JP2666701B2 - 電池駆動電子機器 - Google Patents

電池駆動電子機器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、省電力モード時の電
池アラームの発生を疑似キーコードであるアラームコー
ドを媒介に取り込むようにした電池駆動電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ノート型のパーソナルコンピュータやワ
ードプロセッサ或いは電子手帳などの電子機器は、屋内
使用時には商用交流電源を使用し、屋外使用時には一次
電池や再充電可能な二次電池を使用するいわゆる複数電
源対応型の構成が一般的である。しかるに、使用時間に
制約を受けない商用交流電源接続時と異なり、電池駆動
時には連続使用時間に限りがある。このため、使用中の
電池が指定された最低動作保証電圧を割り込みそうにな
ったときに電池交換又は電池充電を促すために、電池ア
ラームを発生してユーザに警告するのが普通である。た
だし、二次電池を使用する場合は、時期尚早な充電勧告
が電池の「メモリ効果」を誘発して結局は電池の使用電
力範囲を狭めてしまうため、電池電圧監視部に設定する
しきい値電圧の設定には注意が肝腎である。
【0003】一方、電池アラームは電池が交換時期又は
充電時期をユーザに報知し、必要に応じてレジューム機
能を発効させる契機として重要な意味をもつ。例えばノ
ート型のパソコンやワードプロセッサのような電池駆動
電子機器には、電池アラームが発されるまでの実質的な
使用時間を引き延ばすため、キー入力待機中はCPUを
停止(HALT)状態に移行させ省電力モードを選択す
る節電型の構成が多く見られる。
【0004】しかし、こうした省電力モード時にはCP
Uは処理動作を中断した休止状態に置かれるため、例え
ば特開平1−175015号公報に記載の「パーソナル
ワードプロセッサ」では、キー入力を見逃さないように
定められた周期でタイマ割り込みにより休止中のCPU
を定期的に動作させてキー入力をチェックし、キー入力
がなされたことが判った場合は、キー入力に対応するキ
ーコードを一旦RAM内のキーバッファ領域に格納して
おき、割り込み処理後に復帰したメインルーチン内でキ
ーバッファ領域に格納されたキーコードに対応する処理
を実行する構成が取られており、ホルト状態にあるとは
いえキー入力のチェックだけは怠らないよう配慮されて
いる。なお、これと同趣旨にて省電力化を図ったもの
に、特開昭59−79325号公報「コンピュータの消
費電力低減回路」があるが、この回路は、省電力モード
時のタイマ割り込み周期として、具体的にキー入力管理
漏れを招かぬ最大の時間として例えば16msを用い、
CPUがキースキャンに要する動作時間として1msを
費やすとしたときに、単純時間比で1/16程度の電力
節約が可能になるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ホルト状態による
省電力モードを採用した従来の電池駆動電子機器は、一
旦ホルト状態に陥ったCPUをホルト状態から通常動作
に復帰させるには、新たなキー入力が必要であり、キー
入力を受けたCPUがアプリケーションプログラムに従
ってROM内のキー入力BIOSを呼び出し、キー入力
BIOSがホルト状態を解除する働きをする。すなわ
ち、ホルト状態にあっては、アプリケーションプログラ
ムの規定に従ってCPUはキー入力BIOSから任意の
キーコードが転送されることを待っており、キーコード
以外は受付けない状態にある。このため、こうした状態
において、電池電圧監視部が仮に電池アラーム信号を発
生したとしても、アプリケーションプログラムに従って
キー入力だけを入力待機しているCPUへは、電池アラ
ーム信号を通知する術は全くなく、従ってホルト状態に
あってはアラーム処理困難であるという課題があった。
【0006】また、電池電圧監視部が発する電池アラー
ム発生信号により、CPUを介さずに直接アラーム用L
EDランプ等を点滅させる構成とすることもできるが、
電池アラームがCPUとは無縁となるので、例えば電池
切れの前に実行すべきレジューム動作を自動化できず、
従ってLEDランプの点滅を見たユーザがしかるべきキ
ー入力によってレジューム動作を行う必要が生じ、ユー
