JP2631364B2 - 呈色試験紙の測定装置 - Google Patents

呈色試験紙の測定装置

Info

Publication number
JP2631364B2
JP2631364B2 JP61087616A JP8761686A JP2631364B2 JP 2631364 B2 JP2631364 B2 JP 2631364B2 JP 61087616 A JP61087616 A JP 61087616A JP 8761686 A JP8761686 A JP 8761686A JP 2631364 B2 JP2631364 B2 JP 2631364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test paper
test
stick
shaped
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61087616A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6345539A (ja
Inventor
由嗣 佐方
晴樹 大石
泰道 畑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wako Pure Chemical Industries Ltd filed Critical Wako Pure Chemical Industries Ltd
Publication of JPS6345539A publication Critical patent/JPS6345539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2631364B2 publication Critical patent/JP2631364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、簡易型呈色読取機と同様な単純な機構で
ありながら、連続型分析機のように検査の迅速化と高能
率化を可能にした呈色試験紙の測定装置に関するもので
ある。
「従来技術及びその問題点」 一般に、尿検査は、試験紙特にステイック状試験紙を
用いて実施されているが、これはこの方法が、簡便であ
ること、試験紙片が2以上貼着された試験紙を用いた場
合は、多項目が1回の操作で検査し得る等の利点がある
からである。しかしながら、この方法は、(1)肉眼に
よる呈色見本との比較判定は、主観的で個人差が生じ不
正確である、(2)測定時間を厳密に管理することがで
きないため測定誤差が生じる、(3)試験紙片が2以上
貼着された試験紙を用いた場合は、測定時間の近い項目
が多くあると判定が難しい、等の欠点があった。
このような欠点を解消するため種々の装置が開発され
ており、上記欠点(1)に対しては、分光反射測定等を
行なうことにより客観的な判定を行ない、また上記欠点
(2)及び(3)に対しては、被検試料塗布一定時間後
に測定を行ない時間管理を厳密にする等の手段がとられ
ている。このような装置として、簡易型呈色読取機と連
続型分析機があるが、いずれも検査の正確さ、信頼性を
向上させる等の利点がある。しかして、簡易型呈色読取
機は、機構動作が単純で、安価である等の長所もある
が、能率が悪い欠点がある。例えば、簡易型呈色読取機
として市販されているものは、1回の測定に1つの試験
紙のみが装置に導入可能であること、しかも試験紙の移
動が長尺方向の往復になっていることから、試験紙を載
置してから測定を始めるまでの時間及び測定が終了して
から初期位置に戻るまでの時間が装置動作の空き時間に
なり、そのため検査の処理能率が悪くなる。また連続型
分析機は、検査の迅速化と高能率化を可能にし得る等の
長所も有するが、機構動作が複雑で、高価である欠点が
ある。例えば連続型分析機として、特開昭53−101491号
公報に記載の装置は、被検試料塗布から測定までの時間
を一定にするための機構(間歇円運動する回転試料台)
と試験紙を測光位置に移動させる機構(スキャニング機
構)とが別になっていることから、複雑、高価になって
おり、また市販の別の連続型分析機は、試験紙を長尺と
直角の方向に移動させるため、上記した両機構は共通に
なっているが、測定系が複雑になっていることから複
雑、高価になっている。
この発明は、斯かる従来技術の欠点に鑑みなされたも
のであり、簡易型呈色読取機と同じように機構が単純で
安価でありながら、連続型分析機と同じように検査の迅
速化と高能率化を可能にし得る装置を提供するにある。
「問題点を解決するための手段」 上記目的に沿うこの発明の構成は、プラスチック等
でできたスティックに複数の異なる試験紙片を貼着した
スティック状試験紙に被検試料を含浸させたものを、そ
の長尺方向に2以上載置できるように成した試験紙載置
機構と、該試験紙載置機構を前記スティック状試験紙
の長尺方向に間歇的に移行せしめ、スティック状試験紙
の測定位置への移動、廃棄を行う駆動機構と、該駆動
機構を、前記試験紙片の種類に応じた所定の波長を有す
る光線を照射する時は一定時間停止し、照射しない時は
駆動するように行う、マイクロコンピューターによる制
御手段と、スティック状試験紙上の試験片が前記測定
位置に移行した時点で、マイクロコンピューター制御に
より各々の試験紙片の種類に応じた所定の波長を有する
光線を発光ダイオードを用いて照射する手段と、照射
した光線の反射光を検知する手段と、を具備することを
要旨とするものである。
要するに本発明は、ステイック状試験紙を2以上載置
できるようにした試験紙載置機構を、ステイック状試験
紙の長尺方向の測光位置に移行させるという方式を採る
ことにより、簡易型呈色読取機と同様な単純な機構であ
りながら、連続型分析機と同様に、検査の迅速化と高能
率化を可能にし、しかも安価な装置としたことを特徴と
する。
「実施例」 次に本発明の望ましい実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明に係る測定装置の概略図であり、プラ
スチックなどでできたステイック1に、試験紙片1a,1b
・・・を貼着したステイック状試験紙14と、ステイック
状試験紙14を2以上載せて測定までの時間待ち及び測定
位置への移送を行なう無端のベルト式コンベヤ2と、試
験紙片1a,1b・・・に光線を照射する光源3a,3b・・・と
試験紙片1a,1b・・・からの反射光を検知する光電検知
機4とからなる反射光測定光学系5等が装備されてい
る。
無端のベルト式コンベヤ2上には、ステイック状試験
紙1を載置する際の位置決めを行なうための突起11,11
a,11bが形成されている。尚、例えば反射光センサーな
どにより、スティックの存在を検出する手段を備えた場
合には、この突起は必ずしも必要ではない。
無端のベルト式コンベヤ2は、モータにより駆動され
るプーリ6,6′の回転によって移動する。モータの駆動
は、駆動回路7によって、測定が自動的に繰り返される
よう任意の一定時間毎に間歇的に回転するように構成さ
れており、それ故無端のベルト式コンベヤ2は、一定時
間毎に間歇的に移動する。尚、モータとプーリとの連結
は、回転軸に直接若しくは歯車を介して連結する等の公
知の手段で行なえばよいのは勿論である。
試験紙片1a,1b・・・の測光時間帯によっては、間歇
的移動が同一方向だけでなく、同一ステイック状試験紙
内での往復運動とすることもできる。この場合でも1つ
のステイック状試験紙上のすべての試験紙片の測光が終
了すると、次の移動動作により新たなステイック状試験
紙が測定光学系に導入され、順次ステイック状試験紙の
移動が行なわれる。
モータの駆動を間歇的に行なうには、既存の制御系を
使用すればよい。例えば、ステッピングモータ若しくは
通常のモータをコンピュータにより制御すればよい。
光源としては、例えばLED等の発光素子が使用され
る。
光源は、試験紙片の種類に応じた波長を照射するもの
であるから、上記実施例に於いては、試験紙片の種類に
応じた複数の光源を使用している。しかしながら、タン
グステンランプの単一光源を使用し、フイルターを通し
て、各試験紙片に応じた波長の光とし、これをオプチカ
ルフアイバーによって導いて照射してもよい。また逆
に、タングステンランプの白色光を直接照射あるいはオ
プチカルファイバーによって導いて照射し、反射光をフ
ィルターに通して、各試験紙片に応じた波長の光を選択
検知してもよい。
光源からの反射光を検知する光電検知器4としては、
反射光量に対応する電気信号を発生するフォトダイオー
ド等の受光素子が使用される。
前記したような光源からの照射光ばかりでなく、光電
検知器4への反射光も、オプチカルファイバーを用いて
導くこともできる。
光源及び光電検知器4には、それぞれ試験紙上の照射
範囲を制限したり、検知する反射光の範囲を制限するア
パーチャーを連結することもできる。
光電検知器4からの信号は、増幅器12で増幅され、A/
D変換器13を通つて、制御信号処理回路10に入力する。
制御信号処理回路10は、A/D変換された信号から反射
率を演算し、算出された反射率からランク判定をし、そ
の結果を結果表示器8に表示する。このような制御信号
処理回路10としては、例えばマイクロコンピュータを用
いて構成することができる。
また、制御信号処理回路10は、駆動回路7のタイミン
グ制御、光源3の点燈制御及び結果表示器8への結果の
表示及びステイック状試験紙の載置タイミング報知器9
の制御等も行なっている。
本発明の装置には、測定を終了したステイック状試験
紙を、ベルトコンベヤから除去する手段を設けてもよ
い。これは、このままでは測定を終えた試験紙片が、ベ
ルト先端から落下しないでベルトに付着するおそれがあ
るからである。このような除去手段としては、例えば板
状体をベルトの先端に近接対向させたものが挙げられ
る。このようにすると、試験紙片は板状体の上に載り、
後からきた試験紙片に押されて板状体の先端から順次落
下する。
「作用」 次に上記実施例の全体的な動作を説明する。
スイッチを投入することにより、無端のベルト式コン
ベヤ2は、一定時間毎に間歇的に移動する。この間歇的
移動は、マイクロコンピュータ10によって駆動回路7を
介してモータを制御することにより行なわれている。試
験紙片1a,1b・・・に応じて順次異なる光源3a,3b,・・
・・を照射し、それぞれの試験紙毎に反射光を光電検知
器4で検知する。尚、この場合光源3a,3b・・・から試
験紙片1a,1b・・・に照射する時は、ベルト式コンベヤ
は停止し、照射しない時は移動するようになっている。
このように、ベルト式コンベヤは、間歇的に移動するよ
うになっている。
光電検知器4からの信号は、増幅器12で増幅され、A/
D変換器13でA/D変換され、マイクロコンピュータ10に入
力される。マイクロコンピュータ10は、このA/D変換さ
れた信号から反射率を演算し、その結果からランク判定
をして、結果表示器8に表示する。
「発明の効果」 以上述べた如く、本発明の測定装置は、ステイック状
試験紙を2以上載置した試験紙載置機構を、ステイック
状試験紙の長尺方向に移行せしめ、光源から試験紙に照
射する時は、駆動機構は停止し、照射しないときは駆動
する手段を設けるという極めて簡単な構成でありなが
ら、連続型分析機のように検査の迅速化と高能率化を可
能にする等従来のこの種測定装置にはみられない著しく
顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略図である。 図中、 1a,1b……試験紙片、2……ベルト式コンベヤ、3a,3b…
…光源、4……光電検知器、5……反射光測定光学系、
6,6′……プーリ、7……駆動回路、14……ステイック
状試験紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑山 泰道 尼崎市高田町6番1号 和光純薬工業株 式会社大阪研究所内 (56)参考文献 実開 昭60−141539(JP,U) 特公 昭57−21060(JP,B2) 特公 昭53−3675(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック等でできたスティックに複
    数の異なる試験紙片を貼着したスティック状試験紙に被
    検試料を含浸させたものを、その長尺方向に2以上載置
    できるように成した試験紙載置機構と、 該試験紙載置機構を前記スティック状試験紙の長尺方
    向に間歇的に移行せしめ、スティック状試験紙の測定位
    置への移動、廃棄を行う駆動機構と、 該駆動機構を、前記試験紙片の種類に応じた所定の波
    長を有する光線を照射する時は一定時間停止し、照射し
    ない時は駆動するように行う、マイクロコンピューター
    による制御手段と、 スティック状試験紙上の試験片が前記測定位置に移行
    した時点で、マイクロコンピューター制御により各々の
    試験紙片の種類に応じた所定の波長を有する光線を発光
    ダイオードを用いて照射する手段と、 照射した光線の反射光を検知する手段と、 を具備するように構成したことを特徴とする、被検試料
    を含浸させた呈色試験紙の測定装置。
  2. 【請求項2】前記試験紙載置機構に、スティック状試験
    紙を載置する際の位置決め手段が具備されている特許請
    求の範囲第1項に記載の呈色試験紙の測定装置。
JP61087616A 1986-04-07 1986-04-16 呈色試験紙の測定装置 Expired - Lifetime JP2631364B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-79457 1986-04-07
JP7945786 1986-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6345539A JPS6345539A (ja) 1988-02-26
JP2631364B2 true JP2631364B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=13690407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61087616A Expired - Lifetime JP2631364B2 (ja) 1986-04-07 1986-04-16 呈色試験紙の測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2631364B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR930009117B1 (ko) * 1990-06-18 1993-09-23 삼성전자 주식회사 혈당 측정장치 및 혈당 측정방법
KR101765972B1 (ko) * 2010-04-02 2017-08-07 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 분석물 센서 광학 판독기를 위한 정렬 정합 특징부
CN105067533B (zh) * 2015-07-16 2018-05-25 广州厚邦木业制造有限公司 一种实木复合地板对色检测装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK137586B (da) * 1976-06-30 1978-03-28 Gnt Automatic As Trykknapmekanisme.
JPS5721060A (en) * 1980-07-12 1982-02-03 Matsushita Electric Works Ltd Electrode for discharge lamp
JPS60141539U (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 株式会社島津製作所 デンシトメ−タ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6345539A (ja) 1988-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8045169B2 (en) Method and device for measuring reflected optical radiation
JP3559975B2 (ja) 試験片を用いる分析方法
US4430299A (en) Apparatus for monitoring chemical reactions
US5319200A (en) Rapid near-infrared measurement of nonhomogeneous samples
US7102131B2 (en) Device for photometric measurement of several samples
US6180409B1 (en) Spectrophotometric apparatus with multiple readheads
JP4503121B2 (ja) 試薬試験片を検出する分光光度計測装置
US9417235B2 (en) Optical measurement apparatus
CN1851458A (zh) 侧流化验系统和方法
WO2001077679A1 (fr) Methode de mesure pour bandelette de test immuno-chromatographique
US8277752B2 (en) Optical measurement apparatus
JP2631364B2 (ja) 呈色試験紙の測定装置
KR101957800B1 (ko) 정량적 측정을 위한 스트립 삽입형 형광 리더기
JPH1031011A (ja) 試験片分析装置及び試験片を用いる分析方法
EP1028312A1 (en) Optical analysis device
JP3008278B1 (ja) 試験片測光装置
FI70647C (fi) Apparat foer testning av ett prov av fibrer eller filament
JP2004301648A (ja) 分析装置
JPS58193438A (ja) 二波長測光式吸光光度計
TWI748164B (zh) 篩檢試紙讀取系統
JPH0438466A (ja) 血液凝固測定装置
JP3002823B1 (ja) 試験片搬送装置
JP3873087B2 (ja) 光学的分析装置
JPS61209342A (ja) 生化学分析装置
JPS6314899B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term