JP2640450B2 - 活魚船 - Google Patents
活魚船Info
- Publication number
- JP2640450B2 JP2640450B2 JP61101392A JP10139286A JP2640450B2 JP 2640450 B2 JP2640450 B2 JP 2640450B2 JP 61101392 A JP61101392 A JP 61101392A JP 10139286 A JP10139286 A JP 10139286A JP 2640450 B2 JP2640450 B2 JP 2640450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pipe
- live fish
- drainage
- hold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は活魚用の水槽を組込み、又は取外しが自在
にできるように設置し、貨物船兼用の活魚船を目的とし
た活魚船に関するものである。
にできるように設置し、貨物船兼用の活魚船を目的とし
た活魚船に関するものである。
(従来の技術) 従来知られている活魚船は、何れも船艙部を所定数の
隔壁で仕切り、必要な給排機能を付与した活魚専用船で
あった(例えば実公昭52−37434号、実公昭55−16793
号)。
隔壁で仕切り、必要な給排機能を付与した活魚専用船で
あった(例えば実公昭52−37434号、実公昭55−16793
号)。
(発明により解決すべき課題) 前記従来の活魚船は、何れも船艙部へ造付けの隔壁を
設けたもので、活魚用に構成され、荷役の便(貨物等に
都合のよい構造)を考慮されていなかった。従って活魚
船以外に使用できない為に、甚だしく不経済であるが何
等の改善もなく、旧態依然たる構造とされ、活魚船とし
てのみ使用され、他の目的に転用できない問題点があっ
た。
設けたもので、活魚用に構成され、荷役の便(貨物等に
都合のよい構造)を考慮されていなかった。従って活魚
船以外に使用できない為に、甚だしく不経済であるが何
等の改善もなく、旧態依然たる構造とされ、活魚船とし
てのみ使用され、他の目的に転用できない問題点があっ
た。
(課題を解決すべき手段) 然るにこの発明は、船艙へ必要な給水配管と排水配管
を敷設し、かつ水槽を組込み又は取外し自在として、活
魚船として使用し得ることは勿論、必要に応じて貨物船
として何等の不都合なく使用し得るようにして、前記従
来の問題点を解決したのである。
を敷設し、かつ水槽を組込み又は取外し自在として、活
魚船として使用し得ることは勿論、必要に応じて貨物船
として何等の不都合なく使用し得るようにして、前記従
来の問題点を解決したのである。
即ちこの発明は船艙の側壁に近接して、給水配管と排
水配管を敷設し、該船艙内に、活魚用の複数の水槽を取
外し可能に設置し、前記給水配管及び排水配管と、前記
各水槽への注水をまとめた注水管およびまとめた配水基
管とを、管継手により取外し可能に接続し、前記排水配
管の高さは水槽内の予定水位と同等高さとしたことを特
徴とする活魚船である。
水配管を敷設し、該船艙内に、活魚用の複数の水槽を取
外し可能に設置し、前記給水配管及び排水配管と、前記
各水槽への注水をまとめた注水管およびまとめた配水基
管とを、管継手により取外し可能に接続し、前記排水配
管の高さは水槽内の予定水位と同等高さとしたことを特
徴とする活魚船である。
また給水配管と排水配管の敷設は、船艙の上部一側と
したものであり、水槽は底部を漏斗状に形成したもので
ある。
したものであり、水槽は底部を漏斗状に形成したもので
ある。
また排水管を水槽内の予定水位とほぼ同一高さに設置
してあるので、自動排水式(オーバーフロー式)とな
り、きわめて便利である。例えば浄水を給水するのみ
で、水槽内の水は自動的に循環置換ができるので、何等
の労力を必要としない利点がある。
してあるので、自動排水式(オーバーフロー式)とな
り、きわめて便利である。例えば浄水を給水するのみ
で、水槽内の水は自動的に循環置換ができるので、何等
の労力を必要としない利点がある。
(作用) 即ちこの発明は、船艙に予め給水配管と排水配管を敷
設すると共に、水槽を組込み、又は取外し可能に設置し
たので、必要に応じ活魚船として使用、又は冷凍船その
他の貨物船として目的、用途に即応して使用することが
できる。
設すると共に、水槽を組込み、又は取外し可能に設置し
たので、必要に応じ活魚船として使用、又は冷凍船その
他の貨物船として目的、用途に即応して使用することが
できる。
(実施例) 次にこの発明の実施例を図面について説明する。
船体1の船艙2の上部両側に給水配管3と排水配管4
を敷設し、船艙2内へ水槽5、5a、5bを並列設置したも
のである。
を敷設し、船艙2内へ水槽5、5a、5bを並列設置したも
のである。
前記において、6は注水管、7は排水基管であって、
何れも継手8、9によって、水槽設置後、給水配管3及
び排水配管4と連結する。前記水槽の底部10、10a、10b
は漏斗状に形成され、内側に網11、11a、11bを横設して
あり、魚が排水と共に出ないようにしてある。前記排水
配管4は、水槽の水位12とほぼ同一高さにしてあり、注
水管6からの注水量に拘らず、排水配管4からオーバー
フローして常時同一水位を保つようにしてある。
何れも継手8、9によって、水槽設置後、給水配管3及
び排水配管4と連結する。前記水槽の底部10、10a、10b
は漏斗状に形成され、内側に網11、11a、11bを横設して
あり、魚が排水と共に出ないようにしてある。前記排水
配管4は、水槽の水位12とほぼ同一高さにしてあり、注
水管6からの注水量に拘らず、排水配管4からオーバー
フローして常時同一水位を保つようにしてある。
前記給水配管3と、排水配管4は、夫々船艙2の上部
一側に敷設してある。
一側に敷設してある。
前記のような構成であるから、図示のような活魚船と
して使用し得ると共に、継手8、9の取外しによって水
槽を容易に取り出し、船艙内を貨物船に改造することが
できる。従って活魚専用船、貨物専用船と何等の変りな
く使用することができる。
して使用し得ると共に、継手8、9の取外しによって水
槽を容易に取り出し、船艙内を貨物船に改造することが
できる。従って活魚専用船、貨物専用船と何等の変りな
く使用することができる。
(発明の効果) この発明によれば、船艙へ予め給水配管と排水配管を
敷設し、水槽を組込み取外し可能に設置してあるので、
簡単な取外け、又は取外し作業で恰も活魚専用船又は貨
物専用船の如く容易に変更し、容易に使用目的に対応さ
せることができる効果がある。従って往路は活魚船、復
路は貨物船のような使用方法により船舶の稼働効率を著
しく向上し得るので、大型高能率の活魚船を造ることが
できる効果がある。またオーバーフローが出来るので排
水ポンプを常時使用する必要はない。
敷設し、水槽を組込み取外し可能に設置してあるので、
簡単な取外け、又は取外し作業で恰も活魚専用船又は貨
物専用船の如く容易に変更し、容易に使用目的に対応さ
せることができる効果がある。従って往路は活魚船、復
路は貨物船のような使用方法により船舶の稼働効率を著
しく向上し得るので、大型高能率の活魚船を造ることが
できる効果がある。またオーバーフローが出来るので排
水ポンプを常時使用する必要はない。
第1図はこの発明の実施例の断面拡大図、第2図は同じ
く一部平面図である。 1……船体、2……船艙 3……給水配管、4……排水配管 5、5a、5b……水槽、6……注水管 7……排水基管
く一部平面図である。 1……船体、2……船艙 3……給水配管、4……排水配管 5、5a、5b……水槽、6……注水管 7……排水基管
Claims (1)
- 【請求項1】船艙の側壁に近接して、上部に給水配管と
排水配管を敷設し、該船艙内に、活魚用の複数の水槽を
取外し可能に設置し、前記給水配管及び排水配管と、前
記各水槽への注水をまとめた注水管および排水をまとめ
た排水基管とを、管継手により取外し可能に接続し、前
記排水配管の最高部の高さは水槽内の予定水位と同等高
さとし、水槽底の最低位置へ排水配管を接続したことを
特徴とする活魚船
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101392A JP2640450B2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 活魚船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101392A JP2640450B2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 活魚船 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62258886A JPS62258886A (ja) | 1987-11-11 |
JP2640450B2 true JP2640450B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=14299474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61101392A Expired - Lifetime JP2640450B2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 活魚船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640450B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115486406B (zh) * | 2022-11-03 | 2024-01-16 | 湖北海洋工程装备研究院有限公司 | 一种用于饲料和活鱼的运输船 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52127895A (en) * | 1976-04-16 | 1977-10-26 | Morimoto Zousen Kougiyoushiyo | Live fish tanks |
JPS55161693U (ja) * | 1979-05-01 | 1980-11-20 | ||
JPS5814166A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-26 | Toshiba Corp | 現像装置 |
JPS5840493U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | 株式会社クボタ | 活魚艙付船舶 |
-
1986
- 1986-05-01 JP JP61101392A patent/JP2640450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62258886A (ja) | 1987-11-11 |
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