JP2655314B2 - 液面計 - Google Patents

液面計

Info

Publication number
JP2655314B2
JP2655314B2 JP6145786A JP14578694A JP2655314B2 JP 2655314 B2 JP2655314 B2 JP 2655314B2 JP 6145786 A JP6145786 A JP 6145786A JP 14578694 A JP14578694 A JP 14578694A JP 2655314 B2 JP2655314 B2 JP 2655314B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
guide member
transmitter
receiver
side guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6145786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07333040A (ja
Inventor
早衛 萱野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAIYAA DEBAISU KK
Original Assignee
WAIYAA DEBAISU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP6145786A priority Critical patent/JP2655314B2/ja
Application filed by WAIYAA DEBAISU KK filed Critical WAIYAA DEBAISU KK
Priority to CA002152063A priority patent/CA2152063A1/en
Priority to EP94930338A priority patent/EP0684460A4/en
Priority to EP97121986A priority patent/EP0833134A3/en
Priority to KR1019950702512A priority patent/KR100325641B1/ko
Priority to CN94190562A priority patent/CN1059272C/zh
Priority to AU79490/94A priority patent/AU7949094A/en
Priority to PCT/JP1994/001760 priority patent/WO1995011430A1/ja
Publication of JPH07333040A publication Critical patent/JPH07333040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655314B2 publication Critical patent/JP2655314B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種液体の貯蔵容器に装
着して、液体の貯蔵量を検出する液面計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に各種液体を貯蔵する容器には、液
体の貯蔵量を検知するために液面計が装着されている。
この種の計器としては、液面にフロート(浮き)を浮か
べ、そのフロートの位置やフロートが受ける浮力から液
面を検出するフロート型液面計が代表的であるが、この
方式では液体とフロートとが接触するために、液体の温
度や容器内部の圧力、液体の粘度あるいは容器の揺れな
どの影響を受けやすく、また貯蔵液体が石油やLPG
(液化石油ガス)、LNG(液化天然ガス)などの危険
物の場合、フロートの上下動に伴い静電気が発生して、
容器内部の石油やLPG、LNGに引火して爆発を起こ
す危険性もある。
【0003】そこで、液体と測定手段とが接触しない所
謂非接触型の液面計が広く使用されている。この非接触
型液面計は、例えば図7に示されるように、容器1の側
壁に対向して設けられた検出窓2に、放射線や超音波、
レーザ光あるいはマイクロ波などの測定媒体を発生する
送波器3および受波器4を外付けして構成される。液面
の検出は、前記測定媒体が液体により吸収される性質を
利用して行なわれる。即ち、液面が検出窓2の位置に達
すると、送波器3から発せられる測定媒体が液体に吸収
されて受波器4への伝播が遮断されるため、受波器4を
マイクロ波の検出が遮断された時に遮断信号を出力する
ように構成しておくことにより液面の検出を行うことが
できる。
【0004】特に、前記測定媒体がマイクロ波の場合に
は、マイクロ波は液体以外の物質、例えばプラスチック
類やセラミックス、紙などを透過する性質を有するため
に、検出窓2が汚染されても液面を検出できるという利
点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の如く
送波器3および受波器4を対向ざせて液面を検出する方
法では、容器が大型の場合、送波器3と受波器4との距
離が長くなり、その結果送波器3の出力を大きくする必
要があるとともに、検出窓2も含めて送受波部の面積を
大きくしなければならず、検出精度が低下する。
【0006】また、液体を複数の貯蔵量、例えば2つの
貯蔵量を設定して容器1内に液体を貯蔵しようとする場
合には、図7に示されるように、容器1の側壁に2つの
貯蔵量に相当する液面に対応する高低2組の検出窓2,
2aを対向させて設けるとともに、それに応じて2組の
送波器3,3aと受波器4,4aとを配設しなければな
らない。従って、貯蔵液体の貯蔵量の設定数が多くなる
と、それに応じて検出窓2並びに送波器3、受波器4を
複数組配設しなければならず、その結果部品点数の増加
やそれに伴う消費電力の増加を招き、装置並びに運転両
面においてコスト増となる。
【0007】このように、送波器3と受波器4とを対向
させて液面を検出する液面計には種々の問題点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
即ち大出力の送波器を必要とせず、同時に送受波部の面
積も小さく装置全体として小型であり、しかも単一の送
波器により複数レベルの液面が検出可能で、部品点数が
少なく安価で、消費電力の少ない液面計を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、マイクロ波送波器と、マイクロ波受波器
と、前記マイクロ波送波器から発せられたマイクロ波を
前記マイクロ波受波器に導くためのガイド部材とを備
え、前記ガイド部材を貯蔵容器内部に突出させて該貯蔵
容器に装着される液面計であって、前記マイクロ波送波
器は単一で、且つ該マイクロ波送波器には、マイクロ波
導入部からそれぞれ突出長が異なるように分岐し、且つ
その内径が突出側端部に向かって漸次大径になるように
形成されて該突出側端部に反射面を備えた複数のガイド
部から構成される送波器側ガイド部材が連設され、前記
マイクロ波受波器は、前記送波器側ガイド部材のガイド
部数と同数設けられるとともに、各マイクロ波受波器に
は、前記送波器側ガイド部材のガイド部の突出長に対応
する突出長を有し、且つその内径が突出側端部に向かっ
て漸次大径になるように形成されて該突出側端部に反射
面を備えた受波器側ガイド部材が連設されるとともに、
前記送波器側ガイド部材の反射面と前記受波器側ガイド
部材の反射面とが、対向して配設されていることを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明に係る液面計は、送波器側ガイド部材が
貯蔵容器側への突出長の異なる複数のガイド部に分岐さ
れ、一方受波器側ガイド部材が前記ガイド部に応じた突
出長を有するように構成され、しかも各ガイド部端部の
反射面が対向配置されているため、単一のマイクロ波送
波器により複数のマイクロ波受波器にマイクロ波を伝播
させることが可能であるとともに、異なる貯蔵量を単一
のマイクロ波送波器により検出することができる。
【0010】更に、送波器側ガイド部材を構成する複数
のガイド部、並びに受波器側ガイド部材の内径が、突出
側端部を最適伝播直径として漸次大径となるテーパ状と
することにより、マイクロ波のガイド部材内部での伝播
を良好にするとともに、被検出液体によるガイド部材の
閉塞を防止することができる。
【0011】また、マイクロ波送波器から発せられたマ
イクロ波が、送波器側ガイド部材および受波器側ガイド
部材を介して確実にマイクロ波受波器に導かれるため、
マイクロ波送波器は大出力を必要とせず、一方マイクロ
波受波器の方も検出部の面積が小さくてすみ、装置全体
として小型化することができる。
【0012】
【実施態様】以下、添付図面を参照して本発明に係る液
面計を詳細に説明する。ただし、本発明は本実施態様の
みに限定されない。図1は本発明に係る液面計の構成を
示す一部断面斜視図、図2は図1のAA断面図、図3は
図1のBB断面図、図4は本発明に係る液面計の液面検
出原理を説明するための図、図5は送波器側ガイド部材
を示す半断面図、図6は受波器側ガイド部材を示す半断
面図である。
【0013】図1に示されるように、本発明に係る液面
計10は、マイクロ波送波器11、マイクロ波受波器1
2a,12b並びに各種回路要素13(図2参照)を収
納するエンクロージャ14、マイクロ波送波器11から
発せられたマイクロ波を案内する送波器側ガイド部材1
5、送波器側ガイド部材15を伝播するマイクロ波をマ
イクロ波受波器12a,12bに案内する受波器側ガイ
ド部材16a,16bを主たる構成部材として構成され
る。そして、液面計10は、エンクロージャ14と送波
器側ガイド部材15並びにマイクロ波受波器12a,1
2bとを連結した状態で、取付部材17を介して液体の
貯蔵容器1に装着される。
【0014】マイクロ波送波器11は、マイクロ波を発
生させるための部材であり、例えばガンダイオードやイ
ンパットダイオード、タンタットダイオード、トラパッ
トダイオード、バリットダイオード、LSAダイオード
などの公知のマイクロ波発振器を使用できる。また、マ
イクロ波送波器11の出力は、マイクロ波の伝播が送波
器側ガイド部材15並びに受波器側ガイド部材16a,
16bの内部だけであるため、特に大きな出力を必要と
しない。
【0015】マイクロ波送波器11から発せられたマイ
クロ波は、マイクロ波送波器11の送波面に連続して設
けられる送波器側ガイド部材15に案内される。送波器
側ガイド部材15は、例えばステンレスなど耐腐食性を
有する金属からなる中空の部材であり、マイクロ波は、
送波器側ガイド部材15の内壁面を反射しながら伝播す
る。
【0016】また、送波器側ガイド部材15は、マイク
ロ波送波器11の送波部に連設されるマイクロ波導入部
18と、マイクロ波導入部18から分岐して設けられる
第1ガイド部15aおよび第2ガイド部15bとから構
成される。ここで、第1ガイド部15aおよび第2ガイ
ド部15bのそれぞれの容器1側への突出長は、設定貯
蔵液量に相当する容器1内における液面高さに応じて設
定される。従って、送波器側ガイド部材15は、図2に
示されるように、単一のマイクロ波導入部18と、貯蔵
液量が多い場合(高液面)に対応する短い突出長(H
1)を有する第1ガイド部15a、並びに貯蔵液量が少
ない場合(低液面)に対応する長い突出長(H2)を有
する第2ガイド部15bとから構成される。
【0017】更に、送波器側ガイド部材15は第1ガイ
ド部15aおよび第2ガイド部15bとも、図5に示さ
れるように、その内径が突出側端部に向かって漸次大径
となるようにテーパ状に形成されており、これによりマ
イクロ波の伝播を良好にすることができる。これは、以
下の理由による。通常、マイクロ波が中空管の内部を伝
播する場合、前記中空管にはマイクロ波の伝播に最適な
内径(最適伝播直径)が存在する。これは、マイクロ波
の周波数に依存し、例えば代表的なマイクロ波であるX
−バンドのマイクロ波の場合には、その周波数が10.
525GHzであり、最適伝播直径は約19〜27.6
mmである。
【0018】この最適伝播直径は、マイクロ波送波器1
1の送波部からの距離が長くなるほどマイクロ波の伝播
に影響を与える。また、マイクロ波送波器11の送波部
の面積は、液面計10全体としての小型化や消費電力の
省力化のために出来るだけ小さい方が望ましく、更に送
波器側ガイド部材15のマイクロ波導入部18は単一で
あり、送波器ガイド部材15をその全長にわたり前記最
適伝播直径をもって構成することは好ましくない。以上
の観点から、送波器側ガイド部材15を、マイクロ波導
入部18はマイクロ波送波器11の送波部の面積に対応
する小径で構成し、分岐後の第1ガイド部15a並びに
第2ガイド部15bを端部に向かい漸次大径となるテー
パ状とし、最終的に伝播直径が大きくなるように形成す
ることにより、マイクロ波を良好に伝播させることが可
能となる。
【0019】また、第1ガイド部15aおよび第2ガイ
ド部15bの突出側端部は開口しており、それぞれ45
°の傾斜角に形成された反射面19a,19bが設けれ
ている。一方、マイクロ波導入部18の内部は、図2に
示されるように、第1ガイド部15aと第2ガイド部1
5bとの分岐点20に至る隔壁21により、断面半円状
に2等分されている。
【0020】以上のように構成される送波器側ガイド部
材15は、マイクロ波導入部18の開口面が、フッ素樹
脂やセラミックス、ガラス繊維などのマイクロ波透過性
物質からなるシール部材22を介して、マイクロ波送波
器11の送波部と対向するように配設される。
【0021】一方、各マイクロ波受波器12a,12b
には、受波器側ガイド部材16a,16bが、マイクロ
波透過性物質からなるシール部材22を介して、マイク
ロ波受波器12a,12bの受波部と対向するように配
設される。マイクロ波受波器12a,12bは、ミキサ
ダイオード(バリスタ)に代表される公知のマイクロ波
受信器を使用できる。また、その特性に関しても、特に
低い雑音指数を持つ必要は無い。
【0022】受波器側ガイド部材16a,16bは、ス
テンレスなど耐腐食性を有する金属からなる中空の部材
