JP2633448B2 - ビルトイン式調理装置 - Google Patents

ビルトイン式調理装置

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JP2633448B2
JP2633448B2 JP4302465A JP30246592A JP2633448B2 JP 2633448 B2 JP2633448 B2 JP 2633448B2 JP 4302465 A JP4302465 A JP 4302465A JP 30246592 A JP30246592 A JP 30246592A JP 2633448 B2 JP2633448 B2 JP 2633448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルトイン式調理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルトイン式調理装置100は、バーナ
101がカウンタートップ104の切り込み102に臨
み、操作面105がカウンタートップ104の前端下方
で前端面106と略面一となる様に、調理器103をカ
ウンタートップ104内に装着して、機能性とデザイン
性を高めている(図10参照)。
【0003】ところで、調理器メーカX、Yが製造する
製品χ、y(調理器103)は、操作面105とバーナ
101との距離が夫々異なる事がある。一方、調理器1
03をカウンタートップ104に装着する際には、操作
面105がカウンタートップ104の前端面106と略
面一になる様にする為、カウンタートップ104に設け
られる切り込み102の大きさは、同じであるものの、
前端面106から切り込み102迄の距離Lは、Xメー
カの製品χとYメーカの製品yとでは、35mm=L1
(図11参照)又は15mm=L2 (図12参照)の様
に異なってしまう。即ち、切り込み102の位置が製品
χでは後方に、又、製品yでは前方と異なる。
【0004】この為、調理器103の買い換えに際し、
Yメーカの製品y用に開けられた切り込み102(図1
2参照)に、Xメーカの製品χを装着すると操作面10
5が突出して美観を損ねるので、Yメーカの製品y用に
開けられた切り込み102に対応する様な寸法の対応品
χ’をXメーカは用意する必要がある。又、Xメーカの
製品χ用に開けられた切り込み102(図11参照)
に、Yメーカの製品yを装着すると操作面105が後退
して美観を損ねるので、Xメーカの製品χ用に開けられ
た切り込み102に対応する様な寸法の対応品y’をY
メーカは用意する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり、各メーカはこ
の様に対応品χ’、y’を用意する必要があるので、製
品管理コストが嵩むという難点がある。本発明の目的
は、別寸法の調理器を用意する事無く、切り込み迄の距
離がL1又はL2 の何れのカウンタトップにも、操作面
とカウンタトップの前端面との距離が同一長(例えば面
一的)になる様に組み込む事ができるビルトイン式調理
装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)前端面から距離L1 又はL2 (但しL2 <L1
離れた位置に長方形状の切り込みを形成したカウンタト
ップに組み込まれるビルトイン式調理装置であって、前
記切り込みに嵌め込まれる筒部、及び|前側鍔部の長さ
−後側鍔部の長さ|を(L1 −L2 )とし前記カウンタ
トップに係止される鍔部を有する枠体と、前記切り込み
に臨むバーナを収容し、前面の操作面と前記カウンタト
ップの前端面との距離が所定長となる様に、カウンタト
ップ下方に前記枠体により懸架される調理器本体と、前
記バーナが突出するバーナ突出穴を有し、前記枠体に着
脱自在に取着される天板とを具備し、前記枠体は、距離
1 のカウンタトップに組み込む場合は長寸法の鍔部を
前側にして前記調理器本体を懸架し、又、距離L2 のカ
ウンタトップに組み込む場合は短寸法の鍔部を前側にし
て前記調理器本体を懸架する。
【0007】(2)前端面から距離L1 又はL2 (但し
2 <L1 )離れた位置に長方形状の切り込みを形成し
たカウンタトップに組み込まれるビルトイン式調理装置
であって、前記切り込みに嵌め込まれる筒部、及び|前
側鍔部の長さ−後側鍔部の長さ|を(L1 −L2 )とし
前記カウンタトップに係止される鍔部を有する枠体と、
前記切り込みに臨むバーナを収容し、前面の操作面と前
記カウンタトップの前端面との距離が所定長となる様
に、カウンタトップ下方に前記枠体により懸架される調
理器本体と、前記バーナが突出するバーナ突出穴を有
し、前記枠体に着脱自在に取着される天板とを具備し、
前記枠体は、前記調理器本体と別体であり、長寸法の鍔
部を前側にして前記調理器本体を懸架する場合も、短寸
法の鍔部を前側にして調理器本体を懸架する場合も、前
側にした鍔部の前端と前記調理器本体の前面の操作面と
の距離を同じにする事ができる、前記枠体と前記調理器
本体との係止手段を設けた。
【0008】(3)前端面から距離L1 又はL2 (但し
2 <L1 )離れた位置に長方形状の切り込みを形成し
たカウンタトップに組み込まれるビルトイン式調理装置
であって、前記切り込みに臨むバーナを収容し、前面の
操作面と前記カウンタトップの前端面との距離が所定長
となる様に、カウンタトップ下方に前記枠体により懸架
される調理器本体と、前記切り込みに嵌め込まれる筒
部、及び前記カウンタトップに係止される鍔部を有する
枠体と、前記バーナが突出するバーナ突出穴を有し、前
記枠体に着脱自在に取着される天板とを具備し、距離L
1 のカウンタトップに組み込む場合は前側鍔部に補正板
を止着して前側鍔部を延出させ、距離L2 のカウンタト
ップに組み込む場合は前記補正板を後側鍔部側に止着し
て前側鍔部を短縮する事により、(L2 −L1 )の差に
起因する前記バーナ突出穴の位置ずれを補正する。
【0009】(4)前端面から距離L1 又はL2 (但し
2 <L1 )離れた位置に長方形状の切り込みを形成し
たカウンタトップに組み込まれるビルトイン式調理装置
であって、前記切り込みに臨むバーナを収容し、前面の
操作面と前記カウンタトップの前端面との距離が所定長
となる様に、カウンタトップ下方に前記枠体により懸架
される調理器本体と、前記切り込みに嵌め込まれる筒
部、及び前記カウンタトップに係止される鍔部を有する
枠体と、前記バーナが突出するバーナ突出穴を有し、前
記枠体に着脱自在に取着される天板と、前記前側鍔部又
は後側鍔部に選択的に取り付けられる補正板とを具備
し、前記枠体は、前記調理器本体と別体であり、前側鍔
部に前記補正板を取り付けた時の補正板先端から前記調
理器本体の前面の操作面までの距離と、後側鍔部に前記
補正板を取り付けた時の前記前側鍔部から前記調理器本
体の前面の操作面までの距離とを等しくすることができ
る、前記枠体と前記調理器本体との係止手段を設けた。
【0010】
【作用】〔請求項1について〕 切り込み迄の距離がL1 のカウンタトップに組み込む場
合は、長寸法の鍔部を前側にする(前側鍔部の長さが長
くなる)。
【0011】尚、前面の操作面とカウンタトップの前端
面との距離が所定長になる様に(例えば面一)調理器本
体を懸架した状態でバーナがバーナ突出穴から突出する
様にバーナ突出穴の形成位置を予め決めておく。そし
て、切り込み迄の距離がL2 のカウンタトップに組み込
む場合、短寸法の鍔部を前側にすれば、バーナ突出穴と
バーナとの位置合わせが自動的に行なわれ、前面の操作
面とカウンタトップの前端面との距離を所定長に維持し
たままバーナをバーナ突出穴から突出させる事ができ
る。
【0012】〔請求項2について〕 切り込み迄の距離がL1 のカウンタトップに組み込む場
合は、長寸法の鍔部を前側にして調理器本体を懸架す
る。又、切り込み迄の距離がL2 のカウンタトップに組
み込む場合は、短寸法の鍔部を前側にして調理器本体を
懸架する。枠体と調理器本体との係止手段により、何方
の場合も、前側にした鍔部の前端と調理器本体の前面の
操作面との距離が等しくなる。
【0013】〔請求項3について〕 切り込み迄の距離がL1 のカウンタトップに組み込む場
合は、前側鍔部に補正板を止着して前側鍔部を延出させ
ておく。尚、前面の操作面とカウンタトップの前端面と
の距離が所定長になる様に(例えば面一)調理器本体を
懸架した状態でバーナがバーナ突出穴から突出する様に
バーナ突出穴の形成位置を予め決めておく。
【0014】そして、切り込み迄の距離がL2 のカウン
タトップに組み込む場合、補正板を後ろ側に止着し直せ
ば前側鍔部が短縮し、バーナ突出穴とバーナとの位置合
わせが自動的に行なわれ、前面の操作面とカウンタトッ
プの前端面との距離を所定長に維持したままバーナをバ
ーナ突出穴から突出させる事ができる。
【0015】〔請求項4について〕 切り込み迄の距離がL1 のカウンタトップに組み込む場
合は、前側鍔部に補正板を止着して前側鍔部を延出させ
ておく。又、切り込み迄の距離がL2 のカウンタトップ
に組み込む場合には、補正板を後ろ側に止着し直せば前
側鍔部が短縮する。枠体と調理器本体との係止手段によ
り、前側鍔部に前記補正板を取り付けた時の補正板先端
から前記調理器本体の前面の操作面までの距離と、後側
鍔部に補正板を取り付けた時の前側鍔部から調理器本体
の前面の操作面までの距離とが等しくなる。
【0016】
【発明の効果】ビルトイン式調理装置は、切り込み迄の
距離がL1 と長いカウンタートップにも、L2 と短いカ
ウンタートップにも、別寸法の調理器を用意する事無
く、前面の操作面とカウンタトップの前端面との距離を
所定長にする事ができる。切り込み迄の距離がL1 であ
ってもL2 であっても、枠体の筒部と切り込みとの間に
隙間が出来ないので、枠体のガタ付防止策を講じる必要
が無い。
【0017】グリルの下にオーブンが配置され、オーブ
ンの排気ダクトを後部の切り込みに臨ませる場合、切り
込み迄の距離がL1 と長いカウンタートップに組み込む
場合でもオーブンの排気を阻害しない。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例(請求項1、2に対応)
を、図1〜図4に基づいて説明する。ビルトイン式調理
装置Bは、バーナ101がカウンタトップ4の切り込み
40に臨むコンロc及びグリルGを有し、切り込み40
に嵌め込まれる枠体2と、枠体2に吊持され、前面10
にコンロc・グリルGの操作摘が付いている操作面11
0やグリル扉112を備える調理器本体1と、枠体2を
覆い、着脱自在の天板3とから成り、枠体2に調理器本
体1がネジnで締結されてカウンタトップ4に組み込ま
れる。尚、カウンタトップ4は、図3に示す様に、切り
込み40が前寄りで切り込み40迄の距離がL2 のタイ
プと、図2の様に切り込み40が後寄りで切り込み40
迄の距離L1 のタイプとがある。
【0019】調理器本体1の大部分を占めるグリルG
は、グリル庫111内に被調理物を出し入れする為、開
閉自在とされるグリル扉112と、被調理物を載置する
グリルパン113と、排気を切り込み40の後部に導く
排気ダクト114と、グリル庫天井に配されるグリルバ
ーナ(図示せず)とを備え、カウンタトップ4の下方に
配置される。
【0020】枠体2は、断面長方形の筒部21と、該筒
部21の上端に一体的に周設される鍔部22とを備え、
筒部21を切り込み40(前後寸法460mm)に嵌め
込み、鍔部22をカウンタトップ4の上面42に引っ掛
ける事によりカウンタトップ4に固定される。
【0021】枠体2は、図1に示す様に、筒部21の奥
行寸法dを切り込み40の前後寸法460mmと略同じ
(嵌入可能な様に若干α分だけ小さい)にし、前後の鍔
部の長さに20mm(L1 −L2 )の差を設けている。
また、本実施例では、調理器本体1の下にオーブン(図
示せず)が配置され、オーブンの排気ダクト5を切り込
み40の後部に臨ませている。
【0022】そして、距離L1 のカウンタトップ4(図
2に示す)に組み込む場合は、長寸法の鍔部23を前側
にし、距離L2 のカウンタトップ4(図3に示す)に組
み込む場合は、短寸法の鍔部24を前側にしている。調
理器本体1は、枠体2とネジnで締結されるが、調理器
本体1の前面10がカウンタトップ4の前端と面一にな
る様、枠体2にはU1 〜U4 、V1 〜V4 のネジ穴が設
けられている。これが枠体2と調理器本体1との係止手
段に相当し、何方の場合も、前側にした鍔部の前端と調
理器本体1の前面10の操作面との距離が等しくなる。
【0023】耐熱性に優れるとともに錆が着き難いステ
ンレス板を加工して製造され、バーナ101の略外形断
面を呈するバーナ突出穴31(四個)と排気ギャラリ3
2とを有する天板3は、枠体2の鍔部22の奥行寸法よ
り少し大きめとなって枠体2を覆ってカウンタトップ4
に載置される。この時、調理器本体1に取り付けられて
いるバーナ101がバーナ突出穴から丁度突出する位置
にバーナ突出穴31を穿設している。そして、天板3
は、枠体2の鍔部22の外周(前後左右)に嵌装された
パッキンに載置されて位置決めされている。即ち、天板
3は、枠体2の鍔部22で位置決めされている事にな
る。
【0024】大理石・セラミック・木材等で形成される
カウンタトップ4(奥行寸法600mm、厚さ30m
m)は、前端面41から35mm=L1 (図2に示す)
離れた位置(y製品装着用)、又は前端面41から15
mm=L2 (図3に示す)離れた位置(χ製品装着用)
の何れかに切り込み40(左右寸法560mm×前後寸
法460mm)を穿設している。
【0025】本実施例は、以下の利点を有する。y製品
装着用の切り込み40が穿設されているカウンタトップ
4(図3に示す)に組み込まれていたYメーカの製品y
を買い換え等により、このビルトイン式調理装置Bに変
更する場合、短寸法の鍔部24が前側に、長寸法の鍔部
23が後側になる様に枠体2を切り込み40に嵌め込
む。この際、枠体2に設けられたネジ穴V1 〜V4 と調
理器本体1に設けられたネジ穴W1 〜W4 と合わせてネ
ジnで締結すれば、前面10とカウンタトップ4の前端
面41との面一性を崩す事無くカウンタトップ4に組み
込む事ができる。
【0026】また、Xメーカ製の製品χを製品x装着用
の切り込み40が穿設されているカウンタトップ4(図
2に示す)に組み込む場合は、長寸法の鍔部23を前側
にし、短寸法の鍔部24が後側になる様に枠体2を切り
込み40に嵌め込む。この際、枠体2に設けられたネジ
穴U1 〜U4 と調理器本体1に設けられたネジ穴W1
4 と合わせてネジnで締結すれば、前面10とカウン
タトップ4の前端面41との面一性を崩す事無くカウン
タトップ4に組み込む事ができる。この為、他社製品装
着用の切り込み40に対応する様に調理器の前後方向を
短縮した対応品を用意する必要が無く、製品管理コスト
を低減できる。
【0027】切り込み40迄の距離がL1 であってもL
2 であっても、枠体2の筒部21と切り込み40との間
に隙間が出来ないので、枠体2や天板3がガタ付かな
い。
【0028】切り込み迄の距離がL1 と短いカウンター
トップに組み込む場合でも枠体2の筒部21と切り込み
40との間に隙間を設けないので、排気ダクト5を後部
の切り込み40に臨ませるスペースが確保できオーブン
の排気を阻害しない。鍔部を、長寸法の鍔部23と短寸
法の鍔部24とし、前後逆にして適応させているので、
天板3と調理器本体1とで前後のずれが生じない。即
ち、本体1に取付けられるバーナ101が天板3のバー
ナ突出穴31と合う。
【0029】又、枠体2を製造するに当たり、短寸法の
鍔部24を有する半部を二つ用意して接合し、長寸法の
鍔部23が形成される様に、一方の短寸法の鍔部24に
板材241を着けても良い。この構成を採用すれば、各
半部が共通となる(図4参照)という利点がある。
【0030】つぎに、本発明の第2実施例(請求項2、
3に対応)を、図5〜図7に基づいて説明する。本実施
例は、枠体2の構成が以下の点で第1実施例と異なる。
ビルトイン式調理装置Cにおいて、枠体2(図6参照)
は、筒部21の奥行寸法dを切り込みの前後寸法460
mmと略同じ(嵌入可能な様にα分だけ小さい)にし、
前後の鍔部22は同じ長さであるが、距離L1 のカウン
タトップ4(図5に示す)に組み込む場合は前側鍔部に
補正板25をボルト26により止着して前側鍔部を20
mm延出させ、距離L2 のカウンタトップ4(図7に示
す)に組み込む場合は、前側鍔部にボルト止めした補正
板25を外して後側鍔部側にボルト26により止着し直
して、(L2 −L1 )の差(20mm)に起因する天板
3の位置ずれを防止している。
【0031】そして、天板3は、枠体2の鍔部22の外
周(前後左右)に嵌装されたパッキンに載置されて位置
決めされている。即ち、天板3は、枠体2の鍔部22で
位置決めされている事になる。尚、枠体2と調理器本体
1との位置調節手段は、枠体2を前後反転させなくても
良いので、U1 〜U4 とV1 〜V4 とはL1 −L2 の差
としてある。尚、これが枠体2と調理器本体1との係止
手段に相当し、前側鍔部に補正板25を取り付けた時の
補正板先端から調理器本体1の前面10の操作面までの
距離と、後側鍔部に補正板25を取り付けた時の前側鍔
部から調理器本体1の前面10の操作面までの距離とが
等しくなる。本実施例も上記第1実施例と同様の効果を
奏する。
【0032】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.カウンタトップ4の前端面41から切り込み40迄
の距離L1 、L2 は、上記実施例では、35mm、15
mmであるが、この長さに限定されない。
【0033】b.調理器本体1の前面10とカウンタト
ップ4の前端面41とは、必ずしも面一でなくても良
い。例えば、調理器本体1の前面10からカウンタトッ
プ4の前端面41が所定距離(例えば2cm)後退する
様にしても良い。
【0034】c.第1、第2実施例において、ネジ穴U
1 〜U4 、V1 〜V4 を、U1 〜V1、U2 〜V2 、U
3 〜V3 、U4 〜V4 に伸びる長穴に変更しても良い。
又、調理器本体1側に、位置調整用のネジ穴、又は長穴
等を形成し、枠体2にW1 〜W4 を形成しても良い。
【0035】d.第1、第2実施例において、グリルG
は無くても良い。 e.第1実施例〜第2実施例において、天板3はパッキ
ン上に載置されているが、カウンタトップ4に直接載置
されていても良く、枠体2の鍔部22に直接又はパッキ
ンを介して載置されていても良いが、何れにしても天板
3は枠体2により前後左右の位置決めが可能であれば良
い。
【0036】例えば、枠体2の鍔部22から立ち上がる
立上片を枠体2の四隅に植設し、天板3の内壁面が接し
て位置決めされる。この場合、立上片は各実施例におけ
る鍔部22の端部と天板3との位置決め関係を備える事
は言うまでも無い。即ち、請求項1、2の構成を備えた
ものでは立上片は前後でL1 −L2 分だけズレる位置に
ある。
【0037】f.請求項1の構成を備えたものにおい
て、図8、9に示す様に、W1 〜W4 に対応してT1
2 +(L1 −L2 )としたネジ穴Z1 〜Z4 を形成
し、枠体2のネジ穴の数を四個に低減しても良い(本発
明の第3実施例)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るビルトイン式調理装
置Bに用いる枠体の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示し、前端面からL1
距離に切り込みを形成したカウンタトップに組み込んだ
状態を示すビルトイン式調理装置Bの断面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示し、前端面からL2
距離に切り込みを形成したカウンタトップに組み込んだ
状態を示すビルトイン式調理装置Bの断面図である。
【図4】ビルトイン式調理装置Bに用いる枠体であっ
て、別の構造を有する枠体の斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示し、前端面からL1
距離に切り込みを形成したカウンタトップに組み込んだ
状態を示すビルトイン式調理装置Cの断面図である。
【図6】ビルトイン式調理装置Cに用いる枠体の斜視図
である。
【図7】本発明の第2実施例を示し、前端面からL2
距離に切り込みを形成したカウンタトップに組み込んだ
状態を示すビルトイン式調理装置Cの断面図である。
【図8】本発明の第3実施例を示し、前端面からL1
距離に切り込みを形成したカウンタトップに組み込んだ
状態を示すビルトイン式調理装置Dの断面図である。
【図9】本発明の第3実施例を示し、前端面からL2
距離に切り込みを形成したカウンタトップに組み込んだ
状態を示すビルトイン式調理装置Dの断面図である。
【図10】ビルトイン式調理装置の斜視図である。
【図11】前端面からL1 の距離に切り込みを形成した
カウンタトップに組み込んだ状態を示す従来の技術を採
用したビルトイン式調理装置の断面図である。
【図12】前端面からL2 の距離に切り込みを形成した
カウンタトップに組み込んだ状態を示す従来の技術を採
用したビルトイン式調理装置の断面図である。
【符号の説明】
1 調理器本体 2 枠体 3 天板 4 カウンタトップ 10 前面 21 筒部 22 鍔部 23 長寸法の鍔部 24 短寸法の鍔部 25 補正板 31 バーナ突出穴 40 切り込み 41 前端面 101 バーナ 211 前側筒部 212 後側筒部 L1 、L2 距離 B、C、D ビルトイン式調理装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端面から距離L1 又はL2 (但しL2
    <L1 )離れた位置に長方形状の切り込みを形成したカ
    ウンタトップに組み込まれるビルトイン式調理装置であ
    って、 前記切り込みに嵌め込まれる筒部、及び|前側鍔部の長
    さ−後側鍔部の長さ|を(L1 −L2 )とし前記カウン
    タトップに係止される鍔部を有する枠体と、 前記切り込みに臨むバーナを収容し、前面の操作面と前
    記カウンタトップの前端面との距離が所定長となる様
    に、カウンタトップ下方に前記枠体により懸架される調
    理器本体と、 前記バーナが突出するバーナ突出穴を有し、前記枠体に
    着脱自在に取着される天板とを具備し、 前記枠体は、距離L1 のカウンタトップに組み込む場合
    は長寸法の鍔部を前側にして前記調理器本体を懸架し、
    又、距離L2 のカウンタトップに組み込む場合は短寸法
    の鍔部を前側にして前記調理器本体を懸架する事を特徴
    とするビルトイン式調理装置。
  2. 【請求項2】 前端面から距離L 1 又はL 2 (但しL 2
    <L 1 )離れた位置に長方形状の切り込みを形成したカ
    ウンタトップに組み込まれるビルトイン式調理装置であ
    って、 前記切り込みに嵌め込まれる筒部、及び|前側鍔部の長
    さ−後側鍔部の長さ|を(L 1 −L 2 )とし前記カウン
    タトップに係止される鍔部を有する枠体と、 前記切り込みに臨むバーナを収容し、前面の操作面と前
    記カウンタトップの前端面との距離が所定長となる様
    に、カウンタトップ下方に前記枠体により懸架される調
    理器本体と、 前記バーナが突出するバーナ突出穴を有し、前記枠体に
    着脱自在に取着される天板とを具備し、 前記枠体は、前記調理器本体と別体であり、 長寸法の鍔部を前側にして前記調理器本体を懸架する場
    合も、短寸法の鍔部を 前側にして調理器本体を懸架する
    場合も、 前側にした鍔部の前端と前記調理器本体の前面の操作面
    との距離を同じにする事ができる、前記枠体と前記調理
    器本体との係止手段を設けた事を特徴とするビルトイン
    式調理装置。
  3. 【請求項3】 前端面から距離L1 又はL2 (但しL2
    <L1 )離れた位置に長方形状の切り込みを形成したカ
    ウンタトップに組み込まれるビルトイン式調理装置であ
    って、 前記切り込みに臨むバーナを収容し、前面の操作面と前
    記カウンタトップの前端面との距離が所定長となる様
    に、カウンタトップ下方に前記枠体により懸架される調
    理器本体と、 前記切り込みに嵌め込まれる筒部、及び前記カウンタト
    ップに係止される鍔部を有する枠体と、 前記バーナが突出するバーナ突出穴を有し、前記枠体に
    着脱自在に取着される天板とを具備し、 距離L1 のカウンタトップに組み込む場合は前側鍔部に
    補正板を止着して前側鍔部を延出させ、距離L2 のカウ
    ンタトップに組み込む場合は前記補正板を後側鍔部側に
    止着して前側鍔部を短縮する事により、(L2 −L1
    の差に起因する前記バーナ突出穴の位置ずれを補正する
    事を特徴とするビルトイン式調理装置。
  4. 【請求項4】 前端面から距離L 1 又はL 2 (但しL 2
    <L 1 )離れた位置に長方形状の切り込みを形成したカ
    ウンタトップに組み込まれるビルトイン式調理装置であ
    って、 前記切り込みに臨むバーナを収容し、前面の操作面と前
    記カウンタトップの前端面との距離が所定長となる様
    に、カウンタトップ下方に前記枠体により懸架される調
    理器本体と、 前記切り込みに嵌め込まれる筒部、及び前記カウンタト
    ップに係止される鍔部を有する枠体と、 前記バーナが突出するバーナ突出穴を有し、前記枠体に
    着脱自在に取着される天板と、 前記前側鍔部又は後側鍔部に選択的に取り付けられる補
    正板とを具備し、 前記枠体は、前記調理器本体と別体であり、 前側鍔部に前記補正板を取り付けた時の補正板先端から
    前記調理器本体の前面の操作面までの距離と、後側鍔部
    に前記補正板を取り付けた時の前記前側鍔部から前記調
    理器本体の前面の操作面までの距離とを等しくすること
    ができる、前記枠体と前記調理器本体との係止手段を設
    けた事を特徴とするビルトイン式調理装置。
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