JP2662113B2 - レーザ測定装置 - Google Patents

レーザ測定装置

Info

Publication number
JP2662113B2
JP2662113B2 JP3196065A JP19606591A JP2662113B2 JP 2662113 B2 JP2662113 B2 JP 2662113B2 JP 3196065 A JP3196065 A JP 3196065A JP 19606591 A JP19606591 A JP 19606591A JP 2662113 B2 JP2662113 B2 JP 2662113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sample
photocurrent
component
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3196065A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06341897A (ja
Inventor
フィリップ・チャールズ・ダンビィ・ホッブス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH06341897A publication Critical patent/JPH06341897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2662113B2 publication Critical patent/JP2662113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/10Photometry, e.g. photographic exposure meter by comparison with reference light or electric value provisionally void
    • G01J1/16Photometry, e.g. photographic exposure meter by comparison with reference light or electric value provisionally void using electric radiation detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/491Details of non-pulse systems
    • G01S7/493Extracting wanted echo signals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/10Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
    • H01S3/13Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude
    • H01S3/1303Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude by using a passive reference, e.g. absorption cell

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全電子雑音消去回路を
用いたレーザ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分光学、資料走査、及び空間における移
動物体の方向及び範囲を求める(例:レーザ赤外線レー
ダ)のにレーザを使用することは従来の技術で周知であ
る。これらのシステムではレーザによって発生する光を
測定するのに電子装置で検出する。
【0003】レーザの過剰雑音(すなわち、ショット雑
音レベルを越える雑音)、スプリアス変調、及び出力ド
リフトは、レーザ光の測定値精度を極端に低下させるこ
とは以前から認識されている。ガス・レーザでは、かな
りの高周波においても雑音レベルはショット雑音を越え
簡単に50dbに達する。
【0004】ショット雑音は光が検出されたときに生ず
るランダムな電流変動である。PIN型ダイオードのよ
うな従来の光検出器では、光検出器に衝突したフォトン
の数に比例してアノードからカソードに電流が流れる。
各フォトンは唯一1つの電子を生じさせることができ
る。ランダムな電流変動は光検出器にフォトンが到達す
るために生じ、正確にポアソン過程としてモデル化でき
る。いずれの任意の期間においても、フォトンの光検出
器への到達平均数が予測でき、及び標準偏差は平均値か
らの公称変化を示す。フォトンの到達におけるこの変化
に対応して光検出器を通る電流に変化が起こり、ショッ
ト雑音が生じる。
【0005】しかしながら、雑音信号のレベルは通常、
低変調周波数で最も高くなるので、高精度の光学測定シ
ステムの多くはビームにある種の変調を加える。これに
よって測定システムの出力信号は低周波の雑音信号より
もはるかに高い周波数となり、実質的に測定における雑
音の影響を低下させる。
【0006】雑音を低下させる他の方法は、出力ビーム
からサンプルを取出し、レーザ動作電流に、又は外部光
学減衰器にネガティブ・フィードバックを掛け、サンプ
ル・ビームから導いた光電流を一定に保つ方法である。
これらのシステムは一般に複雑、又は高価であり出力ビ
ームの信号対雑音比をサンプル・ビームの信号対ショッ
ト雑音比にせいぜい高める程度である。これらのシステ
ムではサンプル・ビームは通常、出力ビームよりかなり
弱く、比較的多くのショット雑音を含むので、この方法
は雑音の低減において満足できるほどのレベルを与えな
い。さらにこれらのシステムはフィードバックに頼るの
で、雑音ビームの低減効果がある帯域幅は一般にかなり
狭い。
【0007】全電子雑音抑制方式は以前から知られてい
る。この方式は検出したレーザ光の光電流だけを対象と
し、レーザ・ビームそのものを安定化させる試みはなさ
れない、という点で前述の説明とは異なる。このシステ
ムではレーザ・ビームは一般に信号ビームとサンプル・
ビームに分割させられる。信号ビームは光学システムを
通過して検出器に送られ、一方、サンプル・ビームは光
学システムの周辺を通過して他の検出器に送られる。
【0008】ビームを検出後、信号ビームの信号成分が
光学システムから現われ、又、サンプル・ビームの成分
は信号成分と電子的に減算、又は除算されて消去され
る。理想的にはこの種のシステムは、雑音の無い測定が
できる出力信号を発生する。
【0009】これらの電子方式は光学システムの2つの
重要な特徴に基づく。いわゆる時間幅の広い帯域幅と高
性能線形光検出器である。帯域幅が広いため、信号ビー
ムとサンプル・ビーム間の相互経路遅延が小さい限り、
光学システムはいずれの差動利得、又は差動位相をビー
ム変調に導かない。このような装置ではサンプル・ビー