であり、しかも、図3に示されるように、一方の受波器
側ガイド部材16aは送波器側ガイド部材15を構成す
る第1ガイド部15aの突出長(H1)と同一となるよ
うに、また他方の受波器側ガイド部材16bは第2ガイ
ド部15bの突出長(H2)と同一となるように、それ
ぞれの突出長が設定されている。以下の説明において
は、便宜上受波器側ガイド部材16aを第1受波器側ガ
イド部材と称し、受波器側ガイド部材16bを第2受波
器側ガイド部材と称することにする。
【0023】この第1受波器側ガイド部材16aおよび
第2受波器側ガイド部材16bは、送波器側ガイド部材
15と同様にマイクロ波の伝播を良好にするために、図
6に示されるように、その内径が突出側端部に向かって
漸次大径となるようにテーパ状に形成されている。ま
た、第1ガイド部15a並びに第2ガイド部15bの突
出側端部は開口して、45°の傾斜角を有する反射面2
3a,23bが形成されている。
【0024】以上の如く構成される送波器側ガイド部材
15並びに第1受波器側ガイド部材16a、第2受波器
側ガイド部材16bは、図1および図4に示されるよう
に、送波器側ガイド部材15の第1ガイド部15aの反
射面19aと第1受波器側ガイド部材16aの反射面2
3aとが対向し、送波器側ガイド部材15の第2ガイド
部15bの反射面19bと第2受波器側ガイド部材16
bの反射面23bとが対向するように取付部材17に取
り付けられる。従って、マイクロ波送波器11から発せ
られたマイクロ波は、符号Mで示されるように、送波器
側ガイド部材15の隔壁21により第1ガイド部15a
側および第2ガイド部15b側に略等しく分配され、そ
れぞれのガイド部15a,15bを伝播し、反射面19
a,19bで反射されて外部へと導出された後、反射面
23a,23bで反射されて第1受波器側ガイド部材1
6aおよび第2受波器側ガイド部材16bに導入され、
マイクロ波受波器12a,12bに案内される。尚、送
波器側ガイド部材15の第1ガイド部15aと第2ガイ
ド部15bとの分岐角度α(図2参照)は、小さいほど
マイクロ波Mの分配並びに伝播に有利である。
【0025】液面計10は以上のように構成され、取付
部材17を介して貯蔵容器1に装着される。ここで、取
付部材17を、貯蔵容器1に設けられた開口部にボルト
23により着脱可能に螺設することにより、保守作業を
容易にすることができる。
【0026】次に、前記液面計10による液面の検出原
理について、図4を参照して説明する。記述したよう
に、マイクロ波は空気中やセラミックス、合成樹脂、ガ
ラスなどは透過するが、誘電率の高い液体には吸収され
るという性質を有する。従って、容器1内に貯蔵された
液体の液面が、送波器側ガイド部材15の第1ガイド部
15aの反射面19b並びに第2受波器側ガイド部材1
6bの反射面23bよりも下方にある場合(符号L0)
には、マイクロ波送波器11から発信されたマイクロ波
は、符号Mで示されるように第1受波器側ガイド部材1
6a並びに第2受波器側ガイド部材16bの両方に案内
され、更にはそれぞれの端部に連結されたマイクロ波受
波器12a,12bに案内される。
【0027】しかし、液面が上昇して、送波器側ガイド
部材15の第2ガイド部15bの反射面19b並びに第
2受波器側ガイド部材16bの反射面23bの全面を覆
うレベル(符号L1)にまで達すると、第2ガイド部1
5bの反射面19bから導出されるマイクロ波は、液体
により第2受波器側ガイド部材16bの反射面23bへ
の伝播が遮断され、マイクロ波受波器12bに達するこ
とができなくなる。この時、マイクロ波受波器12bか
ら遮断信号が出力されるように回路を構成しておくこと
により、第1の液面(L1)の検出を行うことができ
る。
【0028】更に液面が上昇して、送波器側ガイド部材
15の第1ガイド部15aの反射面19a並びに第1受
波器側ガイド部材16aの反射面23aの全面を覆うレ
ベル(符号L2)にまで達すると、第1ガイド部15a
の反射面19aから導出されるマイクロ波は、液体によ
り第1受波器側ガイド部材16aの反射面23aへの伝
播が遮断され、マイクロ波受波器12aに達することが
できなくなる。この時、マイクロ波受波器12aから遮
断信号が出力されるように回路を構成しておくことによ
り、第2の液面(L2)の検出を行うことができる。
【0029】このように、マイクロ波の伝播が遮断され
た時に液面が検出されるため、送波側ガイド部材15の
第1ガイド部15aおよび第2ガイド部15bの突出長
(H1,H2)、並びにそれに対応して第1、第2各受
波器側ガイド部材16a,16bの突出長を変えること
により、液体の貯蔵量を任意に、しかも2レベルに設定
することができる。
【0030】以上の説明において、送波器側ガイド部材
