JP2627728B2 - 飛散防止用フェンスの組立セット - Google Patents

飛散防止用フェンスの組立セット

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JP2627728B2
JP2627728B2 JP23863094A JP23863094A JP2627728B2 JP 2627728 B2 JP2627728 B2 JP 2627728B2 JP 23863094 A JP23863094 A JP 23863094A JP 23863094 A JP23863094 A JP 23863094A JP 2627728 B2 JP2627728 B2 JP 2627728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート取り壊し
作業を伴う工事、例えば橋梁上のコンクリート取り壊し
作業を伴う伸縮装置補修工事等の施工時に斫りガラ等の
飛散による通行車輌等への災害発生を防止するための斫
りガラ等の飛散を防止するためのフェンスを形成する組
立セット及び組立フェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート取り壊し作業を伴う工事に
おける斫りガラ等の飛散を防止するために従来から図7
に示すように作業場所を3面からなる小型のマンホール
工事用防護フェンスAを観音開きにして立てて囲うか、
図8に示すように作業場所を上方を鋼網Cとし、下方を
鋼板Dとする壁部材の柱Eに支持部材Fを連接した防護
フェンスBを立てて遮断することによって行っていた。
【0003】しかしながら、前者は、高さも壁面寸法も
小さく防護効果が限られており、また、軽量であるため
風に飛ばされてしまう不安定さがあり、後者は壁面寸法
は大きいものの、一面であるため風があると風圧に影響
されて自立しにくいので支持部材Fに土のうG等を重し
として載置して安定を計っているが、これでは使用勝手
が悪いため、あたりに適当なものがないときや天候の穏
やかな日には、かかる措置を構じないこともあり、その
ため、しばしば事故の原因ともなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な防護フェンスに見られるような不安定さや使用勝手の
悪さという課題を以下述べる手段により解決し、安全性
と使用勝手を両立させた飛散防止用フェンスの組立セッ
トを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、飛散防止用フェンスの組立セットすなわ
ち防護部の上方を鋼網、下方を鋼板とし、柱を鋼製パイ
プとする3枚の壁部材を観音開き可能に連接した本体
と、壁部材の柱を嵌合する鋼製パイプの柱受けを壁部材
の柱に対応する箇所に上方に向けて備え、重し部材を拘
束する枠部を形成した壁部材の支持部材と、支持部材の
枠部に嵌合して拘束される形状の重し部材とからなる組
立セットを提供する。
【0006】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1は、壁部材を拡げた本体の正面図、図2は、
壁部材を折り畳んだ本体の斜視図、図3は、一対の支持
部材の斜視図、図4は重し部材の斜視図、図5は組み立
てたフェンスの斜視図、図6は同平面図である。
【0007】図1において、本体1は、中央に位置する
壁部材7の両側に、横幅が約半分程度の壁部材5、6を
壁部材5、6、7の隣り合う柱71aと51a、71a
と61aに蝶番8を用いて接続し折り畳み自在に連接し
て形成される。壁部材5、6、7の骨組51、61、7
1となる柱51a、61a、71a及び梁51b、61
b、71bは、鋼製パイプにより形成され、この骨組5
1、61、71に張り渡される防護部52、62、72
は、上方52a、62a、72aに鋼網が用いられ、下
方52b、62b、72bには鋼板が用いられている。
図2において、本体1は蝶番8を介して折り畳まれてい
る。ここで、梁51b、61b、71bは鋼製パイプで
なくてもよく、例えばL型鋼等を用いてもよい。
【0008】図3において、一対の支持部材2、3は、
本体1を支持するもので、この実施例では、両側の壁部
材5、6に用いることにより支持する。中央に位置する
壁部材7には用いていないが必要により用いてよいこと
は勿論である。支持部材2、3は、L型鋼により四方を
囲んで台形状に形成され、L型鋼の立上がり部と底部と
により、後述する重し部材4を載置し、はずれないよう
に拘束する枠部2a、3aが形成されている。枠部2
a、3aには、壁部材5、6の柱51a、51a、61
a、61aを受ける鋼製パイプの柱受け2b、2b、3
b、3bを壁部材5、6の柱51a、51a、61a、
61aに対応する箇所に上方に向けて備えている。この
柱受けは柱の外周よりやや大の内径を有して、柱受けを
嵌合可能にしている。この実施例では、支持部材をL型
鋼により形成したが板状体その他によって形成してよい
ことは勿論であり、また、その形状も両側の壁部材の幅
よりも長くし、かつ、台形状としたので、向きの異なる
2種類の支持部材を用意したが、これは、斜辺部を中央
の壁部材7の梁と直線状に位置させることにより、支持
部材の角が道路側に突出しない効果をもたらすためであ
り、支持部材が道路側に突出してもよいときは、例え
ば、長さを両側の壁部材の幅と同じにして矩形状とすれ
ば1種類の支持部材を複数用意すれば足りる。
【0009】図4において、重し部材4は、矩形の平板
状に形成され、支持部材2、3の枠部2a、3a内にそ
れぞれ直列に2個を並べることのできる寸法形状に形成
され、上面には取手4aがつけられている。
【0010】かくして、上述のようにしてなる本体と支
持部材と重し部材とにより、飛散防止用フェンスの組立
セットが構成され、該セットはつぎのようにして組み立
てられる。
【0011】図5、図6において、まず本体1の観音開
きにした壁部材5の柱51a、51aを支持部材2の柱
受け2b、2bに、壁部材6の柱61a、61aを支持
部材2の柱受け2b、2bにそれぞれ嵌合して組み付
け、ついで支持部材2、3の枠部2a、3a内に重し部
材4をそれぞれ2個ずつ直列に並べて載置嵌合すること
により組み立て、全体として飛散防止用の組立フェンス
を形成する。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述のようにしてなるので、
つぎの効果を有する。まず、本体と支持部材と重し部材
とが別々に形成されているので、運搬、収納が効率的で
ある。特に、大きな防護部を有する本体であっても、壁
部材を観音開き可能に連接してあるので、折り畳むこと
ができ、その利便性を飛躍的に良くしている。また、本
体の骨組を鋼管とし、支持部材の柱受けを鋼管としたの
で、柱と柱受けを嵌合するだけで組み立てられるので能
率的に設置できる。さらに、重し部材が部材の一つとな
っているので、これまでのように支持部材に設置する重
しをありあわせの重量物で代替したり、載置し忘れたり
することはない。
【0013】つぎに組み立てられたフェンスは、観音開
きにした両側の壁部材と支持部材とが接続されて、支持
部材の枠部内に重し部材が載置されて枠部により移動を
拘束されているので、ある程度の強風下でも自立安定し
ており、これまでのように風で飛んだり、倒れたりしな
いから安全である。また、防護部の上方は鋼網であり、
風圧の影響は少なく、下方は鋼板であるからガス溶接等
による火粉も防護できる。
【0014】このように本発明は、飛散防止用フェンス
において、使用勝手と安全性を両立させた優れた組立セ
ットを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁部材を拡げた本体の正面図。
【図2】壁部材を折り畳んだ本体の斜視図。
【図3】一対の支持部材の斜視図。
【図4】重し部材の斜視図。
【図5】組み立てたフェンスの斜視図。
【図6】同平面図。
【図7】従来の防護フェンスの斜視図。
【図8】別の従来の防護フェンスの斜視図。
【符号の説明】
1 本体 2 支持部材 2a 枠部 2b 柱受け 3 支持部材 3a 枠部 3b 柱受け 4 重し部材 4a 取手 5 壁部材 51 骨組 51a 柱 51b 梁 52 防護部 52a 上方 52b 下方 6 壁部材 61 骨組 61a 柱 61b 梁 62 防護部 62a 上方 62b 下方 7 壁部材 71 骨組 71a 柱 71b 梁 72 防護部 72a 上方 72b 下方 8 蝶番

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防護部の上方を鋼網、下方を鋼板とし、
    柱を鋼製パイプとする3枚の壁部材を観音開き可能に連
    接した本体と、壁部材の柱を嵌合する鋼製パイブの柱受
    けを壁部材の柱に対応する箇所に上方に向けて備え、重
    し部材を拘束する枠部を形成した壁部材の支持部材と、
    支持部材の枠部に嵌合して拘束される形状の重し部材と
    からなることを特徴とする飛散防止用フェンスの組立セ
    ット。
JP23863094A 1994-09-07 1994-09-07 飛散防止用フェンスの組立セット Expired - Fee Related JP2627728B2 (ja)

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