ザがLEDの点滅を見逃してしまうと、直前のデータが
保存されないまま電池切れによる動作休止となることが
あった。
【0007】本発明の目的は、電池電圧監視部が発する
電池アラーム信号に疑似キーコードであるアラームコー
ドに割り当て、キー入力によってのみ解除されるCPU
のホルト状態をアラームコードを媒介とする電池アラー
ム信号に応答して解除し、アラーム表示がなされるよう
にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池を電源に
動作する電池駆動電子機器であり、キー入力に応じた処
理動作を行うとともに、一定時間を越えてキー入力がな
されない場合はホルト状態に移行して省電力モードを選
択し、この省電力モード期間中はキー入力のみを入力待
機するCPUと、前記電池の出力電圧を監視し、しきい
値判別により電池アラーム信号を発生する電池電圧監視
部と、前記電池電圧監視部が出力する電池アラーム信号
を疑似キーコードであるアラームコードに変換し、キー
入力としてCPUに送り込むインタフェース回路とを具
備することを特徴とするで電池駆動電子機器を提供する
ことにより、前記目的を達成するものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、電池駆動電子機器はキー入
力に応じた処理動作を行うとともに、一定時間を越えて
キー入力がなされない場合はホルト状態に移行して省電
力モードとなる。この省電力モード期間中はキー入力の
みを入力待機するCPUに対し、電池の出力電圧を監視
する電池電圧監視部がしきい値判別により発生した電池
アラーム信号を発生する。このアラーム信号を受信した
インタフェース回路はアラーム信号受信を示す疑似キー
コード疑似キー入力として送り込む。このようにして、
省電力モード時においても電池アラームを発することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1ないし
図5を参照して説明する。図1は本発明の電池駆動電子
機器の一実施例を示すブロック図、図2は電池駆動電子
機器の一例の外観を示す図、図3は図1の電池電圧監視
部の回路構成図、図4は図1のCPUのメインルーチン
を示すフローチャート、図5はCPUのタイマ割り込み
ルーチンを示すフローチャートである。
【0011】図1,2に示す電池駆動電子機器1は、
「ディジタルブック」や「電子ブック」と呼ばれる携帯
型電子機器であり、情報記憶媒体に記録された情報を、
画面上に読み出して通読できるよう構成されており、紙
に代わる出版文化を担う次世代商品として期待されてい
る。この実施例に使用する情報記憶媒体は、磁気ヘッド
2による読み書きが随時可能なフロッピーディスク3で
あり、そのメモリマップは、小説や漫画といった刊行物
の内容が格納されるブックデータ格納領域と、表示に必
要なアプリケーションプログラムが格納されるアプリケ
ーションプログラム格納領域と、レジュームデータを一
次保存的に格納するためのレジュームデータ格納領域の
3種類の領域に区画されている。
【0012】なお、ブックデータ格納領域に格納される
データは、32Kバイトのデータを1ブロックとして複
数ブロックに分けて書き込まれており、電池駆動電子機
器1内のRAM4に読み出す場合も、指定されたブロッ
クだけすなわち32Kバイト分のデータだけが読み出さ
れる。
【0013】電池駆動電子機器1は、薄い小型ノート判
のブック本体5の前面の大部分を液晶ディスプレイ6が
覆っており、液晶ディスプレイ6の周囲に残された枠部
分に配設された各種入力キーがキーボード装置7を構成
している。入力キーとしては、電源キー8の外に、液晶
ディスプレイ6の画面上でカーソルを上下左右に移動さ
せるためのカーソルキー9、メニューを読み出すための
機能キー10、目次の頁を読み出すための目次キー1
1、操作を中断するための取り消しキー12、頁送りす
るための前頁キー13及び次頁キー14が用意されてい
る。電源となる電池15には、ニッケル・カドミウム
(Ni−Cd)電池が用いられ、公称電圧1.6Vのセ
ルを計4セル集合した電池パック(公称電圧6.4V)
が所定箇所に装脱自在とされている。
【0014】前述のキーボード装置7や液晶ディスプレ
イ6を駆動するLCD駆動回路16或いはフロッピーデ
ィスク3に読み書きするプロッピーディスク装置17
は、インタフェース回路18を介してCPU19に接続
されている。フロッピーディスク装置17は、装着され
たフロッピーディスク3をモータ20によって回転させ
ながら周トラックに読み書きする。
【0015】ところで、電池15として2次電池を使用
した場合には前述したメモリ効果によって潜在的な使用
可能電力範囲を狭める危険があるため、ここでは電池1
5の出力端子に図3に示す電池電圧監視部21を接続
し、充電時期の目安となるしきい値電圧を基準に充電時
期の到来を監視させ、充電時期が到来したことが判明し
たならば、後述するごとくアラーム表示を行ってレジュ
ーム動作させる構成とされている。
【0016】電池電圧監視部21は、図3に示したよう
に、電池15の出力端子に充電抵抗Rを介してコンデン
サCを接続した電池電圧保持回路21aと、コンデンサ
Cの端子電圧を比較入力端子に印加される一方、基準入
力端子しきい値電圧Vrが印加されるコンパレータ21
bとからなる。なお、公称電圧6.4Vの電池15に対
し、しきい値電圧Vrは例えば4.4Vに設定される。
【0017】また、電池駆動電子機器1に特徴的なこと
として、電池電圧監視部21は電池15の出力電圧Vo
の監視を常時継続的に行うが、CPU19は、一定時間
を越えてキー入力がなされない場合は、自動的にホルト
状態に移行し、必要最低限の動作に限定して無駄な電力
消費を抑制する省電力モードを選択し、また省電力モー
ドにあっては、CPUはキー入力BIOSからキーコー
ドが転送されて初めて通常動作モードに復帰できるよう
構成されている。
【0018】CPU19には、起動プログラムやキー入
力BIOSを含む各種BIOSが格納されたROM22
と、表示に必要なブックデータ等を書き込むためのRA
M4が、それぞれデータバスとアドレスバスを介して接
続されている。RAM4のメモリマップは、プロッピー
ディスク3から読み出されたアプリケーションプログラ
ムを格納するためのアプリケーションプログラム格納領
域、フロッピーディスク3からブロック単位で読み出さ
れたブックデータを格納するためのブックデータ格納領
域、画面表示用のグラフィックデータやテキストデータ
を格納するためのVRAM領域、最大例えば16個まで
のキー入力をそれぞれキーコードとして格納するキーバ
ッファ領域等に区画されている。
【0019】まず、電池駆動電子機器1の使用に際し、
電源キー8を押して電源を投入すると、図4のステップ
(101)に続くステップ(102)において、ROM
22内の起動プログラムに従ってシステムが起動され
る。次に、フロッピーディスク装置17にフロッピーデ
ィスク3が装着されたことが判ると、判断ステップ(1
03)に続くステップ(104)において、フロッピー
ディスク3からアプリケーションプログラムが読み出さ
れ、RAM4内のアプリケーションプログラム格納領域
に書き込まれる。これにより、液晶ディスプレイ6の表
示態勢が整う。次に、CPU19はキー入力の有無を監
視し、キー入力が一定時間以上途絶えた場合は、判断ス
テップ(105)に続くステップ(106)において、
省電力モードに移行して液晶ディスプレイ6の表示輝度
を最低レベルに切り替える。一方、省電力モードに移行
する前にキー入力がなされた場合は、ステップ(10
7)において、キー入力に応じた動作指令を発する。
【0020】ユーザが例えば目次キー11を押したとき
は、目次の頁が液晶ディスプレイ6に表示され、そこで
カーソルキー9を操作して希望する章を指定することが
できる。指定された章に関する32Kバイト分のブック
データは、一旦フロッピーディスク3から読み出された
のち、RAM4内のブックデータ格納領域に書き込まれ
る。また、液晶ディスプレイ6には指定した章の最初の
頁が表示され、後は次頁キー14や前頁キー13を操作
しながら液晶ディスプレイ6上で読書を行うことができ
る。
【0021】なお、キー入力の判断ステップ(105)
は、実際には後述するタイマ割り込みルーチン内でRA
M4のキーバッファ領域に格納されたキーコードの有無
を見て判断され、このキーコードのなかには充電時期到
来を示す電池アラーム信号を操作に支障を来さない無害
なコードに変換したアラームコード(例えば、ASCI
Iコードで16進表示7Aや7Bに変換した疑似キーコ
ード)も含まれる。従って、キーボード装置7を経由す
るキー入力がなされないために、実際にはアラーム表示
を実行したにも拘わらず、ステップ(106)にて動作
が停滞してしまい、ステップ(107)が通過できない
といった不都合は、アラームコードの使用によって回避
される。
【0022】すなわち、キー入力がなされるか、又はア
ラームコードが存在する場合は、キーバッファ領域の照
会結果から、ステップ(107)を経由して判断ステッ
プ(108)に移行する。判断ステップ(108)で
は、アラームフラグが立っている(フラグ「1」)かそ
うでない(フラグ「0」)かが判断され、アラームフラ
グが立っていた場合は、ステップ(109)において、
液晶ディスプレイ6の画面上でアラーム表示を行うとと
もに、レジュームデータをフロッピーディスク3のレジ
ュームデータ格納領域に書き込む。なお、レジュームデ
ータとしては、アラーム発生時点で液晶ディスプレイ6
に表示されていた文書画面の「章」と「頁」に関するデ
ータが用いられる。
【0023】一方、タイマ割り込みルーチンは、割り込
み周期である1/16秒ごとに実行され、アラーム発生
とともにフラグを立てるアラーム処理や或いはキー入力
に応じたキーコードをキーバッファ領域に書き込むキー
入力処理、さらにカーソルをブリンクさせるための処理
や割り込み周期の到来を告げる処理等が、それぞれサブ
ルーチンとして所定のシーケンスに則って実行される。
【0024】タイマ割り込みによって、図5のタイマ割
り込みルーチンが実行されると、まずステップ(20
1)において、インタフェース回路18を経由するアラ
ームコードの有無(充電時期あるいは電池交換時期の到
来判断)の検出が行われる。すなわち、電池電圧監視部
21内のコンパレータ21bの比較入力端子に印加され
る電池15の出力で圧Voが、基準入力端子に与えられ
るしきい値電圧Vrよりも低くなると、コンパレータ2
1bの出力がロウレベルに変化し、このロウレベルの出
力が電池アラーム信号としてインタフェース回路18を
介してCPU19に取り込まれる。
【0025】インタフェース回路18は、電池アラーム
信号を前述の特定の疑似コードからなるアラームコード
に変換するため、このアラームコードを疑似キーコード
として受け入れたCPU19は、ステップ(202)に
おいてアラームフラグを立てる一方、アラームコードを
RAM4内のキーバッファ領域に格納する。ただし、こ
の段階では、アラームフラグが立てられただけであり、
実際のアラーム表示は、前述のごとくメインルーチンの
なかで実行される。
【0026】これに対し、判断ステップ(201)にお
いてインタフェース回路18を経由するアラームコード
が存在せず、充電時期が到来していないことが判った場
合は、ステップ(202)を経ることなく、直ちにステ
ップ(203)〜(205)のキー入力処理サブルーチ
ンに移行する。なお、アラーム処理サブルーチンは、ス
テップ(201),(202)によって構成される。
【0027】アラーム処理サブルーチンに続くキー入力
処理サブルーチンでは、まず判断ステップ(203)に
おいて、キー入力の有無が判断される。そして、キー入
力が例えば5分間以上途絶えていることが判明した場合
は、判断ステップ(203)に続くステップ(204)
において、電源キー8を自動的にオフとする。しかし、
こうしたオートシャットオフが実行される前にキー入力
がなされた場合は、ステップ(205)において、キー
入力に応じたキーコードがRAM4のキーバッファ領域
に格納される。ただし、この場合も、入力キーに対応し
た動作指令が発されるのは、メインルーチン内のステッ
プ(107)まで待たねばならない。
【0028】こうして、キー入力サブルーチン処理を終
えたCPU19は、ステップ(205)に続くステップ
(206)において、カーソルをブリンクさせるための
処理を実行し、最後に割り込み周期の経過を判断して、
判断ステップ(207)からステップ(201)に復帰
する。
【0029】このように、本実施例では、電池15を電
源に動作し、キー入力に応じた処理動作を行うととも
に、一定時間を越えてキー入力がなされない場合はホル
ト状態に移行して省電力モードを選択する。この省電力
モード期間中は、キー入力のみを入力待機するCPU1
9に対し、電池15の出力電圧Voを監視する電池電圧
