JP2680325B2 - 石炭−水スラリの製造装置 - Google Patents
石炭−水スラリの製造装置Info
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- JP2680325B2 JP2680325B2 JP63043954A JP4395488A JP2680325B2 JP 2680325 B2 JP2680325 B2 JP 2680325B2 JP 63043954 A JP63043954 A JP 63043954A JP 4395488 A JP4395488 A JP 4395488A JP 2680325 B2 JP2680325 B2 JP 2680325B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石炭−水スラリの製造装置に係り、特に流動
性および安定性に優れた石炭−水スラリを製造するに好
適な石炭−水スラリの製造装置に関する。
性および安定性に優れた石炭−水スラリを製造するに好
適な石炭−水スラリの製造装置に関する。
石炭は石油に比べ埋蔵量が豊富で、地域内にも比較的
均一に分布しているため、安定供給が可能であるが、固
体燃料であるためそのハンドリングが困難であり、利用
範囲が制限されている。近年、これを解決する方法とし
て、石炭を水で流体化した石炭−水スラリが注目されて
いる。この石炭−水スラリの製造方法としては、石炭を
分散剤（石炭粒子を水中に良く分散させる薬剤）の存在
下で湿式粉砕して調整する方法、石炭を乾式粉砕または
湿式粉砕した後に脱水し、水、分散剤等を加えて混練
し、調整する方法などがある。
均一に分布しているため、安定供給が可能であるが、固
体燃料であるためそのハンドリングが困難であり、利用
範囲が制限されている。近年、これを解決する方法とし
て、石炭を水で流体化した石炭−水スラリが注目されて
いる。この石炭−水スラリの製造方法としては、石炭を
分散剤（石炭粒子を水中に良く分散させる薬剤）の存在
下で湿式粉砕して調整する方法、石炭を乾式粉砕または
湿式粉砕した後に脱水し、水、分散剤等を加えて混練
し、調整する方法などがある。
石炭−水スラリを流体燃料として取扱う場合は、その
流動性および安定性が良く、石炭と水に分離しないこと
が必要である。スラリの性状には、「石炭スラリーのレ
オロジー」乙竹、燃料協会誌第64巻 第３号（1985）で
示されるように石炭の微粒子量が大きく影響を及ぼすた
め、特開昭61−278593号公報、特願昭58−121043号公
報、特願昭58−182510号公報、特開昭61−278593号公報
などには、スラリ中に含有微粒子を多くする方法や微粒
子を安定させるためのスラリの撹拌方法などが提案され
ている。
流動性および安定性が良く、石炭と水に分離しないこと
が必要である。スラリの性状には、「石炭スラリーのレ
オロジー」乙竹、燃料協会誌第64巻 第３号（1985）で
示されるように石炭の微粒子量が大きく影響を及ぼすた
め、特開昭61−278593号公報、特願昭58−121043号公
報、特願昭58−182510号公報、特開昭61−278593号公報
などには、スラリ中に含有微粒子を多くする方法や微粒
子を安定させるためのスラリの撹拌方法などが提案され
ている。
第７図は、従来の石炭−水スラリ製造装置の系統図で
ある。図において、バンカ１に貯えられた石炭Ａは、フ
ィーダ２よりボールミル３へ供給され、管路４からボー
ルミル３に供給される水Ｂおよび分散剤Ｃの存在下で所
定の粒度、例えば74μｍ以下の粒子の割合が80％程度に
なるまで湿式粉砕され、スラリＤとなってタンク５に排
出される。タンク５内のスラリＤは、管路６を経てライ
ンミキサー７へ送られ、撹拌された後、管路８を経て分
配器９に送られる。分配器９の一部のスラリは、所定の
比率で管路12を経てタンク５へ戻され、撹拌機13で前記
ボールミルから排出されたスラリＤと混合される。一
方、残りのスラリは製品スラリＥとして管路14を経て図
示しない貯蔵タンク等へ送られる。
ある。図において、バンカ１に貯えられた石炭Ａは、フ
ィーダ２よりボールミル３へ供給され、管路４からボー
ルミル３に供給される水Ｂおよび分散剤Ｃの存在下で所
定の粒度、例えば74μｍ以下の粒子の割合が80％程度に
なるまで湿式粉砕され、スラリＤとなってタンク５に排
出される。タンク５内のスラリＤは、管路６を経てライ
ンミキサー７へ送られ、撹拌された後、管路８を経て分
配器９に送られる。分配器９の一部のスラリは、所定の
比率で管路12を経てタンク５へ戻され、撹拌機13で前記
ボールミルから排出されたスラリＤと混合される。一
方、残りのスラリは製品スラリＥとして管路14を経て図
示しない貯蔵タンク等へ送られる。
しかしながら、このような装置を用いて石炭−水スラ
リを多量に連続して製造する場合、ボールミル３へ供給
される石炭の性状が時間的に変化するため、スラリの流
動性も変化することが考えられるが、従来の技術ではこ
れらの点が考慮されておらず、安定したスラリが得られ
ない問題があった。
リを多量に連続して製造する場合、ボールミル３へ供給
される石炭の性状が時間的に変化するため、スラリの流
動性も変化することが考えられるが、従来の技術ではこ
れらの点が考慮されておらず、安定したスラリが得られ
ない問題があった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、微粒
子の分散状態を適正にし、流動性および安定性に優れた
スラリを調整することができる石炭−水スラリ製造装置
を提供することにある。
子の分散状態を適正にし、流動性および安定性に優れた
スラリを調整することができる石炭−水スラリ製造装置
を提供することにある。
上記目的は、石炭−水スラリの粘度を剪断速度の異な
る条件で２点以上測定する手段と、その測定した粘度の
差が一定範囲となるようにスラリの撹拌条件を制御する
手段とを設けることによって達成される。
る条件で２点以上測定する手段と、その測定した粘度の
差が一定範囲となるようにスラリの撹拌条件を制御する
手段とを設けることによって達成される。
すなわち、本発明は、石炭を湿式または乾式粉砕した
後、該石炭を水および分散剤の存在下で撹拌する手段を
備えた石炭−水スラリの製造装置において、石炭−水ス
ラリの剪断速度を変えて粘度を測定する手段と、前記剪
断速度を変えて測定した粘度の差が一定範囲内となるよ
うにスラリの撹拌条件を制御する手段とを設けたことを
特徴とする。
後、該石炭を水および分散剤の存在下で撹拌する手段を
備えた石炭−水スラリの製造装置において、石炭−水ス
ラリの剪断速度を変えて粘度を測定する手段と、前記剪
断速度を変えて測定した粘度の差が一定範囲内となるよ
うにスラリの撹拌条件を制御する手段とを設けたことを
特徴とする。
石炭−水スラリを撹拌すると微粒子の分散が良くな
り、スラリの流動性および安定性が向上するが、撹拌が
十分でないと、スラリ中の微粒子が凝集して大きな粒子
として存在するため流動性および安定性が悪くなる。し
かし、必要以上に撹拌すると逆に撹拌によって分散剤の
分散力が低下し、流動性および安定性が悪くなるため、
撹拌条件を常に最適にしなければ流動性および安定性の
良いスラリは得られない。
り、スラリの流動性および安定性が向上するが、撹拌が
十分でないと、スラリ中の微粒子が凝集して大きな粒子
として存在するため流動性および安定性が悪くなる。し
かし、必要以上に撹拌すると逆に撹拌によって分散剤の
分散力が低下し、流動性および安定性が悪くなるため、
撹拌条件を常に最適にしなければ流動性および安定性の
良いスラリは得られない。
微粒子の分散状態が良い場合、剪断速度が高くなるほ
ど石炭−水スラリのみかけ粘度が低くなるため、剪断速
度の異なる条件でスラリのみかけ粘度を測定し、その粘
度差によって撹拌条件を制御すれば、石炭性状が変化し
ても常に流動性および安定性に優れた石炭−水スラリが
得られる。
ど石炭−水スラリのみかけ粘度が低くなるため、剪断速
度の異なる条件でスラリのみかけ粘度を測定し、その粘
度差によって撹拌条件を制御すれば、石炭性状が変化し
ても常に流動性および安定性に優れた石炭−水スラリが
得られる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第１図は、本発明の一実施例を示す石炭−水スラリの
製造装置の系統図である。第１図において第７図と同一
部分は同一符号を付し説明を省略する。図において、第
７図と異なる点は、ラインミキサ７と分配器９をつなぐ
管路８に剪断速度が異なる条件でスラリＤの粘度を測定
する粘度計10および11と、前記粘度計で測定された粘度
の差が1000〜5000cPの範囲となるように制御する制御装
置15を設けたことである。前記粘度計10および11で剪断
速度が異なる条件で測定されたスラリＤの粘度測定値
は、制御装置15に送られてその差が算出され、その差が
1000〜5000cPの範囲外である場合は、ラインミキサー７
の回転数、スラリＤの流量、および分配器９での分配率
を変えて前記粘度差の範囲となるように調整される。
製造装置の系統図である。第１図において第７図と同一
部分は同一符号を付し説明を省略する。図において、第
７図と異なる点は、ラインミキサ７と分配器９をつなぐ
管路８に剪断速度が異なる条件でスラリＤの粘度を測定
する粘度計10および11と、前記粘度計で測定された粘度
の差が1000〜5000cPの範囲となるように制御する制御装
置15を設けたことである。前記粘度計10および11で剪断
速度が異なる条件で測定されたスラリＤの粘度測定値
は、制御装置15に送られてその差が算出され、その差が
1000〜5000cPの範囲外である場合は、ラインミキサー７
の回転数、スラリＤの流量、および分配器９での分配率
を変えて前記粘度差の範囲となるように調整される。
第３図は、石炭ａスラリの撹拌時間と粘度差の関係を
示す図であり、第４図は、石炭ａスラリの粘度差とスラ
リ粘度およびハードパック生成量の関係を示す図であ
る。
示す図であり、第４図は、石炭ａスラリの粘度差とスラ
リ粘度およびハードパック生成量の関係を示す図であ
る。
前記スラリは、3mm以下に粉砕した石炭ａと水を7:3の
割合でミルに入れ、分散剤としてナフタレンスルホン酸
ナトリウムのホルマリン縮合物を石炭に対して0.5％添
加して200メッシュパス80％まで粉砕してスラリとし
た。
割合でミルに入れ、分散剤としてナフタレンスルホン酸
ナトリウムのホルマリン縮合物を石炭に対して0.5％添
加して200メッシュパス80％まで粉砕してスラリとし
た。
また粘度差は、回転式粘度計を用いて温度25℃で測定
した剪断速度10sec-1における粘度から剪断速度100sec
-1における粘度を引いた値であり、スラリ粘度は、剪断
速度100sec-1での値であり、ハードパック生成量は、ス
ラリをシリンダーに深さ200mmまで充填して20日間静置
した時に底部に生成した流動性のない層の割合で示し
た。
した剪断速度10sec-1における粘度から剪断速度100sec
-1における粘度を引いた値であり、スラリ粘度は、剪断
速度100sec-1での値であり、ハードパック生成量は、ス
ラリをシリンダーに深さ200mmまで充填して20日間静置
した時に底部に生成した流動性のない層の割合で示し
た。
第３図からはスラリの撹拌時間が長くなると剪断速度
10sec-1と100sec-1における粘度差が大きくなることが
示され、また第４図からは粘度差が大きくなるとハード
パック生成量が減少するが、粘度差が大きすぎると剪断
速度100sec-1におけるスラリ粘度が増加することが示さ
れる。また撹拌の回転数および時間を変化させて同様の
実験を行ったが、粘度差、スラリ粘度およびハードパッ
ク生成量の関係は、第４図に示した結果とほとんど同じ
であった。これらの結果からスラリ粘度およびハードパ
ック生成量が安定する条件は、前記粘度差が1000〜5000
cPの範囲であることがわかった。
10sec-1と100sec-1における粘度差が大きくなることが
示され、また第４図からは粘度差が大きくなるとハード
パック生成量が減少するが、粘度差が大きすぎると剪断
速度100sec-1におけるスラリ粘度が増加することが示さ
れる。また撹拌の回転数および時間を変化させて同様の
実験を行ったが、粘度差、スラリ粘度およびハードパッ
ク生成量の関係は、第４図に示した結果とほとんど同じ
であった。これらの結果からスラリ粘度およびハードパ
ック生成量が安定する条件は、前記粘度差が1000〜5000
cPの範囲であることがわかった。
なお、粘度計10および11は、第2A図および第2B図に示
すように、大きな径の管路から小さな径をバイパスさせ
て別々に設置するか、または同一管路内に設置するほう
が取り扱いの点で好ましく、その設置場所はラインミキ
サーの上流側に設置してもよい。また粘度計10および11
は必ずしも２台以上使用する必要はなく、１台の粘度計
で回転数等を変えることによって剪断速度を変え、粘度
を測定することも可能である。また差圧計等のスラリの
粘度を測定できるものであれば必ずしも粘度計でなくて
も良い。
すように、大きな径の管路から小さな径をバイパスさせ
て別々に設置するか、または同一管路内に設置するほう
が取り扱いの点で好ましく、その設置場所はラインミキ
サーの上流側に設置してもよい。また粘度計10および11
は必ずしも２台以上使用する必要はなく、１台の粘度計
で回転数等を変えることによって剪断速度を変え、粘度
を測定することも可能である。また差圧計等のスラリの
粘度を測定できるものであれば必ずしも粘度計でなくて
も良い。
また実施例では、石炭を湿式粉砕して石炭−水スラリ
を調整する装置を用いたが、本発明においてはこれらに
限定されず、石炭を乾式粉砕したあと混練する装置、湿
式粉砕後脱水して混練する装置などでもよい。さらにラ
インミキサー７の代わりにスラリ中の微粒子を分散可能
なものであれば他の型式の撹拌機も使用可能である。
を調整する装置を用いたが、本発明においてはこれらに
限定されず、石炭を乾式粉砕したあと混練する装置、湿
式粉砕後脱水して混練する装置などでもよい。さらにラ
インミキサー７の代わりにスラリ中の微粒子を分散可能
なものであれば他の型式の撹拌機も使用可能である。
また本発明の装置は、あらかじめ脱灰した石炭を用い
て石炭−水スラリを調整する場合や、各種脱灰装置と石
炭−水スラリ製造装置を組合せた場合においても用いる
ことができる。
て石炭−水スラリを調整する場合や、各種脱灰装置と石
炭−水スラリ製造装置を組合せた場合においても用いる
ことができる。
実施例１ 第１図に示した装置を用い、ラインミキサー７の回転
数および分散器９の分配率を変えて石炭ｂスラリを調整
し、剪断速度10sec-1と100sec-1におけるスラリ粘度を
測定し、その粘度差、およびハードパック生成量を調
べ、それらの関係を第５図に示した。ただし、分散剤は
ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物を
石炭に対して0.5％添加した。粘度差1000〜5000cPにお
いて流動性および安定性が良好であった。
数および分散器９の分配率を変えて石炭ｂスラリを調整
し、剪断速度10sec-1と100sec-1におけるスラリ粘度を
測定し、その粘度差、およびハードパック生成量を調
べ、それらの関係を第５図に示した。ただし、分散剤は
ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物を
石炭に対して0.5％添加した。粘度差1000〜5000cPにお
いて流動性および安定性が良好であった。
次に剪断速度10sec-1と100sec-1における粘度差が200
0±500cPとなるようにラインミキサー７の回転数を変化
させて８時間連続して石炭ｂスラリを調整し、スラリを
20日間静置したが、ハードパックは生成しなかった。ま
た、剪断速度100sec-1でのスラリ粘度は770cPであっ
た。
0±500cPとなるようにラインミキサー７の回転数を変化
させて８時間連続して石炭ｂスラリを調整し、スラリを
20日間静置したが、ハードパックは生成しなかった。ま
た、剪断速度100sec-1でのスラリ粘度は770cPであっ
た。
実施例２ 実施例１と同様にして、石炭ｃスラリを調整し、スラ
リ粘度、粘度差およびハードパック生成量を調べ、その
関係を第６図に示した。粘度差1000〜5000cPにおいて流
動性および安定性が良好であった。
リ粘度、粘度差およびハードパック生成量を調べ、その
関係を第６図に示した。粘度差1000〜5000cPにおいて流
動性および安定性が良好であった。
さらに実施例１と同様にして石炭ｃスラリを20日間静
置したが、ハードパックは生成しなかった。その剪断速
度100sec-1での粘度は920cPであった。
置したが、ハードパックは生成しなかった。その剪断速
度100sec-1での粘度は920cPであった。
比較例１および２ 第７図に示す従来技術による装置を用い、実験例１お
よび２で用いた石炭ｂおよび石炭ｃを使って石炭ｂおよ
び石炭ｃスラリを調整した。ただし、ラインミキサー７
の回転数および分配器９の分配率は、実施例１および２
におけるスラリ調整開始１時間後の条件と同一とし、ス
ラリを調整している間は変化させなかった。得られたス
ラリをそれぞれ20日間静置したが、それぞれ約10％、25
％のハードパックが生成し、それらの粘度は970cP、121
0cPであった。
よび２で用いた石炭ｂおよび石炭ｃを使って石炭ｂおよ
び石炭ｃスラリを調整した。ただし、ラインミキサー７
の回転数および分配器９の分配率は、実施例１および２
におけるスラリ調整開始１時間後の条件と同一とし、ス
ラリを調整している間は変化させなかった。得られたス
ラリをそれぞれ20日間静置したが、それぞれ約10％、25
％のハードパックが生成し、それらの粘度は970cP、121
0cPであった。
本発明によれば、石炭性状が変動しても最適な微粒子
