JP2643239B2 - プラスチックコンタクトばね - Google Patents
プラスチックコンタクトばねInfo
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- JP2643239B2 JP2643239B2 JP4899188A JP4899188A JP2643239B2 JP 2643239 B2 JP2643239 B2 JP 2643239B2 JP 4899188 A JP4899188 A JP 4899188A JP 4899188 A JP4899188 A JP 4899188A JP 2643239 B2 JP2643239 B2 JP 2643239B2
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- Japan
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- plastic
- spring
- conductive
- contact spring
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチックコンタクトばねに関し、特に電
子装置を接続するコネクタ等に使用されるプラスチック
コンタクトばねに関する。
子装置を接続するコネクタ等に使用されるプラスチック
コンタクトばねに関する。
従来のコネクタにおいては、コンタクトばねを金属ば
ねで形成した後、全面金めっき、部分金めっき等を行な
って接点部を形成していた。
ねで形成した後、全面金めっき、部分金めっき等を行な
って接点部を形成していた。
上述したコネクタ等におけるコンタクトばねは、全面
金めっきの場合には簡単なめっき装置で済む反面金めっ
き費用が高額になり、また部分金めっきの場合には大型
なめっき装置を必要とするので、高額設備投資と大型め
っき装置運営管理上の費用がかさみ、いづれにしてもコ
ネクタを低価格で製造することができないという欠点が
ある。また、部分金めっきの場合は部分金めっきにする
ためのマスクの目づまりによる均一膜厚等の面で品質問
題を有するという欠点がある。
金めっきの場合には簡単なめっき装置で済む反面金めっ
き費用が高額になり、また部分金めっきの場合には大型
なめっき装置を必要とするので、高額設備投資と大型め
っき装置運営管理上の費用がかさみ、いづれにしてもコ
ネクタを低価格で製造することができないという欠点が
ある。また、部分金めっきの場合は部分金めっきにする
ためのマスクの目づまりによる均一膜厚等の面で品質問
題を有するという欠点がある。
本発明の目的は、かかる低価格化を実現し、且つ信頼
性を向上させるプラスチックコンタクトばねを提供する
ことにある。
性を向上させるプラスチックコンタクトばねを提供する
ことにある。
本発明のプラスチックコンタクトばねは、絶縁性プラ
スチックばねと、この絶縁性プラスチックばねに沿って
内蔵される導電性プラスチック導体路と、この導電性プ
ラスチック導体路の先端部に形成され且つ前記絶縁性プ
ラスチックばねの一部に露出した露出接点部を覆って形
成される貴金属めっき接点部と、前記導電性プラスチッ
ク導体路の他端部に前記絶縁性プラスチックばねから突
出して形成される導電性端子部と、前記絶縁性プラスチ
ックばねを支える絶縁性プラスチックハウジングとを含
んで構成される。
スチックばねと、この絶縁性プラスチックばねに沿って
内蔵される導電性プラスチック導体路と、この導電性プ
ラスチック導体路の先端部に形成され且つ前記絶縁性プ
ラスチックばねの一部に露出した露出接点部を覆って形
成される貴金属めっき接点部と、前記導電性プラスチッ
ク導体路の他端部に前記絶縁性プラスチックばねから突
出して形成される導電性端子部と、前記絶縁性プラスチ
ックばねを支える絶縁性プラスチックハウジングとを含
んで構成される。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を説明するためのプラスチ
ックコタクトばねの断面図である。
ックコタクトばねの断面図である。
第1図に示すように、本実施例のプラスチックコンタ
クトばね1は絶縁性プラスチックばね2と、この絶縁性
プラスチックばね2の内部に形成される導電性プラスチ
ック導体路3と、この導体路3の先端に形成され且つこ
の絶縁性プラスチックばね2の一部に露出するようにさ
れた導電性プラスチック露出接点部4と、導電性プラス
チック導体路3の他端に形成される導電性端部5と、絶
縁性プラスチックハウジング6と、複数個の導電性プラ
スチック導体路3を平行に支え切欠き部9を形成したゲ
ートを兼ねる導電性キャリア7と、露出接点部4の表面
を覆う貴金属めっき接点部8とを有している。
クトばね1は絶縁性プラスチックばね2と、この絶縁性
プラスチックばね2の内部に形成される導電性プラスチ
ック導体路3と、この導体路3の先端に形成され且つこ
の絶縁性プラスチックばね2の一部に露出するようにさ
れた導電性プラスチック露出接点部4と、導電性プラス
チック導体路3の他端に形成される導電性端部5と、絶
縁性プラスチックハウジング6と、複数個の導電性プラ
スチック導体路3を平行に支え切欠き部9を形成したゲ
ートを兼ねる導電性キャリア7と、露出接点部4の表面
を覆う貴金属めっき接点部8とを有している。
かかる構成のプラスチックコンタクトばね1の導電性
端子部5はプリント板スルーホールあるいはパッド等に
はんだ付けあるいはプレスフィット等により接続され、
また貴金属めっき接点部8はプリント基板の接栓部ある
いは雄コンタクト等と接触する。前述したように、弾性
体であるプラスチックコンタクトばね1はハウジング6
から少なくともひとつ以上形成され、その内部に形成さ
れる導体路3は導電性プラスチックのゲートを兼ねた導
電性キャリアと導電性プラスチック露出接点部4とを電
気的に導通させている。この導電性キャリアは貴金属め
っきを接点部8に施すまでは隣接するプラスチックコン
タクトばね1の導電性端子部5と電気的および物理的に
も継がっている。
端子部5はプリント板スルーホールあるいはパッド等に
はんだ付けあるいはプレスフィット等により接続され、
また貴金属めっき接点部8はプリント基板の接栓部ある
いは雄コンタクト等と接触する。前述したように、弾性
体であるプラスチックコンタクトばね1はハウジング6
から少なくともひとつ以上形成され、その内部に形成さ
れる導体路3は導電性プラスチックのゲートを兼ねた導
電性キャリアと導電性プラスチック露出接点部4とを電
気的に導通させている。この導電性キャリアは貴金属め
っきを接点部8に施すまでは隣接するプラスチックコン
タクトばね1の導電性端子部5と電気的および物理的に
も継がっている。
第2図は第1図に示すプラスチックコンタクトばねの
斜視図である。
斜視図である。
第2図に示すように、コンタクトばね1の貴金属めっ
き接点部8は絶縁性プラスチック2から部分的に露出し
ており、また導電性キャリア7は未だ継がった状態を示
す。
き接点部8は絶縁性プラスチック2から部分的に露出し
ており、また導電性キャリア7は未だ継がった状態を示
す。
第3図は第1図に示すプラスチックコンタクトばねの
めっき時の状態図である。
めっき時の状態図である。
第3図に示すように、矢印は金めっき液10とキャリア
間の電流の流れを示している。接点部8に対する貴金属
めっきが終了すると、キャリア7の一部に設けた切欠き
部9で(第1図参照)でキャリア7を導電性端子部5か
ら切離す。これにより、個々の端子部5,5′,5″…間の
電気的接続も分断される。
間の電流の流れを示している。接点部8に対する貴金属
めっきが終了すると、キャリア7の一部に設けた切欠き
部9で(第1図参照)でキャリア7を導電性端子部5か
ら切離す。これにより、個々の端子部5,5′,5″…間の
電気的接続も分断される。
尚、上述の実施例におけるプラスチックコンタクトば
ねはコネクタあるいはスイッチ等の使用可能であり、ま
たキャリア部の出し方は端子部からのみではなく導体路
の中間部からとりだすことも可能である。更に、プラス
チックコンタクトばねの弾性は絶縁性プラスチックと導
電性プラスチックの合成力があるいは各々単独の場合で
もよい。
ねはコネクタあるいはスイッチ等の使用可能であり、ま
たキャリア部の出し方は端子部からのみではなく導体路
の中間部からとりだすことも可能である。更に、プラス
チックコンタクトばねの弾性は絶縁性プラスチックと導
電性プラスチックの合成力があるいは各々単独の場合で
もよい。
以上説明したように、本発明のプラスチックコンタク
トばねは連続的に成形でき且つ接点部をスポット的に金
めっき可能となるので、高信頼度および低価格化を実現
することができるという効果がある。
トばねは連続的に成形でき且つ接点部をスポット的に金
めっき可能となるので、高信頼度および低価格化を実現
することができるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を説明するためのプラスチッ
クコンタクトばねの断面図、第2図は第1図に示すプラ
スチックコンタクトばねの斜視図、第3図は第1図に示
すプラスチックコンタクトばねのめっき時の状態図であ
る。 1……プラスチックコンタクトばね、2……絶縁性プラ
スチックばね、3……導電性プラスチック導体路、4…
…導電性プラスチック露出接点部、5……導電性端子
部、6……絶縁性プラスチックハウジング、7……導電
性キャリア、8……貴金属めっき接点部、9……切欠き
部、10……金めっき液。
クコンタクトばねの断面図、第2図は第1図に示すプラ
スチックコンタクトばねの斜視図、第3図は第1図に示
すプラスチックコンタクトばねのめっき時の状態図であ
る。 1……プラスチックコンタクトばね、2……絶縁性プラ
スチックばね、3……導電性プラスチック導体路、4…
…導電性プラスチック露出接点部、5……導電性端子
部、6……絶縁性プラスチックハウジング、7……導電
性キャリア、8……貴金属めっき接点部、9……切欠き
部、10……金めっき液。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁性プラスチックばねと、この絶縁性プ
ラスチックばねに沿って内蔵される導電性プラスチック
導体路と、この導電性プラスチック導体路の先端部に形
成され且つ前記絶縁性プラスチックばねの一部に露出し
た露出接点部を覆って形成される貴金属めっき接点部
と、前記導電性プラスチック導体路の他端部に前記絶縁
性プラスチックばねから突出して形成される導電性端子
部と、前記絶縁性プラスチックばねを支える絶縁性プラ
スチックハウジングとを含むことを特徴とするプラスチ
ックコンタクトばね。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4899188A JP2643239B2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | プラスチックコンタクトばね |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4899188A JP2643239B2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | プラスチックコンタクトばね |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01225075A JPH01225075A (ja) | 1989-09-07 |
JP2643239B2 true JP2643239B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12818690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4899188A Expired - Fee Related JP2643239B2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | プラスチックコンタクトばね |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643239B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748386B2 (ja) * | 1990-07-24 | 1995-05-24 | 山一電機工業株式会社 | コンタクト |
US5299939A (en) * | 1992-03-05 | 1994-04-05 | International Business Machines Corporation | Spring array connector |
GB2402976B (en) * | 2003-06-05 | 2006-09-27 | Intec Power Systems Ltd | Generator |
JP5851186B2 (ja) * | 2011-10-04 | 2016-02-03 | 日本圧着端子製造株式会社 | コンタクトおよび電気コネクタ |
JP2013080623A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Jst Mfg Co Ltd | コンタクトおよび電気コネクタ |
CN102544820A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-07-04 | 得意精密电子(苏州)有限公司 | 导电端子 |
-
1988
- 1988-03-01 JP JP4899188A patent/JP2643239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01225075A (ja) | 1989-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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