JP2657362B2 - 鉄道車輌走行構造 - Google Patents
鉄道車輌走行構造Info
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- JP2657362B2 JP2657362B2 JP6234013A JP23401394A JP2657362B2 JP 2657362 B2 JP2657362 B2 JP 2657362B2 JP 6234013 A JP6234013 A JP 6234013A JP 23401394 A JP23401394 A JP 23401394A JP 2657362 B2 JP2657362 B2 JP 2657362B2
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- rail
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- rails
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車輌走行構造に関
し、更に詳細には走行中における横揺れをなくすると共
に競り上がり現象が起こらないようにすることができ、
更に制動及び加速のロスをなくすることができるように
なした鉄道車輌走行構造に係わる。
し、更に詳細には走行中における横揺れをなくすると共
に競り上がり現象が起こらないようにすることができ、
更に制動及び加速のロスをなくすることができるように
なした鉄道車輌走行構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道車輌走行構造は、図11及び
図12に示す如く、一定の軌間に設置された同一の高さ
を有する一対の軌条A,A上を、車軸Bに固定された車
輪C,Cが転走するものである。
図12に示す如く、一定の軌間に設置された同一の高さ
を有する一対の軌条A,A上を、車軸Bに固定された車
輪C,Cが転走するものである。
【0003】斯かる従来構造にあっては、曲線走行路に
おいて車輌を円滑に導くための必然性から、図12に示
す如く直線の走行中において車輪Cが軌条Aの軸線に対
して左右にずれ、もって蛇行する構造となっている。
おいて車輌を円滑に導くための必然性から、図12に示
す如く直線の走行中において車輪Cが軌条Aの軸線に対
して左右にずれ、もって蛇行する構造となっている。
【0004】そして、このように蛇行することが横揺れ
の原因となって乗り心地を悪くしているのである。そし
て更に、蛇行が激しいと所謂競り上がり現象が生じ、場
合によっては脱線する虞がある。またこのため、必然的
に走行速度を控目にせざるを得なかった。
の原因となって乗り心地を悪くしているのである。そし
て更に、蛇行が激しいと所謂競り上がり現象が生じ、場
合によっては脱線する虞がある。またこのため、必然的
に走行速度を控目にせざるを得なかった。
【0005】また、車輪Cの踏面C′が傾斜しているこ
とから、図12に示す如く該車輪Cと軌条Aとは点接触
する状態となっている。即ち、円で囲んだ部分だけが接
触している状態である。このため摩擦面が少なく、制動
及び加速時に滑走や空転等のロスが生ずる。
とから、図12に示す如く該車輪Cと軌条Aとは点接触
する状態となっている。即ち、円で囲んだ部分だけが接
触している状態である。このため摩擦面が少なく、制動
及び加速時に滑走や空転等のロスが生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みなされたものであって、直線走行路における走行中の
蛇行をなくし且つまた車輪と軌条との接触面積を増大さ
せ、もって上記従来構造の問題点を悉く解消することが
できるようになした鉄道車輌走行構造を提供せんとする
ものである。
みなされたものであって、直線走行路における走行中の
蛇行をなくし且つまた車輪と軌条との接触面積を増大さ
せ、もって上記従来構造の問題点を悉く解消することが
できるようになした鉄道車輌走行構造を提供せんとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨
は、所定径で且つテーパー状をなす踏面の大径側の縁に
フランジ状の輪縁を一体的に設けた車輪であって、輪縁
の外周部を平坦面とし、直線走行路の走行時には輪縁を
踏面として用い、曲線走行路の走行時には踏面を用いる
車輪と、直線走行路用の第1軌条及び曲線走行路用の第
2軌条と、これらの間に介在させるジョイント軌条とを
もって構成する軌条とからなり、前記第1軌条は軸断面
形状が略エ字形で夫々車輪が接触する面の内側上部に脱
線防止用の突出縁を設け、また前記第2軌条は軸断面形
状を略エ字形とし、且つこれら第1軌条と第2軌条の軌
間は、第1軌条の軌間より第2軌条の軌間を前記車輪に
おける輪縁の厚さ相当分大きくなすと共に、第1軌条と
第2軌条との高さを、第1軌条の高さより第2軌条の高
さを前記車輪における輪縁の突出長さ分大きくなし、更
に前記ジョイント軌条は軸断面形状を前記第1軌条と第
2軌条とを合体させた形状とし且つまた前記車輪の踏面
が接触する側の部分を一端側から他端側に所定の角度に
徐々に傾斜させてなることを特徴とする鉄道車輌走行構
造にある。
は、所定径で且つテーパー状をなす踏面の大径側の縁に
フランジ状の輪縁を一体的に設けた車輪であって、輪縁
の外周部を平坦面とし、直線走行路の走行時には輪縁を
踏面として用い、曲線走行路の走行時には踏面を用いる
車輪と、直線走行路用の第1軌条及び曲線走行路用の第
2軌条と、これらの間に介在させるジョイント軌条とを
もって構成する軌条とからなり、前記第1軌条は軸断面
形状が略エ字形で夫々車輪が接触する面の内側上部に脱
線防止用の突出縁を設け、また前記第2軌条は軸断面形
状を略エ字形とし、且つこれら第1軌条と第2軌条の軌
間は、第1軌条の軌間より第2軌条の軌間を前記車輪に
おける輪縁の厚さ相当分大きくなすと共に、第1軌条と
第2軌条との高さを、第1軌条の高さより第2軌条の高
さを前記車輪における輪縁の突出長さ分大きくなし、更
に前記ジョイント軌条は軸断面形状を前記第1軌条と第
2軌条とを合体させた形状とし且つまた前記車輪の踏面
が接触する側の部分を一端側から他端側に所定の角度に
徐々に傾斜させてなることを特徴とする鉄道車輌走行構
造にある。
【0008】
【作用】次に、本発明の作用について説明する。車輪は
従来構造と同様の所定径で且つテーパー状をなす踏面の
大径側の縁にフランジ状の輪縁を一体的に設けた車輪で
あるが、輪縁を直線走行時に踏面として使用するためそ
の外周部を削って平坦面としている。また、曲線走行路
では従来と同様に踏面を使用して走行するものである。
従来構造と同様の所定径で且つテーパー状をなす踏面の
大径側の縁にフランジ状の輪縁を一体的に設けた車輪で
あるが、輪縁を直線走行時に踏面として使用するためそ
の外周部を削って平坦面としている。また、曲線走行路
では従来と同様に踏面を使用して走行するものである。
【0009】もう一方、軌条については、直線走行路用
の内側上部に脱線防止用の突出縁を設けた第1軌条と、
曲線走行路用の従来の軌条と同形状の第2軌条と、これ
ら第1軌条と第2軌条との間に設置するジョイント軌条
とをもって構成する。
の内側上部に脱線防止用の突出縁を設けた第1軌条と、
曲線走行路用の従来の軌条と同形状の第2軌条と、これ
ら第1軌条と第2軌条との間に設置するジョイント軌条
とをもって構成する。
【0010】そして、直線走行路においては図7及び図
10に示す如く第1軌条上を車輪の輪縁が転走し、また
曲線走行路においては図9及び図10に示す如く第2軌
条上を車輪の踏面が転走する。そして更に、第1軌条上
から第2軌条上、また第2軌条上から第1軌条上に乗り
換わるときにはジョイント軌条をもって円滑に行なわれ
る。
10に示す如く第1軌条上を車輪の輪縁が転走し、また
曲線走行路においては図9及び図10に示す如く第2軌
条上を車輪の踏面が転走する。そして更に、第1軌条上
から第2軌条上、また第2軌条上から第1軌条上に乗り
換わるときにはジョイント軌条をもって円滑に行なわれ
る。
【0011】即ち、ジョイント軌条は図4乃至図6に示
す如くその軸断面形状が第1軌条と第2軌条とを合体さ
せた形状とし、且つまた車輪の踏面が接触する側の部分
を一端側から他端側に所定の角度に徐々に傾斜させてい
るから、これらの乗り換わりは円滑に行なわれる。例え
ば第1軌条上から第2軌条上に乗り換わるときには、図
10に示す如く車輪の輪縁が第1軌条上からジョイント
軌条上の一端側に乗り、該ジョイント軌条上を転走する
と、車輪の踏面が接触する側の部分が徐々に盛り上がっ
ているから、やがて図8に示す如く車輪の踏面がその部
分に接触して転走するようになる。そして、以後は車輪
の踏面が転走するようになり、図9に示す如くジョイン
ト軌条から第2軌条に乗り移って転走するものである。
す如くその軸断面形状が第1軌条と第2軌条とを合体さ
せた形状とし、且つまた車輪の踏面が接触する側の部分
を一端側から他端側に所定の角度に徐々に傾斜させてい
るから、これらの乗り換わりは円滑に行なわれる。例え
ば第1軌条上から第2軌条上に乗り換わるときには、図
10に示す如く車輪の輪縁が第1軌条上からジョイント
軌条上の一端側に乗り、該ジョイント軌条上を転走する
と、車輪の踏面が接触する側の部分が徐々に盛り上がっ
ているから、やがて図8に示す如く車輪の踏面がその部
分に接触して転走するようになる。そして、以後は車輪
の踏面が転走するようになり、図9に示す如くジョイン
ト軌条から第2軌条に乗り移って転走するものである。
【0012】また、上記の説明は第1軌条上から第2軌
条上に乗り換わる場合についてであるが、第2軌条上か
ら第1軌条上に乗り換わる場合についても同様である。
尚、勿論その場合には動作が前記と逆になるものであ
る。
条上に乗り換わる場合についてであるが、第2軌条上か
ら第1軌条上に乗り換わる場合についても同様である。
尚、勿論その場合には動作が前記と逆になるものであ
る。
【0013】而して、本発明は直線走行路用の第1軌条
を走行するときには、車輪の輪縁が踏面となって転走
し、そして一対の第1軌条の夫々内側上部に設けた脱線
防止用の突出縁間の間隔は一定であるから、車輪が従来
のように軌条の軸線に対して左右にずれることがない。
したがって、車輌は蛇行することなく直進するものであ
る。そしてこれにより車輌の横揺れがなくなり且つまた
競り上がり現象も起こらなくなるものである。
を走行するときには、車輪の輪縁が踏面となって転走
し、そして一対の第1軌条の夫々内側上部に設けた脱線
防止用の突出縁間の間隔は一定であるから、車輪が従来
のように軌条の軸線に対して左右にずれることがない。
したがって、車輌は蛇行することなく直進するものであ
る。そしてこれにより車輌の横揺れがなくなり且つまた
競り上がり現象も起こらなくなるものである。
【0014】また、外周部を平坦面とした車輪の輪縁が
踏面となって転走することから、それと軌条との接触は
従来の如き点接触ではなく面接触であり、接触面積が増
大する。
踏面となって転走することから、それと軌条との接触は
従来の如き点接触ではなく面接触であり、接触面積が増
大する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は直線走行路における車輪と第1軌
条との関係を示す説明図、図2は第1軌条と第2軌条の
軌間及び夫々の高さの説明図、図3は第1軌条の軸断面
図、図4はジョイント軌条の軸断面図、図5はジョイン
ト軌条の斜視図、図6は第1軌条とジョイント軌条と第
2軌条の接続前の状態の斜視図、図7は第1軌条と車輪
との関係説明図、図8はジョイント軌条と車輪との関係
説明図、図9は第2軌条と車輪との関係説明図、図10
は第1軌条とジョイント軌条と第2軌条の接続状態及び
これらと車輪との関係を示す平面図である。
つつ説明する。図1は直線走行路における車輪と第1軌
条との関係を示す説明図、図2は第1軌条と第2軌条の
軌間及び夫々の高さの説明図、図3は第1軌条の軸断面
図、図4はジョイント軌条の軸断面図、図5はジョイン
ト軌条の斜視図、図6は第1軌条とジョイント軌条と第
2軌条の接続前の状態の斜視図、図7は第1軌条と車輪
との関係説明図、図8はジョイント軌条と車輪との関係
説明図、図9は第2軌条と車輪との関係説明図、図10
は第1軌条とジョイント軌条と第2軌条の接続状態及び
これらと車輪との関係を示す平面図である。
【0016】図中、1,1は車輪であり、従来構造と同
様に、所定径で且つテーパー状をなす踏面の大径側の縁
にフランジ状の輪縁を一体的に設けたものである。1a
は該車輪の踏面、1bは輪縁である。しかし、輪縁1b
は直線走行時に踏面として使用するため、その外周部は
削って平坦面としている。2は車軸であり、従来通り図
示しない軸箱を介して車体台枠の台車に取り付けてい
る。
様に、所定径で且つテーパー状をなす踏面の大径側の縁
にフランジ状の輪縁を一体的に設けたものである。1a
は該車輪の踏面、1bは輪縁である。しかし、輪縁1b
は直線走行時に踏面として使用するため、その外周部は
削って平坦面としている。2は車軸であり、従来通り図
示しない軸箱を介して車体台枠の台車に取り付けてい
る。
【0017】3,3は直線走行路用の一対の第1軌条で
あり、軸断面形状が略エ字形で夫々車輪が接触する面の
内側上部に脱線防止用の突出縁3a,3aを設けてい
る。4,4は曲線走行路用の第2軌条であり、従来の軌
条と同様に軸断面形状を略エ字形としている。そしてこ
れら第1軌条3,3と第2軌条4,4とは、図2に示す
如く、第1軌条3,3の軌間L1より第2軌条4,4間
の軌間L2を、前記車輪1,1における輪縁1b,1b
の厚さ相当分大きくなしている。
あり、軸断面形状が略エ字形で夫々車輪が接触する面の
内側上部に脱線防止用の突出縁3a,3aを設けてい
る。4,4は曲線走行路用の第2軌条であり、従来の軌
条と同様に軸断面形状を略エ字形としている。そしてこ
れら第1軌条3,3と第2軌条4,4とは、図2に示す
如く、第1軌条3,3の軌間L1より第2軌条4,4間
の軌間L2を、前記車輪1,1における輪縁1b,1b
の厚さ相当分大きくなしている。
【0018】また、第1軌条3,3の高さH1と第2軌
条4,4の高さH2とは、第1軌条の高さH1より第2
軌条の高さH2を前記車輪1,1における輪縁1b,1
bの突出長さ分大きくしている。
条4,4の高さH2とは、第1軌条の高さH1より第2
軌条の高さH2を前記車輪1,1における輪縁1b,1
bの突出長さ分大きくしている。
【0019】5,5はジョイント軌条であり、軸断面形
状を前記第1軌条3と第2軌条4とを合体させた形状と
し、且つまた前記車輪1の踏面1aが接触する側の部分
5aを一端側から他端側に所定の角度に徐々に傾斜させ
ている。尚、該部分5aにおける前記第2軌条4,4に
接続する側の端部の高さは、該第2軌条と同一である。
また、該ジョイント軌条5,5における前記車輪1の輪
縁1bが転走する部分5bは前記第1軌条3,3の高さ
と同一である。
状を前記第1軌条3と第2軌条4とを合体させた形状と
し、且つまた前記車輪1の踏面1aが接触する側の部分
5aを一端側から他端側に所定の角度に徐々に傾斜させ
ている。尚、該部分5aにおける前記第2軌条4,4に
接続する側の端部の高さは、該第2軌条と同一である。
また、該ジョイント軌条5,5における前記車輪1の輪
縁1bが転走する部分5bは前記第1軌条3,3の高さ
と同一である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成、作用であるか
ら、車輪が従来のように軌条の軸線に対して左右にずれ
ることがないものである。したがって、車輌は蛇行する
ことなく直進するものである。これにより車輌の横揺れ
がなくなり、乗り心地を良くすることができると共に、
競り上がり現象も起こらなくなり、脱線の危険性も解消
することができるものである。
ら、車輪が従来のように軌条の軸線に対して左右にずれ
ることがないものである。したがって、車輌は蛇行する
ことなく直進するものである。これにより車輌の横揺れ
がなくなり、乗り心地を良くすることができると共に、
競り上がり現象も起こらなくなり、脱線の危険性も解消
することができるものである。
【0021】また、直線走行路においては外周部を平坦
面とした車輪の輪縁が踏面となって転走することから、
それと軌条との接触は面接触となり、従来よりもはるか
に接触面積が増大する。そして、このように接触面積、
即ち摩擦面が増大することから、制動及び加速時に滑走
や空転等の如きロスがなくなる。
面とした車輪の輪縁が踏面となって転走することから、
それと軌条との接触は面接触となり、従来よりもはるか
に接触面積が増大する。そして、このように接触面積、
即ち摩擦面が増大することから、制動及び加速時に滑走
や空転等の如きロスがなくなる。
【0022】更にまた、上記の如く車輌が蛇行すること
なく直進し且つまた車輪と軌条との摩擦面が増大するこ
とから、一段と高速化を促進することができ、更に列車
ダイヤの密度を高めて走行本数を増やすこともできる。
また更に、直線部分においては車輪の踏面を使用しない
から、その分該車輪の踏面の研削保守の期間をのばすこ
とができる。
なく直進し且つまた車輪と軌条との摩擦面が増大するこ
とから、一段と高速化を促進することができ、更に列車
ダイヤの密度を高めて走行本数を増やすこともできる。
また更に、直線部分においては車輪の踏面を使用しない
から、その分該車輪の踏面の研削保守の期間をのばすこ
とができる。
【図1】直線走行路における車輪と第1軌条との関係を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】第1軌条と第2軌条の軌間及び夫々の高さの説
明図である。
明図である。
【図3】第1軌条の軸断面図である。
【図4】ジョイント軌条の軸断面図である。
【図5】ジョイント軌条の斜視図である。
【図6】第1軌条とジョイント軌条と第2軌条の接続前
の状態の斜視図である。
の状態の斜視図である。
【図7】第1軌条と車輪との関係説明図である。
【図8】ジョイント軌条と車輪との関係説明図である。
【図9】第2軌条と車輪との関係説明図である。
【図10】第1軌条とジョイント軌条と第2軌条の接続
状態及びこれらと車輪との関係を示す説明図である。
状態及びこれらと車輪との関係を示す説明図である。
【図11】従来の鉄道車輌走行構造の説明図である。
【図12】従来の鉄道車輌走行構造における車輪と軌条
との関係説明図である。
との関係説明図である。
1,1 車輪 1a 車輪の踏面 1b 車輪の輪縁 2 車軸 3,3 第1軌条 3a 脱線防止用の突出縁 4,4 第2軌条 5,5 ジョイント軌条 5a 車輪の踏面が接触する側の部分 5b 車輪の輪縁が転走する部分
Claims (1)
- 【請求項1】 所定径で且つテーパー状をなす踏面の大
径側の縁にフランジ状の輪縁を一体的に設けた車輪であ
って、輪縁の外周部を平坦面とし、直線走行路の走行時
には輪縁を踏面として用い、曲線走行路の走行時には踏
面を用いる車輪と、直線走行路用の第1軌条及び曲線走
行路用の第2軌条と、これらの間に介在させるジョイン
ト軌条とをもって構成する軌条とからなり、前記第1軌
条は軸断面形状が略エ字形で夫々車輪が接触する面の内
側上部に脱線防止用の突出縁を設け、また前記第2軌条
は軸断面形状を略エ字形とし、且つこれら第1軌条と第
2軌条の軌間は、第1軌条の軌間より第2軌条の軌間を
前記車輪における輪縁の厚さ相当分大きくなすと共に、
第1軌条と第2軌条との高さを、第1軌条の高さより第
2軌条の高さを前記車輪における輪縁の突出長さ分大き
くなし、更に前記ジョイント軌条は軸断面形状を前記第
1軌条と第2軌条とを合体させた形状とし且つまた前記
車輪の踏面が接触する側の部分を一端側から他端側に所
定の角度に徐々に傾斜させてなることを特徴とする鉄道
車輌走行構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6234013A JP2657362B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 鉄道車輌走行構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6234013A JP2657362B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 鉄道車輌走行構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0872715A JPH0872715A (ja) | 1996-03-19 |
JP2657362B2 true JP2657362B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=16964193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6234013A Expired - Lifetime JP2657362B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 鉄道車輌走行構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657362B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4867004B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2012-02-01 | 国立大学法人 東京大学 | 車上分岐システム |
KR102042582B1 (ko) * | 2019-02-11 | 2019-11-11 | 삼표레일웨이 주식회사 | 탈선 방지를 위한 분기기용 망간크로싱 |
CN110254462A (zh) * | 2019-07-11 | 2019-09-20 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种无固定支承座的抗侧滚扭杆装置及轨道车辆 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6234013A patent/JP2657362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0872715A (ja) | 1996-03-19 |
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