JP2672102B2 - 締めつけ装置 - Google Patents
締めつけ装置Info
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- JP2672102B2 JP2672102B2 JP62506323A JP50632387A JP2672102B2 JP 2672102 B2 JP2672102 B2 JP 2672102B2 JP 62506323 A JP62506323 A JP 62506323A JP 50632387 A JP50632387 A JP 50632387A JP 2672102 B2 JP2672102 B2 JP 2672102B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B2/00—Friction-grip releasable fastenings
- F16B2/02—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
- F16B2/06—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action
- F16B2/10—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action using pivoting jaws
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/10—Arrangements for locking the bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D35/00—Tools for shearing machines or shearing devices; Holders or chucks for shearing tools
- B23D35/002—Means for mounting the cutting members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/26—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
- B23Q1/28—Means for securing sliding members in any desired position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B2/00—Friction-grip releasable fastenings
- F16B2/02—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
- F16B2/04—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening internal, i.e. with spreading action
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B3/00—Key-type connections; Keys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/39—General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
一つの工具要素に他の工具要素を滑動し得るようにと
りつける為ダブテイル接手を形成するよう雄と雌の凹字
形くさびを用いる事は良く知られている。この構造は一
方の要素を他方の要素に対して直線的な調整をする事は
容易であるが、所望の位置に各要素を一体にクランプす
る事については問題がある。各要素の一方に対して回転
し、他方に対してねじ係合する調整ねじを設けて両者の
手動調整を容易にし、両者を調整された位置に保持する
事は公知である。然し乍ら、それ等の通常の使用におい
て各要素に与えられた振動は、調整ねじを回転し、それ
によって各要素の各位置を変化させる。 各要素の一方をねじ係合し、他方に対して係合するク
ランプねじを利用する事も公知である。然し乍ら、各要
素を互いに滑動させるのに必要な間隙の為、かかるクラ
ンプねじは要素の他方に対し一方を上昇し、必要な位置
に一体に要素をクランプする事に関し、問題がある。各
要素の一方に対して回転し、他方に対してねじ係合する
調整ねじを設けて、両者の手動調整を容易にし、両者を
調整された位置に保持する事は公知である。然し乍ら、
それ等の通常の使用において各要素に与えられた振動
は、調整ねじを回転しそれによって各要素の位置を変化
させる。 各要素の一方をねじ係合し、他方に対して係合するク
