JP2627055B2 - 被写体の撮影範囲を表示する方法及びその装置 - Google Patents

被写体の撮影範囲を表示する方法及びその装置

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JP2627055B2
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高通 芝山
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有限会社シバヤマ製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラやビデオカメラ等
の撮影装置に好適に用いられるものであって、被写体の
撮影範囲を光線で表示する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラで写真を撮る際には、カメラのフ
ァインダ−より被写体をのぞきこみ、フレ−ムによって
撮影範囲を決定していた。このようにファインダ−をの
ぞきこんでいる間は周囲の人や車の動きが視野に入らな
いので、人や車が被写体の前を通過するときにシャッタ
−を切ってしまうことがあった。又人だかりのところで
撮影する場合にカメラを高く差し上げて撮影することが
あるが、その際はファインダ−をのぞくことができない
ので、被写体を外して撮影してしまうことがあった。更
にファインダ−からのぞくと、被写体の像は実物より小
さく写りかつ暗く見えるために人物等の被写体の表情が
見えにくく、適確な写真を写すことができなかった。
【0003】
【発明の解決課題】本発明はこれらの欠点を解消すると
共に、ファインダ−を用いることなく、被写体の撮影範
囲を簡便に表示し、見やすく使いやすい新規の被写体の
撮影範囲を表示する方法及び装置を提供する。
【0004】
【課題の解決手段】本発明はレーザー光線等の光線を用
この光線を被写体の撮り得る範囲を示す位置に移動す
るように照射して被写体の撮影範囲を表示している。そ
の際に上記光線を反射する反射体を設けその反射体を
揺動させて光線を移動するようにしたり、反射した光線
をプリズムを通して照射し被写体の撮り得る範囲を示す
輪郭線を種々の形状にしたりする。
【0005】
【実施例】図1及び図2には、レ−ザ−光線を用いて被
写体の撮り得る範囲の上辺及び下辺を直線状に表示する
場合が示されている。ケ−ス(1)内に形成した支柱
(2)に光源として2台のレ−ザ−発光体(3)を上下
に取り付け、該発光体より照射された光線(4)が反射
体(5)の鏡面(6)で反射し被写体の撮り得る範囲の
方向へ向かうようになっている。
【0006】反射体(5)は図示のものではヒンジ状に
形成されており、その一方の基板(7)が支持体(8)
に取り付けられ、他方の鏡面(6)が枢着部(18)を支
点として揺動可能になっている。
【0007】鏡面(6)の裏面には、モ−タ−(9)の
軸(10)に設けた偏心カム(11)が接触しており、その鏡面
の裏面が該鏡面の端部に形成した掛部(12)と上記ケ−ス
内に設けたポ−ル(13)間に掛け渡したバネ(14)によって
偏心カム表面に押し付けられている。
【0008】モ−タ−(9)の駆動により偏心カム(11)
が回転すると、上記鏡面(6)が枢着部(8)を支点と
して揺動し、これに伴って上記発光体(3)より投光さ
れたレ−ザ−光線がその鏡面で反射し、被写体の撮り得
る範囲に直線状の軌跡(15)を描く(図中では軌跡の位置
が近くに表示されているが実際は被写体の撮り得る範囲
を示す位置に表示される。)。パノラマの場合は、上記
反射体(5)の揺動角度を広くすればよい。
【0009】なお、上記モ−タ−の回転数にもよるが、
これを高くすると、上記軌跡が残像現象によりあたかも
直線のように見える。ゆっくり回転させると、光線が左
右に交互に移動している状態が見える。
【0010】上記実施例では、上下に発光体を設けてい
るので、被写体の撮り得る範囲の上辺と下辺に直線状に
表われるが、更に上記発光体を左右にも設けると、四角
状の枠が形成される。
【0011】上記のレ−ザ−光線は出力1mW未満のも
のが安全対策上好ましいが、該光線を上記のように移動
して照射する場合は、照射時間がきわめて短いので安全
に使用できる。図示の例では波長が635nm,650
nm,670nmのものを用いており、これらの光線の
到達距離はそれぞれ約300m,150m,30mであ
るが、その他の出力,波長のものを用いることができ
る。
【0012】図3に示すものは、鏡面(16)を有する反射
体(17)を傾斜させ発光体(3)より投光した光線を鏡面
(16)で反射し、被写体の撮り得る範囲にその目安となる
輪郭線を形成する場合である。上記反射体(17)は、モ−
タ−(9)の軸(10)に取り付けた支持盤(19)に傾斜部材
(20)を介在させて傾斜した状態に固定されている。該装
置によって被写体の撮り得る範囲に形成される輪郭線(2
1)は、図5(a)に示すように円形であって、これによ
って実際の範囲枠(22)の目安となっている。なお、上記
反射体(17)の傾斜角はカメラが標準レンズの場合支持
盤(11) に対し20〜22.5度(光源に対し67.5
〜70度)位である。ズームのときは上記傾斜部材(2
0) の長さを変え、反射体の傾斜を上記20度より小さ
くする。
【0013】図4に示すものは、図3において反射体(1
7)によって反射した光線をプリズム(23)に通して被写体
方向へ照射する場合である。図6(a)に示すような表
面に凸面(20)を有するプリズム(23)を用いたときは、被
写体の撮り得る範囲には図5(b)に示すような楕円が
形成される。図6(b)のような角すい面(25)を有する
プリズム(23)の場合は、図5(c)のような段差のある
形状のものが形成される。又図6(c)に示すような対
角線上に丸味のある突面(26)を持ったプリズム(23)の場
合は、図5(d)に示すような四隅が丸くなった矩形状
のものとなる。
【0014】なお、上記プリズム(23)の構造は種々
の形状のものを用いることができ、これによって形成さ
れる輪郭線も種々の形状となる。例えば、このようにカ
メラ毎に種々の形状のものを用いると、その違いにより
自分のものと他人のものの輪郭線を見分けることができ
る。
【0015】図及び図に示すものは、内歯(28)
を有する四隅が丸くなった外側枠部材(29)と、内側
固定部材(30)を有し、その両部材間に歯車(31)
を設けたものであって、該歯車は上記外側枠部材の内歯
(28)に係合すると共に上記内側固定部材の周面(3
2)に接している。該歯車の軸心には発光体(3)を遊
嵌する投光部(33)が挿入され、該投光部はたわみ継
手(34)を介して中間軸(35)に連結されているの
で、モーター(9)の軸(10)に設けた歯車(36)
に係合する歯車(37)を回転することにより軸受(3
8)に支承された従動軸(39)を回転し、該従動軸に
たわみ継手(40)を介して連結した上記中間軸(3
5)を回動することによって回転される。これによって
形成される輪郭線は図5(d)のような形状のものとな
る。
【0016】上記光線は光ファイバ−(レンズを使用し
たりする)等を用いたりすることができると共に通常の
光線をレンズで集光したりして用いたり、反射体として
正多面鏡体を用いたりすることができる。上記発光体は
カメラあるいはカメラに装着される装置に設けたスイッ
チ(図示せず)でオン,オフされる。
【0017】上記装置はカメラやビデオカメラに組込ん
だり、別途設けて装着したりすることができ、パノラマ
やズ−ム等に連動させるときはその動きに合わせて移動
させる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、従来のようにファインダーをのぞく必要がなく、実
際に光線の移動によって形成する輪郭線を目で確かめな
がら被写体を撮影することができるので、撮れる範囲が
すぐに明確に確認でき、撮り易いと共に被写体間に人や
車等が通過したりした際にシャッターを切ってしまうこ
とがないのでフイルムのむだを防ぐことができる。又結
婚式や儀式その他の場所においてカメラを高く差し上げ
た状態で写さなければならない事態が生じても光線の位
置を確認するだけで確実に被写体を捕らえることができ
る。更に光線を使用するものであるから輪郭線が細く表
われこれを動かしたりすれば撮影の邪魔にならないし、
又薄暗いときや夜間等でも見易いし、スイッチのオン,
オフで簡便にできる。しかも光線としてレーザー光線を
用いれば、光線が遠くまで届くと共に、出力の低いもの
を用いて安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】他の例を示す概略図である。
【図4】更に他の例を示す概略図である。
【図5】被写体の撮り得る位置に形成される光線の輪郭
線の例を示す平面図である。
【図6】光線を当てるプリズムの例を示す斜面図であ
る。
【図7】他の例を示す概略断面図である。
【図8】図における発光体を支持する歯車部分を示す
概略図である。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体もしくは該本体に付設する部
    位より被写体の撮り得る範囲を示す位置上にレーザー光
    線を移動して照射する被写体の撮影範囲を表示する方
    法。
  2. 【請求項2】 光源と、該光源より投光される光線を被
    写体の撮り得る範囲を示す位置に照射する鏡面を備えた
    反射体と、該鏡面で反射した光線が被写体の撮り得る範
    囲を示す位置上を移動するよう上記反射体を揺動する手
    段を有する被写体の撮影範囲を表示する装置。
  3. 【請求項3】 光源と、該光源より投光される光線が被
    写体の撮り得る範囲を示す位置上を移動するよう上記光
    源を移動する手段を有する被写体の撮影範囲を表示する
    装置。
  4. 【請求項4】 光源と、該光源より投光される光線を被
    写体の撮り得る範囲を示す位置に照射する鏡面を備えた
    反射体と、該鏡面で反射した光線が被写体の撮り得る範
    囲を示す位置上を移動するよう上記反射体を揺動する手
    段と、その反射した光線を被写体の撮り得る範囲を示す
    輪郭線を種々のものに形成するプリズムを有する被写体
    の撮影範囲を表示する装置。
  5. 【請求項5】 上記光源をレーザー光線とした請求項
    のいずれかに記載の被写体の撮影範囲を表示する装
    置。
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KR102581528B1 (ko) * 2016-06-22 2023-09-22 엘지이노텍 주식회사 뷰 파인더 모듈

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