JP2659497B2 - 油圧式振動杭打装置 - Google Patents

油圧式振動杭打装置

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JP2659497B2 JP11586292A JP11586292A JP2659497B2 JP 2659497 B2 JP2659497 B2 JP 2659497B2 JP 11586292 A JP11586292 A JP 11586292A JP 11586292 A JP11586292 A JP 11586292A JP 2659497 B2 JP2659497 B2 JP 2659497B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加振シリンダ装置を用
いた油圧式振動杭打装置に係り、特に、加振機能を阻害
することなく加振シリンダ装置のピストンロッドの回動
を防止した油圧式振動杭打装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】杭打装置には振動杭打装置,衝撃杭打装
置,圧入杭打装置などが有るが、比較的静粛で、しかも
高能率であるという理由で振動杭打装置が賞用されてい
る。
【0003】而して、振動杭打装置の加振機構を原理的
に大別すると偏心重錘式と往復ピストンシリンダ式とが
あり、それぞれ長短を有している。
【0004】往復ピストンシリンダ式の加振機構を備え
た最新の杭打ち装置として特公昭58−46963号公
報に記載の技術が公知である。
【0005】上記公知技術に係る杭打ち装置は、慣性錘
の重心を通る中心線上にロッドの軸心がくるように慣性
錘の内部に振動シリンダ及び定位シリンダが組み込ま
れ、振動シリンダと定位シリンダとの間にロッドが配設
され、振動シリンダに圧力流体の給排を行う切換弁が設
けられ、定位シリンダにこの定位シリンダまたは振動シ
リンダのいずれかのロッドに応動して定位シリンダ内の
制御室内へ圧力流体の給排を行う応動制御弁が設けら
れ、慣性錘に定位シリンダのピストンが制御室内の圧力
流体の圧縮によりまたは制御室に連通して設けたアキュ
ムレータによりあるいは定位シリンダ内に設けたスプリ
ングにより剛性低く支えられ、定位シリンダ又は振動シ
リンダのロッド下端に杭をつかむチャックが設けられて
いて、この構成によれば、他の建設機械による下引きお
よび上引きが可能であり、比較的軽量の機械装置によっ
て大きい杭打込力が得られる。
【0006】しかし乍ら、この公知技術におけるピスト
ンおよびピストンロッドはシリンダ部材に対して回転し
得る構造であるから、このシリンダロッドに取り付けた
杭用チャックで把持された杭は軸心の回りに回動可能で
あり、その角位置が定まらない。
【0007】通常の油圧シリンダ装置は、シリンダ部材
の内周もピストンの外周も円柱面であるから相互に回動
し得る。また、この相対的回動を係止する手段として多
数のものが公知公用されている。
【0008】しかし乍ら杭打機に用いられる加振シリン
ダ装置にあっては、ピストンおよびピストンロッドが比
較的高サイクル(例えば20〜60Hz)で上下するの
で、その上下振動を妨げることなく、該ピストンロッド
の回動を係止するには格別の工夫が必要である。
【0009】こうした技術的問題を解決するための方策
として特開昭61−72121号公報の「油圧式杭打機
におけるピストン回転防止装置」が提案されている。
【0010】この回転防止装置の構成は、シリンダと、
そのシリンダに昇降可能に装備し圧油の供給により上下
振動するピストンロッドと、そのピストンロッドの下端
に装着した杭挾持装置とを備えた油圧式杭打機におい
て、シリンダと杭挾持装置との間に弾性体を介装し、杭
挾持装置を弾性体の剪断力により支承し、かつピストン
の回転力を弾性体の圧縮力で受けることを特徴とするも
のである。
【0011】前記の公報によれば、この油圧式杭打機に
おけるピストン回転防止装置は、シリンダと杭挾持装置
との間に弾性体を介装し、杭挾持装置を弾性体の剪断力
により支承し、かつピストンの回転力を弾性体の圧縮力
で受けるものであるから、ピストンロッドの上下振動を
妨げずに、ピストンロッドの回転を防ぐことができる。
従って、杭を真直に打ち込むことができる。
【0012】しかも、杭挾持装置を弾性体により支承す
ることにより、杭挾持装置の重量を弾性体のばね定数の
分だけ軽減することができる。その結果、杭挾持装置の
重量が軽減された分だけ振幅が大きくなり、杭打能力が
向上するとして推奨されている。
【0013】この先行技術において「杭挾持装置(杭用
チャック)を弾性体の剪断力により支承する」という表
