JP2668791B2 - 伝達車のブッシング - Google Patents

伝達車のブッシング

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JP2668791B2
JP2668791B2 JP62336626A JP33662687A JP2668791B2 JP 2668791 B2 JP2668791 B2 JP 2668791B2 JP 62336626 A JP62336626 A JP 62336626A JP 33662687 A JP33662687 A JP 33662687A JP 2668791 B2 JP2668791 B2 JP 2668791B2
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謙吉 小野木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ブーリ、スプロケット、歯車、ホイール
などの伝達車を軸支持する際に、該伝達車の回転中心と
取付回転軸の軸芯とを互に同軸ないし偏心状態に位置決
めするために使用する伝達車のブッシングに関する。 〔従来技術〕 従来、ブーリなどの伝達車を回転軸に取付ける際に、
これ等の相互間にスリップを発生しないようにする方法
として、キーを利用する方法、軸との間の摩擦力を利用
する方法、さらにこれ等の両者を併用する方法などがあ
る。さらに上述の摩擦力を利用する方法の中にも、二つ
のテーパ部材の相互間の締め付けによるテーパクランプ
ブッシング方式か、或いは油圧などの媒体を加圧し体積
膨張させる媒体加圧ブッシング方式などが既に公知であ
る。 第8図は前者のテーパブッシング方式のブッシングを
利用した伝達車取付図を示している。同図中、伝達車4
を軸2に装備する際にキー3およびテーパブッシング1
を介在して固着される。ブッシング1はネジ5をレンチ
9の操作によって伝達車開口4aに圧入されたものであ
る。 従来、ブッシング1並びに伝達車4にテーパ面4a,1a
を施す理由は、円錐状テーパ面のクサビ効果を利用し
て、軸2に対して伝達車4の摩擦によるクサビ効果によ
る固着(フィティング)強度を増大させるためである。
このためテーパ部1a,4aの傾斜量L1は小さく、しかもテ
ーパ部1の最小外径と内径の厚さL2はキー3が介在でき
る程度の薄いものである。 〔問題点〕 この種のブッシングは、従来多数案出されているが、
元来これ等の全てはいずれも伝達車4を軸2に強密着状
態に締結され、両車間で如何に確実なる動力伝達を果す
かが、創作課題であった。すなわち悪くまで通常の使用
時、運転時の安定伝達および安定固着がテーマであるた
め、保守時の作業が極しく不便である。 例えば、伝達車自体が消耗品である例として頻繁に車
輪、タイヤ等のような伝達車自体を取替える場合とか、
或いは張帯伝達機のように伝達車4と連動する張帯類な
どの連結物が消耗品である場合などは、運転時よりもむ
しろ保守作業時の方が頻繁性が要請されるため解決課題
としてより重要である。 しかしこの種のブッシング1は運転時の安定化をテー
マとして開発が為されているため、上述の消耗品の交換
・調整等の保守時は、例えば車体などを一旦ジャッキに
て持上げたり、或いは伝達機等では伝達車4が付された
回転軸自体、即ち原動機や負荷装置自体を一旦移動させ
て、伝達車や張帯等の連結物に予め加わっている荷重、
張力などの外部押圧力を解除ないし除去させる前段の準
備作業を終えてから、本題の消耗品の交換時の保守作業
を行うという、極めて煩雑な前後段作業を要求される。
しかも、外部押圧力を除去した後も、ブッシング1は、
伝達車4が軸2に強密着状態すなわち強固な密着状態に
あり、頻繁にこの締結を解き、着脱するには操作がえら
く煩雑であるという、保守作業に二重の不便さが重複す
る欠点があった。 〔目的〕 この発明は、伝達車と軸との保守時にあたって、該軸
自体を移動させなくても、ブッシングの操作だけで、伝
達車を形成する回転車の回転中心を該軸の軸芯に垂直の
方向に比例的に偏心ないし同軸に摺動させることによ
り、外部押圧力を徐々に解除または付与の操作をさせな
がら、伝達車あるいはこれ等に連なる連結物の交換、調
整等の保守を達成させるための伝達車のブッシングを提
供するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明のブッシングは、回転車に施した逆テーパ開
口に係合するため断面外形が台形を有するテーパ部材
と、このテーパ部材の中心線と同軸位置に配置される着
脱ネジ具とから成ると共に、上記着脱ネジ具は、ネジ部
の長さ(H′)が少なくとも上記テーパ部材の該中心線
方向のテーパ部の高さ(H)と同一または近傍の長さに
施され、上記テーパ部材を係脱する着脱量に応じて、上
記逆テーパ開口の一部が上記テーパ部材の一部に当接し
ながら、上記回転車を装着する軸の軸芯と垂直の方向に
上記回転車の回転中心軸を外部押圧力に抗して該軸芯か
ら比例して偏心摺動させてなる伝達車のブッシングであ
る。 〔作 用〕 着脱ネジ具の操作ひとつで、保守時にブッシングのテ
ーパ部材の抜取、押込みが達成でき、ネジ部の長さがテ
ーパ部材のテーパ部の高さないし厚味とほぼ同等の長さ
を持つためテーパ部の初めから終りまでテーパ部材を人
為操作のみで任意の位置に係脱でき回転車からの着脱量
を操作できることになり、しかも常時回転車には外部押
圧力が印加されているので回転車は自動的に所定方向に
摺動したり、或はこれに抗して摺動し、ブッシングの着
脱量に比例して回転車の偏心量を任意に調整操作できる
ことになる。 従って、回転車を装着した軸自体を移動させなくて
も、回転車に加わる外部押圧力を解除したり、或いは新
たに付与する操作と、更には回転車やこれ等の付随する
連結物の取外等の操作が着脱ネジ具の操作のみで達成で
きる。 〔第1実施例〕 ここでは本発明の実施態様は、決して張帯伝達機に適
用した場合に限定されるものではないが、最も理解し易
い例として、以下張帯伝達機の例を中心に説明していく
ことにする。 第1図(A)および(B)は本発明の第1実施例の伝
達車のブッシングの斜視図および断面図である。1はブ
ッシングであって、テーパ部材またはクサビ部材14と、
固着用着脱ネジ具17とが一体の組立物として形成され
る。クサビ部材14は、クサビ部14aと、着脱ネジ具17用
の貫通口14bとが施された係止支持部14dとで構成され、
さらにこの実施例では軸挿入開口14cが形成される。こ
のクサビ部14aの開口端または侵入端側に厚さL2の底面1
4eが施される。一方クサビ部14aのラジアル方向の厚さL
1は、後述するように伝達車10の用途に応じて定められ
る。また着脱ネジ具17は、ボルト状をなし、固着ネジ部
17aと、第1係止体19と、第2係止体18と、中間部17dと
で形成される。第1係止体19は本実施例では回動可能な
ナットで形成され、着脱ネジ具17の上方ネジ17bに螺合
ししかも溶接部17eにて溶着され、これにより着脱ネジ
具17とクサビ部材14とが一体化される。第1係止体19は
ワッシャを介してブッシング14の係止支持部14dの上面
に当接し、ネジ部17aを軸に挿入する際の押込係止部を
形成する。また着脱ネジ具17を緩めると、第2係止体18
が係止支持部14dの内壁を押圧し、ブッシング14全体の
抜取係止部を形成する。第1および第2係止部18,19の
中間部17dは回転可能に嵌込まれる。 また、本実施例では挿入口14cに回転軸11または相当
回転軸11′が挿入した際に、円板車15の回転中心Cと、
回転軸の軸芯Oとの同軸のセンタリング精度を向上させ
るために、二種類のスリットが施されている。 すなわち、クサビ部材14にはその外壁14aから貫通孔1
4bに連なるスリット14fが設けられ、このスリット14fに
よってその厚さ分だけ、部材14の円周を小さくすること
ができるようになっている。 14gは、部材14をその円周方向に撓ませることのでき
るように円周方向に等間隔に設けられた撓み用スリット
であって、クサビ部材14を軸方向に貫通する4つの貫通
孔14hにそれぞれ連なっている。なお、センタリング精
度が粗くても良い場合には、スリット14f,14gおよび孔1
4hは全く不用である。 第1図(C)および(D)は、同図(A)および
(B)に示した第1実施例ブッシング1を組付けた伝達
車10の装着状態を示す伝達車の断面図および平面図であ
る。同図中、10は伝達車、11は回転軸であり、キー12を
介して支持台13が設置される。なおこの支持台13は回転
軸11と同材で一体に加工してもよい。この支持台13は回
転軸芯から遠れた位置にネジ穴13aが施され、また上方
は平面部13bが形成される。1は同軸保持ブッシングを
示し、該ブッシング1は第1図(A),(B)に示すよ
うにテーパ部材14と着脱ネジ具17からなる。15は回転車
で、三つの部分すなわちベルト溝部15a、平面部15b、ブ
ッシング受部15cで形成され、さらに溝部15aには歯付ベ
ルト用の係合溝が、平面部15bには互に同一方向に向け
