JP2679753B2 - 熱エネルギーを電力に変換するための方法及びその装置 - Google Patents

熱エネルギーを電力に変換するための方法及びその装置

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JP2679753B2
JP2679753B2 JP4047226A JP4722692A JP2679753B2 JP 2679753 B2 JP2679753 B2 JP 2679753B2 JP 4047226 A JP4047226 A JP 4047226A JP 4722692 A JP4722692 A JP 4722692A JP 2679753 B2 JP2679753 B2 JP 2679753B2
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、膨脹されかつ
再生された作動流体を用いて熱源からの熱エネルギーを
機械的な形にそしてそれから電気的な形に変換するため
の方法及びその装置に関する。さらに、本発明は、濃厚
な流れと稀薄な流れを含む少なくとも二つの多−成分液
体の発生を経て熱力学的サイクルの熱効率を改善するた
めの方法及びその装置に関する。濃厚な流れは、稀薄な
流れに含まれるよりいっそう高いパーセンテージの低沸
騰成分を含む。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,548,043には、異
なる組成を有する作動溶液の二つの異なる流れを用いる
装置が記載されている。その装置は、作動流体を加熱し
て膨脹させるための手段と、その作動流体を凝縮して、
異なる組成を有する二つの流れを発生させるための凝縮
二次装置とを有する。
【0003】その特許に記載された凝縮二次装置は、ア
ンモニアと水の混合物からなる単一の部分的に蒸発した
流れから、単一の濃厚な蒸気流れと単一の稀薄な液体流
れを発生させる。濃厚な蒸気流れは二つの濃厚な蒸気二
次的流れに分割される。稀薄な液体流れは二つの稀薄な
液体二次的流れに分割される。それらの濃厚な蒸気二次
的流れのうちの一方は稀薄な液体二次的流れのうちの一
方と結合されて濃厚な流れを発生する。他方の濃厚な蒸
気二次的流れは他方の稀薄な液体二次的流れと結合され
て稀薄な流れを発生する。二つの濃厚な蒸気二次的流れ
は単一の濃厚な蒸気流れから発生されるので、それらは
それぞれ同じ圧力と温度で発生される。米国特許第4,
548,043においては、二つの蒸気二次的流れを二
つの液体二次的流れと結合することから発生された二つ
の作動流、すなわち濃厚な流れと稀薄な流れは沸騰過程
中に結合される。
【0004】米国特許第4,604,867には、同様
に、作動流を蒸発させて膨脹させる手段を有する装置が
あり、続いてその膨脹した流れを凝縮二次装置を経て凝
縮することが記載されている。その特許に記載された凝
縮二次装置は、米国特許第4,548,043に含まれ
た凝縮二次装置のように、単一の部分的に蒸発した多−
成分流れから濃厚な蒸気流れと稀薄な液体流れを発生す
る。その蒸気流れは液体流れの一部と結合されて、ひき
続き蒸発されて膨脹される作動流を生ずる。
【0005】米国特許第4,548,043と4,60
4,867の装置は、単一の成分作動流体を用いる慣用
のライキンサイクルに比較して、著しく増加した熱効率
を出す。しかしながら、そのような装置の経済性と効率
を改善することは常に望ましい。本発明の方法と装置
は、前述した特許に記載された装置に比較してそのよう
な改善を与える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の方法と装置に比較して経済性と効率がいっそう改善さ
れた冒頭に述べた種類の方法と装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の方法と装置は、それぞれ特許請求の範囲
第1項および第15項に記載の特徴を有する。本発明の
一つの特徴は、濃厚な流れと稀薄な流れからなる少なく
とも二つの多−成分液状作動流を加熱して蒸発させるこ
とにより熱力学的サイクルの効率の著しい改善を提供す
ることである。その濃厚な流れは、稀薄な流れに含まれ
るよりいっそう高いパーセンテージの低沸騰成分を含
む。本発明の一面において、濃厚な流れと稀薄な流れ
は、ボイラーから出た後に結合されて、高圧ガス状作動
流を形成する。この特徴により、単一の流れがボイラー
に導入される場合に得られる加熱、蒸発および過熱の過
程で必要なかつ利用可能な熱の調和よりいっそうよい調
和が斟酌される。
【0008】本発明の第二の面において、濃厚な流れと
稀薄な流れが、凝縮した流れから第一の部分的に蒸発し
た流れと第二の部分的に蒸発した流れを形成することに
より発生される。第一の部分的に蒸発した流れは第一の
蒸気流れと第一の液体流れに分離され、第二の部分的に
蒸発した流れは第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離
される。第一の蒸気流れは濃厚な流れを生じ、第二の蒸
気流れは混合流れと結合して稀薄な流れを生ずる。
【0009】本発明の一実施例により、熱力学的サイク
ルを実施する方法と、高圧ガス状作動流を膨脹させ、そ
のエネルギーを利用可能な形に変換しそして使用済み流
れを発生させる段階を含む。それから、その使用済み流
れが凝縮されて、凝縮した流れを発生する。凝縮した流
れに含まれるよりいっそう高いパーセンテージの低沸騰
成分を有する濃厚な流れが凝縮した流れから発生され
る。凝縮した流れに含まれるよりいっそう低いパーセン
テージの低沸騰成分を有する稀薄な流れも凝縮した流れ
から発生される。濃厚な流れと稀薄な流れはボイラーを
通過して、蒸発した濃厚な流れと蒸気した稀薄な流れを
発生する。それから、蒸発した濃厚な流れと蒸発した稀
薄な流れはボイラーから出た後、結合される。これによ
り、高圧ガス状作動流が発生し、サイクルが完了する。
【0010】本発明の好ましい実施例では、濃厚な流れ
と稀薄な流れを凝縮した流れから発生されるには、まず
その凝縮した流れから、第一の部分的に蒸発した流れと
第二の部分的に蒸発した流れを形成するようにすればよ
い。その第一の部分的に蒸発した流れは、第一の蒸気流
れと第一の液体流れに分離される。第二の部分的に蒸発
した流れは、第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離さ
れる。濃厚な流れを第一の蒸気流れから発生させるに
は、第一の蒸気流れを、凝縮した流れから発生した第一
の混合流れと結合するようにすればよい。これに代わる
方法として、最初に第一の蒸気流れをもう一つの流れと
結合せずにその第一の蒸気流れを凝縮することにより濃
厚な流れを発生させることができる。第二の蒸気流れは
混合流れと結合されて稀薄な流れを発生する。混合流れ
は、凝縮した流れから発生させるのが好ましいが、それ
に代わる方法として、例えば第一または第二の液体流れ
のような、装置を通って循環する他の流れから発生させ
ることもできる。
【0011】本発明のもう一つの実施例により、熱力学
的なサイクルを実施する方法は、高圧ガス状作動流を膨
脹させて、そのエネルギーを利用可能な形に変換しそし
て使用済み流れを発生させる段階を含む。使用済み流れ
は凝縮されて、凝縮した流れを発生する。その凝縮した
流れから、第一の部分的に蒸発した流れと第二の部分的
に蒸発した流れが形成される。第一の部分的に蒸発した
流れは、第一の蒸気流れと第一の液体流れに分離され
る。第二の部分的に蒸発した流れは、第二の蒸気流れと
第二の液体流れに分離される。第一の蒸気流れは、凝縮
した流れに含まれるよりいっそう高いパーセンテージの
低沸騰成分を有する濃厚な流れを発生する。第二の蒸気
流れは、凝縮した流れから形成できるような混合流れと
結合されて、凝縮した流れに含まれるよりいっそう低い
パーセンテージの低沸騰成分を有する稀薄な流れを発生
する。高圧ガス状作動流は、その濃厚な流れと稀薄な流
れを結合することにより形成され、サイクルが完了す
る。
【0012】好ましい実施例では、濃厚な流れと稀薄な
流れがボイラーを通過しながら蒸発した後、これらの二
つの流れはボイラーから出た後結合されて高圧ガス状作
動流を形成する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
【0014】図1に示した概略図は、本発明の方法に用
いられる好ましい装置の実施例を示す。特に、図1は、
ボイラー201、タービン202,203および20
4、再冷却器205、凝縮二次的装置206、ポンプ2
07および208、流れ分離器209,210および2
11、流れ混合器212−215および弁216を有す
る装置200を示す。
【0015】種々の形式の熱源を、例えばガスタービン
排気ガスを有する本発明のサイクルを駆動するために用
いることができる。このことについては、本発明の装置
を、組合せサイクル装置にボトミングサイクルとして用
いることができる。
【0016】装着200を通って流れる作動流は、比較
的低い沸騰点の流体(低沸騰成分)および比較的高い沸
騰点流体(高沸騰成分)からなる多成分作動流である。
好ましい作動流は、アンモニア−水混合物、二つ以上の
炭化水素、二つ以上のフレオン、炭化水素とフレオンの
混合物または同様なものを含む。一般に、作動流は好都
合な熱力学的特性と溶解度を有するいくつかの成分の混
合物であることができる。特に好ましい実施例では、水
とアンモニアの混合物が用いられる。
【0017】図1に示したように、作動流は装置200
を通って循環する。作動流は、流れ混合器214からタ
ービン202へ流れる高圧ガス状作動流を含む。作動流
は、タービン202から凝縮二次的装置206へ流れる
使用済み流れも含む。その使用済み流れは、タービン2
02からタービン203へ流れる中間圧ガス状流れと、
タービン203からタービン204へ流れる低圧ガス状
流れと、タービン204から凝縮二次的装置206へ流
れる低圧使用済み流れとを含む。作動流は、凝縮二次的
装置206から流れ混合器214へ流れる稀薄な流れと
濃厚な流れも含む。濃厚な流れは流れ分離器209で第
一と第二の濃厚な二次的流れに分離され、稀薄な流れは
流れ分離器210で第一と第二の稀薄な二次的流れに分
離される。第二の濃厚な二次的流れと第二の稀薄な二次
的流れは再冷却器205を通過し、その後それらは第一
の濃厚な二次的流れおよび第一の稀薄な二次的流れと再
結合されて、それぞれ流れ混合器212および213で
濃厚な流れと稀薄な流れを再構成する。
【0018】図1に示した実施例では、濃厚な流れと稀
薄な流れがそれぞれポイント29と73におけるような
パラメータで凝縮二次的装置206を出る。稀薄な流れ
の一部分は、流れ分離器211でわきへそらされる。そ
の部分はポイント97のそばを通過して、流れ混合器2
15で濃厚な流れと結合される。方法のこの段階はポイ
ント96におけるようなパラメータを有する稀薄な流れ
とポイント32におけるようなパラメータを有する濃厚
な流れとをもたらす。このように稀薄な流れの一部を濃
厚な流れに加えることは、濃厚な流れの過度に臨界的な
沸騰を防止する助けとなりかつボイラーの好都合な温度
−熱曲線を容易にする助けとなる。
【0019】濃厚な流れと稀薄な流れがそれぞれポンプ
207と208で増加した圧力で輸送され、それぞれポ
イント22と92におけるようなパラメータを得る。そ
れから、二つの流れはボイラー201へ送られる。濃厚
な流れと稀薄な流れの両方がボイラー201で予熱さ
れ、それぞれポイント60と100におけるようなパラ
メータを得る。それから、濃厚な流れが流れ分離器20
9で第一と第二の濃厚な二次的流れに分離され、稀薄な
流れは流れ分離器210で第一と第二の稀薄な二次的流
れに分離される。ポイント61と101におけるような
パラメータをそれぞれ有する第一の濃厚な二次的流れと
第一の稀薄な二次的流れがボイラー201を通過し、ボ
イラーではそれらの流れがポイント25からポイント2
6へ流れる加熱流れにより加熱される。その加熱流れは
ガスタービンから放出される燃焼ガスの流れであるのが
好ましい。ポイント66と106におけるようなパラメ
ータをそれぞれ有する第二の濃厚な流れと第二の稀薄な
流れが再冷却器205を通過する。そこでは、それらの
流れがさらに加熱されて、少なくとも部分的に蒸発され
る。
【0020】第二の稀薄な二次的流れに対する第二の濃
厚な二次的流れの重量比は、二つの流れがボイラー20
1に入ったときに、第一の稀薄な二次的流れに対する第
一の濃厚な二次的流れの重量比とおよび稀薄な流れに対
する濃厚な流れの重量比と大体同じであるのが好まし
い。
【0021】第二の濃厚な二次的流れと第二の稀薄な二
次的流れが、それぞれポイント110と111における
ようなパラメータをもって再冷却器205を出る。それ
らの二次的流れは、再冷却器205を出るときに完全に
蒸発されるのが好ましい。第二の濃厚な二次的流れが流
れ混合器212で第一の濃厚な二次的流れと結合して、
ポイント114におけるようなパラメータを有する濃厚
な流れを再形成する。
【0022】ポイント114にパラメータを有する濃厚
な流れと、ポイント116にパラメータを有する稀薄な
流れとがボイラー201を通過し、ボイラーではそれら
の流れは、燃焼ガスの流れが好ましいポイント25から
ポイント26へ流れる流れから伝達された熱を経て過熱
される。濃厚な流れは、ポイント118におけるような
パラメータをもってボイラー201を出る。稀薄な流れ
は、ポイント119におけるようなパラメータをもって
ボイラー201を出る。それから、稀薄な流れは流れ混
合器214で濃厚な流れと結合され、ポイント30にお
けるようなパラメータを有する高圧のガス状作動流を生
ずる。
【0023】図1に示した本発明の実施例は沸騰過程中
稀薄な流れを濃厚な流れと混合しないので、その実施例
によれば、そのような混合が沸騰過程中に行われるとき
に生ずる複雑な沸騰過程を避けることができる。
【0024】ポイント30におけるようなパラメータを
有する流れは進入弁216を通過し、ポイント31にお
けるようなパラメータを有する流れを生ずる。それか
ら、その高圧ガス状作動流が高圧タービン202を通過
する。そこで、その流れが膨脹して仕事を生じ、そして
使用済み流れを発生させる。図1に示された実施例の使
用済み流れは、ポイント40におけるようなパラメータ
を有する中間圧ガス状流れを有する。その流れはボイラ
ー201へ戻され、そこで再加熱され、ポイント41に
おけるようなパラメータを有する中間圧ガス状流れを生
ずる。それから、使用済み流れのその部分は中間圧ター
ビン203に送られる。そこで、その使用済み流れはさ
らに膨脹して、仕事を生じ、そしてポイント42におけ
るようなパラメータを有する低圧ガス状流れを発生させ
る。
【0025】低圧ガス状流れの形態である使用済み流れ
の部分が再冷却器205を通過する。そこでは、使用済
み流れのその部分が冷却され、そして熱を伝達して、ポ
イント66からポイント110へおよびポイント106
からポイント111へそれぞれ通る第二の濃厚な二次的
流れと第二の稀薄な二次的流れを蒸発させる。その使用
済み流れの低圧ガス状流れ部分は、ポイント43におけ
るようなパラメータをもって再冷却器205を出る。そ
れから、依然として低圧ガス状流れの形態である使用済
み流れは低圧タービン204に送られる。そこで、使用
済み流れの低圧ガス状流れ部分が膨脹され、仕事を生
じ、そしてポイント38におけるようなパラメータを有
する低圧使用済み流れを発生させる。それから、今や低
圧使用済み流れの形態である使用済み流れが凝縮二次的
装置206に入る。
【0026】ポイント43における装置の圧力と温度
は、その流れが第二の濃厚な二次的流れと第二の稀薄な
二次的流れの加熱と沸騰のために付加的な熱を与えて装
置200を最大効率を確保することができるように選択
しなければならない。ポイント43における使用済み流
れについての温度と圧力のための示唆された値をテーブ
ル1に示す。
【0027】凝縮二次的装置206に発生した濃厚なお
よび稀薄な流れが、それぞれポイント29と73におけ
るようなパラメータをもって凝縮二次的装置206を出
る。
【0028】図1に示した本発明の実施例は、三つのタ
ービン、単一のボイラーおよび単独の再冷却器を有す
る。タービン、再冷却器およびボイラーの数は、本発明
の精神と範囲から逸脱することなく増加させまたは減少
させることができる。加えて、濃厚な、稀薄なおよび作
動流と二次的流れの数を増加させるかまたは減少させる
ことができる。同様に、熱力学的サイクル装置に従来用
いられる付加的な装置、例えば再加熱器、他の形式の熱