ムの瞬時の部分的な過剰振幅雑音は実質的に信号ビーム
のものとほとんど同じである。光検出器の直線性は又、
信頼性の高い直線性の光電流を発生させ、2つの光電流
の直流成分を消去すると、関連する全周波数帯において
光電流の過剰雑音も又、消去する。
【0010】従来の全電子雑音消去システムの多くは、
検出サンプル光電流を信号光電流から減算するか又は信
号光電流をサンプル光電流で除算して雑音の低下を実行
する。
【0011】減算方式における光学システムは、調整が
希望通りできるので検出信号とサンプル・ビームからの
光電流は全く等しくなる。減算オペレーションの結果
は、直流成分又は信号ビームのいずれの過剰雑音信号成
分も含まない信号ビームの変化を示す電流である。減算
器は光電流が事前に電圧への変換なしで直接、減算され
るのでかなり広い帯域幅に設計することができる。
【0012】適切に調整した減算器を付加することによ
り、システムの過剰雑音を約20db減らすことができ
る。しかしながらこの方法は、改善で得られる効果には
実際上の制限があると思われる。なぜなら従来の減算シ
ステムでは、光学システムのビーム・サンプラの微調整
又は検出器チャネルの利得の微調整には煩わしい手間を
要するからである。しかも、信号ビームの定常状態の強
さは通常、測定中に若干の変化が生じ、このプロセスに
よって生ずるいずれの空白は装置の動作中、性能を低下
させる。さらに、検出信号及びサンプル光電流のショッ
ト雑音電流は相関性が無く両方共、出力電流の雑音に寄
与する。このように出力信号の雑音基底は信号光電流だ
けでショット雑音のレベルを約3db上回って制限され
る。
【0013】除算雑音消去システムは、当初は減算シス
テムよりも期待されそうである。これは正確な調整を必
要とせず、絶対雑音偏差よりも部分的に消去できるから
である。しかしながら除算器の欠点は速度がかなり遅
く、雑音抑制信号の帯域幅にも限界がある。さらに、除
算器には固有の雑音が有り、除算オペレーションにより
信号にかなりの量の雑音が加わる。
【0014】Fukai による米国特許第4896222号
は、サンプル光電流が電気的に補正され、信号光電流か
ら減算されるシステムである。
【0015】Epworth による米国特許第4718121
号は、可変利得増幅器を使用して減算によるレーザ雑音
を減じる雑音低減システムである。このシステムは2つ
のうなり周波信号で作動し、うなり周波信号の1つは信
号ビームと局所発振ビームの合計で、もう1つはこれら
2つのビームの差である。システムは雑音を測定し、2
つの増幅器の利得を調整して信号を重ねあわせて雑音を
消去する。
【0016】Tietze等による米国特許第4150402
号は、信号光電流を増幅する可変利得増幅器の制御信号
としてサンプル光電流を利用するシステムである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、雑
音信号を低減させたレーザ測定装置を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号ビームと
サンプル・ビームから導かれる光電流を平衡にする雑音
抑制技術を用いたレーザ測定装置に関する。本発明のレ
ーザ測定装置は、好ましくない雑音信号成分を含むレー
ザ光を発生するレーザ光源(110)と、前記レーザ光
を信号ビーム(128)及びサンプル・ビーム(12
6)に分割するビーム・サンプラ(116)と、前記信
号ビームを、測定されるべき情報で変調する光学システ
ム(118)と、前記変調された信号ビーム及び前記サ
ンプル・ビームに応答して前記変調された信号ビームの
情報成分を表す出力信号を発生する検出装置(122)
とを有する。前記ビーム・サンプラ(116)は、前記
サンプル・ビームが前記信号ビームよりも強い光強度を
もつように前記レーザ光を分割する。前記検出装置(1
22)は、前記変調された信号ビーム及び前記サンプル
・ビームを、それぞれの光強度に比例した信号光電流及
びサンプル光電流にそれぞれ変換する第1及び第2の検
出手段(210、212)と、前記サンプル光電流を、
前記信号光電流の直流成分と実質的に等しい直流成分を
有する第1のサンプル光電流成分(IC2)と、第2の
サンプル光電流成分(IC1)とに分割する電流分割手
段(Q1、Q2)と、前記第1のサンプル光電流成分及
び前記信号光電流の直流成分を消去するように前記第1
のサンプル光電流成分と前記信号光電流とを組み合わ
せ、前記変調された信号ビームの情報成分を表す出力信
号を発生する出力手段(220、A1)とを有する。第
1のサンプル光電流成分及び信号光電流の直流成分が実
質的に等しい平衡状態にされた場合、その差電流は信号
ビームの情報内容を表す信号であり、信号光電流及びサ
ンプル光電流のショット雑音よりも大きい振幅を有する
雑音成分を実質的に含まない。
【0019】本発明の他の特徴は、前記検出装置が、前
記出力手段の出力信号に応答して前記第1のサンプル光
電流成分及び前記信号光電流の直流成分を平衡させるよ
うに前記電流分割手段をバイアスするためのフィードバ
ック回路(A2)を含むことである。
【0020】本発明のさらに他の特徴によれば、サンプ
ル・ビームと信号ビームから導かれる光電流の比率は
N:1であり、Nは2より大きい。サンプル・ビームか
ら導いた光電流をさらに再分割する回路は、平衡サンプ
ル光電流と信号光電流が結合されると、さらにショット
雑音を減少させる。
【0021】
【実施例】図1で示す装置において、レーザ110は制
御回路であるレーザ・コントローラ112によって制御
され、出力ビーム光である入射ビーム111を発生す
る。入射ビーム111は、半鍍銀ミラー又は他の適切な
ビーム抽出装置であるビーム・サンプラ116によって
信号ビーム128とサンプル・ビーム126に分割され
る。信号ビーム128はガス・サンプル118中を通過
させられ、通過中に修正信号ビーム128’に変えられ
る。修正信号ビーム128’はそれからミラー120に
よって反射され検出器122の信号ビーム入力ポートに
到達する。サンプル・ビーム126はミラー124によ
って反射され、検出器122の信号ビーム入力ポートに
到達する。
【0022】コンピュータ114は制御信号をレーザ・
コントローラ112に送り、例えば、レーザ110によ
って供給されたビーム周波数をある周波数の範囲内で調
整する。コンピュータ114は又、検出器122に結合
され検出器122によって供給される線形出力信号LO
を得る。コンピュータ114は仮想接続として図示され
ているようにログ出力信号LOGOを受信するために任
意選択として結合される。ログ出力信号LOGOは図3
に関連して後述説明する。信号LO及び/又はLOGO
から導いたデータをレーザ110の波長調整と相互に関
連付けることにより、コンピュータは、例えば、ガス・
サンプル118の分子構造に関する情報を導きだすこと
ができる。
【0023】本発明の実施例では、入射ビーム111の
半分弱以下を信号ビーム128として透過させるよう
に、及び入射ビーム111の半分強以上をサンプル・ビ
