット、 28、29、30、31、43、228、229…突
部、 32…底部、 33…頂部、 34、35…内面、 36、37、236、237…突部壁、 38…後縁部、 40…窪み、 41…傾斜部、 46、146…キーパー開口、 248、250…鋼板、 249…ゴムコアー。
部、 32…底部、 33…頂部、 34、35…内面、 36、37、236、237…突部壁、 38…後縁部、 40…窪み、 41…傾斜部、 46、146…キーパー開口、 248、250…鋼板、 249…ゴムコアー。
Claims (10)
- 【請求項1】 地面に係合する縁部をその前端部に有
し、アダプターのノーズを受けるように頂壁と底壁と一
対の側壁とによって形成されたソケットをその後端部に
有する比較的細長い一体的な本体を備え、少なくとも1
つの側壁が頂壁および底壁を越えて後方に延びている掘
削歯の取換ポイントにおいて、 後方に延びる側壁は、ロックピンの2つの端部近くに係
合するように互いに離間して整列された上突部及び下突
部を、その頂部および底部近くに有し、上記ロックピン
を保護するように作用することを特徴とする掘削歯の取
換ポイント。 - 【請求項2】 上記上突部および下突部は、上記ロック
ピンに対する支持のため、ソケットに略直角に上記側壁
から内方に延びている請求項1記載の掘削歯の取換ポイ
ント。 - 【請求項3】 上記ソケットは後部が略円形断面で、上
記上突部の頂部と上記下突部の底部とは該円形断面の略
直径長さだけ隔たっている請求項2記載の掘削歯の取換
ポイント。 - 【請求項4】 上記上突部および下突部は、上記ソケッ
トの形に適合するように、互いに隣接して一部が傾斜し
た内方を向いた壁を有している請求項2記載の掘削歯の
取換ポイント。 - 【請求項5】 上記上突部および下突部は、前方を向い
た壁を有し、上記上突部に隣接した上記下突部の前壁の
一部が、ロックピンの取付けの際にロックピンを案内す
るように後方に傾斜している請求項4記載の掘削歯の取
換ポイント。 - 【請求項6】 上記両方の側壁は、上記頂壁と底壁とを
越えて延び、各側壁が上記突部を備えている請求項1記
載の掘削歯の取換ポイント。 - 【請求項7】 上記上突部および下突部は前方を向いた
壁を有し、該壁が円弧状を成している請求項1記載の掘
削歯の取換ポイント。 - 【請求項8】 上記上突部および下突部は前方を向いた
壁を有し、該壁が平らに成っている請求項1記載の掘削
歯の取換ポイント。 - 【請求項9】 上記ロックピンを受けるように延び、上
記ロックピンの中間部と支持係合する前壁を有する溝が
設けられたノーズを備えたアダプターと組合せられる請
求項1記載の掘削歯の取換ポイント。 - 【請求項10】 上記アダプターは、上記ロックピンと
整列した水平方向に延びる窪みを備え、上記窪み内に上
記ロックピンのための弾性キーパーを有し、該窪みが上
記溝から内方に延びている請求項9記載の掘削歯の取換
ポイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8055039A JP2680563B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 掘削歯の取換ポイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8055039A JP2680563B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 掘削歯の取換ポイント |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1190725A Division JPH0692664B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 掘削歯の取換ポイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08253958A JPH08253958A (ja) | 1996-10-01 |
JP2680563B2 true JP2680563B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12987529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8055039A Expired - Lifetime JP2680563B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 掘削歯の取換ポイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680563B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7980011B2 (en) * | 2009-03-23 | 2011-07-19 | Black Cat Blades Ltd. | Fully stabilized excavator tooth attachment |
JP5723606B2 (ja) * | 2011-01-14 | 2015-05-27 | 株式会社技研製作所 | 掘削工具 |
US8943717B2 (en) | 2011-10-08 | 2015-02-03 | Caterpillar Inc. | Implement tooth assembly with tip and adapter |
US9057177B2 (en) | 2011-10-08 | 2015-06-16 | Caterpillar Inc. | Implement tooth assembly with tip and adapter |
US8943716B2 (en) | 2011-10-10 | 2015-02-03 | Caterpillar Inc. | Implement tooth assembly with tip and adapter |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0692664A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-04-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガラス棒の切断方法および装置 |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP8055039A patent/JP2680563B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08253958A (ja) | 1996-10-01 |
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