JP2652433B2 - ロータリ式電気かみそり - Google Patents

ロータリ式電気かみそり

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一定方向に回転駆動されるシリンダ型の
内刃を巻き込むように外刃プレートを弯曲支持してある
ロータリ式電位かみそりに関する。
〔従来の技術〕
この種のロータリ式電気かみそりにおいては、外刃プ
レートが常にシリンダ型の内刃との摺接力を受けて内刃
回転方向下手側に向けて引張され、内刃の回転方向下手
側において外刃プレートの弛みが発生しがちとなる。そ
こで、例えば第9図に示すように、外刃プレート6の内
刃回転方向上手側の端部を外刃ホルダー5に備えたピン
10に係止するとともに、外刃プレート6の内刃回転方向
下手側の端部をバネ12で引張することで外刃プレート6
の内刃7への密着性を高める工夫がなされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、外刃プレート6を内刃7に巻回引張するバネ
12は、外刃プレート6と内刃7との摺接抵抗耐久性を考
慮すると、あまり強くすることができない。従って、第
9図中の仮装線Aで示すように、内刃7の回転方向下手
側部位で外刃プレート6が多少浮き上がり気味となり、
この付近での切れ味が低下する傾向がある。
本発明は、こうした問題を解消するためになされたも
のであり、上記のようなロータリ式電気かみそりにおい
て、外刃プレート巻付け引張力を強くすることなく、外
刃プレートの内刃回転方向下手側部位での浮き上がりを
回避して内刃との摺接部分全域で良好な切れ味を発揮さ
せることができるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のロータリ式電気かみそりでは、例えば第1図
に示すように、外刃プレート6を内刃回転方向下手側に
向けてバネ12で引張付勢するとともに、この外刃プレー
ト6の、内刃7との摺接作用部位と前記バネ12との間
に、内刃7側に突出するよう弯曲した形の浮上吸収用弯
曲部13を外刃プレート幅方向全長にわたって形成したも
のである。
ここに、外刃プレート6に浮上吸収用弯曲部13を形成
するとは、第1図に示すように外刃プレート6これ自体
の一部を弯曲して形成することのみならず、第6図に示
すように外刃プレート6のバネ引張側端にプラスチック
又は金属製の薄い支持板6を一体的に取りつける場合に
あってはその支持板6bを外刃プレート6の一部とみなし
てその支持板6bを弯曲して浮上吸収用弯曲部13を形成す
ることをも含む意味に用いる。また、そのように浮上吸
収用湾曲部13は外刃プレート6に予め曲げ加工すること
のみならず、第8図に示すように外刃プレートを外刃ホ
ルダー5に組みつけてはじめて外刃プレート6とは別体
の押圧部材15で外刃プレート6の所定箇所を常に押圧さ
せることにより、外刃プレート6に浮上吸収用弯曲部13
が形成される場合も含む。
〔作用〕
上記構成のように外刃プレート6に浮上吸収用弯曲部
13を形成しておくと、外刃プレート6が内刃7との摺接
抵抗により内刃回転方向下手側に弛みを発生しかかって
も、浮上吸収用湾曲部13が復元するため、第9図に示す
ごとく外刃プレート6が内刃7から浮き上がるような不
具合が無くなる。
〔実施例〕
本発明に係るロータリ式電気かみそりの一実施例を第
1図ないし第4図に基づき説明する。
第3図において、この電気かみそりはモータ2、電池
3、回路基板4などを内装した本体ケース1の頭部に、
外刃ホルダー5を介して薄い外刃プレート6が逆U字状
に曲げて張設されるとともに、この外刃プレート6の内
面に摺接回転するシリンダ型の内刃7が横架されてお
り、モータ出力がギヤ伝動機構8を介して内刃駆動軸9
に伝達されて内刃7が一定方向に回転駆動される。
第1図に示すように、外刃ホルダー5は内ホルダーA
とこれの外側に分離可能に重ね合わせた外ホルダー5Bと
からなり、この内外ホルダー5A・5Bの重ね合わせ面間に
外刃プレート6が挟み保持される。この場合、内ホルダ
ー5Aの前壁部5aに外刃プレート6の一端6aがピン10を介
して連結支持されるとともに、内ホルダー5Aの後壁部5b
にピン連結した内刃取付板11と、外刃プレート6の他端
に一体的に取りつけたプラスチック又は金属製の薄い支
持板6bとの間につきる巻き型のバネ12を張設して、外刃
プレート6を内刃7の回転方向下手側に引張し、もって
外刃プレート6を適当な張力で内刃7に向けて巻き付け
付勢している。
第4図に示すように、展開状態の外刃プレート6の前
後2箇所には内刃7側に向けて突出するよう弯曲した浮
上収容用弯曲部13・14が外刃プレート6の幅方向全長に
わたって形成されていて、これら浮上吸収用弯曲部13・
14は内刃7の回転方向上手側の近傍部位と回転方向下手
側の近傍部位に位置するよう設定されている。
このように浮上吸収用弯曲部13を形成した外刃プレー
ト6をシリンダ型の内刃7に巻き付けて、外刃プレート
6をバネ12によって内刃回転方向下手側に直線状に引張
すると、内刃7との摺接抵抗によって外刃プレート6が
内刃回転方向下手側に引き寄せられて、内刃7との摺接
部の回転方向下手側箇所での外刃プレート6が弛み気味
となっても、浮上吸収用弯曲部13が復元するため、第9
図に示すごとく内刃7から浮き上がるのを吸収すること
になる。
なお、外刃プレート6自体に浮上吸収用弯曲部13を形
成しておくと、第4図に示すように、常態時で浮上吸収
用弯曲部13の両脇部位が該浮上吸収用弯曲部13の突出方
向と逆方向に緩く弯曲された状態となる。したがって、
この外刃プレート6全体を浮上吸収用湾曲部13の突出方
向に逆U字状に弯曲すると、第4図中の仮想線Cで示す
ように浮上吸収用弯曲部13をつけない一般の扁平な外刃
プレート6全体を逆U字状に弯曲した場合よりも、仮想
線Bで示すようにその弯曲を強めることになる。その結
果、外刃プレート6が内刃7との摺接抵抗によって内刃
回転方向下手側に弛みが発生しかかっても、第4図に示
したように弯曲された浮上吸収用弯曲部13つきの外刃プ
レート6は弯曲を強める側、つまり内刃7に巻き付くよ
うに復元するため、内刃7からの浮き上がりをより確実
に吸収することになる。
外刃プレート6の内刃回転方向上手側にも浮上吸収用
弯曲部14を形成した場合は、肌圧によって外刃プレート
6の内刃回転方向上手側部位に弛みが生じて内刃7から
浮き上がることもも阻止する機能を発揮する。
〔別実施例〕
上記実施例では、浮上吸収用弯曲部13が外刃プレート
6これ自体の一部を曲げて形成するが、これに代えて第
5図および第6図に示すように外刃プレート6に取りつ
けたプラスチックまたは金属製の薄い支持板6bに、内刃
7側に突出するよう弯曲した形の浮上吸収用弯曲部13を
形成するもよい。なお、この場合浮上吸収用弯曲部13に
復元力調節孔17を設けることが望ましい。
また、第7図および第8図に示すように、外刃ホルダ
ー5の内面側にバネ16により押される押圧部材15を取り
つけ、この押圧部材15で外刃プレート6の内刃7との摺
接作用部位とバネ12との間を押圧して当該箇所に浮上吸
収用弯曲部13を形成するものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明のロータリ式電気かみそりによれば、外刃プレ
ート6の、内刃7との摺接作用部位とバネ12との間に、
浮上吸収用弯曲浮13を形成するだけの簡単な手段で、常
に外刃プレート6とシリンダ型の内刃7をその摺接域全
体にわたって良好に接触させることができて、切れ味の
著しい向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係るロータリ式電気かみ
そりの一実施例を示しており、第1図は要部の拡大縦断
側面図、第2図は外刃プレートの斜視図、第3図は一部
を切欠いた全体の側面図、第4図は外刃プレート弯曲前
の状態を示す側面図である。 第5図および第6図は本発明の別実施例を示しており、
第5図は外刃プレートの斜視図、第6図は要部の拡大縦
断側面図である。 第7図および第8図は本発明の更に別実施例を示してお
り、第7図は外刃ホルダーの斜視図、第8図は要部の拡
大縦断側面図である。 第9図は従来例の要部の縦断側面図である。 6……外刃プレート、 7……内刃、 12……バネ、 13……浮上吸収用弯曲部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定方向に回転駆動されるシリンダ型の内
    刃7を巻き込むように薄い外刃プレート6を弯曲支持し
    てあるロータリ式電気かみそりにおいて、 外刃プレート6を内刃回転方向下手側に向けてバネ12で
    引張付勢するとともに、この外刃プレート6の、内刃7
    との摺接作用部位と前記バネ12との間に、内刃7側に突
    出するよう弯曲した形の浮上吸収用弯曲部17を外刃プレ
    ート幅方向全長にわたって形成してあることを特徴とす
    るロータリ式電気かみそり。
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