JP2642261B2 - 画素補間回路および応用装置 - Google Patents

画素補間回路および応用装置

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JP2642261B2
JP2642261B2 JP3228934A JP22893491A JP2642261B2 JP 2642261 B2 JP2642261 B2 JP 2642261B2 JP 3228934 A JP3228934 A JP 3228934A JP 22893491 A JP22893491 A JP 22893491A JP 2642261 B2 JP2642261 B2 JP 2642261B2
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和弘 千葉
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芳枝 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像もしくは画像関連
機器の信号処理に係わり、中でも欠落した画素を補間す
る画素補間回路とその応用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は、例えば特開平2−13168
9号公報に示された従来の補間回路を示す図である。図
において、11は入力画像データを1ライン遅延する遅
延回路、100は補間データ生成回路、101はローパ
スフィルタ(以下、LPFと記す)、102,103,
105,107,108,109,110,117,1
18,119および120はレジスタ、104,10
6,111,112および113は加算器、114,1
15および116は1/2倍の乗算器、121,122
および123は減算器、124,125および126は
絶対値回路、127は最小値判定回路、128は選択回
路、129は相関判定回路である。
【0003】次に動作について説明する。入力画像デー
タPiは、1ライン遅延回路11で1ライン遅延され
る。入力画像データと1ライン遅延されたデータは、L
PF101aとLPF101bおよび補間データ生成回
路100に入力される。補間データ生成回路100で
は、レジスタ107,108,109および110と加
算器111,112および113と乗算器114,11
5および116によって、補間画素に対して上下および
斜め方向の各々3方向の加算平均値を補間データとして
算出する。
【0004】一方、LPF101aおよび101bで
は、それぞれの入力画像データの水平低域成分を抽出し
て相関判定回路129に出力する。相関判定回路129
では、レジスタ117,118,119および120と
減算器121,122および123と絶対値回路12
4,125および126によって補間画素を中心とした
上下方向および斜め方向の差分絶対値を算出する。算出
した差分絶対値は最小値判定回路127に入力されて最
小値の判定を実施する。この時、最小となった方向が最
も相関の大きな方向となり、選択回路128によって補
間データ生成回路100の3出力から最も相関の大きな
方向の補間データを出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画素補間回路は
以上のように構成されているので、帯域の低い画像で
は、上下および斜め方向における相関の差が小さく、充
分効果のある補間結果を得ることができないなどの問題
点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、帯域の低い画像であっても充分
に効果のある画素補間回路および応用装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項第1項に記載した
画素補間回路は、所定の標本化周波数で量子化されたデ
ジタル画像データから補間に必要な1画素おきの参照画
素を抽出するとともに、抽出した参照画素から相関を調
べるために必要な閾値を算出し、閾値と参照画素とを比
較して2値化を行なう。その2値化した結果と抽出した
画素データの組合せに応じて補間方向を定める補間テー
ブル(パターンテーブル)を参照して補間方向を決定
し、補間方向にある参照画素の加算平均を補間結果とし
て出力するようにしたものである。
【0008】請求項第2項に記載した画素補間回路は、
所定の標本化周波数で量子化されたデジタル画像データ
から画像の一部を抽出するとともに、入力画像の特性に
応じて抽出した画素から補間に適した参照画素を選択す
る。選択された参照画素から相関を調べるために必要な
閾値を算出し、閾値と参照画素とを比較して2値化を行
なう。その2値化した結果と抽出した画素データの組合
せに応じて補間方向を定めるパターンテーブルを参照し
て補間方向を決定して、補間方向にある参照画素の加算
平均を補間結果とするようにしたものである。
【0009】請求項第項に記載した画像伝送装置は、
誤り訂正符号によって検出した受信画像データの誤りの
中で、訂正不可能な誤り画素データを請求項第1項また
は請求項第2項に記載の画素補間回路により修正するよ
うに構成したものである。
【0010】請求項第項に記載した画素修正装置は、
CCDイメージセンサの出力映像信号を量子化して、請
求項第1項または請求項第2項に記載の画素補間回路に
入力して補間データを算出し、その補間データとCCD
からのデータを比較してCCDの不良を検出し、CCD
が不良の場合は、補間データに置き換える構成としたも
のである。
【0011】請求項第項に記載したドロップアウト修
正装置は、VTRを再生した映像信号を所定の標本化周
波数で量子化し、請求項第1項または請求項第2項に記
載の画素補間回路に入力して補間データを算出するとと
もに、VTR再生時のドロップアウトを検出した場合、
ドロップアウトによって欠落した画素を、画素補間回路
によって算出した補間データに置き換えて修正するよう
にしたものである。
【0012】
【作用】請求項第1項に記載した画素の補間は、1画素
おきの参照画素データを用いて適応的に補間を行なうこ
とによって、帯域の低い画像であっても良好な補間結果
を得ることができるとともに、認識し安い周波数におい
て良好な補間結果を得られる。補間方向の判定の際に
は、画像データを2値化した結果とパターンテーブルが
参照される。2値化によってデジタル的な分類が可能と
なるため、パターンテーブルを有効に活用することがで
きる。パターンテーブルは抽出した画素データの組合せ
に応じて補間方向を予め保持している。
【0013】請求項第2項に記載した画素の補間は、入
力画像データの特性によって参照画素を選択できるよう
に構成したので、帯域の低い画像と高い画像の両方にお
いて良好な補間結果を得られる。
【0014】請求項第項に記載した画像の伝送は、検
出されたデータ誤りの中で誤り訂正符号による訂正が不
可能なデータを補間データで置き換える構成にしたの
で、欠落の無い画像の伝送ができる。
【0015】請求項第項に記載した画素の修正は、C
CDイメージセンサの不良による欠落画素を補間するよ
うに構成したので、イメージセンサに発生した不良画素
を訂正して良好な出力画像が得られるとともに、CCD
イメージセンサの歩留まりの向上が期待できる。
【0016】請求項第項に記載したドロップアウトの
補正は、ドロップアウトの発生時に補間データで置き換
える構成としたので、ドロップアウトによる画像の影響
を最低限に抑えることができる。
【0017】
【実施例】実施例1. 以下、本発明の実施例を図について説明する。図1は請
求項第1項記載の画素補間回路の一実施例を示す図であ
る。図において、1は入力画像データを所定の時間遅延
させる遅延回路、2は画像の相関を判定する相関判定
器、3は閾値算出回路、4は2値化回路、5は補間方向
判定回路、6は補間演算器、7は選択回路、8は加算
器、9は乗算器であり、Piは入力画像データ、a,
c,e,f,h,jは遅延回路1によって抽出された補
間に必要な参照画素データ、SHは閾値、l,m,n,
x,y,zは抽出した画素を2値化した結果、ISは補
間方向選択データ、PUおよびPDは補間のために選択
されたデータ、Poは補間結果を示す。
【0018】図2は遅延回路1の詳細な一実施例を示す
図である。図において、10は1画素の遅延素子で構成
したレジスタ、11は1ラインの遅延回路である。
【0019】図3は閾値算出回路3の詳細な一実施例を
示す図である。図において、12は最大値検出回路、1
3は最小値検出回路、14は加算器、15は1/2倍の
乗算器である。
【0020】図4は2値化回路4の詳細な一実施例を示
す図である。図において、16は比較器である。
【0021】図5は補間方向判定回路の一実施例を示す
図である。図において、17は補間テーブルである。
【0022】図6は選択回路7の詳細な一実施例を示す
図である。図において、18はセレクタである。
【0023】次に、動作について説明する。所定の標本
化周波数で量子化された2次元の画像データPiは、遅
延回路1に入力される。画像データPiは、図2に示す
レジスタ10と1ラインの遅延回路11によって所定時
間遅延されて、参照画素a,c,e,f,h,jが抽出
される。図9に、着目画素Poと参照画素の関係を示
す。○はサンプル画素を示し、×は補間画素を示す。遅
延回路1で抽出された参照画素は、閾値算出回路3と2
値化回路4および選択回路7に入力される。閾値算出回
路3は、最大値検出回路12によって参照画素a,c,
e,f,h,jの最大値を検出し、最小値検出回路13
によって参照画素の最小値を検出する。検出された最大
値のデータと最小値のデータは、加算器14で加算され
た後、乗算器15で1/2倍されて閾値データSHとし
て2値化回路4に出力される。2値化回路4では、閾値
SHと参照画素の比較を比較器16で行い、参照画素≧
閾値の関係が満たされる時、1を出力する。例えば、図
4の比較器16aは、閾値SHと参照画素aの比較を行
ない、比較結果lを出力する。a≧SHの時、l=1
で、a<SHの時、l=0である。比較器16bから1
6fについても同様である。2値化した結果l,m,
n,x,y,zは補間方向判定回路5における補間テー
ブル17のアドレスとして入力され、補間方向選択デー
タISが出力される。選択回路7のセレクタ18aおよ
び18bは、補間方向選択データISによって、垂直補
間、右斜め補間、左斜め補間のいずれかを選択する。垂
直補間の場合は、セレクタ18aおよび18bの端子B
に入力された参照画素cとhが選択され、加算器8で加
算された後、乗算器9で1/2倍されて補間結果Poと
して出力される。また、右斜め補間の時は、端子Cに入
力されたeとfが選択され、左斜め補間の時は、端子A
に入力されたaとjが選択される。この時の補間方向と
2値化結果l,m,n,x,y,zの関係を図10の補
間テーブルに示す。○は2値化結果の0を示し、●は2
値化結果の1を示す。xyzの組合せを左からu0,u
1,u2,u3,u4,u5,u6,u7、lmnの組
合せを上からd0,d1,d2,d3,d4,d5,d
6,d7とすると、例えば、図10においてxyzがu
0でlmnがd0のときは垂直補間を示し、u7−d6
のときは右斜め補間、u1−d7のときは左斜め補間を
示している。このように本発明の判定にパターンテーブ
ルを用いるため、参照する6画素について、26 =64
通りの全ケースに対して判定方向が決まる。これは6個
の参照画素に対し、縦横斜め等すべての方向を判定の対
象に含めることを意味する。最適化されたパターンテー
ブルを参照するだけですべての組合せを考慮した結果が
得られるため、回路規模も小さく、判定結果も良好とな
る。
【0024】図7は閾値算出回路3の他の実施例を示す
図である。図において、19は加算器、20は1/6倍
の乗算器である。
【0025】次に、動作について説明する。遅延回路1
によって抽出された参照画素a,c,e,f,h,jは
加算器19によって加算され、乗算器20で1/6倍さ
れる。このように図7の閾値算出回路3は閾値データS
Hとして、SH=(a+c+e+f+h+j)/6を出
力する。その他の動作については、上記実施例と同様で
あり省略する。
【0026】図8は補間方向判定回路5の他の実施例を
示す図である。図において、21と22はデコーダ、2
3は選択信号発生回路である。
【0027】次に、動作について説明する。2値化回路
4の出力lmnとxyzをデコーダ21と22でデコー
ドする。選択信号発生回路23は、それぞれのデコード
結果の組合せによって、図10に示した補間テーブルに
基づいた補間選択信号ISを発生して、選択回路7に出
力する。その他の動作については、上記実施例と同様で
あり省略する。
【0028】実施例2. 図11は請求項第2項に記載した画素補間回路の一実施
例を示した図である。図において、24は選択回路、S
iは選択回路24の選択信号である。
【0029】図12は実施例2における遅延回路1の詳
細な一実施例を示す図である。図において、10はレジ
スタ、11は1ラインの遅延回路、a,b,c,d,
e,f,g,h,i,jは、抽出された画素データであ
る。
【0030】次に、動作について説明する。量子化され
た2次元の入力画像データPiは遅延回路1に入力され
る。遅延回路1は、入力画像データPiを図12に示す
レジスタ10と1ラインの遅延回路11によって所定時
間遅延して、画素データa,b,c,d,e,f,g,
h,i,jを抽出する。図9に着目画素Poと抽出画素
の関係を示す。○はサンプル画素を示し、×は補間画素
を示す。遅延回路1で抽出された画素データは、選択回
路24に入力される。選択回路24は、入力画像データ
の帯域が低い場合は、実施例1と同様にa,c,e,
f,h,jを選択し、参照画素s1,s2,s3,s
4,s5,s6として出力する。また、入力画像データ
の帯域が高い場合は、b,c,d,g,h,iを選択す
る。その他の動作については、実施例1と同様であり省
略する。
【0031】ここで帯域が低い場合と高い場合の例とし
て、テレビ放送画像とスキャナ分解画像の区分やテレビ
放送画像における人物のクローズアップ画像と風景画像
の区分などがある。
【0032】実施例3.13は請求項第項に記載した画像伝送装置の一実施
例を示した図である。図において、31は送信画像デー
タIMGiを符号化する符号化器、32は符号化したデ
ータを変調する変調器、33は変調信号の伝送路、34
は伝送された信号を復調する復調器、35は符号化器3
1によって符号化されたデータを復号する復号器、36
は実施例1または実施例2の画素補間回路、37は選択
回路、IMGoは受信画像データである。
【0033】次に、動作について説明する。送信画像デ
ータIMGiは符号化器31で符号化され、変調器53
で変調して送信される。送信されたデータは、復調器3
4で復調されて復号器35に出力される。復号器35で
は、入力されたデータを復号すると同時に誤りの検出と
訂正が行なわれ、復号した画像データPiが出力され
る。画像データPiは画素補間回路36に入力されて補
間結果Poが出力される。選択回路37には、補間前の
画像データPiと補間結果Poが入力され、復号器35
の制御信号によって検出された受信データの誤りの中
で、訂正できなかった誤りデータを補間データPoに置
き換えて受信画像データIMGoとする。図16および
17は送信画像データIMGiの一部を示す図であ
る。図において、○はサンプル画素を示し、×は訂正で
きなかった誤り画素データを示す。図16は訂正不可能
な誤り画素データの無い状態を示し、図17のnライン
のm−1とmおよびm+1画素が訂正不可能な誤り画素
データを示している。図17の誤り画素データを補間デ
ータPoに置き換えて受信画像データIMGoとする。
【0034】実施例4.14は請求項第項に記載した画素修正装置の一実施
例を示す図である。図において、40はカメラのレン
ズ、41はCCDイメージセンサ、42はCCDイメー
ジセンサ41の出力に対してノイズ除去や同期信号の付
加等を行なう映像信号処理回路、43はCCDイメージ
センサの駆動回路、44は同期発生回路、45は映像信
号を量子化するA/D変換器、46は減算器、47は絶
対値回路、48は比較器、49は選択回路、50はD/
A変換器、51はモニタ、36は実施例1または実施例
2の画素補間回路である。
【0035】次に、動作について説明する。レンズ40
によって結像した画像は、CCDイメージセンサによっ
て光電変換され、センサ駆動回路43によって所定の順
序で出力される。CCDイメージセンサの出力は映像信
号処理回路42とA/D変換器45を経て、量子化され
た画像データPiとなる。Piは実施例1または実施例
2に示した画素補間回路36に入力されて、補間データ
Poが出力される。画像データPiと補間データPo
は、減算器46と絶対値回路47によって差分絶対値が
とられる。この差分絶対値と外部から設定された閾値S
が比較器48で比較される。差分絶対値が閾値Sより大
きいとき、CCDイメージセンサ41の画素の不良と判
定し、選択回路49によって不良画素のデータPiを補
間データPoに置き換える。図16および図17は、量
子化された画像データPiの一部を示す図である。図に
おいて、○はサンプル画素を示し、×はCCDイメージ
センサの画素の不良による不良画素データを示す。図
は不良画素の無い状態で、図17のラインのm−1と
mおよびm+1画素が不良画素データである。図17
不良画素データを補間画素データPoに置き換えて修正
した画像データとする。修正した画像データは、D/A
変換器50でアナログ信号に変換され、モニタ51に出
力される。
【0036】実施例5.15は請求項第項に記載したドロップアウト修正装
置の一実施例を示す図である。図において、60はビデ
オテープ、61はヘッド、62は再生アンプ、63はカ
ラー系の信号処理回路、64はFM復調器、65はドロ
ップアウト検出器、66は映像信号処理回路、67はA
/D変換器、36は実施例1または実施例2に示した画
素補間回路、68は選択回路、69はD/A変換器であ
る。
【0037】次に、動作について説明する。ビデオテー
プ60に記録されているFM変調された映像信号は、ヘ
ッド61で再生されて再生アンプ62で増幅される。増
幅された信号はカラー系の信号処理と輝度系の信号処理
に分かれる。カラー系の信号処理は、カラー系信号処理
回路63で処理される。一方、輝度系の信号処理は、増
幅された信号をFM復調器64で復調し映像信号処理回
路66で帯域制限やディエンファシス等の信号処理が施
される。映像信号処理回路66の出力はA/D変換器6
7で量子化され画像データPiとなる。画像データPi
は、画素補間回路36で処理されて補間データPoが選
択回路68に出力される。選択回路68は、ドロップア
ウト検出器65の制御によって、ドロップアウトの発生
したラインのデータを補間データPoに置き換えてD/
A変換器69に出力する。図16と図18は再生された
画像データPiの一部を示す図である。図において、○
はサンプル画素を示し、×はドロップアウトによる不良
画素データを示す。図16はドロップアウトの発生しな
かった状態を示し、図18はnラインにおいてドロップ
アウトが発生した状態を示している。選択回路68はn
ラインを補間データPoに置き換えてD/A変換器69
に出力する。D/A変換器69は、ドロップアウト修正
を施した画像データのD/A変換を行い、ドロップアウ
トの無い輝度信号Yを出力する。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項第1項および請求
項第2項の発明によれば、補間参照画素を一画素おきに
して適応的に補間するように構成したので、帯域の低い
画像データに対しても良好な補間結果が得られる。この
とき補間方向の判定にパターンテーブルを用いるため、
参照すべき画素に対し、縦横斜め等すべての方向を判定
の対象に含めることができ、回路規模も小さく、判定結
果も良好となる。
【0039】た、請求項第項と請求項第項および
請求項第項の発明によれば、画像データに発生した不
良画素を適応的な画素補間で修正するように構成したの
で、輪郭部分などにおいても良好な修正結果が得られ
る。
【0040】また、請求項第項と請求項第項および
請求項第項の発明によれば、画像データに発生した不
良画素を適応的な画素補間で修正するように構成したの
で、輪郭部分などにおいても良好な修正結果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における請求項第1項記載の画素補間回
路の構成図である。
【図2】図1における遅延回路1の詳細な実施例を示す
図である。
【図3】図1および図11における閾値算出回路3の詳
細な実施例を示す図である。
【図4】図1および図11における2値化回路4の詳細
な実施例を示す図である。
【図5】図1および図11における補間方向判定回路5
の実施例を示す図である。
【図6】図1および図11における選択回路7実施例を
示す図である。
【図7】図1および図11における閾値算出回路3の実
施例を示す図である。
【図8】図1および図11における補間方向判定回路5
の実施例を示す図である。
【図9】量子化された2次元の画像データの一部を示す
図である。
【図10】請求項第1項および請求項第2項記載の画素
補間回路における補間テーブルの一実施例を示す図であ
る。
【図11】本発明における請求項第2項記載の画素補間
回路の構成図である。
【図12】図11における遅延回路1の詳細な実施例を
示す図である。
【図13】請求項第3項記載の画像伝送装置の構成図で
ある
【図14】請求項第4項記載の画素修正装置の構成図で
ある
【図15】請求項第5項記載のドロップアウト修正装置
の構成図である
【図16】量子化された2次元の画像データの一部を示
す図である
【図17】不良画素を含む2次元の画像データの一部を
示す図である
【図18】不良画素を含む2次元の画像データの一部を
示す図である
【図19】従来の実施例における画素補間回路の構成図
である
【符号の説明】 遅延回路 3 閾値算出回路 4 2値化回路 5 補間方向判定回路 6 補間演算器24、37、49、68 選択回路 35 ECCデコーダ(復号器) 36 画素補間回路 45、67 A/D変換器 46 減算器 47 絶対値回路 48 比較器 65 ドロップアウト検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 芳枝 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (72)発明者 稲村 守 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 平2−213289(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 量子化された画像データから補間画素値
    を算出する回路であって、 2次元の入力画像データの一部を一画素おきに抽出する
    手段と、 抽出された画素データから閾値を求める手段と、求められた閾値によって前記 抽出された画素データを2
    値化する手段と、2値化され た画素データの組合せに応じて補間方向を定
    めるパターンテーブルを参照して補間方向を判定する手
    段と、 判定された補間方向にある画素データを選択する手段
    と、 選択された画素データから補間データを算出する手段
    と、 を備えたことを特徴とする画素補間回路。
  2. 【請求項2】 量子化された画像データから補間画素値
    を算出する回路であって、 2次元の入力画像データの一部を抽出する手段と、 抽出された画素データから、入力画像の特性に応じて補
    間に利用するための画素データを選択する手段と、 選択された画素データから閾値を求める手段と、求められた閾値によって 前記選択された画素データを2
    値化する手段と、2値化され た画素データの組合せに応じて補間方向を定
    めるパターンテーブルを参照して補間方向を判定する手
    段と、 判定された補間方向にある画素データを選択する手段
    と、 選択された画素データから補間データを算出する手段
    と、 を備えたことを特徴とする画素補間回路。
  3. 【請求項3】 量子化された画像データに誤り訂正符号
    を付加して伝送する装置の受信装置であって、受信デー
    タの誤りを検出、訂正する手段と、訂正できない受信デ
    ータの誤りを請求項第1項又は請求項第2項に記載した
    画素補間回路の補間データに置き換える手段とを備えた
    ことを特徴とする画像伝送装置。
  4. 【請求項4】 CCDイメージセンサの不良画素を修正
    する装置であって、CCDイメージセンサの出力映像信
    号を量子化する手段と、量子化された画像データから補
    間データを求める請求項第1項又は請求項第2項に記載
    した画素補間回路と、欠陥画素を特定する手段と、CC
    Dイメージセンサの特定した欠陥画素を補間画素に置き
    換える手段とを備えたことを特徴とする画素修正装置。
  5. 【請求項5】 VTR再生時のドロップアウトを修正す
    る装置であって、VTR再生時のドロップアウトを検出
    する手段と、VTRの再生映像信号を量子化する手段
    と、量子化した画像データから補間データを求める請求
    項第1項又は請求項第2項に記載した画素補間回路と、
    ドロップアウトを起こした画素を補間データに置き換え
    る手段とを備えたことを特徴とするドロップアウト修正
    装置。
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