JP2645366B2 - 研磨機の砥石支持装置 - Google Patents

研磨機の砥石支持装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は金型みがき機等の研磨機において、砥石を
研磨機の出力軸に対して回動可能に支持するための砥石
支持装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、加工面に対する砥石の追従性をよくするため
に、研磨機の出力軸に取付けられる取付け軸に対し球体
を一体に設けるとともに、その球体を受けるための球軸
受を備えた砥石支持装置が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記砥石支持装置においては、Eリングま
たはCリング等により球体と球軸受とが容易には分離で
きないように結合されているので、砥石の交換に際して
はそれらのEリングまたはCリング等の脱着操作に手間
がかかる。このため、研磨機の出力軸から取付け軸ごと
砥石支持装置を外していたが、こうすると交換使用され
るそれぞれの砥石支持部材に取付け軸および球体が必要
になり、その分部品点数が増加してしまうという問題点
がある。この発明の目的は上記従来の技術に存する問題
点を解消して球体に対する砥石の脱着作業をワンタッチ
で容易に行うことができる砥石支持装置を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために、この発明は球体を回
動および離脱可能に収容するためのソケット部材と、そ
のソケット部材に対して移動可能に支持され、球体のソ
ケット部材からの離脱を阻止する抜止め部材とを備え、
該抜止め部材の先端部は球体の中心を通り、かつ砥石の
研磨面と平行な面よりも上方位置において、球体に当接
され、該抜止め部材は弾性部材により常には球体に弾性
的に、かつ弾性力に抗して退避可能に押圧されているも
のである。
(作用) 上記解決手段によれば、砥石による研磨作業中はソケ
ット内に球体が収容され、かつ抜止め部材が弾性部材に
より球体の中心を通り、かつ砥石の研磨面と平行な面、
つまり最大径部よりも上方位置の球体表面に押圧されて
いるので、ソケットは球体から外れることはない。
研磨作業を終えた状態で、球体からソケットを引き離
す方向に外力を加えると、球体の最大径部により抜止め
部材が弾性部材の弾性力に抗して押動され、球体がソケ
ットから取り外される。又、球体をソケット内に嵌める
場合には、球体が弾性部材によりソケット内へ進入して
いる抜止め部材の先端部を押圧し、球体の前記最大径部
が抜止め部材を乗り越えたとき球体がソケットに嵌合さ
れる。
このため、砥石交換持には研磨機の出力軸に取付け軸
を取付けた状態で砥石をワンタッチで容易に脱着するこ
とができる。
(実施例) 以下、この発明を金型みがき機の砥石支持装置におい
て具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。
第1,3図に示すように、研磨機としての金型みがき機
1の門形フレーム2には、左右方向に移動するX移動体
3、前後方向に移動するY移動体4および上下方向に移
動するZ移動体5を介して砥石ヘッド6が装着されてい
る。砥石ヘッド6に回動可能に支持された取付け部材7
には、エアシリンダ8を介して回転または揺動の研磨運
動を発生するための砥石駆動装置9が設置され、その出
力軸10には一端に球体16が固着された取付け軸37が脱着
可能に連結されている。前記球体16には砥石11を支持す
るための砥石支持装置12が取着されている。そして、エ
アシリンダ8の作動により砥石11がワークとしての金型
13の加工面14に圧接された状態における砥石駆動装置9
の駆動および砥石ヘッド6の移動に伴って、砥石11によ
り加工面14が研磨されるようになっている。
第1,2図に示すように、砥石支持装置12はペーパ状の
砥石11が接着されたソケット部材15を備えている。ソケ
ット部材15には、前記球体16を回動および離脱可能に収
容するための収容部17が球体16と同一の直径で形成さ
れ、その上部には取付け軸37に対するソケット部材15の
回動範囲を決めるための円錐面18が設けられている。ま
た、ソケット部材15の中央部には、球体16上に対称状に
突設された一対の規制ピン19が嵌合するスリット20が形
成されていて、これら規制ピン19とスリット20との嵌合
により取付け軸37の軸線の周りにおけるソケット部材15
の回動が規制されるようになっている。
一方、ソケット部材15の上部外周面には90度の角度を
おいて4個の挿通孔22が前記収容部17に貫通するように
形成されている。各挿通孔22には球体16の中心を含み、
かつ砥石11の研磨面と平行な面23(最大径部)(第1図
の一点鎖線)よりも若干上方の位置において球体16に当
接および離隔可能な抜止め部材を構成する係止ピン24が
それぞれ挿入されている。各係止ピン24はソケット部材
15の外周面より突出する頭部25を一体に備え、その頭部
25には嵌合溝26が形成されている。
ソケット部材15の上部外周面を包囲するように、前記
各係止ピン24の嵌合溝26には抜止め部材を構成するゴム
製の弾性リング27が嵌合されていて、その弾性力により
係止ピン24が常に球体16に当接する方向へ付勢されるよ
うになっている。
したがって、弾性リング27の装着時には、各係止ピン
24により球体16のソケット部材15からの離脱が阻止され
て、砥石支持装置12が取付け軸37上に回動可能および離
脱不能に組付け保持されるため、出力軸10の傾斜角度に
係わりなく砥石11が金型13の加工面14に追従して、その
加工面14を効率よく研磨することができる。
磨滅あるいは研磨粒度に基づく種類変更に際して砥石
11を取付け軸37から取り外す場合には、砥石支持装置12
を手で把持し、弾性リング27の弾性に抗して引っ張る。
また、砥石11を取付け軸37に取り付ける場合には、弾性
リング27の弾性に抗して砥石支持装置12を押しつける。
すると、係止ピン24はその先端が球体16の球面に沿って
移動しながら挿通孔22の外方に向けて突出し、これによ
り弾性リング27が伸長されるので、前記砥石11を取付け
軸37に対して容易に脱着できる。しかも、球体16が出力
軸10側に設けられているため、交換使用のために用意さ
れる複数の砥石支持装置12に対して1個の取付け軸37で
すむので、その砥石支持装置12をそれぞれ少ない部品点
数で構成することができる。
第4,5図は前記の構成よりなる砥石支持装置12のソケ
ット部材15下縁に砥石29を装着した別例を示すものであ
る。ここにおいて、ソケット部材15の下面に形成した凹
部30には、第5図に示す雌ねじリング31がそのスリット
32の作用を介して圧入され、ねじ33により回動不能に固
定されている。雌ねじリング31内には雄ねじリング34が
螺着され、その雄ねじリング34の内側には下面に六角孔
35が形成された磁石36が固着されている。したがって、
この磁石36下面の六角孔35に六角レンチを嵌合して回動
することにより雄ねじリング34および磁石36を雌ねじリ
ング31に脱着できる。なお、前記雌ねじリング31はソケ
ット部材15内周面下部に設けられた突起28によって同ソ
ケット部材15下方への抜出し不能になっている。
上記した砥石支持装置12を使用すれば、加工面14に対
して磁石36が常に吸引されるため、砥石29の加工面14に
対する追従性を前記実施例と比較してさらに向上するこ
とができる。なお、磁石36の吸着力は前記雄ねじリング
34の回動操作に伴う磁石36の上下位置調整によって適宜
に変更される。
この発明は前記実施例の構成のみに限定されるもので
はなく、例えば前記弾性リング27をコイルスプリングに
より構成したり、前記係止ピン24の先端に球体16に接触
して転動するボールを埋設したり、係止ピン24の数や形
状を適宜に変更するなど、この発明の趣旨を逸脱しない
範囲の多様な実施例において具体化することも可能であ
る。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば砥石交換時に
球体からソケット部材をワンタッチで容易に離脱できる
ので、取付け軸及び球体を砥石支持装置ごとに設ける必
要がなく、その分砥石支持装置の部品点数が少なくてす
むという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した砥石支持装置を取付け軸
に取り付けた状態の断面図(第2図のA−A線断面
図)、第2図はその一部破断平面図、第3図は金型みが
き機の正面図、第4図はこの発明の砥石支持装置の別例
を示す一部破断正面図、第5図は同じく砥石支持装置の
別例における雌ねじリングの斜視図である。 研磨機としての金型みがき機1、出力軸10、砥石11,2
9、ワークとしての金型13、加工面14、ソケット部材1
5、球体16、抜止め部材を構成する係止ピン24、頭部2
5、弾性部材としての弾性リング27。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥石(11,29)を支持するとともに、その
    砥石(11,29)がワーク(13)の加工面(14)に追従す
    るように取付け軸(37)に対し一体に設けられた球体
    (16)を介して研磨機(1)の出力軸(10)に対し回動
    可能に取着される砥石支持装置であって、 前記球体(16)を回動および離脱可能に収容するための
    ソケット部材(15)と、そのソケット部材(15)に対し
    て移動可能に支持され、球体(16)のソケット部材(1
    5)からの離脱を阻止する抜止め部材(24)とを備え、
    該抜止め部材(24)の先端部は球体(16)の中心を通
    り、かつ砥石(11,29)の研磨面と平行な最大径部より
    も上方位置において、球体(16)に当接され、該抜止め
    部材(24)は弾性部材(27)により常には球体(16)に
    弾性的に、かつ弾性力に抗して退避可能に押圧されてい
    ることを特徴とする研磨機の砥石支持装置。
  2. 【請求項2】前記抜止め部材はソケット部材(15)の外
    面より突出する頭部(25)を備えた複数の係止ピン(2
    4)であって、各係止ピン(24)の頭部(25)に係合す
    るようにソケット部材(15)の外側には前記係止ピン
    (24)を球体(16)に当接する方向に付勢する弾性リン
    グ(27)が配置されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の研磨機の砥石支持装置。
  3. 【請求項3】前記弾性リング(27)はゴムにより形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の研磨機の砥石支持装置。
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