JP2656131B2 - 給電回路 - Google Patents
給電回路Info
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- JP2656131B2 JP2656131B2 JP2046385A JP4638590A JP2656131B2 JP 2656131 B2 JP2656131 B2 JP 2656131B2 JP 2046385 A JP2046385 A JP 2046385A JP 4638590 A JP4638590 A JP 4638590A JP 2656131 B2 JP2656131 B2 JP 2656131B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 音声信号を伝送する信号線に給電を行なう給電回路に
関し、 給電の有無に拘らず音声信号を漏失することのないこ
とを目的とし、 音声信号を伝送する信号線に所定電圧が印加されたと
き、この所定電圧を第１のツェナーダイオードで定電圧
化してトランジスタのベース・エミッタ間に印加し該ト
ランジスタにより該信号線に定電流の給電を行なう給電
回路において、該トランジスタのベースと第１のツェナ
ーダイオードのアノード間に第２のツェナーダイオード
を接続して構成する。
関し、 給電の有無に拘らず音声信号を漏失することのないこ
とを目的とし、 音声信号を伝送する信号線に所定電圧が印加されたと
き、この所定電圧を第１のツェナーダイオードで定電圧
化してトランジスタのベース・エミッタ間に印加し該ト
ランジスタにより該信号線に定電流の給電を行なう給電
回路において、該トランジスタのベースと第１のツェナ
ーダイオードのアノード間に第２のツェナーダイオード
を接続して構成する。
本発明は給電回路に関し、音声信号を伝送する信号線
に給電を行なう給電回路に関する。
に給電を行なう給電回路に関する。
PCM1次群伝送端局装置では第２図に示す如く、交換機
10とチャンネルユニット11との間信号線12a,12bで接続
され、このようなチャンネルユニットが複数ユニット多
重化装置に接続されている。
10とチャンネルユニット11との間信号線12a,12bで接続
され、このようなチャンネルユニットが複数ユニット多
重化装置に接続されている。
チャンネルユニット11内の給電回路14aは従来、第３
図に示す如くコイルL1と抵抗R1とで構成し、交換機10内
のリレースイッチ15a,15b夫々が閉成したとき、直流電
源（例えば−60V）16a,16bによる電流を流して、端子17
a,17bより入来する音声信号の直流バイアスを行なってS
/N比を向上させている。
図に示す如くコイルL1と抵抗R1とで構成し、交換機10内
のリレースイッチ15a,15b夫々が閉成したとき、直流電
源（例えば−60V）16a,16bによる電流を流して、端子17
a,17bより入来する音声信号の直流バイアスを行なってS
/N比を向上させている。
近年、装置の小型化及びコストダウン化に伴ない従来
の給電回路は第４図に示す回路構成とされている。
の給電回路は第４図に示す回路構成とされている。
同図中、給電回路20はスイッチ15aの閉成時にツェナ
ーダイオードDz1によってトランジスタTr1のベース・エ
ミッタ間電圧が例えば10V程度とされ、トランジスタTr1
が導通して定電流の給電を行なう。この給電回路20は音
声信号周波数に対するインピーダンスが高く、音声信号
はコンデンサC1よりチャンネルユニット11の音声トラン
スT1に供給される。なお、コンデンサC2は音声信号によ
りトランジスタTr1のベース・エミッタ間電圧が変動す
るのを防止しており、抵抗R2はバイアス抵抗である。
ーダイオードDz1によってトランジスタTr1のベース・エ
ミッタ間電圧が例えば10V程度とされ、トランジスタTr1
が導通して定電流の給電を行なう。この給電回路20は音
声信号周波数に対するインピーダンスが高く、音声信号
はコンデンサC1よりチャンネルユニット11の音声トラン
スT1に供給される。なお、コンデンサC2は音声信号によ
りトランジスタTr1のベース・エミッタ間電圧が変動す
るのを防止しており、抵抗R2はバイアス抵抗である。
リレースイッチ15a,15bを閉成して給電回路が給電を
行なっているときだけ音声信号が交換機10より信号線12
a,12bに供給される通常の信号方式では給電回路20を用
いて何ら問題はない。
行なっているときだけ音声信号が交換機10より信号線12
a,12bに供給される通常の信号方式では給電回路20を用
いて何ら問題はない。
しかし、給電時は勿論、リレースイッチ15a,15bを開
成して給電回路20が給電を行なってないときにも音声信
号が交換機10より信号線12a,12bに供給される特殊な信
号方式では給電回路20を用いると音声信号が一部失われ
てしまう。
成して給電回路20が給電を行なってないときにも音声信
号が交換機10より信号線12a,12bに供給される特殊な信
号方式では給電回路20を用いると音声信号が一部失われ
てしまう。
例えば音声信号レベルがトランジスタTr1の閾値を越
える−1V程度となると、給電回路20のトランジスタTr1
が導通してしまい、音声信号が失われてコンデンサC1よ
り音声トランスT1に供給されないという問題がある。
える−1V程度となると、給電回路20のトランジスタTr1
が導通してしまい、音声信号が失われてコンデンサC1よ
り音声トランスT1に供給されないという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、給電の有無
に拘らず音声信号を漏失することのない給電回路を提供
することを目的とあった。
に拘らず音声信号を漏失することのない給電回路を提供
することを目的とあった。
本発明の給電回路は、 音声信号を伝送する信号線に所定電圧が印加されたと
き、この所定電圧を第１のツェナーダイオードで定電圧
化してトランジスタのベース・エミッタ間に印加しトラ
ンジスタにより信号線に定電流の給電を行なう給電回路
において、 トランジスタのベースと第１のツェナーダイオードの
アノード間に第２のツェナーダイオードを接続してな
る。
き、この所定電圧を第１のツェナーダイオードで定電圧
化してトランジスタのベース・エミッタ間に印加しトラ
ンジスタにより信号線に定電流の給電を行なう給電回路
において、 トランジスタのベースと第１のツェナーダイオードの
アノード間に第２のツェナーダイオードを接続してな
る。
本発明においては給電を行なわないときの音声信号の
振幅が大となっても、第２のツェナーダイオードによっ
てトランジスタのベース・エミッタ間電圧がトランジス
タの閾値を越えることがなく、トランジスタは導通しな
い。これによって非給電時の音声信号が給電回路から漏
失することが防止される。
振幅が大となっても、第２のツェナーダイオードによっ
てトランジスタのベース・エミッタ間電圧がトランジス
タの閾値を越えることがなく、トランジスタは導通しな
い。これによって非給電時の音声信号が給電回路から漏
失することが防止される。
第１図は本発明回路の一実施例の回路図を示す。同図
中、第４図と同一部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。
中、第４図と同一部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。
第１図において、給電回路30を構成するPNP型トラン
ジスタTr1はコレクタを信号線12aに接続され、エミッタ
を接地されている。トランジスタTr1のベースには例え
ばツェナー電圧約3VのツェナーダイオードDz2のカソー
ドが接続され、トランジスタTr1のコレクタとツェナー
ダイオードDz2のアノードとの間にはバイアス用の抵抗R
2が接続されている。またトランジスタTr1のエミッタに
は例えばツェナー電圧約9VのツェナーダイオードDz3の
カソードが接続され、ツェナーダイオードDz3のアノー
ドはツェナーダイオードDz2のアノードに接続されてい
る。更にツェナーダイオードDz3と並列にコンデンサC2
が接続されている。
ジスタTr1はコレクタを信号線12aに接続され、エミッタ
を接地されている。トランジスタTr1のベースには例え
ばツェナー電圧約3VのツェナーダイオードDz2のカソー
ドが接続され、トランジスタTr1のコレクタとツェナー
ダイオードDz2のアノードとの間にはバイアス用の抵抗R
2が接続されている。またトランジスタTr1のエミッタに
は例えばツェナー電圧約9VのツェナーダイオードDz3の
カソードが接続され、ツェナーダイオードDz3のアノー
ドはツェナーダイオードDz2のアノードに接続されてい
る。更にツェナーダイオードDz3と並列にコンデンサC2
が接続されている。
ここで、第１図に示すリレースイッチ15a,15bを閉成
しているときにはツェナーダイオードDz3及びDz2のツェ
ナー電圧によってトランジスタTr1のベース・エミッタ
間電圧は12V程度とされトランジスタTr1が導通して定電
流回路30は定電流の給電を行なう。
しているときにはツェナーダイオードDz3及びDz2のツェ
ナー電圧によってトランジスタTr1のベース・エミッタ
間電圧は12V程度とされトランジスタTr1が導通して定電
流回路30は定電流の給電を行なう。
また、リレースイッチ15a,15bを開成して供給回路30
が給電を行なわないとき音声信号が供給され、この音声
信号レベルが−3V程度となっていもツェナーダイオード
Dz2が設けられているためにトランジスタTr1のベース・
エミッタ間電圧はトランジスタTr1の閾値（例えば0.7
V）を越えることがなくトランジスタTr1は導通すること
がない。音声信号が供給されなければトランジスタTr1
が導通しないことは勿論である。
が給電を行なわないとき音声信号が供給され、この音声
信号レベルが−3V程度となっていもツェナーダイオード
Dz2が設けられているためにトランジスタTr1のベース・
エミッタ間電圧はトランジスタTr1の閾値（例えば0.7
V）を越えることがなくトランジスタTr1は導通すること
がない。音声信号が供給されなければトランジスタTr1
が導通しないことは勿論である。
このように非給電時にトランジスタTr1が導通しない
ため、信号線12aを伝送された音声信号が給電回路30か
ら漏失することが防止され、音声信号は全て第２図に示
す音声トランスT1に供給される。
ため、信号線12aを伝送された音声信号が給電回路30か
ら漏失することが防止され、音声信号は全て第２図に示
す音声トランスT1に供給される。
上述の如く、本発明になる給電回路によれば、給電の
有無に拘らず音声信号を漏失することがなく、かつ回路
の小型化及びコストダウン化を行なうことができ、実用
上きわめて有用である。
有無に拘らず音声信号を漏失することがなく、かつ回路
の小型化及びコストダウン化を行なうことができ、実用
上きわめて有用である。
第１図は本発明回路の一実施例の回路図、 第２図は端局装置の構成を示す図、 第３図、第４図夫々は従来回路の回路図である。 図において、 10は交換機、 11はチャンネルユニット、 12a,12bは信号線、 C2はコンデンサ、 Dz2,Dz3はツェナーダイオード、 R2は抵抗、 Tr1はトランジスタ を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】音声信号を伝送する信号線（12a）に所定
電圧が印加されたとき、この所定電圧を第１のツェナー
ダイオード（Dz3）で定電圧化してトランジスタ（Tr1）
のベース・エミッタ間に印加し該トランジスタ（Tr1）
により該信号線（12a）に定電流の給電を行う給電回路
において、 該トランジスタ（Tr1）のベースと第１のツェナーダイ
オード（Dz3）のアノード間に第２のツェナーダイオー
ド（Dz2）を接続してなることを特徴とする給電回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2046385A JP2656131B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 給電回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2046385A JP2656131B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 給電回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03248662A JPH03248662A (ja) | 1991-11-06 |
| JP2656131B2 true JP2656131B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=12745673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2046385A Expired - Fee Related JP2656131B2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 給電回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2656131B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61199397A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-03 | Nec Corp | 通話路用ル−プ回路 |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP2046385A patent/JP2656131B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61199397A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-03 | Nec Corp | 通話路用ル−プ回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03248662A (ja) | 1991-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |