JP2674583B2 - 成分測定におけるアスコルビン酸の妨害除去方法 - Google Patents
成分測定におけるアスコルビン酸の妨害除去方法Info
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成分測定における
アスコルビン酸の妨害除去方法に関する。
アスコルビン酸の妨害除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査等においては生体試料(例えば
体液)中の各種成分が測定され、その結果から各種疾病
を診断することが行われている。このような測定法の一
つとして、酵素反応と電気化学反応を組み合わせた測定
方法がある。例えば、乳酸酸化酵素の触媒反応を利用し
て乳酸と酸素からピルビン酸と過酸化水素を発生させ、
この発生した過酸化水素を電気化学的に酸化し、その際
に生じる酸化電流値を測定して溶液中の乳酸濃度を定量
する方法がある。
体液)中の各種成分が測定され、その結果から各種疾病
を診断することが行われている。このような測定法の一
つとして、酵素反応と電気化学反応を組み合わせた測定
方法がある。例えば、乳酸酸化酵素の触媒反応を利用し
て乳酸と酸素からピルビン酸と過酸化水素を発生させ、
この発生した過酸化水素を電気化学的に酸化し、その際
に生じる酸化電流値を測定して溶液中の乳酸濃度を定量
する方法がある。
【0003】ところが体液等の生体試料中にはアスコル
ビン酸が存在しているため、アスコルビン酸の強い還元
力により前述の電気化学反応の酸化還元反応系が影響を
受け、測定結果に誤差が生じるという問題点があった。
このアスコルビン酸は人の血中に0.05mM程度存在
するが、疾病の治療等により大量のアスコルビン酸が人
に投与された場合、血中のアスコルビン酸濃度が増加
し、測定に与える影響が大きくなる。前述の酵素反応と
電気化学反応を組み合わせた測定系においては、アスコ
ルビン酸が電極表面で酸化されるため、電流値が増大
し、測定値に誤差が生じる。
ビン酸が存在しているため、アスコルビン酸の強い還元
力により前述の電気化学反応の酸化還元反応系が影響を
受け、測定結果に誤差が生じるという問題点があった。
このアスコルビン酸は人の血中に0.05mM程度存在
するが、疾病の治療等により大量のアスコルビン酸が人
に投与された場合、血中のアスコルビン酸濃度が増加
し、測定に与える影響が大きくなる。前述の酵素反応と
電気化学反応を組み合わせた測定系においては、アスコ
ルビン酸が電極表面で酸化されるため、電流値が増大
し、測定値に誤差が生じる。
【0004】このようなアスコルビン酸の妨害を除去す
る方法としては、アスコルビン酸オキシダーゼの触媒反
応を利用して、測定溶液中のアスコルビン酸を酸化・除
去する方法が用いられてきた。
る方法としては、アスコルビン酸オキシダーゼの触媒反
応を利用して、測定溶液中のアスコルビン酸を酸化・除
去する方法が用いられてきた。
【0005】また、他の方法としては電極表面をナフィ
オン膜や酢酸セルロース膜で覆う方法がある。
オン膜や酢酸セルロース膜で覆う方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アスコ
ルビン酸オキシダーゼは、高価である上に安定性が低
く、他の物質による影響も受けるという欠点がある。ま
た、膜を用いる方法は、一定濃度のアスコルビン酸の影
響を低減させる効果は認められるものの、過酸化水素測
定時の電流出力値を低下させる欠点がある。
ルビン酸オキシダーゼは、高価である上に安定性が低
く、他の物質による影響も受けるという欠点がある。ま
た、膜を用いる方法は、一定濃度のアスコルビン酸の影
響を低減させる効果は認められるものの、過酸化水素測
定時の電流出力値を低下させる欠点がある。
【0007】そこで本発明の目的は、低コストで、安定
的に精度の高い測定値が得られるようにすることであ
る。
的に精度の高い測定値が得られるようにすることであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために種々の検討を重ねた結果、本発明を完
成した。
を達成するために種々の検討を重ねた結果、本発明を完
成した。
【0009】第1の発明は、酸化還元反応を利用した成
分測定において、ポリリン酸塩を測定溶液に溶存させる
ことを特徴とする成分測定におけるアスコルビン酸の妨
害除去方法に関する。
分測定において、ポリリン酸塩を測定溶液に溶存させる
ことを特徴とする成分測定におけるアスコルビン酸の妨
害除去方法に関する。
【0010】第2の発明は、成分から過酸化水素を発生
させ、これを酸化還元反応を利用して検出することによ
り成分を定量する第1の発明の成分測定におけるアスコ
ルビン酸の妨害除去方法に関する。
させ、これを酸化還元反応を利用して検出することによ
り成分を定量する第1の発明の成分測定におけるアスコ
ルビン酸の妨害除去方法に関する。
【0011】第3の発明は、体液中の成分を測定する第
1又は第2の発明の成分測定におけるアスコルビン酸の
妨害除去方法に関する。
1又は第2の発明の成分測定におけるアスコルビン酸の
妨害除去方法に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明の方法に用いるポリリン酸塩として
は、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、テトラポリリン
酸塩、トリメタリン酸塩・テトラメタリン酸塩等のポリ
メタリン酸塩などが挙げられる。これらの塩の種類とし
ては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、リ
チウム塩、ベリリウム塩等が挙げられる。
は、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、テトラポリリン
酸塩、トリメタリン酸塩・テトラメタリン酸塩等のポリ
メタリン酸塩などが挙げられる。これらの塩の種類とし
ては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、リ
チウム塩、ベリリウム塩等が挙げられる。
【0014】上記のポリリン酸塩は、初めから塩の形態
で用いてもよいし、また、測定前に塩の形態になってい
れば酸の形態で測定溶液に添加してもよい。
で用いてもよいし、また、測定前に塩の形態になってい
れば酸の形態で測定溶液に添加してもよい。
【0015】また、これらのポリリン酸塩は単独で用い
ても良いし、2種以上を併用してもよい。
ても良いし、2種以上を併用してもよい。
【0016】本発明に用いるポリリン酸塩の測定溶液中
の濃度は、40〜200mMが適当である。好ましく
は、70〜100mMである。40mMより少ないと本
発明の効果は十分に発揮されず、200mMを超える
と、効果が増大しないばかりか、測定試料と化学反応を
起こし、発熱等の問題が起きる可能性がある。
の濃度は、40〜200mMが適当である。好ましく
は、70〜100mMである。40mMより少ないと本
発明の効果は十分に発揮されず、200mMを超える
と、効果が増大しないばかりか、測定試料と化学反応を
起こし、発熱等の問題が起きる可能性がある。
【0017】本発明は、アスコルビン酸が妨害するよう
な酸化還元反応を利用した成分測定であれば、いかなる
成分測定にも適用できる。
な酸化還元反応を利用した成分測定であれば、いかなる
成分測定にも適用できる。
【0018】中でも、成分から過酸化水素を発生させ、
これを酸化還元反応を利用して検出することにより成分
を定量する方法に好ましく適用できる。成分から過酸化
水素を発生させる方法としては、例えば、酵素等の触媒
反応を利用する方法等がある。具体的には、例えば乳酸
成分の測定においては、乳酸と乳酸酸化酸素とからピル
ビン酸と過酸化水素を発生させる方法がある。
これを酸化還元反応を利用して検出することにより成分
を定量する方法に好ましく適用できる。成分から過酸化
水素を発生させる方法としては、例えば、酵素等の触媒
反応を利用する方法等がある。具体的には、例えば乳酸
成分の測定においては、乳酸と乳酸酸化酸素とからピル
ビン酸と過酸化水素を発生させる方法がある。
【0019】その他、本発明が適用できる成分測定法と
しては比色分析法等がある。
しては比色分析法等がある。
【0020】本発明の成分測定の対象溶液は、生体試
料、特に体液が好ましい。
料、特に体液が好ましい。
【0021】本発明の成分測定の対象成分は、上記の過
酸化水素の検出による成分測定方法においては、過酸化
水素を発生するものであれば特に制限されないが、乳
酸、グルコース、ガラクトース、ラクトース、スクロー
ス、エタノール、メタノール、スターチ、尿酸、ピルビ
ン酸、アミノ酸、モノアミン、コレステロール、コリン