交換装置、分離装置等を、開示された本発明の概念から
逸脱することなく、図1に示した実施例に含めることが
できる。
【0029】図2は、凝縮二次的装置206のための好
ましい実施例を示す。その実施例では、今や低圧使用済
み流れの形態の使用済み流れが熱交換器222と225
を通過し、そこでその流れは凝縮熱を解放し、ポイント
17のおけるようなパラメータを有する流れを発生す
る。それから、その使用済み流れは流れ混合器240
で、ポイント19におけるようなパラメータを有する、
混合流れ(以下第三混合流れと呼ぶ)と混合され、ポイ
ント18におけるようなパラメータを有する、予め凝縮
した流れを発生する。この予め凝縮した流れは、ポイン
ト23からポイント24へ流れる冷却流れにより、好ま
しくは冷水の流れにより冷却することができるコンデン
サ228で凝縮される。これにより、ポイント1におけ
るようなパラメータを有する凝縮流れが生ずる。
【0030】その凝縮した流れは、ポンプ233により
いっそう高い圧力で輸送される。ポイント2のパラメー
タを有する凝縮した流れが流れ分離器250で第一の凝
縮した二次的流れと第二の凝縮した二次的流れに分離さ
れ、これらの二次的流れはそれぞれポイント89と79
におけるようなパラメータを有する。第二の凝縮した二
次的流れは流れ分離器251で第三、第四および第五の
凝縮した二次的流れに分離され、これらの二次的流れは
それぞれポイント28,82および83におけるような
パラメータを有する。それから、それらの三つの二次的
流れはそれぞれ熱交換器223,224および225を
通過し、それぞれポイント35,3および84における
ようなパラメータを有する第一、第二および第三の予熱
された二次的流れを生ずる。
【0031】第一の予熱された二次的流れは流れ分離器
252で、ポイント33におけるようなパラメータを有
する第一の予め部分的に蒸発した二次的流れと、ポイン
ト77におけるようなパラメータを有する第四の予熱さ
れた二次的流れに分離される。第三の予熱された二次的
流れは流れ分離器253で、ポイント27におけるよう
なパラメータを有する第三の予め部分的に蒸発した二次
的流れと、ポイント78におけるようなパラメータを有
する第五の予熱された二次的流れとに分離される。第四
と第五の予熱された二次的流れ混合器244で第二の予
熱された二次的流れと結合され、ポイント36における
ようなパラメータを有する第六の予熱された二次的流れ
を生ずる。第六の予熱された二次的流れは流れ分離器2
54で、ポイント37におけるようなパラメータを有す
る第二の予め部分的に蒸発した二次的流れと、ポイント
76におけるようなパラメータを有する第四の予め部分
的に蒸発した二次的流れとに分離される。
【0032】第一、第二および第三の予め部分的に蒸発
した二次的流れは、それぞれ熱交換器220,221お
よび222を通過する。そこで、それらはさらに加熱さ
れて部分的に蒸発し、そしてポイント34におけるよう
なパラメータを有する第一の部分的に蒸発した二次的流
れと、ポイント4におけるようなパラメータを有する第
二の部分的に蒸発した二次的流れと、ポイント15にお
けるようなパラメータを有する第三の部分的に蒸発した
二次的流れを生ずる。第一の部分的に蒸発した二次的流
れは、流れ混合器245で第二の部分的に蒸発した二次
的流れと結合される。それから、その結果として生ずる
流れが流れ混合器246で第三の部分的に蒸発した二次
的流れと結合されて、ポイント5におけるようなパラメ
ータを有する第一の部分的に蒸発した流れを生ずる。
【0033】その第一の部分的に蒸発した流れは、重力
分離器229に送られる。そこで、液体が蒸気から分離
され、ポイント6におけるようなパラメータを有する第
一の蒸気流れと、ポイント10のおけるようなパラメー
タを有する第一の液体流れとを生ずる。第一の蒸気流れ
は、第一の部分的に蒸発した流れと比較して、低沸点成
分で濃厚にされる、第一の液体流れは、第一の部分的に
蒸発した流れと比較して、高沸点成分で濃厚にされる。
好ましい実施例では、その低沸点成分はアンモニアであ
り、かつその高沸点成分は水である。
【0034】第一の蒸気流れは熱交換器220と223
を通過し、そこで部分的に凝縮して熱を解放し、その熱
がポイント33からポイント34へ通過する第一の予め
部分的に蒸発した二次的流れを部分的に蒸発させ、かつ
ポイント28からポイント35へ通過する第三の凝縮し
た二次的流れを予熱する。第一の蒸気流れは、ポイント
9におけるようなパラメータをもって熱交換器223を
出る。第一の液体流れは、熱交換器221と224を通
過するときに冷却され、熱を解放し、その熱がポイント
37からポイント4へ通過する第二の予め部分的に蒸発
した二次的流れを蒸発させ、かつポイント82からポイ
ント3へ通過する第四の凝縮した二次的流れと、ポイン
ト21からポイント29へ通過する濃厚な流れと、ポイ
ント72からポイント73へ通過する稀薄な流れとを予
熱する。第一の液体流れは、ポイント70におけるよう
なパラメータをもって熱交換器224を出る。使用済み
流れが熱交換器222と225を通過する際に、使用済
み流れにより解放された熱を用いて、ポイント83から
ポイント84へ通過する第五の凝縮した二次的流れを予
熱しかつポイント27からポイント15へ通過する第三
の予め部分的に蒸発した蒸気流れを部分的に蒸発させ
る。
【0035】ポイント89におけるようなパラメータを
有する第一の凝縮した二次的流れは、流れ分離器252
で、ポイント8におけるようなパラメータを有する第一
の混合流れと、ポイント90におけるようなパラメータ
を有する第二の混合流れとに分離される。第一の混合流
れは流れ混合器243で第一の蒸気流れと結合されて、
ポイント13におけるようなパラメータを有する濃厚な
流れを生ずる。充分に高い圧力のときに、ポイント9を
流れる第一の蒸気流れは、ポイント8を流れる混合流れ
のような第一の混合流れと混合せずに、ポイント13を
通って流れる濃厚な流れになりうる。そのような場合に
は、第一の凝縮した二次的流れは流れ分離器255で第
一と第二の混合流れに分離されない。その代わりに、ポ
イント89を通って流れる第一の凝縮した二次的流れの
全てがポイント90へ流れ続け、そのどの流れも流れ分
離器255でそらされて第一の混合流れを形成しない。
【0036】ポイント76におけるようなパラメータを
有する第四の予め部分的に蒸発した二次的流れが弁26
0で低圧に絞られて、ポイント85におけるようなパラ
メータを有する第二の部分的に蒸発した流れを生ずる。
ポイント85における第二の部分的に蒸発した流れの圧
力は、ポイント9の第一の蒸気流れの圧力またはポイン
ト14の濃厚な流れの圧力より低いのが好ましい。ポイ
ント85における第二の部分的に蒸発した流れの圧力
は、ポイント1の凝縮した流れの圧力より高いのが好ま
しい。
【0037】第二の部分的に蒸発した流れは重力分離器
230に送られ、そこで液体が蒸気から分離される。ポ
イント86におけるようなパラメータを有する第二の蒸
気流れは、重力分離器230の頂部から出る。第二の蒸
気流れは、アンモニア−水混合物のアンモニアである低
沸点成分で濃厚にされている。ポイント87におけるよ
うなパラメータを有する第二の液体流れが、重力分離器
230の底部から出る。その第二の液体流れは、アンモ
ニア−水混合物の水である高沸騰成分で濃厚にされてい
る。第二の蒸気流れは流れ混合器242で第二の混合流
れと結合され、稀薄な流れを生ずる。
【0038】流れ混合器242で生じた稀薄な流れは、
コンデンサ227で、ポイント98からポイント99へ
流れる冷却流れにより充分に凝縮される。この冷却流れ
は冷却水の流れが好ましい。稀薄な流れは、ポイント7
4におけるようなパラメータをもってコンデンサ227
を出る。濃厚な流れは、コンデンサ226で、ポイント
58からポイント59へ流れる冷却流れとの熱交換によ
り充分に凝縮される。冷却流れは冷却水の流れが好まし
い。濃厚な流れは、ポイント14におけるようなパラメ
ータをもってコンデンサ226を出る。ポイント14の
濃厚な流れの流量はポイント38の使用済み流れの流量
より低く、かつポイント14の濃厚な流れの低沸点成分
のパーセンテージはポイント38の使用済み流れに含ま
れたその成分のパーセンテージより高い。
【0039】第一の液体流れは、弁261を通過すると
