JP2659318B2 - ミネラルウォータ供給装置 - Google Patents
ミネラルウォータ供給装置Info
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Description
理するミネラルウォータ供給装置に関するものである。
くなり、まずくなる一方である。安全衛生面でもビルや
マンションの高架水槽の微生物汚染や赤水の発生をはじ
め、石綿やトリハロメタンその他の発癌性物質の飲料水
への混入問題が指摘されており、安全でおいしい水に対
する要求が高まったおり、そのひとつの現れがミネラル
ウォータ需要拡大である。
テルボトルにわき水や地下水等の特定のミネラル分を含
む水を充填し、安全でおいしい水として市販されてい
る。しかしながら、これを使用の度に購入することは面
倒であり、価格も水道水に比べて非常に高価である。
得る装置として、従来では、カルシウム、マグネシウム
等のミネラル成分を含んだコーラルサンドや麦飯石、石
灰岩等の岩石をカートリッジに充填し、この中に飲料水
を通し、ミネラル分を溶出させ、ミネラルウォータを得
る装置が使用されている。
ネラルウォータを得る装置では、コーラルサンドや岩石
等からのミネラル成分の溶出は通水量や通水時間等の通
水条件により変動が激しく、一定のミネラル分の増加が
得られないこと、また、カルシウム、マグネシウム等の
各成分の溶出量を個々に調整することは不可能であるこ
とから、ミネラル成分を調整したミネラルウォータを得
ることはできない。
めになされたもので、その目的は、水道水を原水として
ミネラルウォータを供給することができるミネラルウォ
ータ供給装置を提供することにある。
ウォータ供給装置は、上水管路に連結する上水定流量装
置と、この上水定流量装置の2次側に設けたミネラル添
加槽と、このミネラル添加槽に連絡するミネラル用定流
量ポンプと、このミネラル用定流量ポンプにそれぞれ連
絡する複数のミネラルタンクと、前記ミネラル添加槽の
2次側に連絡する浄水器と、この浄水器に連絡し前記浄
水器内のミネラルウォータを冷却する冷凍機と、前記浄
水器の2次側に連絡する蛇口と、前記上水定流量装置の
2次側から蛇口の1次側の間に設けた電磁弁と、前記ミ
ネラル添加槽から蛇口の1次側の間に設けたミネラルセ
ンサと、このミネラルセンサでの検出値が所定値を超え
たときに前記ミネラル用定流量ポンプと上水定流量装置
を停止する指令を出す制御装置とを備えたものである。
は、上水管路に連結する上水定流量装置と、この上水定
流量装置の2次側に設けたミネラル添加槽と、このミネ
ラル添加槽に連絡するミネラル用定流量ポンプと、この
ミネラル用定流量ポンプにそれぞれ連絡する複数のミネ
ラルタンクと、前記ミネラル添加槽の2次側に連絡する
浄水器と、この浄水器に連絡し前記浄水器内のミネラル
ウォータを冷却する冷凍機と、前記浄水器の2次側に連
絡する蛇口と、前記上水定流量装置の2次側から蛇口の
1次側の間に設けた電磁弁と、前記ミネラル添加槽から
浄水器の1次側に設けたミネラルセンサと、前記上水定
流量装置の2次側から蛇口の1次側の間に設けた流量計
または圧力センサと、この流量計または圧力センサでの
検出値が所定値を超えたときに前記ミネラル用定流量ポ
ンプと上水定流量装置を停止する指令を出す制御装置と
を備えたものである。
ル用定流量ポンプとを起動すると、取込口から水道水が
上水定流量装置にて一定流量とされて、ミネラル添加槽
に送られると共に、ミネラル用定流量ポンプにて複数の
ミネラルタンクのミネラル成分が一定流量とされて供給
され、複数のミネラル成分が、一定流量の水道水中に正
確に添加、混合され、安定したミネラルウォータとな
る。
検出されている。ここで生成されたミネラルウォータ
は、ミネラル添加槽から浄水器へ送られる。
は、浄水器内の中空糸膜フィルタと活性炭によって、臭
気成分、トリハロメタン、残留塩素、細菌、コロイド成
分等が除去される。同時に、浄水器内に供給されたミネ
ラルウォータは、浄水器に連絡する冷凍機により冷却さ
れる。
加槽と浄水器との間に設けた流量計または圧力センサに
よって、2次側の浄水器の中空糸膜フィルタの目詰まり
状態を判断することができる。
する。図1は、請求項2に係るミネラルウォータ供給装
置の一実施例を示す説明図であり、1は水道管路であ
る。
ウォータ供給装置の取込口4とは、減圧弁3を介して連
結している。減圧弁3は、上水定流量装置5として定流
量ポンプを用いたとき、定流量ポンプの負荷を減らし定
流量性を向上するために用いられる。
が故障したとき、処理水が逆流しないように逆止弁2が
設けられている。取込口4の2次側には、上水定流量装
置5が連結している。
プやダイヤフラムポンプ等の定流量ポンプや定流量弁が
用いられている。上水定流量装置5は、ミネラルセンサ
10からのミネラル添加量の異常感知により、制御装置
20からの指令により、運転を停止する。
添加槽6が設けられている。このミネラル添加槽6は、
ミネラルタンク7、8からのミネラルが水道水中に均一
に混合するものであれば良く、管路内に流れを乱すよう
な障害物(いわゆるスタティックミキサー)を挿入した
り、積極的に撹拌するミキサー等が用いられる。
サ10が設けられている。このミネラルセンサ10は、
カルシウム、マグネシウム等のイオン電極や電気伝導度
計が用いられている。
加槽6に2つのミネラルタンク7、8のミネラルを一定
流量で供給し、上水定流量装置5によって一定流量で供
給される水道水と確実に一定の割合で混合できるように
するものである。
フラムポンプやチューブポンプ等の定流量ポンプが用い
られる。ミネラルタンク7、8は、ミネラル溶液を貯蔵
でき、飲用上問題となるような溶出物が無いものであれ
ば良く、ステンレス製、ポリエチレン製等のタンクが用
いられる。
ンサ10からのミネラル添加量の異常感知により、制御
装置20からの指令により、運転を停止する。2つのミ
ネラルタンク7、8は、混合すると沈澱するミネラル成
分が別々に充填されている。
の成分として必要なものであるが、これらは炭酸塩を作
ると、難溶性となる。そのため、炭酸成分と同一のタン
クに充填することができない。
ク7に、CaCl2・2H2OとMgCl2・6 H2O と KClを充填し、
他方のミネラルタンク8に、NaHCO3を充填する。また
は、一方のミネラルタンク7に、CaCl2・2H2OとMgCl2・
6H2Oを充填し、他方のミネラルタンク8に、K2CO3 とNa
HCO3を充填する。
計11と圧力センサ12とが設けられている。流量計1
1では、流量を常時測定し、設定した流量より低下した
場合は、制御装置20に異常信号を送る。制御装置20
では、後述する浄水器13の中空糸膜フィルタの目詰ま
りと判断し、この信号に基づいて、上水定流量装置5、
および、電磁弁17に停止信号を出す。
で監視し、所定値を超えた場合には、浄水器13内の浄
水器カートリッジの活性炭の寿命とみなし、上水定流量
装置5、および、電磁弁17に停止信号を出す。
設定した圧力より上昇した場合は、制御装置20に異常
信号を送る。制御装置20では、後述する浄水器13の
中空糸膜フィルタの目詰まりと判断し、この信号に基づ
いて、上水定流量装置5、および、電磁弁17に停止信
号を出す。
は、浄水器13内の浄水器カートリッジ14の活性炭と
中空糸膜フィルタによって、臭気成分、トリハロメタ
ン、残留塩素、細菌、コロイド成分等が除去される。
冷凍機15により冷却される。この冷凍機15では、お
いしい水の温度とされている10から15℃に冷却され
る。
手等の遮蔽物が近づくと、電磁弁17が開いて蛇口19
から吐水される。次に、このようにして構成された本実
施例の作用について説明する。
量ポンプ9とを起動し、電磁弁17を開ける。これによ
って、本実施例に係るミネラルウォータ供給装置の取込
口4から水道水が導入される。
一定流量とされて、ミネラル添加槽6に送られる。ここ
では、ミネラル用定流量ポンプ9にて2つのミネラルタ
ンク7、8のミネラル成分が一定流量とされて供給され
る。
の水道水中に正確に添加、混合され、安定したミネラル
ウォータとなる。この間、ミネラルセンサ10によって
ミネラル添加槽6内のミネラル濃度が検出されている。
ネラル添加槽6の2次側から浄水器13へ送られる。こ
の途中で、流量計11と圧力センサ12によって、浄水
器13内の浄水器カートリッジの中空糸膜フィルタの目
詰まり状態を判断する。
タは、浄水器13内の浄水器カートリッジ14の活性炭
と中空糸膜フィルタによって、臭気成分、トリハロメタ
ン、残留塩素、細菌、コロイド成分等が除去される。
冷凍機15によって冷却される。そして、物体感知セン
サ18を人手が横切ると、電磁弁17が開いて、蛇口1
9から供給される。
と、浄水器13の能力としては、残留塩素除去能力9ト
ン以上、濁度除去能力9トン以上(日本水道協会、浄水
器型式試験法による)とする。
温10〜15℃、供給量毎時10リットル(1人当たり
125cc飲むとして毎時80人)、貯水量4リットル
(冷却されるまでに約30分)という結果を得た。
路1に連絡する取込口4と、取込口4の2次側に連結す
る上水定流量装置5と、この上水定流量装置5の2次側
に設けたミネラル添加槽6と、このミネラル添加槽6に
連絡するミネラル用定流量ポンプ9と、このミネラル用
定流量ポンプ9にそれぞれ連絡する複数のミネラルタン
ク7、8と、ミネラル添加槽6の2次側に連結する浄水
器13と、この浄水器13に連絡し浄水器13内のミネ
ラルウォータを冷却する冷凍機15と、浄水器13の2
次側に連絡する蛇口19と、上水定流量装置5の2次側
から蛇口19の1次側の間に設けた電磁弁17と、ミネ
ラル添加槽6の2次側から蛇口19の1次側の間に設け
たミネラルセンサ10と、上水定流量装置5の2次側か
ら蛇口19の1次側の間に設けた流量計11および圧力
センサ12と、この流量計11および圧力センサ12で
の検出値が所定値を超えたときに上水定流量装置5と電
磁弁17とを停止する指令を出す制御装置20とを備え
たものであるから、上水定流量装置5とミネラル用定流
量ポンプ9とを起動すると、取込口4から水道水が上水
定流量装置5にて一定流量とされてミネラル添加槽6に
導入されると共に、ミネラル用定流量ポンプ9にて2つ
のミネラルタンク7、8のミネラル成分が一定流量とさ
れて正確に添加、混合され、安定したミネラルウォータ
とされる。
内の中空糸膜フィルタと活性炭によって、臭気成分、ト
リハロメタン、残留塩素、細菌、コロイド成分等が除去
され、安全でおいしいミネラルウォータとして、浄水器
13内に溜められ、冷凍機15によって冷却される。
ると、何時でも電磁弁17が開いて、蛇口19から供給
することができる。また、ミネラル添加槽6と浄水器1
3との間には、流量計11および圧力センサ12が配設
され、常にミネラルウォータの流量および圧力を検知
し、浄水器13内の中空糸膜フィルタの目詰まり状態を
監視するので、交換時期が的確に表示できる。
センサ12を用いた場合について説明したが、流量計1
1または圧力センサ12のいずれか一方を用いても良
く、または、請求項1に記載のように、何れも省略する
ことができる。この場合には、浄水器13内の中空糸膜
フィルタの目詰まり状態を自動的に表示することはでき
ない。
値を制御装置20にて処理する場合について説明した
が、流量計11は積算値を表示するものであるから、単
に表示値として表示し、所定値以上になった時点で交換
するようにしても良い。
々のミネラル成分を充填した場合について説明したが、
2つ以上とすることも可能である。さらに、1つのミネ
ラル用定流量ポンプ9にて、2つのミネラルタンク7、
8内のミネラル成分を供給する場合について説明した
が、各ミネラルタンク毎にポンプを設けても良い。
による方式としたが、通常のコックやノブ等の開閉弁方
式としても良い。
ータ供給装置によれば、上水定流量装置によって一定流
量で流している水道水に、ミネラル用定流量ポンプによ
って一定量のミネラル成分を注入でき、常に安定した成
分のミネラルウォータを供給できる。
って臭気物質、トリハロメタン、有機物、残留塩素、細
菌、コロイド等を除去するので、安全で、おいしい水と
して供給できる。加えて、浄水器内のミネラルウォータ
は、浄水器に連絡する冷凍機により冷却されるので、蛇
口に近い位置で確実に冷水とされ、給水途中で昇温する
虞がなく、無駄なく供給される。
るミネラル成分を別タンクに調整し、別々に注入するこ
とにより安定した成分のミネラルウォータを供給でき
る。さらに、流量を常時測定し、設定した流量より低下
した場合は、浄水器の中空糸膜フィルタの目詰まりと判
断し,取替の表示、または装置を停止させる。
流量の積算値により、ある積算値を越えた場合に、活性
炭の寿命と判断し、取替の表示、または装置を停止させ
る。したがって、中空糸膜フィルタ、活性炭等の濾過材
の交換時期が明確になっており、濾過材の寿命による問
題がなくなる。
Claims (2)
- 【請求項1】 上水管路に連結する上水定流量装置と、
この上水定流量装置の2次側に設けたミネラル添加槽
と、このミネラル添加槽に連絡するミネラル用定流量ポ
ンプと、このミネラル用定流量ポンプにそれぞれ連絡す
る複数のミネラルタンクと、前記ミネラル添加槽の2次
側に連絡する浄水器と、この浄水器に連絡し前記浄水器
内のミネラルウォータを冷却する冷凍機と、前記浄水器
の2次側に連絡する蛇口と、前記上水定流量装置の2次
側から蛇口の1次側の間に設けた電磁弁と、前記ミネラ
ル添加槽から蛇口の1次側の間に設けたミネラルセンサ
と、このミネラルセンサでの検出値が所定値を超えたと
きに前記ミネラル用定流量ポンプと上水定流量装置を停
止する指令を出す制御装置とを備えたことを特徴とする
ミネラルウォータ供給装置。 - 【請求項2】 上水管路に連結する上水定流量装置と、
この上水定流量装置の2次側に設けたミネラル添加槽
と、このミネラル添加槽に連絡するミネラル用定流量ポ
ンプと、このミネラル用定流量ポンプにそれぞれ連絡す
る複数のミネラルタンクと、前記ミネラル添加槽の2次
側に連絡する浄水器と、この浄水器に連絡し前記浄水器
内のミネラルウォータを冷却する冷凍機と、前記浄水器
の2次側に連絡する蛇口と、前記上水定流量装置の2次
側から蛇口の1次側の間に設けた電磁弁と、前記ミネラ
ル添加槽から浄水器の1次側に設けたミネラルセンサ
と、前記上水定流量装置の2次側から蛇口の1次側の間
に設けた流量計または圧力センサと、この流量計または
圧力センサでの検出値が所定値を超えたときに前記ミネ
ラル用定流量ポンプと上水定流量装置を停止する指令を
出す制御装置とを備えたことを特徴とするミネラルウォ
ータ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344310A JP2659318B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ミネラルウォータ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344310A JP2659318B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ミネラルウォータ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06182360A JPH06182360A (ja) | 1994-07-05 |
JP2659318B2 true JP2659318B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=18368254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4344310A Expired - Fee Related JP2659318B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ミネラルウォータ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2659318B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10399874B2 (en) | 2014-12-11 | 2019-09-03 | Lg Electronics Inc. | Drinking water supply device and method of controlling a drinking water supply device |
US10077544B2 (en) * | 2014-12-11 | 2018-09-18 | Lg Electronics Inc. | Drinking water supply device |
US10031533B2 (en) * | 2014-12-11 | 2018-07-24 | Lg Electronics Inc. | Drinking water supply device |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0259089A (ja) * | 1988-08-25 | 1990-02-28 | Matsushita Electric Works Ltd | 創水器 |
JPH0422095U (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-24 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP4344310A patent/JP2659318B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06182360A (ja) | 1994-07-05 |
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