現は、剪断力という術語の定義を誤っているものと思わ
れるが、該先行技術の公報に開示されている発明の詳細
な説明の欄の記載から推察するに「弾性体に剪断力を生
ぜしめる形で支承する」すなわち、「剪断力の反力によ
って支承する」の意であると解せられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記の先行技術におい
て、加振油圧シリンダ装置のピストンおよびピストンロ
ッドはシリンダ部材に対して同心状に嵌合されていて、
油圧力によって上下動せしめられ、その上下動ストロー
クも自ずから定まっている。
【0015】従って、前記の「油圧式杭打機におけるピ
ストン回転防止装置」(特開昭61−72121号)に
言うごとく杭用チャックを弾性体の剪断力で支承しなけ
れば該杭用チャックの支持が為されない訳ではない。該
公報の詳細な説明の記載内容から推察すると、この発明
(特開昭61−72121)は、シリンダ部材と杭用チ
ャックとの間に介装した弾性体を介して該杭用チャック
に押圧力もしくは引抜力を与えようとしているものと解
される。
【0016】しかしながら杭の打設は、杭の形状,寸法
や地盤の硬軟によって差は有るが、少なくともトン単位
の巨大な力を要する。
【0017】従って、上記公知技術(特開昭61−72
121)のごとく、弾性体に振動を与えつつ剪断荷重を
与えると該弾性体は比較的速やかに疲労して破断するに
至る。
【0018】本発明は上述の事情に鑑みて為されたもの
で、弾性体に繰返し剪断荷重を与えて早期疲労を進行さ
せるおそれ無く、しかも、加振シリンダ装置のピストン
ロッドに取り付けられた杭用チャックの回動角位置を規
制し得る油圧式振動杭打装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の構成として本発明は、軸心を垂直ならしめて吊持さ
れ、油圧力によってピストンおよびピストンロッドを上
下に往復動せしめる加振シリンダ装置と、上記ピストン
ロッドの下端部に装着された杭用チャックとを備えた油
圧式振動杭打装置において、前記加振シリンダ装置のシ
リンダ部材に対して固定され、前記杭用チャック上端部
の周囲を取り囲んでいる筒状のスカート部材と、前記杭
用チャックとスカート部材との間に介装された、ゴム弾
性を有する球状部材と、前記杭用チャックおよびスカー
ト部材の少なくとも何れか一方に設けられた、球状部材
を案内する上下方向の溝と、上記の溝の上端および下端
部に設けられて、球状部材に当接してその転動を阻止す
るストッパ手段と、を具備していることを特徴とする。
【0020】
【作用】上記の構成によれば、 a.加振シリンダに対して杭用チャックが垂直軸の回り
に回動しようとすると、ゴム弾性を有する球状部材が上
記の回動を阻止する。
【0021】b.加振シリンダを杭用チャックに対して
上下に振動させると、ゴム弾性を有する球状部材は上下
に転がって上記の振動を妨げない。
【0022】c.加振シリンダを杭用チャックに対して
下降させ、前記のゴム弾性を有する球状部材をストッパ
に押し当てると、加振シリンダおよびこれと一体的に連
結された剛性部材の重量を、該球状部材を介して杭用チ
ャックに荷重することができ、杭の打込み能力を補助す
る。
【0023】d.同様に、加振シリンダをクレーンで引
き上げて上昇させ、前記のゴム弾性を有する球状部材を
ストッパに押し当てると、加振シリンダの引き上げ力
を、該球状部材を介して杭用チャックに伝え、杭の引抜
き能力を補助する。
【0024】上記c,dの場合、ゴム弾性を有する球状
部材はストッパに挟まれて圧縮を受け、圧縮反力によっ
て杭に打込力もしくは引抜力を伝えるが該球状部材は剪
断力を受けることが無い。従って、ゴム弾性を有する部
材が剪断力を受けて早期に衰損,劣化,破断するおそれ
が無い。
【0025】
【実施例】図1は本発明に係る油圧式振動杭打装置の一
実施例を示す垂直断面図である。
【0026】1は吊り装置であって、慣性重錘2および
その下方に設置された加振シリンダ装置3を覆う有頂無
底筒状の吊り装置本体1aの頂面に吊環1bが固定され
ている。
【0027】上記吊り装置本体1a内に緩衝ゴム1cを
介して慣性重錘2が取り付けられている。
【0028】加振シリンダ装置3は、定位シリンダ3a
−1および振動シリンダ3a−2を内部に形成したシリ
ンダ部材3aの軸心を垂直ならしめて慣性重錘2の底面
に固定され、該シリンダ部材3a内にピストン3bおよ
びピストン3c、並びにピストンロッド3dを収納して
いる。
【0029】上記ピストンロッド3dの下端部はシリン
ダ部材3aの下方に突出し、その下端に杭用チャック4
を取り付けられている。
【0030】上記杭用チャック4の上端部(取付部付
近)の周囲を取り囲むように位置せしめて、筒状のスカ
ート5が配設されている。
【0031】本例のスカート5は正方形筒状であって、
その上端に正方形枠状のフランジ5aが設けられてい
る。この筒状のスカート5は、上記フランジ5aを取付
ボルト6により前記シリンダ部材3aに対して、ブラケ
ット3eを介して固定されている。
【0032】前記杭用チャック4の上端部近傍の、スカ
ート5に対向している面に、上下方向の案内溝を有する
ガイド部材7を設けるとともに、該ガイド部材とスカー
トとの間にゴム状弾性を有する球状部材(ゴム球と略称
する)8を介装する。
【0033】図1のA−A断面を図2に示す。
【0034】ガイド部材7は上下方向に設けられている
のでこの水平断面(図2)には、その横断面が現われて
いる。
【0035】本図から容易に理解できるように、杭用チ
ャック4が筒状スカート5に対して垂直軸(本図におい
て紙面に垂直)の回りに回動しようとするとゴム球8が
回動を阻止する。
【0036】図2に示したB−B断面を図3に示す。
【0037】ガイド部材7は垂直姿勢をなすように杭用
チャック4に固着され、ゴム球8を案内する円柱面状の
溝7aが設けられている。
【0038】上記溝7aの上端の切り上げ部はゴム球8
に当接してその転動を係止する1/4球面状のストッパ
7bを形成している。また、該溝7aの下端の切り上げ
部はストッパ7cを形成している。
【0039】図2に示したようにゴム球8がガイド部材
7の中央付近に位置しているとき、前記ストッパ面に対
向せしめてストッパ9aが筒状スカート5に固着される
とともに、ストッパ面7cに対向せしめてストッパ9b
が筒状スカート5に固着されている。
【0040】図1に示した加振シリンダ装置3を作動さ
せて杭打ち作業もしくは杭の引抜き作業をする際、図1
についても図3についても杭用チャック4は筒状スカー
ト5に対して上下方向の所定ストローク(例えば10m
m)で振動する。
【0041】このときゴム球8は杭用チャック4と筒状
スカート5とに挟まれた形で、上記所定ストロークの約
1/2のストロークで転動し、上下に往復動せしめられ
る。
【0042】この作動においてゴム球8は摩擦伝動によ
って上下に転動するだけで、別段の剪断力を受けない。
【0043】従って、作動に伴う剪断力によって材料疲
労を生じたり早期破損したりするおそれは無い。
【0044】図3に示した状態よりも強力な杭打ち作業
をする際は、該図3に示した状態よりも杭用チャック4
を上昇させ、図4に示したようにガイド部材7のストッ
パ面7cとストッパ9aとの間でゴム球8を挟みつけ、
この状態で杭用チャック4に上下振動を与える。
【0045】ストッパ面7cとストッパ9aとによるゴ
ム球8の挟みつけ力は作用線10方向に働き、その反力
Fの垂直分力fが杭の打込み方向に作用する。
【0046】このようにしてゴム球8を介して杭用チャ
ック4に荷重を加える際、該ゴム球8は作用線10方向
の圧縮力を受け、剪断力は受けない。従って、剪断力に
よってゴム球が早期に疲労するといった不具合は発生し
ない。
【0047】図3に示した状態よりも強力な引抜き作業
をする際は、該図3に示した状態よりも杭用チャック4
を下降させ、図5に示したようにガイド部材7のストッ
パ面7bとストッパ9bとの間でゴム球8を挟みつけ、
この状態で杭用チャック4に上下振動を与える。
【0048】ストッパ面7bとストッパ9bとによるゴ
ム球8の挟みつけ力は作用線10′方向に働き、その反
力F′の垂直分力f′が杭の打込み方向に作用する。
【0049】このようにしてゴム球8を介して杭用チャ
ック4に荷重を加える際、該ゴム球8は作用線10′方
向の圧縮力を受け、剪断力は受けない。従って、剪断力
によってゴム球が早期に疲労するといった不具合は発生
しない。
【0050】図1に示した取付ボルト6を弛めて抜き取
り、筒状スカート5を軸心の回りに90度回して再び取
付ボルト6で固定すると、図2の状態であった杭用チャ
ック4が図6のように90度回される。
【0051】多数の杭を工事設計書に従って一直線に沿
って並べて打設していった場合、コーナーに差しかかっ
たとき前記のようにして杭用チャック4の向きを90度
回すことができれば非常に便利である。
【0052】本実施例によれば、杭用チャック4に直接
触れることなく、スカートのフランジ5aを取りつけて
いる取付ボルト6の着脱とスカート5の回動操作とによ
り、杭用チャック4の方向、すなわち該杭用チャックに
把持される杭の向きを90度回すことができる。
【0053】なお図1に示した実施例においては、有頂
無底筒状の吊り装置本体1aが慣性重錘2および加振シ
リンダ装置3の周囲を覆い、さらに筒状スカート5が杭
用チャック4の上端部の周囲を覆っているので、従来例
に比して遮音効果が一段と優れている。
【0054】本実施例においては図2に示したように4
個のゴム球8と4個のガイド部材7とを用いたが、図7
に示すように3個のゴム球8と3個のガイド部材で杭用
チャック4の回動を阻止することも可能である。
【0055】また、上記の実施例ではガイド部材7を杭
用チャック4に固着したが、図8に示すようにガイド部
材7を筒状のスカート5に固着しても同様の作用,効果
が得られる。
【0056】図9はさらに異なる実施例を示し、ガイド
部材7を杭用チャック4と筒状スカート5との双方に対
向せしめて固定し、その間にゴム球8を介装したもので
ある。
【0057】このように2本のガイド部材7で1個のゴ
ム球8を挾持する構造にすると、最小限、図10のよう
に2個のゴム球8と4本のガイド部材7とによって杭用
チャック4の回動を阻止することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、軸心を垂直ならし
めて吊持され、油圧力によってピストンおよびピストン
ロッドを上下に往復動せしめる加振シリンダ装置と、上
記ピストンロッドの下端部に装着された杭用チャックと
を備えた油圧式振動杭打装置に本発明を適用して、前記
加振シリンダ装置のシリンダ部材に対して固定され、前
記杭用チャック上端部の周囲を取り囲んでいる筒状のス
カート部材と、前記杭用チャックとスカート部材との間
に介装された、ゴム弾性を有する球状部材と、前記杭用
チャックおよびスカート部材の少なくとも何れか一方に
設けられた、球状部材を案内する上下方向の溝と、上記
の溝の上端および下端部に設けられて、球状部材に当接
してその転動を阻止するストッパ手段と、を具備する
と、弾性部材に繰返し剪断荷重を与えて早期疲労を進行
させるおそれ無く、加振シリンダ装置のピストンロッド
に取り付けられた杭用チャックの回動角位置を規制する
ことができるという優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧式振動杭打装置の一実施例を
示す垂直縦断面図である。
【図2】上記図1に示したA−A断面図である。
【図3】同じくB−B断面図である。
【図4】前記実施例における作用,効果の説明図であ
る。
【図5】前記実施例における作用,効果の説明図であ
る。
【図6】前記実施例における作用,効果の説明図であ
る。
【図7】上記と異なる実施例の断面図である。
【図8】上記と異なる実施例の断面図である。
【図9】上記と異なる実施例の断面図である。
【図10】上記と異なる実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 吊り装置 1a 吊り装置本体 1b 吊環 1c 緩衝ゴム 2 慣性重錘 3 加振シリンダ装置 3a シリンダ部材 3a−1 定位シリンダ 3a−2 振動シリンダ 3b ピストン 3c ピストン 3d ピストンロッド 3e ブラケット 4 杭用チャック 5 筒状スカート 5a フランジ 6 取付ボルト 7 ガイド部材 8 ゴム球

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心を垂直ならしめて吊持され、油圧力に
    よってピストンおよびピストンロッドを上下に往復動せ
    しめる加振シリンダ装置と、上記ピストンロッドの下端
    部に装着された杭用チャックとを備えた油圧式振動杭打
    装置において、 前記加振シリンダ装置のシリンダ部材に対して固定さ
    れ、前記杭用チャック上端部の周囲を取り囲んでいる筒
    状のスカート部材と、 前記杭用チャックとスカート部材との間に介装された、
    ゴム弾性を有する球状部材と、 前記杭用チャックおよびスカート部材の少なくとも何れ
    か一方に設けられた、球状部材を案内する上下方向の溝
    と、 上記の溝の上端および下端部に設けられて、球状部材に
    当接してその転動を阻止するストッパ手段と、を具備し
    ていることを特徴とする、油圧式振動杭打装置。
JP11586292A 1992-05-08 1992-05-08 油圧式振動杭打装置 Expired - Lifetime JP2659497B2 (ja)

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CN108265717A (zh) * 2018-01-25 2018-07-10 刘春燕 一种建筑振动桩锤

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