きに減少した圧力を有し、ポイント91におけるような
パラメータを得る。第二の液体流れは、絞り弁262を
通過する際に減少した圧力を有し、ポイント20におけ
るようなパラメータを有する(ポイント20の第二の液
体流れは部分的に蒸発した流れの形態であることができ
る)。第一の液体流れは流れ混合器241で第二の液体
流れと結合され、ポイント19におけるようなパラメー
タを有する第三の混合流れを生ずる。上記のように、そ
の第三の混合流れが流れ混合器240で使用済み流れと
混合され、ポイント18におけるようなパラメータを有
する予め凝縮された流れを生ずる。
【0040】濃厚な流れがポンプ231により中間圧力
で輸送され、ポイント21におけるようなパラメータを
有する濃厚な流れを生ずる。稀薄な流れはポンプ232
により中間圧力で輸送され、ポイント72におけるよう
なパラメータを有する稀薄な流れを生ずる。それから、
濃厚な流れと稀薄な流れは熱交換器224に送られ、そ
こでそれらはポイント12からポイント70へ通過する
第一の液体流れから伝達された熱で加熱される。濃厚な
流れは、ポイント29におけるようなパラメータをもっ
て熱交換器224を出る。稀薄な流れは、ポイント73
におけるようなパラメータをもって熱交換器224を出
る。それから、稀薄な流れと濃厚な流れは、図1に示し
たように凝縮二次的装置206を出る。
【0041】ポイント29の濃厚な流れとポイント73
の稀薄な流れについての流量の総和は、ポイント38の
使用済み流れについての流量と等しい。しかしながら、
凝縮二次的装置206を経て、作動溶液の二つの流れが
作り出されている。すなわち、一つは、ポイント29に
おけるようなパラメータを有する濃厚な流れであり、ポ
イント38の使用済み流れに含まれるよりいっそう高い
パーセンテージの低沸点成分を含み、もう一つはポイン
ト73におけるようなパラメータを有する稀薄な流れで
あり、ポイント38の使用済み流れに含まれるよりいっ
そう少ない量の低沸点成分を含む。
【0042】図2に示した凝縮二次的装置の実施例で
は、凝縮二次的装置は第一蒸気流れから濃厚な流れを生
じ、その第一蒸気流れは、稀薄な流れを発生させるため
に用いられる第二の蒸気流れと異なる圧力と温度にあ
る。そのような技術は、濃厚な流れと稀薄な流れを発生
させるために用いられる蒸気流れがそれぞれ同じ圧力と
温度に維持された場合に達成できるより広範囲の温度に
わたって利用できる熱のいっそう良好な使用を考慮に入
れておかなければならない。このように、図2に示した
凝縮二次的装置によれば、ポイント38の使用済み流れ
の圧力を、作動溶液の単一の流れを再生するのに必要で
あるよりいっそう低くできる。濃厚な流れと稀薄な流れ
を発生させるために用いられる二つの蒸気流れが同じ圧
力と温度に維持された場合には、ポイント38の使用済
み流れの圧力は作動溶液の単一の流れを再生するのに必
要であるよりいっそう高くなければならないだろう。こ
のように、図2の凝縮二次的装置は、同じ圧力と温度に
維持された第一と第二の蒸気流れから濃厚な流れと稀薄
な流れを発生させる凝縮二次的装置よりいっそう有効で
なければならない。
【0043】図2に示した凝縮二次的装置は、図1に示
したもの以外の装置と共に用いることができる。例え
ば、その凝縮装置は、濃厚な流れと稀薄な流れを予熱し
て、予熱された濃厚な流れと予熱された稀薄な流れを発
生させ、続いて予熱された濃厚な流れを予熱された稀薄
な流れと結合して予熱された流れを発生させ、続いて予
熱された流れを蒸発させて高圧のガス状作動流を発生さ
せる段階を含む装置に用いることができる。それに代わ
る方法として、その凝縮装置は、濃厚な流れと稀薄な流
れを予熱して部分的に蒸発させて部分的に蒸発した濃厚
な流れと部分的に蒸発した稀薄な流れを発生させ、続い
て部分的に蒸発した濃厚な流れを部分的に蒸発した稀薄
な流れと結合して部分的に蒸発した流れを形成し、続い
て部分的に蒸発した流れを蒸発させて高圧のガス状作動
流を発生させる段階を含む装置に用いることができる。
また、それに代わる方法として、その凝縮二次的装置
は、濃厚な流れと稀薄な流れを予熱して蒸発させて、蒸
発した濃厚な流れと蒸発した稀薄な流れを発生させ、続
いて蒸発した濃厚な流れを蒸発させて稀薄な流れと結合
して蒸発した流れを形成し、続いて蒸発した流れを過熱
して高圧ガス状作動流を発生させる段階を含む装置に用
いることができる。
【0044】図2に示した凝縮二次的装置の実施例は、
本発明の精神と範囲から逸脱せずに多数の仕方で変える
ことができる。そのことについては、熱交換器、コンデ
ンサ、分離装置、弁およびポンプの数と形式を変えるこ
とができる。図2に示した凝縮二次的装置の実施例を通
って流れる流れの数と形式は変えることができる。同様
に、そのようなどんな流れのための応用も修正できる。
同様に、熱力学的サイクル装置に慣用的に用いられる付
加的な装置も、本発明の精神と範囲から逸脱せずにその
凝縮二次的装置に含めることができる。
【0045】図1に示した装置200に明らかにしたポ
イントに対応するポイントのための示唆されたパラメー
タは、95.91重量%のアンモニアを含む組成をもっ
て凝縮二次的装置206を出る水−アンモニアの濃厚な
流れと、59.16重量%のアンモニアを含む組成をも
って凝縮二次的装置206を出る水−アンモニアの稀薄
な流れとを有する装置のためのテーブル1に示されてい
る。図2に示した凝縮二次的装置206に明らかにした
ポイントに対応するポイントのための示唆されたパラメ
ータは、水−アンモニア作動流を有する装置のためのテ
ーブル2に示されている。テーブル1と2に示したパラ
メータを用いて、図1と2に示した装置の性能の概要が
テーブル3に含められている。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】 本発明の装置は、米国特許第4,604,867号に記
載の装置に比較して当然増加した熱効率を与える。本発
明の装置がAsea Brown Boveri ガスタービン13Eを含
む装置のような組合せサイクル装置のためのボトミング
サイクルとして用いられる場合には、本発明の装置は理
論的に約90.617MWの正味動力を送り出さなけれ
ばならない。一方、米国特許第4,604,867に記
載の装置は理論的に約88.279MWの正味動力を送
り出さなければならない。従って、本発明の装置は、そ
のような組合せサイクル装置に用いたときに、米国特許
第4,604,867に記載の装置と比較して効率が約
2.6%増加しなければならない。本発明の装置は意味
のある付加的に複雑化したものを少しも有しないので、
同様に米国特許第4,604,867に記載の装置に比
較して改善された経済を与えなければならない。
【0051】本発明を好ましい実施例に関して述べた
が、当業者であればその実施例の多数の変更と修正を認
識するだろう。例えば、アンモニア−水混合物以外の多
成分作動流を用いることができ、熱交換器の数と形式を
増加させるかまたは減少させることができ、ポンプ、タ
ービン、コンデンサ、分離器、ボイラー、再冷却器、減
圧装置等の数と形式を変えることができ、ならびに装置
を通って流れる流れの数と組成およびそれらの流れのた
めの特別な使用を変えることができる。このように、特
許請求の範囲は、本発明の真の精神と範囲内に含まれる
ような全ての変更と修正をカバーすることが意図されて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法と装置の一実施例の概略図であ
る。
【図2】本発明に用いることができる凝縮二次的装置の
実施例の概略図である。
【符号の説明】
200 装置 201 ボイラー 202,203,204 タービン 205 再冷却器 206 凝縮二次的装置 207,208 ポンプ 209,210,211 流れ分離器 212,213,214,215 流れ混合器 216 弁 228 コンデンサ

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧ガス状作動流を膨脹させそのエネルギ
    ーを利用可能な形に変換して使用済み流れを発生させ、
    その使用済み流れを凝縮して凝縮流れを発生させ、その
    凝縮流れから、凝縮流れに含まれているよりいっそう高
    いパーセンテージの低沸騰成分を有する濃厚な流れと、
    凝縮流れに含まれているよりいっそう低いパーセンテー
    ジの低沸騰成分を有する稀薄な流れとを発生させ、その
    濃厚な流れと稀薄な流れをボイラーを通過させて、蒸発
    した濃厚な流れと蒸発した稀薄な流れを発生させ、二つ
    の蒸発した流れがボイラーを出た後、蒸発した濃厚な流
    れを蒸発した稀薄な流れと結合して、高圧ガス状作動流
    を発生させる段階を経る熱力学的サイクルを実施する方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1の方法において、濃厚な流れを第
    一と第二の濃厚な二次的流れに分離し、稀薄な流れを第
    一と第二の稀薄な二次的流れに分離し、第一の濃厚な二
    次的流れと第一の稀薄な二次的流れをボイラーを通過さ
    せ、そのボイラーで外部の源から伝達された熱がそれら
    の二つの流れを少なくとも部分的に蒸発させ、第二の濃
    厚な二次的流れと第二の稀薄な二次的流れを再冷却器を
    通過させ、その再冷却器で使用済み流れから伝達された
    熱がそれらの二つの流れを少なくとも部分的に蒸発さ
    せ、濃厚な流れを稀薄な流れと結合して高圧ガス状作動
    流を発生させる前に、第一の濃厚な二次的流れを第二の
    濃厚な二次的流れと結合して濃厚な流れを再構成し、か
    つ第一の稀薄な二次的流れを第二の稀薄な二次的流れと
    結合して稀薄な流れを再構成する段階を経る方法。
  3. 【請求項3】請求項1の方法において、使用済み流れが
    中間圧ガス状流れと低圧ガス状流れと低圧使用済み流れ
    とからなり、高圧ガス状作動流を膨脹させて中間圧ガス
    状流れを発生させ、中間圧ガス状流れを再加熱し、再加
    熱した中間圧ガス状流れを膨脹させて低圧ガス状流れを
    発生させ、低圧ガス状流れを膨脹させて低圧使用済み流
    れを発生させる段階を経る方法。
  4. 【請求項4】請求項1の方法において、まず凝縮した流
    れから、第一の部分的に蒸発した流れと第二の部分的に
    蒸発した流れを形成することにより濃厚な流れと稀薄な
    流れを発生させ、第一の部分的に蒸発した流れを第一の
    蒸気流れと第一の液体流れに分離し、第二の部分的に蒸
    発した流れを第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離
    し、第一の蒸気流れから濃厚な流れを発生させ、第二の
    蒸気流れを混合流れと結合して稀薄な流れを発生させる
    段階を経る方法。
  5. 【請求項5】凝縮した流れから混合流れを形成すること
    を含む請求項4の方法。
  6. 【請求項6】請求項4の方法において、凝縮した流れを
    第一の凝縮した二次的流れと第二の凝縮した二次的流れ
    に分離し、第一の凝縮した二次的流れを第一の混合流れ
    と第二の混合流れに分離し、第二の凝縮した二次的流れ
    を第三、第四および第五の凝縮した二次的流れに分離
    し、第三の凝縮した二次的流れを第一の蒸気流れから伝
    達された熱で加熱して第一の予熱された二次的流れを発
    生させ、第四の凝縮された二次的流れを第一の液体流れ
    から伝達された熱で加熱して第二の予熱された二次的流
    れを発生させ、第五の凝縮した二次的流れを使用済み流
    れから伝達された熱で加熱して第三の予熱された二次的
    流れを発生させ、第一、第二および第三の予熱された二
    次的流れを結合して予熱された流れを形成し、予熱され
    た流れを第一、第二、第三および第四の予め部分的に蒸
    発した二次的流れに分離し、第一の予め部分的に蒸発し
    た二次的流れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で部
    分的に蒸発させて第一の部分的に蒸発した二次的流れを
    発生させ、第二の予め部分的に蒸発した二次的流れを、
    第一の液体流れから伝達された熱で部分的に蒸発させ
    て、第二の部分的に蒸発した二次的流れを発生させ、第
    三の予め部分的に蒸発した二次的流れを、使用済み流れ
    から伝達された熱で部分的に蒸発させて第三の部分的に
    蒸発した二次的流れを発生させ、第一、第二および第三
    の部分的に蒸発した二次的流れを結合して第一の部分的
    に蒸発した流れを発生させ、第四の予め部分的に蒸発し
    た二次的流れの圧力を減少させて第二の部分的に蒸発し
    た流れを発生させ、第一の液体流れを第二の液体流れと
    結合して第三の混合流れを発生させ、第一の混合流れを
    第一の蒸気流れと結合して濃厚な流れを発生させ、第二
    の蒸気流れを第二の混合流れと結合して稀薄な流れを発
    生させ、第三の混合流れを使用済み流れと結合して予め
    凝縮した流れを形成し、予め凝縮した流れを凝縮して、
    凝縮した流れを発生させる段階を経る方法。
  7. 【請求項7】高圧ガス状作動流を膨脹させてそのエネル
    ギーを利用可能な形に変換しかつ使用済み流れを発生さ
    せ、その使用済み流れを凝縮して、凝縮した流れを発生
    させ、その凝縮した流れから第一の部分的に蒸発した流
    れと第二の部分的に蒸発した流れを形成し、第一の部分
    的に蒸発した流れを第一の蒸気流れと第一の液体流れに
    分離し、第二の部分的に蒸発した流れを第二の蒸気流れ
    と第二の液体流れに分離し、第一の蒸気流れから、凝縮
    した流れに含まれるよりいっそう高いパーセンテージの
    低沸点成分を有する濃厚な流れを形成し、第二の蒸気流
    れを混合流れと結合して、凝縮した流れに含まれるより
    いっそう低いパーセンテージの低沸点成分を有する稀薄
    な流れを発生させ、濃厚な流れと稀薄な流れを結合して
    高圧ガス状作動流を形成する段階を経る熱力学的サイク
    ルを実施する方法。
  8. 【請求項8】請求項7の方法において、濃厚な流れと稀
    薄な流れを予熱して、予熱した濃厚な流れと予熱した稀
    薄な流れを発生させ、予熱した濃厚な流れを予熱した稀
    薄な流れと結合して予熱した流れを発生させ、予熱した
    流れを蒸発させて高圧ガス状作動流を発生させる段階を
    経る方法。
  9. 【請求項9】請求項7の方法において、濃厚な流れと稀
    薄な流れを予熱して部分的に蒸発させて、部分的に蒸発
    した濃厚な流れと部分的に蒸発した稀薄な流れを発生さ
    せ、部分的に蒸発した濃厚な流れを部分的に蒸発した稀
    薄な流れと結合して部分的に蒸発した流れを形成し、部
    分的に蒸発した流れを蒸発させて高圧ガス状作動流を発
    生させる段階を経る方法。
  10. 【請求項10】請求項7の方法において、濃厚な流れと
    稀薄な流れを予熱して蒸発させ、蒸発した濃厚な流れと
    蒸発した稀薄な流れを発生させ、蒸発した濃厚な流れを
    蒸発した稀薄な流れと結合して、蒸発した流れを形成
    し、蒸発した流れを加熱して高圧ガス状作動流を発生さ
    せる段階からなる方法。
  11. 【請求項11】混合流れを凝縮した流れから形成するこ
    とを含む請求項7の方法。
  12. 【請求項12】濃厚な流れと稀薄な流れを結合して高圧
    ガス状作動流を形成する前に、濃厚な流れと稀薄な流れ
    を、第一の液体流れから伝達された熱で加熱することを
    含む請求項7の方法。
  13. 【請求項13】高圧ガス状作動流を膨脹させてそのエネ
    ルギーを利用可能な形に変換しかつ使用済み流れを発生
    させ、使用済み流れを第三の混合流れと結合して予め凝
    縮した流れを発生させ、予め凝縮した流れを凝縮して、
    凝縮した流れを発生させ、その凝縮した流れを第一の凝
    縮した二次的流れと第二の凝縮した二次的流れに分離
    し、第一の凝縮した二次的流れを第一の混合流れと第二
    の混合流れに分離し、第二の凝縮した二次的流れを第
    三、第四および第五の凝縮した二次的流れに分離し、第
    三の凝縮した二次的流れを、第一の蒸気流れから伝達さ
    れた熱で加熱して第一の予熱した二次的流れを発生さ
    せ、第四の凝縮した二次的流れを、第一の液体流れから
    伝達された熱で加熱して第二の予熱した二次的流れを発
    生させ、第五の凝縮した二次的流れを、使用済み流れか
    ら伝達された熱で加熱して第三の予熱した二次的流れを
    発生させ、第一、第二および第三の予熱した二次的流れ
    を結合して、予熱した流れを形成し、予熱した流れを第
    一、第二、第三および第四の予め部分的に蒸発した二次
    的流れに分離し、第一の予め部分的に蒸発した二次的流
    れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で部分的に蒸発
    させて、第一の部分的に蒸発した二次的流れを発生さ
    せ、第二の予め部分的に蒸発した二次的流れを、第一の
    液体流れから伝達された熱で部分的に蒸発させて第二の
    部分的に蒸発した二次的流れを発生させ、第三の予め部
    分的に蒸発した二次的流れを、使用済み流れから伝達さ
    れた熱で部分的に蒸発させて、第三の部分的に蒸発した
    二次的流れを発生させ、第一、第二および第三の部分的
    に蒸発した二次的流れを結合して第一の部分的に蒸発し
    た流れを発生させ、第四の予め部分的に蒸発した二次的
    流れの圧力を減少させて第二の部分的に蒸発した流れを
    発生させ、第一の部分的に蒸発した流れを第一の蒸気流
    れと第一の液体流れに分離し、第二の部分的に蒸発した
    流れを第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離し、第一
    の液体流れが熱を第二の予め部分的に蒸発した二次的流
    れと第四の凝縮した二次的流れに伝達した後、第一の液
    体流れを第二の液体流れと結合して第三の混合流れを発
    生させ、第一の蒸気流れを第一の混合流れと結合して、
    凝縮した流れに含まれるよりいっそう高いパーセンテー
    ジの低沸点成分を有する濃厚な流れを発生させ、第二の
    蒸気流れを第二の混合流れと結合して、凝縮した流れに
    含まれるよりいっそう低いパーセンテージの低沸点を有
    する稀薄な流れを発生させ、濃厚な流れと稀薄な流れを
    結合して高圧ガス状作動流を形成する段階を経る熱力学
    的サイクルを実施する方法。
  14. 【請求項14】高圧ガス状作動流を膨脹させてそのエネ
    ルギーを利用可能な形に変換しかつ中間圧ガス状流れを
    発生させ、その中間圧ガス状流れを再加熱し、再加熱し
    た中間圧ガス状流れを膨脹させて低圧ガス状流れを発生
    させ、低圧ガス状流れを膨脹させて低圧使用済み流れを
    発生させ、その低圧使用済み流れを第三の混合流れと混
    合して予め凝縮した流れを発生させ、予め凝縮した流れ
    を凝縮して、凝縮した流れを発生させ、その凝縮した流
    れを第一の凝縮した二次的流れと第二の凝縮した二次的
    流れに分離し、第一の凝縮した二次的流れを第一の混合
    流れと第二の混合流れに分離し、第二の凝縮した二次的
    流れを第三、第四および第五の凝縮した二次的流れに分
    離し、第三の凝縮した二次的流れを、第一の蒸気流れか
    ら伝達された熱で加熱して第一の予熱した二次的流れを
    発生させ、第四の凝縮した二次的流れを、第一の液体流
    れから伝達された熱で加熱して第二の予熱した二次的流
    れを発生させ、第五の凝縮した二次的流れを、低圧使用
    済み流れから伝達された熱で加熱して第三の予熱した二
    次的流れを発生させ、第一、第二および第三の予熱した
    二次的流れを結合して予熱した流れを形成し、その予熱
    した流れを第一、第二、第三および第四の予め部分的に
    蒸発した二次的流れに分離し、第一の予め部分的に蒸発
    した二次的流れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で
    部分的に蒸発させて第一の部分的に蒸発した二次的流れ
    を発生させ、第二の予め部分的に蒸発した二次的流れ
    を、第一の液体流れから伝達された熱で部分的に蒸発さ
    せて第二の部分的に蒸発した二次的流れを発生させ、第
    三の予め部分的に蒸発した二次的流れを、低圧の使用済
    み流れから伝達された熱で部分的に蒸発させて第三の部
    分的に蒸発した二次的流れを発生させ、第一、第二およ
    び第三の部分的に蒸発した二次的流れを結合して第一の
    部分的に蒸発した流れを発生させ、第四の予め部分的に
    蒸発した二次的流れの圧力を減少させて第二の部分的に
    蒸発した流れを発生させ、第一の部分的に蒸発した流れ
    を第一の蒸気流れと第一の液体流れに分離し、第二の部
    分的に蒸発した流れを第二の蒸気流れと第二の液体流れ
    に分離し、第一の蒸気流れを第一の混合流れと結合し
    て、凝縮した流れに含まれるよりいっそう高いパーセン
    テージの低圧沸騰成分を有する濃厚な流れを発生させ、
    第二の蒸気流れを第二の混合流れと結合して、凝縮した
    流れに含まれるよりいっそう低いパーセンテージの低沸
    騰成分を有する稀薄な流れを発生させ、第一の液体流れ
    を第二の液体流れと結合して第三の混合流れを発生さ
    せ、濃厚な流れを第一と第二の濃厚な二次的流れに分離
    し、稀薄な流れを第一と第二の稀薄な二次的流れに分離
    し、第一の濃厚な二次的流れと第一の稀薄な二次的流れ
    をボイラーを通過させ、そのボイラーで外部の源から伝
    達された熱がそれらの二つの流れを少なくとも部分的に
    蒸発させ、第二の濃厚な二次的流れと第二の稀薄な二次
    的流れを再冷却器を通過させ、その再冷却器で低圧ガス
    状流れから伝達された熱がそれらの二つの流れを少なく
    とも部分的に蒸発させ、第一の濃厚な二次的流れを第二
    の濃厚な二次的流れと結合して濃厚な流れを再構成し、
    かつ第一の稀薄な二次的流れを第二の稀薄な二次的流れ
    と結合して稀薄な流れを再構成し、濃厚な流れを稀薄な
    流れと結合して高圧ガス状作動流を発生させる段階を経
    る熱力学的サイクルを実施する方法。
  15. 【請求項15】熱力学的サイクルを実施するための装置
    において、高圧ガス状作動流を膨脹させてそのエネルギ
    ーを利用可能な形に変換しかつ使用済み流れを発生させ
    るための手段と、使用済み流れを凝縮して凝縮した流れ
    を発生させるためのコンデンサと、凝縮した流れに含ま
    れるよりいっそう高いパーセンテージの低沸騰成分を有
    する、凝縮した流れから発生される濃厚な流れと、凝縮
    した流れに含まれるよりいっそう低いパーセンテージの
    低沸騰成分を有する、凝縮した流れから発生される稀薄
    な流れと、濃厚な流れと稀薄な流れを通過させて、蒸発
    した濃厚な流れと蒸発した稀薄な流れを発生させるため
    のボイラーと、二つの蒸発した流れがボイラーから出た
    後、蒸発した濃厚な流れを蒸発した稀薄な流れと結合し
    て高圧ガス状作動流を発生させるための第一の流れ混合
    器とを備えた熱力学的サイクルを実施するための装置。
  16. 【請求項16】請求項15の装置において、濃厚な流れ
    を第一と第二の濃厚な二次的流れに分離するための第二
    の流れ混合器と、稀薄な流れを第一と第二の稀薄な二次
    的流れに分離するための第三の流れ混合器と、第一の濃
    厚な二次的流れと第一の稀薄な二次的流れをボイラーを
    通過させるための手段と、熱を第一の濃厚な二次的流れ
    と第一の稀薄な二次的流れに伝達してそれらの二つの二
    次的流れを少なくとも部分的に蒸発させるための外部の
    熱源と、第二の濃厚な二次的流れと第二の稀薄な二次的
    流れが通過する再冷却器であって、使用済み流れから伝
    達された熱がそれらの二つの二次的流れを少なくとも部
    分的に蒸発させる再冷却器と、第一の流れ混合器が濃厚
    な流れを稀薄な流れと結合して高圧ガス状作動流を発生
    させる前に、第一の濃厚な二次的流れを第二の濃厚な二
    次的流れと結合して、濃厚な流れを再構成するための第
    三の流れ混合器および第一の稀薄な二次的流れを第二の
    稀薄な二次的流れと結合して稀薄な流れを再構成するた
    めの第四の流れ混合器とを備えた装置。
  17. 【請求項17】請求項15の装置において、使用済み流
    れが中間圧ガス状流れ、低圧ガス状流れおよび低圧使用
    済み流れとからなり、高圧ガス状作動流を膨脹させて中
    間圧ガス状流れを発生させるための手段と、中間圧ガス
    状流れを再加熱するための手段と、再加熱された中間圧
    ガス状流れを膨脹させて低圧ガス状流れを発生させるた
    めの手段と、低圧ガス状流れを膨脹させて低圧使用済み
    流れを発生させるための手段とを備えた装置。
  18. 【請求項18】請求項15の装置において、凝縮した流
    れから、第一の部分的に蒸発した流れと第二の部分的に
    蒸発した流れを形成するための手段と、第一の部分的に
    蒸発した流れを第一の蒸気流れと第一の液体流れに分離
    するための第一の分離器と、第二の部分的に蒸発した流
    れを第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離するための
    第二の分離器と、濃厚な流れを第一の蒸気流れから発生
    させるための手段と、第二の蒸気流れを混合流れと結合
    して稀薄な流れを発生させるための第二の流れ混合器と
    を備えた装置。
  19. 【請求項19】請求項18の装置において、混合流れを
    凝縮した流れから形成するための流れ分離器を有する装
    置。
  20. 【請求項20】請求項18の装置において、凝縮した流
    れを第一の凝縮した二次的流れと第二の凝縮した二次的
    流れに分離するための第一の流れ分離器と、第一の凝縮
    した二次的流れを第一の混合流れと第二の混合流れに分
    離するための第二の流れ分離器と、第二の凝縮した二次
    的流れを第三、第四および第五の凝縮した二次的流れに
    分離するための第三の流れ分離器と、第三の凝縮した二
    次的流れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で加熱し
    て第一の予熱された二次的流れを発生させるための第一
    の熱交換器と、第四の凝縮した二次的流れを、第一の液
    体流れから伝達された熱で加熱して第二の予熱された二
    次的流れを発生させるための第二の熱交換器と、第五の
    凝縮した二次的流れを、使用済み流れから伝達された熱
    で加熱して第三の予熱した二次的流れを発生させるため
    の第三の熱交換器と、第一、第二および第三の予熱した
    二次的流れを結合して予熱した流れを形成するための第
    三の流れ混合器と、予熱した流れを第一、第二、第三お
    よび第四の予め部分的に蒸発した二次的流れに分離する
    ための第四の流れ分離器と、第一の予め部分的に蒸発し
    た二次的流れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で部
    分的に蒸発させて第一の部分的に蒸発した二次的流れを
    発生させるための第四の熱交換器と、第二の予め部分的
    に蒸発した二次的流れを、第一の液体流れから伝達され
    た熱で部分的に蒸発させて第二の部分的に蒸発した二次
    的流れを発生させるための第五の熱交換器と、第三の予
    め部分的に蒸発した二次的流れを、使用済み流れから伝
    達された熱で部分的に蒸発させて第三の部分的に蒸発し
    た二次的流れを発生させるための第六の熱交換器と、第
    一、第二および第三の部分的に蒸発した二次的流れを結
    合して第一の部分的に蒸発した流れを発生させるための
    第四の流れ混合器と、第四の予め部分的に蒸発した二次
    的流れの圧力を減少させて第二の部分的に蒸発した流れ
    を発生させるための減圧装置と、第一の液体流れを第二
    の液体流れと結合して第三の混合流れを発生させるため
    の第五の流れ混合器と、第一の混合流れを第一の蒸気流
    れと結合して濃厚な流れを発生させるための第六の流れ
    混合器と、第二の蒸気流れを第二の混合流れと結合して
    稀薄な流れを発生させるための第二の流れ混合器と、第
    三の混合流れを使用済み流れと結合させて予め凝縮した
    流れを形成するための第七の流れ混合器と、その予め凝
    縮した流れを凝縮して、凝縮した流れを発生させるため
    のコンデンサとを備えた装置。
  21. 【請求項21】高圧ガス状作動流を膨脹させてそのエネ
    ルギーを利用可能な形に変換しかつ使用済み流れを発生
    させるための手段と、その使用済み流れを凝縮して、凝
    縮した流れを発生させるためのコンデンサと、その凝縮
    した流れから第一の部分的に蒸発した流れと第二の部分
    的に蒸発した流れを形成するための手段と、第一の部分
    的に蒸発した流れを第一の蒸気流れと第一の液体流れに
    分離するための第一の分離器と、第二の部分的に蒸発し
    た流れを第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離するた
    めの第二の分離器と、第一の蒸気流れから、凝縮した流
    れに含まれるよりいっそう高いパーセンテージの低沸騰
    成分を有する濃厚な流れを形成するための手段と、第二
    の蒸気流れを混合流れと結合して、凝縮した流れに含ま
    れるよりいっそう低いパーセンテージの低沸騰成分を有
    する稀薄な流れを発生させるための第一の流れ混合器
    と、濃厚な流れと稀薄な流れを結合して高圧ガス状作動
    流を形成するための第二の流れ混合器とを備えた熱力学
    的サイクルを実施するための装置。
  22. 【請求項22】請求項21の装置において、濃厚な流れ
    と稀薄な流れを予熱して、予熱した濃厚な流れと予熱し
    た稀薄な流れを発生させるための第一の熱交換器と、予
    熱した濃厚な流れを予熱した稀薄な流れと結合して予熱
    した流れを発生させるための第二の流れ混合器と、予熱
    した流れを蒸発させて高圧ガス状作動流を発生させるた
    めの第二の熱交換器とを有する装置。
  23. 【請求項23】請求項21の装置において、濃厚な流れ
    と稀薄な流れを予熱しかつ部分的に蒸発させて、部分的
    に蒸発した濃厚な流れと部分的に蒸発した稀薄な流れを
    発生させるための第一の熱交換器と、部分的に蒸発した
    濃厚な流れを部分的に蒸発した稀薄な流れと結合して部
    分的に蒸発した流れを形成する第二の流れ混合器と、部
    分的に蒸発した流れを蒸発させて高圧ガス状作動流を発
    生させるための第二の熱交換器とを有する装置。
  24. 【請求項24】請求項21の装置において、濃厚な流れ
    と稀薄な流れを予熱して蒸発させて、蒸発した濃厚な流
    れと蒸発した稀薄な流れを発生させるための第一の熱交
    換器と、蒸発した濃厚な流れを蒸発した稀薄な流れと結
    合して蒸発した流れを形成するための第二の流れ混合器
    と、蒸発した流れを過熱して高圧ガス状作動流を発生さ
    せるための第二の熱交換器とを有する装置。
  25. 【請求項25】請求項21の装置において、凝縮した流
    れから混合流れを形成するための流れ分離器を有する装
    置。
  26. 【請求項26】請求項21の装置において、濃厚な流れ
    と稀薄な流れを結合して高圧ガス状作動流を形成する第
    二の流れ混合器より前に、濃厚な流れと稀薄な流れを、
    第一の液体流れから伝達された熱で加熱するための熱交
    換器を有する装置。
  27. 【請求項27】高圧ガス状作動流を膨脹させてそのエネ
    ルギーを利用可能な形に変換しかつ使用済み流れを発生
    させるための手段と、その使用済み流れを第三の混合流
    れと結合して予め凝縮した流れを発生させるための第一
    の流れ混合器と、予め凝縮した流れを凝縮して、凝縮し
    た流れを発生させるためのコンデンサと、凝縮した流れ
    を第一の凝縮した二次的流れと第二の凝縮した二次的流
    れに分離するための第一の流れ分離器と、第一の凝縮し
    た二次的流れを第一の混合流れと第二の混合流れに分離
    するための第二の流れ分離器と、第二の凝縮した二次的
    流れを第三、第四および第五の凝縮した二次的流れに分
    離するための第三の流れ分離器と、第三の凝縮した二次
    的流れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で加熱し
    て、第一の予熱した二次的流れを発生させるための第一
    の熱交換器と、第四の凝縮した二次的流れを、第一の液
    体流れから伝達された熱で加熱して、第二の予熱した二
    次的流れを発生させるための第二の熱交換器と、第五の
    凝縮した二次的流れを、使用済み流れから伝達された熱
    で加熱して、第三の予熱した二次的流れを発生させるた
    めの第三の熱交換器と、第一、第二および第三の予熱し
    た二次的流れを結合して、予熱した流れを形成するため
    の第二の流れ混合器と、予熱した流れを第一、第二、第
    三および第四の予め部分的に蒸発した二次的流れに分離
    するための第四の流れ分離器と、第一の予め部分的に蒸
    発した二次的流れを、第一の蒸気流れから伝達された熱
    で部分的に蒸発させて、第一の部分的に蒸発した二次的
    流れを発生させるための第四の熱交換器と、第二の予め
    部分的に蒸発した二次的流れを、第一の液体流れから伝
    達された熱で部分的に蒸発させて、第二の部分的に蒸発
    した二次的流れを発生させるための第五の熱交換器と、
    第三の予め部分的に蒸発した二次的流れを、使用済み流
    れから伝達された熱で部分的に蒸発させて、第三の部分
    的に蒸発した二次的流れを発生させるための第六の熱交
    換器と、第一、第二および第三の部分的に蒸発した二次
    的流れを結合して、第一の部分的に蒸発した流れを発生
    させるための第三の流れ混合器と、第四の予め部分的に
    蒸発した二次的流れの圧力を減少させて、第二の部分的
    に蒸発した流れを発生させるための減圧装置と、第一の
    部分的に蒸発した流れを第一の蒸気流れと第一の液体流
    れに分離するための第一の分離器と、第二の部分的に蒸
    発した流れを第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離す
    るための第二の分離器と、第一の液体流れが第二の予め
    部分的に蒸発した二次的流れと第四の凝縮した二次的流
    れに熱を伝達した後、第一の液体流れを第二の液体流れ
    と結合して、第三の混合流れを発生させるための第四の
    流れ混合器と、第一の蒸気流れを第一の混合流れと結合
    して、凝縮した流れに含まれるよりいっそう高いパーセ
    ンテージの低沸騰成分を有する濃厚な流れを発生させる
    ための第五の流れ混合器と、第二の蒸気流れを第二の混
    合流れと結合して、凝縮した流れに含まれるよりいっそ
    う低いパーセンテージの低沸騰成分を有する稀薄な流れ
    を発生させるための第六の流れ混合器と、混合流れと稀
    薄な流れを結合して高圧ガス状作動流を形成するための
    第七の流れ混合器とを有する熱力学的サイクルを実施す
    るための装置。
  28. 【請求項28】高圧ガス状作動流を膨脹させてそのエネ
    ルギーを利用可能な形に変換しかつ中間圧ガス状流れを
    発生させるための手段と、その中間圧ガス状流れを再加
    熱するための手段と、再加熱した中間圧ガス状流れを膨
    脹させて低圧ガス状流れを発生させるための手段と、低
    圧ガス状流れを膨脹させて低圧使用済み流れを発生させ
    るための手段と、低圧の使用済み流れを第三の混合流れ
    と結合して予め凝縮した流れを発生させるための第一の
    流れ混合器と、予め凝縮した流れを凝縮して、凝縮した
    流れを発生させるためのコンデンサ、凝縮した流れを第
    一の凝縮した二次的流れと第二の凝縮した二次的流れに
    分離するための第一の流れ分離器と、第一の凝縮した二
    次的流れを第一の混合流れと第二の混合流れに分離する
    ための第二の流れ分離器と、第二の凝縮した二次的流れ
    を第三、第四および第五の凝縮した二次的流れに分離す
    るための第三の流れ分離器と、第三の凝縮した二次的流
    れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で加熱して、第
    一の予熱した二次的流れを発生させるための第一の熱交
    換器と、第四の凝縮した二次的流れを、第一の液体流れ
    から伝達した熱で加熱して、第二の予熱した二次的流れ
    を発生させるための第二の熱交換器と、第五の凝縮した
    二次的流れを、低圧の使用済み流れから伝達された熱で
    加熱して、第三の予熱した二次的流れを発生させるため
    の第三の熱交換器と、第一、第二および第三の予熱した
    二次的流れを結合して、予熱した流れを形成するための
    第二の流れ混合器と、予熱した流れを第一、第二、第三
    および第四の予め部分的に蒸発した二次的流れに分離す
    るための第四の流れ分離器と、第一の予め部分的に蒸発
    した二次的流れを、第一の蒸気流れから伝達された熱で
    部分的に蒸発させて、第一の部分的に蒸発した二次的流
    れを発生させるための第四の熱交換器と、第二の予め部
    分的に蒸発した二次的流れを、第一の液体流れから伝達
    された熱で部分的に蒸発させて、第二の部分的に蒸発し
    た二次的流れを発生させるための第五の熱交換器と、第
    三の予め部分的に蒸発した二次的流れを、低圧の使用済
    み流れから伝達された熱で部分的に蒸発させて第三の部
    分的に蒸発した二次的流れを発生させるための第六の熱
    交換器と、第一、第二および第三の部分的に蒸発した二
    次的流れを結合して第一の部分的に蒸発した流れを発生
    させるための第三の流れ混合器と、第四の予め部分的に
    蒸発した二次的流れの圧力を減少させて第二の部分的に
    蒸発した流れを発生させるための減圧装置と、第一の部
    分的に蒸発した流れを第一の蒸気流れと第一の液体流れ
    に分離するための第一の分離器と、第二の部分的に蒸発
    した流れを第二の蒸気流れと第二の液体流れに分離する
    ための第二の分離器と、第一の蒸気流れを第一の混合流
    れと結合して、凝縮した流れに含まれるよりいっそう高
    いパーセンテージの低沸騰成分を有する濃厚な流れを発
    生させるための第四の流れ混合器と、第二の蒸気流れを
    第二の混合流れと結合して、凝縮した流れに含まれるよ
    りいっそう低いパーセンテージの低沸騰成分を有する稀
    薄な流れを発生させるための第五の流れ混合器と、第一
    の液体流れを第二の液体流れと結合して第三の混合流れ
    を発生させるための第六の流れ混合器と、混合流れを第
    一および第二の濃厚な二次的流れに分離するための第五
    の流れ分離器と、稀薄な流れを第一および第二の稀薄な
    二次的流れに分離するための第六の流れ分離器と、第一
    の濃厚な二次的流れと第一の稀薄な二次的流れが通過す
    るボイラーと、第一の濃厚な二次的流れと第一の稀薄な
    二次的流れに熱を伝達してそれらの二つの二次的流れを
    少なくとも部分的に蒸発させるための外部の熱源と、第
    二の濃厚な二次的流れと第二の稀薄な二次的流れが通過
    する再冷却器とを有し、この再冷却器では低圧のガス状
    流れから伝達された熱がそれらの二つの二次的流れを少
    なくとも部分的に蒸発させるようになっており、また第
    一の濃厚な二次的流れを第二の濃厚な二次的流れと結合
    して濃厚な流れを再構成するための第七の流れ混合器
    と、第一の稀薄な二次的流れを第二の稀薄な二次的流れ
    と結合して稀薄な流れを再構成するための第八の流れ混
    合器と、濃厚な流れを稀薄な流れと結合して高圧ガス状
    作動流を発生させるための第九の流れ混合器とを有する
    熱力学的サイクルを実施するための装置。
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