られた複数の長穴15eが、ブッシング受部15cには回転軸
11と同軸に円錐状の開口15fが設けてある。さらに長穴1
5eには支持台13のネジ穴13aとの間で回転車15を固定す
るためのボルト16が取付けられている。第1図(C)で
は、回転車15が支持台13上にて回転軸11と同軸に配置さ
れた様子を示している。また第1図(D)は4つのボル
トが配置されている様子を示している。この実施例では
ブッシング1は回転車15の中心軸が常時回転軸11の軸芯
と合致するように同軸保持機能として働いているが、回
転車15を固着するためのクランプ機能としては働いてな
い。クランプ機能は4つのボルト16が支持台13に、また
支持台13がキー12を介して回転軸11に軸支される。 第1図(E)は、第1図(A)の実施例ブッシング1
を用いたプーリ伝達車のベルト張帯の交換手順を示す説
明図であって、同軸(E−1)はブッシング1の移動に
よりベルトと伝達車との間の加圧状態が解放された様子
を、また同図(E−2)はブッシング1の取外によりベ
ルトを解放する様子をそれぞれ示している。入出力軸11
および22の間を軸間固定のままでしかもベルトの巻掛け
状態でブッシング1の着脱によりベルト変換を達成して
いる。すなわち、複数のボルトのうちボルト16bを取外
し、ボルト16aは或る程度緩めるに留めておく。この状
態で次にブッシング1を着脱ネジ具17によって解放する
と、これに伴い回転車15には予じめベルト20による押圧
力が印加されているので、回転車15は逆テーパの開口15
fの一部分が、同図(E−1)の様にテーパ部材14のテ
ーパ部14aの外壁の一部分に当接しながら支持台13上を
押圧力の方向、即ち相手軸の方向に比例的に偏心摺動し
て行く。そこでベルトなどの連結体20が回転車15に与え
た張力即ち外部押圧力は、部材14の着脱量に比例して15
も偏心するので、徐々に圧力は除去されて行き、最後に
解放される。いま、主要動力の伝達を目的としたベルト
・プーリ間の結合をハード結合と定義し、それ以外の結
合をソフト結合と定義すると、ブッシング1のテーパ部
14aの長さL1の移動によって、円板車15はハード結合か
らソフト結合に移行する。この状態では、既にブッシン
グ1には外部圧力が作用していないので、このブッシン
グ1を取外すと、円板車15は少なくとも厚さL2だけ移動
操作ができ、ベルト20は回転車15a外周との間に長さl
のスキ間が確保される。従ってこのスキ間を利用して、
回転車5ないしベルト20の交換が可能である。第1図
(E−1),(E−2)は回転車15′,15″がそれぞれL
1,L2分だけ移動した状態を示している。 また新規なベルト20′を装填するときは、上述とは逆
の順序に従い、ベルト20′を回転車15の溝15aに挿入す
るように回転車15を摺動させてから、ブッシング1を再
び着脱ネジ具17によって回転軸11に装填する。この着脱
ネジ具17の締め付けに応じてボルト頭19が第一の係止部
として働きブッシング1の外壁14aは回転車15をベルト2
0′を巻掛けする方向に摺動させる結果となるので、回
転車15は、その中心軸芯が回転軸11の軸芯と一致する方
向に移動する。最後に着脱ネジ具17を締付けると、スリ
ット14f及び14gによってブッシング1が軸11と同軸に密
着するとともに、外壁14aを介してブッシング1に回転
車15が同軸に密着し、軸11と車15との各軸芯が完全に一
致することとなる。次いで、4つのボルト16a,16bを締
め付けることによってベルト20′の変換は完了する。 〔第2実施例〕 第2図(A),(B)および(C)はいずれも本発明
の第2実施例ブッシングに関し、同図(A)は雄ネジ式
ブッシング、同図(B)は雌ネジ式ブッシング、同図
(C)は、図(A)の雄ネジブッシングを用いた伝達車
のそれぞれの断面図である。図(A)の実施例のブッシ
ング1もクサビ部材14と着脱ネジ具17とから形成され
る。第1実施例と異なるのは軸挿入開口14cが存在せ
ず、回転軸11または相当軸11′が挿入ガイドの機能を持
たない。その代り、ネジ具17自体がガイド体の機能を兼
るものである。同図(B)の実施例ブッシングでは雌ネ
ジ17a′が施された着脱ネジ具17の例であり、この場合
は、回転軸11などのガイド軸に直接ネジ溝を施した場合
に適用される。また、同図(C)はブッシング1が軸11
と同軸に位置せずにその周囲に放射状に複数個設置され
た例である。単ブッシング1を軸11と同軸にしても良
い。この場合の円板車15は全ブッシング1を取外して行
