JP2645229B2 - 米の低蛋白化装置 - Google Patents

米の低蛋白化装置

Info

Publication number
JP2645229B2
JP2645229B2 JP7003400A JP340095A JP2645229B2 JP 2645229 B2 JP2645229 B2 JP 2645229B2 JP 7003400 A JP7003400 A JP 7003400A JP 340095 A JP340095 A JP 340095A JP 2645229 B2 JP2645229 B2 JP 2645229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enzyme solution
rice
tank
enzyme
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7003400A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08187053A (ja
Inventor
幸次 中島
学 下條
直子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Suisan Kaisha Ltd
Original Assignee
Toyo Suisan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Suisan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Suisan Kaisha Ltd
Priority to JP7003400A priority Critical patent/JP2645229B2/ja
Publication of JPH08187053A publication Critical patent/JPH08187053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2645229B2 publication Critical patent/JP2645229B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は精米した生米を米粒の蛋
白質を分解できる酵素液を使用して低蛋白化する米の低
蛋白化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、腎臓病で食事療法が必要な患者は
推定20万人で、毎年1万人程度増加していると言われ
ている。低蛋白質の米飯は、蛋白質の摂取を制限される
腎臓病患者用として社会的ニーズが高く、それに対応し
て精米した生米を米粒の蛋白質を分解できる酵素液を使
用して低蛋白化する装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の米の低蛋白
化装置は、酵素液の中に米を入れて撹拌装置で撹拌する
ので、酵素液を静置しておくより酵素反応が効果的に進
むという利点はあるが、酵素反応を行う過程で米粒同志
がぶつかり合う等の物理的作用が加わり、反応中に米が
砕けたり粉末状になるなどして、米粒の原形をとどめな
くなってしまう問題があった。
【0004】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は米粒の原形を崩さないで低
蛋白化することができる米の低蛋白化装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明による米の低蛋白化装置は、精米した生米
を米粒の蛋白質を分解できる酵素液を使用して低蛋白化
するものであって、酵素液を貯留可能な酵素反応槽と、
所定量の生米を収容し前記反応槽内に槽外へ取り出すこ
とができるように収納支持される通液可能な米筐と、前
記反応槽内に槽内支持の米筐が水没するレベルまで酵素
液を供給する給液手段と、前記反応槽内の酵素液を米筐
収容米が躍動しない程度の弱い水流で循環させる酵素液
循環手段と、前記反応槽内の酵素液を米筐収容米の酵素
反応後に排出させる酵素液排出口と、前記酵素液の排出
後に前記反応槽内に米筐収容米が躍動しないように洗浄
水を供給する洗浄水供給手段と、前記反応槽の下部に接
続され米筐収容米の洗浄の際に洗浄水を米筐水没レベル
まで溜めて該レベル位置から溢水させるサイフォン式の
オーバーフロー管とを具備する構成とした。
【0006】前記酵素液の給液手段は、酵素液タンク内
の酵素液をポンプアップして酵素反応槽内に直接供給す
るものであっても良いが、酵素反応後の酵素液(活性が
残っている)を有効に利用するためには、前記給液手段
を酵素粉末と水又は緩衝液を混合して酵素液を作る酵素
液タンクと、前記反応槽の酵素液排出口から排出される
酵素液を回収する酵素液回収タンクと、この酵素液回収
タンクと前記酵素液タンクとから供給される酵素液を混
合して酵素反応槽へ供給する混合槽とから構成すること
が望ましい。
【0007】また、酵素反応を促進させるためには、酵
素反応槽と酵素液タンクに酵素液を酵素反応し易い温度
に制御できる装置と、槽内酵素液を緩やかに撹拌させる
回転翼を内装することが望ましい。
【0008】
【作用】前記構成の低蛋白化装置によれば、酵素液を循
環させることにより酵素液を静置させているときよりも
反応性が高まる。また、反応槽内の酵素液を米筐収容米
が躍動しない程度の弱い水流で循環させることにより、
酵素液を循環させているにもかかわらず、米粒は静止し
たままの状態(水流により米が踊らない状態)になり、
米に対して物理的力があまりかからない。そのため、酵
素反応によって崩れ易くなった米粒でも原形をとどめる
ことができる。
【0009】更に、水による洗浄の際にも、オーバーフ
ロー管のサイフォンの作用によって槽内洗浄水の液面が
米筐水没レベルに保たれるので、酵素反応時と同様な効
果が得られる。また、酵素液を回収する酵素液回収タン
クを付設した場合には、酵素液の再利用が可能になり、
その分だけ酵素を節約することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1及び図2
に従い具体的に説明する。図中1は酵素液Pを貯留可能
な酵素反応槽、2は所定量の生米Aを収容して酵素反応
槽1内に収納支持される上下複数段(例えば上下3段)
の米筐で、この各段の米筐2は米粒が落下しない多数の
通液小孔(図示せず)を有するトレー又はかご形の形状
に構成され、槽内両側レール3に支持される車輪4を備
えている。
【0011】そして、この各段の米筐2は酵素反応槽1
の前壁開口部から槽内両側レール3に沿って車輪4のガ
イドのもとに挿入することにより酵素反応槽1内に収納
支持され、前記反応槽1の前壁開口部を液漏れしないよ
うに閉塞する開閉蓋5を槽内酵素液Pの排出後に図3の
如く開放して、槽外へ取り出すことができるように装備
されている。なお、前記反応槽1は1個の米筐2を出し
入れ自在にセットできるものであっても良い。
【0012】前記反応槽1の上部には、多数の散水孔を
有するシャワー生成パネル6で区画された空室7が設け
られ、この空室を介して酵素液P又は洗浄水Wが反応槽
1内に水撃作用の少ないシャワー水として供給されるよ
うになっている。
【0013】また、前記反応槽1の下部にはバルブd1
の付いたドレン排出管8と、反応槽1内の酵素液Pを米
筐収容米Aの酵素反応後に排出させる酵素液排出口9と
が設けられ、このドレン排出管8及び酵素液排出口9が
開口する槽底部と最下段の米筐2aとで区画される下部
液室10には槽内酵素液Pを酵素反応し易い温度(例え
ば40〜50度の温度)に加温保持させる電気ヒータ1
1と、槽内底部側の酵素液Pを緩やかに撹拌させる回転
翼12(図示省略のモータで回転駆動される)とが内装
されている。
【0014】13は前記反応槽1内の酵素液Pを米筐収
容米Aが躍動しない程度の弱い水流で循環させる酵素液
循環手段で、反応槽1の下部液室10と上部空室7を連
結するバルブV1の付いた循環配管路14に、槽内酵素
液Pを下方から上方へ循環させる循環ポンプ15を組込
んだ構成となっている。
【0015】20は前記反応槽1内に槽内支持の米筐2
が図1の如く水没するレベルLまで酵素液Pを供給する
給液手段で、本実施例の場合には酵素粉末(例えばペプ
チダーゼの粉末)と酢酸等のpH調整剤と水W′又は緩
衝液(酢酸と酢酸ナトリウムをモル濃度値が0.05M
程度、pH値が4程度になるように混合した液体)を所
定の比率で混合して酵素成分が1.0%位,pH値が4
程度の酵素液Pを作る酵素液タンク21と、反応槽1の
酵素液排出口9から排出される酵素液Pを回収する酵素
液回収タンク22と、この酵素液回収タンク22と前記
酵素液タンク21とから供給される酵素液Pを混合して
酵素反応槽1へ供給する混合槽23とから構成されてい
る。
【0016】前記酵素液タンク21はバルブd3の付い
たドレン排出管24と、酵素粉末とpH調整剤をタンク
内に投入する蓋開閉口25と、水W′又は緩衝液を前記
タンク21内に供給するバルブV5の付いた給水管26
とを有し、このタンク21内に作られた酵素液Pを吸出
ポンプ27の作動で吸い上げてバルブV4の付いた酵素
液供給管28を介して混合槽23に送給するようになっ
ている。
【0017】なお、この酵素液タンク21内には酵素液
Pを酵素反応し易い温度(例えば40〜50度の温度)
に加温保持させる電気ヒータ11aと、前記酵素液Pを
緩やかに撹拌させる回転翼12a(図示省略のモータで
回転駆動される)とが設けられている。このような回転
翼12aをタンク下部に設けると、酵素粉末とpH調整
剤を蓋開閉口25からタンク21内に入れ、所定量の水
W′又は緩衝液をバルブV5の開弁操作でタンク21内
に注入して、回転翼12aを回すことにより、酵素液P
を簡単且つ迅速に作ることができる。
【0018】前記酵素液回収タンク22は、バルブd2
の付いたドレン排出管29と、タンク上壁に開設された
通気孔30と、タンク内酵素液を酵素反応し易い温度
(例えば40〜50度の温度)に加温保持させる電気ヒ
ータ11bとを有し、このタンク22内に回収された酵
素液Pを吸出ポンプ31の作動で吸い上げて、バルブV
3の付いた酵素液供給管32を介して混合槽23に送給
するようになっている。
【0019】なお、酵素反応槽1の酵素液排出口9と酵
素液回収タンク22とを接続するバルブV2の付いた連
結配管路16には、酵素反応槽1内の酵素液Pを回収タ
ンク22に送る回収用ポンプ17が組込まれている。ま
た、前記混合槽23内にはモータ(図示せず)で回転駆
動される酵素液混合用の回転翼12bが設けられてい
る。このような回転翼12bを混合槽23内に設ける
と、酵素液タンク21と酵素液回収タンク22とから供
給される酵素液Pをすばやく混合して、バルブV6の付
いた接続管路18から酵素反応槽1へ供給することがで
きる。
【0020】37は反応槽1の下部液室10に接続され
槽内酵素液Pを排出回収させた後に前記反応槽1内に底
部側から洗浄予備水Waを米筐収容米Aが浮動しない程
度の弱い水流で米筐水没レベルLの位置まで供給する給
水管路、33は前記反応槽1内に洗浄予備水が米筐水没
レベルLに達する位置まで供給された後に前記反応槽1
内に上部から洗浄水Wを供給する洗浄水供給管路で、こ
の洗浄水供給管路33と前記給水管路37とにより洗浄
水供給手段が構成される。なお、この洗浄水供給管路3
3と前記給水管路37にはバルブV7,V9が設けら
れ、反応槽1内に洗浄予備水Waを米筐水没レベルLの
位置まで供給した後に洗浄水供給管路33のバルブV7
を開けて反応槽1の上部空室7に洗浄水Wを供給する
と、シャワー生成パネル6の散水孔から水撃作用の少な
いシャワー水として槽内貯留水(洗浄予備水)の液面上
に散水されるようになる。このため、酵素反応後の米筐
収容米Aが洗浄時に形崩れすることがなくなる。
【0021】34は反応槽1の下部液室10に接続され
米筐収容米Aの洗浄の際に洗浄水Wを米筐水没レベルL
の位置から溢水させるサイフォン式のオーバーフロー管
で、このオーバーフロー管34にもバルブV8が設けら
れている。
【0022】次に、本装置の操作手順について説明す
る。 (1)所定量の生米Aを収容した複数(実施例では上下
3段)の米筐2を酵素反応槽1内に図1の如く収納支持
させる。
【0023】(2)酵素液タンク21に酵素粉末とpH
調整剤と水W′又は緩衝液を所定の混合比率で入れ、回
転翼12aを回して酵素液Pを作る。 (3)バルブV4,V6を開け吸出ポンプ27を作動さ
せて、酵素液タンク21内の酵素液Pを酵素反応槽1内
に供給する。この時、酵素液Pはシャワー生成パネル6
の散水孔から水撃作用の少ないシャワー水として反応槽
1内に供給される。
【0024】(4)酵素反応槽1内に米筐2が水没する
レベルL(オーバーフロー管34による溢水位置)まで
酵素液Pが溜まったら、吸出ポンプ27を止めバルブV
4,V6を閉じる。
【0025】(5)酵素反応槽1の回転翼12を回し、
バルブV1を開け循環ポンプ15を作動させて、槽下部
液室10の酵素液Pを緩やかに撹拌しながら、槽内酵素
液Pを米筐収容米Aが躍動しない程度の弱い水流で循環
させて酵素反応を行う。この時、槽内酵素液Pは電気ヒ
ータ11によって酵素反応し易い45度位の温度に加温
保持されているので、槽内酵素液Pを3時間位循環させ
ることにより米粒の蛋白質を1/5位に下げる酵素反応
が終了する。
【0026】(6)米筐収容米Aの酵素反応終了後にバ
ルブV1を閉じ循環ポンプ15を止める。そして、バル
ブV2を開け回収用ポンプ17を作動させて、酵素反応
槽1内の酵素液Pを酵素液回収タンク22に移し、反応
槽1内が空になった段階でバルブV2を閉じ回収用ポン
プ17を止める。
【0027】なお、前記タンク22に回収した酵素液P
(活性が残っている)は、次の反応時にバルブV3を開
け、吸出ポンプ31を作動させて混合槽23に供給し、
酵素液タンク21から供給される新しい酵素液Pと混合
して再利用される。
【0028】(7)槽内酵素液Pの排出回収後に給水管
路37のバルブV9を開けて、洗浄予備水Waを米筐水
没レベルLに達する位置まで供給する。 (8)前記反応槽1内に洗浄予備水Waが米筐水没レベ
ルLの位置まで供給されたら前記バルブV9を閉じ、洗
浄水供給管路33のバルブV7とオーバーフロー管34
のバルブV8を開けて、洗浄水Wを反応槽1内に供給し
ながらオーバーフロー管34から排出することにより米
Aの洗浄を行う。この洗浄時間は2時間位であり、それ
によって米のpH値を4.5〜5.0位(米飯に好適な
pH値)にすることができる。
【0029】(9)米筐収容米Aの洗浄終了後に洗浄水
供給管路33のバルブV7とオーバーフロー管34のバ
ルブV8を閉じ、ドレン排出管8のバルブd1を開け
て、反応槽1内の残留洗浄水Wを全部排出する。
【0030】(10)この洗浄水排出後に米の入った米筐
2を槽前面の開閉蓋5を図3の如く開けて槽外に取出
す。図4は本発明の第2の実施例を示す。
【0031】この第2の実施例は、酵素反応槽1を上面
が開口する槽体1aと、この槽体の上面開口部を閉塞す
る着脱可能な蓋体1bとで構成し、槽体1a内の両側支
持部3aに支持される複数段の米筐2を蓋離脱の開口部
から入れ出しできるように構成した点、酵素液反応槽1
内に酵素液Pを供給する給液手段20が酵素液タンク2
1内の酵素液をポンプアップして酵素反応槽1に直接供
給するように構成されている点、酵素液供給管28の反
応槽接続部と洗浄水供給管路33の反応槽接続部に着脱
可能なシャワー口35,36を設けて、酵素液Pと洗浄
水Wが前記シャワー口32,33から酵素液反応槽1内
にシャワー水として供給されるように構成した点、前記
反応槽1の酵素液排出口9をドレン排出管8で兼用させ
て反応槽1内の酵素液Pをドレン排出管8から排出させ
るようにした点(反応槽1内の酵素液Pを酵素液回収タ
ンク22に回収しないで、一回ごとに使い捨てるように
した点)が前述した第1の実施例と相違している。その
他の構成と作用は、第1の実施例と同様であるから、こ
れと同一部分に同符号を付して詳細な説明は省略する。
【0032】
【発明の効果】本発明による米の低蛋白化装置は、特許
請求の範囲に記載の構成を要旨とするものであるから、
米粒の蛋白質を分解できる酵素液を酵素反応槽1に供給
し、槽内支持の米筐2が水没するレベルLまで溜めた状
態で、この槽内酵素液Pを米筐収容米Aが躍動しない程
度の弱い水流で循環させることにより、酵素液Pを循環
させているにもかかわらず、米粒は静止したままの状態
(水流により米が踊らない状態)になり、米に対して物
理的力があまりかからない。そのため、酵素反応によっ
て崩れ易くなった米粒でも原形をとどめることができ、
米粒の原形を崩さないで低蛋白化することが可能とな
る。
【0033】また、水による洗浄の際にも、オーバーフ
ロー管34のサイフォンの作用によって槽内洗浄水Wの
液面が米筐水没レベルLに保たれるので、酵素反応時と
同様な効果(米粒の原形を崩さないという効果)が得ら
れる。更に、酵素液を回収する酵素液回収タンク22を
付設した場合には、酵素液Pの再利用が可能になり、そ
の分だけ酵素を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による米の低蛋白化装置
を全体的に示した構成説明図。
【図2】本発明の低蛋白化装置に用いる酵素反応槽の中
央縦断面図。
【図3】前記酵素反応槽の横断側面図。
【図4】本発明の第2の実施例による米の低蛋白化装置
を全体的に示した構成説明図。
【符号の説明】
1…酵素反応槽、P…酵素液、2…米筐、A…米筐収容
米、6…シャワー生成パネル、8…ドレン排出管、9…
酵素液排出口、11(11a,11b)…電気ヒータ、
12(12a,12b)…回転翼、13…酵素液循環手
段、14…循環配管路、15…循環ポンプ、 17…酵
素液の回収用ポンプ、 20…酵素液の給液手段、 2
1…酵素液タンク、 22…酵素液回収タンク、23…
混合槽、27,31…酵素液吸出ポンプ、W…洗浄水、
Wa…洗浄予備水、33…洗浄水供給管路、34…オー
バーフロー管、35,36…シャワー口、37…洗浄予
備水の給水管路、V1〜V9…バルブ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米した生米を米粒の蛋白質を分解でき
    る酵素液を使用して低蛋白化する装置であって、酵素液
    を貯留可能な酵素反応槽と、所定量の生米を収容し前記
    反応槽内に槽外へ取り出すことができるように収納支持
    される通液可能な米筐と、前記反応槽内に槽内支持の米
    筐が水没するレベルまで酵素液を供給する給液手段と、
    前記反応槽内の酵素液を米筐収容米が躍動しない程度の
    弱い水流で循環させる酵素液循環手段と、前記反応槽内
    の酵素液を米筐収容米の酵素反応後に排出させる酵素液
    排出口と、前記酵素液の排出後に前記反応槽内に米筐収
    容米が躍動しないように洗浄水を供給する洗浄水供給手
    段と、前記反応槽の下部に接続され米筐収容米の洗浄の
    際に洗浄水を米筐水没レベルの位置から溢水させるサイ
    フォン式のオーバーフロー管とを具備してなる米の低蛋
    白化装置。
  2. 【請求項2】 前記酵素液の給液手段が酵素粉末と水又
    は緩衝液を混合して酵素液を作る酵素液タンクと、前記
    反応槽の酵素液排出口から排出される酵素液を回収する
    酵素液回収タンクと、この酵素液回収タンクと前記酵素
    液タンクとから供給される酵素液を混合して酵素反応槽
    へ供給する混合槽とから構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の米の低蛋白化装置。
  3. 【請求項3】 前記反応槽と前記酵素液タンクに酵素液
    を酵素反応し易い温度に制御できる加温装置と、前記酵
    素液を緩やかに撹拌させる回転翼とが内装されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の米の低蛋白化装置。米
    の低蛋白化装置。
JP7003400A 1995-01-12 1995-01-12 米の低蛋白化装置 Expired - Lifetime JP2645229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7003400A JP2645229B2 (ja) 1995-01-12 1995-01-12 米の低蛋白化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7003400A JP2645229B2 (ja) 1995-01-12 1995-01-12 米の低蛋白化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08187053A JPH08187053A (ja) 1996-07-23
JP2645229B2 true JP2645229B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=11556329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7003400A Expired - Lifetime JP2645229B2 (ja) 1995-01-12 1995-01-12 米の低蛋白化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2645229B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08187053A (ja) 1996-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2157112A (en) Machine for cleansing and treating
JP2645229B2 (ja) 米の低蛋白化装置
CN107960670A (zh) 一种蔬菜用循环冲洗装置
CN109009636A (zh) 护理机器设备
CN209583673U (zh) 一种粗对苯二甲酸二辛脂制备废水处理设备
KR101741005B1 (ko) 동물 사체 및 동물성 잔재물 처리 장치
CN207986848U (zh) 污水简易处理设备
CN214348274U (zh) 一种医疗消毒用活性炭清洗设备
CN104719991B (zh) 一种鱿鱼须酶法脱皮装置
CN220607195U (zh) 一种冷冻对虾解冻装置
CN108852600A (zh) 一种护理机
KR20010091622A (ko) 음식쓰레기의 처리장치
CN107523485A (zh) 一种具有过滤杀虫卵功能的种子罐
CN110216796A (zh) 一种高效的市政建筑用搅拌机
CN218679902U (zh) 一种水稻浸种用催芽水处理装置
CN214969520U (zh) 一种普外科用器械消毒装置
JP4350272B2 (ja) 穀物粒の液体含浸処理方法及び液体含浸処理装置
CN214275926U (zh) 一种暖通空调全自动定压补水装置
KR200197730Y1 (ko) 자흡식 이중 임펠라형 수중폭기장치
CN213881667U (zh) 大豆蛋白浆液熟化装置
CN208517179U (zh) 一种新型污水处理装置
CN214813366U (zh) 一种液体去毒灭菌装置
CN209219178U (zh) 一种便携式全自动阿胶糕熬制设备
CN215694707U (zh) 一种厨余垃圾粉碎机的清洗系统
CN211461257U (zh) 一种中药材保温润药装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502

Year of fee payment: 17

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term