JP2648733B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2648733B2
JP2648733B2 JP5289333A JP28933393A JP2648733B2 JP 2648733 B2 JP2648733 B2 JP 2648733B2 JP 5289333 A JP5289333 A JP 5289333A JP 28933393 A JP28933393 A JP 28933393A JP 2648733 B2 JP2648733 B2 JP 2648733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
substrate
deposited
type
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5289333A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0722638A (ja
Inventor
ジョン・ホワード・コールマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PURAZUMA FUIJIKUSU CORP
Original Assignee
PURAZUMA FUIJIKUSU CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PURAZUMA FUIJIKUSU CORP filed Critical PURAZUMA FUIJIKUSU CORP
Priority to JP5289333A priority Critical patent/JP2648733B2/ja
Publication of JPH0722638A publication Critical patent/JPH0722638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2648733B2 publication Critical patent/JP2648733B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用の画像形成
部材に関するものである。更に詳しくは、改善された画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水素添加されたアモルファス・シリコン
薄膜(以下a−Si:Hと略記する)は、半導体装置に
適用されており、種々の技術により製造されてきた。電
気化学学会誌(Journal of the Ele
ctrochemical Society)第116
巻の1(1969年1月)の第77〜81頁の「アモル
ファス・シリコンの製造と特性」と題する論文におい
て、Chittick,AlexanderおよびSt
erlingは、シラン(SiH4 )ガス中で誘導的に
結合したRFグロー放電により、ドナーとアクセプタの
両方の不純物をドープすることができ、それによって広
範囲に渡ってa−Si:Hの導電率を変化させることが
可能な低導電率a−Si:Hを製造したと報告してい
る。最近、a−Si:HがH2 +Ar雰囲気中でシリコ
ンの蒸着によって製造された。この薄膜は、グロー放電
中のシランから作られるa−Si:Hと類似の半導体特
性を示す。
【0003】元来、a−Si:HはSiF4 とH2 中で
のグロー放電によって合成された。この方法は、本発明
者の指導の下に開発され英国特許第933,545号
(1963年8月8日発行)に記載されている。a−S
i:Hの優れた誘電特性および高抵抗値については、上
記特許明細書第4頁に表で示されている。高抵抗のa−
Si:Hは特にここで述べられている接続体の一構成要
素として適している。
【0004】米国特許第4,064,521号には、グ
ロー放電によって堆積されるP−型、N−型および真性
a−Si:Hからなる光起電接合体が記載されている。
該特許では、先のChittickらの論文に示されて
いるシランと混合されたガス状ドーパント、ジボロンお
よびホスフィンが、容量比で1/2〜5%使われてい
る。
【0005】同様に、英国特許第2,018,446号
(1979年10月17日発行)には、異なった導電型
の2つのa−Si:Hの層からなる接合体をもった種々
の画像形成装置が記載されている。a−Si:H用の保
護層およびブロッキング層もまた記載されている。また
Applied Physics Lettersの第
35巻の4(1979年8月15日)の第349〜35
1頁の「アモルファス・シリコン薄膜を用いた光導電性
画像」と題する論文において、Y.Imamura等に
よるスパターされたa−Si:Hで作られたビジコン画
像形成装置が記載されている。
【0006】最後に、半導体の分野においては、高速度
に加速されたボロンイオンをシリコンウエーファー中に
ドーパントとして植え込むことは充分に確立されてい
る。ドーパントのイオンは、結晶−シリコンの中にコロ
ナ放電によって植え込まれる。この方法は、Wichn
erおよびCharlsonのJournal ofE
lectronic Materialsの第5巻の5
(1976年)の第513〜529頁の「コロナ放電に
よって製造されるシリコン太陽電池」と題する論文に記
載されている。ここで重要なことは、第518頁に記載
されているが、電極間の電圧を数キロボルトに維持でき
るように、放電がコロナ状態に保たれなければならない
ことである。また、十分な植え込み深さ(範囲)を得る
為には高エネルギーの複数の帯電したイオン種が必要で
ある。そのため電圧およびボロンイオンエネルギーが有
用な植え込み深さを得るためには電圧が、従ってイオン
のエネルギーが低すぎるためグロー放電は特に除外され
ている。
【0007】すなわち、本発明は、電子写真用の画像形
成部材にかかわり、この画像形成部材は、ボロンを含有
るする基体とアモルファス・シリコンの基体との間に半
導体接合を設けたもので、この中ではボロンの拡散が制
限されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、図面を用いて本発
明を詳細に説明する。第1図は、金属表面M上に真性半
導体(I)、P−型およびN−型のa−Si:Hのコー
ティングを製造するためのグロー放電装置の概略図であ
る。第1図の装置を用いて作られる典型的なPIN/M
光起電装置が第2図に示されている。基板1は電極2に
支えられた3インチ×4インチの方形面を有する厚さ
0.01インチのステンレス・スチール11である。抵
抗ヒーター3は、電極2と基板11を支えかつ加熱する
ためのセラミック・ブロック3a内に埋められている。
基板11は側壁8と頂部9によって画定された4インチ
×5インチの方形横断面を有する凹状形カウンタ電極4
の中に設置される。頂部9は基板11の上面から約41
/2インチ上方に位置している。電極対1と4は、ガス
密閉を形成するためのガスケットによって台12に密閉
されたエンクロージャ6の内部に設置される。真空ポン
プ20は、エンクロージャ6を真空にするためにバルブ
とニップル13により台12に接続される。タンク17
a〜17eからのガスGは、調節ニードル・バルブ16
a〜16e、マニホルド15およびコネクタ14により
台12を介してエンクロージャ6に導かれる。ここでガ
スGは、絶縁体管5および電極4の内側の拡散器7とに
より導かれる。側壁8と電極2との間の例えば1/4イ
ンチの間隙118は、グロー放電プラズマPを通過した
後のガスGの出口となる。計器VGは、エンクロージャ
6内のガスGの圧力を計るが、0.001〜10tor
rの範囲内の腐食性で圧縮性ガスを使用するために、市
販されているキャパシタンス−マノメータ形が好まし
い。計器VGからの信号は、所望の圧力を維持するため
にサーボ機構によりバルブ16を自動的に調節する。電
圧Vは、台12に埋め込まれている絶縁された電気的ブ
ッシング18,19を介して接続された導線21,22
により電源24から電極2と4の間に加えられる。保護
抵抗23はスパーク電流により損傷を受けるのを防止す
る。電圧Vと電流Iは図示の如く測定される。抵抗ヒー
タ3は導線45と絶縁ブッシング45′を介して制御電
源(図示せず)に接続される。
【0009】操作について、エンクロージャ6は0.0
2torr以下の圧力までポンプ20で排気され、ヒー
タ3によって基板11が180〜400℃に保持され
る。そしてバルブ16aを開けることによりタンク17
aからのシラン(SiH4 )で充満される。バルブ16
aは、エンクロージャ6内を所望の圧力(例えば0.5
torr)に維持するために調節される。次にタンク1
7bからのホスフィン(PH3 )を1%含むヘリウムの
混合物は、装置の圧力PGを約1〜2torrに上げる
ために、シランと混じるマニホルド15に入り、そして
絶縁体管5と拡散器7とを通して流れる。電極2と電極
4は陰極と陽極であり、この電極2と電極4との間の電
位差Vはグロー放電を開始させる約200〜500ボル
トに調節され、そして電流Iは基板11の上にグロー放
電プラズマPの位置を設けるために約5mAに調節され
る。それによって基板11上に均一な大量にドープされ
たNオーミック層32が作られる。(第2図)約2分間
放電を維持した後、バルブ16bはシランのみを残して
PH3 とヘリウムの流れを止めるために閉じられる。
【0010】N−型オーミック層32の均一性と不純物
濃度は真性半導体(I)a−Si:H層10の均一性お
よび不純物濃度ほど重要なものではないので、オーミッ
ク層32はグロー放電を伴なわず熱的処理で堆積させて
もよい。たとえば、従来のヘリウムキャリアガス中にP
3 /SiH4 で充満された化学的蒸気堆積(CVD)
装置を、第1図の装置に基板を装填する前にN−型層3
2を堆積させるために使用しても構わない。しかしなが
ら、多結晶体がマクロスケールで形成され、その表面粗
さの故に次に堆積されるa−Si:H層に損傷を与えな
いようにCVDの温度を低く維持することが重要であ
る。
【0011】続いて、N層の頂部表面にI型a−Si:
H層10を生じさせるために基板11の温度はヒータ3
によって180〜410℃に保持される。そしてシラン
のみの圧力PGは0.1〜0.4torrに調節され
る。もしキャリアガスとしてヘリウムを使用した場合
は、圧力PGは約2torrに調節される。電圧VはP
Gに依存するが500〜1500ボルトに調節される。
また電流Iを約5mAに調節して電極2と電極4の間の
ギャップGの強電界領域Esの中に放電を開始し、基板
11に近接する弱電界領域Ewの中に拡散プラズマPを
置くようにし、それによって基質11でのスパーク発生
の可能性を最小限にする。放電は約40分間継続させ、
a−Si:H層10を約1ミクロン生成する。より長い
放電時間、高い電流あるいはジシランを用いれば層10
の厚さを増加することができる。層10が望ましい厚さ
になったところで、電圧Vを除去し、バルブ16aを閉
め、そして残留ガスをポンプ20で排除する。
【0012】次いでM/NIP接合体の形成を完了する
ために、水素添加されたアモルファス・ボロン(a−
B:H)のP型層30がI型a−Si:H層10の頂部
表面に、ジボラン(B2 6 )とヘリウムをプラズマP
に導入することによって堆積される。まず、バルブ16
cが開けられ、圧力PGが1〜2torrになるまでB
2 6 /Heガスが導入され、そして基板11の温度が
層10および30の形成の際と同様180〜410℃に
維持される。電圧Vは基板11上の弱い電界Ewにグロ
ー放電プラズマPを置くために、200〜500ボルト
に調節される。電流はa−B:H層の厚さが100Åに
なるように約5mAで2分間維持される。また、基板1
1の温度はa−Si:H層を堆積したのと同じ180〜
410℃に保持される。ついで、バルブ16cが閉めら
れそしてバルブ16dが開けられ、エンクロージャ6か
ら残留ジボランを除去するために窒素ガスが導入され
る。ヒータ3への電流は遮断され、1時間冷却した後、
エンクロージャ6は大気圧にもどされ、基板11が取り
出される。
【0013】M/NIP光起電装置の形成を完成するた
め、半透明な金属層34、たとえば100ÅのPb、C
r、Cr−CuあるいはNi−Cr合金をa−B:H層
上に熱的に蒸着する。金属指35を電気的接触のため
に、半透明層34上に熱的に真空蒸着する。フォトダイ
オードあるいは太陽電池として使用するためにTiO2
のような反射防止(AR)コーティングあるいはSnO
2 、インジウムと錫の酸化物(ITO)あるいは酸化亜
鉛のような導電金属酸化物(CMO)が金属層34上に
堆積される。
【0014】上述の堆積プロセスが行なわれた後、M/
NIP電池の電気的特性が種々の光源で試験された。A
MI太陽光線の照射によって、典型的電池の短絡電流I
scを測定した結果4mA/cm2 であった。開放電圧
VocはCr/Ni合金半透明電極34を用いて0.4
5ボルトであった。この電極は入射光光子フラックスの
約30%しか透過しなかったので、もし十分なAMI照
射が電極吸収および反射による損失なしに利用されたな
らば計算値で4/0.3、すなわち13.3mA/cm
2 になる。
【0015】この電流値は、同様な補正が電極の損失に
対してもなされた場合に文献で報告されている最良値と
ほぼ同じである。また測定されたVocは同様の低仕事
関数の電極を用いた場合の値と同等である。次いで、上
述したように第1図の装置を用いて同じプロセスで第二
のM/NIP電池を作った。しかし、ヒータ3は、a−
Si:H層10の堆積温度よりも低い温度でa−B:H
層30を堆積するために、I型a−Si:H層10を堆
積後、遮断された。電極11とその結果としてa−S
i:H層10の温度が約1時間で200〜300℃から
約100℃に減少する。その後a−B:H層30を、低
温にした以外、前述の第一の電池の製造条件と同じ条件
で、約2分間グロー放電で層10上に堆積する。ジボラ
ンガスを除去した後、基板11を更に冷却することなし
にエンクロージャ6から取り出し、そして後述の第7図
のように画像形成特性と、半透明電極34を加えた後の
光起電特性を試験する。
【0016】また、光起電太陽電池を形成するために、
半透明金属コーティング34と接触指35を第1のM/
NIP電池と同じ真空蒸着システムでa−B:H層30
上に熱的処理を施して蒸着する。そして第2の完成され
たM/NIP電池を太陽放射のもとでARコーティング
36の有る場合および無い場合の両方について試験し
た。AMI太陽光子フラックスを用い、ARコーティン
グ36がない場合の試験ではVocは0.65ボルトで
電流は4mA/cm2 であった。従ってa−B:H層3
4が低温で堆積された場合、Vocは基板11の温度を
減少させずにa−B:Hを堆積させた第1のM/NIP
電池に比べ約0.2ボルト増加する。
【0017】本発明は現時点では理論的に説明できない
が、基板11の温度が低いため、I型a−Si:H層1
0の表面へのa−B:H層30が堆積する際の衝撃によ
る損傷が軽微であるためではないかと思われる。a−
B:H層30は低温基板に堆積した場合、P型半導体で
あるらしい。そして堆積したままではわずかにN型であ
るドープのないI型a−Si:H層10に対してP−N
ヘテロ接合を形成する。I型a−Si:H層10とa−
B:H層30との境界面からI型a−Si:H層10に
向かって空乏領域が形成するので、a−Si:H層10
の頂部表面は最も重要である。
【0018】第1のM/NIP電池内のボロンの拡散量
を調べるために、組成物を質量分析器で分析した。第4
図は、a−B:H層30と300℃でグロー放電によっ
て堆積されたa−Si:H層10との境界面のボロン/
シリコンの比を一般的に用いられる第2イオン質量分析
器によって分析した結果を示してある。図から明らかな
ように、B 11/Si28同位体の比は約100Åで急激に
減少し、それから500Åまでは徐々に減少し、ついに
バックグラウンドの雑音になる。初めの100Åはシリ
コンの相互拡散を伴うa−B:Hを表わすようであり、
一方500Åまではシリコン中のボロンの拡散勾配を示
しているようである。しかしながらこの拡散はグロー放
電の存在しない場合のすでに発表されたボロン拡散のデ
ータから予期される値に比べ大きい。グロー放電中のボ
ロン含有イオンの植え込みもいくらかは起こるだろう
し、SiB6 合金も形成されるかもしれない。
【0019】しかしながら、a−B:H層30を低温で
堆積し、a−Si:H層10中へのボロンの拡散が抑制
された場合にVocは、従来の半導体技術すなわち結晶
シリコン中へ熱的処理でボロンドーパントを拡散して作
られるP−N接合体の結果から予測される事と矛盾して
いる。a−B:H薄膜10を180℃以下で熱的処理で
堆積すると、a−B:H薄膜が他の表面を剥ぐので、低
温で堆積されたa−B:H薄膜の半導体特性にかかわる
データは存在しないようである。
【0020】第3図には、0.010インチのステンレ
ス・スチールの基板11上にまずa−B:H層40が堆
積され、次いでI型a−Si:H層43とN型a−S
i:H層42を堆積して作られたM/PIN光起電接続
耐デイバイスを示してある。第1図に関して述べたグロ
ー放電堆積システムがM/NIP接続体を作る際に使わ
れた同じプロセス条件でP型、I型およびN型層40,
43,42を堆積するのに用いることができるし、また
第2図に関して述べたグロー放電堆積システムを、堆積
の順序を逆にして用いることもできる。冷却して、M/
PIN電池を堆積システムから取り出し、そして第7図
に関して後述する画像形成装置内でおよび光起電デイバ
イスとしての試験をする。
【0021】光起電デイバイスを形成するために、N型
層42へ電気的接触を与える電極44を付け加えること
ができる。電極44が好ましくはN型a−Si:H層4
2に対して非常に高いVocを生じさせるためCr、A
l、Ti等の低仕事関数金属からできていることを除い
ては第2図のM/NIP電池と同様に、100ÅのCr
/CuあるいはNi−Cr合金の半透明層44がN型a
−Si:H層42上に熱的に蒸着される。好ましくは錫
の酸化物あるいは亜鉛の酸化物のような導電性金属の酸
化物からなるARコーティング46を電極44上に標準
的な技術で堆積し、そしてTi−Agの接触指を常法に
よって付け加える。
【0022】ARコーティング46がない場合の試験で
はステンレス・スチール基板11上にa−B:H層40
を堆積した場合M/PIN電池のIscは4mA/cm
2 であった。100ÅのCr/Niの半透明の頂部電極
の光透過は約30%であるので、内部のIscは第2図
のM/PIN電池とほぼ同じ約13.3mA/cm2
なる。しかしながら測定されたVocは0.79ボルト
で、a−B:H層30を低温で堆積したにもかかわら
ず、第2図のM/PIN電池に比べより大きな値になっ
ている。Solar Energy第23巻145〜1
47頁(1979年)の「アモルファス・シリコンの単
一太陽パネル」と題する論文でHanakによってP型
a−Si:Hに接触するPt電極のVocが0.75ボ
ルトと報告されているが、本発明のVocはHanak
によって報告されたVoc0.75ボルトと同等である
かそれ以上である。Ptは高価でかなり得がたいもので
あるが、ステンレス・スチールは安価で豊富である。高
価な金属は小型の電子装置に利用する場合には満足しう
る材料費であるが、広い面積をもつ太陽エネルギー転換
装置に対して用いた場合、コストはかなりのものとなる
ので適当ではない。
【0023】堆積条件は、a−B:H層40の堆積を容
易にするために基板11の温度を上げて、それから温度
を下げてI型a−Si:H層43を180〜410℃で
堆積してもよい。たとえば、a−B:H層40をB2
6 /Heの存在下基板の温度を300〜600℃に維持
して通常のCVD装置で堆積し、そして冷却後第1図に
示すグロー放電装置へ移してもよい。また、CVD温度
が多結晶を形成し、そして表面に粗面を生じさせるよう
な温度以下であれば、B2 6 /SiH4 の混合物がス
テンレス・スチール基板11上の層40をほぼ600℃
かそれ以上の温度でCVD処理するのに用いられても構
わない。B/Siの比が0.01以上であることが好ま
しい。
【0024】基板11上の他の適切な層40としては、
第1図の装置でブタジエンとB2 6 の混合物を用いて
グロー放電によって堆積されたボロンがドープされた水
素添加されたアモルファス炭素a−C:Hがある。どん
な場合でもボロンがドープされた層40は光がN型層4
2を通って反対側から入るので物理的、電気的考慮から
望みの厚さで構わない。しかしながら、a−B:H層4
0をグロー放電で堆積する場合、500Å以上の厚さで
あると、直列抵抗を付加しそしてステンレス・スチール
基板11から剥がれるので好ましくない。生産上、P,
IおよびN層40,43,42の堆積は温度、圧力およ
びガス成分をプログラムしてある一連の堆積チャンバを
通して基板11を移動させることによって一列におこな
うことが好ましい。
【0025】更にI型a−Si:H層43はジシランの
ような他のシラン化合物からも作ることができるし、気
相SiH4 を熱的にクラッキングし、そして後述の第1
図のような装置を用いてSiH4 あるいは水素中のグロ
ー放電を通ってシリコンを含有する物質を拡散させるよ
うな他の堆積技術によっても作ることができる。a−S
i:H層43を形成する他の技術については、本発明者
の先の米国出願 No.857,690に記載されている
が、その一例としては、SiH4 あるいは水素−アルゴ
ンの存在下にシリコンをスパッタリングすることによっ
てa−Si:H層43を形成する。
【0026】上述したM/PIN電池の予期できぬほど
高いVocとIscに関しては、一般に認められている
理論に基づいて説明することはできない。P型層40に
隣接したI型a−Si:H層43の空乏領域(0.3ミ
クロン)内にのみ生じる小数のキャリアが有用な電流I
scとして集められる。しかし、本発明のM/PIN電
池では半透明電極44を通過した光子フラックスが介在
するN型層42とI型a−Si:Hの非空乏領域によっ
て吸収される。空乏領域の外側では空孔の拡散が0.1
ミクロンより小さいということが当業者の間では周知の
ことなので、範囲が光電流にどのくらい寄与しているの
か予測できない。本発明のM/PIN電池では予期に反
して、たとえI型a−Si:H層43の厚さが2ミクロ
ンに増加してもIscは減少しない。I型a−Si:H
層の厚さが3ミクロンになると僅かに減少するだけであ
る。
【0027】第2のM/PIN電池が第1図に関して述
べたように、バルブ16a,16cを開けることによっ
て10%B2 6 を含有するSiH4 のガス混合物をヘ
リウムキャリアで導入し2torrの圧力下、グロー放
電でステンレス・スチール基板11上に層40としてボ
ロンがドープされたa−Si:Hをまず堆積することに
よって作られる。第3図のM/PIN電池を完成するた
めに層40上に層43および層42として2ミクロンの
a−Si:H層および200〜400ÅのN型a−S
i:H層を堆積する。半透明電極44を蒸着しそしてA
M1太陽光のもとでの試験後、a−B:H層40をもつ
第1のM/PIN電池と同様に、高出力VocとIsc
が測定される。しかし、スペクトルの赤色部中のIsc
出力はa−B:Hのみで堆積された層40よりもB2
6 /SiH4 中で共堆積されたものの方が高くなる。同
様な高出力IscとVocが、P型層40がB−ドープ
されたa−Si:Hおよび水素添加されたアモルファス
・カーボンa−C:Hを用いて形成された場合、照射下
で測定される。a−Si:H層30がステンレス・スチ
ール上にボロン含有P型層の前堆積上に堆積された場合
でもP−N接合部が最深部の光照射域であるにもかかわ
らず、改良された特性を作るようだ。
【0028】第5図には第2図と第3図の光起電デイバ
イスを共通の半透明電極53と平行に連結されたタンデ
ム式M/PIN/NIP接合体が図示されている。まず
最初にa−B:H層50が第1図に記載されているよう
な装置を用いてステンレス・スチール基板11上に20
0Åの厚さで堆積される。次いで2ミクロンの厚さの真
性a−Si:H層51と200Åの厚さのN型層52が
グロー放電によって堆積され、その結果第3図に示され
ているようなM/PINが形成される。100Åの厚さ
のNi/Cr合金電極53がN型層52上に真空蒸着さ
れ、第1のM/PIN段階が完結する。Ni/Cr合金
の代わりに、半透明電極53は0.1ミクロン以上の厚
さをもった錫酸化物のような導電性金属酸化物であって
もよい。
【0029】第2図に関して述べたプロセス条件を用い
て約200Åの厚さのN型層54次いで1ミクロンの厚
さのI型a−Si:H層55がグロー放電によって堆積
され、M/NIPが形成される。a−B:HのP型層5
6は第2図で述べた第2のM/NIP電池で行なったよ
うに、基板11を約100℃に冷却後堆積されることが
好ましい。基板11上のa−B:H層50は180℃以
上の温度で堆積されることが好ましく、一方、頂部のa
−B:H層56はVocを最大にするために180℃以
下で堆積されることが好ましい。ステンレス・スチール
基板11上の層50はボロンがドープされたa−Si:
Hであってもよく、その際のa−Si:HとしてはB/
Si比が0.1%以上のものが好ましい。
【0030】次いで半透明電極57、ARコーティング
58および接触指59を以前のようにa−B:H層56
上に蒸着する。適当な接触パッド(図示せず)を用いて
従来のタンデム式デイバイス技術において要求されるよ
うに直列接続の各電池の電流を調整することなしに電極
11,57を平列に連結することもできる。AM1太陽
照射のもとで、出力Iscがどちらかのセルだけと比べ
た場合少なくとも20%は高くなる。最初のPIN接合
体によって吸収されない光子フラックスは、層52を通
過し、a−B:H層50との境界面でa−Si:H層5
1の空乏領域に少数キャリアを生じさせるために出力パ
ワーと効率は無視されるほど低いだろう。しかし、あた
かもP型層が最初に照射されたかのように、第2のM/
PIN接続体が光子エネルギーと同じほどのエネルギー
を得る。不透明電極11上に生ずるこの結果はもし空乏
領域が従来報告されているように0.3ミクロンの厚さ
のままであれば説明できない。
【0031】第6図にはa−B:H層60が静電チャー
ジを受けいれる自由表面60′と共に、グロー放電によ
って堆積される画像デイバイス70の断面図が示されて
いる。ここで厚さ0.20インチのアルミニウム基板6
1が常法のプラズマ堆積あるいは蒸着法で0.25ミク
ロンのSi3 4 誘電層66によってコーティングされ
る。次いで10ミクロンのa−Si:H層62と100
Åのa−B:H層60が第1図のようなグロー放電装置
を用いて誘電層66上に180〜410℃の温度内で堆
積される。a−Si:H層62を30〜100℃で堆積
して、そして200〜250℃で焼きなましてもよい。
またいずれの場合にもa−B:H層60を堆積するとき
の温度は180℃以下が好ましい。最後にポリパラキシ
レンのような保護有機コーティング67を層60上に堆
積することも可能である。
【0032】マクロ結晶温度以下で且つ水素脱離により
暗抵抗と光導電性が減少する温度以下に保たれれば、I
型a−Si:H層62はシラン/ヘリウム中で低温CV
Dによって堆積してもよい。適当な光導電性、暗抵抗お
よび逆バイアスチャージングが材料特有のものであれば
I型a−Si:H層62を形成するために、本発明者の
米国特許出願 No.857,690に記載されたスパッタ
リングと蒸着のような他の堆積技術を用いてもよい。第
9図に示されている装置は画像形成に特に有効である。
【0033】第7図には、第5図の電池のような接続体
上に像を形成するのに使うことのできる電子写真装置が
模式的に示されている。ハウジング73のコロナ放電線
72によって層66の表面66′(あるいは保護層6
3)上に高い負の表面電位が誘起される暗チャンバ76
のコンベヤー上に電池70を設置する。次いで電池70
は、第二の暗チャンバ77に運ばれる。そこではタング
ステン球74からの光が適当なレンズシステムで焦点が
あわされて試験物体76に照射される。それから電池7
0は、適当な極性をもったトーナー(図示せず)が(液
状あるいは粉末状で)塗布され、そしてランプ79から
の熱で付着される現像部78へ運ばれる。液状および粉
末の両方のトナーが試験物体の輪郭に対応する良好な転
写画を形成した。また常法の現像電極(図示せず)は像
を反転することがわかった。
【0034】第8図には電極34とARコーティング3
5のない第2図に示されたM/NIP電池のa−B:H
層30の表面のような電池80の表面80′上に像を形
成するのに使うことのできるX線の点放電源が示されて
いる。まずa−B:H表面80′が暗チャンバー86に
設置された静電遮断物83中の高電圧コロナ線82によ
って負にチャージされる。チャージ後、電池80はチャ
ンバー86から遮断されたチャンバー87にコンベヤー
で動かされ、そして点源84からのX線で露光される。
X線がI型a−Si:H層10に電気伝導性を引き起こ
し、そして表面80′上の静電荷を放電する。誘起され
た導電性と放電荷量はX線放射率と露光時間の関数であ
る。被写体85に応じてX線の線量が低減されそれに応
じてa−B:H層30上の電荷の放電がきまる。電池8
0はチャンバ88に運ばれ、そこで市配のトナー(粉末
あるいは液状)を塗布されそしてランプ89からの熱で
定着される。第3図のM/PIN電池は正のチャージに
なっており、適切なトナーが使われた場合被写体85の
良好な像を形成した。
【0035】第9図には、画像形成部材として使われる
円筒状の基板90をコーティングするのに特に適したグ
ロー放電堆積装置が示されている。基板90は、台93
内にある絶縁された軸受け筒95中のロッド94によっ
て支持された直径6インチ長さ18インチのアルミニウ
ム円筒からできている。エンクロジャー100は、頂部
プレート97の付いた直径12インチ長さ28インチの
ステンレス・スチールの管91からできており、適当な
ガスケットの付いた台上に置かれた場合、真空もれのな
い密閉構造となっている。円筒電極92(頂部プレート
97に電気的に連結している)は、図示されているよう
に頂部表面99から間隙dをおいて基板90の表面99
に対し同軸的に置かれる。ガスGは、貯蔵タンクと調節
バルブ(図示せず)からプレート97を通りノズル12
0によって容易に注入される。第1図に関して議論した
ように、a−Si:H形成用の適当なガスとしてはSi
4 あるいはジシランがあげられ、シリコンドーパント
としては、ホスフィン、アルシンあるいはジボラン等が
あげられる。ガスGは間隙を通りそしてバルブの付いた
ステンレス・スチール導管98を通り連結された真空ポ
ンプ131を通って排気される。電源132は、基板9
0の支持ロッド94とアースされたエンクロージャ部材
91,92,93,97との間に連結される、強電界領
域Esが電極92と99の間の間隙dに誘起され、弱電
界領域Ewが基板90の表面に誘起される。台93には
適当なセラミック絶縁体の付いたヒータの線96がとり
つけられ、ガスGの一部を熱分解しシリコン化合物を作
りこれがプラズマ部Pに拡散しグロー放電を促進させ
る。台93上の円筒遮断物134がシリコン含有化合物
から絶縁された軸受け筒95を遮蔽する。
【0036】装置の操作は、第1図で述べたのと同様
で、基板90に500〜1500ボルトの負の電圧が加
えられ、強電界領域Es中、圧力PGでガスGを通して
グロー放電が開始される。それからグロー放電プラズマ
Pの拡散成分は、圧力PGおよびVを調節することによ
って基板90の活性表面の上の弱電界領域Ewに位置す
るようにされる。更に、SiH4 によってa−Si:H
を堆積するに際し、電源(図示せず)からヒータ線96
に十分電流を流すことによって、SiH4 のいくらかが
熱分解され、そしていくらかのシリコン含有フラグメン
トがプラズマP中にそして基板90の表面上に拡散し、
それによってコーティング130を形成する。成膜速度
はこれらの熱分解されるフラグメントによって高められ
そしてa−Si:H薄膜130の電気的抵抗率が上昇し
画像形成デイバイス用に特に適したコーティング130
を作ることができる。コーティング130はヒータ(図
示せず)によって180〜410℃に維持された基板9
0に堆積されるか、もしくは30〜100℃に保たれた
基板90に堆積され、ついで200〜300℃に焼きな
まされる。
【0037】画像形成P−N接合体を完成するために、
a−B:H層131が第2図で述べたようにa−Si:
H層130の表面にグロー放電によって堆積される。第
7図に示されているような電子写真装置の試験では、a
−B:H頂部層131は100ボルト以上に帯電した。
第9図に示された装置で作られたデイバイスは図2,
3,6(電極34,44およびARコーティング36,
46なし)で述べたようにP,I,Nおよびブロッキン
グ層の組み合せのいずれの場合でも良好な画像形成特性
をもつ。また、第9図の装置で作られた太陽電池、整流
ダイオードおよびプレーナトランジスターは改善された
特性を示す。
【0038】水素ガスで希釈されたBF3 のような他の
ボロン含有ガスもまたa−C:Hとa−Si:Hと合金
するためにa−B:Hの代わりに使用することができ
る。1962年12月18日に特許された米国特許第
3,069,283号のパラグラフ6に述べられている
ように本発明者はボロンの薄膜をグロー放電でコーティ
ングするためのガス供給源として先にBF3 を使用して
いた事実を特記したい。しかしながら、本発明はa−S
iとa−Bの接触に依存しておりそして各堆積温度を調
節することが好ましい。
【0039】上の概念の拡散の1助として以下の事実が
ある。N型層42の堆積温度を100℃に下げた場合M
/PIN構造においてVocは50mVも増加すること
が判明した。I型a−Siは180℃以上で堆積された
場合に最大Iscを発現するのであるから、この事は驚
くべきことである。実際従来は、すべてのa−Si薄膜
が電気的に作用するために、180℃以上で堆積された
り焼きなまされたりしなければならなかった。この電圧
増加は、第1図あるいは第9図に示されたような装置を
用いて層42を形成するに際しシランにホスフィンある
いはアルシンのドーパントガスを混合した場合に生じ
る。
【0040】従ってこれまでに述べてきた概念が太陽エ
ネルギー変換、不透明電極をもった回路要素としての整
流接合体および画像デイバイスに有用な改良された光起
電デイバイスの基礎を形成することが明らかである。P
型とN型の接触が改良されたバイポーラ型トランジスタ
ーを作るのに使われうる。この他の応用および組合せは
当業者であれば容易であるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】アモルファス・ボロン、アモルファス・シリコ
ンおよびアモルファス・カーボンのグロー放電堆積とド
ーピング用の第1の装置である。
【図2】本発明の第一の実施態様を表わすM/NIP半
導体の断面図である。
【図3】本発明の第二の実施態様を表わすM/PIN半
導体の断面図である。
【図4】アモルファス・ボロン/アモルファス・シリコ
ンの接続体においてのボロン/シリコンの比率を示すグ
ラフである。
【図5】本発明の第三の実施態様を表わすタンデム半導
体装置の断面図である。
【図6】本発明の第四の実施態様を表わす画像形成装置
の断面図である。
【図7】電子写真現像装置の概略図である。
【図8】本発明の第五の実施態様を表わすX線電子写真
装置の概略図である。
【図9】シリコン含有ガスの熱分解用の第2の装置の概
略図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−64981(JP,A) 特開 昭56−64476(JP,A) 特開 昭52−74339(JP,A) 特開 昭57−11351(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボロンがドープされたアモルファスカーボ
    ンからなる第1の層と、該第1の層に隣接して設けられ
    水素添加されたアモルファス・シリコンからなる第2の
    層とを有し、これらの層により形成された半導体接合を
    有することを特徴とする電子写真用の画像形成部材。
  2. 【請求項2】 前記第2の層は、前記第1の層に隣接す
    るI型半導体領域と該I型半導体領域に隣接するN型半
    導体層領域とを含む請求項1記載の電子写真用の画像形
    成部材。
  3. 【請求項3】 基板上に形成された前記第1の層上に、
    前記I型半導体領域が該第1の層と接して設けられてい
    る請求項2に記載の電子写真用の画像形成部材。
  4. 【請求項4】 基板上に形成された前記第1の層上に前
    記第2の層が設けられており、該第2の層側から光が入
    射する構成の請求項1に記載の電子写真用の画像形成部
    材。
  5. 【請求項5】 前記第1の層は、BF3ガスを用いたグ
    ロー放電法により形成された層である請求項1に記載の
    電子写真用の画像形成部材。
  6. 【請求項6】 ボロンがドープされたアモルファスカー
    ボンからなる第1の層と、該第1の層に隣接して設けら
    れ水素添加されたアモルファス・シリコンからなる第2
    の層とを有し、これらの層により形成された半導体接合
    を有する電子写真用の画像形成部材と、 前記半導体装置の表面を帯電させるための帯電手段と、 前記半導体装置の表面を露光させるための露光手段と、 前記半導体装置の表面にトナーを塗布し現像するための
    現像手段とを有する画像形成装置。
JP5289333A 1993-11-18 1993-11-18 半導体装置 Expired - Lifetime JP2648733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5289333A JP2648733B2 (ja) 1993-11-18 1993-11-18 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5289333A JP2648733B2 (ja) 1993-11-18 1993-11-18 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0722638A JPH0722638A (ja) 1995-01-24
JP2648733B2 true JP2648733B2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=17741845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5289333A Expired - Lifetime JP2648733B2 (ja) 1993-11-18 1993-11-18 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2648733B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11354820A (ja) 1998-06-12 1999-12-24 Sharp Corp 光電変換素子及びその製造方法
EP1056139A3 (en) 1999-05-28 2007-09-19 Sharp Kabushiki Kaisha Method for manufacturing photoelectric conversion device

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1123525A (en) * 1977-10-12 1982-05-11 Stanford R. Ovshinsky High temperature amorphous semiconductor member and method of making same
JPS54145540A (en) * 1978-05-04 1979-11-13 Canon Inc Electrophotographic image forming material
DE3032158A1 (de) * 1979-08-30 1981-04-02 Plessey Overseas Ltd., Ilford, Essex Solarzelle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0722638A (ja) 1995-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4330182A (en) Method of forming semiconducting materials and barriers
JP3073327B2 (ja) 堆積膜形成方法
US5187115A (en) Method of forming semiconducting materials and barriers using a dual enclosure apparatus
US4117506A (en) Amorphous silicon photovoltaic device having an insulating layer
US4064521A (en) Semiconductor device having a body of amorphous silicon
US5248348A (en) Amorphous silicon solar cell and method for manufacturing the same
US4328258A (en) Method of forming semiconducting materials and barriers
EP0204554A2 (en) Photoconductive device containing zinc oxide transparent conductive layer
JPH05121338A (ja) 堆積膜形成方法および堆積膜形成装置
JP2006080557A (ja) 高水素希釈低温プラズマ蒸着によって製造されるアモルファスシリコン系素子の向上せしめられた安定化特性
EP0060363A1 (en) Method of manufacture of a pin amorphous silicon semi-conductor device
EP0092925A1 (en) Solar cell incorporating a photoactive compensated intrinsic amorphous silicon layer and an insulating layer and method of fabrication thereof
KR890004497B1 (ko) 다중 셀의 감광성 비정질 합금 및 소자
JPH07123112B2 (ja) p形アモルファス半導体を堆積させる方法及び電子写真用光受容体の製造方法
US4396793A (en) Compensated amorphous silicon solar cell
GB2093271A (en) Fabricating amorphous silicon solar cells
US4409424A (en) Compensated amorphous silicon solar cell
US4415760A (en) Amorphous silicon solar cells incorporating an insulating layer in the body of amorphous silicon and a method of suppressing the back diffusion of holes into an N-type region
US5371380A (en) Si- and/or Ge-containing non-single crystalline semiconductor film with an average radius of 3.5 A or less as for microvoids contained therein and a microvoid density 1×10.sup.(19) (cm-3) or less
JP2648733B2 (ja) 半導体装置
US5049523A (en) Method of forming semiconducting materials and barriers
US4772933A (en) Method for compensating operationally-induced defects and semiconductor device made thereby
US5543634A (en) Method of forming semiconductor materials and barriers
JPH0831422B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3406959B2 (ja) マイクロ波プラズマcvd法による堆積膜形成方法