われ、その移動量L2は図の如く支持体13で規制される。 〔第3実施例〕 第3図(A),(B)および(C)は本発明の第3実
施例のブッシング関し、同図(A)はブッシング断面
図、同図(B)および(C)は、同ブッシングを用いた
伝達車を両軸支持した場合の断面図および平面図をそれ
ぞれ示す。この実施例が第1実施例と異なる点は、クサ
ビ部材14の支持部の外周に軸受が嵌入され、伝達車を両
軸支持した場合にも、本発明のブッシングを適用可能に
改良したものである。更に入出力軸の軸間固定でベルト
交換可能なことから、ハウジングが密閉、半密閉化され
ている。ここで軸受8aの外径r2は、テーパー部材14の最
大径r1よりも大きく構成されている。更に第1係止体19
とネジ具17とがロール・ピン22によって貫通口21に設置
されている。ハウジング30は半密閉でカサ32を施された
貫通口33を持つ蓋体31で保守開口34を閉止している。プ
ーリ装置10は、その回転軸芯Oを二つの軸受8a,8bによ
って両軸支持されている。特にクサビ部材14をプーリ円
板15から開放する方向に位置する軸受8aは軸支装置を50
に支持される。軸支装置50は3本の支持腕51と、開口53
を施したテーパ56aが施されたシリンダ部56と、さらに
ボルト55および受座54とで形成され、全体はハウジング
30の一体鋳物形成されている。 また同図(C)に示すように円板車15の長穴15eには
支持台13のネジ穴13aとの間のプーリ円板15の移動を水
平に案内するためのガイドボルト16bが取付けられプー
リ円板車15を支持台13に固着するための4つの固定ボル
ト16aがガイドボルト16bとは別個に配置されている様子
を示している。 ベルト20の交換に際しては、保守蓋31の開放後に、ま
ず第一に、第3図(c)に示すように長穴15eの方向が
矢印Aのように相手軸の方向を向くようにプーリ円板車
15を矢印B1またはB2の方向に回わす。第二に四つの固定
ボルト16aを取外す。第三に受座54を取外した後にクサ
ビ部材14の装填ないし取外し用の巻上ネジ17を回動して
第3図(B)の破線の状態に、シリンダ56のテーパ部56
aを利用してクサビ部材14をプーリ円板15から取外す。
このとき、円板車15は第1実施例と同じ作用に従って、
長さL1とL2の和の距離L0だけ移動し、ベルト20が円板車
15から取外せる。続いて、ブッシング1′が軸受8aと共
に破線の位置に移動すると、ブッシング1′の先端ない
しシリンダ56の下端と、円板車15の受座15cの上端の間
に長さl1の空間が生じるので、この空域を利用してベル
ト20の取替は可能となる。新規のベルトは上述と逆の手
順で装填すればよい。 〔第4実施例〕 第4図(A)および(B)は本発明の更に他の実施例
の伝達車のブッシングである。図中、第1実施例と同一
符号は第1実施例と同一または相当部品を示すので説明
を省く。この実施例が第1実施例と異なる点は、円板車
15とブッシング1との間に、スリット14lを施されたテ
ーパ・リング14kが介在していること、更にガイドシャ
フト11bが支持台15から回転軸11と同軸に突出したガイ
ドシャフト15′で形成されていることである。シャフト
15′は実質的に回転軸11と同一機能なので、ここでは回
転軸15′と定義する。この実施例によれば、ブッシング
1とリング14kとが両方とも取外し可能なので、円板車1
5を回転軸芯Oに対して偏心する変位置L3を大きく取れ
る利点がある。なお、この実施例で伝達車15と回転軸11
との間の動力伝達はボルト16を介して行われ、ブッシン
グ1とリング14kは位置決め機能と伝達車のスライド機
能しか持たない。この実施例では外テーパの内輪14a
と、内テーパの外輪14kとを別体に形成したが、この内
外輪14aおよび14kを第4図(B)のように一体化しても
良い。ブッシング1の部材14が移動し、伝達車15がベル
ト張力によって偏心するのに伴い長さL4の変位置でブッ
シング1は係止突起14iの働きで外輪14kと一体に着脱可
能である。同図(B)では、締付ネジ具16が示され、こ
のボルト16を内外輪の間に介在させれば、このブッシン
グ1を介して動力伝達が可能である。 〔第5実施例〕 第5図(A),(B)はこの発明の他の実施例を示
す。こゝで第1図と同一符号は同一ないし相当部分を示
すので、説明を省く。第1図の実施例が第1図の場合と
異なる点は、ブッシング1と円板車15との間を締付けな
いし取外しのための圧入ネジ手段16a′を施した点であ
る。第二に第1および第2係止手段19および18の間に長
さPoの不感領域を施してある点である。さらにこの実施
例ではタイミングプーリの円板車15が軸11から分離脱落
するのを防止するため、この実施例では脱落防止手段40
を施している。すなわち円板車15の裏面には、支持台13
の周縁部13dの両面をサンドイッチするようにベルトの
係止環を兼ねる係止体41が施される。 そこで、この実施例でクサビ部材14を取外すと、円板
車15のみが軸11に対して自重により落下し、支持体13の
周縁13cで円板車15の内壁15fが係止された同図(B)の
状態で静止し、同図(A)の矢印Aで示した方向に脱落
することはない。ブッシング1の着脱操作は、まず着脱
ネジ具17を軸11に同図(A)のように仮装填した後に圧
入ネジ具16a′によって部材14を円板車15に圧入する。
この圧入によってブッシング1は不感領域Poを僅かに移
動し、装填終了後にネジ具17を再び締付けて作業が完了
する。ブッシング1の取外しはこの逆の手順で操作すれ
ば良い。なお。ブッシング1と軸11との間にキー12′を
介在させても良い。このようにして同図(A)のように
巻掛していたベルト20は溝15aから分離するので、ベル
トと係止環15g又は41との間にもスキ間が生じ、矢印B
の方向に取外せば張帯、その他のレバー等の連結物の交
換作業が容易に行える。なお、脱落防止手段40は他の型
式でもよい。 〔第6実施例〕 なお、第6図(A)は同図(A)および(B)に示し
たブッシング1を一部改良したもので、この実施例では
ブッシング1が圧入ネジ具16a′によって円板車15に螺
合するのでなく、ネジ孔14iおよび貫通孔14jを介して支
持台13に螺合したものである。第6図(B)のようにテ
ーパ部材14の形状は第1図(A)に示した第1実施例と
ほぼ同様である。不感領域Poの働きは第5実施例と同様
である。なお、この場合に図(B)の破線のようにキー
12′のための溝14mを施しても良い。 〔第7実施例〕 第7図(A)および(B)は、それぞれ本発明の他の
実施例ブッシングの装填状態の断面である。同図(A)
ではブッシング1内に封止された膨張媒体36を圧入ネジ
具16a′の巻上により加圧膨張して円筒部14nの厚さL5
拡大させて円板車15を軸11に圧着させるものである。こ
の場合はスラスト方向の着脱操作をネジ具17で、またラ
ジアル方向をネジ具16a′によるので、不感領域Poは不
必要である。またこの実施例ではテーパ部材14はテーパ
部14aが先端に施されるだけで、このテーパ部14aでセン
タリングした後実際に伝達車15を軸支持するのは、この
テーパ部14aにつながる円筒部14nの膨張によるフリック
ションで行われる。 第7図(B)もほぼ同図(A)の実施例と同様であっ
て、軸支持を膨張媒体によらず、テーパ部14qおよび14r
を雄ネジ状および雌ネジ状に施された内輪14oおよび外
輪14pからなる二つのテーパ部材間の加圧によって半径
を変化させて、円板車15のセンタリングとフリックショ
ン支持を行わせたものである。この場合内外輪14o,14p
の動作原理は第4図(A)または(B)の実施例の内輪
14aと外輪14kの作用とほぼ同等であるが、この例ではブ
ッシング1の先端にテーパ部14aが、中間に円筒部14nが
施されているので、実質的な取扱いは第7図(A)の場
合と全く同じである。この実施例のようにテーパ部14a
と、円筒部14nとを隣接して有するブッシング1は、タ
イミングプーリのように大きなベルト張力が加わる割合
が少い伝達車には極めて有効である。なお、第7図
(A)の実施例のブッシングを軽負荷の伝達車に適用す
る場合には、圧入ネジ具16a′を着脱ネジ具17に兼用さ
せ、単一のネジ手段のみで、着脱および圧入させること
も可能である。 第7図(C)および(D)は、更に他の実施例ブッシ
ングの左側断面図を描いている。この例では、ブッシン
グ1の機能は第7図(A)および(B)の場合と全く同
じである。第7図(B)では細かいテーパ部14qおよび1
4rが多数存在するのに対し、同図(C)では相対向する
二つのクサビ体14s,14tによってスリットをもつ内輪14
U、外輪14Vを押圧し、内外輪の幅を拡大して、摩擦力で
軸支持するものである。第7図(A)はテーパ部14q、1
4rが単一しか存在しない例である。これ等のいずれの実
施例も動作は同図(B)と同じである。 なお、円筒部14nの先端でテーパ部14aとが連結し、開
口15fの逆テーパ部15gに挿入の段階で外部押圧力に抗す
る例を示したが、テーパ部14aと同筒部14nが個別に作
り、テーパ部14aを単独のセンタリング機能用のアダプ
タ工具として使用する場合にも同等の目的を達成でき
る。 〔他の実施例〕 上述した第1ないし第7図の各種実施例の思想を部分
的に他の実施例に取込み、各種の変形、変更を加えるこ
とは、当業者が容易になし得る範囲である。特に、例え
ば第4図(A)の支持体13のガイドシャフト15′は、回
転軸11と同じ機能であるので、他の全ての実施例に適用
しても、回転軸11′と定義しているので、この種の変更
は容易に可能であり、本発明の範囲に含まれる事は明白
である。 また第1ないし第4図(A)までの実施例はブッシン
グ1と、軸11ないし回転車15との間で弱密着結合してお
り、積極的な軸と回転車間の動力伝達機能をもたず、単
に位置決め即ちセンタリング機能を持つ例として記述し
たため、部材14と軸11との間も、また部材14と回転車15
との間にもキー12ないしボルト16aなどを施さない例で
示したが、これは軸11と回転車15との間が支持体13から
キー12を介してボルト16で固着されここで動力伝達され
るため、ブッシング1自体は単なるセンタリング機能の
弱密着でも問題はない。しかし第4図(B)から第7図
(D)までの例は全てこれ等の間が強密着結合し、両者
間でセンタリングだけでなく動力伝達機能を果たすた
め、必ずしも支持体13と回転車15のボルト16による結合
は存在しても、しなくても良い。更に摩擦力による締結
力が強力な場合には、ブッシング1と軸11との間のキー
12′などを介在させなくても良い。 また本実施例では、部材14の中心線と同軸上に着脱ネ
ジ具17を別体に構成したが、部材14に直接内ネジを着脱
ネジ具の一部として施し、更に軸11側にこの軸11と別体
で回転可能なネジ具17を施し、部材14の中心線上にこの
着脱ネジ具17が位置していれば、いかなる構成でも良
く、更に一本のネジによる必要はなく、小径の押込ボル
トと大径の抜取ボルトを使用し前者は軸側に後者は係止
支持部に同軸上の異径の雌ネジによって部材14を着脱可
能であり、この場合にも当業者に明白であり、必ずしも
ブッシング1はそれ自体としてネジ部の巻上操作部分と
一体である必要はないことは明白である。 〔発明の効果〕 この伝達車のブッシングによれば、テーパ部材を回転
車に施した逆テーパの開口から着脱する量に応じて、逆
テーパ開口の一部がテーパ部材の一部外壁に当接しなが
ら、回転車を偏心摺動でき、これに伴って回転車に加わ
っていた外部押圧力を徐々に、比例的に解除したり、或
いは押圧力を新たに付与して元の同軸位置に復元でき
る。 このことは、本発明のブッシングの着脱ネジ具の操作
ひとつで、大きな押圧力が印加されている回転車あるい
はこの回転車と連動して働く連結物から、徐々に押圧力
を除去し、この回転車,連結物あるいはこれ等に連結す
る付属機器等を交換したり、調整したり、清浄したり或
いは補修したり各種の保守作業が、このブッシングの操
作だけで達成できることを意味する。 例えば、従来車両等の車輪の交換に際しては、ジャッ
キ等による車体の浮上で、回転軸自体を移動させて、車
体の荷重である押圧力を回転車の車輪から除去した後
に、斯かる交換等の保守を行っていたが、本発明によれ
ば、ジャッキ等の軸の浮上作業は不用となり、ブッシン
グ自体が着脱および偏心に伴って外部押圧力を解除し、
保守後に再び新たな押圧力を付与して元の状態に復帰す
ることを示している。 また、別の例示として、張帯伝達機等に適用すると、
上述と同様に回転軸を移動させずにブッシングの操作ひ
とつで、張帯類などの連結物から回転車に加わる押圧力
すなわち張力を徐々に解除できるので、入出力軸間を固
定したまま、回転車ないし連結物としての張帯など消耗
品類の交換が実現する事を意味する。この事は、従来プ
ーリ、ベルトなど各部品ごと市販され現場組立していた
伝達機を、歯車伝達機と全く同様に単一ハウジング内に
てモジュール化した全く新しい概念の密閉型張帯伝達機
が実現できることを意味している。 従ってこのブッシングの完成に伴い、その技術思想の
適用範囲は単に車両、張帯伝達機に、制約されるもので
はなく、軸とこれに取付ける回転体との関係は、歯車、
ローラ、アイドラ、ホイール等のあらゆる産業分野に派
生的に適用できるため、その工業的価値は著しく大き
い。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の最良の実施例ブッシング並びにこれ
を適用した伝達車を示し、図(A)はブッシング斜視
図、図(B)はブッシング断面図、図(C)は、伝達車
断面図、図(D)は伝達車平面図、さらに図(E)は該
ブッシングの動作説明図を示す。 第2図は本発明の第2の実施例ブッシングを示し、図
(A)および(B)はそれぞれ雄および雌ネジの着脱ネ
ジ具を利用した各ブッシング断面図、図(C)は図
(A)のブッシングを用いた伝達車の断面図を示す。 第3図は、本発明の第3の実施例ブッシングを両軸支持
構造にした場合の例を示し、図(A)はブッシング断面
図、図(B)および(C)は同ブッシングを適用した伝
達車装置の部分断面図および平面図を示す。 第4図は、本発明の第4の実施例でテーパを施した内外
輪ブッシングを示し、図(A)は同ブッシングを施した
伝達車の部分断面図、さらに図(B)は内外輪を一体化
した場合のブッシング断面図を示す。 第5図は、本発明の第5の実施例ブッシングであって、
第1図実施例と類似構成のブッシングを用いて伝達車と
回転軸との位置決め(センタリング)機能だけでなく、
動力伝達機能を付加した場合の伝達車を示し、図(A)
はブッシング組付状態の断面図、図(B)はブッシング
抜外状態の断面図を示している。 第6図は、本発明の第6の実施例ブッシングであって、
図(A)は支持体にネジ止めする例のブッシング断面
図、図(B)は同ブッシングのテーパ部材の平面図をそ
れぞれ示す。さらに 第7図は、本発明の第7の実施例でテーパ部と円筒部を
持つブッシングであり、同図(A)は膨張媒体加圧式、
図(B)は螺旋テーパ式、さらに図(C)および(D)
はいずれもテーパ加圧式の夫々の断面図を示している。 第8図は従来のブッシングの説明図である。 1……ブッシング、15f……開口または逆テーパ開口 10……伝達車、16……ボルト 11,11′……軸または回転軸、16a……締付ネジ具 12……キーまたは締結装置、16b……ガイド具またはガ
イドボルト 13……支持体または支持台、17……着脱ネジ具 14……テーパ部材またはクサビ部材、17a……ネジ部 14a……テーパ部;クサビ部または外壁部、17b……取付
部または着脱操作部 14b……貫通口、18……第2係止体または抜止係止部 14c……内筒部、19……第1係止体または押込係止部 14d……係止支持部、20……連結物またはベルト張帯類 15……回転車または円板車

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.回転車に施した逆テーパ開口に係合するため断面外
    形が台形を有するテーパ部材と、このテーパ部材の中心
    線と同軸位置に配置される着脱ネジ具とから成ると共
    に、上記着脱ネジ具は、ネジ部の長さH′が少くとも上
    記テーパ部材の該中心線方向のテーパ部の高さHと同一
    または近傍の長さに施され、上記テーパ部材を係脱する
    着脱量に応じて、上記逆テーパ開口の一部が上記テーパ
    部材の一部に当接しながら、上記回転車を装着する軸の
    軸芯と垂直の方向に上記回転車の回転中心軸を外部押圧
    力に抗して該軸芯から比例して偏心摺動させてなる伝達
    車のブッシング。 2.請求項第1項において、上記軸には支持体が施さ
    れ、上記テーパ部材の係脱に伴い上記回転車は上記支持
    体に沿って偏心摺動されてなる伝達車のブッシング。 3.請求項第2項において、上記テーパ部材は円錐状に
    また上記回転車の逆テーパ開口は逆円錐状に形成されて
    なる伝達車のブッシング。 4.請求項第1項において、上記着脱ネジ具は上記軸の
    軸芯と同軸上または平行位置に配置されてなる伝達車の
    ブッシング。 5.請求項第4項において、上記着脱ネジ具は、互に螺
    合しあう雄ネジ部または雌ネジ部を有し、この雄または
    雌ネジ部のいずれか一方が、上記テーパ部材と一体に施
    され、他方が上記軸または支持体と一体に施されてなる
    伝達車のブッシング。 6.請求項第5項において、上記テーパ部材と一体のネ
    ジ部と、上記軸または支持体と一体のネジ部とのいずれ
    か一方のネジ部には、一体組付される上記テーパ部材或
    いは上記軸または支持体から独立して回動操作できる着
    脱操作部が、上記着脱ネジ具に施されてなる伝達車のブ
    ッシング。 7.請求項第5項において、上記着脱ネジ具は、上記テ
    ーパ部材との間で抜取時に係止する抜取係止部と、押込
    時に係止する押込係止部とを施され、上記テーパ部材と
    一体に組付されてなる伝達車のブッシング。 8.請求項第6または7項において、上記着脱ネジ具の
    上記ネジ部は、雄ネジであって上記テーパ部材の中心軸
    と同軸上に突出配置されてなる伝達車のブッシング。 9.請求項第6または7項において、上記着脱ネジ具の
    上記ネジ部は、雌ネジであって、該ネジ部を貫通部また
    は一端閉止部を形成されてなる伝達車のブッシング。 10.請求項第1項において、上記テーパ部材は、中心
    線と垂直方向の傾斜部の厚味L1と肉厚部の厚味L2とから
    なり、該厚味L1は上記回転車に外部押圧力を解除または
    付与すると共に、該厚味L2は上記回転車または運動する
    連結物の交換等の保守に必要な偏心量に選定してなる伝
    達車のブッシング。 11.請求項第1ないし3項において、上記テーパ部材
    は外周がテーパ部で内周が筒状の環状を為すと共に内筒
    部の端部に係止支持部が形成され、上記テーパ部材の中
    心線と同軸上に上記着脱ネジ具のネジ部が配置されてな
    る伝達車のブッシング。 12.請求項第11項において、上記テーパ部材は、上記
    内筒部に上記軸の軸芯と同軸に上記軸または支持体を着
    脱されてなる伝達車のブッシング。 13.請求項第12項において、上記着脱ネジ具のネジ部
    は雌ネジであり、また上記軸または支持体側には雄ネジ
    が施されてなる伝達車のブッシング。 14.請求項第12項において、上記着脱ネジ具のネジ部
    は雄ネジであり、また上記軸または支持体側には雌ネジ
    が施されてなる伝達車のブッシング。 15.請求項第13または14項において、上記着脱ネジ具
    のネジ部は、上記テーパ部材の中心線と同軸位置に一体
    に施されてなる伝達車のブッシング。 16.請求項第15項において、上記着脱ネジ具は、上記
    テーパ部材との間で該テーパ部材の抜取時に係止する抜
    取係止部と、押込時に係止する押込係止部とを有し、上
    記両係止部の間に隙間をもって上記テーパ部材の内筒部
    の一端を閉止された上記係止支持部に介在保持されてな
    る伝達車のブッシング。 17.請求項第16項において、上記着脱ネジ具は、上記
    係止支持部の上端に着脱操作部をまた上記テーパ部材の
    内筒部に雄ネジまたは雌ネジが配置されてなる伝達車の
    ブッシング。 18.請求項第14項において、上記着脱ネジ具は、小径
    の押込ボルトと大径の抜取ボルトからなり、該押込ボル
    トは上記軸または支持体に、また該抜取ボルトは上記係
    止支持部にそれぞれ施した雌ネジと螺合させて上記テー
    パ部材を着脱させてなる伝達車のブッシング。 19.請求項第11項において、上記回転車は、上記逆テ
    ーパ開口をブッシング受部とは別体に分離着脱するテー
    パリングを有してなる伝達車のブッシング。 20.請求項第11項において、上記テーパ部材は、上記
    テーパ部材のテーパ部と上記回転車の逆テーパ開口との
    間の接合面で動力伝達用の強密着結合させるための締付
    ボルトを有してなる伝達車のブッシング。 21.請求項第20項において、上記テーパ部材は、該内
    筒部と上記軸との間に介在させるキー装置を有してなる
    伝達車のブッシング。 22.請求項第20項において、上記締付ボルトは、上記
    テーパ部材と上記回転車の境界に配置される複数のネジ
    で構成されてなる伝達車のブッシング。 23.請求項第20項において、上記締付ボルトは、上記
    テーパ部材と上記支持体との間に施される複数のネジで
    構成されてなる伝達車のブッシング。 24.請求項第20項において、上記テーパ部材は、上記
    テーパ部と内筒部とを有し、上記テーパ部は上記回転車
    を偏心摺動させ、また上記円筒部は上記回転車を上記軸
    の軸芯と同軸に保持させてなる伝達車のブッシング。 25.請求項第24項において、上記テーパ部材の円筒部
    が上記回転車と上記軸との間を強密着結合するための締
    付ボルトを有してなる伝達車のブッシング。 26.請求項第25項において、上記テーパ部材の円筒部
    は封入された加圧媒体を加圧する上記締付ボルトにより
    締結してなる伝達車のブッシング。 27.請求項第25項において、上記テーパ部材は、単一
    または複数のテーパが互に施された内輪および外輪の間
    を上記締付ボルトにより締結してなる伝達車のブッシン
    グ。
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