ーム126として反射させるようにビーム・サンプラ1
16は設定される。信号ビームはガス・サンプル118
中を信号ビームの平均光強度をほとんど減衰せずに通過
させられる。
【0024】しかしながら仮に、信号ビームを使用する
ことで重大な減衰を受ける場合は、検出器122に到達
するサンプル・ビーム126で与えられる照射が、修正
信号ビーム128’の最大定常状態成分の照射より幾分
強くなる程度に入射ビーム111を反射させるようにビ
ーム・サンプラ116は選ばれるべきである。このタイ
プを応用するのは信号ビームが対象物から反射して修正
信号ビーム128’を生ずる場合である。例えば、仮に
信号ビーム128を、ある集積回路で反射された場合の
フォトレジストにおける露光、又は測定がある。
【0025】検出器122では、修正信号ビーム12
8’及びサンプル・ビーム126は光電流に変換させら
れる。サンプル・ビーム光電流は、差動ペアとして構成
された電子制御の一対のトランジスタによって2つの電
流に分割される。これらの電流の1つは信号光電流と実
質的に同じ定常状態電流振幅を有する。この電流は信号
光電流から差し引かれ、影響を与えないレベルである直
流電流及び信号光電流の過剰雑音成分を有する出力信号
を発生させる。
【0026】サンプル光電流は常に信号光電流よりも大
きく、又、差動ペアの分割比は電子制御を受けるので電
子回路の1箇所の調整だけでサンプル光電流と信号光電
流を平衡にさせることができる。光学システムの他の箇
所の調整、又は信号或いはサンプル・チャネルの利得の
調整は不用である。
【0027】本発明の第2実施例では、サンプル光電流
及び信号光電流の平衡を制御する調整はネガティブ・フ
ィードバックを利用し、それぞれの直流成分の差を0に
確実に維持する。この実施例については図3で後述説明
する。
【0028】図2は、図1で検出器122として利用さ
れる例示回路を図式化したもので一部はブロツク図であ
る。この例示検出器では信号フォトダイオード210及
びサンプル・フォトダイオード212はそれぞれ修正信
号ビーム128’及びサンプル・ビーム126によって
活性化され、動作電圧のソース205及び207によっ
てそれぞれ供給される電流を流す。信号フォトダイオー
ド210を通る光電流からトランジスタQ2のコレクタ
電流IC2を差し引いた光電流は普通のトランスレジスタ
ンス増幅器A1の総和接続点に流れる。増幅器A1は総
和接続点での正味電流を検出器122の線形出力信号で
ある電圧信号LOに変換する。
【0029】それぞれのソース205及び207によっ
て供給される動作電位は使用される光検出器のタイプに
よって異なる。例示実施例では光検出器の信号フォトダ
イオード210及びサンプル・フォトダイオード212
はシリコンPINダイオードで、ソース205及び20
7はそれぞれ+12V及び−12Vを供給する。
【0030】サンプル・フォトダイオード212を通過
するサンプル光電流は差動ペアとして設定された一対の
バイポーラ・トランジスタQ1及びQ2のエミッタに流
れる。本発明の例示実施例ではトランジスタQ1及びQ
2は約5GHzの電流利得帯域幅積(fT)を有する高
速、整合トランジスタである。トランジスタQ1のコレ
クタとベースは基準電位(例:大地)のソースに結合さ
れ、トランジスタQ2のベースはバイアス電位の電圧ソ
ース214のターミナルに結合される。バイアス電位の
電圧ソース214の極性は1つのターミナルは接地さ
れ、片方のターミナルはトランジスタQ2のベースに結
合されている。
【0031】トランジスタQ1のベースが接地されてい
ることは重要ではない。代替構成としては、トランジス
タQ2のベースは接地され、トランジスタQ1のベース
はQ1のコレクタとは結合しない。この場合、トランジ
スタQ2のコレクタはより高い電位のソースに結合され
トランジスタQ1のベースに電流が流れる。図1に示す
回路構成の基本的な特徴はトランジスタQ1及びQ2の
ベース間に差動電位が印加され、この差動電位が総和接
合点220に印加されるサンプル光電流の割合を制御す
る。
【0032】本発明のこの実施例ではバイポーラ・トラ
ンジスタが使用されているが、電界効果トランジスタの
ような他の可変伝導素子が電流分割オペレーションを実
行する同様な回路構成として使用されることが考えられ
る。
【0033】動作において、サンプル光電流の一部であ
るIC2はトランジスタQ2を介して総和接合点220に
送られ、一方、サンプル光電流の残りであるIC1は大地
に分流する。前に説明したように、この光学システムは
サンプル・ビームが信号ビームより大きくなるように設
定されているので、サンプル光電流は常に信号光電流よ
り大きい。本発明の実施例では電流IC2の直流成分の大
きさは、過剰なサンプル光電流を大地に逃がすことで信
号光電流の直流成分の大きさと実質的に等しくなるよう
に制御される。
【0034】電圧ソース214で発生する電位△VBE
トランジスタQ1及びQ2のそれぞれのベース−エミッ
タ電圧VBEの差を示す。2つのバイポーラ・トランジス
タQ1及びQ2についてEbers−Mollモデルを
用いると、各トランジスタを通過するそれぞれのコレク
タ電流IC1及びIC2は式(1)によって定義される。
【0035】
【数1】
【0036】ここでqは電子電荷、Tは絶対温度、kは
ボルツマン定数である。このように△VBEを変えること
により増幅器A1の総和接合点220に流れるサンプル
光電流の一部を電子的に制御することができる。
【0037】実際の回路では電圧ソース214の電圧は
変えることができるので手動調整して増幅器A1によっ
て供給される信号LOの直流レベルを0にすることがで
きる。総和接合点220に流れるサンプル光電流の直流
成分を制御することにより、図2に示す回路はレーザ・
ビームの雑音成分及び直流成分を出力信号LO内におい
て消去する。しかしながら、前に説明したように光電流
のショット雑音成分とは相関性が無いので、光電流のシ
ョット雑音成分は出力信号LOと付加的に結合する。こ
のように出力信号LOの雑音基底は信号光電流のショッ
ト雑音レベルを上回る約3dbに制限される。しかしな
がら出力信号LOの帯域幅は増幅器A1の帯域幅によっ
て制限される。従って最適な特性を得るには、かなり広
い帯域幅を有し、増幅した信号に加わる雑音が最小にな
るような増幅器を選択することが望ましい。
【0038】トランジスタQ1及びQ2のコレクタ電流
は電圧△VBEの指数関数なのでトランジスタQ1及びQ
2のトランスコンダクタンスは各々のコレクタ電流に比
例する。従ってサンプル光電流中のゆらぎ電流は実質的
に直流成分と同じ比率で分割される。このようにして光
電流の直流成分を消去するので入射レーザ・ビームの過
剰な雑音成分に関する信号及びサンプルの光電流におけ
る全変化もまた消去されることになる。
【0039】図3は、図2で示した回路の他の実施例を
図式化したもので一部はブロック図である。図3の回路
はトランジスタQ1及びQ2で実行される電流分割を制
御するためにフィードバック・ループを有し、信号光電
流の直流成分の消去及び同様に雑音成分の消去を行な
う。
【0040】図3に示す回路においてトランジスタQ3
がカスコード・ステージとして挿入され、トランスレジ
スタンス増幅器A1の総和接合点を信号フォトダイオー
ド210の容量から分離する。この容量は増幅器動作を
不安定にすることで周知されている。
【0041】図3で示す回路のフィードバック・ループ
は抵抗312、コンデンサ310、及び演算増幅器A2
を含む積分サーボ増幅器を有する。本発明の見本実施例
におけるフィードバック・ループの周波数帯域幅は約1
0Hzである。本発明の実施例ではこの周波数帯域幅
は、抵抗312及びコンデンサ310の値及び抵抗31
4、316で形成する電圧分割回路によって減じられる
フィードバック・ループの利得によって決まる。本発明
者は差動信号の直流成分に影響する信号光電流のかなり
低い周波数のドリフトをトラッキングするのに多くの場
合、上記の帯域幅で十分であることが判った。しかしな
がら、コンデンサ310及び抵抗312、314、31
6の異なる構成値を選ぶことにより、この帯域幅は狭く
にも、広くにもすることができる。
【0042】図3に示す回路構成は、トランジスタQ2
を通るサンプル光電流の一部と、カスコード・トランジ
スタQ3を通過する光電流間の平衡を維持し、2つの光
電流のショット雑音成分以外の全てを実質的に十分に消
去する。この回路は、フィードバック・ループの帯域幅
に拘らず非常に高い高周波を取り除くのに効果的であ
る。なぜなら、前に説明したようにサンプル及び信号の
光電流に関係する同時性の雑音変動は実質的にそれぞれ
の直流レベルに比例するからである。雑音の消去帯域幅
の制限幅はトランジスタQ1、Q2、Q3の単位利得周
波数(fT )で決まる。
【0043】さらにこの回路の利点として、トランジス
タQ1及びQ2の電圧△VBEは検出器122から他の出
力信号を提供する。図3で示す本発明の実施例におい
て、この信号は大地を基準電圧としてトランジスタQ2
のベース電圧に比例する。演算増幅器A2の出力ターミ
ナルで得られる出力信号LOGOはトランジスタQ1及
びQ2の電圧△VBEに比例する。LOGOは電圧△VBE
に比例するが、その割合は抵抗314と316の合計値
と抵抗316の値との比である。
【0044】LOGOはサンプル電流と信号電流との比
に関係するので、Ebers−Mollの式により、L
OGOは式(2)で表すことができる。
【0045】
【数2】
【0046】仮にこの信号LOGOが検出器の出力信号
として使用されると検出器の特性は前に説明した分割雑
音消去回路と同様な働きをする。これは信号電流の相互
変調雑音は信号LOGOで抑制されるからであり、その
理由はLOGOの振幅は信号光電流(Isignal)対サン
プル光電流(Isample)の比だけによるからである。
【0047】LOGO出力信号の重要な特徴は分割回路
の出力と違い、信号LOGOの雑音レベルはフィードバ
ック・ループの帯域幅が接近しても増加しない。これは
直流消去が関与する全周波数における付加雑音の消去を
効果的に保証するからである。但し、雑音相互変調の抑
制だけは減ずる。対照的に従来の分割回路では出力信号
の過剰雑音のレベルはフィードバック・ループの帯域幅
を外れる周波数で増加する。
【0048】LOGO出力信号の帯域幅はフィードバッ
ク・ループの帯域幅によって制限されるので積分サーボ
増幅器のコンデンサ310又は抵抗312の値、或いは
両方の値を減じて時定数を減らすのが好ましい。
【0049】トランジスタQ1及びQ2は整合トランジ
スタであることは説明済みであるが、出力信号LOGO
に苛酷な温度特性を必要としない場合は不整合のトラン
ジスタを使用できる。図3に示す回路は不整合のトラン
ジスタを使用した良い実施例で、各トランジスタは約5
GHzの単位利得周波数(fT)を有する。低い単位利
得周波数(fT)を有する異なるタイプのトランジスタ
を使用しても良好な特性を得ることができる。
【0050】様々な使用方法において前述の回路による
雑音特性の大幅な改善が行なわれる。しかしながら、あ
る用途の使用ではさらに低い雑音基底が望まれる。この
ような例としては生物試料の測定で、光の最大線量が限
定される。
【0051】図4は、図2で示す回路の変形を例示し、
出力信号の雑音基底はショット雑音レベルを上回る約1
dbほど減じられる。この図4の実施例において図1に
示すビーム・サンプラ116は、サンプル・ビーム12
6が修正信号ビーム128’の4倍のパワーが得られる
ように選択される。前に説明したようにビーム・サンプ
ラ116によって反射される入射ビーム111の比率は
選ばれたアプリケーションによる信号ビームの損失程度
で決まる。
【0052】サンプル・ビーム126がフォトダイオー
ド212によって検出されると、サンプル光電流が生ず
る。このサンプル光電流は図2及び図3で示す実施例に
よって生じるサンプル光電流の信号対ショット雑音比よ
り6db大きい信号対ショット雑音比を有する。
【0053】図4で示す本発明の例示実施例は、トラン
ジスタQ2のコレタクと総和接合点220間に抵抗41
0と412を有する抵抗回路網の挿入、及び電圧ソース
414がトランジスタQ1のベースと大地間に挿入され
ている以外は図2と同様である。
【0054】抵抗410と412がサンプル光電流の3
/4を大地に逃がすので検出サンプル光電流の1/4の
みが総和接合点220に流れる。電圧ソース214がト
ランジスタQ1のバイアス電圧の役目をするので実質的
に信号光電流の4倍である電流IC2'はトランジスタQ
2を流れることができる。前に説明したように電圧ソー
ス214は可変電圧ソースで出力信号LO’の直流レベ
ルを0に調整することができ、又はサーボ増幅器を含む
図3のフィードバック・システムで置き換えることがで
きる。
【0055】前述のように本発明の実施例の総和接合点
220に印加する再分割されたサンプル光電流の信号対
ショット雑音比は図2、図3の実施例の総和接合点22
0に印加するサンプル光電流の信号対ショット雑音比よ
り6db高い。抵抗回路網は再分割されたサンプル電流
の信号対ショット雑音比を低下させない。従って、総和
接合点220における信号及びサンプルの光電流の相関
関係のないショット雑音成分の総計は信号光電流のショ
ット雑音成分より約1dbほど高いだけである。
【0056】信号とサンプルのビーム比でより大きい比
率を選ぶことによりさらに大きいショット雑音低下を得
ることができる。出力信号LO’の雑音成分のこの低下
における不利な点は修正信号ビーム128’はサンプル
・ビーム126の1/4だけであることである。大きな
分割比を選んでも信号電流を過度に弱めるのであれば明
らかに無意味である。
【0057】本発明のさらに他の実施例において、サン
プル光電流が信号光電流よりかなり大きい場合、図2に
おいて、トランジスタQ1及びQ2それぞれのエミッタ
と、接合点222間で順方向にバイアス設定された互い
に同数の又はそれ以上のダイオード(図示されていな
い)の結合によって回路が修正される。これらのダイオ
ードは電流IC1及びIC2に相互関連するフィードバック
電圧を供給し、図4の回路と実質的に同様なショット雑
音低下効果を実行する。
【0058】図4に示すシステムで光学システムの損失
が大きいとしても、信号ビームからのサンプル・ビーム
の分割は信号ビームをそれほど弱めない。他のシステム
において過剰なレーザ・パワーが利用できると仮定する
場合、サンプル・ビームは信号ビームの効果を減ずるこ
となしに信号ビームよりもかなり強力なビームとなる。
【0059】使用するレーザが弱く、精度の高い光学シ
ステムにおいてはサンプル・ビームと信号ビームの最適
な比率を知ることが重要である。最適な比率を選択する
方法において抵抗410及び412で形成する抵抗分割
器による雑音は無であると仮定する。トランジスタQ1
で消費される電流は無視し、及び出力信号LOの雑音対
信号比はサンプル及び信号の光電流の雑音対信号比の二
乗平均平方根値であるとする。これらの仮定において、
ビーム・サンプラ116の最適な出力反射率をΓopt
ビーム・サンプラによって与えられる光学システムを通
過する信号ビームの任意の出力効率をpeとすると、次
式(3)が与えられる。
【0060】
【数3】
【0061】仮にpeが限りなく1に近いとすると、Γ
opt は約1/2であり、一方、peが限なく1より小
さいとするとΓopt はおよそpeの平方根である。光学
システム全体に適用する無雑音のレーザを有する理想的
なシステムと比較する最適化システムのデシベル単位で
ある雑音損失NFは次式(4)で与えられる。
【0062】
【数4】
【0063】効率上、サンプル電流の比率、つまりトラ
ンジスタQ1を通して大地に流れる電流は可能な限り小
さいほど良い。従って、前述の全ての実施例において、
サンプル・ビームは例として、信号光電流を打ち消すの
に必要な、信号ビームの10%〜100%増しの大きさ
に制限されるべきである。
【0064】前述の実施例においては、電流分割回路は
サンプル光電流で動作するように設定されている。しか
しながら、次のようなことが考えられる。トランジスタ
Q1及びQ2への逆極性である差動ペアのトランジスタ
(図示されていない)が、トランジスタQ1及びQ2が
サンプル光電流を再分割するのと同じように、信号光電
流を分割するのに利用される。2つの電流分割器は図3
に示すようなフィードバック構成として使用されること
がさらに考えられる。1つの極性の出力信号が信号光電
流を得るために結合された電流分割器に印加され、一
方、もう1つの極性の出力信号は、サンプル光電流を得
るために電流分割器に印加されている。この機器構成は
検出器で最大信号ビーム強度を決めるのが難しい場合に
適している。
【0065】上記の雑音抑制システムは電子装置である
が、主な応用例は光学システムである。レーザ基調の光
学システムの多くは、過剰なレーザ雑音及びドリフトを
被りやすい。これらの逸脱の影響を減らすのに大胆な
策が講じられる。
【0066】この雑音抑制システムの潜在的応用例で
は、塩化鉛ダイオード・レーザを用いた赤外吸収分光
学、走査光学顕微鏡検査によるフォトレジストの相特性
の検出及び径0.1ミクロン以下の粒子の検出、光散乱
又は吸光によるサブミクロン・エアゾール粒子のホモダ
イン検出、応力誘導複屈折検出による薄膜フイルムの残
留応力の検出、及び熱反射率による温度測定、等があ
る。本発明による雑音抑制システムはコヒーレント検出
LIDAR(光学レーダ)、生物試料片のレーザ走査顕
微鏡検査、及び多様な干渉学等、特にフリンジ・トラッ
キングを含む分野に利点がある。
【0067】これらのシステム全ては一般に、大きなバ
ックグラウンドに対して小さな信号の測定を行なう必要
がある。これらのシステム(例:ダイオード・レーザ顕
微鏡検査)は、有効なレーザ出力が小さいために最適化
が重要である。
【0068】上記で説明した雑音抑制システムは、検出
レーザ信号の雑音成分を低下させる要素が大きいため、
避けねばならない微妙な落し穴がある。このような落し
穴は、ビームの断面の異なる部分でレーザ雑音のレベル
に相違があるために、及び異なる偏光状態が存在するた
めに生ずる。
【0069】ある種のダイオード・レーザでは、例えば
エキシビット位置依存雑音はダイオード・レーザ共振子
のかなり低い精細な動きに起因する。それゆえに、これ
らのレーザは一般のガス・レーザと比べて高次のガウス
モードには不向きである。ビーム全体で雑音レベルの変
動を示すレーザでは、信号及びサンプルの検出器はビー
ム断面全体を捉えることが非常に大切である。異なる偏
光状態で異なる雑音レベルを示すレーザではサンプル及
び信号のビームをレーザで発生したビームの同一偏光成
分から生じさせるためにレーザ出力に偏波器を加えるこ
とが望ましい。
【0070】本発明は、3例の見本実施例で説明された
が、この分野の専門家は上記で説明した概要が、付加す
る特許請求の趣旨及び範囲内での修正によって実施でき
ることが判るだろう。
【0071】下記表に図2、図3、図4の回路を組み立
てるのに使用される部品の各値を示す。
【0072】 表1 トランジスタ Q1、Q2 MRF904又は2N3904 トランジスタ Q3 MM4049又は2N3906 演算増幅器 A1、A2 OP−27 抵抗 Rf 5K オーム 抵抗 314 1K オーム 抵抗 316 25 オーム コンデンサ 310 2 マイクロファラド フォトダイオード 210、212 BFW34(シーメンス社製)
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、レーザ光の好ましくな
い雑音信号成分を実質的に消去する全電子雑音消去回路
を用いたレーザ測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を含むレーザ分光装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1の検出回路を示す本発明の第1実施例で、
一部がブロック図の系統図である。
【図3】図1の検出回路を示す本発明の第2実施例で、
一部がブロック図の系統図である。
【図4】図1の検出回路を示す本発明の第3実施例で、
一部がブロック図の系統図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】好ましくない雑音信号成分を含むレーザ光
    を発生するレーザ光源と、前記レーザ光を信号ビーム及
    びサンプル・ビームに分割するビーム・サンプラと、前
    記信号ビームを、測定されるべき情報で変調する光学シ
    ステムと、前記変調された信号ビーム及び前記サンプル
    ・ビームに応答して前記変調された信号ビームの情報成
    分を表す出力信号を発生する検出装置とを有するレーザ
    測定装置であって、 前記ビーム・サンプラは、前記サンプル・ビームが前記
    信号ビームよりも強い光強度をもつように前記レーザ光
    を分割し、 前記検出装置は、 前記変調された信号ビーム及び前記サンプル・ビーム
    を、それぞれの光強度に比例した信号光電流及びサンプ
    ル光電流にそれぞれ変換する第1及び第2の検出手段
    と、 前記サンプル光電流を、前記信号光電流の直流成分と実
    質的に等しい直流成分を有する第1のサンプル光電流成
    分と、第2のサンプル光電流成分とに分割する電流分割
    手段と、 前記第1のサンプル光電流成分及び前記信号光電流の直
    流成分を消去するように前記第1のサンプル光電流成分
    と前記信号光電流とを組み合わせ、前記変調された信号
    ビームの情報成分を表す出力信号を発生する出力手段と
    を有するレーザ測定装置。
  2. 【請求項2】前記検出装置が、前記出力手段の出力信号
    に応答して前記第1のサンプル光電流成分及び前記信号
    光電流の直流成分を平衡させるように前記電流分割手段
    をバイアスするためのフィードバック回路を含む、請求
    項1に記載のレーザ測定装置。
JP3196065A 1990-10-09 1991-07-11 レーザ測定装置 Expired - Fee Related JP2662113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/594,178 US5134276A (en) 1990-10-09 1990-10-09 Noise cancelling circuitry for optical systems with signal dividing and combining means
US594178 1990-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06341897A JPH06341897A (ja) 1994-12-13
JP2662113B2 true JP2662113B2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=24377849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3196065A Expired - Fee Related JP2662113B2 (ja) 1990-10-09 1991-07-11 レーザ測定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5134276A (ja)
EP (1) EP0480182A3 (ja)
JP (1) JP2662113B2 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5540825A (en) * 1993-08-02 1996-07-30 Iowa State University Research Foundation, Inc. Noise suppressing capillary separation system
WO1997043609A1 (en) * 1996-05-14 1997-11-20 Alliedsignal Inc. An environmentally insensitive optical sensor with improved noise cancellation
US5793230A (en) * 1997-02-26 1998-08-11 Sandia Corporation Sensor readout detector circuit
US6091504A (en) * 1998-05-21 2000-07-18 Square One Technology, Inc. Method and apparatus for measuring gas concentration using a semiconductor laser
US6141136A (en) * 1999-08-27 2000-10-31 Kalibjian; Ralph Active phase-shift control in optical-hybrid etalons
EP1230535A1 (en) 1999-11-04 2002-08-14 L'air Liquide, S.A. à Directoire et Conseil de Surveillance pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude Method for continuously monitoring chemical species and temperature in hot process gases
US7005645B2 (en) 2001-11-30 2006-02-28 Air Liquide America L.P. Apparatus and methods for launching and receiving a broad wavelength range source
US6741348B2 (en) 2002-04-29 2004-05-25 The Curators Of The University Of Missouri Ultrasensitive spectrophotometer
US20040120549A1 (en) * 2002-12-24 2004-06-24 Chung-Shan Institute Of Science And Technology Half-plane predictive cancellation method for laser radar distance image noise
US7409117B2 (en) * 2004-02-11 2008-08-05 American Air Liquide, Inc. Dynamic laser power control for gas species monitoring
US7268881B2 (en) * 2004-02-17 2007-09-11 The Curators Of The University Of Missouri Light scattering detector
US7262844B2 (en) * 2005-01-13 2007-08-28 The Curators Of The University Of Missouri Ultrasensitive spectrophotometer
US7903252B2 (en) * 2005-01-13 2011-03-08 The Curators Of The University Of Missouri Noise cancellation in fourier transform spectrophotometry
US7616316B1 (en) 2006-02-27 2009-11-10 Southwest Sciences Incorporated Gas measurement over extreme dynamic range of concentrations
AU2007222018A1 (en) 2006-03-09 2007-09-13 Alltech Associates, Inc. Evaporative light scattering detector
GB0624361D0 (en) * 2006-12-06 2007-01-17 Michelson Diagnostics Ltd Multiple beam source for a multi-beam interferometer and multi-beam interferometer
US7710568B1 (en) 2007-09-28 2010-05-04 Southwest Sciences Incorporated Portable natural gas leak detector
US20110083493A1 (en) * 2008-06-11 2011-04-14 The Curators Of The University Of Missouri Liquid Chromatography Detector and Flow Controller Therefor
US7920265B1 (en) 2008-07-29 2011-04-05 Kla-Tencor Corporation Apparatus and method for noise reduction in modulated optical reflectance metrology system
US7943915B2 (en) * 2008-10-10 2011-05-17 Ge Infrastructure Sensing, Inc. Method of calibrating a wavelength-modulation spectroscopy apparatus
US7957001B2 (en) * 2008-10-10 2011-06-07 Ge Infrastructure Sensing, Inc. Wavelength-modulation spectroscopy method and apparatus
US8488973B2 (en) * 2010-02-11 2013-07-16 Silicon Audio, Inc. Signal processing within an optical microphone
EP2547982B1 (en) * 2010-03-17 2017-09-13 Lightlab Imaging, Inc. Intensity noise reduction methods and apparatus for interferometric sensing and imaging systems
WO2012168239A1 (en) 2011-06-06 2012-12-13 Carl Zeiss Meditec Ag Systems and methods for improved balanced detection in optical coherence tomography imaging
GB201114330D0 (en) * 2011-08-19 2011-10-05 Michelson Diagnostics Ltd Detector circuits for interferometers
WO2015030202A1 (ja) * 2013-08-30 2015-03-05 国立大学法人電気通信大学 光学測定装置、光学測定方法、及び顕微イメージングシステム
US10795005B2 (en) * 2014-12-09 2020-10-06 Intersil Americas LLC Precision estimation for optical proximity detectors
US9494462B2 (en) 2015-02-13 2016-11-15 Northrop Grumman Systems Corporation Balanced intensity differential photo detector
US10044447B2 (en) * 2016-04-04 2018-08-07 Biosense Webster (Israel) Ltd. Linear isolation amplifier with output DC voltage cancellation
US10809128B2 (en) 2017-03-31 2020-10-20 The Regents Of The University Of California General noise suppression scheme with reference detection in optical heterodyne spectroscopy
US10310085B2 (en) 2017-07-07 2019-06-04 Mezmeriz Inc. Photonic integrated distance measuring pixel and method of distance measurement
WO2019050651A1 (en) * 2017-09-08 2019-03-14 Intel Corporation LOW NOISE FRONTAL APPLICATION FOR CARDIAC FREQUENCY MONITOR USING PHOTOPLETHYSMOGRAPHY

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3446972A (en) * 1966-07-18 1969-05-27 Kollmorgen Corp Automatic gain control for photomultiplier tubes employing a monitoring photocell
US3626092A (en) * 1969-07-15 1971-12-07 Ibm Video amplifier for optical scanners
US4032801A (en) * 1975-10-10 1977-06-28 Honeywell Inc. Electromagnetic radiation intensity comparator apparatus
JPS5379586A (en) * 1976-12-23 1978-07-14 Fujitsu Ltd Photo detector bias circuit
DE2705308C2 (de) * 1977-02-09 1979-04-19 Bodenseewerk Perkin-Elmer & Co Gmbh, 7770 Ueberlingen Vorrichtung zum Aufheizen eines Graphitrohres in einer Graphitrohrküvette eines Atomabsorptionsspektrometers
US4150402A (en) * 1977-04-07 1979-04-17 Xerox Corporation Method and apparatus for reducing the effect of laser noise in a scanning laser read system
US4185278A (en) * 1977-09-22 1980-01-22 HF Systems, Incorporated Obscuration type smoke detector
US4190747A (en) * 1978-04-05 1980-02-26 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Signal corrected optocoupled device
US4491730A (en) * 1980-08-14 1985-01-01 Panametrics, Inc. Method and apparatus for feedback stabilized photometric detection in fluids
US4467203A (en) * 1981-10-19 1984-08-21 Panametrics, Inc. Low noise amplifier and method for energy biased radiation sensitive receiver
US4485301A (en) * 1982-02-01 1984-11-27 Sprague Electric Company Linear two-terminal integrated circuit photo sensor
JPS6129223A (ja) * 1984-07-19 1986-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光−電気変換回路
GB2172164B (en) * 1985-03-07 1989-02-22 Stc Plc Balanced coherent receiver
JPS63238452A (ja) * 1987-03-26 1988-10-04 Nec Corp 光学式液質測定装置
JPS6467073A (en) * 1987-09-07 1989-03-13 Fuji Photo Film Co Ltd Picture signal correcting method
JP2641923B2 (ja) * 1988-10-31 1997-08-20 日本電気株式会社 光受信器初段回路

Also Published As

Publication number Publication date
EP0480182A3 (en) 1992-05-20
US5134276A (en) 1992-07-28
JPH06341897A (ja) 1994-12-13
EP0480182A2 (en) 1992-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2662113B2 (ja) レーザ測定装置
Hobbs Ultrasensitive laser measurements without tears
US5123024A (en) Apparatus and method for controlling the light intensity of a laser diode
US8867929B2 (en) Optical receiver using single ended voltage offset measurement
US7920265B1 (en) Apparatus and method for noise reduction in modulated optical reflectance metrology system
EP0613598A1 (en) Technique for correcting non-linearity in a photodetector
JPS5842411B2 (ja) 距離測定装置
US20040080753A1 (en) Heterodyne based optical spectrum analysis with controlled optical attenuation
US4565935A (en) Logarithmic converter circuit arrangements
JP2001013005A (ja) 光電変換率調節可能な光量検出回路
US6875985B2 (en) Electomagnetic detection apparatus
JPH0722209B2 (ja) 光増幅器の絶対雑光指数決定装置および決定方法
Narayanan et al. Noise analysis for position-sensitive detectors
CN115372942A (zh) 一种激光测距仪回波处理电路
JP3974670B2 (ja) 光学式変位測定装置
Seta et al. Frequency stabilization of a HeNe laser using a thin film heater coated on the laser tube
JPS63127127A (ja) 光パワ−測定器
Shaw et al. A double-beam single-detector wavelength-modulating spectrometer accomplished with electronic automatic gain control
Hagard et al. Infrared transmission measurement in the atmosphere
Amzajerdian et al. Optimum integrated heterodyne photoreceiver for coherent lidar applications
JPS6367673B2 (ja)
Altmann et al. Fast current amplifier for background-limited operation of photovoltaic InSb detectors
Palojarvi et al. Electronic gain control with constant propagation delay for integrated transimpedance preamplifiers
Kenimer Predictions of silicon avalanche photodiode detector performance in water vapor differential absorption lidar
JPH05107027A (ja) 半導体位置検出素子演算回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090613

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees