JP2655245B2 - 燃料等浄化物質、同物質を用いた燃料等浄化方法、並びに同物質を用いた燃料燃焼装置 - Google Patents

燃料等浄化物質、同物質を用いた燃料等浄化方法、並びに同物質を用いた燃料燃焼装置

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JP2655245B2 JP6285835A JP28583594A JP2655245B2 JP 2655245 B2 JP2655245 B2 JP 2655245B2 JP 6285835 A JP6285835 A JP 6285835A JP 28583594 A JP28583594 A JP 28583594A JP 2655245 B2 JP2655245 B2 JP 2655245B2
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L10/00Use of additives to fuels or fires for particular purposes
    • C10L10/02Use of additives to fuels or fires for particular purposes for reducing smoke development

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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料等浄化物質、同物
質を用いた燃料等浄化方法、並びに同物質を用いた燃料
燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境の保護や改善が顕著に訴
えられており、とりわけ自動車、航空機、船舶などに用
いられている各種の内燃機関や、各種工場の燃焼装置、
廃棄物焼却炉、バーナーなどの排ガスに含まれるC
、NOx、CH、黒煙などによる大気汚染やその影
響に伴う動植物への被害などが大きな問題になってい
る。
【0003】そこで、従来より、金属触媒などの各種の
排ガス浄化触媒が提案されているが、従来のものは、そ
の設置場所や設置形態に制約が多く、また、排ガス中に
含まれる黒煙、CH、CO、NOxなどの浄化作用に
ついての改善率が従来のものは10%程度であり満足す
べき結果を得にくいという点が指摘されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、取扱いが容易で設置場所や設置形態につい
ての制約が少なく、しかも排ガス中に含まれる黒煙、C
H、CO、NOxなどの浄化作用に優れた燃料等浄化
物質、同物質を用いた燃料等浄化方法、並びに同物質を
用いた燃料燃焼装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料等浄化物質
は、少なくとも1種の希土類元素を主成分又は副成分と
して含有する希土類鉱物でなり、その形態は、請求項1
に係る発明のように粉粒体であっても、請求項2に係る
発明のように連続起泡を持つ多孔質体であってもよい。
このような燃料等浄化物質においては、請求項3に係る
発明のように希土類元素がその総量で10重量%以上含
まれていることが望ましい。また、本発明の燃料等浄化
物質は焼結処理されているものである。
【0006】希土類元素は、原子番号21番のスカンジ
ウム(Sc)、39番のイットリウム(Y)の2元素
に、57番のランタン(La)から71番のルテチウム
(Lu)に至る15元素(ランタン系列或いはランタニ
ドと一括して呼ばれる元素)を加えた17個の金属元
素、具体的にはスカンジウム、イットリウム、ランタ
ン、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジ
ム(Nd)、プロメチウム(Pm)、サマリウム(S
m)、ユーロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、
テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミ
ウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(T
u)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)を
指す。希土類に属する各元素は化学的性質が酷似し、普
通の化学分析操作では一団となって行動するので相互に
分離しがたいものであり、空気中では酸化物の形をと
る。
【0007】希土類鉱物は、希土類17元素のうちの一
種又は2種以上を主成分又は副成分として含有する鉱物
の総称である。これらの鉱物の多くにおいて、希土類元
素は、鉄、カルシウム、ウラン、トリウム等に伴って存
在する。
【0008】本発明の燃料等浄化方法は、上記燃料等浄
化物質を用いるものであって、その使用形態は、請求項
に係る発明のように、燃料中に直接に燃料等浄化物質
を浸潤させるというものであっても、請求項5に係る発
明のように燃料等浄化物質に振動を加えるというもので
あってもよい。さらに、使用対象である燃料は、請求項
に係る発明のように、液体燃料、液化燃料又は鉱物と
鉱油との複合燃料、気化ガス燃料、植物性油脂から選ば
れる1種であることが望ましい。
【0009】ここで、浸潤とは、燃料等浄化物質又はそ
の焼結処理された物質の粉粒体や連続起泡を持つ多孔質
体を液体燃料、気体燃料、液化燃料などの各種の燃料中
にそのまま投入してそれらの燃料に晒すこと、あるいは
燃料と上記粉粒体や上記多孔質体とを接触させることに
よって、燃料等浄化物質の有効な作用を燃料に加えるこ
とである。
【0010】本発明の燃料燃焼装置は、請求項7に係る
発明のように、燃料容器と燃焼器との間に配備された燃
料供給路中に燃料等浄化物質を装填するという構成、
求項8に係る発明のように、燃焼器に給送される燃焼用
空気の給送路中に燃料等浄化物質を装填したユニットを
介在するという構成、請求項9に係る発明のように、燃
焼器における機械的摺動部分に給送される潤滑油の循環
路中に燃料等浄化物質を装填したユニットを介在すると
いう構成、請求項10に係る発明のように、燃焼器の燃
焼排ガスの排気路中に、燃料等浄化物質を装填したユニ
ットを介在してなるという構成を適宜採用することがで
きる。そして、それらの各場合においては、請求項11
に係る発明のように、燃焼器が自動車エンジン、航空機
エンジン、舶用エンジンなどの内燃機関であっても、
求項12に係る発明のように、燃焼器がバーナー、燃焼
炉などの外燃機関であっても、請求項13に係る発明の
ように、燃焼器が燃料等浄化物質を含む材料で製作され
ているものであってもよい。
【0011】
【作用】後で説明する実施例においても明らかになる
が、本発明に係る燃料等浄化物質は、液体燃料、気体燃
料、液化燃料、その他の複合燃料を問わず、燃料や燃焼
排ガス、さらには内燃機関などの燃焼器における機械的
摺動部分に給送される潤滑油、燃焼用空気に含まれる有
害物質や有害成分を浄化ないし変化させる働きがあり、
その使用によって燃料や燃焼排ガスの浄化、特に排ガス
中の黒煙、CH、C0、NOxの含有率の極端な減少
を達成できるほか、燃焼効率の向上、燃料消費量の低減
化をも図ることが可能である。
【0012】そして、それらの作用を発揮させるために
は、本発明に係る燃料等浄化方法を実施したり、本発明
に係る燃料燃焼装置を用いることがきわめて有益であ
る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例に係る燃料等浄化物質は、少
なくとも1種の希土類元素を主成分又は副成分として含
有する希土類鉱物の粉粒体あるいは連続起泡を持つ多孔
質体でなり、望ましくは、希土類元素がその総量で10
重量%以上含まれているものである。
【0014】既述した作用の項で述べたように、希土類
元素は、原子番号21番のスカンジウム(Sc)、39
番のイットリウム(Y)の2元素に、57番のランタン
(La)から71番のルテチウム(Lu)に至る15元
素(ランタン系列或いはランタニドと一括して呼ばれる
元素)を加えた17個の金属元素を指し、空気中では酸
化物の形で存在するものである。
【0015】また、希土類鉱物は、希土類17元素のう
ちの一種又は2種以上を主成分又は副成分として含有す
る鉱物の総称である。これらの鉱物の多くにおいて、希
土類元素は、鉄、カルシウム、ウラン、トリウム等に伴
って存在する。代表的な希土類鉱物には、サマルスキー
石、カツレン石、ガドリン石、ユウゼン石、モナズ石、
イットロタンタル石などがあり、これらに代表される希
土類鉱物を粉粒体、連続起泡の多孔質体にしたものが上
記燃料等浄化物質に相当する。希土類鉱物を粉粒体や連
続起泡の多孔質体にする方法には公知の方法を採用する
ことができる。また、上記粉粒体や多孔質体、さらに
は、上記燃料等浄化触媒を不特定形状の塊状物に破砕
し、その粉状物を700℃以上で焼結処理したものが燃
料等浄化物質として用いられる。さらに、焼結処理した
粉粒体を成形して連続起泡の多孔質体にし、それを燃料
等浄化物質として使用することも可能である。
【0016】主成分または副成分として希土類元素を含
むある種の希土類鉱物の各成分の含有量(重量%)を次
に示す。なお、下記成分表での希土類元素の酸化物を表
す化学式Rにおいて、Rは17個の上掲した希土
類元素の1つ又は2つ以上を表している。
【0017】 (成分表) 酸化ケイ素(SiO) ・・・・43.95% 酸化アルミニウム(Al)・・・・27.47% 酸化トリウム(ThO) ・・・・ 1.22% 酸化ウラニウム(U) ・・・・ 0.02% 希土類元素の酸化物(R)・・・・10.98% 酸化鉄(Fe) ・・・・ 0.86% 酸化チタニウム(TiO) ・・・・ 0.06% 酸化カルシウム(CaO) ・・・・ 0.59% 酸化マグネシウム(MgO) ・・・・ 0.05% 酸化ナトリウム(NaO) ・・・・ 1.91%
【0018】本発明に係る燃料等浄化物質においては、
希土類元素の含有量が多ければ多いほど燃料浄化等の目
的とする作用を発揮することが判っており、望ましく
は、希土類元素がその総量で10重量%以上含まれてい
ることが望ましく、含有量がこれより少ないとそれほど
の効果が得られない。
【0019】上記燃料等浄化物質は、燃料中に直接に浸
潤させておくことによりその効果を発揮する。浸潤と
は、燃料等浄化物質又はその焼結処理された物質の粉粒
体や連続起泡を持つ多孔質体を液体燃料、気体燃料、液
化燃料などの各種の燃料中にそのまま投入してそれらの
燃料に晒すこと、あるいは燃料と上記粉粒体や上記多孔
質体とを接触させることによって、燃料等浄化物質の有
効な作用を燃料に加えることであり、この浸潤によっ
て、上記燃料等浄化物質の働きで燃料に含まれる有害成
分や有害物質が浄化ないし無害成分や無害物質に変化す
る。その際、燃料に振動を加えることが有効であり、振
動を加えることによって燃料中への上記燃料等浄化物質
の浸潤が促進される。
【0020】使用対象となる燃料には、重油、軽油など
の液体燃料、天然ガス、プロパンガス、ブタンガスなど
の液化が可能な炭化水素ガス、石炭等の鉱物と石油精製
油等の鉱油との複合燃料、植物性油脂などのすべての燃
料が含まれる。また、自動車エンジンや舶用エンジンな
どの内燃機関の潤滑油として用いられる油類や油脂類も
使用対象に含まれる。
【0021】図1は本発明の実施の一例をフローシート
で示した燃料燃焼装置の説明図である。同図において、
Aは燃料容器、Bは燃料フィルター、Cは燃料噴射ポン
プ、Dは自動車エンジンなどの内燃機関でなる燃焼器、
Eは排ガスマフラーであり、燃料容器Aと燃料フィルタ
ーBと燃料噴射ポンプCと燃焼器Dとは、燃料供給路F
1,F2,F3,F4によりこの順に接続され、また、
燃焼器Dと排ガスマフラーEとは排気路F5により接続
されている。
【0022】このような燃料燃焼装置においては、たと
えば、燃料容器Aと燃料フィルターBとを接続している
燃料供給路F1に、上記燃料等浄化物質を装填したユニ
ット1が介在される。このユニットは、両端が半球状を
なす円筒状の金属製ハウジングに上記燃料等浄化物質を
装填したものであり、ハウジングの軸が垂直になる姿勢
で上記燃料供給路F1に設置されることが望ましい。ま
た、図1に示したように、燃焼器Dに給送される燃焼用
空気の給送路A1中に、上記燃料等浄化物質を装填した
ユニット2を介在したり、燃焼器Dにおける機械的摺動
部分に給送される潤滑油の循環路R1中に上記燃料等浄
化物質を装填したユニット3を介在したりすることも可
能である。さらに、図示していないけれども、燃焼器D
と排ガスマフラーEとを接続している排気路F5中に上
記燃料等浄化物質を装填したユニットを介在しておこと
も可能である。給送路A1、潤滑油の循環路R1、排気
路F5に介在されるユニットについても、両端が半球状
をなす円筒状の金属製ハウジングに上記燃料等浄化物質
を装填したものを使用することが可能であり、その際に
ハウジングの軸が垂直になる姿勢で上記燃料供給路F1
に設置されることが望ましい。
【0023】上記燃焼器Dには、自動車エンジン、航空
機エンジン、舶用エンジンなどの内燃機関や、バーナ
ー、燃焼炉などの外燃機関などが含まれる。また、燃焼
器D自体を形作っている金属材料たとえば鋳物成形体の
金属中に上記燃料等浄化物質を含ませておくことも可能
であり、そのようにしておくことによっても燃料浄化等
の効果が発揮される。
【0024】表1、表2及び表3にはNo1からNo9
までの車輛のエンジン系統(図1に示した燃料燃焼装置
に相当する)を用いて燃料等浄化物質の効果を調査した
結果を示してある。なお、この表1〜3中において、黒
煙量はジーゼルスモークテスターを用い、CO量やNO
x量はガステック検知器を用い、20分毎に3回ずつ排
ガスを採取してその平均値を出すという作業を合計7回
行った場合の値である。また、燃焼器は自動車エンジン
であり、燃料等浄化物質には上掲した成分表に示される
ものの粉粒体をそのまま用いてある。燃料は重油であ
る。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】表1及び表2によると、本発明の燃料等浄
化物質を用いた燃料燃焼装置では、排ガス中に含まれる
黒煙、CO、NOxの量が、燃料等浄化物質を用いない
ものに比べて、半分に近い値になっている。このことか
らも、本発明の燃料等浄化物質、燃料等浄化方法、燃料
燃焼装置は、きわめて大きな浄化作用を発揮するもので
あることが判る。
【0029】これと同等の作用効果が、連続起泡を持つ
多孔質体でなる燃料等浄化物質や、焼結された燃料等浄
化物質によっても発揮されることを確認している。ま
た、燃料中に燃料等浄化物質を浸潤させたり、その燃料
振動を加えたりした場合にも、その燃料の燃焼排ガス
中の黒煙、CO、NOxの量が著しく減少することを確
認している。燃料に液体燃料を用いた場合は勿論、液化
燃料、鉱物と鉱油との複合燃料、植物性油脂などを用い
た場合にもその燃焼排ガス中の黒煙、CO、NOxの量
が著しく減少することを確認している。さらに燃焼器と
してバーナーや燃焼炉を対象とした場合にも同様の傾向
が見られる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る燃料等浄化物質は、各種の
燃料、その燃焼排ガス、潤滑油、燃焼用空気に含まれる
有害物質や有害成分を浄化ないし変化させる働きがあ
り、その使用によって燃料や燃焼排ガスの浄化、特に排
ガス中の黒煙、CH、CO、NOxの含有率の極端な
減少(改善率が30%以上)を達成できるほか、燃焼効
率の向上、燃料消費量の低減化をも図ることが可能であ
るので、上記燃料等の浄化触媒として、あるいは燃費を
低減させ得る触媒としてきわめて有益である。
【0031】本発明に係る燃料等浄化方法は、上記燃料
等浄化物質を用いる場合の最適な方法を提案したもので
あり、また、本発明に係る燃料燃焼装置は、上記燃料等
浄化物質を燃料等の浄化触媒として、あるいは燃費を低
減させ得る触媒として使用するのに適した装置を提案し
たものである。したがって、これらの燃料等浄化方法や
燃料燃焼装置によっても、燃料や燃焼排ガスの浄化、特
に排ガス中の黒煙、CH、CO、NOxの含有率の極
端な減少を達成できるほか、燃焼効率の向上、燃料消費
量の低減化を図ることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一例をフローシートで示した
燃料燃焼装置の説明図である。
【符号の説明】
A 燃料容器 D 燃焼器 F1,F2,F3,F4 燃料供給路 F5 排気路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−185696(JP,A) 特開 平7−126666(JP,A) 特開 平7−292373(JP,A) 特開 昭62−12521(JP,A) 特公 昭55−38394(JP,B1)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の希土類元素を主成分又
    は副成分として含有する希土類鉱物の粉粒体でなりかつ
    焼結処理されている燃料等浄化物質。
  2. 【請求項2】 少なくとも1種の希土類元素を主成分又
    は副成分として含有する希土類鉱物の連続起泡を持つ多
    孔質体でなりかつ焼結処理されている燃料等浄化物質。
  3. 【請求項3】 希土類元素がその総量で10重量%以上
    含まれかつ焼結処理されている請求項1または請求項2
    に記載の燃料等浄化物質。
  4. 【請求項4】 燃料中に直接に請求項1、請求項2又は
    請求項3のいずれかに記載した燃料等浄化物質を浸潤さ
    せることを特徴とする燃料等浄化物質を用いた燃料等浄
    化方法。
  5. 【請求項5】 燃料等浄化物質に振動を加える請求項4
    に記載の燃料等浄化物質を用いた燃料等浄化方法。
  6. 【請求項6】 燃料が、液体燃料、液化燃料又は鉱物と
    鉱油との複合燃料、気化ガス燃料、植物性油脂から選ば
    れる1種である請求項4又は請求項5に記載の燃料等浄
    化物質を用いた燃料等浄化方法。
  7. 【請求項7】 燃料容器と燃焼器との間に配備された燃
    料供給路中に、請求項1、請求項2、請求項3のいずれ
    かに記載した燃料等浄化物質を装填したユニットを介在
    してなる燃料等浄化物質を用いた燃料燃焼装置。
  8. 【請求項8】 燃焼器に給送される燃焼用空気の給送路
    中に、請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載
    した燃料等浄化物質を装填したユニットを介在してなる
    燃料等浄化物質を用いた燃料燃焼装置。
  9. 【請求項9】 燃焼器における機械的摺動部分に給送さ
    れる潤滑油の循環路中に、請求項1、請求項2、請求項
    のいずれかに記載した燃料等浄化物質を装填したユニ
    ットを介在してなる燃料等浄化物質を用いた燃料燃焼装
    置。
  10. 【請求項10】 燃焼器の燃焼排ガスの排気路中に、請
    求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載した燃料
    等浄化物質を装填したユニットを介在してなる燃料等浄
    化物質を用いた燃料燃焼装置。
  11. 【請求項11】 燃焼器が自動車エンジン、航空機エン
    ジン、舶用エンジンなどの内燃機関である請求項7、請
    求項8、請求項9、請求項10のいずれかに記載の燃料
    等浄化物質を用いた燃料燃焼装置。
  12. 【請求項12】 燃焼器がバーナー、燃焼炉などの外燃
    機関である請求項7、請求項8、請求項9、請求項10
    のいずれかに記載の燃料等浄化物質を用いた燃料燃焼装
    置。
  13. 【請求項13】 燃焼器が請求項1、請求項2、請求項
    のいずれかに記載した燃料等浄化物質を含む材料で製
    作されている燃料等浄化物質を用いた燃料燃焼装置。
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