JP2641336B2 - 統合交換システム - Google Patents

統合交換システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線パケット端末とI
SDNパケット端末との相互通信を実現する交換システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDN回線交換機能とパケット
交換機能とを統合した交換システムとしては、図4に示
されたものが提案されている。図4において、31は回
線交換方式でスイッチングする時分割スイッチ(TS
W)、32はパケットのプロトコル処理を行うパケット
処理装置(PHM)、33はPHM32及び端末収容装
置(SLIC)38とTSW31を時分割多重により接
続する時分割多重ハイウェイ(THW)、34はパケッ
トスイッチ(PSW)35とPHM32及びパケットハ
イウェイ制御装置(PHC)36間を接続するパケット
ハイウェイ(PHW)、35はPHM32とSLIC3
8間でパケット情報を転送するパケットスイッチ(PS
W)、36はSLIC38からのパケット転送要求を基
にパケットハイウェイの状態を監視することによりパケ
ットをPSW35に転送するパケットハイウェイ制御装
置(PHC)、37はIインタフェースによる端末(T
ML)、38はIインタフェースにより端末を収容する
端末収容装置(SLIC)、39は交換制御処理装置
(SCM)40と他装置を接続する交換制御処理装置バ
ス(SCM−BUS)、40は呼制御信号を基に交換制
御を行う交換制御処理装置(SCM)、41はSLIC
38及びPHM32からの呼制御信号を伝送する制御バ
ス(S−BUS)である。
【0003】図5は前記交換システムにおけるBチャネ
ルパケットの接続シーケンスの説明図である。まず、端
末37−1からのSET UPメッセージをSLIC3
8−1で受信すると、SLIC38−1はSCM40に
S−BUS41及びSCM−BUS39を介して呼設定
要求を行い、SCM40ではこれを受け付けると、SL
IC38−1に呼設定受付確認を返送し、SLIC38
−1ではこれを受けて端末37−1にCALL PRO
Cを返送する。
【0004】SCM40では呼設定受付確認を返送後、
発信者確認、及び、システム内の使用可能な入り側PH
M32を選択し、その入り側PHM32に呼設定要求を
行い、PHM32はパケット呼の受付が可能ならばSC
M40に呼設定確認を返送し、SCM40ではこれを受
けてTSW31上にSLIC38−1とPHM32間の
パスを接続し、呼接続指示をSLIC38−1に送信
し、SLIC38−1からCONNを端末37−1に送
り、端末37−1がこれを確認しCONN ACKを返
送してくるとSLIC38−1はSCM40に呼接続確
認を送り、パケット呼の受付準備が整う。
【0005】端末37−1からのCR(発呼要求)パケ
ットはTSW31を介してPHM32でプロトコル処理
し、PHM32はCRパケットを保持したままSCM4
0に着呼通知を行う。SCM40ではこれを受けて着番
号翻訳、方路選択を行い、出側のSLIC38−2に呼
設定要求を行い、SLIC38−2ではこれを受けてS
ET UPを端末37−2に送信する。端末37−2は
これを受け付け、応答チャネルを決定するとCONNを
送信する。
【0006】SLIC38−2ではCONNを受け付け
ると、呼設定確認をSCM40に送信する。SCM40
ではこれを受け付けると、応答チャネルが処理可能な出
側PHM32を選択し(この例では入出とも同一のPH
Mの場合を示す)、TSW31上にSLIC38−2と
PHM32間のパスを接続し、SLIC38−2に呼接
続確認を送信し、SLIC38−2ではこれを受けて端
末37−2にCONNACKを送信する。
【0007】SCM40では次に出側のPHM32に呼
設定要求を行い、PHM32ではパケット呼の受け付け
準備を行い、呼設定確認をSCM40に返送し、SCM
40ではこれを受けて入り側のPHM32に確認応答を
送信する。入り側PHM32ではこれを受けて保持して
いたCRパケットをPSW35を介して出側PHM32
に送り、出側PHM32ではこのCRパケットをCN
(着呼通知)パケットに編集し、TSW31、SLIC
38−2を介して端末37−2に送信する。
【0008】次に、端末37−2が返送したCA(着呼
応答)パケットはすでに設定されたパス、すなわち、S
LIC38−2、TSW31を介して出側PHM32で
受け付け、PSW35を介して入り側PHM32に送り
入り側PHM32でCC(発呼受付)パケットに編集し
TSW31、SLIC38−1を介して端末37−1に
返送し、パケット呼の接続を完了し、その後パケットデ
ータの転送が可能となる。
【0009】図6は前記交換システムにおけるDチャネ
ルパケットの接続シーケンスの説明図である。まず、端
末37−1よりSABMEフレームをSLIC38−1
で受信すると、SLIC38−1はSCM40にS−B
US41及びSCM−BUS39を介してデータリンク
設定要求を行い、SCM40ではこれを受け付けると、
SLIC38−1にデータリンク設定確認を返送し、S
LIC38−1ではこれを受けて端末37−1にUAを
返送し、データリンクを確立させるが、PHM32の準
備が完了していないためRNRフレームを端末37−1
に送り、パケットの送信を一時停止させる。
【0010】SCM40ではデータリンク設定確認を返
送後、入り側PHM32を選択し、その入り側PHM3
2に呼設定要求を行い、PHM32はパケット呼の受け
付けが可能ならばSCM40に呼設定確認を返送し、S
CM40ではこれを受けてSLIC38−1に呼接続指
示を行い、SLIC38−1からRRフレームを送信し
パケット呼の受付準備が整う。
【0011】端末37−1からのCR(発呼要求)パケ
ットはSLIC38−1では単なるI(情報)フレーム
として取扱いPHC36−1を介してPSW35によっ
て入り側PHM32迄転送し、入り側PHM32ではパ
ケットプロトコル処理し、CRパケットを保持したま
ま、SCM40に着呼通知を行う。SCM20ではこれ
を受けて着番号翻訳、方路選択を行い、出側のSLIC
38−2に呼設定要求を行い、SLIC38−2ではこ
れを受けてSET UPを端末37−2に送信する。端
末37−2ではこれを受け付け応答チャネルを決定する
とCONNを送信する。
【0012】SLIC38−2ではCONNを受け付け
ると呼設定確認をSCM40に送信する。SCM40で
はこれを受け付けると応答チャネルが処理可能な出側P
HM32を選択し(この例では入出とも同一PHMの場
合を示す)、SLIC38−2に呼接続確認を送信し、
SLIC38−2から端末37−2にCONN ACK
を送信する。
【0013】SCM40では次にBチャネルの場合と同
様にPHM32との間で呼設定要求、呼設定確認、確認
応答の手順を実行した後、入り側PHM32から保持し
ていたCRパケットをPSW35を介して出側PHM3
2に送り、出側PHM32ではこのCRパケットをCN
パケットに編集し、PSW35、PHC36−2を介し
てSLIC38−2に送り、SLIC38−2はIフレ
ームとして端末37−2に送信する。次に端末37−2
が返送したCAパケットはCR、CNパケットと同じ経
路を逆にたどり、端末37−1にCCパケットとして配
信され、パケット呼の接続を完了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の交換方式では回線交換とパケット交換を同時に提供
することはできたが、ISDNパケット端末と無線パケ
ット端末の相互接続及び無線パケット端末相互の通信を
実現することはできなかった。また、無線パケット情報
の伝送路である無線伝送路は、有線伝送路に比べてはる
かにビット誤り率が劣悪であるため、有線伝送路並の誤
り率の確保が必要であった。
【0015】本発明は、この様な課題を解決する統合交
換システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、回線交換機能とISDNパケット交換機能
を有する交換システムに無線端末を収容する機能を追加
した統合交換システムにおいて、ISDN端末を収容す
るISDN加入者回路と、無線端末を収容する無線加入
者回路と、パケットのプロトコル処理を行うパケット処
理装置と、前記各回路及び装置間を回線交換方式でスイ
ッチングする時分割スイッチと、前記各回路及び装置間
をパケット交換方式でスイッチングするパケットスイッ
チと、前記各回路及び装置からの呼制御情報を処理する
と共に、回線交換呼及びパケット交換呼の接続経路を決
定する交換制御処理装置と、交換制御処理装置と前記各
回路及び装置とを接続し、呼制御情報を伝送する交換制
御処理装置バスと、パケットスイッチと加入者回路との
間を接続するパケットハイウェイと、時分割スイッチと
加入者回路との間を接続する時分割多重ハイウェイとを
設けたものである。
【0017】
【作用】本発明は、以上のように統合交換システムを構
成したので、例えば、無線パケット端末からISDNパ
ケット端末へBチャンネルパケット通信を行う場合は、
無線パケット端末から送信されたパケットデータは、無
線加入者回路−時分割多重ハイウェイ−時分割スイッチ
−時分割多重ハイウェイ−無線パケット処理装置−パケ
ットハイウェイ−パケットスイッチ−パケットハイウェ
イ−ISDNパケット処理装置−時分割多重ハイウェイ
−時分割スイッチ−時分割多重ハイウェイ−ISDN加
入者回路を経てISDNパケット端末へ伝送される。こ
のとき、加入者回路と交換制御処理装置間の呼制御情報
は交換制御処理装置バスを介して行われる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施例による
統合交換システムの構成を示すブロック図で、1はパケ
ット毎に付与されたスイッチング情報に基づいてパケッ
ト呼のパケット情報のスイッチングを行うハードウェア
で構成されたパケットスイッチ(PSW)、2は64k
b/s単位の回線交換を実現する時分割スイッチ(TS
W)、3はPSW1と各種加入者回路及びトランク回路
を接続するパケットハイウェイ(PHW)、4はTSW
2と各種加入者回路及びトランク回路を接続する時分割
多重ハイウェイ(THW)、5は回線交換呼・パケット
呼の交換制御をする交換制御処理装置(SCP)、6は
SCP5とその他の各種装置を接続する情報伝達のため
の交換制御処理装置バス(SCP−BUS)、7はIS
DNパケット呼のパケットプロトコル処理を実行するI
SDNパケット処理装置(ISDN−PH)、8は無線
パケット呼のパケットプロトコル処理を実行する無線パ
ケット処理装置(RADIO−PH)、9はISDNイ
ンタフェースによりISDN端末を収容するISDN加
入者回路(ISDN−SLIC)、10〜11はISD
Nインタフェースに準拠するISDNパケット端末(I
PTE)、12は本交換システムをISDNネットワー
クに接続するためのISDNネットワークインタフェー
ストランク(ISDN−TRK)、13はISDNネッ
トワークサービスを提供するISDNネットワーク(I
SDN−NW)、14は無線基地局15〜16経由で無
線端末17〜18を収容する無線加入者回路(RADI
O−SLIC)、15〜16は無線端末17〜18と本
交換システムとの間に無線伝送路を提供する無線基地局
(BS)、17〜18は無線でパケット交換サービスを
利用する無線パケット端末(RPTE)、19〜21は
無線伝送路のビット誤り率をレイア2以上のパケットプ
ロトコルの要求するビット誤り率まで向上されるための
誤り訂正回路である。
【0019】なお、誤り訂正回路はRADIO−PH8
又は無線基地局15,16に設けてもよい。また、図1
にはパケット交換を行う装置のみを示した。次に、本発
明の実施例による統合交換システムの動作を説明する。
図2は本発明の実施例において無線パケット端末からI
SDNパケット端末へBチャネルパケット接続をする場
合の接続シーケンスの説明図である。
【0020】まず、RPTE17は、適切なBS15と
の間で無線チャネルを確立した後、呼設定要求メッセー
ジを送出する。BS15経由でRADIO−SLIC1
4がこれを受信すると、RADIO−SLIC14はS
CP5にSCP−BUS6を介して呼設定要求を行い、
SCP5ではこれを受け取ると、RADIO−SLIC
14に対して呼設定受付確認を返送し、RADIO−S
LIC14ではこれを受けてBS15経由でRPTE1
7に呼設定受付確認を返送する。
【0021】SCP5では、呼設定受付確認を返送後、
システム内の使用可能な入り側RADIO−PH8を選
択し、その入り側RADIO−PH8に呼設定要求を行
い、RADIO−PH8はパケット呼の受付が可能なら
ばSCP5に呼設定確認を返送し、SCP5ではこれを
受けてTSW2上にRADIO−SLIC14とRAD
IO−PH8との間に時分割パスを接続し、呼接続指示
をRADIO−SLIC14に送信し、RADIO−S
LIC14からBS15経由でRPTE17に呼接続指
示を送り、RPTE17がこれを確認してBS15経由
で呼接続確認を返送してくると、RADIO−SLIC
14はSCP5に呼接続確認を送り、パケット呼の受付
準備が整う。
【0022】RPTE17内とRADIO−SLIC1
4内にある無線伝送路ビット誤り訂正回路19,20で
は訂正符号を用いて誤り訂正を行う。また、RADIO
−SLIC14内では、無線トラフィックチャネルの伝
送速度とTSW2の交換単位である64kbit/sと
の速度整合を行う。RPTE17からBS15及びRA
DIO−SLIC14経由で伝達されたCRパケット
(発呼要求)は、TSW2を介してRADIO−PH8
でプロトコル処理し、RADIO−PH8はCRパケッ
トを保持したままSCP5に着呼通知を行う。SCP5
ではこれを受けて着番号翻訳、方路選択を行い、出側の
ISDN−SLIC9に呼設定要求を行い、ISDN−
SLIC9ではこれを受けてSET UPをIPTE1
0に送信する。IPTE10はこれを受け付け、応答チ
ャネルを決定するとCONNを送信する。
【0023】ISDN−SLIC9ではCONNを受け
付けると、呼設定確認をSCP5に送信する。SCP5
ではこれを受け付けると応答チャネルが処理可能な出側
ISDN−PH7を選択し、TSW2上にISDN−S
LIC9とISDN−PH7との間の時分割パスを接続
し、ISDN−SLIC9に呼接続確認を送信し、IS
DN−SLIC9ではこれを受けてIPTE10にCO
NN ACKを送信する。
【0024】SCP5では次に出側のISDN−PH7
に呼設定要求を行い、ISDN−PH7ではパケット呼
の受付準備を行い、呼設定確認をSCP5に返送し、S
CP5ではこれを受けて入り側のRADIO−PH8に
確認応答を送信する。入り側RADIO−PH8では、
これを受けて保持しているCRパケットをPSW1を介
して出側ISDN−PH7に送り、出側ISDN−PH
7ではこのCRパケットをCN(着呼通知)パケットに
編集して、TSW2,ISDN−SLIC9を介してI
PTE10に送信する。次にIPTE10が返送したC
A(着呼応答)パケットはすでに設定されたパスを介し
て出側ISDN−PH7で受付け、PSW1を介して入
り側RADIO−PH8に送り、RADIO−PH8で
CC(発呼受付)パケットに編集してTSW2,RAD
IO−SLIC14,BS15を経由してRPTE17
に返送し、パケット呼の接続を完了し、その後パケット
データの転送が可能となる。
【0025】図3は本発明の実施例において無線パケッ
ト端末からISDNパケット端末へDチャネルパケット
接続をする場合の接続シーケンスの説明図である。ま
ず、RPTE17は、適切なBS15との間で無線チャ
ネルを確立した後、SABMEフレームを送出する。B
S15経由でRADIO−SLIC14がこれを受信す
ると、RADIO−SLIC14はSCP5にSCP−
BUS6を介してデータリンク設定要求を行い、SCP
5ではこれを受け取ると、RADIO−SLIC14に
対してデータリンク設定受付確認を返送し、RADIO
−SLIC14ではこれを受けてBS15経由でRPT
E17にUAを返送し、データリンクを確立させるが、
RADIO−PH8の準備が完了していないためRNR
フレームをRPTE10に送り、パケットの送信を一時
停止させる。
【0026】SCP5ではデータリンク設定確認を返送
後、システム内の使用可能な入り側RADIO−PH8
を選択し、その入り側RADIO−PH8に呼設定要求
を行い、RADIO−PH8はパケット呼の受付が可能
ならばSCP5に呼設定確認を返送し、SCP5ではこ
れを受けてRADIO−SLIC14に呼接続指示を行
い、RADIO−SLIC14からBS15経由でRP
TE17にRRフレームを送り、パケット呼の受付準備
が整う。
【0027】RPTE17からBS15及びRADIO
−SLIC14経由で伝達されたCRパケット(発呼要
求)は、PSW1を介してRADIO−PH8でプロト
コル処理し、RADIO−PH8はCRパケットを保持
したままSCP5に着呼通知を行う。SCP5ではこれ
を受けて着番号翻訳、方路選択を行い、出側のISDN
−SLIC9に呼設定要求を行い、ISDN−SLIC
9ではこれを受けてSET UPをIPTE10に送信
する。IPTE10はこれを受け付け、応答チャネルを
決定するとCONNを送信する。
【0028】ISDN−SLIC9ではCONNを受け
付けると、呼設定確認をSCP5に送信する。SCP5
ではこれを受け付けると応答チャネルが処理可能な出側
ISDN−PH7を選択し、ISDN−SLIC7に呼
接続確認を送信し、ISDN−SLIC7ではこれを受
けてIPTE10にCONN ACKを送信する。SC
P5では次に出側のISDN−PH7に呼設定要求を行
い、ISDN−PH7ではパケット呼の受付準備を行
い、呼設定確認をSCP5に返送し、SCP5ではこれ
を受けて入り側のRADIO−PH8に確認応答を送信
する。入り側RADIO−PH8では、これを受けて保
持していくCRパケットをPSW1を介して出側ISD
N−PH7に送り、出側ISDN−PH7ではこのCR
パケットをCN(着呼通知)パケットに編集して、PS
W1を介してIPTE10に送信する。次にIPTE1
0が返送したCA(着呼応答)パケットはすでに設定さ
れたパスを介して出側ISDN−PH7で受付、PSW
1を介して入り側RADIO−PH8に送り、RADI
O−PH8でCC(発呼受付)パケットに編集してPS
W1、RADIO−SLIC14、BS15を経由して
RPTE17に返送し、パケット呼の接続を完了し、そ
の後パケットデータの転送が可能となる。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下に記載の効果を奏する。 (1)ISDNパケット端末と無線パケット端末の相互
接続と、無線パケット端末同士の接続が同一の交換シス
テムで実現できるので、無線パケット端末用パケット交
換システムを別途用意する必要がなく、経済的な統合通
信網を構成することができる。 (2)ISDN回線交換、無線回線交換、ISDNパケ
ット交換及び無線パケット交換を同一の交換システムで
実現できる。そして、無線交換における着番号翻訳、方
路選択をISDN回線交換、ISDNパケット交換と同
様の交換制御処理装置で一括して行うので、交換システ
ム間の無駄な呼設定のための情報交換が必要でなくな
り、システム分割にともなう無駄な処理が不要となる。 (3)無線端末を用いても高品質の通信を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による統合交換システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例において無線パケット端末から
ISDNパケット端末へBチャネルパケット接続をする
場合の接続シーケンスの説明図である。
【図3】本発明の実施例において無線パケット端末から
ISDNパケット端末へDチャネルパケット接続をする
場合の接続シーケンスの説明図である。
【図4】従来の交換システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】従来の交換システムにおけるBチャネルパケッ
トの接続シーケンスの説明図である。
【図6】従来の交換システムにおけるDチャネルパケッ
トの接続シーケンスの説明図である。
【符号の説明】
1 パケットスイッチ 2 時分割スイッチ 3 パケットハイウェイ 4 時分割多重ハイウェイ 5 交換制御処理装置 6 交換制御処理装置バス 7 ISDNパケット処理装置 8 無線パケット処理装置 9 ISDN加入者回路 10,11 ISDNパケット端末 12 ISDNネットワークインタフェーストラ
ンク 13 ISDNネットワーク 14 無線加入者回路 15,16 無線基地局 17,18 無線パケット端末 19,21 無線伝送路ビット誤り訂正回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線交換機能とISDNパケット交換機
    能を有する交換システムに無線端末を収容する機能を追
    加した統合交換システムにおいて、(a)ISDN端末
    を収容するISDN加入者回路と、(b)無線端末を収
    容する無線加入者回路と、(c)パケットのプロトコル
    処理を行うパケット処理装置と、(d)前記各回路及び
    装置間を回線交換方式でスイッチングする時分割スイッ
    チと、(e)前記各回路及び装置間をパケット交換方式
    でスイッチングするパケットスイッチと、(f)前記各
    回路及び装置からの呼制御情報を処理すると共に、回線
    交換呼及びパケット交換呼の接続経路を決定する交換制
    御処理装置と、(g)該交換制御処理装置と前記各回路
    及び装置とを接続し、前記呼制御情報を伝送する交換制
    御処理装置バスと、(h)前記パケットスイッチと加入
    者回路との間を接続するパケットハイウェイと、(j)
    前記時分割スイッチと加入者回路との間を接続する時分
    割多重ハイウェイとを備え、回線交換サービスと共に、
    無線パケット端末相互間、ISDNパケット端末−無線
    パケット端末間、及びISDNパケット端末相互間の通
    信を可能とすることを特徴とする統合交換システム。
  2. 【請求項2】 無線端末及び統合交換システム内に無線
    伝送路ビット誤り訂正回路を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の統合交換システム。
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