の分散状態に制御することができるので、流動性および
安定性に優れた石炭−水スラリを調整することができ
る。
の分散状態に制御することができるので、流動性および
安定性に優れた石炭−水スラリを調整することができ
る。
第１図は、本発明の一実施例を示す石炭−水スラリの製
造装置の系統図、第2A図および第2B図は、粘度計の設置
場所の構造例を示す図、第３図は、石炭ａスラリの撹拌
時間と粘度差の関係を示す図、第４図、第５図および第
６図は、石炭ａスラリ、石炭ｂスラリおよび石炭ｃスラ
リのスラリ粘度、粘度差およびハードパック生成量の関
係を示す図、第７図は、従来技術の石炭−水スラリ製造
装置の系統図である。 １……バンカ、２……フィーダ、３……ボールミル、
４、６、８、12、14……管路、５……タンク、７……ラ
インミキサー、９……分配器、10、11……粘度計、13…
…撹拌機、15……制御装置、Ａ……石炭、Ｂ……水、Ｃ
……分散剤、Ｄ……スラリ、Ｅ……製品スラリ。
造装置の系統図、第2A図および第2B図は、粘度計の設置
場所の構造例を示す図、第３図は、石炭ａスラリの撹拌
時間と粘度差の関係を示す図、第４図、第５図および第
６図は、石炭ａスラリ、石炭ｂスラリおよび石炭ｃスラ
リのスラリ粘度、粘度差およびハードパック生成量の関
係を示す図、第７図は、従来技術の石炭−水スラリ製造
装置の系統図である。 １……バンカ、２……フィーダ、３……ボールミル、
４、６、８、12、14……管路、５……タンク、７……ラ
インミキサー、９……分配器、10、11……粘度計、13…
…撹拌機、15……制御装置、Ａ……石炭、Ｂ……水、Ｃ
……分散剤、Ｄ……スラリ、Ｅ……製品スラリ。
Claims (1)
- 【請求項１】石炭を湿式または乾式粉砕した後、該石炭
を水および分散剤の存在下で撹拌する手段を備えた石炭
−水スラリの製造装置において、石炭−水スラリの剪断
速度を変えて粘度を測定する手段と、前記剪断速度を変
えて測定した粘度の差が一定範囲内となるように上記ス
ラリの撹拌条件を制御する手段とを設けたことを特徴と
する石炭−水スラリの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63043954A JP2680325B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 石炭−水スラリの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63043954A JP2680325B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 石炭−水スラリの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01220637A JPH01220637A (ja) | 1989-09-04 |
| JP2680325B2 true JP2680325B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12678096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63043954A Expired - Fee Related JP2680325B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 石炭−水スラリの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2680325B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH065296Y2 (ja) * | 1985-01-18 | 1994-02-09 | バブコツク日立株式会社 | スラリ供給装置 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63043954A patent/JP2680325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01220637A (ja) | 1989-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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