ランプねじを利用する事も公知である。然し乍ら、各要
素を互いに滑動させるのに必要な間隙の為、かかるクラ
ンプねじは通常ダブテイルの溝の巾の広い、底面と接触
しないように要素の一方を上昇し、凹字形のくさびによ
って形成された傾斜側部に不当な応力を生ずる。きびし
い負荷条件のもとで操作する必要のある工具を用いる時
は、工具要素の使用寿命は、このような応力によって著
しく減少する。 要素に横方向から挿入されるクランプねじは凹字形く
さびを形成する傾斜側部の一方に対して係合する必要が
あり、従って、適当なクランプ力に達しない。クランプ
力を増大する為に、多数のクランプねじを用いる必要が
あり、この為工具要素の相対位置を調整するには時間の
浪費と共に不経済な処理が生ずる。 発明の概略 本発明は所望のむきに一体に工具要素をクランプする
為のカムロックに関する。カロムックは工具要素の一方
の溝の一側に形成された雌の凹字形くさびの傾斜面に作
用する。他方の工具要素はカムロックが回転する時、第
２の工具要素に力を与え、溝の底部と共に対応する側部
に押しつけるよう溝内に滑動するように嵌合している。
カムロックは全体の面積上に応力を分配するように凹字
形くさびの特定の面積に作用する。更に、第２の工具要
素を、溝の対応する側部と底部との両方に押圧する事に
より、工具要素をそれ等のクランプ位置に維持し乍らき
びしい作業条件のもとで工具要素を使い得る。 カムロック要素は、第２の工具要素内に回転し得るよ
うに支持され、クランプ面と力を受ける面とを決める。
クランプ面は雌の凹字形くさびの傾斜した側部に対し係
合し、力を受ける面は雌の凹字形くさびの傾斜した側部
に対し係合し、更に力を受ける面は、カム部材に回転力
を与えるねじのような要素の端部に対して係合する。 図面の簡単な説明 第１図は本発明による締めつけカム部材の正面図、第
２図は第１図に示した締めつけカム部材の頂面図、第３
図は第１図のＡ−Ａ線に沿う締めつけカム部材の断面
図、第４図は第１図に示した締めつけカム部材の側面
図、第５図は本発明の締めつけカム部材を組み込んだ工
具要素の正面図、第６図は第５図に示した工具要素の側
面図、第７図は第５図のＢ−Ｂ線に沿う工具要素の断面
図、第８図は第５図乃至第７図に示した工具要素を組み
込んだ持ち運び得る旋盤の側面図、第９図は別の工具保
持部材を示す第６図と同様の側面図で第10図は第２の別
の工具保持部材を示す第６図と同様の側面図である。 本発明による締めつけカム部材10は第１図乃至第４図
に示されて居り、長手方向の軸14を有する略円筒体12か
らなっている。円筒体12はクランプ面16を有し、このク
ランプ面は第３図と第４図とに示すように、長手方向の
軸14から略放射方向に延びている。一対の力を受ける面
18が又円筒体12上に形成されている。本発明はこのよう
な一対の力を受ける面を組み込んでいるがこれ等の面の
多少は本発明の範囲を越えないで用いられる。正しい数
は締めつけカム部材の全体の長さと、必要とするクラン
プ力の大きさによって変化する。 第３図に示すように、力を受ける面18は又長手方向の
軸14から外方に略放射方向に延び、クランプ面16と夾角
を形成する。角αは鈍角であり、略150°である。クラ
ンプ面16は面20と共に角βをなし、その角度は略90°で
ある。 締めつけカム部材10の操作位置を第５図乃至第７図に
示す。支持ブラケット等の第１の工具要素22は雌の凹字
形溝24を形成する第１の側部、溝底部26及び第２の対応
側部28を有する溝を設けている。公知のように、雌の凹
形溝24は第７図に示すように底部26と共に鋭角をなして
いる。 第２の工具要素30が、第５図に示した軸32に沿う方向
に動くように工具要素22に形成された溝内を滑動する。
調整を容易にする為に、調整ねじ34がブラケット36に回
転し得るようにとりつけられ、このブラケットは工具要
素22にとりつけられている。調整ねじ34は第２の工具要
素30にねじ係合し、ノブ38の回転によって工具要素30を
軸32に沿って移動する。 締めつけカム部材10は第２の工具要素30内に回転し得
るようにとりつけられ、その長手方向の軸14は軸32に沿
う運動の方向に略平行に延びている。一対の締めつけね
じ40が工具要素30内にねじ込まれ、その端部は力を受け
る面18に接触する。締めつけねじ40が力を受ける面18に
対して内方にねじ込まれると、締めつけカム部材10は第
７図の矢印42に示すように反時計方向に長手方向の軸14
のまわりに回転する。かかる回転によりクランプ面16は
雌の凹形溝24と接触し、溝の底部26と側部28と係合する
ように動く力が工具要素30に生ずる。工具の操作中に工
具要素30に与えられた応力は、溝の底部26と側部28との
接触面と、クランプ面16と雌の凹形溝24との間の接触面
とに分配される。 工具要素30は、第７図に示すように工具締めつけねじ
46によりとりつけられた切削工具44を有する。切削工具
44は切削されるべき部品の表面に対して係合する切削縁
部48を有する。第１の工具要素22は複数の穴50を有して
それにねじ52等をとりつけ、前記工具要素22を工作機械
等に固定する。 本発明による締めつけカム部材は任意の工具に利用さ
れるが、小形旋盤に関連する特別な用途を発見した。小
形旋盤は本質的に公知であり、第８図に示すように一端
に拡がり得る楔機構56を有するマンドレル54を設け、こ
の楔機構をパイプ58の内部に係合する。楔状の締めつけ
要素60が放射方向外方に拡がってパイプ58の内部と係合
する。第８図はかかる締めつけ要素を１個のみ示してい
るが、かかる要素は、一様な締めつけ力を与える為に楔
機構56のまわりに等しく離間している。 小形旋盤は又切削ヘッド62を有し、このヘッドは駆動
モータ64を有して切削ホイール66を回転する。工具要素
22がボルト52により切削ホイール66の面にとりつけられ
る。第２の工具要素30は第１の工具要素22に対して調整
され、切削工具44をパイプ58の端部と適当に合致させ
る。切削工具が合致し、締めつけねじ40が締めつけられ
ると締めつけカム部材10を回転し、第２の工具要素30を
所望位置に固定する。切削ヘッド62はパイプ58の端部方
向に送られ、送り機構68の手動操作により切削工具44を
パイプの端部に接触させる。楔締めつけ機構，回転機
構，切削ヘッド及び送り機構のような小形旋盤の特別な
部分は本発明の要旨ではなく、それ等は小形旋盤の代表
的な例としてPertleによる米国特許第4,422,356号及びA
stleによる米国特許第4,437,366号に記載されている。
本発明による締めつけ部材は任意の形の工作機械に利用
し得る。 切削工具44として座ぐり工具が第５図乃至第８図に示
されているが、第２の工具要素30は第９図の30aで示す
ように正面削り工具をとりつけるように形成され、或は
第10図の30bで示すように面取り工具をとりつけるよう
に形成される。第９図の工具要素30aは正面削り工具
（図示しない）を第２の工具要素22aに締めつける為に
用いられる。第９図には手動の調整ねじが示されてない
が、工具要素30aと工具要素22aとの間の操作関係は前述
と同様である。締めつけねじ40は前記の実施例で述べた
と全く同様の作用をする。 第10図は工具要素30bを示し、この工具要素に面取り
工具を取りつけ、パイプ58の端部に斜面を形成する。明
らかなように、正確な形の切削工具は、第１及び第２の
工具要素を締めつけカム部材との間の関係を変更しな
い。
りつける為ダブテイル接手を形成するよう雄と雌の凹字
形くさびを用いる事は良く知られている。この構造は一
方の要素を他方の要素に対して直線的な調整をする事は
容易であるが、所望の位置に各要素を一体にクランプす
る事については問題がある。各要素の一方に対して回転
し、他方に対してねじ係合する調整ねじを設けて両者の
手動調整を容易にし、両者を調整された位置に保持する
事は公知である。然し乍ら、それ等の通常の使用におい
て各要素に与えられた振動は、調整ねじを回転し、それ
によって各要素の各位置を変化させる。 各要素の一方をねじ係合し、他方に対して係合するク
ランプねじを利用する事も公知である。然し乍ら、各要
素を互いに滑動させるのに必要な間隙の為、かかるクラ
ンプねじは要素の他方に対し一方を上昇し、必要な位置
に一体に要素をクランプする事に関し、問題がある。各
要素の一方に対して回転し、他方に対してねじ係合する
調整ねじを設けて、両者の手動調整を容易にし、両者を
調整された位置に保持する事は公知である。然し乍ら、
それ等の通常の使用において各要素に与えられた振動
は、調整ねじを回転しそれによって各要素の位置を変化
させる。 各要素の一方をねじ係合し、他方に対して係合するク
ランプねじを利用する事も公知である。然し乍ら、各要
素を互いに滑動させるのに必要な間隙の為、かかるクラ
ンプねじは通常ダブテイルの溝の巾の広い、底面と接触
しないように要素の一方を上昇し、凹字形のくさびによ
って形成された傾斜側部に不当な応力を生ずる。きびし
い負荷条件のもとで操作する必要のある工具を用いる時
は、工具要素の使用寿命は、このような応力によって著
しく減少する。 要素に横方向から挿入されるクランプねじは凹字形く
さびを形成する傾斜側部の一方に対して係合する必要が
あり、従って、適当なクランプ力に達しない。クランプ
力を増大する為に、多数のクランプねじを用いる必要が
あり、この為工具要素の相対位置を調整するには時間の
浪費と共に不経済な処理が生ずる。 発明の概略 本発明は所望のむきに一体に工具要素をクランプする
為のカムロックに関する。カロムックは工具要素の一方
の溝の一側に形成された雌の凹字形くさびの傾斜面に作
用する。他方の工具要素はカムロックが回転する時、第
２の工具要素に力を与え、溝の底部と共に対応する側部
に押しつけるよう溝内に滑動するように嵌合している。
カムロックは全体の面積上に応力を分配するように凹字
形くさびの特定の面積に作用する。更に、第２の工具要
素を、溝の対応する側部と底部との両方に押圧する事に
より、工具要素をそれ等のクランプ位置に維持し乍らき
びしい作業条件のもとで工具要素を使い得る。 カムロック要素は、第２の工具要素内に回転し得るよ
うに支持され、クランプ面と力を受ける面とを決める。
クランプ面は雌の凹字形くさびの傾斜した側部に対し係
合し、力を受ける面は雌の凹字形くさびの傾斜した側部
に対し係合し、更に力を受ける面は、カム部材に回転力
を与えるねじのような要素の端部に対して係合する。 図面の簡単な説明 第１図は本発明による締めつけカム部材の正面図、第
２図は第１図に示した締めつけカム部材の頂面図、第３
図は第１図のＡ−Ａ線に沿う締めつけカム部材の断面
図、第４図は第１図に示した締めつけカム部材の側面
図、第５図は本発明の締めつけカム部材を組み込んだ工
具要素の正面図、第６図は第５図に示した工具要素の側
面図、第７図は第５図のＢ−Ｂ線に沿う工具要素の断面
図、第８図は第５図乃至第７図に示した工具要素を組み
込んだ持ち運び得る旋盤の側面図、第９図は別の工具保
持部材を示す第６図と同様の側面図で第10図は第２の別
の工具保持部材を示す第６図と同様の側面図である。 本発明による締めつけカム部材10は第１図乃至第４図
に示されて居り、長手方向の軸14を有する略円筒体12か
らなっている。円筒体12はクランプ面16を有し、このク
ランプ面は第３図と第４図とに示すように、長手方向の
軸14から略放射方向に延びている。一対の力を受ける面
18が又円筒体12上に形成されている。本発明はこのよう
な一対の力を受ける面を組み込んでいるがこれ等の面の
多少は本発明の範囲を越えないで用いられる。正しい数
は締めつけカム部材の全体の長さと、必要とするクラン
プ力の大きさによって変化する。 第３図に示すように、力を受ける面18は又長手方向の
軸14から外方に略放射方向に延び、クランプ面16と夾角
を形成する。角αは鈍角であり、略150°である。クラ
ンプ面16は面20と共に角βをなし、その角度は略90°で
ある。 締めつけカム部材10の操作位置を第５図乃至第７図に
示す。支持ブラケット等の第１の工具要素22は雌の凹字
形溝24を形成する第１の側部、溝底部26及び第２の対応
側部28を有する溝を設けている。公知のように、雌の凹
形溝24は第７図に示すように底部26と共に鋭角をなして
いる。 第２の工具要素30が、第５図に示した軸32に沿う方向
に動くように工具要素22に形成された溝内を滑動する。
調整を容易にする為に、調整ねじ34がブラケット36に回
転し得るようにとりつけられ、このブラケットは工具要
素22にとりつけられている。調整ねじ34は第２の工具要
素30にねじ係合し、ノブ38の回転によって工具要素30を
軸32に沿って移動する。 締めつけカム部材10は第２の工具要素30内に回転し得
るようにとりつけられ、その長手方向の軸14は軸32に沿
う運動の方向に略平行に延びている。一対の締めつけね
じ40が工具要素30内にねじ込まれ、その端部は力を受け
る面18に接触する。締めつけねじ40が力を受ける面18に
対して内方にねじ込まれると、締めつけカム部材10は第
７図の矢印42に示すように反時計方向に長手方向の軸14
のまわりに回転する。かかる回転によりクランプ面16は
雌の凹形溝24と接触し、溝の底部26と側部28と係合する
ように動く力が工具要素30に生ずる。工具の操作中に工
具要素30に与えられた応力は、溝の底部26と側部28との
接触面と、クランプ面16と雌の凹形溝24との間の接触面
とに分配される。 工具要素30は、第７図に示すように工具締めつけねじ
46によりとりつけられた切削工具44を有する。切削工具
44は切削されるべき部品の表面に対して係合する切削縁
部48を有する。第１の工具要素22は複数の穴50を有して
それにねじ52等をとりつけ、前記工具要素22を工作機械
等に固定する。 本発明による締めつけカム部材は任意の工具に利用さ
れるが、小形旋盤に関連する特別な用途を発見した。小
形旋盤は本質的に公知であり、第８図に示すように一端
に拡がり得る楔機構56を有するマンドレル54を設け、こ
の楔機構をパイプ58の内部に係合する。楔状の締めつけ
要素60が放射方向外方に拡がってパイプ58の内部と係合
する。第８図はかかる締めつけ要素を１個のみ示してい
るが、かかる要素は、一様な締めつけ力を与える為に楔
機構56のまわりに等しく離間している。 小形旋盤は又切削ヘッド62を有し、このヘッドは駆動
モータ64を有して切削ホイール66を回転する。工具要素
22がボルト52により切削ホイール66の面にとりつけられ
る。第２の工具要素30は第１の工具要素22に対して調整
され、切削工具44をパイプ58の端部と適当に合致させ
る。切削工具が合致し、締めつけねじ40が締めつけられ
ると締めつけカム部材10を回転し、第２の工具要素30を
所望位置に固定する。切削ヘッド62はパイプ58の端部方
向に送られ、送り機構68の手動操作により切削工具44を
パイプの端部に接触させる。楔締めつけ機構，回転機
構，切削ヘッド及び送り機構のような小形旋盤の特別な
部分は本発明の要旨ではなく、それ等は小形旋盤の代表
的な例としてPertleによる米国特許第4,422,356号及びA
stleによる米国特許第4,437,366号に記載されている。
本発明による締めつけ部材は任意の形の工作機械に利用
し得る。 切削工具44として座ぐり工具が第５図乃至第８図に示
されているが、第２の工具要素30は第９図の30aで示す
ように正面削り工具をとりつけるように形成され、或は
第10図の30bで示すように面取り工具をとりつけるよう
に形成される。第９図の工具要素30aは正面削り工具
（図示しない）を第２の工具要素22aに締めつける為に
用いられる。第９図には手動の調整ねじが示されてない
が、工具要素30aと工具要素22aとの間の操作関係は前述
と同様である。締めつけねじ40は前記の実施例で述べた
と全く同様の作用をする。 第10図は工具要素30bを示し、この工具要素に面取り
工具を取りつけ、パイプ58の端部に斜面を形成する。明
らかなように、正確な形の切削工具は、第１及び第２の
工具要素を締めつけカム部材との間の関係を変更しな
い。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．下記の（ａ）（ｂ）（ｃ）に特徴を有する、くさび
面を構成する少なくとも１つの側壁（24）によって規定
される長い溝を含む第１の工具部材（22）と、前記の溝
内に位置する第２の工具部材（30）とを含む、凹字形く
さび溝に沿って一体に結合される２つの工具要素（22,3
0）の締め付け装置。 （ａ）前記２つの工具要素のうちの一方の工具要素（3
0）の円筒状開口内に密着関係に設けられた円筒状外面
を有する締め付けカム部材（10）を備え、 前記カム部材（10）は、前記くさび面と平行に延在し前
記円筒状開口の中心軸と一致する前記円筒状カム部材の
中心軸を中心として回転する、 （ｂ）前記カム部材（10）は、前記の軸から略放射状に
延び、前記凹字形くさび溝の前記側壁（24）と平行して
隣り合う係合クランプ面（16）を有し、 力を受ける面（18）は、前記軸から略放射状に延び、か
つ、係合クランプ面（16）から円周方向に離間してい
る、 （ｃ）少なくとも一つの移動可能な力付与手段（40）
が、前記手段が移動したときそれによって付与される力
が、前記軸とずれて位置する前記の力を受ける面（18）
に作用して、前記係合クランプ面（16）が前記側壁（2
4）と当接するように前記軸を回転させる前記軸の周り
の回転モーメントを発生する、 ２．クランプ面は締めつけカム部材の略長さ方向に延在
する請求項１記載の締めつけ装置。 ３．クランプ面と力を受ける面とは鈍角状に延在する請
求項１或は２記載の締めつけ装置。 ４．鈍角は略150°である請求項３記載の締めつけ装
置。 ５．溝は凹字形のくさび面と対応する第２の側壁と底壁
とを有し、第２の側壁は溝の底壁に対し、略垂直になっ
ている請求項１記載の締めつけ装置。 ６．切削工具を第２の工具要素にとりつける手段を有す
る前記請求項１−５の何れか１項記載の締めつけ装置。 ７．第１の工具要素を回転し得る切削ヘッドに取りつけ
る第２の手段を有する請求項６記載の締めつけ装置。 ８．第２の工具要素は前記凹字形くさび面の長さ方向に
平行に滑動するよう前記溝内に設けられる前記請求項１
−７の何れか１項記載の締めつけ装置。 ９．凹字形くさび面は雌の凹字形くさびよりなり又前記
凹字形くさびと係合するクランプ面は雄の凹字形くさび
よりなる前記請求項１−８の何れか１項記載の締めつけ
装置。 １０．力を加える手段はその回転により、前記力を受け
る面方向に前進し、又力を受ける面から遠くに引込むよ
うに配置されたねじ要素である前記請求項１−９の何れ
か項記載の締めつけ装置。 １１．前記力を受ける面は、前記カム部材の長さに沿っ
て一部のみ延び、前記カム部材はその長さの残りの部分
に沿う前記円筒状開口と密着係合する前記請求項１−10
の何れか１項記載の締めつけ装置。 １２．前記溝は前記凹字形くさびと対応する側壁、凹字
形くさび面と側壁との間に延在する底壁を有し、前記第
２の工具要素は前記溝の底壁と側壁とに接触する底面と
側面とを有し、前記カム部材と力を生ずる手段とは、力
が前記力を受ける面に加えられた時、前記カム部材と前
記凹字形くさび面との間の反作用力が、少くとも第２の
工具要素の底面と側壁面との１つに加わり、前記溝の隣
接する各底壁或は側壁に当接する前記請求項1-11の何れ
か１項記載の締めつけ装置。
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