監視部21がしきい値判別により発生した電池アラーム
信号を発生し、インタフェース回路18がこの電池アラ
ーム信号を疑似キーコードであるアラームコードに変換
してキー入力として送出している。このようにして、キ
ー入力のみを入力待機するCPU19に対し、そのまま
では入力不可能な電池アラーム信号を疑似キーコードで
あるアラームコードに変換して入力することで、電池電
圧監視部21が電池アラーム信号を発していないかどう
かを、キー入力を監視するためのタイマ割り込み以外の
特別なタイマ割り込みによって監視することにより、簡
便な方法で電池アラーム発生に結び付けることができ
る。
【0030】また、電池駆動電子機器1は、アラームコ
ードを、キー入力と対応キーコードを規定するコード体
系のなかで、ユーザ設定が可能なように一般に解放され
ているキーコードとしたから、アラームコードがキーボ
ード装置上の各種キーに対応する有意味なキーコードと
して疑似キーコードに変換するのではなく、キー入力に
対応する特別な意味をもたない無害なキーコードに変換
しておくことで、CPU19はキー入力に応答した動作
ではなく、アラームコードに対応したアラーム動作を行
うことができる。
【0031】なお、上記実施例では、電池として二次電
池であるニッケル・カドミウム電池を用いたが、例えば
一次電池であるアルカリ電池等を用いることも可能であ
る。また、電池アラームに対応する疑似キーコードとし
ては、ASCIIコードの16進表示7Aや7B以外の
ものでもよく、要はキー入力と対応キーコードを規定す
るコード体系のなかで、ユーザ設定が可能なように一般
に解放されているキーコードを用いるとよい。
【0032】また、実施例では、電池駆動電子機器とし
て、ディジタルブックを例にとったが、ノート型のパソ
コンやワードプロセッサ或いは電子手帳など、キーボー
ド装置を備えかつ電池を電源として動作する電子機器で
あれば、本発明は形態を越えて広く適用できるものであ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電池を
電源に動作し、キー入力に応じた処理動作を行うととも
に、この省電力モード期間中はキー入力のみを入力待機
するCPUに対し、電池電圧監視部が発生した電池アラ
ーム信号を、インタフェース回路が疑似キーコードであ
るアラームコードに変換してキー入力として送り込む構
成としたので、従来困難であった省電力モード期間中の
CPUにも電池アラーム信号を実質的に供給することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】電池駆動電子機器の一例の外観を示す図であ
る。
【図3】図1の電池電圧監視部の回路構成図である。
【図4】図1のCPUのメインルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図5】図1のCPUのタイマ割り込みルーチンを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 電池駆動電子機器 15 電池 18 インタフェース回路 19 CPU 20 モータ 21 電池電圧監視部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を電源に動作する電池駆動電子機器で
    あり、 キー入力に応じた処理動作を行うとともに、一定時間を
    越えてキー入力がなされない場合はホルト状態に移行し
    て省電力モードを選択し、この省電力モード期間中はキ
    ー入力のみを入力待機するCPUと、 前記電池の出力電圧を監視し、しきい値判別により電池
    アラーム信号を発生する電池電圧監視部と、 前記電池電圧監視部が出力する電池アラーム信号を疑似
    キーコードであるアラームコードに変換し、キー入力と
    してCPUに送り込むインタフェース回路とを具備する
    電池駆動電子機器において、 前記アラームコードは、キー入力と対応キーコードを規
    定するコード体系のなかで、ユーザ設定が可能なように
    一般に解放されているキーコードである ことを特徴とす
    る電池駆動電子機器。
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