等が挙げられる。特に乳酸等の体液中の成分が好まし
い。
酸化水素の検出による成分測定方法においては、過酸化
水素を発生するものであれば特に制限されないが、乳
酸、グルコース、ガラクトース、ラクトース、スクロー
ス、エタノール、メタノール、スターチ、尿酸、ピルビ
ン酸、アミノ酸、モノアミン、コレステロール、コリン
等が挙げられる。特に乳酸等の体液中の成分が好まし
い。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに説明する
が、本発明はこれらに限定するものではない。
が、本発明はこれらに限定するものではない。
【0023】実施例1 石英ガラス基板上にチタン・白金を順次スパッタリング
して作製したプレーナ型白金電極(電極面積11.1m
m2)を、次の条件で前処理した。溶液:0.1M N
a2SO4、作用極:白金、対極:白金、参照電極:銀塩
化銀電極、印加電位:−1.5〜+1.5V、掃引速
度:0.5V/S,100サイクル。
して作製したプレーナ型白金電極(電極面積11.1m
m2)を、次の条件で前処理した。溶液:0.1M N
a2SO4、作用極:白金、対極:白金、参照電極:銀塩
化銀電極、印加電位:−1.5〜+1.5V、掃引速
度:0.5V/S,100サイクル。
【0024】この白金電極上に乳酸酸化酵素含有の溶液
を、3000rpmでスピン塗布して乳酸酸化酵素固定
化膜を作製した。乳酸酸化酵素含有の溶液組成は、乳酸
酸化酵素:0.8U/μl、アルブミン:22.5wt
%、グルタルアルデヒド:0.5%とした。
を、3000rpmでスピン塗布して乳酸酸化酵素固定
化膜を作製した。乳酸酸化酵素含有の溶液組成は、乳酸
酸化酵素:0.8U/μl、アルブミン:22.5wt
%、グルタルアルデヒド:0.5%とした。
【0025】このようにして作製した乳酸測定用電極を
作用極とし、白金板を対極、銀−塩化銀電極を参照電極
として乳酸測定装置を構成した。各電極を測定溶液に浸
漬後、作用極に参照電極を基準として0.7Vを印加
し、作用極で得られる酸化電流値を測定した。
作用極とし、白金板を対極、銀−塩化銀電極を参照電極
として乳酸測定装置を構成した。各電極を測定溶液に浸
漬後、作用極に参照電極を基準として0.7Vを印加
し、作用極で得られる酸化電流値を測定した。
【0026】測定溶液は、緩衝液(pH7)として、
0.05Mの硫酸ナトリウムを含む0.1MのN−トリ
スメチル−2−アミノエタンスルホン酸を用い、乳酸の
終濃度が50μMとなるように乳酸リチウムを添加し
た。そして、この溶液に各種濃度のアスコルビン酸とと
もに100mMのピロリン酸ナトリウムを溶存させた。
0.05Mの硫酸ナトリウムを含む0.1MのN−トリ
スメチル−2−アミノエタンスルホン酸を用い、乳酸の
終濃度が50μMとなるように乳酸リチウムを添加し
た。そして、この溶液に各種濃度のアスコルビン酸とと
もに100mMのピロリン酸ナトリウムを溶存させた。
【0027】結果として、アスコルビン酸濃度と酸化電
流値の関係を表1に示す。
流値の関係を表1に示す。
【0028】実施例2 ピロリン酸ナトリウムに換えてトリポリリン酸ナトリウ
ムを測定溶液に溶存させた以外は実施例1と同様にして
行った。結果を表1に示す。
ムを測定溶液に溶存させた以外は実施例1と同様にして
行った。結果を表1に示す。
【0029】実施例3 ピロリン酸ナトリウムに換えてテトラポリリン酸ナトリ
ウムを測定溶液に溶存させた以外は実施例1と同様にし
て行った。結果を表1に示す。
ウムを測定溶液に溶存させた以外は実施例1と同様にし
て行った。結果を表1に示す。
【0030】比較例 ピロリン酸ナトリウムを測定溶液に溶存させなかった以
外は、実施例1と同様にして行った。結果を表1に示
す。
外は、実施例1と同様にして行った。結果を表1に示
す。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】ポリリン酸塩を溶存させていないと、測
定対象成分(乳酸等)の濃度が一定であっても、アスコ
ルビン酸濃度の増大につれて酸化電流値が増大する。し
たがって、酸化電流値をもとに溶液中の測定対象成分の
濃度を定量しようとした場合、測定溶液中にアスコルビ
ン酸が存在する場合には正確な定量が困難である。
定対象成分(乳酸等)の濃度が一定であっても、アスコ
ルビン酸濃度の増大につれて酸化電流値が増大する。し
たがって、酸化電流値をもとに溶液中の測定対象成分の
濃度を定量しようとした場合、測定溶液中にアスコルビ
ン酸が存在する場合には正確な定量が困難である。
【0033】一方、本発明のアスコルビン酸の妨害除去
方法によれば、ピロリン酸ナトリウム・トリポリリン酸
ナトリウム・テトラポリリン酸ナトリウム等のポリリン
酸塩の1種又は2種以上を測定溶液中に溶存させること
により、高濃度のアスコルビン酸が測定溶液中に共存す
る場合でも酸化電流値の増大が抑制される。この抑制効
果により、測定溶液中にアスコルビン酸が共存する場合
でも、測定対象成分(乳酸等)を精度よく定量すること
が可能となる。
方法によれば、ピロリン酸ナトリウム・トリポリリン酸
ナトリウム・テトラポリリン酸ナトリウム等のポリリン
酸塩の1種又は2種以上を測定溶液中に溶存させること
により、高濃度のアスコルビン酸が測定溶液中に共存す
る場合でも酸化電流値の増大が抑制される。この抑制効
果により、測定溶液中にアスコルビン酸が共存する場合
でも、測定対象成分(乳酸等)を精度よく定量すること
が可能となる。
【0034】また、本発明のアスコルビン酸の妨害除去
方法は、比較的安価で安定な化学物質であるピロリン酸
塩等のポリリン酸塩を測定溶液に溶存させるだけでよい
ため、アスコルビン酸オキシダーゼを添加する方法にみ
られた欠点を解決することができる。さらに、酸化電流
値が減少することもないため、電極表面をナフィオン膜
や酢酸セルロース膜で覆う方法よりも優れている。
方法は、比較的安価で安定な化学物質であるピロリン酸
塩等のポリリン酸塩を測定溶液に溶存させるだけでよい
ため、アスコルビン酸オキシダーゼを添加する方法にみ
られた欠点を解決することができる。さらに、酸化電流
値が減少することもないため、電極表面をナフィオン膜
や酢酸セルロース膜で覆う方法よりも優れている。
Claims (3)
- 【請求項1】 酸化還元反応を利用した成分測定におい
て、ポリリン酸塩を測定溶液に溶存させることを特徴と
する成分測定におけるアスコルビン酸の妨害除去方法。 - 【請求項2】 成分から過酸化水素を発生させ、これを
酸化還元反応を利用して検出することにより成分を定量
する請求項1記載の成分測定におけるアスコルビン酸の
妨害除去方法。 - 【請求項3】 体液中の成分を測定する請求項1又は2
記載の成分測定におけるアスコルビン酸の妨害除去方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24952195A JP2674583B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 成分測定におけるアスコルビン酸の妨害除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24952195A JP2674583B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 成分測定におけるアスコルビン酸の妨害除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0989867A JPH0989867A (ja) | 1997-04-04 |
JP2674583B2 true JP2674583B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=17194219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24952195A Expired - Fee Related JP2674583B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 成分測定におけるアスコルビン酸の妨害除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2674583B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP24952195A patent/JP2674583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0989867A (ja) | 1997-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |