JP2662917B2 - 給食用配膳台 - Google Patents

給食用配膳台

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JP2662917B2
JP2662917B2 JP4095935A JP9593592A JP2662917B2 JP 2662917 B2 JP2662917 B2 JP 2662917B2 JP 4095935 A JP4095935 A JP 4095935A JP 9593592 A JP9593592 A JP 9593592A JP 2662917 B2 JP2662917 B2 JP 2662917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、学校や病院など各種
の施設において、給食のために使用する配膳台に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、学校給食に際して使用される
配膳台としは、一般的に図3に示すような親台30と、
該親台30内に格納が可能な子台40とで構成されてい
る。
【0003】一方の親台30は、1本のパイプを逆U字
状に折り曲げて2本の脚を形成した一対の枠部材31,
32とを所定の間隔を存して配し、対向する脚同士を側
枠部材33,34,35および36で連結して一体化す
ると共に、一方の枠体31の下方も側枠部材37で連結
し、上方の側枠部材32と33とを利用して棚板38を
装着し、かつ各脚の先端部にキャスタ39を取付けたも
のである。
【0004】他方の子台40は、親台30と同じく1本
のパイプを逆U字状に折り曲げて2本の脚を形成した一
対の枠体41と42とを所定の間隔を存して配し、各枠
体41と42の対向する脚同士を側枠部材43,44,
45および46で連結すると共に、各枠体41と42の
下方も側枠部材47および48とで連結し、上方の側4
3と44、下方の側枠45と46とを利用して棚板4
9,49をそれぞれ装着し、かつ枠体41、42の先端
部にそれぞれキャスタ50を取付けたもので、子台40
は親台30の枠内にで格納自在となっている。
【0005】かゝる構成の給食用配膳台は、使用に際し
て親台30から子台40を引出し、親台30および子台
40に設けられた棚板38,49,49にそれぞれ給食
に必要な用具や調理された食品等を載置して調理場から
教室まで運び、使用後は親台30の枠内に子台40を格
納して保管するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記親台と子台からな
る従来の給食用配膳台は、一方の親台の枠内に他方の子
台を格納して保管することができるので、不使用時にお
ける収納がきわめて便利であるという利点を有する反
面、親台内に子台を格納するため、親台を構成する一方
の枠体の下方を開放する必要性から、下方の側枠部材を
使用して棚板を装着することができない。
【0007】そのため、かゝる構成の給食用配膳台は、
食器や調理された食品類を載置する部分が少なくなると
いう問題がある。特に、親台の下部に棚板がない場合の
利用率は、実質的に親子の配膳台の上下に棚板を設けた
場合に比べて最大限75%しかなく、また、親台のみを
使用する場合の利用率は最大限50%となるので、わず
か1枚の棚板であってもその有無は給食用配膳台の機能
や使い勝手に大きく影響するものである。
【0008】この発明はかゝる現状に鑑み、親台に子台
を格納自在とした給食用配膳台において、使用に際して
は親台の下部に棚板を装着でき、かつ不使用時には当該
棚板を格納して子台の親台への格納を簡単かつ容易にで
きる給食用配膳台を提供することを目的としたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の給食用配膳台は、キャスタ付の2本の脚
部材を横杆で保持してなる一対の枠体を所要の間隔を存
して配し、該枠体間の左右の上部をそれぞれ平行な上部
側杆で連結すると共に、左右の下部を水平部が内側とな
るように断面L型の平行な上部側杆で連結し、上部側杆
間に棚板を固定し、下部側杆間には棚板を着脱自在に取
付けてなる親台と、同じくキャスタ付の2本の脚部材を
横杆で保持してなる一対の枠体を所要の間隔を存して配
し、該枠体間の左右の上部と下部とをそれぞれ左右一対
の平行な上部側杆および下部側杆で連結すると共に、上
下の側杆間にそれぞれ棚板を取付けて前記親台内にすべ
てを格納でき、引き出すことによって独立に使用しうる
子台とからなるもので、子台の親台への格納に際して親
台の下方の棚板をいずれか一方の断面L型の下部側杆上
に直立状態とし、棚板の前記断面L型の下部側杆と連設
する脚部材もしくは当該下部側杆の上方の上部側杆に回
動自在に装着した支持部材によって前記下方の棚板の直
立状態を保持するよう構成したことを特徴とするもので
ある。
【0010】この発明において、給食用配膳台は、親台
と、該親台を構成する枠体内に格納自在な子台とで構成
されるものである。
【0011】一方の親台は、キャスタ付の2本の脚部材
を横杆で保持してなる一対の枠体を所要の間隔を存して
配し、該枠体間の左右の上部をそれぞれ上部側杆で連結
すると共に、左右の下部を水平部が内側となるよう断面
L型の下部側杆で連結し、上部側杆間に棚板を固定し、
下部側杆間には棚板を着脱自在に取付けてなるものであ
って、子台の格納に際して下部側杆間に張設される棚板
は、いずれか一方の断面L型の下部側杆の水平部上に直
立状態に保持するものである。
【0012】前記子台の親台への格納に際し、親台の下
方の棚板の断面L型の下部側杆への直立は、前記断面L
型の下部側杆と連設する脚部材もしくは当該下部側杆の
上方の上部側杆に回動自在に装着された支持部材によっ
て行う
【0013】
【作用】この発明の給食用配膳台は、子台を格納するた
めの親台を構成する一対の枠体間の下部を水平部を有す
る断面L型の下部側杆によって相互に連結し、該下部側
杆の水平部間に棚板を着脱自在に装着するよう構成して
いるので、使用時には下部側杆間に棚板を装着すること
によって、物品などの載置面積を多く確保することがで
き、不使用時には一方の下部側杆の水平部に棚板を直立
状態に保持することによって、親台内に子台を格納する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の給食用配膳台の一実施例を
添付の図面に基づいて具体的に説明する。
【0015】この発明の給食用配膳台1は、比較的大型
の親台2と、該親台2内に格納可能な大きさの子台12
とから構成されるもので、かゝる親台2、子台12はい
ずれもその構成する骨格構造をすべてステンレススチー
ルのような不銹性の金属パイプ乃至金属棒およびアング
ル材の屈曲や結合によって形成したものである。
【0016】前記親台2は、1本のパイプを逆U字状に
屈曲させてその両下端にキャスタ10,10をつけて2
本の脚部材4,4を形成し、逆U字状の上部を横杆5a
とすると共に、この逆U字状の下部に横杆5bを結合し
て形成した一方の枠体3と、同じく1本のパイプを逆U
字状に屈曲すると共に、その先端部にそれぞれキャスタ
10,10を付けた2本の脚部材7,7の上部を横杆8
aとし、この横杆8aの直下の脚部材7,7の上部に横
杆8bを結合して形成した他方の枠体6とを、所定の間
隔を存して対向して配し、各枠体3,6の左右の上部を
上部側杆9a,9aで連結すると共に、左右の下部を断
面L型をなした下部側杆9b,9bとで断面L型の水平
部が内側となるように、垂直部が水平部の上方に向けて
対峙するようにして結合して構成したもので、一方の枠
体6の横杆8bの下方は開放されているので、該開放部
から子台12を親台2内に格納できる。
【0017】一方、子台12は親台2と同様に1本のパ
イプを逆U字状に屈曲して下端にキャスタ20,20を
付けた2本の脚部材14,14の上部を横杆15aと
し、下部に横杆15bを結合して形成した枠体13と、
同じく下端にキャスタ20,20を付けた2本の脚部材
17,17の上部を横杆18aとし、下部に横杆18b
を結合して形成した枠体16とを所要の間隔を存して対
向させて配し、各枠体13,16の左右の上部を上部側
杆19a,19aで、同じく左右の下部を下部側杆19
b,19bとを結合して形成したもので、この左右の上
部側杆19a,19aと左右の下部側杆19b,19b
とは共に脚部材14,14,17,17に直結される。
【0018】この子台12の脚部材14,14及び脚部
材17,17の間隔は、親台2の脚部材4,4および
7,7との間隔よりも狭く、また、枠体16の高さは親
台2の横杆8bの高さよりも低く設定するもので、これ
によって子台12は、枠体13を残して親台2の内部に
格納することができるものである。
【0019】しかして、親台2の左右の上部側杆9a,
9aにはステンレススチール製の上部棚板11aを、そ
の両側縁を上部側杆9a,9aに巻き付けるようにして
着脱不能に固定し、左右の下部側杆9b,9bの水平部
に図の仮想線で示した下部棚板11bを着脱自在に載置
して水平な状態で支持されている。
【0020】また、子台12の左右の上部側杆19a,
19aには、同様にしてステンレススチール製の上部棚
板21aを、その両側縁を上部側杆19a,19aに巻
き付けるようにして着脱不能に固定し、左右の下部側杆
19b,19bの水平部に下部棚板21bを着脱可能に
支持させている。
【0021】親台2の下部側杆9b,9bに支持されて
いる下部棚板11bは、実線で示すようにいずれか一方
の下部側杆9bの水平部に沿わせて直立させ、該当する
一方側の脚部材4と7に設けた支持部材22によって下
部棚板11bを挟持して該下部棚板11bを直立状態を
保持することができる。
【0022】前記支持部材22は、図2に示すように脚
部材4(及び7)に形成した貫通孔に支軸23を回動自
在に緩挿させ、この支軸23の両端に一対の支持片2
4,24を一体的に固定したもので、この支持片24,
24を水平状態にして脚部材4と7との間に入り込んだ
下部棚板11bの両面を挟持して垂直状態を保持するよ
うにしたものである。
【0023】この支持片24,24は、下部棚板11b
を支持しないときには、図2の仮想線で示すように脚部
材4に沿って下方に向けて回動垂下して配膳のための作
業に支障がないようにすることができる。
【0024】このようにして下部棚板11bを親台2の
一側に直立状態で支持させることによって、配膳台1の
不使用時には親台2に子台12を格納してコンパクトな
状態とすることができ、使用に際しては直立状態の下部
棚板11bを下部側杆9b,9bで水平に支持させるこ
とによって配膳台1の利用率が向上する。
【0025】
【発明の効果】この発明の給食用配膳台は、各々4本の
脚部材で構成された親台と子台の骨格構造を有し、これ
らを組み合わせて親子両台について各上下2枚、計4枚
の棚板を水平に保持することによって配膳字における前
記棚板の利用率を最大限に発揮して積載量および運搬能
力を大きく増加することができと共に、親台の下部棚
板を水平状態から一側に直立させ、これを下部側杆と連
設する脚部材もしくは当該下部側杆の上方の上部側杆に
回動自在に装着された保持部材でこの直立状態を確実に
保持することによって至極簡単な操作で子台を親台内に
寄易に格納することができるので、不使用時には場所を
とることなくコンパクトな状態で保管させることがで
き、配膳台の移動時にもこの格納状態のまゝで親子両台
を容易に移動することができるという優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の給食用配膳台の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】親台の下部棚板の直立保持機構を示す部分拡大
斜視図である。
【図3】従来の給食用配膳台の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 配膳台 2 親台 3 枠体 4 脚部材 5a 横杆 5b 横杆 6 枠体 7 脚部材 8a 横杆 8b 横杆 9a 上部側杆 9b 下部側杆 10 キャスタ 11a 上部棚板 11b 下部棚板 12 子台 13 枠体 14 脚部材 15a 横杆 15b 横杆 16 枠体 17 脚部材 18a 横杆 18b 横杆 19a 上部側杆 19b 下部側杆 20 キャスタ 21a 上部棚板 21b 下部棚板 22 支持部材 23 支軸 24 支持片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャスタ付の2本の脚部材を横杆で保持
    してなる一対の枠体を所要の間隔を存して配し、該枠体
    間の左右の上部をそれぞれ平行な上部側杆で連結すると
    共に、左右の下部を水平部が内側となるように断面L型
    平行な上部側杆で連結し、上部側杆間に棚板を固定
    し、下部側杆間には棚板を着脱自在に取付けてなる親台
    と、同じくキャスタ付の2本の脚部材を横杆で保持して
    なる一対の枠体を所要の間隔を存して配し、該枠体間の
    左右の上部と下部とをそれぞれ左右一対の平行な上部側
    杆および下部側杆で連結すると共に、上下の側杆間にそ
    れぞれ棚板を取付けて前記親台内にすべてを格納でき、
    引き出すことによって独立に使用しうる子台とからなる
    もので、子台の親台への格納に際して親台の下方の棚板
    をいずれか一方の断面L型の下部側杆上に直立状態
    し、棚板の前記断面L型の下部側杆と連設する脚部材も
    しくは当該下部側杆の上方の上部側杆に回動自在に装着
    した支持部材によって前記下方の棚板の直立状態を保持
    するよう構成したことを特徴とする給食用配膳台。
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