JP2674673B2 - シート基材の切断方法 - Google Patents

シート基材の切断方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロール状のシート基材を連続繰り出しつつ長
手方向に一括切断して複数の短冊状長尺シートを得るシ
ート基材の切断方法に関し、特に上記シート基材上の特
定のパターンに対応して高精度に切断する方法に関する
ものである。
(従来の技術及び改良しようとする課題) 薄いフイルム状のシート基材に限らず、ラミネートシ
ート基材等をロールから連続繰り出しながら長手方向に
一括切断して複数の短冊状長尺シートを得る方法はいく
つか提案されている。この際、上記シート基材に文字又
は模様等が印刷されていてそれに合せて切断しようとす
る場合、光電管等により反射光又は透過光を検出しなが
ら、繰り出しロール又は切断刃物をシート基材の幅方向
に調整して切断する方法がとられる。
しかし、上述の方法は、反射率を変動し易いシート
基板には使用出来ない。文字、模様等が表面ではなく
裏面又は内部にある場合は使用出来ない。長手方向に
一様なパターン以外には使用出来ない等の問題点があっ
た。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消した高精度なシート基材
の切断方法を提供するもので、第1の特徴は、シート基
材を連続繰り出しつつ、その厚さ方向の一方の側から照
明し、他方の側から観察用テレビカメラにより観察し、
その観察面における輝度分布を数値化し演算処理するこ
とによって切断刃物又はシート基材を移動させることに
よってシート基材上のパターンと切断位置を調整するこ
とにある。
そして、本発明の第2の特徴は、長手方向に一様でな
い模様又は構造を有するシート基材の場合は、長手方向
に離散的かつ規則的に出現する模様又は構造の位置を検
出しつつ、前記同様に切断する方法にある。
(実施例) 第1図は本発明のシート基材の切断方法の具体例の説
明図である。
ロール巻きされたシート基材(1)は繰り出し装置
(61)よりガイドローラ(62)を経て順次繰り出され、
切断装置(41)により複数の短冊状シート(1′)に切
断された後、巻取り装置(図示せず)に巻取られる。観
察用テレビカメラ(2)及び照明用光源(3)は1組と
して1本の切断線に対応するシート基材(1)を挟んだ
位置に配置されている。切断装置(4)は、切断刃物
(41)、該切断刃物(41)を固定し、ガイドレール(4
3)上をシート基材(1)の幅方向へ移動する移動台、
刃物位置調整用のモータ(45)による移動機構(44)に
より構成されている。図では、複数の切断刃物(41)が
1つの移動台(42)に搭載されているが、刃物毎にそれ
ぞれ移動台に搭載してもよい。
第2図は本発明の切断対照となるシート基材(1)例
の切断後の横断面図で、同図(イ)は切断の基準となる
印刷(11)がシート基材(1)の裏面に配置されている
場合、同図(ロ)はシート基材(1)が2枚のシート
(1a)(1b)のラミネートにより構成されており、切断
の基準となる不透明層(12)が内部に配置されている例
を示している。
第3図は演算処理回路(5)による画像処理画面の一
例で、輝度分布を数値に変換し、設定しきい値でその位
置を求める手順を第4図に示す。この例では切断基準マ
ーク(11)が画面内に2ヶ所観察され、両者の中間に切
断線をもってくるよう制御する事例を示している。即
ち、切断された空間(δ)は照明が明るいため、しきい
値で位置を求め、切断マーク(11)は輝度が暗く、し
きい値で位置を求める。こうして、しきい値で求め
たアドレスP0.P1の二等分線、及びしきい値で求めた
アドレスX0,X1の二等分線を演算し、その差を切断装置
又はシート基材の移動機構へフィードバックする。
第5図は上記の制御方式によって切断線(46)が微妙
にうねりながらシート基材(1)を縦方向に切断してい
く様子を示す。ここでは、先に第3図で示したしきい値
ととで区切られた幅寸法をWL,WRで表示する。この
両者の大小関係によって切断刃物(41)又はシート基材
(1)を移動することで、結果的にWL=WRと出来る。即
ち、WL>WRのときは切断刃物(41)をL側(図の上方
向)に又はシート基材(1)をR側(図の下方向)に移
動し、WL<WRのときは切断刃物(41)をR側に又はシー
ト部材をL側に移動する。
第6図は演算処理回路部(5)の構成図である。観察
用テレビカメラ(2)からの入力信号をもとに、切断刃
物(41)又はシート基材(1)の駆動量を演算する画像
処理回路と、その指令のもとに、実際の切断刃物(41)
又はシート基材(1)を駆動させるモータ制御回路(5
1)で構成される。又長手方向に一様でないシート基材
(1)を対象とする場合には、位置センサ(71)と線速
センサ(72)をさらに備える必要がある。
第7図(イ)は長手方向に一様でない模様又は構造を
有するシート基材を対象とする切断方法の具体例の説明
図であり、同図(ロ)はタイムチャートである。
この場合、基準となる切断マークがシート基材(1)
上に連続していないため、観察用テレビカメラ(2)の
観察を常時行なうわけにいかず、従って位置センサ(7
1)と線速センサ(72)を用いて画像の取り込みのタイ
ミングを発生させる必要がある。位置センサ(71)が観
察用テレビカメラ(2)の真横に配置できない場合は、
位置センサ(71)と観察用テレビカメラ(2)の距離
(l0)をあらかじめ設定し、線速センサ(72)の情報を
もとに画像取り込みタイミング信号のディレイタイム
(TD)を演算する必要がある。又この時は切断刃物(4
1)の駆動量の指令が連続して与えられないため、切断
刃物(41)の動きはステップ的になり、シート基材
(1)の線速にって(遅い場合)不都合が生じる場合は
補間することによって駆動量の指令を連続的に与えるこ
とも可能である。なお、位置センサ(71)が観察用テレ
ビカメラ(2)を真横に配置できる場合は、位置センサ
(71)と観察用テレビカメラ(2)の距離(l0)を零に
設定するか、もしくは位置センサ(71)の入力信号によ
つて即画像を取り込めばよい。
第8図はこのような方法により切断した長尺シートを
さらに切断して最終製品になったときの一例を示す。即
ち、同図(イ)ので示すように、上述の方法によりシ
ート基材(1)を長手方向に切断し、で示すように後
工程でさらに切断さる。同図(ロ)は得られた最終製品
の表面図、同図(ハ)は裏面図である。
なお、以上の実施例においては、説明の簡略化のた
め、1本の切断線に対し1台の観察用テレビカメラ、一
式の演算処理回路を結合した形式としたが、本発明はこ
れに限るものではなく、複数の切断線を複数の観察用テ
レビカメラ、複数又は単数の演算処理回路で構成するこ
とも可能である。この場合は、位置センサから観察用カ
メラまでの距離がカメラの位置によって異なる場合が考
えられるが、各観察用テレビカメラの画像取り込み信号
のディレイタイムをそれぞれ発生することで解決可能で
ある。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のシート基材の切断方法
によれば、切断基準印刷がシート基材の裏面又は内部に
配置されている場合及び長手方向に一様でない模様又は
構造を有するシート基材においても、長手方向に一括切
断して短冊状の長尺シートを得ることを可能とするもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシート基材の切断方法の具体例の説明
図である。 第2図(イ)及び(ロ)は本発明の対象とするシート基
材の切断後の横断面図である。 第3図は演算処理回路による画像処理の一例の説明図、
第4図は処理手順の説明図である。 第5図は第3図の処理回路による制御方式による切断の
説明図、第6図は演算処理回路部の構成図である。 第7図(イ)は長手方向に一様でない模様又は構造を有
するシート基材を対象とする本発明の切断方法の具体例
の説明図、同図(ロ)はそのタイムチャートである。 第8図(イ)は上記方法によるシート基材の切断の説明
図で、同図(ロ)は最終製品の表面図、同図(ハ)は裏
面図である。 1……シート基材、11……切断基準印刷、12……不透明
体、2……観察用テレビカメラ、3……光源、4……切
断装置、41……切断刃物、42……移動台、43……ガイド
レール、44……ボールネジ、45……刃物位置調整モー
タ、5……演算処理回路、51……モータ制御回路、61…
…繰り出し装置、62……ガイドローラ、71……位置セン
サ、72……線速センサ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート基材を連続繰り出しつつ、その厚み
    方向の一方の側から照明し、他方の側から観察用テレビ
    カメラにより観察し、その観察面における輝度分布を数
    値化し演算処理することによって切断刃物又はシート基
    材を移動させシート基材上のパターンと切断位置を調整
    することを特徴とするシート基材の切断方法。
  2. 【請求項2】長手方向に一様でない模様又は構造を有す
    るシート基材を長手方向に離散的かつ規則的に出現する
    模様又は構造の位置を検出しつつ、その厚み方向の一方
    の側から照明し、他方の側から観察用テレビカメラによ
    り観察し、その観察面における輝度分布を数値化し演算
    処理することによって切断刃物又はシート基材を移動さ
    せてシート基材上のパターンと切断位置を調整すること
    を特徴とするシート基材の切断方法。
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