JP2646196B2 - 基板配線剥離試験機 - Google Patents

基板配線剥離試験機

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JP2646196B2 JP33139494A JP33139494A JP2646196B2 JP 2646196 B2 JP2646196 B2 JP 2646196B2 JP 33139494 A JP33139494 A JP 33139494A JP 33139494 A JP33139494 A JP 33139494A JP 2646196 B2 JP2646196 B2 JP 2646196B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC基板上に配線され
たプリント配線またはメッキ配線が良好であるか否かを
検査する基板配線剥離試験機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は人手によりIC基板配線上に接着
テ−プを張り、再度人手により張ったテ−プを剥し、I
C基板配線の剥離状況を肉眼により検査していた。この
ため、検査する人により強く接着テ−プを張る人または
弱く接着テ−プを張る人がおり個人差によるバラツキが
あるばかりでなく、検査能率も悪くその改善が望まれて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題、即
ち個人差によるバラツキをなくし、常に一定圧力でIC
基板配線上にテ−プを張り、一定の力で接着テ−プを剥
離することができ、しかも検査能率を飛躍的に向上し検
査コストを低減するためには基板配線剥離試験機の自動
化が必要である。更に一台の試験機で種々の輪郭形状の
ものを容易に検査できるようにすることも必要である。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて発明された
ものであり、場所を取らずしかも簡単な試験機で半自動
的に、かつスピーディに検査することができ、個人差に
よるバラツキをなくし、検査コストの低減を図ることが
できる基板配線剥離試験機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、次のような構成を有することを特徴と
する。すなわち、本発明のIC基板剥離試験機は、IC
基板の挿入位置を規制するIC基板当て板と、IC基板
を押える加圧板と、IC基板上に接着テ−プを供給し且
つ左右および上下に移動可能なテ−プ取付金具と、IC
基板上に供給された接着テ−プを押圧しながら横方向へ
移動することにより前記接着テ−プをIC基板上に張り
付け、且つ上下に移動することができる加圧ロ−ラ−
と、前記テ−プ取付金具が上方へ移動することによりI
C基板から剥離した接着テ−プを巻取ることができるテ
−プ巻取リ−ルとを備えていることを特徴とする。ま
た、本発明の第2は、IC基板当て板がハンドルにより
前後に移動可能であり、且つ加圧板がIC基板を押圧
後、IC基板当て板を後方へ移動する移動手段を備えて
いることを特徴とする。また、本発明の第3は、テ−プ
取付金具が、ガイドレ−ルおよび移動手段により左右に
移動可能な基盤金具に、上下方向ガイドレ−ルおよび移
動手段を介して上下方向移動可能に取付けられ、前記テ
−プ取付金具が上方へ移動する際にはテ−プ取付金具に
備えられた加圧手段により接着テ−プがロ−ラ−との間
に挟まれて固定されることにより、IC基板上に接着し
ている接着テ−プを剥離することを特徴とする。また、
本発明の第4は、加圧ロ−ラ−が、ガイドレ−ルおよび
移動手段により左右に移動可能な加圧手段内蔵金具に、
上下動可能に取付けられていることを特徴とする。更
に、本発明の第5は、テ−プ巻取リ−ルが一方向クラッ
チ付きであることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明においては、検査員はIC基板を本発明
のIC基板配線剥離試験機の所定の位置に挿入した後
は、本発明のIC基板配線剥離試験機が自動的に作動
し、IC基板上にプリント配線またはメッキ配線された
配線上に接着テ−プを接着し剥離するので、検査員はそ
のIC基板を取出しIC基板配線の剥離状態を肉眼検査
するだけで良い。検査員がIC基板配線剥離試験機前面
の床上のペダルスイッチを足で踏むことにより運転が開
始される。運転が開始されると、先ず、(1) 基板当て板
が、移動手段により所定の位置まで前進する。そこで、
(2) 検査員がIC基板を、IC基板上に配線された面を
上にして本体上面上に載置し、IC基板当て板に当接す
るまで挿入する。(3) IC基板当て板下部には光センサ
−が設けられており、IC基板がIC基板当て板に当接
するのを確認すると、(4) 加圧板がフレ−ムの加圧手段
内蔵部の加圧手段により降下し、IC基板を押圧する。
押圧するとリミットスイッチ(図示せず)が作動し、
(5) IC基板当て板が移動手段により所定の位置まで後
退する。後退するとリミットスイッチ(図示せず)が作
動し、(6) 左端に移動して待機していたテ−プ取付金具
が右端まで移動し、接着テ−プをIC基板上面直上に施
設する。施設するとリミットスイッチ(図示せず)が作
動し、(7) 左端に移動して待機していた加圧手段内蔵金
具の加圧手段により加圧ロ−ラ−が所定圧力で接着テ−
プをIC基板上に押圧すると共に、加圧手段内蔵金具が
ガイドレ−ルおよび移動手段により右端まで移動するの
に伴い、加圧ロ−ラ−も接着テ−プ上を押圧しながら移
動して接着テ−プをIC基板面に接着する。加圧手段内
蔵金具が右端に到達すると、リミットスイッチ(図示せ
ず)が作動し、(8) 加圧手段内蔵金具を前記移動手段に
より今度は左端まで移動するのに伴い、加圧ロ−ラ−も
接着テ−プを再度押圧しながら移動する。加圧手段内蔵
金具が左端に到達すると、リミットスイッチ(図示せ
ず)が作動して加圧ロ−ラ−を上方へ移動させ当初の位
置に戻る。当初の位置に戻るとリミットスイッチ(図示
せず)が作動し、(9) テ−プ取付金具下端の加圧手段が
作動して、接着テ−プをロ−ラ−との間に挟み固定す
る。固定するとリミットスイッチ(図示せず)が作動
し、基盤金具に設けられた移動手段が作動しテ−プ取付
金具を上方へ引上げる。テ−プ取付金具が上方へ引上げ
られることにより、ロ−ラ−と前記加圧手段により挟み
固定された接着テ−プも上方へ引上げられIC基板面よ
り剥される。IC基板面より接着テ−プを剥離するため
には、前記移動手段単独でも良いが、接着テ−プの接着
力が可なり強いため図示の如くスプリングにより補助す
ると剥離時間を短縮することができる。テ−プ取付金具
が上端まで引上げられるとリミットスイッチ(図示せ
ず)が作動し、(10)テ−プ巻取リ−ルが剥された接着テ
−プの巻取りを開始すると同時に、テ−プ取付金具が左
端に移動を開始し、同時に基盤金具に設けられた前記移
動手段によりスプリングに抗して引下げられ、当初の位
置に戻る。当初の位置に戻るとリミットスイッチ(図示
せず)が作動し、テ−プ巻取リ−ルが停止し、テ−プ取
付金具下端の加圧手段が作動して、接着テ−プの挟込み
を解除する。この挟込み用加圧手段が元の位置に戻る
と、リミットスイッチ(図示せず)が作動し、(11)IC
基板を押圧していた加圧板が加圧手段により加圧手段内
蔵部端部に当接するまで引上げられる。引上げられると
リミットスイッチ(図示せず)が作動し、(12)IC基板
当て板が移動手段により所定の位置まで前方へ押出され
停止する。(13)検査員がIC基板を取出し、肉眼検査に
より良否を判定する。 上記の順序で1サイクルが完了し、次のIC基板を検査
するためには、再度ペダルスイッチを踏み、IC基板を
挿入するが、2回目以降はIC基板当て板が所定の位置
まで前方へ押出されて停止しているので上記工程の(2)
から開始され、基板配線剥離試験機が自動的に上記操作
を繰り返す。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本実施例の全体概要構造を示す概略図、図
2は図1の実施例の内、加圧板、フレ−ム、フレ−ムを
支える支柱およびボルト又は蝶ねじを取除いた正面該略
図、図3は図2において、テ−プ取付金具が上方へ移動
し、それに伴い接着テ−プも上方へ持上げられる状態を
示す状態図、図4は煩雑を避けるため、スプリングを削
除した図1の一部切り欠き側面図である。
【0008】まず、本実施例の基板配線剥離試験機の概
要を図1乃至図4により説明する。当該試験機1は大別
して図示のように配置される本体3と、本体上面3aの
手前側に設けられた加圧板4と、この加圧板の下部から
挿入するIC基板31の挿入奥行きを規制するIC基板
当て板33(図4参照)と、本体上面の奥行きの略中央
部分に直立するパネル2と、このパネルに取付けられる
2本のガイドレ−ル12と、パネルに取付けられる加圧
手段内蔵金具の移動手段13と、このガイドレ−ルと移
動手段により左右に移動する加圧手段内蔵金具11と、
当該加圧手段内蔵金具内の加圧手段により接着テ−プ2
8をIC基板31に押圧する加圧ロ−ラ−21と、前記
ガイドレ−ル12と基盤金具移動手段14により左右に
移動する基盤金具10と、当該基盤金具に上下方向ガイ
ドレ−ル38と移動手段17を介して上下方向移動可能
に取付けられるテ−プ取付金具9と、当該テ−プ取付金
具の上先端に取付けられる接着テ−プを巻いた巻きテ−
プ15と、当該巻きテ−プより引出され、ロ−ラ−1
9、20及び固定ロ−ラ−22、23、24を介して引
出されたテ−プ28を巻取るテ−プ巻取リ−ル16と、
各種のスイッチ(図示せず)と各種のリミットスイッチ
(図示せず)および加圧板4の手前には安全のための防
護バ−(図示せず)等を備えている。
【0009】次に、本実施例の基板配線剥離試験機の操
作手順等を図1乃至図4により説明する。本試験機の動
力源の大部分はロッドレスエアシリンダ−または一般の
エアシリンダ−であり圧縮空気を必要とするが、コンプ
レッサ−まで内蔵させる必要はなく、外部よりホ−ス等
で本試験機に接続することにより本試験機を作動させる
ことができる。しかしながら、本発明はエアシリンダ−
に限定されることはなく、油圧シリンダ−または電動式
スクリュ−ロッド等、要は移動できるものであれば使用
することができる。また、図1に示すテ−プ巻取リ−ル
16は、図4に示す如くシャフト39、歯車37、36
を介してテ−プ巻取リ−ル用モ−タ−35により作動す
る。図1に示す如く、本体3は移動に便利なようにキャ
スタ−および固定用の足部を備えている。本試験機を所
定の位置に搬送固定後、まず、電源および圧縮空気源等
の動力源に接続する。その後、検査するIC基板配線の
位置に応じて、IC基板の挿入深度をハンドル25によ
り調節する。図4に示す如く、ハンドルを回すと歯車2
9、30を介してスクリュ−ロッド34が回り、このス
クリュ−ロッドに係合しているIC基板当て板33の移
動手段32を前後(図4においては左右)に移動させる
ことにより、IC基板当て板の挿入深度を調節すること
ができる。この場合、IC基板当て板は移動手段32が
最も押出した状態を基準にする。IC基板当て板は複数
の幅の狭い板がフォ−ク状に本体上面3aに開けられた
長孔を通して、長孔に対して摺動自在に本体上面より上
方へ突出しており、そのため、本体上面上に挿入された
IC基板を当接させることができる。センサ−40は、
移動手段32に固定用板等を介して固定されており、I
C基板当て板が移動手段32により最も押出された状態
の直下に設けられいる。このため、移動手段32がハン
ドル25により移動すると、センサ−40も移動する。
本実施例においては光センサ−を用いたが、光センサ−
に限定するものではなく、IC基板31が本体上面より
上方に突出しているIC基板当て板33の複数個に当接
した場合に電気信号を発信できるものであれば良い。
【0010】まず、検査員が基板配線剥離試験機1前面
の床上のペダルスイッチ26を足で踏むと、(1) IC基
板当て板33が移動手段32により所定の位置まで前進
する。(2) この時点で検査員が検査しようとするIC基
板31を図4に示す如く、IC基板当て板33に当接す
るまで挿入する。この場合、IC基板を斜めに挿入する
と1か所のIC基板当て板に当接するだけなので、セン
サ−40は電気信号を発信せず次の工程に進むことがで
きない。(3) したがって、IC基板31を平行に挿入し
IC基板当て板の2か所以上に当接すると、(4) 加圧板
4がフレ−ム5より2か所下方へ突出している加圧手段
内蔵部6内の加圧手段により降下し、IC基板31を押
圧する。フレ−ム5は本体上面3aの前面に立設してい
る2本のボルトとナット8および蝶ねじ7により平行に
なるように固定される。加圧板4は2個の加圧手段によ
り降下するので、IC基板31を均等に所定の圧力で加
圧することができる。加圧板4がIC基板31を押圧す
ると、リミットスイッチ(図示せず)が作動し、(5) I
C基板当て板33が移動手段32により所定の位置まで
後退する。IC基板当て板33が後退することにより、
後の工程において加圧ロ−ラ−21が左右に移動する際
に加圧ロ−ラ−との接触を防止できる。後退するとリミ
ットスイッチ(図示せず)が作動し、(6) 左端に移動し
て待機していたテ−プ取付金具9を、上下方向ガイドレ
−ル38および移動手段17を介して上下方向に摺動自
在に取付けている基盤金具10が、2本のガイドレ−ル
12および基盤金具移動手段14により右端まで移動す
る。このことにより、テ−プ取付金具9の上端に取付け
られている巻きテ−プ15より引出された接着テ−プ2
8はロ−ラ−19、20を経由してIC基板31上に張
られる。なお、接着テ−プ28は更に伸びて固定ロ−ラ
−22、23、24を経由してテ−プ巻取リ−ル16に
到達しているが、テ−プ巻取リ−ル16は一方向クラッ
チ付きであるため逆回転することがなく、接着テ−プ2
8をIC基板上に張ることができる。基盤金具10に上
下方向摺動可能に取付けられているテ−プ取付金具9が
右端に到達するとリミットスイッチ(図示せず)が作動
し、(7) 左端に移動して待機していた加圧手段内蔵金具
11の加圧手段により加圧ロ−ラ−21が所定圧力で接
着テ−プ28をIC基板31上に押圧すると共に、加圧
手段内蔵金具11がガイドレ−ル12および加圧手段内
蔵金具の移動手段13により右端まで移動するのに伴
い、加圧ロ−ラ−21も接着テ−プ28上を押圧しなが
ら移動して接着テ−プをIC基板面に接着する。この場
合、テ−プ取付金具9を上下方向摺動可能に取付けてい
る基盤金具10も同じガイドレ−ルを移動するため、加
圧手段内蔵金具11が基盤金具10を追越すことはな
く、加圧手段内蔵金具11が既に右端に到達している基
盤金具10に当接するまで移動する。加圧手段内蔵金具
11が右端に到達すると、リミットスイッチ(図示せ
ず)が作動し、(8) 加圧手段内蔵金具11を前記加圧手
段内蔵金具の移動手段13により今度は左端まで移動す
るのに伴い、加圧ロ−ラ−21も接着テ−プ28を再度
押圧しながら移動する。加圧手段内蔵金具11が左端に
到達すると、リミットスイッチ(図示せず)が作動して
加圧ロ−ラ−21を上方へ移動させ当初の位置に戻る。
当初の位置に戻るとリミットスイッチ(図示せず)が作
動し、(9) テ−プ取付金具9下端の加圧手段18が作動
して、接着テ−プ28をロ−ラ−20との間に挟み固定
する。固定するとリミットスイッチ(図示せず)が作動
し、基盤金具10に設けられた移動手段17が作動しテ
−プ取付金具9を上方へ引上げる。テ−プ取付金具9が
上方へ引上げられることにより、ロ−ラ−20と加圧手
段18により挟み固定された接着テ−プ28も上方へ引
上げられIC基板31面より剥される。IC基板面より
接着テ−プ28を剥離するためには、移動手段17単独
でも良いが、接着テ−プ28の接着力が可なり強いため
図示の如くスプリング41により補助すると剥離時間を
短縮することができる。テ−プ取付金具9が上端まで引
上げられるとリミットスイッチ(図示せず)が作動し、
(10)テ−プ巻取リ−ル16が剥された接着テ−プ28の
巻取りを開始すると同時に、テ−プ取付金具9を取付け
た基盤金具10が左端に移動を開始し、同時に基盤金具
10に設けられた移動手段17によりスプリング41に
抗して下方へ引下げられ、当初の位置に戻る。この場合
においても、基盤金具10は同じガイドレ−ル12を利
用して左端に移動するため、基盤金具10が加圧手段内
蔵金具11を追越すことはなく、既に左端に移動して停
止している加圧手段内蔵金具11に当接して停止する。
当初の位置に戻るとリミットスイッチ(図示せず)が作
動し、テ−プ巻取リ−ル16が巻取を停止し、テ−プ取
付金具9下端の加圧手段18が作動して、接着テ−プ2
8の挟込みを解除する。この挟込み用加圧手段18が元
の位置に戻ると、リミットスイッチ(図示せず)が作動
し、(11)IC基板31を押圧していた加圧板4が加圧手
段により加圧手段内蔵部6の端部に当接するまで引上げ
られる。引上げられるとリミットスイッチ(図示せず)
が作動し、(12)IC基板当て板33が移動手段32によ
り所定の位置まで前方へ押出され停止する。(13)検査員
がIC基板31を取出し、肉眼検査により良否を判定す
る。上記の順序で1サイクルが完了し、次のIC基板を
検査するためには、再度ペダルスイッチを踏み、別のI
C基板31を挿入し、基板配線剥離試験機1が上記(2)
の工程から自動的に上記操作を繰り返す。 上記の如く作動する本発明の基板配線剥離試験機を用い
て検査した結果、従来検査員自身によりIC基板上に接
着テ−プを接着し、剥離し、剥離後肉眼検査により良否
を判定していたため、1枚のIC基板を検査するのに要
する時間が約1分程度必要としていたが、本発明の基板
配線剥離試験機を用いると1枚のIC基板を検査するの
に要する時間は約5秒程度であり、検査能率を大幅に向
上させることができた。更に従来は各検査員がIC基板
上に接着テ−プを接着するため、人により強く接着する
人、又は弱く接着する人により検査結果にバラツキが生
じていたが、本発明の基板配線剥離試験機を用いると、
常に一定圧力で接着テ−プを接着できるため安定した検
査結果を得ることができた。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)個人差による検査結果のバラツキをなくし、常に安
定した検査結果を得ることが出来る。 2)検査能率を大幅に向上できる。 3)基板配線剥離試験機が小型で軽量なため、簡単に移
動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板配線剥離試験機の全体概要構造を
示す正面概略図。
【図2】図1の基板配線剥離試験機の内、加圧板、フレ
−ム、フレ−ムを支える支柱およびボルト又は蝶ねじを
取除いた正面概略図。
【図3】図2において、テ−プ取付金具が上方へ移動
し、それに伴い接着テ−プも上方へ持上げられる状態を
示す状態図。
【図4】煩雑を避けるため、スプリングを削除した図1
の一部切欠き側面図。
【符号の説明】
1 基板配線剥離試験機 2 パネル 3 本体 3a 本体上面 4 加圧板 5 フレ−ム 6 加圧手段内蔵部 7 蝶ねじ 8 ナット 9 テ−プ取付金具 10 基盤金具 11 加圧手段内蔵金具 12 ガイドレ−ル 13 加圧手段内蔵金具の移動手段 14 基盤金具移動手段 15 巻きテ−プ 16 テ−プ巻取リ−ル 17 移動手段 18 加圧手段 19 ロ−ラ− 20 ロ−ラ− 21 加圧ロ−ラ− 22 固定ロ−ラ− 23 固定ロ−ラ− 24 固定ロ−ラ− 25 ハンドル 26 ペダルスイッチ 27 コ−ド 28 接着テ−プ 29 歯車 30 歯車 31 IC基板 32 移動手段 33 IC基板当て板 34 スクリュ−ロッド 35 テ−プ巻取リ−ル用モ−タ− 36 歯車 37 歯車 38 上下方向ガイドレ−ル 39 シャフト 40 センサ− 41 スプリング

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IC基板の挿入位置を規制するIC基板
    当て板と、IC基板を押える加圧板と、IC基板上に接
    着テ−プを供給し且つ左右および上下に移動可能なテ−
    プ取付金具と、IC基板上に供給された接着テ−プを押
    圧しながら横方向へ移動することにより前記接着テ−プ
    をIC基板上に張り付け、且つ上下に移動することがで
    きる加圧ロ−ラ−と、前記テ−プ取付金具が上方へ移動
    することによりIC基板から剥離した接着テ−プを巻取
    ることができるテ−プ巻取リ−ルとを備えていることを
    特徴とする基板配線剥離試験機。
  2. 【請求項2】 IC基板当て板がハンドルにより前後に
    移動可能であり、且つ加圧板がIC基板を押圧後、IC
    基板当て板を後方へ移動する移動手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の基板配線剥離試験機。
  3. 【請求項3】 テ−プ取付金具が、ガイドレ−ルおよび
    移動手段により左右に移動可能な基盤金具に、上下方向
    ガイドレ−ルおよび移動手段を介して上下方向移動可能
    に取付けられ、前記テ−プ取付金具が上方へ移動する際
    にはテ−プ取付金具に備えられた加圧手段により接着テ
    −プがロ−ラ−との間に挟まれて固定されることによ
    り、IC基板上に接着している接着テ−プを剥離するこ
    とを特徴とする請求項2記載の基板配線剥離試験機。
  4. 【請求項4】 加圧ロ−ラ−が、ガイドレ−ルおよび移
    動手段により左右に移動可能な加圧手段内蔵金具に、上
    下動可能に取付けられていることを特徴とする請求項3
    記載の基板配線剥離試験機。
  5. 【請求項5】 テ−プ巻取リ−ルが一方向クラッチ付き
    であることを特徴とする請求項4記載の基板配線剥離試
    験機。
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