15を容器1側への突出長が異なる第1ガイド部15a
および第2ガイド部15bとに分岐して、2レベルの液
面を検出するように構成した例を示したが、マイクロ波
の伝播が可能であれば、送波器側ガイド部材15を更に
多数に分岐し、それぞれ突出長の異なるガイド部で構成
することもできる。そして、受波器側ガイド部材もそれ
に対応して複数で構成することにより、更に多くの液面
レベルを検出することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る液面
計によれば、本発明に係る前記手段によれば、送波器側
ガイド部材が貯蔵容器側への突出長の異なる複数のガイ
ド部に分岐され、一方受波器側ガイド部材が前記ガイド
部に応じた突出長を有するように構成され、しかも各ガ
イド部端部の反射面が対向配置されているため、単一の
マイクロ波送波器により複数のマイクロ波受波器にマイ
クロ波を伝播させることが可能であるとともに、異なる
貯蔵量を単一のマイクロ波送波器により検出することが
できる。従って、部品コストが低下して安価に液面計が
得られるとともに、消費電力も低減でき、防爆上有利と
なる。
【0032】更に、送波器側ガイド部材を構成する複数
のガイド部、並びに受波器側ガイド部材の内径が、突出
側端部を漸次大径となるテーパ状とすることにより、マ
イクロ波のガイド部材内部での伝播を良好にするととも
に、被検出液体によるガイド部材の閉塞を防止すること
ができる。このことは、特に原油など高粘度の液体の液
面の検出に好都合である。
【0033】また、マイクロ波送波器から発せられたマ
イクロ波が、送波器側および受波器側ガイド部材を介し
て確実にマイクロ波受波器に導かれるため、マイクロ波
送波器は大出力を必要とせず、一方マイクロ波受波器の
方も検出部の面積が小さくてすみ、装置全体として小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液面計の構成を示す一部断面斜
視図である。
【図2】 図1のAA断面図である。
【図3】 図1のBB断面図である。
【図4】 本発明に係る液面計の液面検出原理を説明す
るための図である。
【図5】 送波器側ガイド部材を示す半断面図である。
【図6】 受波器側ガイド部材を示す半断面図である。
【図7】 従来の液面計を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 容器 10 液面計 11 マイクロ波送波器 12a,12b マイクロ波受波器 13 回路要素 14 エンクロージャ 15 送波器側ガイド部材 15a 第1ガイド部 15b 第2ガイド部 16a 第1受波器側ガイド部材 16b 第2受波器側ガイド部材 17 取付部材 18 マイクロ波導入部 19a,19b 反射面 21 隔壁 22 シール部材 23a,23b 反射面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波送波器と、マイクロ波受波器
    と、前記マイクロ波送波器から発せられたマイクロ波を
    前記マイクロ波受波器に導くためのガイド部材とを備
    え、前記ガイド部材を貯蔵容器内部に突出させて該貯蔵
    容器に装着される液面計であって、 前記マイクロ波送波器は単一で、且つ該マイクロ波送波
    器には、マイクロ波導入部からそれぞれ突出長が異なる
    ように分岐し、且つその内径が突出側端部に向かって漸
    次大径になるように形成されて該突出側端部に反射面を
    備えた複数のガイド部から構成される送波器側ガイド部
    材が連設され、 前記マイクロ波受波器は、前記送波器側ガイド部材のガ
    イド部数と同数設けられるとともに、各マイクロ波受波
    器には、前記送波器側ガイド部材のガイド部の突出長に
    対応する突出長を有し、且つその内径が突出側端部に向
    かって漸次大径になるように形成されて該突出側端部に
    反射面を備えた受波器側ガイド部材が連設されるととも
    に、 前記送波器側ガイド部材の反射面と前記受波器側ガイド
    部材の反射面とが、対向して配設されていることを特徴
    とする液面計。
JP6145786A 1993-10-19 1994-06-06 液面計 Expired - Lifetime JP2655314B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6145786A JP2655314B2 (ja) 1994-06-06 1994-06-06 液面計
EP94930338A EP0684460A4 (en) 1993-10-19 1994-10-19 ARRANGEMENT FOR LEVEL MEASUREMENT.
EP97121986A EP0833134A3 (en) 1993-10-19 1994-10-19 Level gauge
KR1019950702512A KR100325641B1 (ko) 1993-10-19 1994-10-19 레벨계
CA002152063A CA2152063A1 (en) 1993-10-19 1994-10-19 Level meter
CN94190562A CN1059272C (zh) 1993-10-19 1994-10-19 料位计
AU79490/94A AU7949094A (en) 1993-10-19 1994-10-19 Level meter
PCT/JP1994/001760 WO1995011430A1 (en) 1993-10-19 1994-10-19 Level meter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6145786A JP2655314B2 (ja) 1994-06-06 1994-06-06 液面計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07333040A JPH07333040A (ja) 1995-12-22
JP2655314B2 true JP2655314B2 (ja) 1997-09-17

Family

ID=15393134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6145786A Expired - Lifetime JP2655314B2 (ja) 1993-10-19 1994-06-06 液面計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655314B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2003279686A1 (en) * 2002-11-20 2004-06-15 Saab Rosemount Tank Radar Ab Apparatus and method for radar-based level gauging
JP6232149B1 (ja) * 2017-01-10 2017-11-15 ムサシノ機器株式会社 高位液面警報装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833750A (ja) * 1971-09-01 1973-05-12
JPS52104038A (en) * 1976-02-27 1977-09-01 Hitachi Denshi Ltd Waveguide tube circuit
JPS57190224A (en) * 1981-05-19 1982-11-22 Toshiba Corp Liquid level meter
JPS5938313A (ja) * 1982-08-25 1984-03-02 Nippon Steel Corp 高炉内融着帯根部検出方法
CN100486836C (zh) * 2004-08-16 2009-05-13 曾进忠 电气化铁路接触网恒张力放线车架装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07333040A (ja) 1995-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070085729A1 (en) Two-mode radar level gauge system
US6672155B2 (en) Apparatus for determining the filling level of a filling material in a container
US8842038B2 (en) High frequency mode generator for radar level gauge
US6499346B1 (en) Filling level measuring device operating with microwaves
EP0419636B1 (en) Device for level gauging with microwaves
CA2753469C (en) Radar level gauge system with leakage detection
AU675306B2 (en) Fill-level indicator
US4679430A (en) Ultrasonic liquid interface detector
US6184818B1 (en) Level measuring arrangement
US9000775B2 (en) Fill-level measuring device for ascertaining and monitoring fill level of a medium located in the process space of a container by means of a microwave travel time measuring method
JPH07260551A (ja) 容器中の充てんレベル測定装置
EP1080344A1 (en) Remote sensor head for laser level measurement devices
JP2655314B2 (ja) 液面計
KR100891694B1 (ko) 레이더 기반의 레벨 측정장치 및 방법
KR100325641B1 (ko) 레벨계
EP3857183B1 (en) System and method for determining level and density distribution
GB2385478A (en) Probe for liquid level sensor
GB2137348A (en) Ultrasonic liquid interface detector
JP2582046B2 (ja) レベル計
JP2655306B2 (ja) 液面計
JPH10142029A (ja) レベル計
JPH06249697A (ja) 超音波液面計
WO1991019171A1 (en) Fluid level detector system and apparatus
AU2002313365B2 (en) A probe for a liquid level sensor
JP2006234394A (ja) 電波式液面計