JP2630075B2 - 飛翔体用光学ドーム - Google Patents
飛翔体用光学ドームInfo
- Publication number
- JP2630075B2 JP2630075B2 JP587591A JP587591A JP2630075B2 JP 2630075 B2 JP2630075 B2 JP 2630075B2 JP 587591 A JP587591 A JP 587591A JP 587591 A JP587591 A JP 587591A JP 2630075 B2 JP2630075 B2 JP 2630075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flying object
- dome
- optical
- optical dome
- reinforcing frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Telescopes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飛翔体用光学ドームに関
し、特に光学的センサを利用する誘導飛翔体に配備する
飛翔体用光学ドームに関する。
し、特に光学的センサを利用する誘導飛翔体に配備する
飛翔体用光学ドームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の飛翔体用光学ドームは、図2に示
すように、ほぼ半球状に成形した光学透過部材4を飛翔
体先端部の外筒3に取り付け、飛翔体の飛翔中において
もその形状を保持するに十分な機械的強度は、光学透過
部材4自体の肉厚で確保するのが一般的であった。
すように、ほぼ半球状に成形した光学透過部材4を飛翔
体先端部の外筒3に取り付け、飛翔体の飛翔中において
もその形状を保持するに十分な機械的強度は、光学透過
部材4自体の肉厚で確保するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の飛翔体
用光学ドームは、飛翔中に印加する空気力学的な外力
や、振動,衝撃に対して光学透過部材自体の肉厚によっ
て確保する機械的強度によって耐えなければならないた
め、薄肉化による軽量化が困難であったとともに、使用
できる光学透過部材の種類の選定にも大きな制約を受け
るという問題点があった。
用光学ドームは、飛翔中に印加する空気力学的な外力
や、振動,衝撃に対して光学透過部材自体の肉厚によっ
て確保する機械的強度によって耐えなければならないた
め、薄肉化による軽量化が困難であったとともに、使用
できる光学透過部材の種類の選定にも大きな制約を受け
るという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の飛翔体用光学ド
ームは、光学的センサを内蔵した飛翔体の先端部分に配
備する飛翔体用光学ドームであって、飛翔体の先端部の
外筒に取り付け包絡面が所望のドーム形状を有するよう
に形成しかつ飛翔中の飛翔体に加わる印加外圧に対して
十分な強度を有する補強枠と、光学的センサの受光波長
帯に必要な透過性を有し前記補強枠に接着して光学ドー
ムを形成する薄膜状光学透過性樹脂とを備えて構成され
る。
ームは、光学的センサを内蔵した飛翔体の先端部分に配
備する飛翔体用光学ドームであって、飛翔体の先端部の
外筒に取り付け包絡面が所望のドーム形状を有するよう
に形成しかつ飛翔中の飛翔体に加わる印加外圧に対して
十分な強度を有する補強枠と、光学的センサの受光波長
帯に必要な透過性を有し前記補強枠に接着して光学ドー
ムを形成する薄膜状光学透過性樹脂とを備えて構成され
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は、本発明の一実施例の斜視図であ
る。
る。
【0007】図1の実施例は、飛翔体の先端部の外筒3
に取り付け包絡面が所望のドーム形状を有するように形
成し、かつ印加外圧に対しても十分な強度を有する補強
枠2と、光学的センサの受光波長帯に必要な透過性を有
し補強枠2に接着して光学ドームとして形成された薄膜
状光学透過性樹脂1とを備えて構成される。
に取り付け包絡面が所望のドーム形状を有するように形
成し、かつ印加外圧に対しても十分な強度を有する補強
枠2と、光学的センサの受光波長帯に必要な透過性を有
し補強枠2に接着して光学ドームとして形成された薄膜
状光学透過性樹脂1とを備えて構成される。
【0008】薄膜状光学透過性樹脂1は、ポリエチレン
等の光学透過性を有する人工樹脂部材を利用する薄膜で
あり、形成すべき光学ドームの光学透過面を構成する。
補強枠2は、例えば金属網などを必要なドーム状の包絡
面形状を有するように加工した補強枠であり、飛翔体の
外筒3に取り付けられる。
等の光学透過性を有する人工樹脂部材を利用する薄膜で
あり、形成すべき光学ドームの光学透過面を構成する。
補強枠2は、例えば金属網などを必要なドーム状の包絡
面形状を有するように加工した補強枠であり、飛翔体の
外筒3に取り付けられる。
【0009】薄膜状光学透過性樹脂は、外側から補強枠
2に被膜されており、さらにドーム周囲が外筒部3に接
着されている。以上の構造によって、薄膜状光学透過性
樹脂1は、ドームとしての形状を維持し、飛翔体用光学
ドームとしての機能を果すことができる。
2に被膜されており、さらにドーム周囲が外筒部3に接
着されている。以上の構造によって、薄膜状光学透過性
樹脂1は、ドームとしての形状を維持し、飛翔体用光学
ドームとしての機能を果すことができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、成形,加
工が容易な薄膜状光学透過性樹脂を用い、これを補強枠
に貼着して光学ドームとしての必要な形状を維持する構
造とすることにより、軽量化が極めて容易となるととも
に光学透過部材の選択にも大きな自由度が確保できる効
果を有する。
工が容易な薄膜状光学透過性樹脂を用い、これを補強枠
に貼着して光学ドームとしての必要な形状を維持する構
造とすることにより、軽量化が極めて容易となるととも
に光学透過部材の選択にも大きな自由度が確保できる効
果を有する。
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】従来の飛翔体用光学ドームの斜視図である。
1 薄膜状光学透過性樹脂 2 補強枠 3 外筒 4 光学透過部材
Claims (1)
- 【請求項1】 光学的センサを内蔵した飛翔体の先端部
分に配備する飛翔体用光学ドームであって、飛翔体の先
端部の外筒に取り付け包絡面が所望のドーム形状を有す
るように形成しかつ飛翔中の飛翔体に加わる印加外圧に
対して十分な強度を有する補強枠と、光学的センサの受
光波長帯に必要な透過性を有し前記補強枠に接着して光
学ドームを形成する薄膜状光学透過性樹脂とを備えて成
ることを特徴とする飛翔体用光学ドーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP587591A JP2630075B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 飛翔体用光学ドーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP587591A JP2630075B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 飛翔体用光学ドーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04243695A JPH04243695A (ja) | 1992-08-31 |
JP2630075B2 true JP2630075B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=11623092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP587591A Expired - Lifetime JP2630075B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 飛翔体用光学ドーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2630075B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101946337B (zh) * | 2008-03-28 | 2012-12-05 | 松下电器产业株式会社 | 模制树脂产品、半导体发光源、照明装置以及模制树脂产品制造方法 |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP587591A patent/JP2630075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04243695A (ja) | 1992-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970304 |