JP2631770B2 - 計器の応答遅れ補正方法 - Google Patents
計器の応答遅れ補正方法Info
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- JP2631770B2 JP2631770B2 JP3001020A JP102091A JP2631770B2 JP 2631770 B2 JP2631770 B2 JP 2631770B2 JP 3001020 A JP3001020 A JP 3001020A JP 102091 A JP102091 A JP 102091A JP 2631770 B2 JP2631770 B2 JP 2631770B2
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- Japan
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば自動連続分
析計などの計器の応答遅れ補正方法に関する。
析計などの計器の応答遅れ補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばNOx分析計などの自動連続分
析計においては、従来、被測定物質をサンプリングした
のち、目的物質濃度を適当なセンシング技術で電気信号
に変換し、これをそのまま測定値として表示している。
析計においては、従来、被測定物質をサンプリングした
のち、目的物質濃度を適当なセンシング技術で電気信号
に変換し、これをそのまま測定値として表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】計器に応答遅れがある
場合、上記のような従来の自動連続分析計では、応答遅
れを含む計器指示値がそのまま測定値として表示され
る。したがって、非定常状態の解析などの目的で各瞬間
の分析値が必要な場合には、従来のような応答遅れを含
む計器指示値をそのまま測定値として採用することがで
きない。
場合、上記のような従来の自動連続分析計では、応答遅
れを含む計器指示値がそのまま測定値として表示され
る。したがって、非定常状態の解析などの目的で各瞬間
の分析値が必要な場合には、従来のような応答遅れを含
む計器指示値をそのまま測定値として採用することがで
きない。
【0004】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
応答遅れを含まない各瞬間の真の測定値が得られる方法
を提供することにある。
応答遅れを含まない各瞬間の真の測定値が得られる方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による計器の応
答遅れ補正方法は、xを計器指示値、θを時間、cおよ
びnを正の定数とするとき、計器指示値が増加する場合
は次の式(1) により、計器指示値が減少する場合は次の
式(2) により、計器指示値をその時間微分値を用いて補
正し、これを測定値aとすることを特徴とするものであ
る。 a=x+{(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (1) a=x−{−(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (2)
答遅れ補正方法は、xを計器指示値、θを時間、cおよ
びnを正の定数とするとき、計器指示値が増加する場合
は次の式(1) により、計器指示値が減少する場合は次の
式(2) により、計器指示値をその時間微分値を用いて補
正し、これを測定値aとすることを特徴とするものであ
る。 a=x+{(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (1) a=x−{−(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (2)
【0006】サンプル試料を前処理部に流した状態から
標準試料を瞬時に前処理部に導入し、このときに計器に
現われる計器指示値を解析することにより定数cおよび
nを決定することができる。
標準試料を瞬時に前処理部に導入し、このときに計器に
現われる計器指示値を解析することにより定数cおよび
nを決定することができる。
【0007】
【実施例】以下、実施例によりこの発明を詳細に説明す
る。
る。
【0008】図1に示すように、初期の測定値(初期
値)Aが各種要因により最終の測定値(最終値)Bに瞬
時に変化する場合、理論上はM1の経過をとるが、これ
を分析計で測定すると、実際には、サンプリングライン
の拡散と分析計の応答遅れの影響を受けて、測定値(計
器指示値)はM3の経過をとる。M1からM2への変化
は拡散の影響によるものであり、M2からM3への変化
は分析計の応答遅れによるものである。
値)Aが各種要因により最終の測定値(最終値)Bに瞬
時に変化する場合、理論上はM1の経過をとるが、これ
を分析計で測定すると、実際には、サンプリングライン
の拡散と分析計の応答遅れの影響を受けて、測定値(計
器指示値)はM3の経過をとる。M1からM2への変化
は拡散の影響によるものであり、M2からM3への変化
は分析計の応答遅れによるものである。
【0009】この発明の方法は、図1のM3の曲線をM
2の曲線に補正するものである。
2の曲線に補正するものである。
【0010】たとえば、48.2ppm のNOを含む混合
ガス中にNOガスを瞬間的に追加し、最終濃度を76.
9ppm にするようにする。このときの濃度変化を化学発
光方式のNOx分析計(株式会社島津製作所製NOA−
305A)で測定する場合、図1にM3で示すように、
濃度の計器指示値の時間変化が観察される。なお、以
後、この分析計を第1分析計と呼ぶことにする。ここ
で、計器指示値をx、最終値(76.9ppm )をa、時
間をθとし、 dx/dθ=c・(a−x)n ……… (3) が成立すると仮定する。なお、cおよびnは正の定数で
ある。式(3) の両辺の対数をとると、次の式(4) のよう
になる。 ln (dx/dt)=ln c+n・ln (a−x) ……… (4)
ガス中にNOガスを瞬間的に追加し、最終濃度を76.
9ppm にするようにする。このときの濃度変化を化学発
光方式のNOx分析計(株式会社島津製作所製NOA−
305A)で測定する場合、図1にM3で示すように、
濃度の計器指示値の時間変化が観察される。なお、以
後、この分析計を第1分析計と呼ぶことにする。ここ
で、計器指示値をx、最終値(76.9ppm )をa、時
間をθとし、 dx/dθ=c・(a−x)n ……… (3) が成立すると仮定する。なお、cおよびnは正の定数で
ある。式(3) の両辺の対数をとると、次の式(4) のよう
になる。 ln (dx/dt)=ln c+n・ln (a−x) ……… (4)
【0011】式(4) に実測値を代入すると、ln (a−
x)とln (dx/dt)との関係は図2のようにな
る。ここで、CとDの間は直線になっていないが、これ
は拡散の影響が出ているためである。拡散の影響のない
DとEの間は直線になっているので、この直線の勾配と
縦軸との切片よりnとcを求めた。なお、図2のC、D
およびEは図1のC、DおよびEにそれぞれ対応してい
る。同様に、初期濃度と最終濃度を種々に変えて、nと
cを求めた。その結果を表1に示す。
x)とln (dx/dt)との関係は図2のようにな
る。ここで、CとDの間は直線になっていないが、これ
は拡散の影響が出ているためである。拡散の影響のない
DとEの間は直線になっているので、この直線の勾配と
縦軸との切片よりnとcを求めた。なお、図2のC、D
およびEは図1のC、DおよびEにそれぞれ対応してい
る。同様に、初期濃度と最終濃度を種々に変えて、nと
cを求めた。その結果を表1に示す。
【0012】
【表1】 表1から明らかなように、NO濃度の初期値と最終値に
よってnとcはほとんど変化しなかったので、それぞれ
の平均値をこの第1分析計の固有値とした。そして、式
(3) を変形した次の式(1) により、計器指示値xを補正
して、測定値aとした。これにより、計器指示値の応答
遅れが補正され、図1のM3の曲線がM2のようになっ
た。 a=x+{(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (1)
よってnとcはほとんど変化しなかったので、それぞれ
の平均値をこの第1分析計の固有値とした。そして、式
(3) を変形した次の式(1) により、計器指示値xを補正
して、測定値aとした。これにより、計器指示値の応答
遅れが補正され、図1のM3の曲線がM2のようになっ
た。 a=x+{(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (1)
【0013】同様に、他の2台の分析計(株式会社柳本
製作所製ECL−77A)についてもnとcを求めた。
その結果を表2に示す。
製作所製ECL−77A)についてもnとcを求めた。
その結果を表2に示す。
【0014】
【表2】 これより、計器によってnおよびcが異なることがわか
る。
る。
【0015】次に、定数nおよびcの決定方法をさらに
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【0016】図3に示すように、前処理部(フィルタド
レンポット)(1) にサンプルガスを流した状態から電磁
弁(V1)(V2)(V3)(V4)の切換えにより標準ガスを瞬時に前
処理部(1) に導入し、センサー(2) に現われる信号の変
化を解析し、nとcを決定する。
レンポット)(1) にサンプルガスを流した状態から電磁
弁(V1)(V2)(V3)(V4)の切換えにより標準ガスを瞬時に前
処理部(1) に導入し、センサー(2) に現われる信号の変
化を解析し、nとcを決定する。
【0017】図3の装置において、第1電磁弁(V1)を
開、第2電磁弁(V2)を閉、第3電磁弁(V3)を閉、第4電
磁弁(V4)を開にし、前処理部(1) に所定濃度(30ppm
)のNOx(サンプルガス)を流し、標準濃度(50p
pm )のNOx(標準ガス)はバイパスに逃がしてお
く。こののち、第1電磁弁(V1)を開から閉、第2電磁弁
(V2)を閉から開、第3電磁弁(V3)を閉から開、第4電磁
弁(V4)を開から閉に切換え、前処理部(1) に瞬時に標準
ガスを導入する。このときガス濃度の測定値(計器指示
値)の挙動は図4のM3のようになる。濃度変化M3に
おいて、最初の20秒の間(CからDの間)は拡散の影
響を含むので、20秒経過したあとの曲線部分の勾配を
読み取る演算回路(3) を既存の方法で組み込んでおき、
前述の方法により、nとcを決定する。
開、第2電磁弁(V2)を閉、第3電磁弁(V3)を閉、第4電
磁弁(V4)を開にし、前処理部(1) に所定濃度(30ppm
)のNOx(サンプルガス)を流し、標準濃度(50p
pm )のNOx(標準ガス)はバイパスに逃がしてお
く。こののち、第1電磁弁(V1)を開から閉、第2電磁弁
(V2)を閉から開、第3電磁弁(V3)を閉から開、第4電磁
弁(V4)を開から閉に切換え、前処理部(1) に瞬時に標準
ガスを導入する。このときガス濃度の測定値(計器指示
値)の挙動は図4のM3のようになる。濃度変化M3に
おいて、最初の20秒の間(CからDの間)は拡散の影
響を含むので、20秒経過したあとの曲線部分の勾配を
読み取る演算回路(3) を既存の方法で組み込んでおき、
前述の方法により、nとcを決定する。
【0018】このようにして決定した定数n、cを用
い、前記式(1) に基づいて、計器指示値xを補正し、測
定値aを求めたところ、測定値aは図4にM2で示すよ
うになった。すなわち、NOx濃度が30ppm から50
ppm に急変した場合、計器指示値をそのまま測定値とす
る従来法による計測では、分析計の指示値が安定し急変
後の濃度を精確に示すまでに約300秒(CからEの
間)を要するのに対し、この発明による方法では、約2
0秒でよい。この20秒という時間は、ガスサンプリン
グライン中の滞留時間ならびに流れ方向の混合現象によ
るもので、理想的に設計されたサンプリングラインを用
いるならば、大幅に短縮されると考えられる。
い、前記式(1) に基づいて、計器指示値xを補正し、測
定値aを求めたところ、測定値aは図4にM2で示すよ
うになった。すなわち、NOx濃度が30ppm から50
ppm に急変した場合、計器指示値をそのまま測定値とす
る従来法による計測では、分析計の指示値が安定し急変
後の濃度を精確に示すまでに約300秒(CからEの
間)を要するのに対し、この発明による方法では、約2
0秒でよい。この20秒という時間は、ガスサンプリン
グライン中の滞留時間ならびに流れ方向の混合現象によ
るもので、理想的に設計されたサンプリングラインを用
いるならば、大幅に短縮されると考えられる。
【0019】一方、従来法では、NOx分析計(前処理
部を含む)での滞留時間、混合現象ならびにセンサー応
答遅れが主であり、サンプリングラインを理想的に整え
ても、大幅な改善は望めない。
部を含む)での滞留時間、混合現象ならびにセンサー応
答遅れが主であり、サンプリングラインを理想的に整え
ても、大幅な改善は望めない。
【0020】正確なNOx濃度を迅速に知ることは、N
Ox濃度が激しく変動するガスタービン排ガスの脱硝用
NH3注入量制御にはきわめて重要な技術といえる。
Ox濃度が激しく変動するガスタービン排ガスの脱硝用
NH3注入量制御にはきわめて重要な技術といえる。
【0021】上記実施例には、計器指示値が増加する場
合を示したが、計器指示値が減少する場合も、ほぼ同様
に、計器指示値を補正して、応答遅れを含まない測定値
を得ることができる。
合を示したが、計器指示値が減少する場合も、ほぼ同様
に、計器指示値を補正して、応答遅れを含まない測定値
を得ることができる。
【0022】計器指示値が減少する場合、前記の式(3)
は次のようになる。 −dx/dθ=c・(x−a)n ……… (5)
は次のようになる。 −dx/dθ=c・(x−a)n ……… (5)
【0023】そして、前記同様に、正の定数n、cを決
定することができる。計器指示値が減少する場合に前記
の3台の分析計について求めたnとcを表3に示す。
定することができる。計器指示値が減少する場合に前記
の3台の分析計について求めたnとcを表3に示す。
【0024】
【表3】 式(5) を変形すると、次のようになる。 a=x−{−(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (2)
【0025】そして、この式(2) により、計器指示値x
を補正して、測定値aとすることにより、計器指示値の
応答遅れを含まない測定値aが得られる。
を補正して、測定値aとすることにより、計器指示値の
応答遅れを含まない測定値aが得られる。
【0026】
【発明の効果】この発明の方法によれば、上述のよう
に、計器指示値を補正して、応答遅れを含まない測定値
を得ることができる。
に、計器指示値を補正して、応答遅れを含まない測定値
を得ることができる。
【図1】時間による測定値の変化を示すグラフである。
【図2】ln (a−x)とln (dx/dθ)との関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図3】定数nとcを決定するための装置の構成図であ
る。
る。
【図4】時間による測定値の変化を示すグラフである。
(1) 前処理部 (2) センサー (3) 演算回路
Claims (2)
- 【請求項1】xを計器指示値、θを時間、cおよびnを
正の定数とするとき、計器指示値が増加する場合は次の
式(1) により、計器指示値が減少する場合は次の式(2)
により、計器指示値をその時間微分値を用いて補正し、
これを測定値aとすることを特徴とする計器の応答遅れ
補正方法。 a=x+{(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (1) a=x−{−(1/c)・(dx/dθ)}1/n ……… (2) - 【請求項2】サンプル試料を前処理部に流した状態から
標準試料を瞬時に前処理部に導入し、このときに計器に
現われる計器指示値を解析することにより定数cおよび
nを決定することを特徴とする請求項1の計器の応答遅
れ補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001020A JP2631770B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 計器の応答遅れ補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001020A JP2631770B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 計器の応答遅れ補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250361A JPH04250361A (ja) | 1992-09-07 |
JP2631770B2 true JP2631770B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=11489886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001020A Expired - Lifetime JP2631770B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 計器の応答遅れ補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2631770B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19634368C2 (de) * | 1996-08-26 | 2000-11-23 | Daimler Chrysler Ag | Sensorsystem mit PT1-Meßelement |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682533U (ja) * | 1979-11-15 | 1981-07-03 |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP3001020A patent/JP2631770B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04250361A (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970128 |